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【Bellator】10月23日、モスクワでヒョードルがジョンソンと対戦決定。凱旋大会 or ロシア勢集結??

【写真】どうせなら、ロシア勢大集結が見たい(C)BELLATOR

7 日(木・現地時間)、Bellatorが10月23日(土・同)にロシアはモスクワVTBアレーナ大会でエメリヤーエンコ・ヒョードルが、ティム・ジョンソンと戦うことを発表している。

2019年に引退ロードを発表していたラストエンペラーだが、パンデミックにより最後の花道も予定が変わり、ようやく母国でのファイトが決まると対戦相手も決定された。


ヒョードルにとって今回の試合は、RIZINとの合同イベントで日本ラストマッチを行いランペイジ・ジャクソンを破って以来、1年10カ月振りの実戦復帰戦だ。そして対戦相手は、現在ヘビー級で2位にランクされるジョンソンとのマッチアップとなった。

レスリングベースでKOパワーの持ち主のジョンソンだが。6月にヴァレンティン・モルドフスキーという自らのチームに属する後進ファイターに敗れ暫定ヘビー級王座を獲り逃している。

ヒョードルとしては、一門の長として負けられない凱旋マッチとなる。その一方でヒョードルが出場するということで、相当な注目を集めることは間違いないないイベントだけに、その他の対戦カードはどうなるのか気になるところだ。ライトヘビー級王者ワジム・ネコフは既にその前週にフェニックス大会でワールド・ライトヘビー級GP準決勝でアンソニー・ジョンソンと戦うことが決まっている。

他方ヴィタリー・ミナコフがタイレル・フォーチュンと同大会で戦うことも確定している。では前述した暫定世界ヘビー級王者モルドフスキーらチーム・ヒョードル勢、さらにはウスマン・ヌルマゴメドフ、イスラム・マメドフ、ガジヒ・ラバダノフらサークルケイジ侵略を始めたカビブ・ヌルマゴメドフのイーグル軍団の参戦もあるのか。

さらにいえば来週のBellator264でラフェオン・スタッツと対戦するマゴメド・マゴメドフが勝利すれば、堀口恭司との防衛戦が秋口の実現に向けて動き出しているという話も伝わってくる世界バンタム級王者セルジオ・ペティスへの挑戦も、事の次第によっては実現するやもしれない。

VTBアレーナはスタジアムとアリーナの一体型大型アリーナパークで、スタジアムバージョンはサッカーに使用した場合で2万6700人収容となっているが、その場合は名称がディナモ・セントラル・スタジアムとなるため、今回はACAなども使っているキャパ1万3000人のアリーナが使用される見込みだ。ヒョードルにとって、母国で最後の雄姿となる可能性も高い今回のモスクワでの一戦──ラストエンペラーの凱旋マッチになるのか、それともロシア勢の大集結するロシアの夜となるのか。Bellatorが本気でロシアをマーケットに加えるのであれば、このイベントは絶好の機会──そして、首を傾げるほどのロシア勢のリクルートと答え合わせもできるのだが──果たして。

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【Bellator248】45歳の凱旋マッチでジョンソンにリベンジを許したチーク・カンゴ、現役続行を宣言

<ヘビー級/5分3R>
ティム・ジョンソン(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
チーク・カンゴ(フランス)

ラ・マルセイエーズで入場したカンゴ。45歳の凱旋帰国マッチで、まず左ローを蹴る。サウスポーのジョンソンに右前蹴りを入れたカンゴは、ワンツーに左に回る。ジョンソンは右ローにテイクダウンを合わせると、ハーフでパウンドを落とす。グローブを掴んでいるとレフェリーにアピールするジョンソンはバックに回り、カンゴは上を向いてハーフを取り直す。

カンゴが右腕を差して立ち上がろうとしたところでジョンソンはエルボーを入れ、左足を束ねて立たせない。背中を向けて立ち上がろうとしたカンゴに、右のパウンドを連打するジョンソン。殴られながら立ち上がったカンゴは胸を合わせると、右を差し返し体を入れ替える。ジョンソンをケージに押し込み、ヒザを入れたカンゴだが、すぐに体を入れ替えられ太腿にヒザを受け、ケージを背負ったまま初回が終わった。

2R、ジョンソンの右オーバーハンドに、カンゴは右アッパーを入れる。直後に組みついたジョンソンがケージにカンゴを押し込んでいく。ヒザをボディに突き上げたカンゴは右腕を差して左腕はウィザー、腰を落として耐えていたが、シングルでついに尻もちをつかさせてしまう。ケージを使ってスタンドに戻ったカンゴは、左腕を差してヒザを入れて体を入れ替える。ここからカンゴはヒザをついてダブルでテイクダウンを決める。

すぐに立ち上がったジョンソンがケージに押し返すが、ヒザを2発入れて離れたカンゴが、右ストレートから左フックをヒットさせる。さらに右を当てケージにジョンソンを詰めるも、逆にケージに押し込まれたところでラウンド終了。ここはカンゴが取り返したか。

最終回、右フックからパンチをコンビで入れたカンゴに対し、ジョンソンは左を振るって前に出てクリンチ──金網に押し込む。この時点で90秒近く過ぎており、勝敗を大きく分けるケージ際の攻防に。倒されず、ヒザをボディに入れるカンゴが、首相撲に取る。ジョンソンはここで左ヒジを振るって、姿勢を乱しカンゴが押し返す。

