U-NEXT 格闘技 公式@UNEXT_fight#BellatorBWGP
2022/04/21 21:00:01
🎥愛娘を胸に刻み戦う、ランク2位の寝技師✨
#パッチー・ミックス
@TeamMixMMA
ホリグチを極めた唯一の男・DJ @MightyMouse の5R 4'59を破り世界最速で極めると宣言
そ… https://t.co/gKJHq4wjDW
ミックスがホリグチタイムアタックでDJの記録を抜くって言ってる
俺たちのキヨジをシバター扱いしやがって
U-NEXT 格闘技 公式@UNEXT_fight#BellatorBWGP
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🎥愛娘を胸に刻み戦う、ランク2位の寝技師✨
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ホリグチを極めた唯一の男・DJ @MightyMouse の5R 4'59を破り世界最速で極めると宣言
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【写真】さぁパッチー・ミックス戦まで1週間を切った。昨年12月、ファンにあんな想いを2度とさせたくない──日本を離れても日本のファンへの想いは変わりない堀口だ (C)BELLATOR
23日(土・現地時間)に開催が迫ってきたBLLATOR279。ハワイ州ホノルルのニール・S・ブレイズデール・アリーナで行われる同大会で、パッチー・ミックスとフェザー級ワールドGP準々決勝を戦う堀口恭司インタビュー後編。
何が起こるか分からないトーナメント戦を前に、自身でコントロールできないことに気にすることははいというシンプルな強さの源=精神性を改めて話した堀口だが、Bellatorで世界王座に返り咲くことに関してはそれが、日本のMMA界を盛り上げることに通じるという強い意志を持っていることが伝わってきた。
2022年、春~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第3弾─後編─、堀口恭司の話に耳を傾けたい。
<堀口恭司インタビューPart.01はコチラから>
──明快ですね!! ところでラフェオン・スタッツとの試合が決まっていたセルジオ・ペティスが負傷でGPから撤退しました。
「自分に勝って、あそこで運を使い果たしたんじゃないかと思っています(爆)。まぁ、ケガをしたことによってスタッツとも戦わず、チャンピオンのままでいられる。ペティスとしては、それが良い方向に働いていますよね。多分、スタッツと戦っていたら──テイクダウンされて、そのまま負けていたと思います。自分の時の3Rまでのように」
──でも返上にはならないのも、MMAビジネスの妙ですよね。
「まぁ、自分もそういう感じでしたからね」
──堀口選手はBellatorとRIZINの二冠王時代に、ヒザを手術することになり返上したではないですか。
「アレは返して欲しいって言われたんです、RIZINから。そうしたらベラトールもRIZINのベルトを返上するなら、ベラトールのベルトも返上してくれということになって。なら『ハイ、そうします』と。きっとダダをこねれば、ずっと持っていることができたと思います。そんなことをする気もなかったですけどね」
──GPは暫定王座を争う、事実上チャレンジャー決定トーナメントの様相を呈してきました。
「GPで勝った選手が暫定王者になって、統一戦。ベラトールにとっても良い流れですよ。自分はどこで戦おうが、やり返すだけです。だから優勝して、ペティスにやり返せば良い」
──なるほど。ではその一歩となる準々決勝、対戦相手がミックスに決まるまでの練習とは、どういうモノだったのでしょうか。
「コンディション、そして自分の動きを高める練習をしてきました。ATTにマウリシオ・ゴメスっていう凄く寝技の強い柔術家が来て、本当にピュアなグラップリングが強いです。力じゃなくて、タイミングで攻めるような感じで。MMAを始めて、まだプロでは戦っていないけど一緒に練習するようになりました。本当に強くて……まだMMAは全然大したことはないですけど、グラップリングは強いです。ミックス戦に向けて、対策練習を一緒にしてアドバイスを貰っています。
さっきも言いましたけど、アドリアーノが今は休んでいるので……。彼はずっとケガをしていたんです。それもあって、今はマウリシオをやることが多いです」
──アドリアーノはそれでも若松選手を相手に、しっかりと勝ち切れるのですね。
「まぁ、ああなるとは思っていましたよ」
──あの試合、MMAの打撃の展開としてイエローが出されたことを堀口選手はどのように思いますか。
「アレは何なんですか。イエローカードで減点して、ファイトマネーを没収しているのかなって(爆)」
──それはないと思うのですが……。間合いの取り合い。打っても打たれる位置だと手を出さす。出すと、カウンターを受けないように移動する。そこに組みがあるのだから、あの間合いになっても然りではないかと……。
「あれでイエローっていうのは……あのレフェリーはMMAの素人なのかって思いました。あんなことをしていると、ただの殴り合いになって終わってしまいますよ。ああいうレフェリングは嫌ですね。だからといってアドリアーノが、強引に動くことはないですけど。もうアドリアーノのやり口に掛かっていますからね。打撃の距離にならないから、若松選手は組んでいったと思います。そこをギロチンで待つのはもうアドリアーノの試合ですよね」
