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【ONE127】堀口恭司曰くプレイボーイ=身長150センチの猛者、グスタボ・バラルト「楽しみ」

【写真】ラテンなムードいっぱいのバラルト。強くて、明るいファイターだ (C)MMAPLANET

11日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで行われるONE127「 Bad Blood」で、グスタボ・バラルトが猿田洋祐と対戦する。

ロンドン五輪のグレコローマンレスリングにキューバ代表として出場、MMAに転向しフロリダに移住したバラルトはTitan FCからアジアに目を向け、2019年4月からONEで戦うようになった。

しかし思いもしない3連敗を喫し、崖っぷちの状態で昨年7月に澤田龍人と対戦しサークルケージ初勝利を挙げている。ポテンシャルの高さは間違いない。その実力が、ATT移籍によってようやく発揮し始めた。堀口恭司が『プレイボーイ』と呼ぶ──身長150センチの実力者バラルトにインタビューを試みた。


──インタビューの機会を設けていただき、ありがとうございます。ムーチョス・グラシアス。

「アリガト、アリガト」

──猿田選手と金曜日に戦いますが、今の気持ちを教えてください。

「今回の試合は、楽しみでならないよ」

──Titan FC時代からグスタボの試合のフォローさせてもらっていましたが、まさかONEに来て3連敗をするとは思ってもいなかったです。

「最初の試合と2試合目は、僕に裁定がつかなったけど負けたとは思っていない。3試合目にKO負けた時は、個人的に色々な問題を抱えていた時期で、それが影響して自分に負けてしまったんだ」

──澤田龍人選手との試合で、ようやく結果が出たのですが、動きも思い切りの良さだけでなく抑えるべきところで抑えるファイトができていたように感じます。

「心機一転、新たな環境で試合に臨むことができたのが一番大きかった。個人的な問題も解説し、僕の体格にあった強い選手が多くいるATTに移籍したんだ。ONE世界フライ級王者のアドリアーノ・モライシュ、RIZINチャンピオンのキョージ・ホリグチ、UFCのアレッシャンドリ・パントージャという素晴らしいチームメイトと、しっかりとトレーニングをして、あの試合に臨んだ。成長していたし、力強いファイトができたと思う」

──堀口選手ともチームメイトなのですね。

これがバラルトの普段着?!

「キョージとは、とても仲が良いよ。

僕は結構、おしゃれに着飾るのが好きでヘアスタイルや服装も色々と拘りを持っているんだ。そうしたらキョージはいつも『プレイボーイみたいだ。それでマイアミに遊びに行くのか』ってからかってくるんだよ(笑)。ホントにキョージとは良い練習をさせてもらっているよ。

ATTではマイク・ブラウンが練習の段階から、しっかりと試合に向けて調整してくれる。それとレスリングコーチのスティーブ・モッコにも凄く助けてもらっているよ。さっきも言ったように軽量級の強い選手が多くて、凄く良いスパーリングができる。皆、やる気に満ちていて良い影響を受けまくっているんだ。

MMAのチャンピオンがいて、ボクシングではボクシングのチャンピオンレベルのスキルを持つ選手、レスリングのチャンピオン、素晴らしい空手ファイターが互いに背中を押し合っているから吸収することが多い。ATTに移籍して、本当に良かったよ」

──そのようななかで戦う猿田選手の印象を教えてください。

「強い選手だし。気持ちの入った試合をするよね。ヨースケ・サルタと戦えることが、凄く楽しみなんだ。エキサイティングな試合になることは間違いないよ。サルタのグラップリングの技術力は相当高い。でも僕も五輪レスラーだからね、負けないよ。凄く興味深い攻防になるだろうね」

──多くのファイターが長身でリーチがあればアドバンテージだという選手が多いです。逆にグスタボは、どの体格が武器になるのではないでしょうか。

「その通りだよ。僕のようなサイズの練習相手はいないことが多いからね。背が低いからこそ、コンパクトに力強い動きができると思っている。僕のコンパクトさが、パワーのあるパンチを生んでいるんだよ」

──戦車のようですね。

「アハハハ。アリガト。アリガト」

──ONEのストロー級はこの階級では他に比肩することがない、グローバルな戦いの場になっています。そのような場所で戦うことをどのように思っていますか。

「そうなんだ、だからONEで戦う理由だといっても過言でないよ。この体重で試合が組まれるプロモーションは多くない。結果、強い選手が世界から集まっている。ただ、僕としてはONEでストロー級王座を取ると、次はフライ級王座を狙うつもりだ。ストロー級と同様にフライ級でも活躍できると信じているよ」

