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ACA BELLATOR Bellator293 LFA MMA MMAPLANET o UFC   アダム・ピコロッティ アーチー・コルガン ウラジミール・トコフ クリスチャン・エドワーズ サリバン・コーリー ジャスティン・モンタルヴォ ジョン・ソルター ダニエル・ジェイムス ニック・ブラウン ベラトール マリア・ヘンダーソン ライカ ランス・ギブソンJr リア・マコート ルーカス・ブレナン

【Bellator293】計量終了 コルガン✖モンタルヴォ。ギブソンJr✖トコフ。ポストGPは始まっている

【写真】コルガン✖モンタルヴォ。6勝0敗と5勝0敗のフレッシュ対決が、メインカードで組まれた(C)MMAPLANET

3月31日(金・現地時間)、カリフォルニア州テメキュラのペチャンガ・リゾートカジノで開催されるBellator293「Golm vs James」の計量が30日(木・同)に行われている。

メインでマルセロ・ゴルム✖ダニエル・ジェイムスのヘビー級戦、コメインで女子フェザー級=キャット・ジンガーノ✖リア・マコートが組まれている今大会は、ビッグショーの谷間のカード的で、どこかペチャンガ・リゾートカジノという会場も相まって、トーナメントフォーマット時代を思い出させる。


メイン出場のゴルムはUFCから転身し、サークルケージで2連勝中。対するジェイムスはLFA→ACAで結果を残し、Bellatorでも2連勝中のたたき上げファイターだ。

ジンガーノもUFCからベラトールに転じて3連勝中、対するマコートはプロ3戦目からベラトールで戦い6勝1敗と戦績を積み上げてきた。

メインカードでいえばライトヘビー級のサリバン・コーリーもベラトールで5勝0敗、対するルーク・トレイナーも3勝1敗とプレリミから結果を残してきた選手が、メインに登用されている。

そんななか、フェザー級ランカーでサークルケージの生え抜き、他のプロモーションで戦った経験のないルーカス・ブレナンとマコートと同様に3戦目からベラトールで戦い5連勝中、通算7勝0敗のランス・ギブソンという二世ファイターは、プレリミでそれぞれジョシュ・サンディエゴ、ウラジミール・トコフと戦う。

ギブソンJrとしては、ヒョードル軍団のトコフと戦う一戦なので、初のメインカード進出を期待していておかしくなかっただろう。ある意味、そんなギブソンやブレナンをプレリミに追いやったのが、ジャスティン・モンタルヴォとアーチー・コルガンといえる。

コルガンはワイオミング大レスリングクラブのエースで、プロデビューは2年前の2021年3月、それもLFAという舞台だった。そのLFAで2連勝後、ベン・シモンズのバギーチョークをスラムし、パウンドアウトしベラトール・デビューを飾った。

EAGLE FCで1戦挟み、ベラトールに戻るとコルガンは2試合連続フィニッシュ勝利で──プロアマ通してMMAでは9連勝中(※アマは3連勝)で、大きな注目を集めている。

対するモンタルヴォはプロMMA戦績は5勝0敗、しかも全試合KO勝ちというMMAボクサーだ。ボディでKOできるパンチ力の持ち主は、ただスタンド戦に特化したストライカーでなく、レスリングや寝技の攻防を凌ぎ切る防御力を持つ。さらにはパウンドも強力で、自分の強さを出せるだけの組み技力を持つ。

コルガンがKOパンチを持つレスラーであることを考えると、モンガルヴォは真逆にある戦い方をする。この両者、昨年7月に戦う予定だったが、モンタルヴォの欠場でカードが流れていた。フェイスオフでは互いに相手を挑発、嘲笑しあった末に熱くなったモンタルヴォが一戦を越えそうな空気を醸し出す場面も見られた。

この両者の対決、プレリミで戦うギブソンJr✖トコフは、これからを含めて見比べていくのも、ポストGP後のベラトール・ライト級戦線の楽しみといえるだろう。

■視聴方法(予定)
4月1日(土)
午前7時30分~ U-NEXT

■Bellator293計量結果

<ヘビー級/5分3R>
マルセロ・ゴルム: 257.6ポンド(116.84キロ)
ダニエル・ジェイムス: 265.4ポンド(120.38キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
キャット・ジンガーノ: 145.2ポンド(65.86キロ)
リア・マコート: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョン・ソルター: 185.8ポンド(84.27キロ)
アーロン・ジェフリー: 185.2ポンド(84.0キロ)

<ライト級/5分3R>
アーチー・コルガン: 155.4ポンド(70.48キロ)
ジャスティン・モンタルヴォ: 154.4ポンド(70.03キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サリバン・コーリー: 205.8ポンド(93.34キロ)
ルーク・トレイナー: 205.2ポンド(93.07キロ)

<ライト級/5分3R>
アダム・ピコロッティ: 156ポンド(70.76キロ)
マンデル・ナーロ(カナダ)

