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【TORAO30&TORAO COLORS】メイン出場、國頭武&古賀愛蘭─02─「道場で喜び合いましょう!」(古賀)

【写真】5月の後楽園ホール大会では明暗を分けた両者、明日はメインの勝者揃い踏みとなるか (C)MATSUNAO KOKUBO

20日(日)、広島市南区のブルーライブ広島で開催されるTORAO COLORSとTORAO30の各メインに出場する古賀愛蘭と國頭武のBURSTコンビインタビューの後編。
Text by Shojiro Kameike

國頭はランキング入りを賭けて神田T-800周一と対戦する。パク・ソヨンを迎え撃つ古賀は、国際戦で三度目の正直となるか。互いに正念場となる広島大会を前に、ほのぼのとしながらも熱い決意を語る。

<國頭武&古賀愛蘭対談Part.01はコチラから>

なお、TORAO30のコメインでニシダ☆ショーと対戦予定だった打威致が左側頭骨骨折により欠場、江木伸成がバンタム級グラップリング=寝試合でイシダと対戦することとなっている。


――國頭選手と古賀選手にとって、BURSTというジムの良さは何でしょうか。

國頭 ジム全体の雰囲気が良いですね。先日は柔術で、JBJJFの中国選手兼にBURSTから20数人も出場したんですよ。一般会員さんも向上心が高くて、僕も寝技でやられてしまうぐらい強い人が多いですし。何より佐々木さんとメグさんは面倒見が良くて、僕も10年間家族のように面倒を見てもらっています。もう親代わりのような感じですね。

――親代わり!

古賀 ジム全体の雰囲気の良さはありますよね。あと練習の面でいえば、自分の中にあるモヤモヤが解決されるというか……。練習で何か分からないことがあっても、聞いたらちゃんとした答えを貰えるんです。それは打撃でも寝技でも。明確な内容を教えてくださるのがBURSTの良さなんじゃないかと思います。

國頭 何か聞いても、ちゃんと自分が欲しかった答えが返ってくる。それは皆が感じていることだと思うんですよ。

古賀 BURSTで練習していたら、どこか別の道場へ出稽古に行こうという気持ちはないですね。

國頭 僕も今回の試合に向けて、どこか他のところに行こうとは考えていなかったです。いろんなタイプの選手がいますし、わざわざ他に行く必要がなくて。

――國頭選手は今年3月にBORDERで江田塾長選手にTKO勝ちを収めています。試合後の試合後の雄たけびシーンを見て、失礼ながら「ここまで感情を露わにする選手だったのか」と思いました。古賀選手は同日、檜山美紀子選手をKOで下したあと佐々木選手に抱き着く姿が子供のようでした(笑)。

古賀 アハハハ!

國頭 ありがとうございます。あの試合は残り1分でそれぐらい自分にはBURSTが染みついています。

――続く5月の後楽園ホール大会も昼夜別興行でしたが同日に試合をしています。まず古賀選手がジェニー・ファンにクラークプラッタで敗れました。

古賀 もう本当に、『やってしまったな……』という気持ちが強いですね。試合前から『相手の手の長さには気をつけておかないといけない』と思っていました。まず自分が中途半端な体勢でテイクダウンに行った時、首を持たれて焦ってしまって。さらに足を絡ませてきていた腕は抜けるなと思って、私が間違った方向に体を動かしてしまいました。

國頭 愛ちゃんの試合はバックステージで視ていました。試合は愛ちゃんがメチャクチャ押していましたよね。『このまま行けるかな』と思っていたところで、あの形に入られてしまい……。

――チームメイトの敗北でショックは受けませんでしたか。

國頭 ショックでした。やっぱり愛ちゃんは練習でも強いですから。周りのチームメイトも皆ショックを受けていて……。ただ、僕は自分の試合を控えていたので、深く考えないように努めていました。とにかく割り切って考える。自分は自分——いろいろ考え込みすぎると、試合で自分のスタイルが崩れていくタイプなんですよ(苦笑)。

