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MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#05 アスペン・ラッド アンバー・レイブロック オレナ・コレスニク カロリーナ・ソベック マリーナ・モフナトキナ ラリッサ・パチェコ

【PFL2023#05】ラッドが2Rにソベックを腕十字で仕留め、5pを獲得——プレーオフへ

<女子フェザー級/5分3R>
アスペン・ラッド(米国)
Def.2R4分57秒 by 腕十字
カロリーナ・ソベック(ポーランド)

開始早々、ラッドが左ジャブを連打する。しかしソベックがパンチを返すとラッドがグラついた。すぐに組みついたソベックがラッドをケージに押し込む。ラッドはウィザーから体勢を入れ替えるが、ソベックが戻してハイクロッチへ。ヒザを着いたラッドのバックを狙うも、ラッドも立ち上がる。離れたソベックの顔面にラッドが左フックを入れた。

ラッドがシングルレッグでクリーンテイクダウンを奪い、ソベックをケージ際に運ぶ。頭を着けて抑え込むラッドに対し、ソベックがケージに背中を着けて立ち上がろうとしたとこで、ラッドがバックをうかがう。ボディロックから尻もちを着かせたラッド、ソベックも立ち上がるがハイクロッチで組まれてしまう。スプロールしたソベックがラッドをケージに押し込む。ソベックが離れると、再びラッドが組みつきグラウンドに持ち込んだ。

ラッドがトップからパウンドを当てると、ソベックはハーフガードへ。ラッドはパスからバックマウントへ。パウンドを連打してソベックの動きを止める。しかし残り10秒でラッドのペースが落ち、クリックシックスとはならなかった。

この時点で両者の6p獲得はなくなり、プレーオフ進出が近づくコレスニクの笑顔が映し出される。

2R、ソベックがサークリングしながらワンツーを繰り出す。しかしラッドの左右オーバーハンドがソベックの顔面を捉えた。パンチを打ち込み続けるソベックだが、クリーンヒットには至らない。ガードを固めたラッドがパンチを打ち込みながら、シングルレッグで組んでケージに押し込む。ウィザーのソベックはワキを差し返しにいくも、ラッドの四つ組みは崩れず。ダブルレッグ、ハイクロッチと切り替えるラッドがケージに押し込み続ける。

そして両ワキを差し上げたラッドだが、ラッドのほうもソベックを崩すまでには至らない。パンチで削りつつ、一旦離れた。ソベックのワンツーをブロックして、再びラッドがソベックをケージに押し込んだ。ハイクロッチからグラウンドに持ち込んだ。ソベックに背中を着かせたラッド。ソベックはハーフガードで守るが、ラッドにマウントを許されてしまう。ラッドはマウントからソベックの左腕を取って腕十字へ。ソベックがタップして、ラッドが5pを獲得した。

この勝利でラッドが3位に浮上し、プレーオフ進出が確定した。

【女子フェザー級ランキング】
1位 8p マリーナ・モフナトキナ ※
2位 6p アンバー・レイブロック ※
3位 5p アスペン・ラッド ※
4位 5p オレナ・コレスニク
5位 3p ラリッサ・パチェコ


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【PFL2023#05】打撃戦→TDから足関節の取り合いへ。モフナトキナがマルチンスを下してプレーオフ確定

<147ポンド契約/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ(ロシア)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
エヴェリン・マルチンス(ブラジル)

マルチンスは計量失敗のため、マイナス1pを前提に試合へ臨む。試合が始まると、モフナトキナがインロー。マルチンスの右ローに右ストレートを合わせたモフナトキナが、ダブルレッグでクリーンテイクダウンを奪った。背中をつかせたモフナトキナがマルチンスをケージ際に運ぶ。マルチンスはハイガードへ。パウンドを落としてくるモフナトキナの右腕を取って腕十字を狙う。

モフナトキナが体重を前に賭けて来るとマルチンスは三角に切り替えるが、モフナトキナが立ち上がった。柔術立ちの体勢に入るマルチンスに対し、モフナトキナは立たせず再びトップへ。マルチンスが右腕でモフナトキナの首を抱える。このギロチンは極まらずも、マルチンスは再び左腕でトライ。これを切られると立ち上がった。

スタンドに戻り、モフナトキナがマルチンスの顔面に右ストレートを当てる。幾度もモフナトキナの右がマルチンスを捕える。マルチンスが右を振るうと、モフナトキナが回ってミドルを当てた。モフナトキナの右ローをもらったマルチンスがサウスポーにスイッチする。モフナトキナはマルチンスの右足を取りにいくが、これはマルチンスが左ストレートで防いだ。

2R、オーソドックスのマルチンスがワンツーで前に出る。距離が詰まるとサウスポーにスイッチ。さらにオーソドックスに戻して組み付いたが、これはモフナトキナが突き放した。マルチンスの右ローをすくい上げるモフナトキナ、続いてダブルレッグで飛び込んだが、マルチンスが離れた。モフナトキナは右ストレートを打ち込むが、マルチンスがバックステップからワンツーを当てる。徐々にマルチンスのパンチとローのヒット率が高まってきた。

ケージ中央でマルチンスが右ストレートでモフナトキナのアゴを跳ね上げる。左前蹴りで下がらせ、パンチからローに繋げたマルチンス。しかしモフナトキナもマルチンスの右ローに合わせてダブルレッグで飛び込み、背中を着かせた。すぐさま下から腕十字を狙うマルチンスだが、これは潰されてモフナトキナがトップをキープする。立ち上がったモフナトキナに向けて、マルチンスが足を回す。ガードインしたモフナトキナがスクランブルを制してマルチンスのバックへ。マルチンスは正対したが、ケージに押し込まれてモフナトキナのパンチを食らってしまった。