■放送予定
2月11日(金・日本時間)
午後7時00分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時00分~ONE Super App

■ ONE127対戦カード

<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
[挑戦者]ジョン・リネケル(ブラジル)

<ONE暫定キックボクシング・ヘビー級王座決定戦/3分5R>
アナトリ―・マリキン(ロシア)
キリル・グリシェンコ(ベラルーシ)

<ムエタイ・フライ級/5分3R>
ジョナサン・ハガティー(英国)
モンコルペット・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
猿田洋祐(日本)
グスタボ・バラルト(キューバ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
チェン・ルイ(中国)
マーク・アベラルド(ニュージーランド)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
ダニエル・ウィリアムス(豪州)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ヨッカイカー・フェアテックス(タイ)
ウ・ソンフン(韓国)

<53.5キロ契約/3分3R>
山口V.V芽生(日本)
ジヒン・ラズワン(マレーシア)

<ヘビー級(※65.8キロ)/5分3R>
ダスティン・ジェインソン(カナダ)
ウゴ・クーニャ(ブラジル)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リン・ホーチン(中国)
ビー・ニューイェン(米国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
トーマス・ナルモ(ノルウェー)
オーディー・ディレイニー(米国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
ダスティン・ジェインソン(カナダ)
ウゴ・クーニャ(ブラジル)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
スノト(タイ)
ティオル・タン(米国)

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【ONE127】12日前のオファー、ジヒン・ラズワン戦へ。山口V.V芽生「喧嘩。今回はスポーツじゃない」

【写真】ラズワンの話になると、既に喧嘩モードっぽくもあったV.V芽生 (C)TSP

11日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムでONE127「 Bad Blood」が開催され、山口V.V芽生が12日前のオファーを受けてジヒン・ラズワンと対戦する。

デニス・ザンボアンガ、ジュリー・メザバルバを相手に2連敗中のV.V芽生はショートノーティスで試合に対して、「喧嘩だ」と言い放った。


──4日前の月曜日、都内某所でリングサイド・アナウンサーをしている芽生選手を目にしたような気がしたのですが(※取材は2月2日に行われた)。あの時は、ジヒンと戦うことは決まっていたのですか。

「あの時……ちょうど、行きの車のなかで決まりました。日曜日にオファーがあって、もともとは3月に試合ができないかリクエストを掛けていたので、その契約書が届いたと思いました。そうしたら2月11日だから、『これ、日付間違えていますね』ってことで、確認を取ってもらったんです(笑)」

──そうしたら間違いでなかったと。打診でなく、いきなり契約書が届いたのですね(笑)。

「ハイ、突然届いたので日付が違うと思ったんですよ(笑)。でも、日付が間違っていないことが分かったので、直ぐに『やります』と返事をしました」

──3月に戦うつもりだったとすれば、対戦相手がジヒンだとは思っていなかったのではないですか。

「そうですね。3月だと他の選手での話できていて、私はすぐにやると言っていましたけど、そこから返答はなくて……。結果、この試合の連絡が来ました」

──なんとも……それでも、12日後の試合を即答で受けたと。

「最初は 3月や2月25日の大会で試合がしたくて、そこを視野に入れて練習をしていたので、キャッチウェイトだったら出ますということは伝えていました」

──53.5キロという数字は?

「切りが良いので(笑)。あんまり考えていなかったです。水抜きが必要ない体重で戦いたいと思いました」

──なるほど、キャッチウェイトの体重が56キロに近いぐらいだと、体重を落とすよりも練習をしたいということで心配するところなのですが、1.3キロ上乗せだと練習をしてきていたはずだと安心できました。

「そうですね、普段から体重を増やし過ぎないように気をつけています。正月で少し増えましたけど(笑)、55キロはいかないようにしています。あまりオン・オフで体重が変わるようにしたくなくて、動きやすい体重にしています。もっと絞って筋量や動けるパワーをつけたいという希望もあるので」

──このタイミングで受けた試合。ジヒン・ラズワンの印象を教えてください。下の選手で、猫のヘッドホンをして可愛い子ちゃんキャラなのかと。

「あんまり油断せず、フィジカルでバンバン来るぐらいの気持ちでいます」

──フィジカルが強いという風に捉えているのですか。

「そういう風にしています。インスタとか見ても、体は割りと大きいので」

──相手との比較ではなくて、自身の感覚として体力が落ちてきたと感じることはありますか。

「年齢を重ねることでフィジカルが落ちることもあるでしょうし、超越することもあると思っています。実際に一緒に練習している重鎮たちは、そういうことはどうでも良いというスタンスで戦っていますし。『年を取って、どうなのか?』って疑問を持たれていて、勢いで勝てるのが格闘技の面白いところだと思うんですよね。だから、そういう風に思われるパフォーマンスを見せることができたら、面白いかなって思います」

