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【ONE159】右ローでジン・テホからダウンを奪ったダ・シウバがギロチンでタップ奪う

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ヴァウミール・ダ・シウバ(ブラジル)
Def.2R4分15秒by ギロチンチョーク
ジン・テホ(韓国)

ダ・シウバが右ローを蹴る。前に出てワンツー、続いて左ローを蹴ったダ・シウバに対し、ジン・テホは鋭い左ジャブを伸ばす。ジン・テホはワンツーから右ハイも、ダ・シウバの右を被弾する。ダ・シウバは左ミドルに続き、ワンツーを当てるとジン・テホが目を気にする。レフェリーは流し、距離を詰めたジン・テホが右フックを後頭部に受けてダウン。すぐに立ち上がったジン・テホをケージに押し込んだダ・シウバはボディロックへ。桜庭和志ショーツを履いたジン・テホは、アームロックを狙いつつ胸を合わせる。ここからは横田一則流の頭を抱えて、アンダーフックでクラッチするジン・テホ──レフェリーがブレイクを命じた。

ジン・テホはジャブから右を伸ばすと、ローに右を合わせる。殴られた直後に、視線が外れたパンチを放つダ・シウバが左を入れ、飛び込んで頭がぶつかったように見えた直後に左右のパンチを纏めて。

2R、跳びヒザを狙いつつ距離を詰めたジン・テホが、打撃を交換してクリンチへ。逆にダ・シウバがケージに押し込みボディロック。ジン・テホはキムラ・アームロックで引き込む。ケージキックから腕十字を狙ったジン・テホだが、腕を抜かれてパンチを落とされる。腹ばいになりシングルレッグのジン・テホは、ギロチンに捕えられ蹴時を背負う。技を解いたダ・シウバが力強いパンチを入れていく。

立ち上がったジン・テホはボディロックテイクダウンを決める。立ったままのダ・シウバ、レフェリーがブレイクを命じてジン・テホが立ち上がる。スラッピーにワンツーのダ・シウバ、その粗い左フックを受けたジン・テホは続く右ローで倒れる。ガードを取り、起き上ろうと下ジン・テホをギロチンに取ったダ・シウバがRNグリップに切り替えてタップを奪った。


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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE159 ジャレッド・ブルックス ジン・テホ ダニエル・ウィリアムス チャンネル ボカン・マスンヤネ ライニア・デリダー ヴァウミール・ダ・シウバ 箕輪ひろば

【ONE159】ボカン・マスンヤネ、計量失敗。箕輪ひろばとの注目カードは消滅……

【写真】フェイスオフまで行われていたのだが……(C)ONE

22日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE159「De Ridder vs Bigdash」で予定されていた箕輪ひろば✖ボカン・マスンヤネが中止になった。

大会開始まで5時間になろうと時点で、公式SNSなどの対戦カードグラフィックが更新され、両者のカードとオープニングマッチの女子アトム級=リー・ビヴィンス✖セバー・バノ戦も抜き取られており、リードカード試合開始時刻も30分遅れ──日本時間で午後8時からとなっている。


同時にプレスリリースで計量結果が配信されたが、この2試合の結果は記録されていない。ただONEJPANの公式ツイッターではボカンとバノが計量をクリアできず、2試合がキャンセルになったと明記されている。加えて現地が流れてくる情報では、体重オーバー→キャッチウェイト戦を箕輪が拒否したとのこと。

現時点で耳に届く情報を整理するとボカンの体重オーバーに対し、ONEサイドはキャッチウェイト戦を要請・しかし、ONEには105パーセントのリカバリーが認めらており、ボカンがそのキャッチウェイトとして指定された体重からリカバリーを行うと、リミットを守りリカバリーも105パーセントで抑えてきた箕輪との体格差は顕著になる。よって、1階級上の選手と試合をするようなモノであり箕輪サイドは、契約体重を飲めなかったということのようだ。

加えてボカンは4月のジャレッド・ブルックス戦でも体重オーバーしており、2試合連続というのはストロー級が適正体重か問われることとなる。

ハイドレーションも行われるONEの計量では体重はクリアしても、ハイドレーションが通らない場合は水分を補給しなければパスができない。そうなると、自然と体重は増えるわけで、ギリギリで落としている場合は体重がクリアできなくなる。とはいえ北米階級より1階級思いリミット故、大抵はリミット以上に体重を落とし、そこから水分を補給し──平たくいえば、小便を水っぽくしてハイドレーションをクリアするという手段は普通に行われてきた。

計量結果にも記載されないことで、ボカンが何キロオーバーだったのか、あるいはハイドレーション・テストがクリアできなかったのかは不明だが、事実は日本のMMAファンが最も期待していたカードが視られなくなったことだ。

MMA業界ではキャッチウェイト戦を飲まないことに対し否定的な目があるのも事実だが、箕輪サイドは試合から逃げたわけではない。体重を落としていれば戦っていた。レギュレーションを対戦相手が守らなく、試合の機会を逸した犠牲者といえる。