最終回、モフナトキナが右ローを伸ばす。互いのパンチが顔面を捉えるなか、モフナトキナが一気にパンチで攻め立てる。下がったマルチンスをケージに押し込むモフナトキナ。マルチンスは小外刈りを狙ったが、反対に倒されてしまった。背中をつけているマルチンスに対してステップオーバーしたモフナトキナだが、左足を取られてしまう。するとモフナトキナもマルチンスの右足を取ってストレートフットロックへ。ともに足を極めることはできず立ち上がる。

ケージ中央でモフナトキナのダブルレッグをスプロールしたマルチンスがバックへ。モフナトキナはマルチンスの左足を取って起き上がる。再びストレートフットロックを仕掛けるモフナトキナに対し、足を抜いたマルチンスがバックを狙う。モフナトキナは前転してマルチンスの左腕を抱えるも、ここもマルチンスがバックに戻った。モフナトキナはまたも左足を取ってヒザ十字へ。マルチンスが足を抜いて立ち上がり、最後はスタンドで打ち合った。

裁定はユナニマスでモフナトキナへ。5位で3pのマルチンスを下したことで、まずはモフナトキナのプレーオフ進出が確定した。

【女子フェザー級ランキング】
1位 8p マリーナ・モフナトキナ ※
2位 6p アンバー・レイブロック
3位 5p オレナ・コレスニク
4位 3p ラリッサ・パチェコ


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#05 アンバー・レイブロック オレナ・コレスニク ジュリア・バッド マリーナ・モフナトキナ マルティナ・インドロヴァ ラリッサ・パチェコ

【PFL2023#05】初回にグラつかされたバッドが逆転。距離を制してインドロヴァにユナニマス判定勝ち

<女子フェザー級/5分3R>
ジュリア・バッド(カナダ)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
マルティナ・インドロヴァ(チェコ)

インドロヴァが腰を落として距離を取る。左ジャブを伸ばしたインドロヴァの右が、バッドの顔面をかすめる。バッドは前に出て来るインドロヴァに右ミドル。インドロヴァは左フックを繰り出すが、バッドがブロックした。ガードを固めるバッドが距離を詰めると、インドロヴァは下がった。バッドが右ローを当てる。ケージ中央でインドロヴァのワンツーがクリーンヒットし、バッドの体が揺れた。下がるバッドに、インドロヴァが襲い掛かる。

バッドが首相撲で対抗するも、インドロヴァが組んでケージに押し込んでいく。離れたインドロヴァがプレスをかける。インドロヴァの肥大ジャブがバッドの顔面に突き刺さる。バッドもパンチを振るうが、インドロヴァが距離を取って自身のパンチを当て返す。インドロヴァのカウンターの右アッパーがヒット。両者がフェイントを見せ合う中、バッドの右ミドルにインドロヴァが右ストレートを合わせた。

2R、インドロヴァが右ストレートを伸ばす。ブロックしたバッドが距離を詰めるも、インドロヴァのカウンターがヒットしている。バッドの右クロスもインドロヴァのアゴを捕えた。ダブルレッグで飛び込んだバッドが、四つでインドロヴァをケージに押し込み、小外刈りで揺さぶる。インドロヴァがウィザーに切り替えて耐えるが、バッドが頭をおっつけてヒザを打ち込んでいく。

ケージから離れるインドロヴァを、ボディロックで捕えたままのバッドが再びケージに押し込んだ。ヒザを打ち込んでから離れるバッド。右クロスから左ショートを当てるなど、このラウンドはバッドのペースか。左インローを当てたバッドが体を振って距離を詰め、インドロヴァにケージを背負わせる。しかしケージ際を脱したインドロヴァがワンツーをヒットさせるなど、スタンドの攻防が続く。

最終回、両者がガードを固めて距離を詰める。ワンツーのインドロヴァと、ローのバッド。両者のパンチが交錯したあと、バッドのパンチが当たり、ダブルレッグからケージに押し込んだ。ウィザーのインドロヴァの顔面に、バッドがヒザを突き上げる。ヒザを上下に散らして削るバッド、四つで組んで頭を押っ付ける。インドロヴァは嫌がる表情を浮かべるように。

バッドがヒザ蹴りからハイクロッチに切り替えたが、ここはインドロヴァが切って離れた。ケージ中央でインドロヴァがサウスポーにスイッチして右ジャブを伸ばす。すぐにオーソドックスに戻ったインドロヴァに、バッドがパンチを伸ばすもクリーンヒットはない。しかし残り1分でバッドの右クロスがインドロヴァの顔面を捉えた。下がるインドロヴァ。左ジャブを当てるがバッドの前進を止めることはできなかった。

1Rはインドロヴァ、2Rと3Rはバッドがモノにしたか。結果はジャッジ3者とも29-28の裁定でバッドが判定勝ちを収めた。

【女子フェザー級ランキング】
1位 6p アンバー・レイブロック
2位 5p マリーナ・モフナトキナ
3位 5p オレナ・コレスニク
4位 3p ラリッサ・パチェコ


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#05 アンバー・レイブロック オレナ・コレスニク ボクシング マリーナ・モフナトキナ ラリッサ・パチェコ 東よう子

【PFL2023#05】東は前戦の課題を克服するも1勝ならず。コレニスクがフルマークの判定で制す

<女子フェザー級/5分3R>
オレナ・コレスニク(ウクライナ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
東よう子(日本)

サウスポーのコレスニクが距離を詰めた。東は体を振って左右に回る。ワンツーで距離を測った東が右ストレートで飛び込む。さらに右ロー。サウスポーのコレスニクの顔面を、東の右がかすめる。コレスニクも左インローを放つが、東の足は止まらず。ケージ中央のコレスニクにダブルレッグで飛び込んだ東田が、ここは倒せず。

離れると足を使う東の右が当たる。しかしコレスニクも右フックのカウンターを合わせてきた。ケージを背負う東、コレスニクが距離を詰めると右腕を差し上げてケージに押し込んだ。さらに東は両腕を差し上げて四つで組んだ。コレスニクは離れ際にヒザを突き上げるも、これかかわした東。コレスニクの左をかわして再び組みつく。

