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Interview Special クリス・ワイドマン ブログ ユライア・ホール 青木真也

【Special】月刊、青木真也のこの一番:4月─その参─ホール✖ワイドマン「カーフ」からの「パウンド」

【写真】なぜ、このような凄惨なシーンが生まれたのか…… (C)Zuffa/UFC

過去1カ月に行われたMMAの試合から青木真也が気になった試合をピックアップして語る当企画。

引き続き2021年4月の一番、第三弾は24日に行われたUFC261からユライア・ホール✖クリス・ワイドマン戦について語らおう。


──青木真也が選ぶ2021年4月の一番、最後の試合をお願いします。

「ユライア・ホール×クリス・ワイドマンですね」

──目を背けてしまうフィニッシュになりました。

「まぁワイドマンですけど、あの蹴り方をよくするなって思います。あれってサッカーボールキックみたいに直線的に下から蹴り上げていて。やっぱり、あの蹴り方はまぁせんよねって。

日本でもする人がいますけど、摺り上げるように蹴るという……。あれは危ないです。危ない。基本を無視した蹴りです」

──チェックというか、カーフに対してホールも若干踏み込んだ。そこでスネとスネが当たり、蹴った方のワイドマンが骨折した。結果的にスネ受けをしたような形になりました。

「あの蹴り方は、もう運任せで。ホールが少し踏み込んでいないと、脹脛を蹴ることができて、効かしていたということなんでしょうけど。そんな危ない蹴り方をよくするなって思います」

──あの試合の後も、蹴り下ろすのは当然として、青木選手のいうところのサッカーボールキックのようなカーフローを蹴る選手は続いています。

「続いていますか……。外側を叩き蹴るってことなんでしょうけど、下からふわっと蹴ってあの受け方をされると折れますよ。それと相手のスタンスを見て、蹴り方を考えないと。ホールのように立ち気味だったら、チェックもされますしね」

──蹴りが飛んでくる方にスネを向ければ良いわけですしね。

「ハイ。その通りです。僕もアップライトで構えますけど、チェックできるし。そういう選手にはあの蹴りは出せなくなるはずです」

──ここまでMMAが進化して、28年の歴史にあってなお蹴りは言ってみると基本的な技術が伝わっていなかったということでしょうか。

「まぁ米国は、ムエタイ文化がある国じゃないですしね」

──もうこれは1970、1980年代からキックも空手もロー、下段なしルールが多かった歴史もあります。

「だからコリー・サンドヘーゲンとかは、キックボクシング文化で育っているから、ああいう蹴りは使わないです。スネなんか蹴らない」

──コロラド州デンバーはムエタイとキックが他より盛んで、サバキチャレンジという大会がメジャーで、二宮城光氏の円心会館空手も根づいています。

「サンドヘーゲンもそうだし、カーロス・コンディットも蹴らなかった。もちろんケニー・フロリアンも蹴らなかったじゃいないですか」

──ケンフロはボストンにあるシットヨートン・ジムでムエタイを学んでいましたね。

「彼らのように蹴りを習ってない──蹴りの文化がなかったからこそ、ワイドマンのような蹴りを使うのでしょうね。ATTにしてもモハメド・オワリがいた時なら、カーフを蹴らせていなかったかもしれないです」

──なるほどぉ、そうですね。

「堀口選手も蹴っていましたけど、あれはもうカーフ以前にカーフを蹴ることができる要因がありますからね。立ち位置として外を取れているので、結果的にカーフなだけで。構え、立ち位置、距離、間……です。

堀口選手はディスタンスとアングルに長けているので、あそこまで外して蹴ることができる。別に殴ることだってできますからね。その状態で、足を蹴っただけで。効いたから続けた。堀口選手のカーフはそういうことだと思います」

──堀口選手は1月にインタビューをさせていただいた時に、彼自身がカーフを蹴られても、スネ受けすれば良いだけだと言っていました。

「その通りです。なんで、アレを貰うんだよって思います。アレは良くわからないです。K-1とかキックだと、構えが前足重心で、爪先もボクシング的に内側を向いているから皆が使っているけど」