■放送予定
8月26日(金・日本時間)
午後8時00分~ ABEMA格闘チャンネル
午後8時00分~ONE Supper App

<ONE世界ミドル級(※93.0キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] ライニア・デリダー(オランダ)
[挑戦者] ヴィタリー・ビクダシュ(ロシア)

<ONE Super Seriesムエタイ暫定世界女子アトム級王座決定戦/3分5R>
ジャネット・トッド(米国)
ララ・フェルナンデス(スペイン)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
ムアンタイ・PK・センチャイ(タイ)
ウラジミール・クズミン(ロシア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ツオロンチャアシー(中国)
ダニエル・ウィリアムス(豪州)

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ジョー・ナタワット(タイ)
ジャマル・ユスポフ(ロシア)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
シムサット・クリンミー(タイ)
リアム・ノーラン(中国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アリエル・セクストン(コスタリカ)
マラット・ガフロフ(ロシア)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ヴァウミール・ダ・シウバ(ブラジル)
ジン・テホ(韓国)

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【ONE159】修斗王座返上→ボカン戦へ、箕輪ひろば「また僕らのようなトータルファイターの時代が来る」

【写真】全く揺るぎないMMAアイデンティティを持つ箕輪だった(C)MMAPLANET

22日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE159「De Ridder vs Bigdash」で箕輪ひろばがボカン・マスンヤネと戦う。

17日のサステイン後楽園ホール大会で世界ストロー級王座を返上したことが明らかとなった箕輪。キッズ修斗の普及をライフワークとする修斗LOVEにその心境を尋ね、改めてジャレッド・ブルックス戦の敗北と、ボカンとの一戦について話を訊いた。

そして箕輪ひろばは何があろうが、トータルファイトで世界一を目指すMMAファイターであることが再確認できた。


──日曜日の修斗でストロー級王座の返上が発表されました。

「返上することは、今回のマスンヤネ戦のオファーが来るまで考えていなかったです。正直、5月の後楽園ホール大会で防衛をしたいと思っていましたし。僕はONEで戦って修斗でも防衛戦を戦っていきたいという考え方だったので。修斗サイドは『そういう意志があるなら待つよ』ということでしたけど、ONEサイドは『まだブルックスに1度負けただけ。若い、これからの選手という意味合いでオファーを続けたい』と。修斗の防衛戦よりも、ONEを優先してほしいということでした」

──暗にタイトル戦線のトラックにいるのだから、修斗でリスクのある試合はしないでくれ。そういうことですね、ONEとすれば。ある意味、当然だといえます。特にパートナーシップは解消され、しかもパートナーシップが結ばれている時からグレーゾーンのある感じでしたしね。

「そこを確認していなかった僕が悪いんですけど……。僕は感情で動くから修斗のベルトも返上したくないし、ONEでも戦い続けたい。そういう我儘な意見を出させてもらいました。ただ僕の師匠である阿部(直之STF会長)さんは、マネージメントとしての判断として、どちらかに絞るべきだと。そのなかで『キッズたちの手本になりたくて戦っているのに、世界で戦えている状況でその道を閉ざす活動をして良いのか』と考えるようになりました。

なら自分の意志にはそぐわないかもしれないですけど、次に出てくる選手たちの気持ちもあると思うので──返上させてもらうという風に伝えさせてもらいました。でも発表はこの試合後だと思っていました(笑)」

──ではもう箕輪選手は修斗のベルトを持っていないのですね。

「僕がシンガポールに来る時までは家にありましたけど、後楽園ホール大会の時にジムの人が持っていったかもしれないです(笑)」

──とはいえMMAファイターとして箕輪選手は修斗の防衛戦をするためにONEという舞台から降りるという選択をすると、伝える側としてはガッカリですし。当然の選択ではないでしょうか。

「そうですね。正直、そういう選択はなかったです」

──そしてONEのタイトル戦線のトラックにいるということは、それだけ期待されているということで良かったとしか思えないです。

「ONEが修斗より良いから残るという風に捉えられると思いますが、僕は最初からジムの先輩の山上(幹臣。元修斗世界ストロー級王者)さんの背中を追っていて、海外で試合をして修斗の王者でもいたいと思い続けてきました。

でも、いつか選択しないといけない時は来ると覚悟していました。現段階では、海外で戦いたかったということです。間違いなくストロー級で世界最高峰なのは、ONEなので」

──ストロー級の選手がONEで戦いたいというのは、UFCで戦いたいというのと同意語ですしね。

「僕はそのつもりです。そして今回、ONEが僕をどういう風に評価してくれているのかも分かったので、まぁ良かったです」

──そんななかジャレッド・ブルックス戦に触れないわけにはいかないです。試合前に申し訳ありません(※取材は19日に行われた)。

「率直に強かったです。これがストロー級ナンバーワンかと思いました。同階級で、あの感じは体感したことはなかったです。フィジカル面も混みで、自分が想定しているよりも全ての面でプロフェッショナルでした。

テイクダウンというイメージがあるなかで、一発当てられてしまって。そこからはパンチなのか、組んでくるのか分からなくなっていました。カットもさせられて自分のなかではどうでもないつもりだったのですが、セコンドから『焦っていた』と指摘されました」