右腕を差し上げ、左足で小外刈りを狙うも、コレスニクが押し返した。東も耐えてヒザを入れる。離れた東は、コレスニクのパンチをスウェーでかわして組み付いた。両腕を差し上げ、離れてもコレスニクのパンチが見えている。

2R、コレスニクのパンチが東の顔面を襲う。東は相手の正面に立たず右ミドル、右ストレートを繰り出す。頭を振って回る東の顔面に、コレスニクの左ハイは届かず。しかしケージを背負わされた東は、一度離れた。果敢に攻め込むコレスニクが、首相撲からヒザを連打する。

脱出した東が、グローブの異常を訴えるもレフェリーは試合を止めず。コレスニクが前蹴りで東を下がらせてから組みつくが、東が差し返して離れた。コレスニクの左ミドルが東のボディに突き刺さる。しかし東も右ボディストレートをヒットさせた。

東は右スイングで飛び込む。コレスニクの前蹴りを捌き、再びサークリングする東は、右ミドルから右フックに繋げて、アウトボクシングを展開している。この動きにコレスニクは左フックをカウンターで合わせるが、クリーンヒットには至らず。東は右ミドル、コレスニクが打ち終わりにパンチを顔面へ集中させる。

右ボディストレートを当て、コレスニクの左ストレートをスウェーでかわす東が、残り20秒でダブルレッグで組みついた。がぶったコレスニクが、東の頭部にヒザを連打するも、ここは東が耐えた。

最終回、東はサークリングして距離を取る。コレスニクが左ストレートを打った際にガラ空きとなる顔面に、右ストレートを突き刺した。コレスニクが組んできても東が耐え、レフェリーがブレイクをかける。コレスニクは左ショートから右フックへ。お互いの右ストレートが交錯する。コレスニクが頭を下げるとバッティングが起こるも、そのまま東は試合を続行する。

ケージ際で組んだ東が、左腕を差し上げた。コレスニクはウィザーで耐える。離れた東がダブルレッグで飛び込むも、コレスニクがスプロールする。ケージを背にした東だが足は止まらない。シングルレッグで組んだ東が、ハイクロッチに切り替えてコレスニクをケージに押し込んだ。離れた東は左右に動き続けながら右ミドルを当てる。

残り1分でコレスニクが左右フックから組みついた。渾身の表情で東がテイクダウンを防ぐ。そして押し返してから離れた東が、再び組みついたが、ここはコレスニクにトップを奪われた。パウンドを連打するコレスニクに対し、Zハーフから回転した東が、立ち上がったコレスニクの足に食らいつこうとしたところで試合が終了した。

裁定はジャッジ3者ともフルマークでコレスニクを指示。東にとっては1勝を得ることはできなかったものの、間違いなく前戦とは違った——本来の自分を見せることができたはず。来シーズンも継続出場に期待したいところだ。

【女子フェザー級ランキング】
1位 6p アンバー・レイブロック
2位 5p マリーナ・モフナトキナ
3位 5p オレナ・コレスニク
4位 3p ラリッサ・パチェコ


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#05   アスペン・ラッド アンテ・デリア アンバー・レイブロック エヴェリン・マルチンス オレナ・コレスニク カロリーナ・ソベック ジュリア・バッド ダニーロ・マルケス デニス・ゴルソフ ビアッジョ・アリ・ウォルシュ ブルーノ・カッペローザ マテウス・シェッフェウ マリーナ・モフナトキナ マルティナ・インドロヴァ ヨーガン・デ・カストロ ラリッサ・パチェコ リズヴァン・クニエフ 東よう子

【PFL2023#05】計量終了 体重オーバーのマルチンスの1P減点がシーズン結果に如何に影響するか……

【写真】東のフィジカルは、やはり一枚落ちる。そんなことは承知のうえだ (C)PFL

16日(金・現地時間)にジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2023#05の計量が、15日(木・同)に行われている。


ヘビー級と女子フェザー級のシーズン2戦目となる同大会もヘビー級でPFLを襲うドラッグテスト陽性結果の嵐に巻き込まれ、ヘビー級で対戦予定だったブルーノ・カッペローザとリズヴァン・クニエフの両者が揃って失格となっている。

そんななか女子フェザー級では2位のマリーナ・モフナトキナと対戦するエヴェリン・マルチンスが147ポンドで計量オーバーした。

現在3Pのマルチンスがペナルティで1P減点となると、彼女が判定勝ちをした場合、モフナトキナと並んで5P止まり。

また昨年の女子ライト級を制している本命ラリッサ・パチェコは現在3Pで、首位のアンバー・レイブロックと対戦。

前者が後者を破ると、レイブロックも6P止まり──捕らぬ狸の皮算用猛々しいが、東よう子が6Pを獲得するとプレーオフ進出の可能性は残っている。

とにかく1勝。それが将来につながる東は144.2ポンドと出場10選手中、最軽量でパスしている。また今大会ではメインカードで、モハメド・アリの孫ビアッジョ・アリ・ウォルシュのアマMMA5戦目=トラヴェル・ミラー戦もマッチアップされている。

【女子フェザー級ランキング】
1位 6p アンバー・レイブロック
2位 5p マリーナ・モフナトキナ
3位 3p ラリッサ・パチェコ
4位 3p エヴェリン・マルチンス
──────────────────────────────────
5位 2p オレナ・コレスニク
6位 0p アスペン・ラッド
7位 0p カロリーナ・ソベック
8位 0p ジュリア・バッド
9位 0p 東よう子
10位 0p マルティナ・インドロヴァ

■視聴方法(予定)
6月17日(土・日本時間)
午前7時30分~DAZN

■PFL2023#05計量結果

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア: 251ポンド(113.85キロ)
モーリス・グリーン: 255.4ポンド(115.84キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ: 145.6ポンド(66.04キロ)
アンバー・レイブロック: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ: 259ポンド(117.48キロ)
マテウス・シェッフェウ: 260.6ポンド(118.2キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
アスペン・ラッド(米国): 145ポンド(65.77キロ)
カロリーナ・ソベック: 145.6ポンド(66.04キロ)