──私の一番付き合いの長い異性は家内になるのですが、当然一般人ですし体を鍛えているわけでもない。体の不具合は多くなっています。ただし、人間としての強さはどんどん増しているなと感じます。芽生選手もそういうところはないですか。

「ありますね(笑)。どんどん図太くなっていますね。でも、自分よりも年上の方々と付き合っているともっと凄いので。あのう……本当に良い意味で見習っています」

──その年上の方々から『山口芽生はすぐにこっちを年長者として、自分は世代が違うと強調する』というクレームを頂いたことがあります(笑)。

「アハハハハハ。だって私は下ですから(笑)」

──女子MMAが見向きもされなかった時代からやってきたという自負は、素晴らしいと思います。ただし、実際に若い力は台頭しています。自負だけでは勝てないなか、芽生選手自身の成長をどのように感じていますか。

「自分の良さを出すために、色々と新しいことにトライしてきました。そうするとバランスが崩れたりしたことがあって、そこを見直してきました。その部分に関しては、かなり調整できつつあると思います。

それにフィジカルはそんなに心配したことはないです。だからそこよりも、テクニックを身につけたり、外国人特有のダイナミックな動きに負けない戦い方をすることが、フィジカルだけでなくメンタルも含めて必要だと思って。そこをいつも意識してやってきました」

──外国人選手特有のダイナミックな動きとは、実際に戦ってどういう点なのですか。

「雑なんですけど、動きが大きくて持っていかれてしまう。そういうところですね」

──それはデニス・ザンボアンガ戦、ジュリー・メザバルバ戦でも見られましたね。

「ハイ。だからテイクダウンを狙った時も、一度組むと放したくなくなってしまうんです。でも今回はそうじゃなくて一度離れて打ち合ってから、また組みつくとか展開を積極的に創ろうと思います。フィジカルやテクニックだけに頼るのではない、バランスを取ったMMAを戦いたいと思います」

──いきなり試合モードにすることは、心身共に可能でしたか。

「喧嘩です。今回はスポーツじゃないです。私、喧嘩したことないんです。でも、常に喧嘩をしたいとか、乱闘したいっていう気持ちがあって」

──そうなのですか! 意外です。

「ありますよ。ソフトボールをやっていた時とか、相手チームと乱闘したいなって常に思っていました。そういう抑えてきた気持ちを出すチャンスです」

──つまり受けた時点で、臨戦態勢なわけですね。

「逆をいえば、何があっても怖くない。めっちゃ準備してきて、途中でスタミナが切れましたとかって嫌ですけど。10日だから、別に良いでしょって。良い感じに吹っ切れています」

──気持ちは喧嘩でも、MMAとしてジヒンのどういうところに気をつけないといけないと思っていますか。

「さっきも言いましたけど、フィジカルと下からの寝技に気を付ける。でも、積極的に攻めたいと思っています」

──ジヒンにインタビューをした時に、立ち技でも自分にアドバンテージがあると言っていました。

「ホントですか。なるほど、そこは見せてもらいしょう。なんか頭が良さそうで、良くないですね。まぁ、必ず勝ちをもぎ取ります」

■放送予定
2月11日(金・日本時間)
午後7時00分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時00分~ONE Super App

■ ONE127対戦カード

<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
[挑戦者]ジョン・リネケル(ブラジル)

<ONE暫定キックボクシング・ヘビー級王座決定戦/3分5R>
アナトリ―・マリキン(ロシア)
キリル・グリシェンコ(ベラルーシ)

<ムエタイ・フライ級/5分3R>
ジョナサン・ハガティー(英国)
モンコルペット・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
猿田洋祐(日本)
グスタボ・バラルト(キューバ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
チェン・ルイ(中国)
マーク・アベラルド(ニュージーランド)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
ダニエル・ウィリアムス(豪州)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ヨッカイカー・フェアテックス(タイ)
ウ・ソンフン(韓国)

<53.5キロ契約/3分3R>
山口V.V芽生(日本)
ジヒン・ラズワン(マレーシア)