──言ってみれば、脹脛を最初から晒しているわけですね。

「そうです。だから今のK-1やキックは、カーフを蹴っているけど、MMAは色々な構えがあるわけで。そういう基本的なことを知っておかないといけないです。

距離とアングル、基本的なことを考えないとダメです。基本を知って、技のメリット、デメリットを知る。食材の良さと悪さを知らないと、料理ができないのと一緒ですよ」

──そうですね、毒を持つ生物はいるわけですし。何でもかんでも見様見真似で、美味しいぞって焼いて食べるわけにはいかないです。

「パンチだってどこを当てるか、どこで打つのか。そうやって殴っているわけだし。朝倉海✖堀口恭司でいえば、朝倉選手がボクシングに傾倒して、そういう構えになっていましたしね。よくあるパターンです。

それにボクシングに傾倒すると、僕はパウンドも弱くなると思います」

──というのは?

「これは松嶋(こよみ)選手と話していたんですけど、ボクシングのパンチはパウンドに応用できないよねって。ボクシングは普通に考えて、体を使って、コンビネーションがあってのパンチなので」

──移動で出すパワーですね。対して、パウンドはその場で出る力です。

「ハイ、そうだと思っています。だからこそ、実はグラウンドのパンチは空手の突きなんじゃないかと。近い距離でインパクトがある。Fight&Lifeの対談で岩﨑達也さんが言われていた、置くという話に通じているんだと思います」

──エルボーをそうじゃないですか。ムエタイのヒジ打ちとは違います、グラウンドでのヒジは。

「ハイ。ムエタイのエルボーって、点で当ててスッと抜けていく。それをグラウンドのヒジでやると、回ってしまいそうで」

──頭より向うにヒジを持っていくことはできないし、バランスを崩すということですね。

「だからヒジも置く感じですよね。僕も勉強した結果、前腕のヒジよりの部分で当てるだけで良いって思うようになったんです。それって置くだけなんですよね。

パンチに関して言うと、グラウンドでのパンチはバックコントロールから殴る時以外は、ボクシング的な体の使い方はない──そう思います」

──振ったら、姿勢が乱れて返される恐れがでますし、頭を動かして殴るというのは、グレイシー柔術がマウントパンチを世に出した時には、なかった打ち方ですね。よく手打ちとか言われていましたが……。カーフ論から、パウンド論、ボクシングを接点に両者の非常に興味深い話を聞かせてもらえました。

「試し割りとか、寸勁とかそういうことかもしれないですね。力の伝え方で。その瞬間、ストンと置いている。その場で力を出す、そういうことなんじゃないかって松嶋選手と話していました」

──その場の力が出るということですね。青木選手の組み力と、空手の論理が融合すると──またMMAは進化しそうで楽しみです。

「そこは松嶋選手の方が進んでいますよ。彼に話を聞いてみてください。きっとそういうことだと思うんです。ただし……練習で本気で打つことができない……。試合だと実感がないから分からない──けど、多分そうだと思うという話を2人でしていたんです」

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Report UFC UFC261 クリス・ワイドマン ブログ ユライア・ホール

【UFC261】直視できない──ワイドマン、カーフをチェックされスネを骨折。ホールがTKO勝ち

<ミドル級/5分3R>
ユライア・ホール(米国)
Def.1R0分17秒by TKO
クリス・ワイドマン(米国)

左ジャブを伸ばすワイドマンが、右ローを蹴る。ホールがチェックすると、目を背けたくなる方向を爪先が向き、後方に倒れこむ。すぐにタンカがオクタゴンに持ち込まれる。完全にスネが折れたワイドマン。勝者ホールは複雑な表情を浮かべながら、「ワイドマンをリスペクトするのみだ。彼は初めて僕に黒星をつけた相手で……良い試合がしたかった。ホントに気の毒だ。この試合を見ている彼の家族が、大丈夫なことを願っている。彼が回復したら、ランキングには関係ない、僕は戦う」と話した。

後だしジャンケンだが──勝利への近道、負傷へのリスク。防御を含めた技術力が上がると、カーフは常用の技ではなくなるのかもしれない。


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Report UFC UFN ESPN+39 UFN181 アンデウソン・シウバ ブログ ユライア・ホール