──猿田戦に続く完敗かと。

「猿田選手との試合は、僕が未熟でした。今回のジャレッド・ブルック戦は相手が1枚も2枚も上手でした」

──そのなか期待の表れが、ボカン・マスンヤネという厳しい相手が用意されました。

「前回負けているので、偉そうなことを言えないのですが、そう思われていることが申し訳ないです。ボカンが厳しいと思われるというのは、僕の力不足でした。実は1月の試合はもともとボカンと戦う予定だったのが、彼がシンガポールに来られないという状態だったのでジャレッド・ブルックスと戦うことになりました。

ただボカンも4月にブルックスに負けたから、どちらも一度下位の選手と戦ってからになるのかとは思っていました。だから5月の終わりに、ボカンとのオファーを貰った時は少し意外でしたね」

──ボカンにも尋ねたのですが、キッズから修斗を戦ってきた箕輪選手も含め、MMAから本格的に格闘技を始めた選手は打と倒と極の回転、融合で勝つということを良く口にします。その一方で、それこそボカンにとってのレスリングのように強いベースがある選手も打撃、柔術と穴を埋めて戦うウェルラウンダーです。そして現状、後者の方が優位に立っているようにも思えます。

「僕は完全に時代だと思います。柔術、レスリング、打撃が強い時代があって、僕らのようなトータルファイトが強い時代もありました。そこがまた一点集中型&+αの時代になっただけなので、僕らがまた平均値を上げて一点集中型+αに勝つようになるしかない。一点集中型はそれでは通用しなくなったので、+αが必要になったわけで。また僕らの時代が来る……来させないといけないです。それを僕らがやらないと。

それに一点集中型って、結局+αにしかなれないです」

──というのは?

「3点を強くするのは無理です。所詮一点集中に+αでは、2点まで。でも僕らバックボーンのない選手はMMAそのものを強くできる。一点集中型に勝つには、より強い一点集中型か、平均値を高くするかの2通りで。120点+60点+20点で200点に勝つには、130+60点+20点で210点にするよりも、70点✖3で210点にする僕らの方が早いです。

僕らは能力を伸ばすことができる部分が、それだけ残っている。でも一点集中型は、得意な部分を伸ばすことはもう難しいです。その集中している部分を削って、他に力を注げるなら強くなれるでしょうけど、そうでないとなかなか伸びない。120点あるものを121点、122点にするのは難しいです。70点が3つある人間が、それぞれを71点、72点にする方が早いです」

──面白いです!! そのためにブルックス戦のあとに何をしてきましたか。

「全体的な強化ですね。トータル面で負けたことは間違いないですけど、やってきたことは間違っていないと思いました。あの敗戦後は、寝技という部分ではTRI.Hスタジオで週に1度、上久保周哉選手や和田竜光選手と練習させてもらうようになりました。

2人とも凄く強いです。上手い寝技の選手はいますけど、上久保さんと和田選手は確実に強い寝技の選手です。チンチンされます。1階級や2階級上なら、寝技では何とかなると思っていました。でも、チンチンされました」

──石井逸人選手も、東京に来て2人の組み技の強さに驚いたと言っていました。極められまくったと。

「僕も逸人君も、どちらかと言うと上手い寝技をやっていたんだと思います。和田さんとか上久保選手は強い方に割り振っています。だから正直をいえば、練習をしていても面白くはないです。2人の動きにひたすらはめられている作業を繰り返しているので……自分が何をしているという風にはならない。

でも、2人と練習させてもらっていると確実に強くなれます。チンチンされたことを、ジムに戻ってどう防ぐことができるのかを試すことで。正直、前回の敗戦から今回までで……チンチンにされなくなったことはないのですが、チンチンのされ方が変わりました」

──アハハハ。良い表現です。

「チンチンさんにされて、自分にどんな穴があるのか分かります。何よりも僕のなかで上久保さんと和田選手は苦手なタイプなんです。アレックス・シウバの方が戦いやすいグラップリングで」

──なんとなく分かります。アレックスの場合は動けるので、より早く反応すれば箕輪選手のファイトになるということですね。でも上久保選手と和田選手は、タイトで動けなくしてくる。結果、2選手との練習がボカン対策になっていませんか。

「ブルックスに負けたので、ブルックス対策だったのですが、ボカン対策にも勿論なっています。ガッチリ来るタイプなので、上久保さんと和田選手との練習は本当に大きいです」

──シューターにこういうのはどうかと思うのですが、ハイブリッドレスリングにならないわけですね。

「ハイ。上久保さんが『全部、最先端の技術を使う必要はない』と言っていて。凄く参考になりました。最先端を知ることは間違っていないですけど、強さを追求するのとは違うと思います。やっぱり自分の強さを伸ばさないといけないので。何もブルックスにコントロールされたからといって、そこから下からの仕掛けで強くなる選手を目指すわけではないですし。そういうことじゃないっていうのを、明確に教えてもらえました」

──では改めて、ボカン戦への決意のほどをお願いします。

「前回の試合では期待を裏切ってしまったので、今回は信用を取り戻すまでには至らないかもしれないですが、もう1度見直してもらえるような試合にはしたいと思っています。最低で勝ち、そろそろ判定の泥試合でなくて、KOや一本が見たいはずなのでKO、一本を取りに行こうかと思います」