ここからポジションを2度変えて両者が離れると、左を振りながら前に出たジョンソンが右を伸ばすもクリンチには持ち込めない。直後の接触でカンゴはケージに押し込まれ、ケージ中央に押し返し、押し戻されて体を入れ替える。ジョンソンはすぐに押し返し、互いにヒザを蹴り合うも、カンゴのヒザは首相撲からやや印象は良いか。とはいえ互いに決め手を欠いたままタイムアップを迎え、カンゴはスプリット判定で敗れジョンソンにリベンジを許した。

敗者のカンゴはインタビューの機会を与えられ、現役続行を宣言した。


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【Bellator248】計量終了 初の仏、パリ大会。メインにマイケル・ペイジ登場。カンゴは15年振りの凱旋

【写真】175ポンドのキャッチウェイト戦。フィジカルではヒューストンが上回っているか(C)BELLATOR

9日(金・現地時間)、10日(日・同)にフランスはパリのアコー・アリーナで開催されるBellator248の計量が行われた。

今年に入りMMAがようやく正式認可を受けたフランスで、初めて開催される歴史的なイベントは3部構成となっている。まず米国の土曜の午前スタートでBellator248メインカードが4試合組まれ、メイン終了後にBellator Parisのプレリミがスタートする。5試合のプレリミを経て、Bellator Parisのメインカードは2試合で、この2試合は英国のChannel 5がライブ中継を行い、米国や他の地域ではYouTubeでの配信となっている。


いってみれば過去にも見られたBellatorナンバーシリーズとユーロシリーズが合体した形のメモリアルイベント、第一のメインというべき248大会のメインはマイケル・ペイジ✖ロス・ヒューストンのキャッチウェイト戦だ。昨年末の日本大会以来の実戦となるMVPに対するヒューストンはケージウォリアーズのウェルター級王者からオクタゴンでなく、サークルケージを選択した8勝0敗のスコティッシュ・ファイターだ。

ウェルラウンダー、右フックやボディ打ち、蹴りも使いこなすヒューストンだが、MVPを相手に打撃勝負は無謀だ。それでも打撃を避けていてはテイクダウンからフィニッシュという流れに持ち込むことも困難なことも絶対だ。致命傷を負わない打撃戦を経て、グラップリングマッチに持ち込みたい。

第2のメイン=イベント最終試合は、フランスのMMAファンに向けてのチーク・カンゴ✖ティム・ジョンソンのヘビー級マッチが組まれた。カンゴがプロとして母国で戦うのは2005年の一撃フランス大会におけるグラウベ・フェイトーザとのキックボクシング戦以来、実に15年振りとなる。

ところも同じベルシー体育館(※現アコー・アリーナ)で、キック~シラット~アマ修斗~MMAでUFCからBellatorとキャリアを積んできたカンゴが集大成といっても過言でない一戦に挑む。

そんなパリ大会、Bellator248ではEuro FCで髙谷裕之を破っているアラン・オマー、Bellator Parisではフェザー級ワールドGPから再起となるソウル・ロジャーズの試合も注目だ。

■視聴方法(予定)
10月11日(日・日本時間)
午前0時30分~Bellator248 DAZN
午前2時45分~Bellator ParisプレリミBellator MMA YouTube Channel
午前6時00分~Bellator ParisメインBellator MMA YouTube Channel

■ Bellator248計量結果

<ヘビー級/5分3R>
チーク・カンゴ: 245.6ポンド(111.4キロ)
ティム・ジョンソン: 259.8ポンド(117.84キロ)

<フェザー級/5分3R>
ソウル・ロジャース: 145.4ポンド(65.95キロ)
アルビ・メジドフ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
テリー・ブレイジャー: 155ポンド(70.31キロ)
イーブ・ランジュ: 154.2ポンド(69.94キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
イリアス・ブレイド: 149.4ポンド( 67.76キロ)
イヴァン・ナッカリ: 149.6ポンド(67.85キロ)

<フェザー級/5分3R>
ドミニク・ウッディング: 144.8ポンド(65.68キロ)
ファブカリ・ジェッタ: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フライ級/5分3R>
メギ・ベルシェル: 125.4ポンド(56.88キロ)
ルーシー・ベルトー: 125.8ポンド(57.06キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャン・ドゥイエ: 145ポンド(65.77キロ)
シアラン・クラーク: 145ポンド(65.77キロ)

<フェザー級/5分3R>
ディラン・ローガン: 145.4ポンド(65.95キロ)
ウィリアム・ゴミス: 144.6ポンド(65.58キロ)

<175 ポンド契約/5分3R>
マイケル・ペイジ: 174.2ポンド(79.01キロ)
ロス・ヒューストン: 174.8ポンド(79.28キロ)

<ウェルター級/5分3R>
オリバー・エンカンプ: 168.4ポンド(76.38キロ)
エマニュエル・ダワ: 170ポンド(77.11キロ)

<160ポンド契約/5分3R>
ライアン・スコープ: 160.8ポンド(72.93キロ)
アラン・オマー: 159 ポンド(72.12キロ)

<フェザー級/5分3R>
マス・ブーネル: 145.6ポンド(66.04キロ)
ダルコ・バコビッチ: 145ポンド(65.77キロ)

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