<女子フェザー級/5分3R>
パム・ソーレンソン: 145.2ポンド(65.86キロ)
サラ・コリンズ: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョーイ・デイヴィス: 169.2ポンド(76.74キロ)
ジェフ・クレイトン: 169.2ポンド(76.74キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 145.4ポンド(65.95キロ)
ジョシュ・サンディエゴ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ランス・ギブソンJr: 156ポンド(70.76キロ)
ウラジミール・トコフ: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ヘビー級/5分3R>
クリスチャン・エドワーズ: 237.8ポンド(107.86キロ)
ラキム・クリーブランド: 240.4ポンド(109.04キロ)

<ライト級/5分3R>
マイク・ハメル: 155.6ポンド(70.57キロ)
ニック・ブラウン: 155.6ポンド(70.57キロ)

<120ポンド契約/5分3R>
ランディ・フィールド: 120ポンド(54.43キロ)
アシュリー・カミンス: 119.2ポンド(54.06キロ)

<バンタム級/5分3R>
ブライス・メレディス: 135.6ポンド(61.5キロ)
ブランドン・カリーリョ: 135.4ポンド(61.41キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
マリア・ヘンダーソン: 115.4ポンド(52.34キロ)
マッケンジー・スティラー: 115.4ポンド(52.34キロ)

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BELLATOR Bellator288 MMA MMAPLANET o ONE ONE163 RIZIN RIZIN40 UFC イスラム・マカチェフ ウスマン・ヌルマゴメドフ オットー・ホドリゲス ガジ・ラバダノフ クレベル・コイケ コーリー・アンダーソン ザイード・イザガクマエフ タイレル・フォーチュン ダニエル・ヴェイケル ニック・タラヴェラ パトリシオ・フレイレ パトリッキー・フレイレ ベラトール ルーカス・ブレナン レヴァン・チョクヒリ ワジム・ネムコフ 青木真也

【Bellator288】ライト級世界戦パトリッキー✖ウスマン戦を弟パトリシオ&盟友ガジ=大晦日来日選手が語る

【写真】試合後に満面の笑みを浮かべるのはどちらか(C)BELLATOR

18日(金・現地時間)、イリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナで開催されるBellator288「Nemkov vs Anderson 2」。

大晦日にRIZINとチャンピオンもしくは王者クラスの対抗戦が実現されることで、国内でも俄然注目度が高まっているサークケージのMMA──シカゴ大会のメインは、4月の一戦がヘッドバッドでノーコンテストとなったライトヘビー級ワールドGP決勝兼Bellator世界ライトヘビー級選手権試合=王者ワジム・ネムコフ✖挑戦者コーリー・アンダーソンの一戦だ。

同大会ではコメインでライト級世界戦も組まれており、来日決定で話題沸騰のカビブ・ヌルマゴメドフ軍団よりウスマン・ヌルマゴメドフがパトリッキー・フレイレに挑戦する。


10月にイスラム・マカチェフがUFC世界ライト級王者となり、ウスマンの世界戦の約半日後にザイード・イザガクマエフがONE163で青木真也と対戦するなど、注目度が増すばかりのダゲスタン・イーグル軍団からはRIZIN40にガジ・ラバダノフが来日する。

ここではラバダノフと同様に大晦日にチーム・ベラトールの大将格としてクレベル・コイケと戦うパトリシオ・フレイレに今週末の世界ライト級戦の行方を占ってもらった──といるよりも、兄弟、そして盟友の勝利を信じて疑わない両者の自信のコメントをお届けしたい。

パトリシオ・フレイレ
「パトリッキーは今日、最後のスパーリングセッションが終わった(※取材はブラジル時間の11月12日に行われた)。必要な練習の全てを行ったわけだ。兄の仕上がりを見て、俺もハッピーだよ。このままの調子で、ロシア人をぶっ倒すことを信じている。

(ユニファイドルールで戦うパトリッキーと次戦はRIZINルールで戦うパトリシオは、どのように工夫して練習しているのか)俺はパトリッキーと作戦について話し合い、コーナーに就くけどスパーリングはやっていない。ルールも違うし、俺とウスマン・ヌルマゴメドフはタイプが違う。あのロシアンと戦うためのスパーリングパートナーとパトリッキーは練習してきた。俺はクレベルとの試合に向けて、自分の練習に集中している。パトリッキーに関しては、どう戦うかを共有してコーナーから指示をするよ」

ガジ・ラバダノフ
「勿論、僕の勝者予想はウスマンだ。ウスマンがフィニッシュしてタイトルを手にする。ウスマンはフィニッシャーだからね。それだけのハードトレーニングを積んでいる。僕らは一緒に練習してきたしね。

(同門が同じ階級でチャンピオンになると、今後のキャリアを難しくならないか)アハハハハ。ベラトールには僕がまだ戦っていない強豪がいくらでもいる。ウスマンは次の試合で手にするベルトを保持し続けるけど、僕がウスマンと戦うことは決してない。でも、僕には戦う相手に困らないよ」