■放送予定
7月22日(金・日本時間)
午後7時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時30分~ONE Supper App

■ ONE159対戦カード

<ONE世界ミドル級(※93.0キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] ライニア・デリダー(オランダ)
[挑戦者] ヴィタリー・ビクダシュ(ロシア)

<ONE Super Seriesムエタイ暫定世界女子アトム級王座決定戦/3分5R>
ジャネット・トッド(米国)
ララ・フェルナンデス(スペイン)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)
箕輪ひろば(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
ムアンタイ・PK・センチャイ(タイ)
ウラジミール・クズミン(ロシア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ツオロンチャアシー(中国)
ダニエル・ウィリアムス(豪州)

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ジョー・ナタワット(タイ)
ジャマル・ユスポフ(ロシア)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
シムサット・クリンミー(タイ)
リアム・ノーラン(中国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アリエル・セクストン(コスタリカ)
マラット・ガフロフ(ロシア)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ヴァウミール・ダ・シウバ(ブラジル)
ジン・テホ(韓国)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リー・ビヴィンス(米国)
セバー・バノ(インド)

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【ONE161】LAで会見。9月以降の米国配信時間帯大会のスケジュール発表。アジア向け大会、開催地は?!

【写真】チャトリは3月のONE X終了時に米国で新たな中継プラットフォームに言及し、さらにアジアツアー再会に言及していた…… (C)MMAPLANET

20日(水・現地時間)、ONEチャンピオンシップがカリフォルニア州ロサンゼルスのダウンタウンにあるザ・ノボでAmazon prime videoと会見を開き、8月以降のAmazonプライムでの米国・カナダにおける中継スケジュールを発表した。

米国東部時間の26日(金)、午後9時からリードカード(プレリミ)、午後10時からメインカードがライブ配信されるONE161。Amazon プライムでの初ライブ配信に向け、同会見でチャトリ・シットヨートンは「プライムビデオとの信じられないような新しい関係の構築にワクワクしている。前回、アドリアーノ・モライシュとデメトリウス・ジョンソンがザ・サークルで戦った時はCOVID19のプロトコルの関係で、ファンが会場で観戦することが許されていなかった。今回は会場のファンと世界中の数百万のファンに、米国のプライムタイムに観てもらうもらえる最高の船出だ。ONEは米国のファンにこれまで見たことがない、ユニークが体験をしてもらう。マーシャルアーツをより広義に捉え、世界のベストファイターの活躍をプライムビデオで見て欲しい」と話した。


今回、そのONE161を皮切りに9月30日、10月21日、11月18日、12月2日が米国配信時間、つまりアジア時間帯では10月1日、10月22日、11月19日、12月3日の土曜日の午前スタートとなる4イベントのスケジュールも明らかとなっている。

既報の通り、ONE161は土曜日の朝の米国向けショーで金曜日には通常のアジア時間のONE160が開かれる。今回の発表ではアジア向け大会のスケジュールは言及されていないが、9月30日、10月21日、11月18日、12月2日との連日時差イベントとなるのか、正式発表を待ちたい。

また対戦カードの発表、イベントタイトルの発表も9月以降のイベントに関しては触れられなかったが、これらの大会は全てシンガポール開催となるのか、3月のONE X時にチャトリが口にしたタイ、フィリピン、日本、あるいは新天地=韓国というアジアサーキットが再開されるのか、今後のアナウンスを待ちたい。

■ONE159放送予定
8月26日(金・日本時間)
午後7時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時30分~ONE Supper App

<ONE世界ミドル級(※93.0キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] ライニア・デリダー(オランダ)
[挑戦者] ヴィタリー・ビクダシュ(ロシア)

<ONE Super Seriesムエタイ暫定世界女子アトム級王座決定戦/3分5R>
ジャネット・トッド(米国)
ララ・フェルナンデス(スペイン)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)
箕輪ひろば(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
ムアンタイ・PK・センチャイ(タイ)
ウラジミール・クズミン(ロシア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ツオロンチャアシー(中国)
ダニエル・ウィリアムス(豪州)

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ジョー・ナタワット(タイ)
ジャマル・ユスポフ(ロシア)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
シムサット・クリンミー(タイ)
リアム・ノーラン(中国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アリエル・セクストン(コスタリカ)
マラット・ガフロフ(ロシア)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ヴァウミール・ダ・シウバ(ブラジル)
ジン・テホ(韓国)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リー・ビヴィンス(米国)
セバー・バノ(インド)

■ONE161「Moraes vs Johnson 2」放送予定
8月27日(土・日本時間)
午前10時00分~ ABEMA格闘チャンネル
午前10時00分~ONE Supper App

■ONE161対戦カード

<ONE世界フライ級 (※61.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]アドリアーノ・モライシュ(ブラジル)
[挑戦者] デメトリウス・ジョンソン(米国)

<ONEムエタイ世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] ノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
[挑戦者] リアム・ハリソン(英国)