【UFN181】UFCラストファイト、アンデウソン・シウバはTKO負け。今後は──「結論を出すのは難しい」

<ミドル級/5分5R>
ユライア・ホール(ジャマイカ)
Def.4R1分24秒by TKO
アンデウソン・シウバ(ブラジル)

手を合わせ、タッチグローブ、そして一礼して試合に臨んだアンデウソン。互いに慎重な姿勢で、最初にコンタクトする前にホールがスイッチしローを蹴る。ここで既に1分10秒が過ぎており、オーソに戻したホールとアンデウソンが共にローを繰り出す。アンデウソンは左ミドル、ガードしたホールは左ジャブを伸ばす。ホールは右ハイを蹴った際に尻もちをつき、直ぐに立ち上がるもアンデウソンはワンツーで前に出て、さらに左から右を鋭く伸ばす。

距離を詰めてパンチを打つアンデウソンが、ミドルを狙った際にホールの右を被弾。一旦間合を外したアンデウソンは、木人シャドーからフグトルネードを見舞っていく。左ジャブのホール、アンデウソンは左ボディフックを入れ、前に出てワンツー。右ミドルには左ジャブを合わされるも、より積極的だったアンデウソンが初回を取った。

2R、サイドとバックの間のような腹への蹴りを繰り出したアンデウソンは、大きく踏み込む。そして距離を取ったホールに対し、サイドキックを入れる。さらにアンデウソンは関節蹴りを見せると、右ジャブを伸ばす。引き続きアンデウソンが右関節蹴り、左前蹴りを繰り出すと、ホールのグローブに不備があり試合が中断される。

再開後、後ろ回し蹴りを見せたアンデウソンが、再びウィンチャンのような動きを見せて距離を詰める。ホールは左ジャブとローぐらいで、動き少ない。と、左に回るアンデウソンに左後ろ回し蹴りを繰り出す。動きがあるが、攻めはあまりない5分が終わった。

3R、右バックハンドをボディに放ったアンデウソン。ホールは左を伸ばすも完全に受動態ファイトで、ときおりステップジャブを見せる。アンデウソンも自分の距離にいるが、手数は多くない。そのアンデウソンは後ろ回し蹴りを外し、ジャブを増やす。下がり始めたホールにアッパーを狙い、距離を詰めたアンデウソンがケージに押し込み足の甲を踏みつける。

体を入れ替えたホールが右ストレート、エルボーと攻め姿勢を見せ始める。と、右フックをテンプルに打ち込み、この一発でアンデウソンがダウン。パウンドを受けるアンデウソンはホールの右足にしがみつくが、鉄槌を落とされながら時間に救われた。

4R、左ハイを繰り出したアンデウソン、ダメージはどこまで残っているのか。ジャブの距離で前蹴りを見せるアンデウソンだが、大振りの左右のフックを放ちながら踏み込んだところで、がら空きになった顔面に右フックを当てられ腰からキャンバスに崩れ落ちる。

このままパウンドを受け続けたアンデウソンを見て、ハーブ・ディーンが両者の間に割って入る。そのハーブの足にしがみつくなど、意識はなくても本能として戦闘意欲を持ち続けたアンデウソンは、完敗も歴戦の勇者ぶりを最後まで見せてくれた。

互いに正座をし、手を合わせてからハグ。涙のホールと、笑顔のアンデウソン──一つの歴史が幕を閉じた。

アンデウソンはバックステージインタビューで「ファイトはファイトだ。ケージに入ると、勝つか負けるかは50/50だ。今日のユライアはベストだった。しっかりと勝ちに来て、僕もその時を十分に楽しめた。今日が最後の日、ここで戦えてハッピーだ。UFCで最後の試合をファン、UFCファミリーに披露できて楽しかった」と話すと、マイケル・ビスピンが「これが最後のMMAになるのか?」と尋ねる。

