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【PFL CS2022#02】試合結果 4試合ともKO決着。アルシラウィと、ルールの壁を越えミクサンが本戦契約へ

【写真】ヨルダンのライオンがPFLとの契約をミクサンとともに果たした。レギュラーシーズンでの活躍に期待したい(C)PFL

25日(土・現地時間)、フロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオでPFL CS2022#02が開催され早くもルール破りの2選手の契約が成立した。

ウェルター級の4試合が組まれた今大会。メインでは177ポンド契約なった試合にBRAVE CFウェルター級&スーパーウェルター級王者ジャラ・フセイン・アルシラウィ、この他にもTITAN FCウェルター級王者ディラノ・テイラー、LFAウェルター級王者カルロス・レアルと、ダイレクトで本契約でおかしくない選手が名前を連ねていた。

結果、3選手揃って1Rでフィニッシュ勝利ながら、テイラーとレアルは決選投票にも進めずケージを後にする。セレブパネリスト、ファン投票揃って支持を得たアルシラウィがPFLと契約成立──と思いきや、第1試合でネイサン・ピアースを破った──キャリア3戦目だったクリス・ミクサンのサプライズ・サインナップも発表された。

PFL CS2022#02
<177ポンド契約/5分3R>
○ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)1R2分54秒
TKO
詳細はコチラ
×マイケル・リリー(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ディラノ・テイラー(米国)1R5分00秒
TKO
詳細はコチラ
×マーク・マーティン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○カルロス・レアル(ブラジル)1R0分56秒
TKO
詳細はコチラ
×コーリー・カピー(米国)
<174ポンド契約/5分3R>
○クリス・ミクサン(米国)2R3分31秒
KO
詳細はコチラ
×ネイサン・ピアース(米国)


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MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2022#02 カルロス・レアル クリス・ミクサン ジャラ・フセイン・アルシラウィ ディラノ・テイラー

【PFL CS2022#02】プレッシャーの下、狙いすましたヒザ蹴りKOのアルシラウィがミクサンと共に契約

<177ポンド契約/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
Def.1R2分54秒by TKO
マイケル・リリー(米国)

まずリリーが右ローを蹴る。圧を掛けるアルシラウィはローを蹴られるなかで左ジャブを伸ばす。続いて左ジャブから右ローを蹴ったアルシラウィは、シングルレッグを切って下がったリリーとの距離を詰める。スイッチを織り交ぜ、左フックを振るったアルシラウィがボディショット、直後にシングルレッグからボディロックでテイクダウンを奪われるが、立ち上がり胸を合わせて離れる。

同じような形シングルレッグで、もう1度尻もちをつかされたアルシラウィがすぐに立ち上がり、離れたリリーに左をヒットさせる。下がったリリーが組んでくるのを待つように右ヒザ蹴りを──狙って決めたアルシラウィが、レフェリーストップに安堵の笑みを浮かべた。3試合連続でフィニッシュ決着、プレッシャーのあるなかでの見事なフィニッシュだった。

「プレッシャーはないつもりだったけど、初回KOが必要な状況は少しプレッシャーになっていた。でも、何ラウンドでも倒せる自信はあったんだ。ヒザ蹴りを入れるために、2度簡単に組まさせた。アレは罠だったんだ(笑)。ヨルダン、アラブには強い選手が揃っている。今日の勝利は、世界に僕らの強さを証明する第一歩に過ぎない」とアルシラウィは話した。

そして──契約者発表の時。昨年のダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズなら4選手とも契約ということもありうるが、DWCSでなくPFL CSは4試合で契約は1人のみだ。そしてアルシラウィとクリス・ミクサンの名前が読まれ、ここでカルロス・レアルとディラノ・テイラーが脱落となる。

ここからセレブ・パネリストの選考、そして今回からバドライトがスポンサーとなったファン投票に両者の運命は委ねられる。

結果、セレブはアルシラウィを選択、ファン投票もアルシラウィ。PFLに初めてのヨルダン人がファイターが誕生した。そして、何と既にルール破り──クリス・ミクサンの契約もセイ・セフォーから発表された。


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Brave CF LFA MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2022#02 YouTube   カルロス・レアル ジャラ・フセイン・アルシラウィ ディラノ・テイラー

【PFL CS2022#02】計量終了 LFA王者の対戦相手変更。ヨルダンのライオンは175ポンド戦へ!!