<ヘビー級(※65.8キロ)/5分3R>
ダスティン・ジェインソン(カナダ)
ウゴ・クーニャ(ブラジル)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リン・ホーチン(中国)
ビー・ニューイェン(米国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
トーマス・ナルモ(ノルウェー)
オーディー・ディレイニー(米国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
ダスティン・ジェインソン(カナダ)
ウゴ・クーニャ(ブラジル)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
スノト(タイ)
ティオル・タン(米国)

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Interview ONE ONE Battle Ground03 デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク バンマードォーチー ブログ

【ONE Battle Ground03】ONE初陣バンマードォーチー─02─「君は今、未来のチャンピオンと話している」

【写真】バンマードォーチー=チベット語で美男子。確かに相当な男前だ(C)ONE

27日(金・現地時間)、放送されるONE「Battle Ground03」で、ONE初陣=元世界ストロー級王者デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク戦を控えたバンマードォーチー・インタビュー後編。

パンダの都アバ出身、散打からMMAに転向し13勝1敗でONEと契約したバンマードォーチーは、デェダムロンの挑発に相当に立腹模様だった。視線の未知強が見た、日本人選手の印象とは。そしてデェダムロン戦に向けて、自分のほどを尋ねた。

<バンマードォーチー・インタビューPart.01はコチラから>


──パンダの都からやってきたバンマーですが、中国で戦っている時はフライ級でした。今回、体重的には同じですがハイドレーションテストがあり、基本は通常体重に近い状態で戦うというONEのストロー級での試合になります。

「56キロで戦うことが、僕には最も適している。この175センチの長身と長いリーチが、凄く有効になってくるだろう。ONEのほとんどのストロー級選手が僕より背が低い。これは僕とって大きなアドバンテージになるはずだ。

これまでも61キロで戦ったこともあったけど、この56キロという階級は食べて、トレーニングをして、そのまま戦うことができる。だから自分がどれだけONEストロー級で動けるのか、凄く楽しみなんだ。

ハイドレーションテストは他のプロモーションにはないONEの特徴だよね。もちろん僕にはハイドレーションテストの経験は過去にないし、ONEの競技運営陣がハイドレーションに関してどれだけ厳格かは耳に入っている。

ハイドレーション自体は科学的だし、アスリートのことが考えられた計量方式だよ。ただ、この件についてはあまり話したくないな。試合前から僕が言い訳をしているみたいで。もっと対戦相手と試合に集中したい。試合前から、ハイドレーションのある計量の経験がないことが不安だとか、そんな泣き言や言い分けがましい話はしたくない。とにかく良い試合を皆に見てほしいんだ」

──なるほどぉ。では初戦の相手は初代世界ストロー級王者のデェダムロンです。その違いを見せるのに、実績面でも最適の相手ではないでしょうか。

「彼はムエタイでも頂点に立ち、ONEでも世界チャンピオンになっている。素晴らしいファイターだから、尊敬していた。僕は若くて、ONEのニューカマーだからね。

でも、なんか煽り映像でトラッシュトーク的に挑発してきたんだ。凄くオーバーなアクションで。デェダムロンが試合前に、どれだけ下らないことを言っても僕は気にしない。

ケージの中でやるべきことに、影響を及ばすことはないからね。とにかく、僕は自分の戦いをデェダムロンにぶつけるだけだよ」

──ではファイターとして、トップのムエタイ選手だったデェダムロンのMMAでの技量をどのように考えていますか。

「打撃で大切なことは、リーチの長さ、スピード、そして若さだよ。僕にはスピードでもリーチでもアドバンテージがある。それに僕はMMAファイターだ。ただのストライカーじゃない。

打撃、グラップリング、レスリング、全てを使って戦う。そしてONEストロー級では誰も見たことがない、ちょっとスペシャルな試合──絶対に皆に満足してもらえる試合をしたいと思っている」

──もちろん、今はデェダムロンとの戦いに集中しないといけないですが、ONEストロー級での目標はその頂点に立つことだと思います。

「その通りだよ」

──ストロー級には元世界王者を含め、日本のトップ選手も集まっています。日本人選手について、どのような印象を持っていますか。

「何人か、ONEで戦う日本のトップ選手のことはチェックしたよ。特にストロー級のファイターはね。日本人選手は、ハイレベルなグラップラーやレスラーが多いよね。

でも正直に言えば、まだ一人一人のスタイルや、試合運びなどをしっかりと研究したわけじゃない。名前も覚えられていない。誰がどういう結果を残し、どの選手が誰に負けているのかも分かっていないんだ。ただし日本人選手に共通している特徴がある」