──前回の試合で3Rまでテイクダウンを奪い、試合を支配していた堀口選手が『メインだし良い試合をしないといけない』という気持ちになったと言われていたではないですか。今回のGPに向けても、そのような気持ちはありますか。
「う~ん、今は……そうですね、しっかりと勝ちにいきたいです」
──プロセスはともかく、結果が伴わないと堀口恭司も落ちた──という声が挙がってくるのが世の常です。私自身はやはり距離が近くなったことは、腑に落ちないままなんです。正直なところ。ただ勝っていれば、そういう風に思わなかったかもしれないです。
「近い距離というか、どこでも戦える武器を身に着けてきたということなので。近い距離でも、組みでも勝負していこうかと思っています。トーナメント戦でも、目の前の試合に集中して。次のことは、勝ってから考える。だから、しっかりと勝たないとダメです」
──連敗は許されないと。
「う~ん、連敗とかも考えていないです。前の試合で負けていようが、連勝していようが目の負けの試合に勝つだけなので」
──一貫していますね。堀口選手が出場することで、Bellatorへの注目度は過去最高です。
「そうなんですか。嬉しいですね。昔、夢を貰ったMMAという舞台で、自分が今度は皆に夢を与えることができれば。だからこそ、しっかりと勝たないといけないなという気持ちになります」
──堀内選手の試合を視て、Bellatorで戦いたいと思うようになる選手も現れるでしょうし、そこに期待したいです。
「世界を舞台に戦っていないと……日本だけに留まっていると夢は見られない。世界を相手に戦える日本人の姿を見せたいです」
──勝手な話ですが、堀口選手が勝ってくれないと『堀口恭司でも勝てないのか』という重い空気になってしまいます。
「そうならないように、しっかりとGPで優勝してベルトを巻き、ペティスにやり返して日本でも盛り上げる。それしかないとは思っています。前回、日本のファンの皆にガッカリさせてしまいましたが、今回は倍の歓びを返したいです。楽しみにしてほしいですね」
The post 【Bellator279】世界と戦う日本人(03)堀口恭司─後編─「日本だけに留まっていると夢は見られない」 first appeared on MMAPLANET.【写真】少し伸び掛けのレアな髪形──無頓着ではない泰然自若な堀口だ (C)MMAPLANET
23日(土・現地時間)、ハワイ州ホノルルのニール・S・ブレイズデール・アリーナで開催されるBLLATOR279で堀口恭司がパッチー・ミックスとフェザー級ワールドGP準々決勝を戦う。
昨年12月のまさかの逆転KO負けをセルジオ・ペティスに喫してから4カ月。そのペティスの負傷欠場で、ワールドGPは暫定バンタム級王座を争う場となった。ペティス欠場も対戦相手の決定が後手後手だったことも、全てをポジティブに捉える肯定脳──こそ、堀口の強味だ。
ハワイ2Daysで開幕するBellatorフェザー級ワールドGPは堀口恭司×パッチー・ミックス、もう1試合は世界バンタム級のベルトが賭けられた王者セルジオ・ペティス×挑戦者ラフェオン・スタッツが組まれていた。
2022年、春~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第3弾は、BELLATORバンタム級ワールドGP制覇と、世界バンタム級王座返り咲きを狙う堀口恭司に話を訊いた。
──堀口選手、バンタム級ワールドGPの初戦パッチー・ミックス戦があと2週間強と迫ってきました。「!」、 少し髪の毛が伸びていませんか。
「ハイ。もう、全然気にしていなかったので。ちょっと伸びてしまって(笑)」
──でも米国で髪の毛を切ると、角刈りみたいにならないですか。
「ハイ、なんかカクってなりますよね(笑)」
──いやぁ、でもこういうとアレですがヘルメットを被っているみたいになっていますね(笑)。
「ホントですか、アハハハハ。本当に全然気にしていなかったので」
──ところでハワイでのGP初戦、相手はミックスというのはいつ頃に聞かされていたのでしょうか。
「オファーがあったのは……2カ月前ぐらいですかね。でも、対戦相手はなんか、米国のサイトで発表されて、そこでパッチー・ミックスになるんだって。で、その翌日にBellatorから正式に連絡が来た感じでした。なんか、どういう順番なのかも分からない感じで」
──でも気にしない……と。
「そうですね、全く気にならなかったです(笑)」
──やはり。ところでハワイのニールブレイズ・センターは2003年に山本KID徳郁選手が、ジェフ・カーランを相手に戦った場所です。
「へぇ、そうだったんですか」
──それを聞いても、特に響くモノはないですか。
「う~ん、どこで誰が戦ったから何かあるかってのはないです。それをいうなら、さいたまスーパーアリーナでもKIDさんは戦っていたし」
──確かに、そうですね。ではハワイという場所で戦うことにも何も感じるモノはない?
「ないですね。でもハワイは……」
──ハイ、ハワイは?
「初めて行った海外なんです。高校の時の修学旅行で」
──……。しかし、高校の修学旅行がハワイですか!!