【写真】レアルの対戦相手は長身のカピーに代わった (C)PFL

本日25日(金・現地時間)、フロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオで開催されるPFL Challenger Series第2週の計量が24日(木・同)に行われている。

まず第2試合に出場予定だったハイチのソクハテ・ピエールが欠場となり、コーリー・カピーがLFAウェルター級王者カルロス・レアルと戦うことになった。


またファイトウイークになりメインのBRAVE CF二冠ジャラ・フセイン・アルシラウィとマイケル・リリーの一戦は175ポンド契約に変更され、他の試合はウェルター級で実施される予定だった。

しかし、第1試合に出場のネイサン・ピアースが173.6ポンドで計量失敗に。

クリス・ミクサン戦は174ポンド・キャッチウェイト戦に変更され行われる。

■視聴方法(予定)
2月26日(土・日本時間)
午前11時00分~PFL MMA YouTube Channel

■PFL CS2022#02対戦カード

<177ポンド契約/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ: 175.6ポンド(79.65キロ)
マイケル・リリー: 176.2ポンド(80.92キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ディラノ・テイラー: 171ポンド(77.56キロ)
マーク・マーティン: 170.2ポンド(77.2キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・レアル: 170.6ポンド(77.38キロ)
コーリー・カピー: 170ポンド(77.11キロ)

<174ポンド契約/5分3R>
クリス・ミクサン: 171ポンド(77.56キロ)
ネイサン・ピアース: 173.6ポンド(78.74キロ)

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BELLATOR Brave CF LFA MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2022#02 UFC YouTube ウィラン・カルロス カルロス・レアル カールストン・ハリス ガブリエル・ボンフィム キック ジェイソン・ジャクソン ジャラ・フセイン・アルシラウィ ディエゴ・ディアス ディラノ・テイラー モハメド・ファフレディン

【PFL CS2022#02】篩い落としの構造。ウェルター級のCSはBRAVE CF、TITAN FC&LFA王者が揃い踏み

【写真】アルシラウィ、テイラー、レアル。中東メジャーと北米フィーダーショーの王者が3人も出場する (C)BRAVE CF, TITAN FC& LFA

25日(金・現地時間)、フロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオでPFL Challenger Series第2週が開催される。

PFLとの契約を賭けた4試合、第2週はウェルター級で実施される。人材の宝庫ウェルター級らしく、チャレンジャーシリーズ内でも再注目の階級だったが、ルーカス・ハルク・バルボーサが欠場となった。


それでもメインにはヨルダンのライオンことBRAVE CFスーパーウェルター級王者ジャラ・フセイン・アルシラウィが出場し、マイケル・リリーと対戦する。他にもTitan FCウェルター級王者のディラノ・テイラー、LFAウェルター級王者カルロス・レアルが、それぞれマーク・マーティン、ソクハテ・ピエールと相対する。

アルシラウィは戦績16勝3敗、キックボクシグにテイクダウン、柔術を使いこなすウェルラウンディットファイターで、現UFCファイターのカールストン・ハリスを右ストレートからパウンド&エルボーでTKO──BRAVEのウェルター級のベルトを巻いた。

どの局面でも勝負できるアルシラウィだがDesert Force時代に同プロモーションのウェルター級王座を現BRAVE CFミドル級王者モハメド・ファフレディンと争った──中東MMAの歴史に名を残す2連戦を経て、肉弾戦よりもスマートな戦いにスタイルが変化した。

カーフを効かせ、組んでボディロックテイクダウンから寝技へという流れを軸ながら、そのカーフで元UFCファイターのイズミール・ヌルディエフをKOしている。戦局を見極めたファイトができるアルシラウィが、どのようなファイトを見せるか注目だ。

Titan FC王者ディラノ・テイラーはサンフォードMMA所属で、7勝1敗の戦績を残す25歳のジャマイカ系米国人ファイターだ。

サンフォードMMAのジャマイカンといえばBellatorで活躍するジェイソン・ジャクソンの名前が真っ先に思い浮かぶが、テイラーもコーナーマンを務める盟友に続き、PFLというメジャー・シーンを目指す。

そのテイラー、右はKOパワーがあり、寝技では極め力も持つ。これら総合力が回れば積極的に勝負に出る一方で、上手く回転しない場合は組んでケージに押し込むというファイトになりがちだ。いわゆるコンテンダーシリーズ・スタイルとは真逆の試合展開に陥ることが、Titan FCからすんなりとステップアップを果たせなかった要因かもしれない。

今回の相手のマーク・マーティンは戦績が同じく7勝1敗、ミドルを使いこなすボクサーだが、彼もまた待ちのファイトが多い。チャレンジャーシリーズで契約を手にするにはファンといっても過言でないセレブ・パネリストと中継を見る正真正銘のファンの支持を得る必要がある。そのため、お見合いは厳禁だ。このような状況だからこそ攻め力は当然として、危機管理能力が問われるテイラーといえる。

LFA王者のカルロス・レアルはシュートボクセ第一世代のマスター・ノグシの教え子で、昨年7月のLFAブラジル大会のワンナイトトーナメントでウェルター級王座を獲得した。