──それは何でしょうか。

「あの気持ちの強さだよ。どれだけ苦しい局面になっても諦めない。苦しい時に組みついて、試合を諦めない。骨が折れるんじゃないかと思っても、参ったをしない。実際にケガをしているだろうっていう選手もいた。

あれこそ、日本で言われるサムライなんだろうね。殺されても、参ったしない。そんな彼らのことを最大限に尊敬しているよ。ただしONEストロー級で戦う限り、日本人選手の誰かといずれ戦うことになるのは絶対だ。僕も彼らと同じような気持ちでいる。誰も僕を止めることはできない。今、君は未来のONE世界ストロー級チャンピオンと話しているんだ」

──素晴らしい自信ですね。

「口で言ってもしょうがないから、まずはデェダムロンとの試合で僕を知ってもらう。100パーセント、自信を持って言える──『絶対に倒す』ってね。

デェダムロンは煽りVで、失言をしていた。僕をKOするとか言っていたけど、そんなことは無理だ。泡を喰って倒されるのはアイツの方だよ。僕はあんな奴に倒されることは、100パーセントない」

■視聴方法(予定)
8月27日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ ONE Battle Ground03対戦カード

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

<57.7キロ契約/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
バンマードォーチー(中国)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
キム・デフォン(韓国)
シェ・ウェイ(中国)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ビー・ニューイェン(米国)
ジェネリン・オルシム(フィリピン)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ティオル・タン(米国)
ソン・ミンジョン(韓国)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
プレウ・オトゴンジャルガル(モンゴル)
ベン・ロイル(英国)

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【ONE Evolution】早速の追加カード発表。ついに競技柔術最強=ブシェシャがMMA初陣へ

【写真】ブラジリアン柔術=競技柔術最強のブシェシャが、ついにMMAに挑む(C)MMAPLANET

18日(水・現地時間)、昨夜のトリプルクラウンに続き、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンがSNSで、9月24日(金・同)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE「Revolution」の追加&全カードを発表した。

ONE世界ライト級選手権試合=王者クリスチャン・リー✖ 挑戦者オク・レユン、ONEキック世界バンタム級選手権試合=王者カピタン・ペッティンディーアカデミー✖挑戦者メヂ・ザッツプッツ、ONE世界ストロー級選手権試合=王者ジョシュア・パシオ✖チャレンジャー猿田洋祐の前に行われるのは、リードカード5試合とメインカード2試合、計7試合だ。


メインに加わったフェザー級戦のマーチン・ウェン✖キム・ジェウン、ヘビー級マッチ=アミール・アリアックバリ✖アナトリー・マリキンは、いずれもTNTシリーズで組まれていたが、実現しなかったカードだ。

前世界フェザー級王者のウェンは、シンガポールに向かった飛行機の同乗客のなかにコロナウィルス陽性者がいたため感染予防プロトロルにより、試合出場が成らなかったという経験をしている。

そして対戦相手のキム・ジェウンもギリギリまで、さらにいえば1階級上の対戦相手とのマッチアップも辞さない覚悟でギリギリまで待機していたが試合が流れたという経緯がある。互いに今回こそという気持ちで挑むであろう一戦。ウェンの打撃が、カウンターだけでなく自らの仕掛け、あるいは創りが見られるか──今度のフェザー級戦線を占う、いや元チャンプチャンプの王座返り咲きを占ううえで大切な一戦となる。

そんなメインカード以上に注目なのが、これもTNTシリーズで試合が流れたマーカス・ブシェシャ・アルメイダのMMA初陣だ。4月の時点で対戦相手は韓国のカン・ジウォンだったが、今回の発表ではノルウェーのトーマス・ナルモになっている。

ナルモは7月30日収録大会で、ガードポジションを取った際に、アラン・ンガラニのローを急所に受け試合続行不可能=NCとなったノルウェー人ファイターだ。

何が起こるか分からないMMAとはいえ、ナルモのあの動きを見ればはブシェシャは組んで、テイクダウンを決めればあとは独壇場になってもおかしくはない。

とはいえ2メールハイのナルモが、MMAグローブを装着して殴り、ヒザを狙ってくるケージのなかで、ブシェシャが柔術やグラップリングで見せていた組みや極め力を発揮できるのか──は、勝負が始まって見ないとわからない。

仇敵ホドウフォ・ヴィエイラがUFCでギロチンで一本負けしたように、MMAとグラップリングは別物だ。いずれにせよ、競技ブラジリアン柔術においては2019年のムンジアルウルトラヘビー級と無差別級を制したブシェシャこそ、最強のファイターであることは間違いない。