「分からない。まず家に帰り、チームと数週間、全てを見直す。それからどうなるのか。これが最後か、そうでないのか結論を出すのは難しい。MMAは僕にとって空気と同じ。全ての人生をコレに賭けてきたから。UFCで戦った全ての試合が、最高の想い出だ」と返答した。


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News UFC UFN ESPN+39 UFN181 アンデウソン・シウバ エイドリアン・ヤネス ケビン・ナティヴィダッド ブログ ユライア・ホール

【UFN181】計量終了 アンデウソン、ラスト・オクタゴン大会で初陣、ヤネス&ナティヴィダッドに注目

【写真】アンデウソン・シウバ、25戦目──そして最後のオクタゴンへ (C)Zuffa/UFC

30日(金・現地時間)、31日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN181:UFN on ESPN+39「Hall vs Silva」の計量が行われた。

プレリミのミドル級でショーン・ストリックランドと対戦するジャック・マーシュマンが2.5ポンド・オーバー。同じくプレリミのウェルター級でジェイソン・ウィットと対戦するコール・ウィリアムは5.5ポンドと大幅に超過しており、前者は20パーセント、後者は40パーセントと大幅にファイトマネーを没収されキャッチウェイトマッチを戦うこととなっている。


アンデウソン・シウバのUFCラストファイトに、注目が一点集約された感のある今大会だが、プレリミでは楽しみなファイターがUFC初陣を戦う。1人目は8月11日のコンテンダーシリーズでブレイディ・ファンを39秒でKOし、UFCと契約を果たしたエイドリアン・ヤネスだ。

ヤネスはLFAバンタム級王座決定戦で、今大会のオープニングマッチに出場するマイルズス・ジョンズにスプリット判定負けを喫したが、その後はFury FCからLFA、そして前述したコンテンダーシリーズと4連勝中で右肩上がりに調子を上げている。

父に教えを受けたボクシングをベースに、MMAにアレンジしたヤネスのスタイルは、ズバリ殴らせず殴るスタイルだ。ただし、彼の殴らせないボクシングは待ちのスタイルでなく、積極的に自ら攻撃しカウンターを受けないよう移動するというモノ。ヤネスの長いリーチ、捻りを加えたパンチとステップが世界最高峰でどこまで通じるのか興味深い。

もう1人の新顔もバンタム級のケビン・ナティヴィダッドで、戦績は9勝1敗──彼も現在4連勝中で、LFAではタイトル戦線に顔を出すことなくステップアップを果たした。直近の試合では、7月に上に挙げたヤネスにスプリット判定負けだったカイル・エストラーダをKOしている。

実弟クリスチャン・ナティヴィダッドもMMAファイターで、5つのKO勝ちがあるハードパンチャーのナティヴィダッドはマイルズス・ジョンズとUFCデビュー戦で相対する。

■視聴方法(予定)
11月1日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS

■UFN181計量結果

<ミドル級/5分5R>
ユライア・ホール: 186ポンド(84.37キロ)
アンデウソン・シウバ: 184ポンド(83.46キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル: 146ポンド(66.22キロ)
アンドレ・フィーリ: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
グレッグ・ハーディー: 264.5ポンド(1119.97キロ)
モーリス・グリーン: 250ポンド(113.4キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケヴィン・ホラント: 185.5ポンド(84.14キロ)
チャーリー・オンテヴェロス: 182.5ポンド(82.78キロ)

<ライト級/5分3R>
ボビー・グリーン: 155ポンド(70.31キロ)
チアゴ・モイゼス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
アレキサンダー・ヘルナンデス: 155.5ポンド(70.53キロ)
クリス・グラッツマーカー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネツ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ビクトー・ロドリゲス: 133ポンド(60.33キロ)

<ミドル級/5分3R>
ショーン・ストリックランド: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジャック・マーシュマン: 187.5ポンド(85.04キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイソン・ウィット: 170.5ポンド(77.34キロ)
コール・ウィリアムス: 175.5ポンド(79.6キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ダスティン・ジャコビー: 204ポンド(92.53キロ)
ジャスティン・レデット: 205.5ポンド(93.21キロ)