<ムエタイ・フライ級ワールドGP準決勝/3分3R>
ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
サヴァス・マイケル(キプロス)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
マーカス・ブシェシャ・アルメイダ(ブラジル)
キリル・グリシェンコ(ベラルーシ)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
アミール・アリアックバリ(イラン)
マウロ・チリリ(イタリア)

<ムエタイ・フライ級ワールドGP補欠戦/3分3R>
アミール・ナセリ(イラン)
ジョナサン・ハガティー(英国)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
平田樹(日本)
リン・フーチン(中国)

<ムエタイ58キロ契約/3分3R>
ディアンドラ・マーティン(豪州)
アンバー・キッチン(英国)

■ONE160放送予定
8月26日(金・日本時間)
午後7時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時30分~ONE Supper App

■ONE160対戦カード

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] オク・レユン(韓国)
[挑戦者] クリスチャン・リー(米国)

<ONE世界フェザー級(※70.3キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]タン・リー(米国)
[挑戦者]タン・カイ(中国)

<ムエタイ・フライ級ワールドGP準決勝/3分3R>
スーパーレック・ギアットムーガーオ(タイ)
ヴァウテウ・ゴンカウベス(ブラジル)

<ムエタイ・フライ級ワールドGP補欠戦/3分3R>
パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)
シェルゾット・カブトフ(ロシア)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ユーリ・ラピクス(モルドバ)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
リッテワダペッティンディーアカデミー(タイ)
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
ポール・エリオット(英国)
マルチン・バトゥル(クロアチア)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
アミール・カーン(シンガポール)
ケアヌ・スッバ(マレーシア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ターレス・ナカス(ブラジル)
カンタラジ・シャンカル・アガサ(インド)

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/12分1R>
ヴァウジール・ホドリゲス(ブラジル)
ヘナート・カヌート(ブラジル)

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ABEMA BELLATOR MMA MMAPLANET o ONE ONE159 アレックス・シウバ ジャレッド・ブルックス ジョシュア・パシオ ジン・テホ ダニエル・ウィリアムス チャンネル ボカン・マスンヤネ ライニア・デリダー リト・アディワン ヴァウミール・ダ・シウバ 箕輪ひろば

【ONE159】箕輪ひろばと再起戦対決、ボカン・マスンヤネ「ミノワはタイトル挑戦までの通過点でしかない」

【写真】終始、絶対の自信が伺えたボカン・マスンヤネ(C)BELLATOR

22日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE159「De Ridder vs Bigdash」でボカン・マスンヤネが日本の箕輪ひろばと対戦する。

4月にジャレッド・ブルックスとの注目の一番を初回で落としたボカンは、再起を賭けて箕輪と戦う。その一戦を前に、心境を尋ねると──ブルックス戦前と変わらぬ自分の言葉が聞かれた。


──箕輪ひろば戦を金曜日に控えていますが、ジャレッド・ブルックス戦に関してまずは話を聞かせてください。

「どれだけしっかりと準備をしても、一つのミステイクでああなる。それがMMAということだね。何度も試合を見なおした。それ以外の部分で正しく動いていても、その1つのミスで全てが変わる。そういう試合だった。

ジャレッド・ブルックスはすぐに僕のバックを取った。とてもスマートな入り方だったよ。結局、そこからエスケープできずに終わってしまった」

──それがMMAですね。あの結果が何もボカンとジャレッドの力の差だとは思っていないです。と同時に、その一つのミステイクとは何だったのでしょうか。

「クリンチからヒザを狙った時に、投げを仕掛けられた。そこを耐えようとしたところでバックに回られた。あのとき、自分からテイクダウンにいくかと思いつつ、少し時間を置いてしまったんだ。その一瞬の迷いが、テイクダウンには入れず中途半端な態勢になり、バックを許してしまった」

──すぐに組んでくると思っていましたか。

「そうなることもあると準備はしていたよ。普段はもっと打撃を見せてからテイクダウンを狙うけど、僕のレスリング能力の高さを考えると、中途半端な打撃をすると命取りになる。だから、すぐに近づいてくるだろうとは思っていた。ただし、今言ったように僕はミスを犯してしまった」

──実際に初回で敗れましたが、仮にあの局面でならないと試合がどうなったのかという見方ができます。そこが箕輪選手のジャレッドとの試合の違いで。✖ジャレッド・ブルックスでボカンと箕輪選手を考えると、箕輪選手が不利だと思ってしまう要因もソコにあるかと。

「ジャレッドは完全にミノワをドミネイトしていたからね。彼はジャレッドのテイクダウンとトップコントロールに対応できていなかった。そして、僕のトップコントロールはジャレッド・ブルックスより上だ。今は説得力に欠けるかもしれないけど、テイクダウンもコントロールも僕の方が優れていることを今回の試合で証明するつもりだよ。

ミノワはリト・アディワン戦とアレックス・シウバ戦を見る限り、サブミッションからのエスケープは心得ているようだけど、ブルックス戦と同じように僕のテイクダウンやコントロールに抵抗できないだろう。あの試合以上に、もがき苦しむことになるに違いない」