※パトシリオ・フレイレ、ガジ・ラバダノフの大晦日決戦に向けてのインタビューが掲載されるGONG格闘技#323は22日(火)から発売予定です。

■視聴方法(予定)
11月19日(土)
午前7時30分~ U-NEXT

■Bellator288対戦カード

<Bellator世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ワジム・ネムコフ(ロシア)
[挑戦者] コーリー・アンダーソン(米国)

<Bellator世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
[挑戦者] ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
ダニエル・ヴェイケル(ドイツ)
チムール・カイズリエフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
タイレル・フォーチュン(米国)
ダニエル・ジェイムス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ローマン・ファラルド(米国)
レヴァン・チョクヒリ(ジョージア)

<フェザー級/5分3R>
オットー・ホドリゲス(ブラジル)
カサン・アスカボフ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
イマムシャフィ・アリエフ(ロシア)
ショーン・コナー・ファロン(米国)

<ライト級/5分3R>
キリズ・モタ(ブラジル)
ジャイロ・パシェコ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
アーチー・コルガン(米国)
ジェシー・ハナム(米国)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン(米国)
ニック・タラヴェラ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
サリヴァン・カーリー(米国)
ジェイ・ラディック(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジョーダン・ニューマン(米国)
ジェイデン・ターカー(米国)

<フェザー級/5分3R>
レアード・アンダーソン(米国)
ロブ・フェニクル(米国)

<フェザー級/5分3R>
アイザイア・ホキット(米国)
マティアス・ナデル(エクアドル)

<ヘビー級/5分3R>
ヴラジミール・ゴウヴェア(ブラジル)
コリー・モーゲンバーグ(米国)

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BELLATOR Bellator282 MMA MMAPLANET o UFC   アナトリー・トコフ アレクサンデル・シャブリー アレハンドラ・ララ イララ・ジョアニ エンリケ・バルゾラ ゲガール・ムサシ サバウ・ホマシ ジョニー・エブレン ダニー・サバテーロ ダリオン・コールドウェル ニキータ・ミハイロフ ブレナン・ワード ブレント・プリマス マゴメド・マゴメドフ ルーカス・ブレナン レアンドロ・イーゴ 渡辺華奈

【Bellator282】計量終了 ワイルドカードから対抗馬?! バルゾラ&サバテーロが、マゴメドフ&イーゴ戦へ

【写真】バルゾラの挑発をメゴメドフは、文字通り理解できなかった(C)BELLATOR

24日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator282「Mousasi vs Eblen」の計量が、23日(木・同)に行われている。

キャリア11連勝でいつの間にやらタイトル挑戦権を獲得したジョニー・エブレンが、ゲガール・ムサシの持つBellator世界ミドル級に挑むタイトル戦がメインの今大会、全選手が計量をパスしている。


中重量級のメイン以上に日本のファンに注目を集めているといっても過言でないバンタム級ワールドGP準々決勝2試合は、ワイルドカードを勝ち上がり本トーナメントに晴れで挑むことになったダニー・サバテーロとエンリケ・バルゾラが、それぞれレアンドロ・イーゴとマゴメド・マゴメドフと対戦する。

UFCから転じダリオン・コールドウェル&ニキータ・ミハイロフを下したバルゾラが、マゴメドフの執拗なテイクダウン&コントロールに対しても、持ち前の粘りを見せることができるのか。この5分✖5R試合で、マゴメドフをより疲弊させて勝利を得るようなことがあれば、ワイルドカードから対抗馬に躍進となる。

そのバルゾラ、フェイスオフで何やら言葉を掛けるが、耳を傾けたマゴメドフは結果、分からないというジェスチャーで応える。

もう一つのGPトーナメントは、堅実なスタイルを派手な言動でカバーするサバテーロが、一気に距離を詰めて額をつけるような状態でまくし立ててイーゴを挑発する。イーゴも言葉を返し、不遜な笑みを浮かべた。

決して組みも弱くないイーゴが、組みだけで勝負といって過言でないサバテーロのバック地獄を掻い潜ることができるか。長引けば、サバテーロの準決勝進出も十分にある一戦だろう。
この他、ルーカス・スカイウォーカー・ブレナンがキャリア7連勝を賭けてジョニー・ソトと戦うフェザー級マッチや、ライト級元世界王者で10thPlanet柔術を駆使するブレント・プリマスが、圧力はさほど高くないが21勝3敗という抜群の戦績を誇るアレクサンデル・シャブリーを迎え撃つライト級戦。

さらに渡辺華奈に負けたラテン女子対決=アレハンドラ・ララ✖イララ・ジョアニ戦、サバウ・ホマシ✖マイコン・メンドーサの渋いウェルター級戦、キャット・ジンガーノの出場と非常に粒揃い、モヒガンサン・アリーナ大会らしくプレリミでも充実さラインアップが揃ったBellato282だ。