リードカード=プレリミでは勿体ない、ブシェシャのMMA初陣だ。

■ ONE Revolution対戦カード

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]クリスチャン・リー(米国)
[挑戦者] オク・レユン(韓国)

<ONEキックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
【王者】カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)
【挑戦者】メヂ・ザッツプッツ(アルジェリア)

<ONE世界ストロー級(※56.7キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ジョシュア・パシオ(フィリピン)
[挑戦者]猿田洋祐(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
マーチン・ウェン(豪州)
キム・ジェウン(韓国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
アミール・アリアックバリ(イラン)
アナトリー・マリキン(ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ヴィクトリア・リー(米国)
ヴィクトリア・ソウザ(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ハシガトゥ(中国)

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ペッダム・ペッティンディー・アカデミー(タイ)
内藤大樹(日本)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
マーカス・アルメイダ(ブラジル)
トーマス・ナルモ(ノルウェー)

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
ペッタノン・ペットフォーガス(タイ)
ジャン・チェンロン(中国)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ジェームス・ヤン(米国)
ロエル・ロサウロ(フィリピン)

■ONE Battle Ground03視聴方法(予定)
8月27日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ ONE Battle Ground03対戦カード

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

<57.7キロ契約/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
バンマードォーチー(中国)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
キム・デフォン(韓国)
シェ・ウェイ(中国)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ビー・ニューイェン(米国)
ジェネリン・オルシム(フィリピン)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ティオル・タン(米国)
ソン・ミンジョン(韓国)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
プレウ・オトゴンジャルガル(モンゴル)
ベン・ロイル(英国)

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News ONE ONE Battle Ground01 ONE Battle Ground02 ONE Battle Ground03 アレックス・シウバ エドゥアルド・フォラヤン オンラ・ンサン ジャン・リーポン デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク バンマードォーチー ブログ ミャオ・リータオ ヴィクトリア・リー

【ONE Battle Ground】活動再開=7月30日LIVE&収録大会は「中国✖ワールド」?! ジャン・リーポン出場

【写真】Battle Ground02でONEデビューが決まったジャン・リーポンはUFCで2勝2敗、通算MMA戦績は30勝11敗2分──ドゥアルド・フォラヤンは厳しい試合が続く (C)MMAPLANET

19日(月・現地時間)、ONE Championshipが30日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムでONE「Battle Ground」の開催と対戦カードの発表を行っている。

5月28日のプロモーション史上初となる予定だったオンリー女子イベントが、COVID19対策でシンガポール政府がロックダウン政策を採ったため延期を余儀なくされたONEだが、再開まで2カ月──そして女子大会ではなく、通常のイベントが開かれる。


とはいえシンガポールで最近、夜の街や生鮮市場でクラスターが発生し、7月12日に外食の人数が5人に引き上げたばかりだというのに、19日から2人に再び規制が強化された(例外としてファイザーかモデルナ制のワクチンを接種し、2週間が経過している者と感染から回復し270日以内の者、24時間以内に陰性が確認された者)。

基本は在宅勤務で、MMA練習環境も5人から2人(ワクチンを接種者は5名まで)に数制限が入っているという。そのようなかで、今大会は無観客、隔離措置が実施されパンデミック後のONEのニューノーマルとなっているライブ&ダークシリーズ収録が30日に行われる。

ライブ大会はONEムエタイ世界ストロー級選手権試合=王者サムエー・ガイヤーンハーダオ✖プランチャイ・PKセンチャイムエタイジムをメインに、MMAが4試合、キック1試合と計6試合が確定している。

シンガポールのロックダウン後、ONEでは市場開放と予防対策の狭間になるマーケットを睨み、米国、東南アジア、東アジアでのイベントを開催も模索していたという話も聞かれる。そんななか8月13日放送分= ONE「Battle Ground02」ではライト級=ジャン・リーポン✖エドゥアルド・フォラヤン、ストロー級=アレックス・シウバ✖ミャオ・リータオ。27日放送分=ONE「Battle Ground03」はムエタイ・バンタム級のセーマーペッチ・フェアテックス✖タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム、ストロー級=デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク✖バンマードォーチーと、ダークシリーズとして放送2大会の上2カードが一足先に明らかとなっている。。