──そこまで自信があってなお、気を付けないといけない攻撃がありますか。

「もちろんだ。右のパンチとヒザが良いよ。でも正直、それほど怖くない。打撃でも僕の方が速くて重いから」

──ところでMMAから格闘技を始めた選手は、万遍なく戦えてウェルラウンダー振りが武器になるとよく口にします。その一方で、何か一つ強いベースを持っている選手が穴を埋めて戦うと、タイプの違うウェルラウンダー対決となりベースのある選手の方が今は優勢のように思えます。その辺りはどのように考えていますか。

「その通りだと思うよ。MMA界を見渡してみても、レスリングが支配している。ウェルラウンドだと言っているファイターは、そのレスリング力に屈しているんだよ。そして、僕のレスリング力はミノワを勝つために、十分な力があると自信を持っているよ。

逆にいえば、自信しかないよ。体力、運動能力、敏捷性、あらゆる局面において対応力で僕は彼を上回っている。自分が世界チャンピオンになるに相応しい能力の持ち主だと自信を持っている。そして、その自分の優秀性を武器に戦うのがMMAであって、僕はそうやって戦ってきた。自分がベストだと示すために、最強の相手と戦いたい。ミノワはタイトル挑戦権を手にするための通過点でしかない」

──その世界戦、王者ジョシュア・パシオ✖挑戦者ジャレッド・ブルックス戦が延期されました。

「驚いたよ。もし、確定しないならミノワに勝った僕に挑戦権が回ってくるかもしれない。準備もできている。そういう意味でも、今回の試合はちゃんと勝たないといけないと思っている」

──近いうちに実現するとすれば、どちらが勝つと予想していますか。

「正直に言えばジャレッド・ブルックスだ。やはりレスリング力が違う。ジョシュア・パシオは打撃こそ素晴らしいけど、厳しい戦いになるだろう。勝つのはジャレッド・ブルックスだ」

──つまりブルックスとの再戦は、世界戦になるということですね。

「そのつもりだよ。いつでも戦える。ミノワ戦を終えれば、僕にタイトルショットの機会が巡って来ることを期待している」

──では最後に日本のファンに一言、お願いします。

「皆の応援にいつも感謝している。今も日本のファンの皆から、メッセージが届くんだ。本当に嬉しいよ。前回の試合は自分のやるべきことができなかったから、自分が力を発揮して皆に喜んでもらえる試合を戦い続けようと思う」

■放送予定
7月22日(金・日本時間)
午後7時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時30分~ONE Supper App

■ ONE159対戦カード

<ONE世界ミドル級(※93.0キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] ライニア・デリダー(オランダ)
[挑戦者] ヴィタリー・ビクダシュ(ロシア)

<ONE Super Seriesムエタイ暫定世界女子アトム級王座決定戦/3分5R>
ジャネット・トッド(米国)
ララ・フェルナンデス(スペイン)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)
箕輪ひろば(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
ムアンタイ・PK・センチャイ(タイ)
ウラジミール・クズミン(ロシア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ツオロンチャアシー(中国)
ダニエル・ウィリアムス(豪州)

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ジョー・ナタワット(タイ)
ジャマル・ユスポフ(ロシア)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
シムサット・クリンミー(タイ)
リアム・ノーラン(中国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アリエル・セクストン(コスタリカ)
マラット・ガフロフ(ロシア)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ヴァウミール・ダ・シウバ(ブラジル)
ジン・テホ(韓国)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リー・ビヴィンス(米国)
セバー・バノ(インド)

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MMA MMAPLANET o ONE ONE156 アギラン・タニ ジン・テホ

【ONE156】桜庭ショーツのジン・テホが、ヘンゾ戦彷彿させるキムラでアギラン・タニから一本勝ち

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ジン・テホ(韓国)
Def.1R2分23秒by キムラ
アギラン・タニ(マレーシア)

左ローを蹴ったジン・テホ。タニが右ローを返し、パンチから組んでボディロックでテイクダウンを奪う。バタフライガードのジン・テホに対し、他にはボディロックで足を越えていく。スクランブルでバックに回ったタニは、リフトしてテイクダウン。すぐに立ち上がったジン・テホだが、バックを取られた状態が続く。

ジン・テホはキムラグリップから、そのまま左腕を捻り上げて──寝技に持ち込むと、ハーフでキムラを極め切りタップを奪った。桜庭ショーツで桜庭がヘンゾ・グレイシーに勝った時ようにキムラを極めたジン・テホは、桜庭ポーズで試合を締めた。

「桜庭さんが見てくれていたら嬉しい。空を飛んでいる気分、凄くハッピーです。この動きは好きなテクニックなんだ」と笑顔で話した。


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【Double GFC05】バック&トップコントロール→即ブレイク。ジン・テホが疲弊したハンソル下しベルト巻く

<Double GFCウェルター級王座決定戦/5分3R>
ジン・テホ(韓国)
Def.3-1:30-28.30-29.29-28.29-29.29-30
キム・ハンスル(韓国)