準決勝では右ストレート一発でディエゴ・ディアスを豪快にKOし、決勝へ。本来はもう1つの準決勝を勝ち上がったガブリエル・ボンフィムと戦うはずだったが、メディカルが通らず──また補欠戦勝利のケムエル・オットーニ&ベンデル・ジアコモも揃って、コミッションがもう1試合戦うことを認めず、補欠戦で敗れたウィラン・カルロスと対戦した。

結果は危なげないフルマークの判定勝ちを収め、登竜門もベルトを巻いた。とはいえ、その決勝がノンリスキーファイトだったためか、UFCからコールはなくチャレンジャーシリーズ挑戦という道を選択することに。

リアルは蹴りを使いながらテイクダウンも取れる瞬発系ストライカーだ。一発勝負の今大会出場、LFAウェルター級王座決定トーナメント決勝ではなく、準決勝のような戦いが必要になってくる。

PFLとの契約を賭けてBRAVE、Titan FC、そしてLFAの王者が勝利ですら第一条件でしかない厳しい生き残り合戦に挑む。掬い上げるのではなく、篩い落とすという北米MMAの構造が見えるチャレンジャーシリーズ第2週だ。

■視聴方法(予定)
2月26日(土・日本時間)
午前11時00分~PFL MMA YouTube Channel

■PFL CS2022#02対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
マイケル・リリー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ディラノ・テイラー(米国)
マーク・マーティン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・レアル(ブラジル)
ソクハテ・ピエール(ハイチ)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ミクサン(米国)
ネイサン・ピアース(米国)

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【PFL CS04】フェザー級選考マッチに韓国から前UAEW王者イ・ドギョム、EFC王者エクソンが参戦

【写真】コロナ前から中東経由で北米を目指していたイ・ドギョム。K-MMAのハングリーさを象徴しているファイターだ (C)UAEW

1月27日(木・現地時間)、3月11日(水・同)にフロリダ州オーランドのユニバーサルスタジオで開催されるPFL Challenger Series04=フェザー級の陣容が明らかとなっている。

既にライトヘビー級、ウェルター級、女子ライト級の3階級で4試合=8選手のロースターが発表され、LFA2冠のジョシュア・シルヴェイラ、BRAVE CFスーパーウェルター級王者のジャラ・フセイン・アルシラウィ、鉄板ボディロックパス=ルーカス・ハルク・バルボーサら興味深い選手名が確認できる。


今回、発表になったフェザー級では韓国からイ・ドギョムの出場が決まった。アジア広域でいえば上記にあるようにアラブ社会の中近東ヨルダンからウェルター級に参戦するアルシラウィに続き2人目、漢字文化圏=儒教文化圏といえる東アジアから初選出となった。

イ・ドギョムはAngel’s FCから北米、いやUFCを目指しUAE WARRIORSに参戦しフェザー級王座を獲得したがZuffaからのコールはなく、昨年10月にUFCベテランのアリ・アルカイシに敗れベルトを手放している。結果、オクタゴンからデカゴンにターゲットを変更し夢の100万ドル獲得に向けPFCのトライアウトといえるチャレンジャーシリーズに臨むこととなった。

この他、南アフリカのEFC Worldwideのブラジル人フェザー級王者ヘイナウド・エクソンに出場も注目だ。またジャクソン・ウィンクMMA所属で名門アイオワ大出身のレスラー=エドウィン・クーパーJr、豪州からキャリア8勝2敗のアーロン・ブラッキーら世界各地からファイターが選考されており、対戦カードの発表が楽しみだ。

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【PFL CS】シーズン出場を賭けた新シリーズにLFA二冠、BRAVE二冠、ムンジ優勝、五輪レスラーが出場!!

【写真】ヨルダンのライオン、ジャラ・アルシラウィはBRAVEでウェルター級×2度、スーパーウェルター級王者になっている中東ナンバーワンMMAファイターだ (C)BRAVE CF

MMAワールドで唯一シーズン制を採用しているPFLが、2022年の開幕日とTV中継、2月から3月に掛けて行われるPFL Challenger Seriesの開催及び対戦カードを続々と発表している。

2021年シーズンはESPN、ESPN+でレギュラー~プレイオフ~ファイナルと10イベントがライブ中継及び配信されたPFL。2022年に関して、昨年中にアナウンスされずその先行きが不安視された時期もあった。

そして25日(火・現地時間)に4月20日(水・同)の開幕と7イベントをESPNとESPN+で放送し、残りをESPN2で流すことが決まったという発表があった。

この前後に本戦出場選手の予選といえるチャレンジャーシリーズの開催と対戦カードも明らかになりつつあり、興味深いファイター達の名前が確認されている。


PFL CSはフロリダ州オーランドのユニバーサルスタジオで収録され、2月18日(金・同)から毎週金曜日に1階級ずつ、6週連続で4試合が組まれレギュラーシーズン出場選手が確定する。