■視聴方法(予定)
6月25日(土)
午前6時30分~ U-NEXT

■Bellator282 計量結果

<Bellaotr世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]ゲガール・ムサシ: 185ポンド(83.91キロ)
[挑戦者] ジョニー・エブレン: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
レアンドロ・イーゴ: 134.75ポンド(61.12キロ)
ダニー・サバテーロ: 134.75ポンド(61.12キロ)

<バンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
マゴメド・マゴメドフ: 135ポンド(61.24キロ)
エンリケ・バルゾラ: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
ダン・モレット: 155.5ポンド(70.53キロ)
キリズ・モタ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ブレナン・ワード: 171ポンド(77.56キロ)
カシウス・ケイン: 169.75ポンド(76.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 145.75ポンド(66.11キロ)
ジョニー・ソト: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分3R>
ブレント・プリマス: 156ポンド(70.76キロ)
アレクサンデル・シャブリー: 155.75ポンド(70.64キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
キャット・ジンガーノ: 145.25ポンド(65.88キロ)
パム・ソーレンソン: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
アナトリー・トコフ: 186ポンド(84.37キロ)
ムハマド・アブダラー: 184.25ポンド(83.57キロ)

<ウェルター級/5分3R>
サバウ・ホマシ: 170ポンド(77.11キロ)
マイコン・メンドーサ: 170.75ポンド(77.45キロ)

<女子フライ級/5分3R>
アレハンドラ・ララ: 125.5ポンド(56.92キロ)
イララ・ジョアニ: 125ポンド(56.7キロ)

<フェザー級/5分3R>
コディ・ロー: 145.75ポンド(66.11キロ)
ジェイムス・ゴンザレス: 145.75ポンド(66.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
アーロン・ジェフリー: 184.25ポンド(83.57キロ)
ファビオ・アギラー: 184ポンド(83.46キロ)

<ライト級/5分3R>
ブライス・ローガン: 156ポンド(70.76キロ)
マンデル・ナロ: 155.5ポンド(70.53キロ)

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AJ・マッキー BELLATOR Bellator275 MMA MMAPLANET o オースティン・ヴァンダーフォード カサン・マゴメドシャリポフ ゲガール・ムサシ シネード・カヴァナー ベラトール ホセ・サンチェス リア・マコート ルーカス・ブレナン

【Bellator275】サビット・マゴメドシャリポフ弟=カサン、完勝必須の10勝1敗=サンチェス戦へ

【写真】カサンはリモート会見で「18歳から米国で練習している。マーク・ヘンリーにはファイターとしてだけでなく、人間として成長させてもらった」と話していた(C)MMAPLANET

25日(金・現地時間)、アイルランドはダブリンの3アリーナ・ダブリンでBellator275「Mousasi vs Vanderford」が開催される。

メインでBellator世界ミドル級王者ゲガール・ムサシに、オースティン・ヴァンダーフォードが挑むタイトルマッチが組まれた今大会は、2022年初の欧州大会ということもあり、チャレンジャーのヴァンダーフォードと、メインカードでブライアン・ムーアと戦うジョーネル・ルゴ以外は、全て欧州&ロシアのファイターが占めている。


そんななかロシア勢といえども、米国に拠点を置くカサン・マゴメドシャリポフが出場し、10勝1敗のスペイン人ファイター=ホセ・サンチェスと対戦する。

カサンはサビット・マゴメドシャリポフの実弟で21歳、6勝0敗の記録を持つ。兄同様、回転系の蹴り技を使いこなしテイクダウン&寝技も強いウェルラウダ―だ。そのカサンは22日(火・同)に共同のリモート会見を行いサンチェスに対し、「彼はグッドファイターだし、自分にとってチャレンジになる。10勝1敗で、僕より経験がある。そういう選手と戦い、い、自分の動きができるか確認できることは嬉しいよ」と話している。

とはいえ、スペイン国内でキャリアを積んできたサンチェスはレコードこそ綺麗だが、過去の試合を見る限りフックを振りまわして組みつく、ケージに押し込んでテイクダウンからパウンドを狙うというパターンが多い。対戦相手の力量も、実際のところは分からないが、北米やロシアのフィーダーショーに出場する選手のレベルにないように映った。

レコードは立派だが、押し込まれることがあってもカサンがテイクダウンを奪われたり、寝技で攻め込まれるシーンは想像し難い。ばかりか、ハサンの期待値の高さでいえば一方的な勝利がデフォルトともいえる。

カサン自身も会見が進むと「彼はウェルラウンダー、打撃が使えるグッド・レスラー。きっとMMAの前はレスリングをやっていたんだろう。でも、もうやるべきことは分かっている。金曜日の試合に勝って、今年はできるだけ多くの試合をしたい。ただ、このあとはラマダーンが始まるので、その間は試合を避け、またモスクワ大会があるなら、そこで戦いたい」と、サンチェスを軽視するような発言は控えていたが、絶対的な自信を伺わせていた。

カサンは会見中の他の質問で同い年、同じく6勝0敗のルーカス・ブレナンについて認識していなかったことが露呈したほどで、言葉とは裏腹にサンチェス相手に苦戦するとは思っていないだろう。