<バンタム級/5分3R>
マイルス・ジョンズ: 135ポンド(61.24キロ)
ケビン・ナティヴィダッド: 134.5ポンド(61.0キロ)

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Interview UFC UFN ESPN+39 UFN181 アンデウソン・シウバ ブログ ユライア・ホール

【UFN181】ラストファイト?! アンデウソン・シウバ「一瞬、一瞬を楽しむ。将来については……」

【写真】すっかり英語で質疑応答ができるようになっているアンデウソン。UFC最後の試合であるのは間違いない (C)Zuffa/UFC

31日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN181:UFN on ESPN+39「Hall vs Silva」が開催される。

ファイトアイランド5連戦を終え、11月終了までの5大会がUFC APEXで行われる(※12月以降の開催地は未定となっており、引き続きAPEX大会が続くこともありうる)。そんなAPEX5連戦第一弾のメインイベントは、アンデウソン・シウバにとってUFCで最後の試合となるユライア・ホール戦が組まれている。


1997年のMMAデビューから23年、45歳となったアンデウソンはキャリアの序盤に日本のマットで修斗世界ウェルター級(現ミドル級)王者となり、PRIDEでも活躍。欧州Cage RageやハワイのROTRを経て、UFCと契約するとその後の活躍は誰もが知っている通り──。世界ミドル級王座を10度防衛し、タイトル保持期間=2457日はUFC最長記録を持つレジェンドとなった。

そんなアンデウソンが現役最後の試合を前に28日(火・同)に現地でバーチャル会見に臨み、現在の心境を語った(※要約)。

アンデウソン・シウバ
「今は凄くハッピーだよ。全ての瞬間を楽しもうと思っている。凄く良い感じだし、自信もある。また多くのファンに試合を届けることができるのは、特別なことだと感じている。とにかく、楽しみたい。そしてベストを尽くす。それが幸せに生きる秘訣だよ。仕事を愛し、人生を愛すること。ファイターであろうか、ファイターでなかろうが、ベストを尽くすこと。

この試合に向けて4カ月練習してきた。しっかりと準備できているし、自信もある。魔法のような時間だよ。多くの人が、その時々、その瞬間の大切さを忘れてしまっているけど、僕は一瞬、一瞬を楽しく過ごそうと思っている。朝、目を覚ましてからその日を楽しむ。時間は僕らがコントロールできるモノじゃない。だから人生って素晴らしいんだよ。間近にいる皆と、人生を楽しむんだ。

キャリア最大の後悔? タイムマシンに乗ってリベンジができれば? う~ん、そういうことは考えたことはないなぁ。負けても、次の勝利を見てきたから。ただ……マイケル・ビスピン戦かな。もちろん、実現することはないけど。ニック・ディアスは僕のキャリアで唯一のNCだったから、決着をつけたかった。でも今は土曜日の試合で自分のできることをやり通すだけさ。ファン、ブラジルのために。

ファンがまだ僕とGSP、あるいはロイ・ジョーンズJrとの戦いついて話しているけど、嬉しいことでもあり、凄く複雑だよ。とにかく、UFCでの最後の試合だ。自分のベストを尽くす。僕はファンに嘘をつきたくない。ケージの中では1秒、1秒にベストを尽くす。

将来については……何が起こるかな。とても面白そうだよ」

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News UFC UFC249 ジャカレ・ソウザ ブログ ユライア・ホール

【UFC249】ジャカレとセコンド2名が新型コロナウィルス検査で陽性に。どうなるUFC3連戦──

8日(金・現地時間)、UFCより9日(土・同)にフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催されるUFC249に出場予定だったジャカレ・ソウザが新型コロナウィルス検査で陽性反応が出て、試合を欠場するということが発表された。

ユライア・ホールと対戦予定だったジャカレは、現地で実施された複数回にわたる検査のうち1回の検査結果で陽性反応が出たため、UFCではプレリムカードから除外することを決めた。またジャカレのコーナーマンの2名も陽性反応が出ているとのこと。