元TUFチャイナ優勝でRoad FCでも活躍したジャン・リーポンがONEデビューを果たし、同じくWLFやKLFで13勝1敗の戦績を残すバンマードォーチーもサークルケイジ初陣と、録画大会は4試合発表されたなかで中国人選手が3名、30日のライブ大会にも中国から3人が出場する。今回のBattle Ground Sereisは中国大会開催と「中国✖ワールド」というコンセプトの名残り──というのは考え過ぎだろうか。

■視聴方法(予定)
7月30日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■ ONE Battle Ground対戦カード

<ONEムエタイ世界ストロー級選手権試合/3分5R>
[王者]サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
[挑戦者] プランチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

<ミドル級/5分3R>
オンラ・ンサン(ミャンマー)
レアンドロ・アタイジ(ブラジル)

<キックボクシング・フェザー級/5分3R>
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
タイフン・オズカン(トルコ)

<女子アトム級/5分3R>
リトゥ・フォーガット(インド)
リン・ホーチン(中国)

<バンタム級/5分3R>
チェン・ルイ(中国)
ジェレミー・ピカティウ(フィリピン)

<女子アトム級/5分3R>
ヴィクトリア・リー(米国)
ワン・ルーピン(中国)

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ONE ONE Reign of Dynasties ONE112 Report デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク ハシガトゥ ブログ

【ONE Reign of Dynasties】離れて回り、飛び込んでTD。MMAゲームでハシガトゥがデェダムロン下す

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ハシガトゥ(中国)
Def.2-1
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)

入場も戻ってきたONE。ハシガトゥに続き、デェダムロンがケージへ。両者、慎重な立ち上がりのなかハシガトゥが遠く距離を取り、デェダムロンのローを下がってかわす。ハシガトゥが走り込むように右オーバーハンドを見せるが、これは空振りに。前蹴りをよけたデェダムロンが間合を取り直す。下がるハシガトゥが、左右のスラッピーなフックで前に出る。

相当に遠い距離から距離詰めてパンチを見せるハシガトゥが、すぐに大きく距離を取るためにデェダムロンは戦い辛そうに距離を作り直す場面が続く。追いかけて右ミドルを蹴ったデェダムロンだが、ハシガトゥがシングルレッグで一気にテイクダウンを奪う。デェダムロンはクローズドガードを取り、下からエルボーを入れる。ハシガトゥは頭をつけた状態から、頭を起こして右のパウンドを繰り出す。立ちあがって殴りながらパスしたハシガトゥは、スクランブルでギロチンに捕えるも時間となった。

2R、初回と同様に遠い距離で回るハシガトゥを追いかけたデェダムロンが、カウンターのパンチを受ける。デェダムロンは右ハイ、ブロックしたハシガトゥが足を使うと飛び込んで右ミドルも直後にハシガトゥがダブルレッグを決める。寝技は続かず、スタンドに戻るとデェダムロンが右ミドルから前に出る。ハシガトゥは下がって、踏み込みを待ってカウンターを狙う。

ここまで距離をとり、前進にカウンターやテイクダウンを合わせる作戦がハマっているハシガトゥが、残り80秒でダブルからシングルに移行してテイクダウンを決める。足を一本抜き、枕でプレッシャーをかけるハシガトゥはデェダムロンにハーフから潜ることを許さず、MMAゲームでリードした。

最終回、これまでと同じ戦い方でデェダムロンの攻撃を貰わないよう戦うハシガトゥに、幾度となくアクションという指示が入る。蹴りからパンチの距離が作ることができないデェダムロンはスイッチを織り交ぜるも、ハシガトゥは距離を取り続ける。そして右のパンチを見せてシングルへ。

切ったデェダムロンが左ローを蹴る。ワンツーを見せるハシガトゥに対し、ミドルを蹴るデェダムロンだが向かってこない相手に打撃を届かせるのは困難だ。それでも走り込んで右ミドルを蹴るデェダムロンは、ダブルレッグからクリンチに取ったハシガトゥの小外掛けで倒されサイドを取られる。足を戻したデェダムロンだが、反撃には至らずタイムアップに。

上手く試合をまとめたハシガトゥが、スプリットで元世界ストロー級王者を破った。ここで1票がデェダムロンに入るようなら、レフェリーはあの距離の取り方にもっと注意を与えないといけないだろう。戦いではなく、ゲームであったがハシガトゥが落とした要因は消極的以外にない内容だった。


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News ONE ONE Reign of Dynasties ONE112 アミール・カーン アレクシ・トイヴォネン エコ・ロニ・サプトラ デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク ブログ リース・マクラーレン

【ONE Reign of Dynasties】計量&ハイドレーション結果 さぁ、MMAもEvolveも本格的に再始動!!