AJ・マッキー時代のベラトールフェザー級戦線で、今後が特に楽しみなカサンだけに上では一方的な勝利がデフォルトと記したが、絶対とさらに高い要求をしたい今回の一戦だ。

■視聴方法(予定)
2月26日(土)
午前2時30分~ U-NEXT

■対戦カード

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]ゲガール・ムサシ(オランダ)
[挑戦者]オースティン・ヴァンダーフォード(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
リア・マコート(英国)
シネード・カヴァナー(アイルランド)

<フェザー級/5分3R>
キアラン・クラーク(米国)
アブ・ダンカラ(フランス)

<フェザー級/5分3R>
カサン・マゴメドシャリポフ(ロシア)
ホセ・サンチェス(スペイン)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ムーア(アイルランド)
ジョーネル・ルゴ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ブレット・ジョンズ(英国)
クルシェ・カクロフ(タジキスタン)

<ライト級/5分3R>
チャーリー・レアリー(英国)
デヴィ・ギャロン(フランス)

<女子ストロー級/5分3R>
ダニー・マコーマック(アイルランド)
ステファニー・パージ(フランス)

<ライト級/5分3R>
ジュニア・モーガン(英国)
デラー・キャリー(アイルランド)

<ライト級/5分3R>
ダニエル・スカティッツィ(イタリア)
ウラディミール・トコフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
キリル・シデルニコフ(米国)
ゴカン・サリカム(トルコ)

<フェザー級/5分3R>
スコット・ピーダーソン(英国)
ネイサン・ケリー(米国)

<ライト級/5分3R>
リー・ハモンド(アイルランド)
ジェイミー・ヘイ(英国)

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BELLATOR Bellator273 MMA MMAPLANET   ベン・ルーゴ ルーカス・ブレナン

【Bellator273】ルーカス・スカイウォーカー・ブレナンがアサシンチョークで、ルーゴを一蹴

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン(米国)
Def.1R2分27秒by アサシンチョーク
ベン・ルーゴ(米国)

キャリア6連勝を賭けてサークルケージに足を踏み入れたルーカス・スカイウォーカーが、サウスポーの構えから右ロー、左ミドルを蹴っていく。左フックを右で迎え撃ち、ワンツーを放ったルーゴは、ブレナンに組みつかれケージに押し込まれる。ボディロックから前方に崩したブレナンは、小手で耐えるルーゴに対し、スクランブルでダブルレッグに切り替え上を取り切る。

サイドバックからアームインギロチンを取りつつ、上を取ったブレナンがそのまま肩固め的なアサシンチョークでルーゴからタップを奪った。

「あのポジションはずっとやってきたことなんだ。次? ただ戦う機会を得て、ここにいられることがハッピーだよ」とルーカス・スカイウォーカー・ブレナンはマイクで話した。


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BELLATOR Bellator273 MMA MMAPLANET   イスラム・マメドフ クリス・ゴンザレス サバウ・ホマシ サリバン・コーリー ジャリール・ウィリス スコット・コーカー ダリオン・コールドウェル ニキータ・ミハイロフ ヘンリー・コラレス ベンソン・ヘンダーソン ベン・パリッシュ ライアン・ベイダー ルーカス・ブレナン ヴァレンティン・モルドフスキー

【Bellator273】計量終了 待ったなし──ヘビー級統一戦=ベイダーとモルドフスキーは黙して語らず

【写真】目で語る──そんな2人の世界ヘビー級王者だった (C)BELLATOR

28日(金・現地時間)、29日(土・同)にアリゾナ州フィニックスのフットプリント・センターで開催されるBellator273「Bader vs Moldavsky」の計量が行われた。

パンデミック後の無観客大会で見られた会場内のスクリーンとステージを使い、インタビュアーが主要ファイターに複数の質問をするというリモート・パブリック計量でなく、体重のコールとステアダウンのみというシンプルな計量方式が採られた今大会──スケールに乗ったファイターに体重超過も見られなかった。


運営陣はマスク着用、リングガールは非着用、選手のマスクの使用は第2試合で戦うルーカス・ブレナンとベン・ルーゴの両者だけ。

サバウ・ホマシとジャリール・ウィリスが飛沫が飛び交う近距離で挑発し合い、スコット・コーカーが割って入る一幕も。

対照的に、メインでヘビー級のベルトを賭けて戦うライアン・ベイダーとヴァレンティン・モルドフスキーは視線を外さず、にらみ合いを続けるも黙して語らず、握手もなく別れた。

■視聴方法(予定)
1月30日(土)
午前9時00分~ U-NEXT

■Bellator273計量結果

<Bellator世界ヘビー級王座統一戦/5分5R>
[正規王者]ライアン・ベイダー: 232.2ポンド(105.32キロ)
[暫定王者] ヴァレンティン・モルドフスキー: 234.4ポンド(106.32キロ)