「ヨーロッパとか5つぐらい候補があって。その中の一つを選んでいくんですけど」
──作新学院、どんなお坊ちゃん学校なのですか!!
「お坊ちゃん、アハハハハ。そんなことはなかったですよ。自分はただ、どんなところだろうって思ったのがハワイだったんです」
──何かハワイでの思い出はありますか。
「あのファイヤーダンスってあるじゃないですか、アレを見に行った時に、ろくすっぽ見ていなくて友達と喋って笑っていたら、踊っている人が『バカにしてんのか?』みたいなに怒ってきて、銛か槍みたいなのを向けられました(笑)。他のヤツも笑っていたのに、なんか自分にだけにやってきて。ショーの一環かなって思っていたら、ガチ切れしてきて」
──アハハハハ。ふてぶてしい笑顔だったのですよ。
「言葉も分からないし、もう何も反応もできないスよ。何をあんなに怒っていたのか、今も分からないです」
──微妙なハワイの思い出はともかく、パッチー・ミックスと戦うことが決まった時はどういう風に思いましたか。
「まぁ寝技の強い選手ですよね。柔術系っていう感じで」
──打撃が苦手な風もあるかと思いますが。
「ただ、こっちに打撃をさせないリーチの長さや背の高さがあるので……パッチー・ミックスは、戦い辛い相手ではあります」
──極めの強さにも警戒は必要です。
「手足の長い選手は、やはりバックコントロールが巧いです。そこは対策を練っていく必要がありますね」
──長身のグラップラー、アドリアーノ・ミキーニョ・モライシュやダニー・サバテーロという力強い味方がいるのではないですか。
「アドリアーノは試合に勝ってからは、練習に来ていないです。それでも寝技の対策も含めて、ミックスの強い所と弱い所は研究して、そこを頭に入れた練習をしています」
──スタイルは全く違いますが、サブミッションは10秒あれば逆転できるという部分を考えると、今回の試合に向けてペティス戦の逆転負けから生かせることもあったかと。
「そうですね、どの選手が来ても気を抜いたら負けます。だから相手云々でなくしっかりと決められない、自分が決める試合をしたいです」
──トーナメント戦の特徴もあり、相性的にも最初に戦っておきたかった相手などいましたか。
「ないですね。相手を決めるのはベラトールで。自分に決める権利がないので、そういうことを考えても意味がないじゃないですか。意味がないことに時間を使うのは勿体ないです(笑)。だから全然、誰と戦いたいとかは考えなかったです」
<この項、続く>
The post 【Bellator279】世界に立ち向かうJ-MMAファイター(03)堀口恭司「ミックスは戦い辛い相手ではあります」 first appeared on MMAPLANET.【写真】プロ2戦目──クーパー一家らしく精悍の顔つきの21歳=マコア・クーパーがベラトール初陣に挑む (C)TITAN FC
24日(木・現地時間)、Bellatorより4月22日(金・同)と23日(土・同)にハワイ州ホノルルのニール・S・ブレイズデール・アリーナで開催されるBellator278と279の追加カード及びカードの変更が発表されている。
ハワイ2Daysで開幕するBellatorフェザー級ワールドGPは堀口恭司×パッチー・ミックス、もう1試合は世界バンタム級のベルトが賭けられた王者セルジオ・ペティス×挑戦者ラフェオン・スタッツが組まれていた。
しかし、王者ペティスは負傷で同門対決からドロップアウト。波乱の幕開けどころか、幕開け前の波乱が起きてしまった。
その結果、スタッツは前世界王者のフアン・アルチュレタと暫定王座を争うGP準々決勝をBellator279で戦うことになった。またジェイムス・ギャラガーもトーナメント戦から姿を消し、ペティスとギャラガーが抜けた穴埋めにBellator278でワイルドカード戦が2試合組まれることも今回明らかとなっている。
勝てば準々決勝進出がワイルドカード戦はジョシュ・ヒル×エンリケ・バルゾラ、そしてジョーネル・ルゴ×ダニー・サバテーロとなり、ヒル×バルゾラの勝者はマゴメド・マゴメドフと、ルゴ×サバテーロの勝者はレアンドロ・イーゴとのクオーターファイナルに進出する。
バルゾラはTUFラテンアメリカ優勝、6勝3敗1分と勝ち越しているUFCから転じた初戦で、ダリオン・コールドウェルを破ったばかり。 Titan FCバンタム級王者&コンテンダーシリーズで勝利もUFCと契約がならなかったサバテーロはサークルケイジ初陣で、UFC戦績5勝2敗だったブレット・ジョンズを下している。ペティス脱落、ワイルドカードにニキータ・ミハイロフの名が見られないのは残念だが、それも準々決勝にバルゾラやサバテーロが進出するならGP見所はプラスマイナス・ゼロといっても過言でない。
それだけトーナメントの行方、予想を困難にする実力者がワイルドカード戦に選出されたといえる。
また279大会でベラトール世界女子フェザー級王者クリス・サイボーグアーリーン・ブレンコウのBellator世界女子フェザー級選手権試合が組まれたのに対し、278大会では世界女子フライ級選手権試合=王者ジュリアナ・ヴェラスケスリズ・カモーシェ戦が組み込まれている。