全世界500選手のノミネートから厳選された8選手、4試合の狭き門をくぐることができた各階級の選手たち、まず18日のチャレンジャーシリーズ第1弾はライトヘビー級4試合が組まれ、地元といっても過言でないフロリダからATTヘッドコーチ=マーカス・コナン・シウヴェイラを父に持つジョシュア・シルヴェイラがメインに出場する。

レスリングベースで、当然のように柔術も修得しているコナンJrは、キャリア7勝0敗で全米ナンバーワン・フィーダーショー=LFAでミドル&ライトヘビー級の2階級を制している。

そんなシルヴェイラの相手はUAE Warriorsから南スーダン人ファイターのモハメド・ジュマが務めることとなった。

2月25日(金・同)=PFL CS02はウェルター級がマッチアップされており、ヨルダンのライオン=BRAVE CFでウェルター級とスーパーウェルター級のベルトを巻いたジャラ・フセイン・アルシラウィが、マイケル・リリーと戦う。中東を代表するMMAファイターであるアルシラウィは、欧州や米国で育ったのではなく、ヨルダン生まれのヨルダン育ちで、MMAもヨルダンで始めた。

そんなアルシラウィはキャリア15戦目で現UFCファイターのカールストン・ハリスを初回で倒し、BRAVEウェルター級王座に就いている。一度はアブドゥル・アブラギモフに敗れてベルトを手放したが、ダイレクト地マッチで取り戻し──そのままスーパーウェルター級王者に認定された。キックボクシング、柔術ともに基本に忠実で派手さよりも実直さが目立つヨルダンのライオンが、レギュラーシーズン出場権を得ることができるか楽しみだ。

またウェルター級ではルーカス・バルボーサのチャレンジ=トロイ・グリーン戦も見逃せない。

ハルクの異名を持つバルボーサは昨年12月のムンジアルでミディアムヘビー級をATOSの同門グスタヴォ・バチスタとシャエし準優勝、2018年はその逆でバチスタとシャアして金メダルに輝いている。

2017年と2018年はアジア柔術選手権で来日し、1年目はミディアムヘビー級を制し、無差別級はキーナン・コーネリアスとシェアして2位、2018年はヘビー級と無差別級を制している。ノーギワールズでも3連覇の経験があるハルクにとってMMAは2012年8月以来、実に9年半ぶりの挑戦になる。鉄壁のボディロックパス&肩固めがMMAでも爆発するか、見ものだ。

現状、カードが発表されているのは3月4日(金・同)の女子ライト級まで。ここではロンドン&リオ五輪の女子レスリング72キロ級に出場したフランス人のシンシア・ベスカンがMMA初陣を戦う。

レスリングではインドで行われていたプロチームの対抗戦=プロ・レスリング・リーグに参戦経験があるが、打撃有りの戦いで長所を如何に出せるか。

女子ライト級は4試合=8人の出場選手中、3選手が初めてケージで戦うことになる。そのうちの1人であるニュージーランド人のミシェル・モンタギューはATTでケイラ・ハリソン、アマンダ・ヌネスのトレーニングパートナーを務めており、IMMAFなどアマMMAでは10勝1敗の経験を持つ。

PFLとの契約の際に「100万ドルを賭けて戦い、人生を変える」と話していたベスカンが、そのスタート台に立つことができるか興味深い。などチャレンジャーシリーズは米国では全戦がfubo TVでライブ配信されるが、同ネットTVは日本では視聴できず、MMAPLANETではFacebookやYouTubeでの配信があるのかPFLに確認中だ。

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【BRAVE CF50】ヨルダンのライオン=アルシラウィが、元UFC戦士=ヌルディエフの左足を破壊し完勝防衛

<BRAVE CFスーパーウェルター級選手権試合/5分5R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
Def.2R1分19秒by TKO
イズミール・ヌルディエフ(オーストリア)

モハメド・ファフレディン✖モハメド・サリード・マレムの間で組まれていたBRAVE CFライトヘビー級王座決定戦が計量を済ませていたが、後者が体調不良で中止となり、この1戦だけが50回記念大会のタイトル戦となった。

左ジャブを伸ばすヌルディエフが、右オーバーハンドを繰り出す。アルシラウィはかわしてローを繰り出し、左ハイを見せる。距離を詰めてくるヌルディエフに対し、ジャブを伸ばすアルシラウィが左ミドルを入れる。ヌルディエフも右ストレートを返すが、アルシラウィが見て左ミドルを入れる。さらに左ハイを蹴っていったチャンピオンが、静かな展開のなかで左フックをヒットさせる。ヌルディエフも右ミドル、右ハイを繰り出す。