<アマMMAライト級/3分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ: 155.6ポンド(70.57キロ)
トラヴェル・ミラー: 154.4ポンド(70.03キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 246.2ポンド(111.67キロ)
ヨーガン・デ・カストロ: 264.8ポンド(120.11キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ: 145.4ポンド(65.95キロ)
エヴェリン・マルチンス(ブラジル): 147ポンド(66.67キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ダニーロ・マルケス: 250.6ポンド(113.67キロ)
マルセロ・ヌネス: 248.4ポンド(112.58キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
マルティナ・インドロヴァ: 145.6ポンド(66.04キロ)
ジュリア・バッド: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
オレナ・コレスニク: 145ポンド(65.77キロ)
東よう子: 144.2ポンド(65.4キロ)

<ヘビー級/5分3R>
パトリック・ブラディ: 256.8ポンド(116.48キロ)
ジョーダン・ヘイダーマン: 247.8ポンド(112.4キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アイザイア・ピンソン: 247.8ポンド(112.4キロ)
デンゼル・フリーマン: 261.8ポンド(118.75キロ)

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ABEMA KINGレイナ MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#05 UFC アスペン・ラッド アンバー・レイブロック エヴェリン・マルチンス オレナ・コレスニク カロリーナ・ソベック ジュリア・バッド マリーナ・モフナトキナ マルティナ・インドロヴァ ラリッサ・パチェコ 東よう子 海外

【PFL2023#05】「まずは確実にPFLで一勝を挙げること」。オレナ・コレスニク戦へ、東よう子─02─

【写真】山﨑剛氏とジュカォンと。アトランタ、そしてコレスニク戦ということを考えると、ジュカの援軍は大きい (C)TAKESHI YAMAZAKI

16日(金・現地時間)、ジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2023#05で、ウクライナのオレナ・コレスニクと対戦する東よう子のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

現在の女子フェザー級ランキングは以下のとおりだ。コレスニクは前戦で判定勝ちを収め3pを獲得するはずが、計量失敗でマイナス1p。結果、2pを得ている。

【女子フェザー級ランキング】
1位 6p アンバー・レイブロック
2位 5p マリーナ・モフナトキナ
3位 3p ラリッサ・パチェコ
4位 3p エヴェリン・マルチンス
──────────────────────────────────
5位 2p オレナ・コレスニク
6位 0p アスペン・ラッド
7位 0p カロリーナ・ソベック
8位 0p ジュリア・バッド
9位 0p 東よう子
10位 0p マルティナ・インドロヴァ

コレスニクは初戦で体重オーバーだったが、元UFCファイターのアスペン・ラッドに判定勝ち。結果、ペナルティで獲得ポイントは2Pという状態だ。2p、されど2p。この差によってコレスニクが心理的に優位に立つことは想像に難くない。だからこそ、東はまず勝利にこだわることを決意した。

<東よう子インタビューPart.01はコチラから>


——会場の雰囲気に飲まれてしまった?

「PFLって米国でもメジャーな舞台じゃないですか。単純に相手のサイズが計量時と違っていたこともあるけど、やっぱり場の雰囲気に飲まれて相手が大きく見えてしまったかもしれないです。相手が強く見えた、ということじゃなくて。そうなると試合が始まる前から『自分はここで何するんやったっけ?』という状態になっていたと思います」

——もちろん会場の雰囲気に飲まれていなければ勝利していたか、それは分かりません。ただ、日本で試合をしていた時ほど思いきりがなかったように感じました。KINGレイナ戦やダイヤモンドローズ戦は、もっと東選手のほうから試合を創ろうとしていたと思います。

「あぁ……はい、そうなんですよ。ずっと私の試合を見てくれている人たちからも、『日本でやっている試合と全然違った』と試合後に言われていて。自分から試合を創っていくことができていませんでした」

——なるほど。結果、東選手のほうからテイクダウンを奪うことはできず、モフナトキナに倒されてしまいました。そのテイクダウンについては、いかがでしたか。

「本当は自分がモフナトキナの戦い方をしなきゃいけなかったんです。なのに『打撃を出さないといけない、出さないといけない』という気持ちになって。そう思えば思うほど、手を出すことができず――気づいたらドーンとテイクダウンに入られていました。自分たちも作戦を立てていたけど、それを実行できずに相手がやってきたわけですね」

——経験の差もあったとは思います。モフナトキナも2021年からPFLで戦っていたファイターですので。その意味では次の相手、コレスニクも2021年からPFLに参戦しており、経験値の高い選手といえます。

「海外の選手はPFLっていう舞台で、本当に堂々と戦っていますよね。コレスニクも本当にそういうファイターで。ストライキングがメインの選手で、そんなにテイクダウンに来る選手ではないです。でもずっとPFLに残っているということは、それだけテイクダウンにも強いと思います」

——当然ではありますが、コレスニクもケージレスリングとテイクダウンディフェンスの力はありますよね。

「自分としては、まず相手のストライキングに対処できるように練習してきました。今度はその作戦が飛ばないように……。前回のアスペン・ラッド戦は、コレニスクも組まれないための打撃の出し方でポイントを稼ぐようなスタイルだったと思うんです。その戦い方に付き合わない。私はスピードで対抗して、自分のほうが先に当てていきたいです」

——ATTアトランタでは、何かコレスニク対策を教えてもらっていますか。コレスニクは過去、パチェコに2度KOされており、いずれもジュカオンがセコンドに就いていました。

「はい。ジュカオンさんが『コレスニク相手にはコレが良いぞ』と、ミットを持ってくれています。パチェコは1試合目が下がりながらのフックでKOしていて、2試合目も打ち合いから左フックでKO勝ちしました。インサイドから打ったりとか、その2試合のことを凄く教えてくれていますね」