UFCの医療チームによると、現在3者ともに無症状だが宿泊ホテルから隔離し、敷地外で自主隔離、遠隔で監視しつつ必要な治療について支援していく予定とのこと。

なおUFCではジャカレとセコンド2名はUFCの健康と安全の手順に従っており、練習はソーシャルディスタンシングを守り、個々人が保護具を身に着け、必要な際には自主隔離していた──としているが、マスクを着用したうえで、マスクをしていないファブリシオ・ヴェウドゥムと話す模様などが映像にも収められていた。またジャカレは計量でもマスクだけでなく、手袋を着用していた。

ジャカレはジャクソンビルに到着した時から、家族に陽性になった者がいることを明らかにしていたという情報もある。コロナウィルスは症状が出ていなくても、感染するからこそパンデミックを引き起こした。それでもUFCは全11試合を決行すると公表しており、13日と16日にも同所での大会開催が決まっている。現時点で他の選手やスタッフが感染しているという情報は入っていないが、イベント再開に関して剣が峰に立ったことは確かだろう。


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News UFC UFC249 アレクセイ・オレイニク ジャスティン・ゲイジー ジャルジーニョ・ホーゼンストライク ダナ・ホワイト トニー・ファーガソン ドミニク・クルーズ ファブリシオ・ヴェウドゥム フランシス・ガヌー ブログ ヘンリー・セフード ホナウド・ジャカレ ユライア・ホール ヴィセンチ・ルケ

【UFC249】計量終了、いよいよUFC249へ。ジェレミー・スティーブンスが体重オーバーに

UFC249【写真】選手権試合出場選手をはじめ、注目カードが並んだ今大会。計量失敗は1人、体調不良は現時点では出ていない。写真はメディアに配布された映像からキャプチャーしたもの (C)Zuffa/UFC

9日(土・現地時間)にフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催されるUFC249の公開計量が行われた。

無観客で開催される今大会は当然のようにセレモニアル計量&フェイスオフは行われない。メディア、コミッション関係者、スタッフもマスク姿でソーシャルディスタンスを保ちつつ各選手の計量は進んだ。ユライア・ホール、チャールズ・ロサがマスク着用でスケールに乗り、そのホールと対戦するジャカレ・ソウザはマスクだけでなく手袋も装着していた。

Ngannou vs Rozenstruik出場選手だけでなくメディアにも検査が実施された今大会、フェイスオフでは額を合わせるような近距離になることがなくても、向き合って握手をするというシーンは見られ、ダナ・ホワイトも間に入り選手との接触はあった。

もちろん、それすら認められないのであればファイトなの以ての外ということになるが、1カ月半ぶりのフェイスオフは本来我々にとっては見慣れたもののはずなのに、ニューノーマルの時代にあって非常に珍しいように目に映った。


調整が容易でない状況での今大会、体重オーバーはただ1人──ジェレミー・スティーブンスが5.5ポンド重く、ファイトマネーを30パーセントの没収になりキャッチウェイト戦をカルヴィン・ケイターと戦うことになっている。

UFC249プレビュー纏め
ジャスティン・ゲイジーの会見でのコメントはコチラから
ヘンリー・セフードの会見でのコメントはコチラから
ドミニク・クルーズの会見でのコメントはコチラから
ヴィセンチ・ルケ インタビューはコチラから
ファブリシオ・ヴェウドゥム インタビューはコチラから
ヴィセンチ・ルケ✖ニコ・プライス、見所はコチラから
フランシス・ガヌー✖ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク、見所はコチラから

なお計量結果は以下の通りだ。

■UFC249計量結果

<UFC暫定世界王座決定戦/5分5R>
トニー・ファーガソン: 155ポンド(70.31キロ)
ジャスティン・ゲイジー: 155ポンド(70.31キロ)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ヘンリー・セフード: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]ドミニク・クルーズ: 135ポンド(61.24キロ)