その278大会ではプレリミに父にレイ・ブラダ・クーパーJr、兄にレイ・ブラダボーイ・クーパー3世を持つマコア・クーパーがプロ2戦目で、ハワイ・ローカル枠に抜擢されブレイク・ペリーとのマッチアップも決まっている。
父はハワイMMAのパイオニア、兄はPFLで2度の優勝も自宅にガレージで家族だけ練習するという公然ながら、謎多きMMA一家から、レスリングとフットボールで活躍したマコアのBellator初陣は非常に楽しみだ。
なお279大会のプレリミでジャスティン・ゴンザレス×カイ・カマカ3世、エマニュエル・サンチェスヤンシー・メデイロス戦、さらにランス・ギブソンJrも出場するなど注目カードが並んでいる。
The post 【Bellator278&279】ペティス脱落のハワイ2Daysに公然の謎多きMMA一家から、マコア・クーパー出場 first appeared on MMAPLANET.【写真】左は打撃コーチのカテウ・キビス、右は元UFCファイターでラオス系米国人のアンドレ・スークムタズ。この陣容で王座防衛戦に臨む (C)ONE
26日(土・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE130「ONE X」で、ONE世界フライ級王者アドリアーノ・ミキーニョ・モライシュが若松佑弥の挑戦を受ける。
昨年4月にデメトリウス・ジョンソンを破った直後、ミキーニョは「ユーヤが次期チャレンジャー? カイラット・アクメトフと戦うべきだ」と言っていた。その言葉の真意とは……。さらにミックファイト、グラップリング出場はあるのかを尋ねた。
──ONEの歴史上、最大のイベントで若松選手の挑戦を受けるミキーニョです。今の気持ちを教えてください。
「今回の試合、過去に戦ってきた全てのファイトと同じで、ベストを尽くして戦う。そして2度目の王座防衛に成功する。僕の技術、新しいMMAの戦い方を披露し皆が喜ぶ試合にしたい。ONEにとって記念すべき大会に相応しいショーを見せるよ」
──DJを破った直後、若松選手に関しては『カイラット・アクメトフと戦うべきだ』とミキーニョは言っていました。
「イエス。ただユーヤは5連勝中のファイターだ。フィニッシュ率も高い。若くて期待の選手、何よりもハングリーだ。ONEは日本との結びつきも強い、アジアのプロモーションだし、ユーヤがチャレンジャーになるのはもっともだよ」
──あの時、カイラットと戦うべきだと言ったのは、もう少し若松選手の実力を確認しておきたかったということはありますか。
「う~ん、決してそうではないよ。僕が彼はカイラットと戦うべきだと言ったのは、両者のランキングが近くて、カイラットは元チャンピオンたからだよ。そういう意味で、2人は戦うべきだと思っていたんだ。ただ、僕は決められた相手と戦う。ユーヤがチャレンジャーになった。大歓迎だよ。あとは戦うだけだからね。アハハハ。誰だろうが、当てられた相手と戦うだけさ」
──前回の試合が1年前、3年で2試合しか戦っていないですが、試合勘が鈍るということないでしょうか。
「ノー。子供の頃から戦ってきた。戦いが僕の血になっている。試合がないからといって、それが問題になるようなことはないよ。戦うために僕は生まれてきたんだから。ファイターとして生まれてきたからには、いつだろうが、誰とでも戦う。その機会を得たから、今ここにいる。あとはベストを尽くすだけだよ」
──では若松選手の長所はどこだと考えていますか。
「パンチだ。これまで多くの対戦相手をKOしてきた。一番の武器はあのパンチだよ」
──12月のフー・ヨン戦は視ましたか。レスリングとグラップリングで判定勝ちを収めまいた。彼は実戦で、自分のグラップリング力を試してみたかったようです。彼の組み技の力をどのように評価していますか。
「そうだね……。う~ん……」
──正直にお願いします(笑)。
「白帯相手に、良いグラップリングを見せていたね(笑)。レスリングを知っている相手に、レスリングで勝負して勝った。良いモノを見せてもらったよ。ユーヤが僕をテイクダウンしてくるなら、楽しみだね。いくらでも組み技に付き合ってあげるから」
──試したかったのは分かりますが、ミキーニョに挑戦するまで隠す手もあったと思います。
「彼はファイターだ。そして僕はチャンピオンだ。僕のベルトを誰もが狙っている。皆の夢だ。ユーヤはユーヤのやるべきことをやれば良い。DJ、ダニー・キンガド、素晴らしいグラップリング能力の持ち主だけど、僕は彼らに勝っている。ユーヤが打撃と同じような組み技の力があっても、なんら問題視しないよ。あの試合を見て、彼はチャレンジャーに相応しいと逆に思ったよ」
──全く心配はしていないようですね。
「ファイターとしてユーヤのことを本当に尊敬している。グラップリングもできて、打撃は遥かに良い。チョークから身を守ることもできるし、戦いが分かっている。彼のことを認めているからこそ、僕は全力で叩き潰しにいく。本当に良い挑戦者だからね」
──若松選手と戦ううえでミキーニョのアドバンテージはどこにあると考えていますか。