計量では遜色なかったジンだが、リカバリーを終えるとキムが大きくなっている。ジンがローを蹴り、サウスポーのキムは右手を伸ばす。右ミドルを蹴ったジン、ハイを空振りしたキムとの距離を詰める。回って外したキムは、左ハイ。ジンが右をヒットさせ、キムはワンツー。ジンが右ストレートを再び当て、ハイからダブルレッグへ。切ったキムは左を2つ当てる。続けて左をヒットさせ、圧力を高めたキムが腹を蹴っていく。ジンはケージを背負って左を受け、急ぎ間合を取り直す。それでも詰めるキムは、ジンの前進にカウンターを狙い初回を取った。

2R、右ジャブを伸ばしたキムが、左フックから右フック、そして前蹴りを入れる。シングルを切られたジンだが、立ち上がりつつ右フックを当てる。ジンは攻撃を受けても初回のように下がらず、前に出るが右フックを打たれ動きが落ちる。さらに左から右を入れたキムは、狙い過ぎた左ストレートを空振りする。それでも左ストレートから右フックを当てたキムだったが、打ち合いの中でガードが低くなり右を被弾して腰が落ちる。

ジンはここぞばかり前に出て、パンチを纏めるとクリンチでもケージに押し込み、細かいヒザを放つ。離れたキムは、攻め疲れが見えるジンにテイクダウンを狙う。押されてバランスを崩したように尻もちをついたジンは、バックを譲る。バックコントロールのキムだが、レフェリーは信じられないことにブレイクを命じる。スクランブルMMAを否定した打高組低を明白となるレフェリングも、スタンドで再開されたキムがテイクダウンを決めて2Rが終わった。

最終回、左ローで前に出るジンが、前に出ると回るキムが左を当て右アッパー、左ストレートをパンチを纏める。ジンはそれでも蹴りから左右のフックを放って前へ。ヒザをボディに突き上げられた直後にダブルレッグに出たキム、ジンがギロチン&クローズドで絞めていく。大量の鼻血が見られるキムが頭を抜いてトップで抑えると、またもレフェリーが鬼判断でブレイクを命じる。

スタンドに戻り、ヒザを腹に受け右アッパー、続いてヒザを腹に受けたキムが前方に崩れて亀になる。両足をフックしたジンが後方からこめかみ、目の周囲に左のパンチを続ける。胸を合わせたキムはクローズドのジンに右を打ち込み、鉄槌へ。しかし、少しでもパンチを出さないでいる、即ブレイクが掛かる。

試合は残り30秒でスタンドで再開され、キムがジンをケージに押し込んだところで試合終了に。結果は3-1でジン・テホが判定をモノにし、初代Double GCFウェルター級チャンピオンに輝いた。

「自信満々だったのに、負けてしまって申し訳ないです」と敗者が語り、王者ジン・テホは「キム選手はリーチが長く、距離を取るのが上手かったです。体力勝負で勝ったけど、技術はキム選手の方が上でした。ライト級王者のオク選手が相手がいないと言っていたけど、なら俺とやれっ!! サポートしてくれたKTTの皆、ありがとうい。練習が楽しくてしょうがない。ホントに相手は誰でも良いけど、まずはオクとやらしてほしい。KTTに入って1年、自分はこれからです。コリアン・トップチーム!!」とライト級王者との対戦をアピールした。


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Double G FC05 News other MMA オク・レユン キム・サンウォン キム・ハンソル キ・ウォンビン ジン・テホ ブログ ホン・ジュンヨン

【Double GFC05】計量終了 K-MMA界の今=キ・ウォンビン✖オク・レユン、キム・ハンソル✖ジン・テホ

【写真】日本のライト級ファイターにもぜひとも視てほしい王座決定戦だ(C)DOUBLE GFC

27日(金・現地時間)、明日28日(土・同)に韓国はソウルのKBSアリーナ・ホールで開催されるDOUBLE G05の計量が行われた。

日本と同様に新型コロナウィルス感染拡大傾向にある韓国では、火曜日よりソウルなど首都圏のレストランやカフェの店内での飲食が午後9時までとされ、行事ごとや集会の参加者を100人未満とするよう規制の強化が始まっている。

そのような状況でダブルGでは会場のあるカンソ区に確認を取り、無観客で同大会を実施が可能となった。


メインはウェルター級、セミはライト級王座決定戦、加えてフェザー級挑戦者決定戦と実力派対決&ガチンコ路線のダブルGらしいラインナップが今回も揃っている。

PXCとTOP FC、中東のPhoenix FCで活躍したキム・ハンスルと、Road FC~ロシア~DEEP~修斗~Angel’s Fightingと流浪のMMAファイター人生を送ってきたジン・テホがウェルター級王座を賭けて対戦。

2018年3月に川名雄生、2016年4月にはDEEPで大原樹里に敗れているジン・テホだが、ダブルGでは連勝中で通算3連勝としている。ジン・テホは長身のためウェルター級が適正体重のようにも思われる。

対するキム・ハンスルは前ONE世界ウェルター級王者ゼバスチャン・カデスタムとPXCウェルター級王座を賭けて戦い──ローキックに敗れて以来、過去5年間で6連勝中で、米田奈央、フランク・カマチョ、チョモランマ1/2ら倒してきた。ウェルター級になるとさすがにキム・ハンスルの方が大きいかと思われたが、計量ではジン・テホがまるで譲らない体躯を披露していた。