<ライト級/5分3R>
ベンソン・ヘンダーソン: 155.8ポンド(70.66キロ)
イスラム・マメドフ: 155.6ポンド(70.57キロ)

<フェザー級/5分3R>
ヘンリー・コラレス: 145.8ポンド(66.13キロ)
エイデン・リー: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ウェルター級/5分3R>
サバウ・ホマシ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ジャリール・ウィリス: 170.2ポンド(77.2キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダリオン・コールドウェル: 135.8ポンド(61.59キロ)
エンリケ・バルゾーラ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
サヤッド・アワッド: 156ポンド(70.76キロ)
クリス・ゴンザレス: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ミドル級/5分3R>
ダルトン・ロスタ: 184.6ポンド(83.73キロ)
ドーン・ジョンソン: 185.6ポンド(84.18キロ)

<バンタム級/5分3R>
ニキータ・ミハイロフ: 135.6ポンド(61.5キロ)
ブレイン・シャット: 134ポンド(60.78キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 145.4ポンド(65.95キロ)
ベン・ルーゴ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サリバン・コーリー: 205.9ポンド(93.39キロ)
ベン・パリッシュ: 205.2ポンド(93.07キロ)

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【Bellator273】スクランブル時代とファン心理に逆行するルーカス・ブレナンが、デビュー6連勝に挑む

【写真】KOTC、修斗、PRIDE武士道で活躍した父クリスをセコンドに従えるルーカス・ブレナン (C)BELLATOR

29日(土・現地時間)にアリゾナ州フィニックスのフットプリント・センターでBellator273「Bader vs Moldavsky」が開催される。

メインで暫定世界ヘビー級王者ヴァレンティン・モルドフスキーと統一戦を戦う正規王者ライアン・ベイダーは大会開催地フェニックスの南東の街テンピ在住、コ・メイン出場のベンソン・ヘンダーソンは同様にフェニックスの北西に隣接するグレンデールがベースのご当地ファイターだ。


ベイダーは昨年10月のフェニックス大会=Bellator268で、コーリー・ヘンダーソンに右オーバーハンドから僅か51秒でパウンドアウトされており、「前回のフェニックスでの試合は望んだ結果にならなかった。今回はホームのファンの前で、償いたい」とバーチャル会見で必勝を誓っていた。

同様に地元でブレント・プリマスに判定負けを喫し、3連敗中のベンヘンは「またホームタウンで戦えて心から嬉しい。家族、友人、応援してくれるファンとこの時を楽しみたい。もうそんなにここにいることもないだろうし、地元での試合は絶対的に意味が大きいファイトになる」と話している。

共に38歳となり、現役生活のゴールを見定める年齢になったが、実際にはベイダーは依然としてタイトルホルダーであり、「まだ終わっていない。身の内で炎が燃えている。将来、過去を振り返り後悔の言葉を口にしたくないんだ。すぐに引退するなんてことは考えてもいない」と現役生活への拘りを明言した。

ベンヘンも「まだBellatorのベルトを腰に巻いていない。それまで止まらない。タイヤが外れるまで走り続けるよ。この試合で手を挙げられ、タイトル挑戦権を手にする。5、6年前にワイフから3本目のベルトを取るのって尋ねられた。彼女に3本目のベルトを届けるんだ」とあくなき向上心を見せている。

そんなベテランの意地が感じられるメインイベンター達とは別にプレリミでは若く、可能性を秘めた選手が戦う。ベイダーと同じアリゾナ州立大レスリング部出身で、MMAのトレーニングパートナーであるサリバン・コーリーがその1人だ。

25歳、今大会でプロ3戦目を戦うコーリーは、レスラーながら「パンチの威力が半端ない。間違いなく、このスポーツの未来を担う」とベイダーが太鼓判を押している。5勝1敗、全試合フィニッシュしているベン・パリッシュを相手に、ヘビー級正規王者の言葉が的を得ているのか注目したい。

また21歳、極めの強さに定評のあったクリス・ブレナンを父に持つルーカス・ブレナンが、プロデビュー以来の連勝記録を6に伸ばすために、ベン・ルーゴと戦う。

スクランブル全盛期にもかかわらず、「如何に打撃を避けて、相手を組んでテイクダウンするか。抑え込んでいる方が僕は戦いやすいんだ」というブレナン。時代とファン心理に逆行する二世代続くグラップラーの老舗、その嫡男が看板を背負った戦い──倒して極めるスタイルを貫けるのか否か、も非常に興味深い。

■視聴方法(予定)
1月30日(日)
午前9時00分~ U-NEXT

■対戦カード

<Bellator世界ヘビー級王座統一戦/5分5R>
[正規王者]ライアン・ベイダー(米国)
[暫定王者] ヴァレンティン・モルドフスキー(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ベンソン・ヘンダーソン(米国)
イスラム・マメドフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
ヘンリー・コラレス(米国)
エイデン・リー(英国)

<ウェルター級/5分3R>
サバウ・ホマシ(米国)
ジャリール・ウィリス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ダリオン・コールドウェル(米国)
エンリケ・バルゾーラ(ペルー)