――なるほど。結果、國頭選手は青井太一選手を肩固めで下して今大会を迎えます。

國頭 めっちゃBURSTの応援団が来てくれます。メインイベントであることに加えて、今回は世界ランカーとの試合なので、絶対に勝ちたいです。

――対戦相手である神田選手の印象を教えてください。

國頭 前回の試合(今年6月のテムーレン戦)はタフな試合でしたよね。初戦は衝撃的なKO負けをしていたのに、それを乗り越えて再戦では最後までどちらが勝つか分からない試合展開で。あの試合を映像で視て、自分も気合いが入りました。あの試合の神田選手とテムーレンを上回ることができるように戦いたいです。

――ここで神田選手に勝てば、修斗のランキングに入ってベルト挑戦へと近づきます。

國頭 自分の性格的に、そういうことは考えないようにします。あまり先のほうばかり見ていると、いつも良くない方向に行ってしまうので(苦笑)。まず次のことは考えずに、神田選手を倒してランキングに入ることを目指します。

――古賀選手もCOLORSのメインで国際戦に挑みます。國頭選手と同様、一つの正念場ですね。

古賀 相手は何が特別強い、というわけではないと思うんです。打撃も寝技も同じようにできるバランスが良い選手ですよね。私はメインに出るのが初めて、気合いは入ります。それよりも前回の試合で負けていることと、今まで国際戦で一度も勝てていないこともあって——今回の試合で勝たないと、自分自身がステップアップしていかない。『この国際戦を乗り越える』という気持ちが強いです。

國頭 当日は他にもBURSTから選手が出るので、全勝を目指したいですね。

――なるほど。通常であれば最後は読者やファンの方々へのメッセージを頂くのですが、今回はお互いへのメッセージをお願いします。

古賀 えっ!?

國頭 アハハハ。まずは愛ちゃんが勝ってCOLORSを締めてくれると思うので、BURST全勝を保って僕がTORAO30で1日を締めます。昼の部、よろしくお願いします!

古賀 ありがとうございます。國頭さんも凄く強い相手との試合になりますが、お互いにメインとして大会を締めて、また道場で一緒に喜び合いましょう!

■視聴方法(予定)
8月20日(日)
TORAO COLORS 午後12時10分~ Twit Casting LIVE
TORAO30 午後5時20分~ Twit Casting LIVE

■TORAO COLORS対戦カード

<48キロ契約/5分2R>
古賀愛蘭(日本)
パク・ソヨン(韓国)

<49キロ契約/5分2R>
川西茉夕(日本)
キム・ユジョン(韓国)

<アトム級/5分2R>
新谷琴美(日本)
原田よき(日本)

<アトム級/5分2R>
平田彩音(日本)
檜山美樹子(日本)

<闘裸男寝試合56キロ契約/5分2R>
新谷朋美(日本)
神田麻梨乃(日本)

<闘裸男寝試合ストロー級/5分2R>
高田暖妃(日本)
幸田來弥(日本)

■TORAO30対戦カード

<バンタム級/5分3R>
神田T800周一(日本)
國頭武(日本)

<闘裸男・寝試合バンタム級/5分2R>
ニシダ☆ショー(日本)
江木伸也(日本)

<フライ級/5分2R>
わっしょい内田(日本)
蒔田伸吾(日本)

<2023年度新人王決定T2回戦フライ級/5分2R>
若宮龍斗(日本)
高宮諒(日本)

<ライト級/5分2R>
貞永大輔(日本)
嵯峨ゴーレム健史(日本)

<2023年度新人王決定T1回戦フェザー級/5分2R>
ネイン・デイネッシュ(インド)
健太エスペランサ(日本)

<2023年度新人王決定T1回戦ストロー級/5分2R>
高橋佑太(日本)
麻生Leg Lock祐弘(日本)

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Colors J-CAGE Report ジェニー・ファン ブログ 古賀愛蘭

【Colors】古賀のTDに苦しんだファン、最終回にオモプラッタからRNC&両足でキムラを極める

【写真】公式記録はRNCによる決着だが、この状態から腕を極めるとは……(C)MATSUNAO KOKUBO

<女子アトム級/5分3R>
ジェニー・ファン(台湾)
Def.3R2分35秒 by RNC
古賀愛蘭(日本)

古賀が左ジャブで先制。ファンも左ハイ、右スピニングバックキックで攻め込む。ファンのカウンターの右がヒットし、腰を落とした組みついた。一度離れた古賀がニータップで組みつき、クリーンテイクダウンを奪う。ケージ際でパスしてサイドに回った古賀に対し、ファンはケージキックから反転してスクランブルへ。古賀はファンのダブルレッグをスプロールし、立ち上がった相手をケージに押し込む。