アイポークがあったとアピールするヌルディエフだが、レフェリーは流した。ヌルディエフの蹴りにパンチを合わせ、ローを蹴ったアルシラウィは最後の15秒でのテイクダウン狙いを切り初回を取った。

2R、アルシラウィは左リードフックから右ローを前足に決める。ヌルディエフも右ローを返すが、続いてワンツーを見せてローとアルシラウィが試合をリードする。暫らく間合のとりあいから、右ローを効かされたヌルディエフが後退。構えを変えて、左足を下げたヌルディエフに対し、チャンピオンは右フックから奥足となった左足を蹴る。ヌルディエフはシングルに出るも、自らリリースして崩れる。既に左足が壊れており、勝負を決していた。

UFCベテランを寄せ付けなかったヨルダンのライオン=アルシラウィが、中東パワーの台頭を印象付ける王座防衛を果たし、「他団体から良いレコードを持つ挑戦者が来たので、BRAVE CFがホームの僕は負けるわけにはいかなかった。でもしっかりと作戦を立てることができていたので、彼は5Rを戦うことはできないと思っていた。この階級で多くの選手との契約が進んでいるし、ずっと防衛していきたい」と話した。


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【BRAVE CF50】計量終了 17試合、21カ国から34選手が集結。最注目?! バガウティノフ✖オーティズ

【写真】バガウティノフ✖オーティズ、こんな戦いに加わる日本人選手の出現を期待したい(C)BRAVE CF

1日(木・現地時間)、バーレーンはムハラクのアラード要塞特設会場で開催されるBRAVE CF50の計量が31日(水・同)に行われた。

4週連続開催の最終週は全17試合、メインとコ・メインではBRAVE CFスーパーウェルター級選手権試合=ジャラ・フセイン・アルシラウィ✖イズミール・ヌルディエフ、BRAVE CFライトヘビー級王座決定戦=モハメド・ファフレディン✖モハメド・サリード・マレムと2階級の世界が組まれている。

さらにフライ級王座決定T準々決勝のアリ・バガウティノフ✖ダスティン・オーティズ、同トーナメント準決勝ではヴェリムラッド・アルカソフ✖ザック・マコウスキーなど、17試合に出場する34選手中、というカードが組まれている。

そんななかバンタム級でボリスラフ・ニコリッチと対戦するブラッド・カトーナと、73キロ契約でマチェク・ギエルシェウスキーと戦うフィリップ・シウバが計量失敗、キャッチウェイト戦で実施される。


アルシラウィにヌルディエフが挑戦するスーパーウェルター級戦、BRAVE CFミドル級王者ファフレディンが、マレムを相手に同プロモーション初となる同時2階級制覇、チャンプ・チャンプを目指しライトヘビー級王座決定戦に挑む。

そんな中東勢及びアラビック、そしてムスリムが絡むタイトルマッチとは別に、フライ級王座決定トーナメント準々決勝ではアリ・バガウティノフ✖ダスティン・オーティズという元UFCファイター同士の興味深いマッチアップが見られる。

バガウティノフはUFC戦績4勝3敗、堀口恭司、ジョセフ・ベナビデス、そしてデメトリウス・ジョンソンの持つUFC世界フライ級王座に挑戦して判定負けを喫している。その一方でジョン・リネケルやティム・エリオットに勝利しているバガウティノフ、Fight Nightやボクシングを戦い1月のソチ大会でBRAVE CFに合流し、オーティズと戦うことが決まった。

オーティズのオクタゴン戦線は8勝6敗、綺麗なレコードではないがUFCで14試合も戦っている。そして、今大会で一足先にトーナメント準決勝を戦うザック・マコウスキーには勝利している。

実はこの王座決定トーナメントには日本人ファイターにもオファーがあったが、既に国内で試合が決まっており実現しなかったという。

さらには3月11日から今大会までの4大会に2人の日本人選手に声が掛ったが、両者に中東で戦うという意志はなかった。しかし、BRAVE CFが日本人との契約を欲しているのは紛れもない事実だ。

あと1時間でスタートする今大会には17試合で21カ国の選手が出場している。この戦いの輪──砂漠のコンバットキングダムから世界を目指す日本人選手が現れることに期待したい。

■視聴方法(予定)
4月1日(木・日本時間)、
午後11時30分~ FITE
午後11時30分~ BRAVE TV

■BRAVE CF50計量結果

<BRAVE CFスーパーウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]ジャラ・フセイン・アルシラウィ:79.1キロ
[挑戦者]イズミール・ヌルディエフ:79.2キロ