<ヘビー級/5分3R>
フランシス・ガヌー: 261.5ポンド(118.61キロ)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク: 260ポンド(117.93キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジェレミー・スティーブンス: 150.5ポンド(68.26キロ)
カルヴィン・ケイター: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
グレッグ・ハーディー: 265.5ポンド(120.42キロ)
ヨーガン・デ・カストロ: 262ポンド(118.84キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ: 171ポンド(77.56キロ)
アンソニー・ペティス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク: 227.5ポンド(103.19キロ)
ファブリシオ・ヴェウドゥム: 243ポンド(110.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
カーラ・エスパルザ: 115.5ポンド(52.38キロ)
ミッシェレ・ウォーターソン: 115ポンド(52.16キロ)

<ミドル級/5分3R>
ホナウド・ジャカレ: 186ポンド(84.37キロ)
ユライア・ホール: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ: 170ポンド(77.11キロ)
ニコ・プライス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル: 145.5ポンド(66.0キロ)
チャールズ・ロサ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サム・アルヴィー: 205ポンド(92.99キロ)
ライアン・スポーン: 206ポンド(93.44キロ)

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【UFC249】出場選手の新型コロナウィルス及び、抗体検査の実施へ。バーチャル・メディアデーも

UFCPI【写真】写真は上海のUFCPIのオクタゴン (C)Zuffa/ UFC

4日(月・現地時間)、9日(土・同)にフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで決行されるUFC249の主治医がリングサイド主治医協会の代表と電話会談を行い、イベント中のリスク管理を話し合ったとESPNが報じている。

記事によると、UFCのジェフリー・デヴィッドソン医師はドナルド・ムッジ代表と出場選手に新型コロナウィルス感染のテストを行う方向で話し合いが行われたという。今大会においてフロリダ州ボクシング・コミッションのリングサイド・ドクターの主治医を務めることになっているムッジ氏は「今日の世界で、可能な限り安全性を高める。我々はニューノーマルの時代を生きている。最低限の人数で、ソーシャルディスタンスを念頭に置いて無観客試合を行う」と明言。

その結果かUFCではUFC パフォーマンス・インスティチュートから、UFCメディカルチームがUFC249に出場するファイターの検査を行う旨がファイターに伝えられ、抗体検査も含まれているという話を米国の大手MMAメディアであるMMAJANKIEが伝えている。

抗体検査とウィルス検査、これがUFCのニューノーマルとなるのか──。検査はどのタイミングで行われ、その結果はいつ出るのかなどは明らかになっていない。とはいえ、今回のUFCの事例は他のMMAプロモーション及び、コンバットスポーツにとって参考となることは間違いなく、またイベント再開に向けて協力する医師団の存在があることは日本とは、あまりにも状況が違うといえるだろう。

また今大会のメディアデーと試合後の会見は、バーチャルで行われ各国のメディアにはその通達もUFCから届けられている。

(C)Zuffa/UFC

(C)Zuffa/UFC

※UFC249に出場するファブリシオ・ヴェウドゥムのインタビューはコチラから

※同、ヴィセンチ・ルケ初インタビューはコチラから


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UFC249「Ferguson vs Gaethje」(5月9日)対戦カード──活動再開、UFC。ドミニク復活、全試合見逃せない

Cruz【写真】メインに負けず、注目の世界バンタム級選手権試合。名解説者ドミニク・クルーズが、3年5カ月振りにオクタゴンで戦う(C)Zuffa/UFC

2020年5月9日(土・現地時間)
UFC249「Ferguson vs Gaethje」
フロリダ州ジャクソンビル
ヴィアスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナ

■視聴方法(予定)
5月10日(日・日本時間)
午前7時~UFC FIGHT PASS Early Prelims
午前9時~UFC FIGHT PASS Prelims
午前11時~WOWOW ライブ

■対戦カード

<UFC暫定世界王座決定戦/5分5R>
トニー・ファーガソン(米国)
ジャスティン・ゲイジー(米国)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ヘンリー・セフード(米国)
[挑戦者]ドミニク・クルーズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
フランシス・ガヌー(カメルーン)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)

<ヘビー級/5分3R>
グレッグ・ハーディー(米国)
ヨーガン・デ・カストロ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ(米国)
アンソニー・ペティス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
カーラ・エスパルザ(米国)
ミッシェレ・ウォーターソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ホナウド・ジャカレ(ブラジル)
ユライア・ホール(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)
ニコ・プライス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル(米国)
チャールズ・ロサ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
サム・アルヴィー(米国)
ライアン・スポーン(米国)