——東選手がプレーオフに進出するためには、1Rでフィニッシュしてクイックシックスを実現するほかありません。そのポイントは意識していますか。

「1位のレイブロックが6pで、パチェコも3pですからね……。もちろん一番良いのは1Rのフィニッシュです。でも、クイックシックスを意識しないようにしています」

——えっ!? それはどういうことですか。

「まずはPFLで確実に1勝を得ること。何よりも勝ちを取りに行きたいです。やっぱりプレーオフには出たいし、フィニッシュすることも頭の中に入っていますよ。でもクイックシックスのことばかり考えていると、自分のほうが足元をすくわれるような気がして」

——……。

「私が次の試合で6pを獲得したとしても、上位陣が勝ってポイントを得たら同位になって。すると2勝している他の選手のほうがプレーオフに進むんじゃないですかね」

——確かに3位で並ぶパチェコとマルチンスは、判定勝ちでも3pを得て合計6pになりますからね。

「そんな状況で私が勝つことよりも倒すことばかり考えていたら、結局は前回と同じことだと思います。コレスニクは現在2pで、私に判定勝ちでも3pを得て合計5pになる。そこで私のほうが倒しに行くと……。実は5月23日からアトランタにいたから、前回の工藤選手の試合を会場で見ていて、試合後にもお話させてもらったんです」

——工藤選手は何と仰っていましたか。

「倒すことを意識しすぎて、自分が足元をすくわれてしまった。そういう感じのことを言われていました。私としては、まずは何としてでもPFLで1勝をもぎとることに集中する。そこで6pを得られるようだったら狙います」

■視聴方法(予定)
6月17日(土・日本時間)
午前7時30分~DAZN

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【PFL2023#05】目指せ、Quick Six。東よう子─01─「『これが米国か…』。初戦で自分の弱さが見えた」

【写真】これを最終戦にしないため──それ以上に悔いなく戦ってほしい (C)SHOJIRO KAMEIKE

16日(金・現地時間)、ジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2023#05で、東よう子がウクライナのオレナ・コレスニクと対戦する。
Text by Shojiro Kameike
.
PFL初出場となった今年4月のマリーナ・モフナトキナ戦で、東は2RにKO負けを喫した。PFL2023年シーズンの女子フェザー級ランキングは現在、以下のとおりだ。

【女子フェザー級ランキング】
1位 6p アンバー・レイブロック
2位 5p マリーナ・モフナトキナ
3位 3p ラリッサ・パチェコ
4位 3p エヴェリン・マルチンス
──────────────────────────────────
5位 2p オレナ・コレスニク
6位 0p アスペン・ラッド
7位 0p カロリーナ・ソベック
8位 0p ジュリア・バッド
9位 0p 東よう子
10位 0p マルティナ・インドロヴァ

東が今シーズンのプレーオフに出場するためには、ここでコレスニクに勝つことはもちろん、1Rフィニッシュ=クイックシックスを狙うしかない。東は前戦で感じた課題を踏まえて3週間、現地のATTアトランタで調整していた。東が感じた課題と対策とは。


——おはようございます。現在は日本時間で13日21時、アトランタは13日の朝8時ですね。

「おはようございます! それほど減量も厳しくはないので今、山﨑(剛Me,We代表)としっかり朝ごはんを食べてきました。体調も良い感じで来ています」

——いつ現地入りしたのですか。

「実は5月23日に日本を出て、ずっとアトランタで調整しています。ATTアトランタでジュカオンさんにお世話になっているんですよ」

——おお、ホアン・ジュカオン・カルネイロ!! ATTアトランタには、女子選手もたくさんいるのですか。

「ラリッサ・パチェコがいる予定だったんですが、今回はATTアトランタにいなくて。パチェコと練習できるのは、少し期待していたんですけどね。女子では、8日に工藤諒司さんと同じ大会に出ていたブレンディ・へスターと練習していました」

——そのスケジュールでは、試合直前の追い込みを日本国内ではなくATTアトランタで実施したということですね。

「今日もジュカオンさんが『ミットを持ってあげるからジムにおいでよ』と言ってくれていて。ジュカオンさんはもちろん、ジムの人たちがメチャクチャ優しいです。ジムではプロ練に参加して、女子が少なくても良い練習をさせてもらえました。あと女性の一般会員さんが――特に打撃が強いんですよ。日本だったらプロのリングに立てるんじゃないか、っていうぐらいで」

——日本での練習とATTアトランタでの練習の違いで驚いたことはありますか。

「速いミットですね。いろんなコンビネーションを速く打つミットをやります。それとジュカオンさんからは『距離! 距離!』と言われ続けていて。日本でも打撃のトレーナーさんに、ずっと打撃のスピードについて指摘されていました。こっちで練習することで、ようやく自分の中でも繋がってきたように思いますね。

もちろん3週間で何かが大きく変わるほど簡単なものじゃないです。でも自分は相手の真正面で打撃を出していることが多くて。速く打って頭をずらす、距離を保つっていう一連の流れが、自分の中で腑に落ちてきたというか。日本でも教わっていたことが、こちらで体に馴染んできたように感じています」

——なるほど。それと現地で調整することで、前回のモフナトキナ戦とは試合直前のコンディションも違っていますか。

「すごく違います。よく眠れているし、しっかりと食べることができているので、疲労度も違いますね。体重もリミット近くまで落ちて、動けていますし。前回は時差ボケのせいか現地に着いてからずっと1~2時間寝ては起きる、ということの繰り返しで。食事も慣れていないものを食べるから、お腹を下すことがあったりしたんですよ」

——それだけのコンディションを保つことができていると、精神的なストレスも軽減されるのではないですか。

「はい、ストレスがなくなるのは大きいです。自分はフェザー級の中でも体格が小さいほうじゃないですか。もちろん自分がフェザー級で出ると決めたから、体格差は言い訳にできなくて。ただ、睡眠や食事の問題でコンディションを整えることが難しかったし、試合当日はケージに入った瞬間、相手を見て『うわっ』と思っちゃったんです」

——……。

「だから、まずは米国で体の大きい選手と組むことに慣れておきたい。睡眠や食事の面も含め、コンディションも現地に合わせておきたいと思って5月23日からアトランタで調整しようと決めました」