<ライト級/5分3R>
サヤッド・アワッド(米国)
クリス・ゴンザレス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ダルトン・ロスタ(ブラジル)
ドーン・ジョンソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ニキータ・ミハイロフ(ロシア)
ブレイン・シャット(米国)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン(米国)
ベン・ルーゴ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ヴェベウ・アルメイダ(ブラジル)
ファブリシオ・フランコ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
サリバン・コーリー(米国)
ベン・パリッシュ(米国)

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BELLATOR Bellator252 Report ブログ ルーカス・ブレナン

【Bellator252】ルーカス・ブレナンがポジションでサラスを圧倒も仕留め切れず、3-0の判定勝ち

<148ポンド契約/5分3R>
ルーカス・ブレナン(米国)
Def.3-0:30-26.30-26.30-27
アンドリュー・サラス(米国)

3ポンドオーバーだったクリス・ブレナンの息子、ルーカス・ブレナン。1階級小さく見えるサラスに左ローから左ミドルを放ち、即ダブルレッグでテイクダウンを決める。倒しながらサイドを取ったブレナンはスクランブルでダースを取り、背中をつけ直したサラスを上四方で抑える。足を戻したサラスだが、すぐにパスガードを決めたブレナンがサイドからエルボーを連打する。ブレナンは自らハーフに戻り、エルボー&鉄槌を落とすと逆側にパス。スクランブルでダブルに出たサラスが、ブレナンを持ちあげようとするが横三角に捕らえられる。

そのまま殴られるサラスは、頭を抜くがニーインベリーからマウントを許す。足を戻されそうになると一旦サイドに戻ったブレナンが、即マウントを取り直す。サラスは下で暴れ、ブレナンは再び自らサイドへ。残り15秒でマウントを取ったブレナンが初回を圧倒した。

2R、左の蹴りを見せ、右ジャブを伸ばすブレナン。さらに左を伸ばすが、サラスが左フックを当てる。距離を取り直したブレナンが、ダブルに出る。サラスはギロチンをセットしグラウンドへ。起き上りながらケージにサラスを押し込んだブレナンは頭を抜いてテイクダウン。逆にギロチンで頭を抱えたブレナンは、サラスがケージを蹴ると抑えに転じ上四方へ。ここからサイドに回ったブレナンはエルボーを落としながら、サラスの体を中央に移動させニーインベリーからパンチを連打する。

マウントに移行してエルボー、パンチを重ねたブレナンはサラスのヒップエスケープにサイドに戻り、ニーインベリーから鉄槌を連続で振り落とす。ここもサラスのエビに合わせ、サイドを取り直したブレナンだったが、ラウンド終了の合図はハーフのトップで聞いた。

最終回、左の跳びヒザを繰り出したブレナンが、ワンツーを放つ。前にジリジリと出てきたサラスはシングルを切り、ケージを背にして両ワキを差してくれる。この状態でもリーチの長さを生かしてシングルを続けたブレナンがバックを回ると、サラスは根負けして引き込むように下になる。クォーターマウントで殴ったブレナン、続いてハーフで抑えて右エルボーを振り落とす。

さらに一気にパスを決めてサイドで抑えたブレナンが、ケージキックにも抑えを続ける。防御に徹するサラスを仕留めることは難しいが、パンチから強引な絞め、下からのシングルを切って右を打ち続けたブレナンが文句なしの判定で4連勝を決めた。


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【Bellator252】計量終了 フレイレ「ヤツを殺す。ただ勝つ」✖カルバーリョ「ただひたすら強くなった」

【写真】フェイスオフからエキサイト気味だったカルバーリョは、「ドント・タッチ」と諫めるスコット・コーカーの前で、マスクを外して挑発し始めた(C)BELLATOR

12日(木・現地時間)にコネチカット州アンカスビルのFight Sphereことモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator252「Pitbull vs Carvalho」の計量が行われた。

今大会のメインはBellatorがCovid19パンデミックで活動休止に突入した3月13日のBellator241で組まれていたBellator世界フェザー級選手権試合兼フェザー級ワールドGP準々決勝=パトリシオ・フレイレ✖ペドロ・カルバーリョの一戦だ。


8カ月の時を経て仕切り直しとなった世界戦。ライト&フェザー級のチャンプチャンプ=パトリシオにとって昨年9月以来の実戦となる。挑戦者のカルバーリョは今も珍しいポルトガル人ファイターだ。「母国でMMAの知名度が上がることに役立てるファイター人生を送りたい。僕がパトリシオに勝てばもっとポルトガルでMMAは盛んになる」という抱負を3月の時点でカルバーリョは語っている。

そんな人格者的な発言をしていたカルバーリョだが、パブリック・ファイスオフでは拳を突きつけ、マスクを外してチャンピオンを挑発する。しかし、マイクを向けられると「僕の自信はハードワークによるもの。1月から1月、月曜日から月曜日、ずっと練習を続けているから試合ごとに100倍成長している。3月から今日までの期間は、ただひたすら僕を成長させてくれた」と冷静な発言をした。

