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【LFA105】野獣ボクサー=ロドリゲス✖アームバークイーン=ガツサイクが、女子ストロー級王座決定戦

【写真】左からエヴェリン・マルチネス、ヴァレリー・ロレーダ、ゲザリー・マツダ、中央がガツサイク。そしてマリーナ・モロズ、アリアネ・リプスキ、エミリー・マルチンスという錚々たるATT女子チームのなかで小ささが引き際目立つ(C)LFA

23日(金・現地時間)、全米ナンバーワンフィーダーショーLFAにとって、4月の3連戦の第2弾となるLFA105「Rodriguez vs Gotsyk」が、オクラホマ州ショーニーのグランドカジノ・ホテル&リゾートで開催される。

今大会のメインはルピタ・ゴディネスのUFC昇格に従い返上されたLFA女子ストロー級王座決定戦=ピエラ・ロドリゲス✖スヴェトラナ・ガツサイクだ。


パナマのUCC(Ultimate Combat Challenge)スペインのVida FCやAnsgar FLと中米と欧州のスペイン語圏でキャリアを積んできたベネズエラ人ファイターのロドリゲスに対し、ガツサイクは母国ウクライナのWWFC(World Warriors FC)ストロー級王者からLFAに挑む。

ロドリゲスはキャリア5勝0敗のストライカーで、三沢タイガーのデビュー戦の相手だったラ・フィエラと同じ野獣というニックネームを持つ。やや正面を向いたオーソドックスの構えから、女子では今も珍しいKOパワーを持った右が最大の武器だ。

一方のガツサイクはキャリア13勝4敗ながら現在は3連勝中で、4つの敗北のうち1つは5年前にクンルンファイトで現UFC女子世界ストロー級王者ジャン・ウェイリに敗れたものだ。

9つの一本勝ちのうち、8試合が腕十字というグラップラーのガツサイク。とはいえアームバー・クイーンは体に組技師としての軸があるため、組むために放つ左リードフック一発でKO勝ちしたこともある。不死鳥の異名を持ち、左側腹部には勇ましいフェニックスのタトゥーを施す一方で、愛くるしい笑顔の持ち主はウクライナMMA界で髄一の人気を誇っていた。

ロドリゲスはテイクダウン防御にまだ課題の残っており、クラシカルなストライカー✖グラップラー対決だからこそ、相手の得意分野での耐久力が勝敗の鍵を握ることになるだろう。またセミ前に同級で現在4連勝中のタバタ・ヒッチが出場し、ショワナ・オルンズビーと戦う。ヒッチがキャリア5連勝となれば、メインの勝者に挑戦という流れは十分に考えられる。

■視聴方法(予定)
4月23 日(土・日本時間)、
午前10時00分~UFC Fight Pass

■ LFA105対戦カード

<LFA女子ストロー級王座決定戦/5分5R>
ピエラ・ロドリゲス(ベネズエラ)
スヴェトラナ・ガツサイク(ウクライナ)

<フェザー級/5分3R>
ジェイク・チルダース(米国)
ケイナン・カワイハエ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
タバタ・ヒッチ(ブラジル)
ショワナ・オルンズビー(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ブルセ・ソウト(ブラジル)
クリスティアン・トーレス(パラグアイ)

<ウェルター級/5分3R>
ヘナート・ヴァレンチ(ブラジル)
マーク・マーティン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ザック・パウガ(米国)
ローガン・ネイル(米国)

<フライ級/5分3R>
ジョッシュ・アイスラス(米国)
ブレンダン・パガノア(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジャンポール・バズノエン(米国)
ヒカルド・サントス(ブラジル)

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LFA98 other MMA Report タバタ・ヒッチ ブログ

【LFA98】タバタ・ヒッチ、グライムスから67秒──腕十字で一本勝ち。MMAデビュー後4連勝

<女子ストロー級/5分3R>
タバタ・ヒッチ(ブラジル)
Def.1R1分07秒by 腕十字
ヴェネッサ・グライムス(米国)

開始直後の打撃の交換でダブルレッグ・テイクダウンを決めたヒッチが、ハーフガードで抑えパスに成功する。さらにニーインベリーからマウントをとったヒッチが腕十字を取り、腹ばいに。直ちにグライムスがタップし、ヒッチは求められていた通り秒殺一本勝ちを手にした。

「凄くハッピー。こうするためにトーレニングをしてきたから。このポジションはたくさん練習してきたので、腕十字にするために取ったの。この試合を彼女が受けてくれてうれしい、また次の試合を楽しみにしている」とデビュー以来の連勝を4としたヒッチは話した。


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LFA98 News other MMA ジョシュア・フレムド タバタ・ヒッチ ブルーノ・オリヴェイラ. ブログ リチャード・パレンシア