——モフナトキナ戦でケージに入った瞬間に『うわっ』と思ってしまったことは、試合内容にも影響を及ぼしましたか。

「向かい合った時、組んだ時——もう全てですよね。正直、計量の時に相手のことを『思っていたより小さいな』と感じてしまっていました。でもリカバリーが凄くて、試合当日は違いました。自分が勝手に小さいとイメージしていて、実際は一回りぐらい大きくなっていて……。その時点でもう、ファイターとしてダメですよね。そんな自分の精神面も克服したかったんですよ。

正直、会場の雰囲気に飲まれてしまったところもあります。自分が目指していた米国の会場にたどり着いて、『これが米国か……』と思ってしまいました。PFL初戦で、そんな自分の弱さが見えたんです。それで足が動かず、蹴りも出ない。ローが出ないから、ジャブも当たらない。足が動かないために、テイクダウンをまともに受けてしまう。だからまず今回は、いつもより練習でミットを蹴っています。それとサイズの大きい選手と向かい合って、足を出すことができるように練習してきました」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
6月17日(土・日本時間)
午前7時30分~DAZN

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#02 ジュリア・バッド ラリッサ・パチェコ

【PFL2023#02】2022年女子ライト級王者パチェコが、要所でリードしてバッドに快勝。2階級制覇へ3P獲得

<女子フェザー級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ジュリア・バッド(カナダ)

ワンツーをクリアし、右を当てたパチェコ。ローの同士打ちから、パチェコが左ミドルを伸ばす。さらに右を入れたパチェコは圧を高めて右オーバーハンドへ。バッドは右に回り、まあ意を取り直す。パチェコは構わず左ジャブを入れ、ワンツーを引き続き打っていく。バッドは圧され、なかなか手を出すことができない。そのバッドのワンツーをバックステップでかわしたパチェコはジャブをガードの上から打ち、右を狙う。

バッドはローを掴み、肩を押してニータップのようにテイクダウンを決める。ハイガードのパチェコに腕を取らせずスラムしたバッドが、頭をアゴ先につけてパンチを打っていく。腰を切って腕十字も、腕を抜かれたパチェコはフルガードに戻す。パチェコはケージを蹴ってハイガード、バッドはアンダーフックパスを狙う。それでもパチェコが三角絞めをセットしようとしたところで初回が終わった。

2R、足を使うバッドを正面に捕えてワンツーを伸ばすパチェコ。バッドは左ロー、ケージを背負いながらワンツーで右を打ち込む。直後にパチェコが組みつき、ケージに押し込むがバッドは体を入れ替え首相撲からヒザを突き上げる。離れたバッドはケージの前を移動するなかで、カーフを蹴られる。バッドも右ローを蹴り返すが、パチェコがワンツーを連続で繰り出し、バッドは右を返す。打たれても打ち返すバッドは、右フックから左ミドルを蹴る。

ダブルレッグでテイクダウンを決めたバッドだが、その勢いで後方に返され体を越したパチェコがトップを取る。パチェコはハーフで抑え、パスを狙う。3/4マウントから殴りに行ったパチェコ、ここで時間となった。

最終回、距離を詰めてワンツーのパチェコ。続いてボディを入れて左右のローを蹴る。バッドはヒザを狙い、離れて左ジャブを当てる。フックの打ち合いで、体が流れたバッドはジャブの相打ち後にハイを繰り出す。パチェコは組んでボディロック、ウィザーのバッドを前方に崩していく。ワキを潜ってバックに回ったパチェコが、左足をフックし背中に乗るとRNCを狙う。

亀で耐えるバッドは、両足のフックを許す。乗り過ぎ腕十字に移行したパチェコだが、ここからオモプラッタに移行する。腕を抜き、トップを取ったバッドに対し、パチェコはニーシールドを取り下から鉄槌、そのまま足をきかせてレッスルアップし、上を取り直す。ハーフから肩固め狙いのパチェコ、頭を引き寄せて防いだバッドだが、反撃に出ることはできない。ボディに勢いのあるパンチを連打したパチェコが、最後まで優勢を守り3-0の判定勝ちで、2階級制覇に向けまずは3Pを手にした。


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BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#02   アスペン・ラッド エヴェリン・マルチンス ケイラ・ハリソン ジュリア・バッド ダニーロ・マルケス ビアッジョ・アリ・ウォルシュ ブルーノ・カッペローザ マテウス・シェッフェウ マリーナ・モフナトキナ マルティナ・インドロヴァ ラリッサ・パチェコ リズヴァン・クニエフ 東よう子

【PFL2023#02】計量終了 東よう子&マリーナ・モフナトキナ、モハメド・アリ孫も問題なく揃ってパス

【写真】本計量時のマリーナ・モフナトキナと東 (C)PFL

7日(金・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルで開催されるPFL2023#02の計量が行われている。

PFL2023年シーズン第2週はヘビー級と新設された女子フェザー級の初戦が組まれている。しかし、アスペン・ラッドと対戦するオレナ・コレスニクが 146.4ポンドと計量をパスせず、ファイトマネーの20パーセントをボッシュされラッド戦は実施される。

昨年まで計量を失敗すると、勝っても3Pは手に出来ず-1Pとなるが、今回プレスリリースではリーグポイントから1Pが奪われるという表記になっている。


ケイラ・ハリソンがいない初めての女子シーズン、そのケイラに初黒星を与え昨年の女子ライト級王者となったラリッサ・パチェコは、元Bellator世界フェザー級王者のジュリア・バッドと対戦。

フェイスオフ後にバッドはインタビューで「全ての経験が今に生きている。全ての準備はできているので、私が何者が証明する。ハードな練習をしてきたから15分間動き続ける」と話し、バチェコは「去年の調子を持続し、PFL初の2階級制覇を成し遂げる。それとクィーンと呼ばれるより、チャンピと呼ばれたい。彼女はハングリーで勝利を目指しているけど、私は準備が整っている」とコメントした。