対してフレイレは「俺がチャンピオン。アイツを殺す。ただ勝つ、それだけだ」

上背やリーチで上回るカルバーリョ、パトシリオのスピードと爆発力を兼ね添えたファイトに対して、序盤は落としても我慢強く5Rの時間を使って──王者に攻め疲れをさせることが勝利には欠かせない。それには二冠王の攻めの圧力を凌ぎきることが求められる。とはいってもパトリシオはカウンターを取るのも秀でており、待ちのファイトもできる。つまりカルバーリョにとっては、攻めて守ることが必要な心身ともにタフなチャレンジが待ち受けていることになる。

セミではカビブ・ヌルマゴメドフのMMAでデビュー以来負け知らず29連勝というワールドレコードに次ぐ、24連勝中のヤーソラフ・アモソフが、ローガン・ストーレーと戦う。

フォークスタイルレスリングがベースのストーレーだが、アモソフはエド・ルースを払い腰で投げ、ダブルレッグでテイクダウンを決めており、いかにケージとスクランブルゲームでコントロールできるかがカギとなる。

メインカード・オープニングはフェザー級ワールドGP準々決勝のダニエル・ヴェイケル✖エマニュエル・サンチェス戦がマッチアップされ、プレリミにもアーロン・ピコ、ケリー・テイラーメレンデス、クリス・ブレナンの息子ルーカス、ホイスの嫡男クォンリーと気になるファイターが目白押しの今大会。

しかし、テイラーメレンデス、ブレナンは体重おーアーでキャッチ戦を戦うことになっている。

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午前6時00分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前9時00分~DAZN

■Bellator252計量結果

<Bellator世界フェザー級選手権&ワールドGP準々決勝/5分5R>
[王者]パトリシオ・フレイレ: 144.7ポンド(65.63キロ)
[挑戦者]ペドロ・カルバーリョ: 144.5ポンド(65.54キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヤーソラフ・アモソフ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ローガン・ストーレー: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
ダニエル・ヴェイケル: 143.8ポンド(65.22キロ)
エマニュエル・サンチェス: 145ポンド(65.77キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ: 145.6ポンド(66.04キロ)
ジョン・デ・ジーサス: 145ポンド(65.77キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ケリー・テイラーメレンデス: 116.2ポンド(52.7キロ)
エミリー・キング: 115ポンド(52.16キロ)

<フェザー級/5分3R>
ゲイブリエル・ヴァルガ: 145.8ポンド(66.13キロ)
ブランドン・フィリップス: 150ポンド(68.03 キロ)

<ライト級/5分3R>
デヴィン・パウウェル: 155.2ポンド(70.39キロ)
マニー・ムロ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョーネル・ルゴ: 135ポンド(61.24キロ)
スカイラー・スート: 135.4ポンド(61.41キロー

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 148ポンド( 67.13キロ)
アンドリュー・サラス: 145ポンド(65.77キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローラン・ファラルド: 170.5ポンド(77.34キロ)
パット・ケイシー: 170.8ポンド(77.47キロ)

<ウェルター級/5分3R>
クォンリー・グレイシー: 168.8ポンド(76.5キロ)
トレバー・グッデ: 170ポンド(77.11キロ)

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BELLATOR Bellator244 Report ブログ ルーカス・ブレナン

【Bellator244】クリス・ブレナンの息子=ルーカス・ブレナンが圧倒的な寝技力でスミスをTKO

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン(米国)
Def.2R4分14秒by TKO
ウィル・スミス(米国)

かつて修斗やPRIDEに来日経験のあるクリス・ブレナンの息子ルーカスが、プロ3戦目に挑む。サウスポーのブレナンは左ローからオーソになり右を伸ばす。すぐにサウスポーに戻したブレナンに対し、スミスが左ジャブ、左ローを伸ばす。左を見せて組みついたブレナンはケージにスミスを押し込む。右腕を差し挙げてボディロックテイクダウンを決めたブレナンは、そのままサイドで抑える。

ハーフに戻したスミスに対し、ブレナンはエルボーを落としパウンドへ。アームロックを狙ったブレナンはこれを解いて、左のパンチを打ちつける。枕でプレッシャーを与えパスからクォーターマウントのブレナンはスミスの右手を固定しパンチを連打、初回が終わった。

2R、グラウンドと比較すると打撃は苦手そうなブレナンが、ワンツーを被弾する。それでもブレナンは左ストレートを当て、左ミドルへ。一気にダブルを決めたブレナンがクォーターマウントでエルボーを落とし、パスを決める。スミスの右手を取り、ニーインベリーでパンチを連打するブレナンがエルボーへ。背中を見せたスミスに対し、ブレナンが殴り続ける。再び右手を取って頭の後ろからクラッチしたブレナンの連打でついにレフェリーが試合をストップ。

オレンジカウンティの組み技師の息子が、TKO勝ちを決めた。