「長身であること。ステップ、レスリング、そして柔術。打撃だってDJ戦で、僕の力を見せたつもりだ。どういう試合になるか、個人的にも興味深いよ」
──日本のメディアは常に堀口選手のことを尋ねると思います。私も、そうです。
「アハハハハハ、その通りだ」
──そんななか、この試合に向けて一緒に練習してきたでしょうが、堀口選手は若松選手のことをそれほど知っているとは思えないです。
「僕とキョージは毎日、一緒に練習してきた。互いに協力しあってきた。キョージはユーヤのことは知らないよ。キョージが僕にアドバイスをしてくれるのはユーヤとの試合に勝つためじゃない。僕がケージの中で、より良いファイターになるために助言してくれるんだ。より強い漢、強いサムライになるために──僕が、なりたい人間に近づくためにキョージはアドバイスをしてくれている」
──堀口選手がKO負け直前まで試合を支配していたセルジオ・ペティス戦から、学ことは多かったのではないですか。
「あの瞬間までキョージが試合をドミネイトしていた。だけど、ああいう結果になった。それこそMMAだよ。MMAはMMAなんだ。試合中は、一瞬でも気を抜いてはいけないことをキョージの敗北から改めて学んだよ」
──今回の試合で勝ち、堀口選手にしっかりとバトンを渡したいですね。
「パッチー・ミックスは背の高いグラップラーだ。だからたくさん、キョージと練習した。キョージの組み技での防御力は大したものだよ。僕らには優秀なチームメイトがたくさんいるから、あらゆるタイプのフトレーニングができる。このATTの環境が僕らを成長させてくれるんだ」
──ATTにまたBellator世界バンタム級のベルトが戻って来るでしょうか。
「キョージはチャンピオンに返り咲くよ。彼が望む決勝でセルジオ・ペティスとのリマッチに勝利してね」
──ところでONEではグラップリングを強化するようです。その一方でDJ×ロッタンのようにミックスファイトも今大会では組まれました。将来的にムエタイのレジェンドとフリースタイル・ルールの試合のオファーがあれば受けますか。
「全てはユーヤとの試合を終えてからだけど、興味深いね。ONEが求めるなら、やるよ。レッツゴー!! 大きな挑戦になる。僕はもうMMAのレジェンドと戦ってきたから、ムエタイのレジェンドと戦うことを恐れはしない」
──ではミキーニョが興味があるのか分からないですが、グラップリングに関して……。
(質問を遮って)「マイキー・ムスメシと戦いたい」
──そこです!! そこが聞きたかったです。
「ぜひとも、ムスメシとグラップリングファイトを戦いたい」
──マイキーは道着だけでなく、ノーギでも凄まじい強さを見せています。
「なら僕はダースチョーク、トライアングルをお見舞いする。彼には予期できない柔術のスキルを披露したいと思う。僕らのハニ・ヤヒーラBJJを、ね!!」
──ハニ・ヤヒーラBJJ!!!! 何ともワクワクする言葉です。
「僕らは一緒にハニ・ヤヒーラBJJを構築してきたんだ」
──いやぁ若松選手との試合後も、ミキーニョの動向から目が離せないですね。そんなミキーニョですが、今回の歴史的な大会でどのような試合をファンに見せたいと思っていますか。
「ドリームカードが揃っている大会だ。そういう大会にあって、ボーナスを獲得するに値する試合がしたい。そのためにハードな練習を課してきた。ベストを尽くし、皆が喜んでくれる試合をする。僕の技術、柔術、ムエタイを駆使してね。試合が待ち切れないよ」
──ミキーニョ、今日はありがとうございました。では最後に日本のファンに一言お願いします。
「日本の友人たち、ファンの皆には最高の席を確保して僕とユーヤのファイトをABEMA TVで視てほしい。皆が楽しめる試合をして、ベルトを守るよ」
■放送予定
3月26日(土・日本時間)
午後1時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時00分~ABEMA PPV ONLINE LIVE
■ONE130 「ONE X」対戦カード
<ONE世界女子アトム級(※52.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]アンジェラ・リー(米国)
[挑戦者]スタンプ・フェアテックス(タイ)
<フリースタイル・フライ級(※61.2キロ)/3分4R>
ロッタン・シットムアンノン(タイ)
デメトリウス・ジョンソン(米国)
<ONE世界フライ級 (※61.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]アドリアーノ・モライシュ(ブラジル)
[挑戦者] 若松佑弥(日本)
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
秋山成勲(日本)
<ムエタイ・ライト級/3分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
ウェイン・パー(豪州)
<ONEキックボクシング世界フェザー級選手権試合/3分5R>
[王者]スーパーボン・シンハマウィーン(タイ)