【写真】脳腫瘍で闘病中の父のために戦うという記事がシンガポールで大きく報じられているアミール・カーン (C)MMAPLANET

本日9日(金・現地時間)。シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE112「Reign of Dynasties」の最終計量及びハイドレーション結果が発表されている。

ONEでは水抜き禁止、北米MMAより実質1階級の体重が上限となり、ハイドレーション・テストが試合の2日前と前日に行われている。体重はリミット+500グラム、ハイドレーションは1.0250以下という規定が設けられており、1日でもパスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。


いよいよ本拠地シンガポールで、海外かの出場選手を迎えて行われONE Championship。2度に渡って行われたバンコク・シリーズと違い、6試合中5試合がMMAの今大会──いよいよONEも本来の形を取り戻す一歩となる。

アレクシ・トイヴォネン、アミール・カーン、エコ・ロニ・サプトラ、デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク、そしてロシャン・マイナムらイヴォルブMMA在籍ファイターが、豪州や中国からのやってきた選手たちを迎える今大会。計量、ハイドレーションともにパスできなかったファイターはなかった。

以下、ハイドレーションと計量結果だ。
※赤字の選手の名前をクリックするとインタビューに跳びます

■ONE Reign of Dynasties計量結果
<ONEムエタイ世界ストロー級選手権試合/3分5R>
[王者]サムエー・ガイヤーンハーダオ:56.0キロ/ 1.0140
[挑戦者]ジョシュ・トナー:56.35キロ/1.0116

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
アレクシ・トイヴォネン:60.9キロ/1.0095
リース・マクラーレン:60.1キロ/1.0040

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アミール・カーン:76.4キロ/1.0222
ラウル・ラジュ:76.7キロ/1.0070

<63.5キロ契約/5分3R>
エコ・ロニ・サプトラ:63.0キロ/1.0218
ムルガン・シルブラージョ:63.3キロ/1.0152

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク:56.65キロ/1.0214
ハシガトゥ:56.0キロ/1.0083

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ロシャン・マイナム:61.15キロ/ 1.0218
リュウ・ペンシュアイ:60.5キロ/1.0070

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【ONE112 Reign of Dynasties】スーパーメガ・イベントの布石? ついに本拠地シンガポールでイベント再開。

【写真】セミのフライ級マクレーラン✖トイヴォネン、アミール・カーン、デェダムロンとタイ大会とは違ったMMAが見られそうだ(C)MMAPLANET

28日(月・現地時間)にONE Championshipより、10月9日(金・同)に本拠地シンガポールでONE Reign of Dynasties=無観客大会を行うことがついに発表された。

ONEのオフィシャル・ホームページでは既に同大会の日時、大会名、サムエー・ガイヤーンハーダオとジョシュ・トナー、MMAではリース・マクラーレンとアレクセイ・トイヴォネンのグラフィックが発表されてきた。が、それ以外のカード発表はなく、シンガポール政府から許可が下りていないのではないかという憶測も聞かれたが、大会12日前にしてようやく正式にアナウンスされた。


今回のリリースによると、メインとセミはやはりグラフィックが用いられていた選手のアッチアップとなり、メインでサムエーがトナーを相手にONEムエタイ世界ストロー級王座防衛戦を戦う。

セミはマクラーレン✖トイヴォネンのMMAフライ級マッチだ。今回のリリースではこのほか3試合、アミール・カーン✖シンガポール在住のインド人選手ラウル・ラジュのライト級戦、63.5キロ契約でインドネシアのエコ・ロニ・サプトラ✖マレーシアのムルガン・シルブラージョ戦。

さらにはストロー級のデェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク✖中国のハシガトゥ、第1試合ではインドのロシャン・マイナム✖中国のリュウ・ペンシュアイという顔合わせが明らかとなっている。MMAが5試合とムエタイが1試合、ここはタイ・シリーズのようにリング使用でなく、7カ月ぶりのケージ大会になる見込みが高そうだ。

さらにいえば全6試合中、第1試合のマイナムからデェダムロン、エコ・ロニ、カーン、トイヴォネン、サムエーと片側のコーナーは全てがEvolve MMA所属選手で固められている。

海外からの入国は中国勢とクアラルンプールからのシルブラージョ、そして豪州勢が2名となっており──10月に開催が噂されるスーパー・メガショーへの布石、あるいは試金石となる本拠地イベントだ。

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