再びグラウンドに持ち込んだ古賀、ファンはハーフガードで守る。右腕を差し上げた古賀が左のパウンドを打ち込む。またもスクランブルからファンがダブルレッグで組むも、古賀がスプロールしてファンの首を抱えてケージに押し込んだ。ガブる古賀がファンを揺さぶり、起き上がった相手にヒザを浴びせる。打撃戦では古賀のパンチがクリーンヒット。ファンがテイクダウンに来ると、それを切った古賀が距離を取る。終了間際、古賀がダブルレッグで背中を着かせて初回を終えた。

2R、体を振る古賀。ファンもパンチの交錯から左フックを当てる。しかし古賀もファンのパンチの追撃をかわし、ローを受けたあとにダブルレッグで組みついた。ファンが首投げからグラウンドに持ち込むも、古賀が背中を着かせずに立ち上がる。左腕を差し上げてファンをケージに押し込んだ古賀が、シングルレッグに切り替えてファンをテイクダウンする。足を上げてくるファンの頭をケージから離した古賀は、ハーフガードのファンに対してパスを仕掛ける。

ハーフガードとエビで耐えるファンに対し、古賀はファンの足を捌いてトップをキープしている。ファンのガードの中に入った古賀、ファンがラバーガードで足を上げてくると相手をケージ中央からケージ際まで運んだ。古賀は右ヒジを浴びせてから立ち上がり、背中を着けているファンの足を捌きながらパウンドを放つ。立ち上がっている古賀に対し、ファンは背中を着けたままローを繰り出すも展開を変えることはできず。

最終回、前に出てくるファンにカウンターでパンチを効かせた古賀。しかし自身もファンのパンチをもらってしまう。テイクダウンに切り替えた古賀は、一度背中を着かせるもスタンドに戻る。ファンの右を食らった古賀はダブルレッグへ。ケージまでドライブすると、ファンが右腕で古賀の首を抱えて引き込んだ。ギロチンから頭を抜いた古賀がトップをキープ。ファンは下から体を左右に振って足を上げ、古賀の左腕に対してオモプラッタを仕掛けるも返すことができず。しかし右腕を古賀の首に巻き付けて引き寄せ、両足で古賀の左腕をキムラの形で絞り上げてタップを奪った。


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ABEMA ARAMI Colors MMA MMAPLANET o RENA SARAMI ジェニー・ファン チャンネル パンクラス ボクシング 中村未来 久遠 修斗 古賀愛蘭 宝珠山桃花 杉内由紀 渡辺彩華 藤野恵実 黒部三奈

【Colors】修斗女子タイトルマッチSARAMI戦へ、渡辺彩華─02─「巧い選手は強い選手に勝てない」

【写真】黒部が頭を下げるところを狙っていたという前戦。強い打撃を生かすための冷静な判断力と当てきる技術がある(C)SUSUMU NAGAO/SUSTAIN

21日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催される女子修斗興行COLORSにて、修斗世界女子スーパーアトム級王者SARAMIに挑む渡辺彩華のインタビュー後編。

Text by Shojiro Kameike

プロ4戦目で修斗王座に挑むこととなった渡辺。対戦相手は過去2試合の相手、藤野恵実と黒部三奈の練習仲間でもあるSARAMIだ。日本女子トップファイターとの連戦で、自身でも成長を感じているという渡辺が語るSARAMI戦への自信と、その先に見据えているものとは――。

<渡辺彩華インタビューPart.01はコチラから>


――柔道出身の渡辺選手が打撃中心のファイトスタイルになったのは、いつ頃からなのでしょうか。

「なぜか最初からそうでしたね。柔道の投げを生かしたテイクダウンを練習していたのに、気づいたら打撃戦になっていて……」

――気づいたら(笑)。その理由は分からないのですか。

「分からないです……。打撃に触れたのはMMAを始めてからなのに、自分が一番驚いています(苦笑)」

――前回の黒部三奈戦を見て驚いたのは、渡辺選手の足さばきです。確かにリーチはあるし、パンチも伸びる。それ以上にプロデビュー3戦目にも関わらず、しっかりとパンチを効かせるための位置へ移動するための足さばきが目立ちました。