【LFA98】計量終了 タバタ・ヒッチが2戦目。要注目はバンタム級のリチャード・パレンシア

【写真】キャリア8連勝となるか、注目のリチャード・パレンシア (C)LFA

28日(木・現地時間)、29日(金・同)にカンザス州パークシティのハートマン・アリーナで開催されるLFA98「Fremd vs Oliveira」の計量が行われた。

今大会のメインはミドル級のジョシュア・フレムド✖ブルーノ・オリヴェイラ戦。

プリリミ2試合を含む全9試合に出場18名中、メインカードのライト級でダコタ・ブッシュ戦が組まれたオースチン・クレムが1.6ポンド、プレリミ・ミドル級でオビンワ・アイクバナと対戦するダン・オラヒガが2.8ポンド・オーバーとなっている。


日本のSEI☆ZAで活躍したタバタ・ヒッチが、LFA2戦目に挑む。とはいえ対戦相手のヴェネッサ・マリー・グライムスはここまでキャリア1勝5敗の選手だけに勝利はデフォルトで、内容&フィニッシュが求められるマッチアップだ。

上位カードは10戦前後の試合経験で、大きく勝ち越している選手たちの対戦となっているなか、バンタム級でジェイムゾン・サウディノと戦うリチャード・パレンシアは7勝0敗のファイターだ。今回はLFAでは3戦目、Combate Americasにも出場経験がある。

オーソドックの構えで、左リードフック、右ストレートが鋭く、ゴゴチョークやギロチンなどスタンド&フロント系のサブミッションでキャリアの序盤では高いフィニッシュ力を見せてきた。ここ2試合は競り勝つ試合が続いているように、ボクシング&レスリングにサブミッションを加えたスタイルで、手堅く戦うこともできる。

上位陣はUFCで戦う力が十分にあることはリッキー・シモン、マイルズ・ジョンズ、そしてケイシー・ケニーが示しているLFAバンタム級戦線にあってバレンシアが見せるのは──瞬発力、それとも持久力か。今回の試合は王者ズヴァイアド・ラジシュビリへの挑戦権獲得へ向け、マンド・グティエレス、アラン・ベゴッソらをリードできるかという一戦になる。

■視聴方法(予定)
1月30 日(土・日本時間)、
午前11時~UFC Fight Pass

■ LFA98計量結果

<ミドル級/5分3R>
ジョシュア・フレムド: 185.6ポンド(84.18キロ)
ブルーノ・オリヴェイラ: 185.2ポンド(84.0キロ)

<ライト級/5分3R>
JJ・オカノヴィッチ: 155.4ポンド(70.48キロ)
ルカス・クレイ: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
リチャード・パレンシア: 136ポンド(61.69キロ)
ジェイムゾン・サウディノ: 135.4ポンド(61.41キロ)

<ライト級/5分3R>
ダコタ・ブッシュ: 156ポンド(70.76キロ)
オースチン・クレム: 156.6ポンド(71.03キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
タバタ・ヒッチ: 115.4ポンド(52.34キロ)
ヴェネッサ・マリー・グライムス: 115.4ポンド(52.34キロ))

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョシュア・ダシルヴェイラ: 200.6ポンド(90.99キロ)
マット・ポール: 202.8ポンド(91.98キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ザック・ポーガ: 204.6ポンド(92.8キロ)
アシュビー・トーマス: 198.2ポンド(89.9キロ)

<ミドル級/5分3R>
ダン・オラヒガ: 187.8ポンド(85.18キロ)
オビンワ・アイクバナ: 186ポンド(84.37キロ)

<女子フライ級/5分3R>
マリサ・チャベス: 126ポンド(57.15キロ)
マリソル・ルエラス: 126ポンド(57.15キロ)

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LFA90 other MMA Report タバタ・ヒッチ ブログ

【LFA90】タバタ・ヒッチ、押し付け&抑え込み──泥臭い判定勝ちでLFAデビュー戦を飾る

<女子ストロー級/5分3R>
タバタ・ヒッチ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ケルシー・アーネソン(米国)

ヒッチの左ローにアーネソンが右ストレートを合わせていく。組みに行ったヒッチは離れて、右に回るもアーネソンのワンツーに懐に入ることができない。逆に右、左とアーネソンがリーチを生かした攻撃を見せると、その右に合わせてヒッチがクリンチへ。ケージに押し込み両ワキを差したヒッチが大内刈り、小外掛けでテイクダウンを狙う。

アーネソンはケージを背にして耐え、ヒッチは小外で崩し、払い腰へ。結果、テイクダウンを奪えず離れたヒッチにアーネソンが左ローを入れる。ヒッチは左ミドルを効かされ、顔をしかめる場面も。と、右オーバーハンドに組んでいき、ケージ際へ。ヒッチは最後の5秒を切って、テイクダウンを奪ったがラウンドを失った。

2R、右を当てたヒッチがパンチを纏め、右腕を差して組みつくと内股でテイクダウンに成功する。上四方で抑えたヒッチは、サイドに移行して肩固めへ。ケージに詰まった状態なので時計回りでポジションをヒッチが変えようとしたところでアーネソンが足を戻す。