ライト級王座決定戦はGladiatorでライト級の頂点に立ったキ・ウォンビンと、HEATのライト級を制したオク・レユンの対戦だ。

前回大会でケビン・パクをTKOしたキ・ウォンビンと、ブレンゾリグ・バットムンクをRNCで一蹴したオク・レユン。クォン・アソルが第一線を引いた形にあるなか、UAEWに戦場を移したキム・キョンピョと韓国ライト級3強の二角が直接対決となった。

日本人との対戦でいえばキ・ウォンビンは星野大介、岩田啓介らに勝利している一方で、岸本泰昭、岸本篤史に敗れており、オク・レユンは岸本、石川英司らに勝っている。キ・ウォンビンがリスクを冒し過ぎた打撃戦でなく、しっかりとケージレスリング&スクランブルを交えたMMAでどこまで勝負を挑むことができるか。一か八か的な打撃戦を狙うのであれば、逆にオク・レユンのパンチがカウンターで当たる確率が高くなる。

セミ前で組まれたキム・サンウォンとホン・ジュンヨンの一戦は、フェザー級挑戦者決定戦と謳われているが、実際には──コロナが収束に向かい外国人選手の来日が可能になれば─第3回大会でホン・ジュンヨンを破ったキルギスのアジスベク・サチバルジェフと王座決定戦を戦う権利を得られる試合だ。

前回大会でドローだった両者。ホン・ジュンホンは敗れたとはいえTop FCで暫定王座決定戦を戦っており、キム・サンウォンはトップFCではプレリミに出場していた。ホン・ジュンヨンとしては5人ジャッジ制で2票がついたが、残りがドローで勝利を掴み損ねたという気持ちも小さくはないだろう。ここはしっかりと差を見せて、サチバルジェフとのリベンジ戦の権利を得たいリマッチといえるだろう。

■視聴方法(予定)
11月28日(土・日本時間)
午後5時00分~ YouTube Double GFC Official Channel

■ DOUBLE GCF05 計量結果

<Double GFCウェルター級王座決定戦/5分3R>
キム・ハンスル:77.6キロ
ジン・テホ:77.1キロ

<Double GFCライト級王座決定戦/5分3R>
キ・ウォンビン:70.9キロ
オク・レユン:70.6キロ

<フェザー級挑戦者決定戦/5分3R>
キム・サンウォン:66.15キロ
ホン・ジュンヨン:66.25キロ

<ウェルター級/5分2R>
キム・ジュンギョ:77.45キロ
アン・ジョンギ:77.0キロ

<バンタム級/5分2R>
ファン・ヨンジン:61.75キロ
キム・ヨンジュン:61.8キロ

<ライト級/5分2R>
キム・ソングォン:70.9キロ
イ・フンソク:70.6キロ

<フェザー級/5分2R>
キム・ミンウ:65.7キロ
チェ・ムソン:66.3キロ

<フライ級/5分2R>
パク・ヒョンソン:57.15キロ
ソ・ドンヒョン:57.0キロ

<ライト級/5分2R>
イ・ヨンフン:70.85キロ
ユン・ダウォン:70.4キロ

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【ARC03 & Double GFC05】K-MMA、再・再開。K-MMA。Double Gでキ・ウォンビン✖オク・レユン

【写真】キ・ウォンビン✖オク・レユン、韓国MMA界の実行部隊ライト級最強決定戦だ (C)AFC

8月17日(月・現地時間)に韓国はキョンギ道パジュ市のAngel’s Fightingオフィシャルジムで午前7時スタートという苦肉の強硬手段でAFC14が開催され、8月29日のARC03は中止になっていた韓国MMA界が再び動き始めた。

まず今月17日(土・同)にソウルのソンパ区にあるロッテワールドHOT6 AFRICAコロシアムでARC03が改めて開かれ、メインの97キロ契約マッチでキム・ウンスが昨年のRoad FCでルーキー・オブ・ジ・イヤーを獲得したオ・イルハクと戦う試合を始め、8試合がラインナップされている。

一方、Double GFCは11月28日(土・同)に第5回大会を同じくソウルのKBSアリーナホールで開催し、2階級のタイトル戦を組むことを明らかにしている。


本格的かつ勝負論のあるカードを推し進めることで注目度が高まっているDouble G。タイトル戦はライト級とウェルター級の王座決定戦で、前者はキ・ウォンビン✖オク・レユン、後者はキム・ハンソル✖ジン・テホというマッチアップが決まった。

先のUWEWで勝利したキム・ギョンピョらと実質K-MMAのライト級を引っ張る両者がタイトルを賭けて戦う。キ・ウォンビンは7月の前回大会でケビン・パクを1分52秒でKO、オク・レユンは4分02秒でブレンゾリク・バットムンクにRNCでリベンジを果たしており、ライト級の頂点に立つというストーリーラインも出来上がっている。

コロナ禍にあって、感染に対して日本より敏感な韓国。9月の終わりから10月の最初にかけて盆休みで国内での移動も多く見られ、この期間の感染者数の増減が判明するまで2週間かかり、まだまだ楽観視されていない。このような国内の空気、政府の方針もあり両大会もクローズドショーとして行われる模様だ。

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