「そうなんですか! ありがとうございます。自分でも気づいていませんでした。ボクシングジムに通い始めたのも最近というか黒部戦のあとで。もともと打撃は我流でしたし、基本的にはAACCの打撃練習に参加していただけだったんです。

ただ、浜崎さんやRENAさんと練習しているのは大きいと思いますね。RENAさんの打撃は言うまでもなく、浜崎さんもパンチが当たるとメチャクチャ痛いんですよ。拳が固くて、石で殴られているような感じで。そう考えると、自分より強い人たちと練習することが重要なんだなって思いますね。今もAACCで、打撃もテイクダウンも寝技も自分より強い人しかいなくて(苦笑)。だから普段の練習はキツいです。でも藤野さんとの試合や黒部さんとの試合で――実際の試合で自分の成長を感じさせてもらっているというか。最近は自分より強い選手と対戦した時に、どこまでやれるのか楽しみで仕方ないです」

――戦うために生まれてきた、ナチュラルボーン・ファイターのようですね。敗れたとはいえ、プロデビュー2戦目でトップファイターである藤野選手と対戦できたことは大きかったですか。

「すごく嬉しかったです。私がMMAを始める前から、藤野選手も黒部選手も、そしてSARAMI選手のことも知っていたわけですよ。こんなにキャリアが浅い自分が、そういう選手と対戦できるのはラッキーだなって思います。やっぱり強い選手に勝つと、それだけパーンって上がっていくじゃないですか」

――黒部戦の内容と結果は、まさに選手が上がっていく様を体現したと思います。

「そうですよね。MMAを始める前から、とにかく強い相手と対戦したかったし、藤野戦のオファーが来た時も嬉しくて。強い選手と試合するのも恐怖はなくて、楽しみでしかないです。やっぱり格闘技って他のスポーツと比べて、選手寿命も短いじゃないですか。短い期間の中で、どれだけ濃い格闘技人生を送ることができるか。それは練習でも、試合でも。勝てる相手とだけ試合をして、戦績だけ良くする――私がやりたいのは、そういうことじゃないんですよ。強い相手に勝っていくのは格闘技だと思っているので」

――では敗れた藤野戦とKO勝ちした黒部戦の間に、何か成長したり身につけたものはありますか。

「藤野さんとの試合は52キロ契約で、やっぱり相手が大きかったです。パンチの威力も違うし、体づくりって大事だなって痛感しました。黒部さんの時は階級を下げたうえで、自分の通常体重を上げたんですよ。だから減量の幅も試合当日の体重も、藤野戦よりも黒部戦のほうが上で。おかげで私のパンチが効いているのは分かりました。藤野さん、黒部さんと対戦させてもらって一番良かったのは、そういう体づくりの重要性が分かったことですね」

――なるほど。その藤野戦、黒部戦を経て次はSARAMI戦を迎えます。
「皆さん、練習仲間なんですよね。もうその練習会が敵になっていますよ(苦笑)」

――アハハハ。

「私の中では、やっぱり藤野さんに負けたのが悔しくて仕方ないです。同じ体重で打ち負けて――もうボッコボコにされましたから。黒部さんとの試合でも、SARAMIさんと試合をすることになっても、どうしてもその先に藤野さんのことを考えてしまいます。いずれ藤野さんにリベンジしたいんですよ。絶対に、たとえ52キロ契約でも。藤野さんはパンクラスに出ていて、私は修斗に出ているからお互いの試合があるし、タイミングが合わないかもしれません。だから今は修斗で、私がチームメイトに勝つ姿を藤野さんに見せつけたい。間接的に藤野さんと戦っている、という気持ちで自分の気持ちを盛り上げています。私、ずっと根に持つタイプなので(笑)」

――根に持つというよりも、戦うということに対して正直なのではないでしょうか。渡辺選手のチームメイトでいえば、浜崎選手と初めて話した時と同じような感覚を持っています。

「そうなんですね。自分では『今、負けただけ。最後に私が勝てば良い』と思っています。MMAって考え方はシンプルじゃないですか。勝てば良い。勝つことで発言権が得られる。黒部さんにKO勝ちして、次はベルトを目指したいと発言したら、実際にSARAMIさんとの試合が実現しましたよね。だから今後も、勝ち続けて藤野さんを引きずりだしたいです」