日本から出場する東よう子は、セレモニアル計量でのフェイスオフ後、マリーナ・モフナトキナとしっかりと両手で握手を交わしている。

またアマMMAながらメインカードで組まれたライト級は、モハメド・アリの孫ビアッジョ・アリ・ウォルシュがアイザイア・フィゲロアと対戦。

セレモニアル計量ショーではこの2選手はインタビューを行われおり、アリ・ウォルシュは「地元で全ての力を出しきる。僕はスピードもあって爆発力もあるけど、ただ勝利を目指すよ」と話した。

■視聴方法(予定)
4月8日(土・日本時間)
午前8時00分~DAZN

■ PFL2023#02計量結果

<女子フェザー級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ: 146ポンド(66.22キロ)
ジュリア・バッド: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ: 240.8ポンド(109.22キロ)
マテウス・シェッフェウ: 258ポンド(117.02キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
オレナ・コレスニク: 146.4ポンド(66.4キロ)
アスペン・ラッド: 145.6ポンド(66.04キロ)

<アマMMAライト級/5分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ: 155.4ポンド(70.48キロ)
アイザイア・フィゲロア: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ: 260.4ポンド(118.11キロ)
リズヴァン・クニエフ: 249.8ポンド(113.3キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マルセロ・ヌネス: 244.8ポンド(111.03キロ)
モーリス・グリーン: 251.2ポンド(113.94キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ダニーロ・マルケス: 249.2ポンド(113.03キロ)
ヨーガン・デ・カストロ: 264.4ポンド(1119.92キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
マルティナ・インドロヴァ: 145.6ポンド(66.04キロ)
アンバー・レイブロック: 145.6ポンド(66.04キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
エヴェリン・マルチンス: 145.8ポンド(66.13キロ)
カロリーナ・ソベック: 145.6ポンド(66.04キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ: 146ポンド(66.22キロ)
東よう子: 144.8ポンド(65.68キロ)

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Brave CF Gladiator MMA MMAPLANET o ONE PFL PFL2023#01 TOP FC UFC アレハンドロ・フローレス インパ・カサンガネイ クリシュトフ・ヨッコ クリス・ウェード ダニエル・トーレス ダニエル・ピネダ チアゴ・マヘタ・サントス チョ・ソンビン バッバ・ジェンキンス ヘスス・ピネド マルロン・モラエス マールシン・ハムレット モハマド・ファフレディン モヴィッド・ハイブラエフ ラリッサ・パチェコ ロブ・ウィルキンソン 佐藤天 修斗 工藤諒司

【PFL2023#01】過去最高のメンバー集結。ハイブラエフ戦へ、工藤諒司「自信を持って気持ちも創れている」

【写真】非常に落ち着いた様子の工藤。ラスベガスでは佐藤天のサポートを受けている(C)MMAPLANET

4月1日(金・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター・アット・ヴァージンホテルズで開催されるPFL2023年レギュラーシーズン第1戦。同大会で、工藤諒司が2021年シーズン優勝者モヴィッド・ハイブラエフと対戦する。

以下のように2023年シーズン開幕戦、史上最高といっても過言でないメンバーが集まったフェザー級戦線。「強い選手とやれることは凄く有難い」、現地とのリモート取材で工藤はそう言い切った。

【PFL2022フェザー級出場選手】

アレハンドロ・フローレス
1991年8月6日生まれ
メキシコ
MMA戦績21勝4敗
PFL2022フェザー級出場
PFL戦績2勝1敗
COMBATE戦績17勝2敗
DWCS戦績0勝1敗

工藤諒司
1993年4月3日生まれ
日本
MMA戦線11勝4敗1分
PFL2022フェザー級ベスト4
修斗世界フェザー級タイトルコンテンダー
修斗戦績5勝1敗1分
ONE Warrior Series戦績2勝0敗

クリス・ウェード
1987年9月30日生まれ
米国
MMA戦績22勝8敗
PFL2018ライト級ベスト4
PFL2019ライト級ベスト4
PFL2021フェザー級準優勝
PFL2022フェザー級ベスト4
UFC戦績5勝2敗

ダニエル・トーレス
1994年2月6日生まれ
オーストリア
(ブラジル生まれ、オーストリア人女性と結婚)
MMA戦績14勝5敗
KSWフェザー級王者
KSW戦績5勝2敗

チョ・ソンビン
1992年7月17日生まれ
韓国
MMA戦績10勝2敗
Gladiatorフェザー級王者
TOP FC暫定フェザー級王者
WORDOGフェザー級王者
A-Toys CFフェザー級王者
UFCs戦績0勝1敗

バッバ・ジェンキンス
1988年2月5日生まれ
米国
PFL2021フェザー級ベスト4
PFL2022フェザー級準優勝
BRAVE CFフェザー級王者
NCAA D1レスリング優勝&準優勝

ブレンダン・ラウレーン
1989年12月5日生まれ
英国
MMA戦績26勝4敗
PFL2022フェザー級チャンピオン
PFL2021フェザー級ベスト4
DWCS戦績1勝0敗(契約ならず)

ヘスス・ピネド
1996年6月22日生まれ
ペルー
MMA戦績20勝5敗1分
INKA FCフェザー級王者
INKA FC戦績6勝2敗
UFC戦績1勝1敗

マルロン・モラエス
1988年4月26日生まれ
ブラジル
MMA戦績23勝11敗
WSOF世界バンタム級王者
UFC世界バンタム級タイトルコンテンダー
UFC戦績5勝6敗

モヴィッド・ハイブラエフ
1990年10月16日生まれ
ロシア
MMA戦績19勝0敗1分1NC
PFL2021フェザー級チャンピオン
PFL2019フェザー級ベスト8
(準々決勝でダニエル・ピネダにKO負けも、勝者がドラッグテストで陽性となりNCに)