[挑戦者]マラット・グレゴリアン(アルメニア)
<ムエタイ世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] ノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
[挑戦者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
<ONEキックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
【王者】カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)
【挑戦者】秋元皓貴(日本)
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ハム・ソヒ(韓国)
デニス・ザンボアンガ(フィリピン)
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
平田樹(日本)
ジヒン・ラズワン(マレーシア)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キジュ・ジェウン(韓国)
タン・カイ(中国)
<キック・フェザー級ワールドGP決勝/3分5R>
チンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン)
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
<グラップリング・ミドル級 (※93.0キロ)/15分1R>
ライニア・デリダー(オランダ)
アンドレ・ガルバォン(ブラジル)
<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ジャレミー・ミアド(フィリピン)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
アミール・カーン(シンガポール)
高橋遼伍(日本)
<ヘビー級(※70.3キロ)/5分3R>
カン・ジウォン(韓国)
ポール・エリオット(英国)
<グラップリング女子アトム級(※52.2キロ)/12分1R>
山口V.V芽生(日本)
ダニエラ・ケリー(米国)
<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
澤田龍人(日本)
仙三(日本)
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アシャ・ロカ(インド)
アリス・アンダーソン(米国)
【写真】対策練習は、仮想安藤=鶴屋怜とのスパーリングで行ってきた(C)MMAPLANET
21日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2020#02 のメインで安藤達也の挑戦を受ける修斗世界バンタム級チャンピオン岡田遼インタビュー後編。
修斗が格闘家生活の本編と語る岡田。今年いっぱいの活動という区切りをつけたチャンピオンは2度目の防衛戦を「自らの試す試験」と表現した。
<岡田遼インタビューPart.01はコチラから>
──安藤選手は今回アルファメールではなくて、国内で調整しているようですね。
「あぁ、そうなんですか。良い状態で来て欲しいと思います。強い安藤とやりたいです。そうでないとラスベガスまで行った意味がなくなりますし」
──ATTとエクストリーム・クートゥアー、どのような違いがありましたか。
「施設面で充実しているのはATTです。どちらもメガジムですが、ATTは上に宿泊施設があったり、カフェまで揃っています。サウナや水風呂なでも完備されています。ただし、エクストリーム・クートゥアーは同じストリートにUFC PIがあってUFCファイターはエクストリーム・クートゥアーで練習をして、PIに行って飯を食って体のケアができます。そしサプリメントを補充してもらって帰る。それが全て無料でできる。
パーソナルトレーニング、治療もフリー。朝から晩まで三食、選手の体のことを考えられた食事が用意されています」
──ベガス在住の選手でなくても、定期的にボディチェックがあって個々にあったサプリメントの支給を受けるそうですね。
「データが残っていて、何が必要かとか全て教えてもらっていました。そりゃあ、UFCファイターはラスベガスでファイトキャンプをしますよね。これはATTにはないです。めちゃくちゃ充実した保障で、アジアの選手だってラスベガスに行きますよ」
──絶望的な気持ちになってしまいますね……。
「えっ? あぁ、UFCファイターでないと……ですね。それは僕も感じました。この差をどう埋めろっていうんだって(笑)。こんなに手厚いサポート、保障がある。あのアドバンテージは凄まじいです」
──おかしなクスリに手を出すなということだと思うんです。
「そうですね。それもありますよね」
──そういうなかでエクストリーム・クートゥアーで得た手応えというのは?