<BRAVE CFライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
モハメド・ファフレディン:92.1キロ
モハメド・サリード・マレム:91.6キロ

<BRAVE CFフライ級王座決定T1回戦/5分3R>
アリ・バガウティノフ:57.1キロ
ダスティン・オーティズ:56.6キロ

<BRAVE CFフライ級王座決定T準決勝/5分3R>
ヴェリムラッド・アルカソフ:57.0キロ
ザック・マコウスキー:57.0キロ

<74キロ契約/5分5R>
アミン・アユブ:73.9キロ
マショラブジョン・ルジボエフ:74.0キロ

<スーパーライト級/5分3R>
イッサ・イサコフ:75.0キロ
マルセル・グラビンスキ:74.8キロ

<スーパーウェルター級/5分3R>
ケビン・ルアート:79.6キロ
ルイス・グリスマン:79.6キロ

<フェザー級/5分3R>
ヴェレリウ・ミウチャ:66.0キロ
オマール・ソロモノフ:66.2キロ

<95キロ契約/5分3R>
アントン・トゥルキャリ:94.6キロ
コンスタンチン・ソルダトフ:94.4キロ

<バンタム級/5分3R>
ブラッド・カトーナ:62.5キロ
ボリスラフ・ニコリッチ:61.5キロ

<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・レサー:84.0キロ
ルスタン・ジエフ:84.1キロ

<77キロ契約/5分3R>
カール・ブース:76.0キロ
カルロス・ベギョソ:77.0キロ

<バンタム級/5分3R>
ビイル・シュティピン:61.3キロ
アレクサンドル・ケシュトフ:61.7キロ

<フェザー級/5分3R>
シェイブ・ユセフ:66.2キロ
スティーブン・ゴンコルヴェス:65.8キロ

<73キロ契約/5分3R>
マチェク・ギエルシェウスキー:72.9キロ
フィリップ・シウバ:75.4キロ

<ライト級/5分3R>
マゴメド・マゴメドフ:70.6キロ
ヤン・リアッセ:70.8キロ

<フェザー級/5分3R>
グレン・マクベイ:66.2キロ
アブドゥルマナップ・マゴメドフ:65.8キロ

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【BRAVE CF50】Sウェルター級王座挑戦、ヌルディエフ「悲惨な現実を見てきた。MMAはただ楽しい」

【写真】アルシラウィ、ヌルディエフともに計量を終えている(C)BRAVE CF

1日(木・現地時間)、バーレーンはムハラクのアラード要塞特設会場で開催されるBRAVE CF50。

そのメインで元UFCファイターのイズミール・ヌルディエフがBRAVE CFスーパーウェルター級王者ジャラ・フセイン・アルシラウィ✖イズミール・ヌルディエフに挑戦する。

50回記念のビッグショー、4週間に渡るファイトマンスリーのとりの一番のチャレンジャー、ヌルディエフにZoomインタビューを行った。

ロシアはチェチェン共和国のグロズヌイ生まれ。10歳の時に家族とともにオーストリアに移住したチェチェン人であるヌルディエフにとって、MMAはただ楽しいスポーツだという。


──木曜日の夜、アルシラウィの持つBRAVE CFスーパーウェルター級王座に挑戦します(※取材は3月30日に行われた)。今の調子を教えてください。

「減量に向けて少し疲れているけど、良い感じだよ。スーパーウェルター級という階級は他の大会では王座が認定されていない。やはり減量の幅が小さいというのは体にも良いことだ。

だいたいMMAはいつまでも、階級間の差が大きすぎる。他のプロモーションもBRAVEに追従してほしい。そうじゃないと、皆がハードな減量を強いられるからね。僕にとってスーパーウェルター級がベストかどうかは戦ってみないと分からない。でも減量がイージーになることは絶対だよ」

──ところでUFCを離れてから、前回の試合はドイツのELITE MMA Championshipでウェルター級王座決定トーナメントに出場し、ポーランドのティモウス・ロパチェクを判定で破りました。10月の終わりにアミラン・ゴゴラゼとの決勝が決まっていましたが、コロナ禍で陽性者が出て大会が中止になりました。

「EMCは新型コロナ感染拡大の状況下でハードな状態に置かれている。でも、僕は試合ができない期間をこれ以上長くするわけにはいかなかった。そんな時にBRAVEからオファーをもらい、EMCと話し合ったんだ。彼らは僕がBRAVEで戦うことを認めてくれた。凄く良心的だと思ったよ。

MFCは活動が再開されたら、ドイツで一番の大会になるに違いないよ。そして、僕はこれからBRAVEで戦っていく。今の世の中で、これだけの国際的なMMA大会を開くことができるのはUFC、Bellator、ONEとBRAVEだけだ。