直ちにパスからマウントを取ったヒッチはパンチを入れ、ブリッジを股の下で泳がせる。アーネソンはパンチを連打されながら、シザースでマウントを逃れる。ヒッチは焦らずシングルで上を取り返し、パスをしてサイドで抑える。肩固め狙いから、抑え直したヒッチがエルボーを顔面に落とす。アーネソンは蹴り上げから立ち上がり、残りの打撃戦で右を一発届かせた。

最終回、左ジャブを伸ばすアーネソンに対し、ヒッチは右に回る。左右のローにワンツーでラッシュをかけたヒッチはケージ際まで下がったアーネソンに組みつき、ヒザを入れて投げを狙う。アーネソンはここで飛びつき十字を狙うが、すかされて下に。ヒッチはハーフで抑え、ケージキックにもトップをキープするとパス。長い足を絡ませるアーネソンはスペースができるとシングルへ。

スプロールしたヒッチはがぶり、そしてクレイドルでコントロールする。上を取り切ったヒッチは右腕を差した状態で左のパンチをダーティーボクシングで打ちつけ、ケージにアーネソンを押し込む。残り5秒で離れたヒッチは、タイムアップと同時に勝利を確信したように笑顔を浮かべた。

約6年振りのMMAで3-0の判定勝ちを手にしたヒッチは、パラゴン柔術のフランジーニャ・ミラーと笑顔でグループショットに収まった。


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LFA90 other MMA Preview タバタ・ヒッチ ブログ

【LFA90】SEI☆ZAで活躍したタバタ・ヒッチがLFAデビューへ。「柔道と柔術が強かった」(小見川道大)

【写真】柔道と柔術でLFAデビューを飾ることができるか (C)LFA

4日(金・現地時間)、サウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンで開催されるLFA90「Lazishvili vs Steele」でタバタ・ヒッチが、ケルシー・アーネソンとプロモーション・デビュー戦を行う。

米国ではマッケンジー・ダーンのトレーニングパートナーとして名が知られるヒッチは、エド・ソアレス代表も注目株に挙げる選手で、道着着用変則MMA大会=SEI☆ZAで活躍してきた──日本のファンにも馴染みのあるファイターだ。


1995年、サンパウロ出身のヒッチは現地のムエタイや柔術で活躍し2017年に日本に滞在しSEI☆ZAで活躍した。この間、小見川道大の指導を受けており、講道館柔道初段を与えられている。同期間に行動を共にしたリトアニアのユリア・ストリアレンコは離日後に母国でMMAに専念し、Invicta FCからUFCへとステップアップを果たしている一方で、ヒッチは米国に渡りパラゴン柔術の所属に。それからはノーギワールドの紫帯で優勝、上にあるようにマッケンジーのファイトキャンプでトレーニング・パートナーを務めるようになると、ブラックハウスでソアレスのビジネス・パートナーであるジョルジ・ギマリャエスに見初められ、メネージメントを受けるようになった。

そのヒッチ、MMAは実に5年11カ月振りで、文字通り再スタートなるが、「日本を離れてから柔術が特に成長している」と現状を語っている。

キャリアアップを考えると、絶対に落とせない一戦──対戦相手のアーネソンはアマMMA戦績が1勝0敗で全く未知数だが、体格ではヒッチを上回っているのは計量を見ても明らかだ。

果たして米国&LFAデビューでヒッチはどのようなインパクトを残すことができるのか。日本で彼女を指導した小見川は「打撃はまだまだでしたが、小見川道場にいる時から柔道と柔術が強かったです。明日の試合、楽しみです」と話している。

■ LFA90計量結果

<LFAバンタム級王座決定戦/5分5R>
ズヴァイアド・ラジシュビリ: 133.8ポンド(60.69キロ)
リッキー・スティール: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分3R>
デヴィン・スミス: 171ポンド(77.56キロ)
マイコン・メンドンサ: 170.6ポンド(77.38キロ))

<ウェルター級/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス: 169.4ポンド(76.83キロ)
クリス・ブラウン: 170.6ポンド(77.38キロ)

<バンタム級/5分3R>
マンド・グティエレス: 135.8ポンド(61.59キロ)
モー・ミラー: 135.6ポンド(61.5キロ)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・マクパッデン: 135.8ポンド(61.59キロ)
アラン・ベゴッソ: 134.2ポンド(60.87キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
タバタ・ヒッチ: 114.8ポンド(52.07キロ)
ケルシー・アーネソン: 114ポンド(51.7キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャクソン・フィリョ: 145.8ポンド(66.13キロ)
ダニエル・エルゲーダ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<バンタム級/5分3R>
カルビン・ハーバー: 135.4ポンド(61.41キロ)
オールデン・コリア: 134ポンド(60.78キロ)