「何か一つの項目が、ドーンと伸びたということはないです。局面のディティールを詰めていく、そういう地味な作業をしてきました。おさらいですね。特に新しいテクニックを教わって『面白いっ』っていうようなATTの時のようなことはなかったです。
ただ寝技のコーチがジェイク・シールズで、ベーシックなことを丹念に何度も繰り返すんです。そして『ここに隙間がある。もっともっとタイトにしろ』とか言ってもらえて、細かいディティールを詰めてきました。だからATTとは違う意味で、凄く役に立ちました」
──練習して面白い選手はいました。
「なぜか、ずっとパッチー・ミックスがスパーリングパートナーに指名してくれて。週に2回のスパーリングの日は必ずパッチーとスパーをしていました。あの極め、ギロチンはヤバいです。初見だと、やられてしまいます。シングルに入らせて、マルセロチン。あれは元谷君の気持ち、分かりました(笑)。いや、充実していましたね。
ただラスベガスでやってきたからって、どうこうっていう試合じゃないですけどね。今回の試合は」
──その通りですね。
「それに最初に言いましたが、安藤君に勝ちたいとかじゃないんです。やり切りたい、自分を出し切りたい。自分のためだけのモチベーションではもう頑張れなくて。応援してくれる人に喜んで欲しいですし、ずっと僕の試合を見てくれている人に成長しているなって思って欲しい」
──それでも勝利を手にするために、何をしないといけないと思っていますか。
「勝つために……特別にすることではなくて、良いコンディション、良いメンタルで今までやってきたことを出すだけで、勝てると思っています。何も特別なことをする必要はない。100を110にするのではなく、80点以下にならない仕上がりで行こうと思います」
──それで凄く強い岡田遼を見ることができれば、もっと岡田選手の試合が見たくなるのが世の常です。
「本当ですか!!」
──世の常というか、私個人ですね(笑)。今日のスパーリングを見ていても、自分は総合力でMMAを勝つという意見は実はあまり信用していなくて。やはりレスリングが強く、打撃で勝てる人がMMAは強い。そういうなかにおいて、岡田遼は回転しているなと感じました。
「嬉しいです(笑)。それを確認するための試合です。どれくらい試合でできるのか、自分で自分を試す試験です。そして──修斗愛を見せます」
──しっかりとまとめてもらってありがとうございます(笑)。
「アハハハ。鶴屋怜に頭から落とされていますけどね(笑)」
■視聴方法(予定)
3月21日(日)
午後6時30分~ ABEMA格闘チャンネル
■対戦カード
<修斗世界バンタム級王座選手権試合/5分5R>
[王者]岡田遼:61.1キロ
[挑戦者]安藤達也:61.1キロ
<ウェルター級/5分3R>
西川大和:76.6キロ
山田崇太郎:77.3キロ→77.1キロ
<バンタム級/5分3R>
石井逸人:61.0キロ
石橋佳大:61.2キロ
<バンタム級/5分3R>
後藤丈治:60.8キロ
ダイキ・ライトイヤー:61.0キロ
<フライ級/5分3R>
関口祐冬:57.0キロ→56.7キロ
宮地友一:56.5キロ
<バンタム級/5分2R>
Lyo’o:61.2キロ
齋藤奨司:61.0キロ
<フライ級/5分2R>
大竹陽:56.6キロ
山内渉:56.5キロ
<フライ級/5分2R>
内田タケル:56.5キロ
佐々木駿友:56.4キロ
Cris Cyborg and Arlene Blencowe will rematch for gold in Hawaii 〓 #Bellator279 | Full story: https://t.co/YG6NSQF1ui pic.twitter.com/EC2shweS6A
— MMA Junkie (@MMAJunkie) March 9, 2022
The next Bellator grand prix is taking shape!
— MMA Junkie (@MMAJunkie) March 9, 2022
〓️ Sergio Pettis vs. Raufeon Stots
〓️ Kyoji Horiguchi vs. Patchy Mix#Bellator279 | Full story: https://t.co/YG6NSQF1ui pic.twitter.com/pZQgGPIjNz
【写真】GPの開催により、勝ち進めば多くても3試合後には堀口にタイトル挑戦の再チャンスが巡って来ることとなった (C)BELLATOR
3日(金・現地時間)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されたBellator272「Pettis vs Horiguchi」内で、バンタム級ワールドGPが2022年に行われることが発表された。
同大会のメインカード第1試合でジョニー・エブレンがコリン・ハックボディをTKOで下すと、中継内でヘビー級ワールドGP決勝のライアン・ベイダーモルドフスキー、世界ミドル級選手権試合=王者ゲガール・ムサシ挑戦者オースティン・ヴァンダーフォード、世界ライトヘビー級選手権試合=王者ワジム・ネムコフコーリー・アンダーソンという世界戦が2022年に行われることが言及された。
引き続き中継だけでなく、会場のファンにも「2022年の前半に初めてBellatorバンタム級ワールドGPが開催される」ことがケージ内よりリングアナによって発表され──その出場選手がステージに順次姿を見せた。
マゴメド・マゴメドフ、ジェイムス・ギャラガー、レアンドロ・イーゴ、パッチー・ミックス、ラフェオン・スタッツ、そして前世界王者フアン・アルチュレタが登壇し、残り2人はこの後に世界戦を戦った堀口恭司とセルジオ・ペティスの8人が100万ドルを賭けた8人制トーナメントに参加することが明らかに。