――とはいえ、その先に藤野選手が見えるかどうか分からないほど、SARAMI選手の壁は高いと思います。

「もちろんです。本当に何でもできる選手ですよね。何かに偏っているわけではなく、巧くて引き出しが多いと思います。でも私が柔道時代に先生から言われたことがあって――『巧い選手は強い選手に勝てない』と。巧さよりも強さを身につけろ、と教わりました。SARAMI選手はすごく巧くて、私からすればもうキャリアの差は埋められないんですよ。でも、黒部さんの試合でもそうでしたけど、私は思い切りが良いと自分でも思っています。フルスイングしてSARAMIさんの意識を飛ばしてやります!」

■視聴方法(予定)
5月21日(日)
午後1時~ABEMA格闘チャンネル

■COLORS 対戦カード

<修斗世界女子スーパーアトム級選手権試合/5分5R>
SARAMI(日本)
渡辺彩華(日本)

<女子アトム級/5分3R>
古賀愛蘭(日本)
ジェニー・ファン(台湾)

<女子アトム級/5分3R>
中村未来(日本)
川西茉夕(日本)

<グラップリングルール53キロ契約/8分1R>
前澤智(日本)
杉内由紀(日本)

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
杉本恵(日本)
吉成はるか(日本)

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
宝珠山桃花(日本)
エンゼル☆志穂(日本)

<女子アトム級/5分2R>
渡辺久遠(日本)
玉田育子(日本)

<グラップリングルール49キロ契約/5分1R>
井上愛羅(日本)
NOEL(日本)

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MMA MMAPLANET o ONE PANCRASE Pancrase330 ジェニー・ファン ブログ 沙弥子

【Pancrase330】ジェニー・ファンが右カーフを効かせ、スイッチ打撃から沙弥子をRNCで斬って落とす

【写真】ONE出場経験を持ち、現在は日本のAACCで練習しているファンが、パンクラス初参戦で勝利した(C)MMAPLANET

<女子アトム級/5分3R>
ジェニー・ファン(台湾)
Def.2R2分17秒 by RNC
沙弥子(日本)

沙弥子の右ローをバックステップでかわしたファンが、左右フックを打ち込む。ガードを挙げてプレスをかける沙弥子が、右ストレートをヒット。下がるファンに対してさらに右を撃ち込んだが、ファンの右カーフをもらう。右カーフから右ショートに繋げるファン。さらにファンが右クロスを当てた。ファンの右ストレートが沙弥子の顔面をかすめる。沙弥子が距離を詰めると、ファンがスイッチしてサウスポーから左ストレートを当てた。

ファンの右カーフをもらって動きが止まる沙弥子。ファンの右カーフに合わせて、右ストレートを出しながら組みつきにいくも、ファンに逃げられてしまう。左ジャブを突いて距離を保つファンが、サウスポーにスイッチしてからの左ストレートを連続で当てた。オーソドックスに戻ると左ジャブを突きながらサークリングするファン。そして右オーバーハンドを当て、前に出て来る沙弥子の顔面にカウンターの右ショートを狙う。

沙弥子はパンチを振りながら前に出るが、明らかに右を読まれている。そのままファンがスイッチ&パンチで優位に進める。相手にケージを背負わせてダブルレッグで飛び込んだ沙弥子だが、テイクダウンを奪うことはできなかった。初回はジャッジ3者ともファンに10-9をつけている。

2R、前に出て右ロー見せる沙弥子。右を当てたあと、ダブルレッグで飛び込んだがグラウンドに持ち込むことはできず。反対に沙弥子の左ミドルをキャッチしたファンが背中を着かせる。立ち上がった沙弥子が前に出るも、ファンの左右ストレートをがクリーンヒット。グラついた沙弥子のバックに回りグラウンドへ。沙弥子はシングルレッグでファンをケージに押し込むが、ファンが足を抜いてバックを奪った。

バックマウントを奪ったファンは、立ったままの沙弥子の首に右腕を回す。これは極まらなかったが、左手に組み替えて絞り上げると沙弥子がタップした。

勝利したファンはメガネをかけて「皆さん、こんにちは。私は台湾人です」と日本語で挨拶したあと、「対戦相手は強くて怖かったです。この大会に出られて嬉しい。サポートしてくれる皆さん、ありがとうございます」と語った。


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