選手の感染予防もしっかりとしているし、この機会を与えてくれたことに感謝している。ハードな現実のなかで、試合をして金を稼ぐことができるから、僕は生きていける。中東、バーレーンで新しいチャレンジが待っているんだ」

──ところで金・土ではなくて、木曜日に戦うというのは新鮮ではないですか。

「ずっと土曜日に戦ってきたから、なんだか奇妙な感じがするのは確かだよ。でも問題ないよ、何曜日に戦おうがファイトはファイトだ」

──チャンピオンのアルシラウィを始め、中東の選手たちの力をどのように評価していますか。

「正直言えば、以前はアラビックのMMA界のことを意識することなかった。でも、今ではやる気に満ち溢れたファイターが多く、凄く成長していると思う」

──ところでイズミールは、ロシアのチェチェン共和国グロズヌイの生まれですが、今はオーストリア国籍をもっています。

「10歳の時にチェチェンを出て、もう15年に近くになるね。僕はチェチェン紛争の真っただ中で育った。両親は安全に僕らを育てるためにグロズヌイを出ることを決めたんだ」

──グロズヌイ時代に格闘技の経験は?

「7歳の時に1年間だけ空手をしたことはあったけど、オーストリアに移ってから11歳の時にレスリングを始めた。16歳の時にMMAに転じたんだ」

──チェチェン、戦闘民族の血そうさせたのでしょうか。

「まぁ、僕らは戦争の中で生きてきたからね。子供の頃、目の前で人々が死んでいった。そりゃあ、気持ちは強くなるよ。MMAを忍耐強く戦うことは、ただ楽しいという気持ちしかないんだ。

MMAを戦うことに、恐怖を感じるなんて一切ない。もっと悲惨な現実を見てきたから、僕にとってMMAはただ楽しいものなんだ」

──……それは、私たち日本人には理解できない心境にあるのでしょうね。ところでそのMMAで戦うアルシラウィの印象を教えてください。

「タフだよ。チャンピオンになれるだけの理由がある。アラビアンのなかで最高の選手だろうね。凄く尊敬しているけど、まぁ普通の相手だよ。僕は過去にもっとタフな相手と戦ってきた。問題はない。

僕にはACBやUFCで最高の相手と試合をしてきた経験がある。そうだね……彼が何か僕の想像以上の強さを持っているなんてないだろう。それに今回の試合に向けウェルター級で最強のキックボクサー、ハミシャと練習してきた。全力で戦いチャンピオンになるよ」

──チャンピオンになった後に関してですが、MMAファイターとしてどこを目指していますか。

「もちろんUFCに戻ることだよ。ただ、今はBRAVEの王者になって自分の名前を挙げることに集中している。BRAVEは欧州で一番の大会だからね。BRAVEで全てをやりつくして、次の戦場に向かう。そして、MMAを戦いながら豊かな人生を送りたい」

■視聴方法(予定)
4月1日(木・日本時間)、
午後11時30分~ FITE
午後11時30分~ BRAVE TV

■BRAVE CF50対戦カード

<BRAVE CFスーパーウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
[挑戦者]イズミール・ヌルディエフ(オーストリア)

<BRAVE CFライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
モハメド・ファフレディン(レバノン)
モハメド・サリード・マレム(スイス)

<BRAVE CFフライ級王座決定T1回戦/5分3R>
アリ・バガウティノフ(ロシア)
ダスティン・オーティズ(米国)

<BRAVE CFフライ級王座決定T準決勝/5分3R>
ヴェリムラッド・アルカソフ(ロシア)
ザック・マコウスキー(米国)

<74キロ契約/5分5R>
アミン・アユブ(フランス)
マショラブジョン・ルジボエフ(ウズベキスタン)

<スーパーライト級/5分3R>
イッサ・イサコフ(ベルギー)
マルセル・グラビンスキ(ドイツ)

<スーパーウェルター級/5分3R>
ケビン・ルアート(スイス)
ルイス・グリスマン(デンマーク)

<フェザー級/5分3R>
ヴェレリウ・ミウチャ(モルドバ)
オマール・ソロモノフ(ウクライナ)

<95キロ契約/5分3R>
アントン・トゥルキャリ(スウェーデン)
コンスタンチン・ソルダトフ(ベラルーシ)

<バンタム級/5分3R>
ブラッド・カトーナ(カナダ)
ボリスラフ・ニコリッチ(セルビア)

<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・レサー(南アフリカ)
ルスタン・ジエフ(ロシア)

<77キロ契約/5分3R>
カール・ブース(英国)
カルロス・ベギョソ(エルサルバドル)

<バンタム級/5分3R>
ビイル・シュティピン(ロシア)
アレクサンドル・ケシュトフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
シェイブ・ユセフ(英国)
スティーブン・ゴンコルヴェス(米国)