カテゴリー
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【UFC249】UFC、ジャクソンビル市、フロリダ州ボクシングコミッション、三位一体でPPVショー復活

UFC249【写真】ガヌー✖ホーゼンストライク、セラーニ✖ペティス、ファーガソン✖ゲイジー、セフード✖ドミニク、ヴェウドゥム✖オレイニクand more !!! (C)Zuffa/UFCC

24日(金・現地時間)、UFCが5月9日(土・同)にUFC249をフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催をオフィシャル・プレスリリースで行った。

さらには13日(水)、16日(土)と8日間で3つの無観客大会が開かれることに関して、ダナ・ホワイトは「ファンに素晴らしい試合を提供することが待ちきれない。この最高のカードを実現できるよう会場使用を認めてくれたカリー市長(レニー・カニー=ジャクソンビル市長)、ヴィスタ―・ベテランズ・メモリアル・アリーナ、フロリダ州ボクシング・コミッションのパトリック・カニンガム事務局長、メディアパートナーのESPNならびにESPN+、そしてファンに多大なる感謝の言葉を伝えたい。私のチームは準備ができているし、ファイターも連続大会で戦いに戻れることに開かれることにエキサイトしているんだ」とリリースにコメントを寄せている。


フロリダ州では──生活するうえで欠かせないビジネス──として、既に13日(月・同)にWWEが無観客で開催が認められライブ中継が行われている。

そのフロリダ州で北端にあるジャクソンビルは、人口80万を超え市単体ではフロリダ最大の都市である。広域都市圏では140万程度でマイアミ、タンパ、オーランド周辺に続く都市圏が構築されている。米国4大スポーツではNFLのジャクソンビル・ジャガーズが本拠地としており、

今回のリリースには2015年からこの職にあるレニー・カリー市長のコメントもあり、「段階的な景気回復に向けて行動する中で、ヴィスタ―・ベテランズ・メモリアル・アリーナでUFCを開催することを誇りに思う。UFCは名高いエンターテインメントブランドであり、ジャクソンビル市の会場を使用するにあたり安全かつ賢明な計画を提示してくれた。ESPNとESPN+によって、我々の街からUFCが全米に中継されることに興奮している。ジャクソンビル市が他の都市や地域に先駆け、世界規模の国際的なスポーツエンターテインメントを手掛ける団体のイベントを開始し続けられることを光栄に思う」と話している。

またコミッションのパトリック・カニンガムが「フロリダはUFCがサンシャイン・ステートにやってくることを歓迎する。5月9日、13日、16日に開催されるイベントを認可する準備をしている。健康と安全面で実施要項書により、今回のイベントを可能にした一人ひとり、個人の安全と健康を確実にしていく。この3日間のUFCイベント移行もフロリダは今後もUFCが同州でのイベントを開けるよう、引き続きUFCと強力な関係を構築していく」とコメントするなど、今大会がフロリダ州の強力なバックアップがあることがリリースでは強調されていた。

世界女子フェザー級選手権試合=アマンダ・ヌネス✖フェリシア・スペンサーこそ、今大会では組まれていないが、現状に考えられうる最高のラインナップになったことは間違いない。また13日と16日のイベントも追って対戦カードがアナウンスされるとのことだ。

■UFC249対戦カード

<UFC暫定世界王座決定戦/5分5R>
トニー・ファーガソン(米国)
ジャスティン・ゲイジー(米国)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ヘンリー・セフード(米国)
[挑戦者]ドミニク・クルーズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
フランシス・ガヌー(カメルーン)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)

<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ(米国)
アンソニー・ペティス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
グレッグ・ハーディー(米国)
ヨーガン・デ・カストロ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
サム・アルヴィー(米国)
ライアン・スポーン(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
カーラ・エスパルザ(米国)
ミッシェレ・ウォーターソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ホナウド・ジャカレ(ブラジル)
ユライア・ホール(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)
ニコ・プライス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル(米国)
チャールス・ロサ(米国)