大会終了後の会見でスコット・コーカーは、今回のGPに関して「16人でも8人でも簡単に組むことができた。我々にとってベストの階級だから。4試合のベストマッチアップを実現させるため」8人制としたことを説明した。
まだ2022年のスケジュールが発表されていないベラトールにあって、コーカーは来週にも1月からの大会がアナウンスされるとし、最初の3カ月に上記の3試合、続く3カ月にヤーソラフ・アモソフマイケル・ペイジ(※ウェルター級選手権試合)が組まれ、GPは3月に開始される予定とのこと。
また、今大会のメインでKO負けした堀口に関しては「少し休んでもらって。3月には戦えるようになっているだろう。こういう敗北もあるけど、彼がどういうレベルにあるファイターかは見てもらえたはずだ。試合の全てをコントロールしていた。ホリグチはアメージングでブリリアントなファイターだ」とコーカーは話した。
また開催地に関しては、「新型コロナウィルス感染問題がなかれば日本……RIZINと一緒にさいたまスーパーアリーナ、東京ドームで開きたかった。ただし、COVIDの影響で日本は再びシャットダウン状態だから、ベイエリアかLA、あるいはここモヒガンサン、米国でやることになるだろう」と──日本大会も視野に入れていたことをコーカーは明言した。
The post 【Bellator】堀口に再戦&ベルト奪回の再チャンス。日本で開幕戦もあった……2022年にバンタム級GP開催 first appeared on MMAPLANET.<137.8ポンド契約/5分3R>
パッチー・ミックス(米国)
Def.3R0分39秒by ギロチン
ジェイムス・ギャラガー(アイルランド)
左ハイを繰り出すミックス、ギャラガーがローを返す。ミックスの左ヒザ蹴りをキャッチしたギャラガーがダブルレッグへ。ギロチンに取ったミックスは、ケージを背負ったスタンドの状態からマットに背中をつかされるとハーフで絞め続けるが、徐々にルーズになる。
ギャラガーは頭を抜き、スクランブで逆にギロチンを仕掛ける。ミックスはヒザを抜いてパスを狙い、頭を抜く。ハーフで抑えたミックスのパス狙いにギャラガーが足を戻していきケージを背負う。スクランブルでバック狙いのミックスは、正面を向きなおす。ギャラガーが立ち上がり、試合は打撃の間合いへ。右からヒザを繰り出すギャラガーに対し、ミックスが左フックから左ミドルを蹴っていく。
打撃の圧はギャラガーが上回り、左リードフックからボディショットを入れる。ミックスは左ミドルを返すも、ローにワンツーを合わされそうになる。と、ギャラガーが一気にダブルレッグを決めるもミックスがスイープで上を取り直し初回が終わった。
2R、左ジャブから右を伸ばして前に出たギャラガーが、左右のローを蹴る。その右ローが急所に入り、試合が中断。再開後、ミックスのローにギャラガーが右フックを振るって前に出る。ジャブから右フックを続けるギャラガーの跳びヒザは距離が合わない。ミックスも左の蹴りから左を伸ばすが、パンチに真っすぐ下がる場面も。ミックスのダブルレッグに再びギロチンを合わせたギャラガーが、クローズドを取って絞める。
正座をして頭を抜いたミックスがトップを取ると、ケージに押し込んで左で腹を殴る。ギャラガーが背中をつけた時間が続き、残り90秒に。パスからクルスフィックスのミッチは、ケージを蹴って抑え込みから逃れようとしたギャラガーを許さず、上から細かいパンチを落として時間に。
最終回、右フックから組んでいったギャラガー、シングルをギロチンで捕えたミックスが引き込み、さらに反転して上を取って絞めあげるとギャラガーがタップ──ダブリンのファンが、一瞬にして声を失った。
「2Rにコントロールしたから、3Rはテイクダウンを狙ってくるのは分かってきた。1Rは期待した流れにならなかった。体重オーバーだったので、次はちゃんとコントロールして仕上げる」とミックスは話した。
【写真】体重オーバー、セレモニアル・フェイスオフで険悪になれるのだから、ミックスも面の皮が厚い(C)BELLATOR
5日(土・現地時間)、アイルランドはダブリンの3アリーナ・ダブリンで開催されるBellator270 「Pitbull vs Queally2」の計量が行われた。
2年1カ月振りのアイルランド大会、メインではパトリシオ・フレイレが返上したBellator世界ライト級王座を実兄パトリッキー・フレイレが、地元のピーター・クイリーと争う一戦が組まれている。
両者は昨年5月に対戦しており、カットによりクイリーがTKO勝ちを収めている。両者にとって、それ以来の実戦がダイレクトリマッチのタイトル戦となった。
タイトルこそ掛かっていないが、メインと同様に注目のバンタム級の一戦=ジェイムス・ギャラガーパッチー・ミックスは、後者が2.8ポンド・オーバーに。堀口元気のタイトル挑戦が決まり、日本からの注目度も高くなったBellatorバンタム級戦線のキーパーソン同士の対戦だけに、ミックスの計量失敗は残念でならない。
■視聴方法(予定)
11月6日(土・日本時間)
午前7時00分~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel
■メインカード対戦計量結果
<Bellators世界ライト級王座決定戦/5分5R>
ピーター・クイリー: 155ポンド(70.31キロ)
パトリッキー・フレイレ: 153.6ポンド(69.67キロ)
<バンタム級/5分3R>
ジェイムス・ギャラガー: 136ポンド(61.69キロ)
パッチ―・ミックス: 137.8ポンド(62.5キロ)
<フェザー級/5分3R>
ダニエル・ヴェイケル: 145.6ポンド(66.04キロ)
ペドロ・カルバーリョ: 145.8ポンド(66.13キロ)
<フェザー級/5分3R>
イリアス・ブレイツ: 145.8ポンド(66.13キロ)
ジョルジュ・サジュ: 144.6ポンド(65.58キロ)