──工藤選手、モヴィッド・ハイブラエフ戦を今週末に控えていますが、まず前年度シーズンを振り返っていただけますか。

「初戦で結果的に優勝したブレンダン選手と戦って、圧倒的な差があるというわけではないかと思いました」

──ばかりかダウンも奪っています。

「そうですね。だから自分がPFLで戦っていくことに関して、自信を持っても良いかと去年は思えましたね。色々な選手がいて、どの選手も強い。その強いという枠のなかで、色々なタイプの選手がいて」

──これまでのキャリアと明確に違うのは8月に準決勝を終えて、4月まで試合がなかった。短期集中で試合が組まれて、オフがある。これはPFLならではかと。

「試合間隔が2カ月なくて、3試合というのは正直きつかったです。次の試合が来るのが早く感じられて、もう少しゆっくりとトレーニングを積んで、コンディションを整えてから減量に向かいたいという気持ちはありました。

反対にオフの期間は、バッバ・ジェンキンスに負けたことを受けてスキルアップするための練習環境を整えて、トレーニングができて良かったです」

──次があることが決まっているので、気持ち的にも落ち着けて取り組めたかもしれないですね。

「そうですね。課題が明確に分かっていたので、そこはしっかりと取り組んできました。出稽古もしてグラップリングの強化をして」

──出稽古先というのは?

「TRY Hスタジオです。上久保(周哉)さんが練習している場所なので、技術を教えてもらったり、ひたすらスパーリングをするということをやってきました。ジェンキンス戦は結構簡単にバックを許し、首を取らせてしまって。隙……甘い所が見えてきたので、そこを埋めたかったです」

──あの敗北を技術的な穴として捉えたわけなのですね。自分は打撃でなく、いきなり組みで圧をかけてきたことで、慌ててしまったと考えていました。

「確かに予想できなかった部分もありました。1Rからもの凄い勢いできたので。テイクダウンされ、慌てて立ちに行ったところで隙も出て。慌てたのもそうですし、ああいう場面における技術力をアップしないといけないと思いました」

──そこで上久保選手の力が必要になったと。

「ハイ。今回の対戦相手にも似ている部分があります。階級が違うので、さらに圧力が上がると想定しています」

──ハイブラエフの打撃に関しては、どのように思っていますか。

「相手の打撃に付き合いながら、テイクダウンを生かすための打撃。テイクダウンのチャンスを広げるために上手く使っていると思います」

─戦績的には19勝0敗1分とずば抜けているハイブラエフですが、2021年の準決勝戦でラウレーンとは僅差のスプリット判定勝ちでした。そのラウレーンとやり合えたことは、ハイブラエフと戦う上で自信になっていますか。

「彼ら2人の試合を見ると、そういう風に思います。けど、実際に組んでみないと分からない部分もありますし。ケガからの復帰戦、1年のブランクがあることでどれだけ進化しているのかも分からない部分もあります。でも自分の中では自信を持って、気持ちもしっかりと創れています」

──今回は過去最高のメンバーが揃っているともいえます。戦う当人は大変なのですが、出場選手についてはどのように感じていますか。

「なかなか凄いメンバーに挟まれていますね(笑)」

──ハイブラエフは2021年の優勝者で、優勝候補筆頭です。その相手から3Pを奪うことができれば、本当に大きいかと。

「去年も優勝候補のブレンダン選手が初戦の相手だったので、ハイブラエフ選手が優勝候補というのは全く気にしていないです。ただ強いことは認識していますし、何ならこれまでに戦った選手の中で一番強いんじゃないかという印象もあります。何よりも強い選手とやれることは凄く有難いです」

──今回の試合後、ポイント計算は抜きにしてレギュラーシーズンで戦ってみたい選手はいますか。

「負けた相手ですね。負けたままではいたくないので、ブレンダン選手とジェンキンス選手ともう1度戦いたいです。ただ1度戦っているので、レギュラーシーズンで当たる可能性は低いんじゃないかと」

──ポイント計算をした場合、3点取れるぞという相手もいるかと。

「いやぁ……そういうことは全く考えないです。強い相手と戦いたいので。だから、このメンバーのなかで戦うことは、MMAファイターとして充実しています。今回の相手はグラップリング中心の相手で、自分のやってきたことがそこだったので……試すということではないですが、ジェンキンス戦のようには行かないぞという自信はあります」

──これまでテキサス、ジョージア、ロンドンで戦ってきましたが、今回はMMAのメッカ、ラスベガスです。

「ラスベガスは米国のなかでも有名な都市なので、格闘技とは関係なく『ラスベガスに来たんだ。ギラギラしているな』っていう感じはしています(笑)」

──めっちゃ普通の人の感想じゃないですか(笑)。それだけリラックスできているという風に捉えさせてもらいます。

「リラックスはできています。だから普通にラスベガスを眺めることができるので」

──おお、心強い言葉です。では改めて、今回の試合への意気込みをお願いします。

「余り固くなり過ぎず、いつも通り、とことん楽しめる試合ができればと思います。好きなことをやっているので、好きなことをやるからには楽しみたいです」

■視聴方法(予定)
4月2日(日・日本時間)
午前7時30分~DAZN

■ PFL2023#01対戦カード

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウレーン(英国)
マルロン・モラエス(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン(豪州)
チアゴ・マヘタ・サントス(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
クリシュトフ・ヨッコ(ポーランド)
ウィル・フルーリー(アイルランド)

<フェザー級/5分3R>
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
工藤諒司(日本)

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
バッバ・ジェンキンス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット(ノルウェー)
モハマド・ファフレディン(レバノン)

<ライトヘビー/5分3R>
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)
サム・ケイ(豪州)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
オレナ・コレスニク(ウクライナ)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・フローレス(メキシコ)
ダニエル・トーレス(オーストリア)

<フェザー級/5分3R>
チョ・ソンビン(韓国)
ヘスス・ピネド(ペルー)

<ライトヘビー級/5分3R>
エラン・モンチ(ブラジル)
タイ・フローレス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
コリー・ヘンドリックス(米国)
インパ・カサンガネイ(米国)

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