<73キロ契約/5分3R>
マチェク・ギエルシェウスキー(ポーランド)
フィリップ・シウバ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マゴメド・マゴメドフ(ロシア)
ヤン・リアッセ(ルクセンブルク)

<フェザー級/5分3R>
グレン・マクベイ(英国)
アブドゥルマナップ・マゴメドフ(ロシア)

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【Brave CF43】計量終了 2階級制覇目指すアルシラウィがミドル級戦。黄金新人モカエフはプロ3戦目へ

【写真】2階級制覇に乗り出したウェルター級王者アルシラウィが、オランダのセイダンと対戦(C)MMAPLANET&ROAD FC

Brave CFのバーレーン3連戦=コンバット・キングダム・シリーズ最終戦=Brave CF43がバーレーンのリファーにあるバーレーン・ナショナル・スタジアムで1日(木・現地時間)に開催され、その計量が9月30日(水・同)に行われた。

今大会はヨルダン人王者=Brave CFウェルター級チャンピオンのジャラ・フセイン・アルシラウィが、ミドル級でオランダ人選手のメルヴィン・ヴァン・セイダンと戦い1戦がメインで組まれている。


昨年10月にウェルター級の頂点に立ったアルシラウィは、4月に今やUFCで3連勝と飛ぶ鳥を落とす勢い勢いにあるカムザット・チマエフの挑戦を受ける予定だったが、新型コロナウィルス感染拡大でイベントが中止に。チマエフはUFCに旅立っていったが、アルシラウィはBrave CFでチャンプ・チャンプを目指すという目標を掲げた。

今回の試合、勝利は絶対でパフォーマンスが良ければ2週間前のBrave CF41でダニエル・ガウショからベルトを奪ったモハメド・ファフレディンへの挑戦権を手にできる──そんなテストマッチとなる。

セミのバンタム級戦ではWFCAやACAで戦い、Braveに転じて2戦目のカスン・カスモフが、ディミタル・コストフと対戦する。ここでキャリア13勝1敗とすれば、チームラカイ所属のバンタム級王者スティーブン・ローマンへの挑戦が見えてくる──カスモフにとっても試金石マッチだ

59キロ契約マッチではプロ2戦目、バーレーン王族の秘蔵っ子&ゴールデンルーキー=ムハメド・モカエフがプロ3戦目を迎える。

ダゲスタン生まれで英国育ちのモカエフは2019年&2020年のIMMAF世界王者で、アマで23勝0敗というレコードを引っ提げて7月11日のスウェーデン大会でプロ初陣を戦ったモカエフ。この時は、体重オーバーのグレン・マクベイの守りのファイトに判定勝ちと、内容的に不満の残る初陣となってしまった。

それから僅か11日後に英国のセルティック・グラジエイターではミドルからパンチの追撃で51秒KO勝利を挙げているモカエフは今大会では、戦績3勝0敗のジェイミー・ケリーと対戦。現地のNHK MMAチームのファイターということもあり、御前試合で前回以上のインパクトを残したい。

また今大会には先週のUAEWに続き、韓国からTOP FCやDouble Gで戦ってきたキム・テキュンが参戦する。

貪欲に中東のフィーダーショーに進出する韓国勢、キム・テキュンはデビュー以来6連勝と同プロモーション2勝目を賭けてメキシコのアルトゥル・チャベスと対峙する。

さらにキルギスから15勝3敗のアブディサラム・クバチニエフも出場するなど、アジア全域から気になるファイターが集まるBrave CF43だ。

■視聴方法(予定)
10月25日(金・日本時間)、
午前0時00分~ FITE

■Brave CF43計量結果

<ミドル級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ:84.0キロ
メルヴィン・ヴァン・セイダン:83.6キロ

<バンタム級/5分3R>
カスン・カスモフ:61.5キロ
ディミタル・コストフ:61.7キロ

<ライト級/5分3R>
アブドゥルラクマン・マフハザエフ:70.8キロ
アブディサラム・クバチニエフ:70.8キロ

<ライト級/5分3R>
アクメド・シェルヴァニエフ:70.8キロ
アルマン・ポパル:70.5キロ

<59キロ契約/5分3R>
ムハマド・モカエフ:59.0キロ
ジェイミー・ケリー:58.5キロ

<フェザー級/5分3R>
アンゾル・アブドゥルコザエフ:66.2キロ
ソハイル・ダボージ:66.1キロ

<67キロ契約/5分3R>
キム・テキュン:67.0キロ
アルトゥル・チャベス:66.9キロ

<フェザー級/5分3R>
メモシュ・ラザ:66.2キロ
キャラム・マーリー:66.0キロ

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