カテゴリー
Double G FC04 Other MMA Result オク・レユン キ・ウォンビン バク・ホビョン ブログ

【Double GFC04】試合結果 日本でも注目カードはキ・ウォンビン、パク・ホビョン&オク・レユンが勝利

【写真】力の差を見せつけたキ・ウォンビンが、ケビン・パクに完勝(C)DOUBLE GFC

25日(土・現地時間)に韓国ソウルのKBSアリーナでDOUBLE G04が無観客大会を行った。

日本にも関係あるファイターの注目カードが多く組まれた今大会。メインではキム・サンウォン✖ホン・ジュンヨンのフェザー級マッチはドローとなり、王座決定戦進出ファイターは確定しなかった。

K-MMA界の新星ケビン・パクは、Gladiatorライト級王者キ・ウォンビンに完敗。

格闘代理戦争出場のパク・ホビョンは、体重オーバーでパンクラス女子ストロー級王座挑戦経験のあるジャン・ヒョンジを相手、終始攻勢で攻め続ける。殴られても、殴られても前に出るジャンだったが、最後RNCに敗れた。

また元HEATライト級王者のオク・レユンがブレンゾリグ・バットムンクをテイクダウンからRNCで完封し、リベンジに成功している。

DOUBLE G04
<フェザー級/5分3R>
△ホン・ジュンヨン(韓国)3R
Draw
詳細はコチラ
△キム・サンウォン(韓国)
<74キロ契約/5分3R>
○キ・ウォンビン(韓国)1R1分52秒
TKO
詳細はコチラ
×ケビン・パク(韓国)
<55.15キロ契約/5分3R>
○パク・ホヒョン(韓国)3R4分53秒
RNC
詳細はコチラ
×ジャン・ヒョンジ(韓国)
<ライト級/5分3R>
○オク・レユン(韓国)1R4分02秒
RNC
詳細はコチラ
×ブレンゾリグ・バットムンク(モンゴル)
<ライト級/5分3R>
○ジン・テオ(韓国)1 R0分47秒
KO
×ジョン・ジェイル(韓国)
<フェザー級/5分2R>
○キム・ミンウ(韓国)2R
判定
×イ・ミンジェ(韓国)
<ライト級/5分2R>
○イ・ヨンフン(韓国)1R3分49秒
TKO
×パク・ジョンホン(韓国)
<フェザー級/5分2R>
○ソ・ドンヒョン(韓国)1R3分49秒
KO
×カン・シンホ(韓国)
<フェザー級/5分2R>
○イ・ギョンソップ(韓国)2R4分18秒
キムラ
×パク・サンヒョン(韓国)
<ウェルター級/5分2R>
○キム・ジュンギョ(韓国)2R4分18秒
KO
×アン・ジョンギ(韓国)
<ライト級/5分2R>
○ユン・ダウォン(韓国)2R3分50秒
RNC
×キム・ビョンソク(韓国)

■ 対戦カード

<フェザー級/5分3R>
キム・サンウォン(韓国)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<74キロ契約/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
ケビン・パク(韓国)

<女子ストロー級/5分3R>
ジャン・ヒョンジ(韓国)
パク・ポヒョン(韓国)

<ライト級/5分3R>
オク・レユン(韓国)
ブレンゾリグ・バットムンク(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
ジン・テオ(韓国)
ジョン・ジェイル(韓国)

<フェザー級/5分2R>
キム・ミンウ
イ・ミンジェ

<ライト級/5分2R>
イ・ヨンフン(韓国)
パク・ジョンホン(韓国)

<フェザー級/5分2R>
ソ・ドンヒョン(韓国)
カン・シンホ(韓国)

<フェザー級/5分2R>
イ・ギョンソップ(韓国)
パク・サンヒョン(韓国)

<ウェルター級/5分2R>
アン・ジョンギ(韓国)
キム・ジュンギョ(韓国)

<ライト級/5分2R>
ユン・ダウォン(韓国)
キム・ビョンソク(韓国)

カテゴリー
Double G FC04 other MMA Report キ・ウォンビン ケビン・パク ブログ

【Double GCF04】叩き上げ、キ・ウォンビンがケビン・パクに圧勝。ストレート打ち抜き、パウンドアウト

<74キロ契約/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
Def.1R1分52秒by TKO
ケビン・パク(韓国)

上背はキが上回り、背中の大きさはパクか。パクの右オーバーハンドに対し、キは左ジャブ。詰めてワンツーもパクは、ジャブを被弾する。ここまではリーチの差が如実に出ている。パクのステップインに対し、キは頭を押さえてアッパーを連打。さらに右を2発入れて、右ローへ。パクがキャッチしシングルも、倒すことができずリリースした直後に左フックを思い切り振るが空振りに。

右に回って間合を外したパクだが、左フックに右を合わされダウン。立ちあがったところにキはヒザ蹴りからアッパーを纏める。前に崩れ落ちたパクがガードを取るが、キは鉄槌から体を起こして左右のパンチを打ち込み勝負あり、キが注目ファイトで圧勝した。

特異なキャラでデビュー直後から注目を浴びてきたケビン・パクだが、叩き上げのキ・ウォンビンに歯が立たなかった。キ・ウォンビンはぜひともオク・レユンと──ケビン・パクはフェザー級でやり直して欲しい。


カテゴリー
Double G FC04 News other MMA Preview オク・レユン キム・サンウォン キ・ウォンビン ケビン・パク ジョン・ヒョンジ バク・ホビョン ブレンゾリグ・バットムンク ブログ ホン・ジュンヨン

【Double GCF04】計量終了 グラジ王者✖ケビン・パク、元HEAT王者に格闘代理戦争、QOPT経験者集結

【写真】皆が団体のTシャツを着るなかで、ケビン・パクだけがこの出で立ちで競れも似る計量に姿を見せていた(C)DOUBLE G

25日(土・現地時間)、韓国ソウルのKBSアリーナで開催されるDOUBLE G04の計量が24日(金・同)に行われた。

本計量→セレモニアル計量という韓国MMA界らしい流れで今日の計量は実施された。そしてメインカードが5試合、パッションマッチと呼ばれるプレリミ6試合、計11試合の出場選手のなかでパク・ポヒョンと対戦するジャン・ヒョンジが体重オーバーだった。


セミのキ・ウォンビン✖ケビン・パク戦、ライト級のオク・レユン✖ブレンゾリグ・バットムンク戦は、日本のMMA界ともリンクした試合ということもあり特に注目が集まる。

前者はGLADITORライト級王者で昨年のDEEPにおける岸本篤史戦のKO負けからの再起をかけるキ・ウォンビンが、Arzaletでタイトル戦を経験しているケビン・パクと74キロで戦う。ライト級でもアベレージより大きなキ・ウォンビンに対し、フェザー級で戦ってきたケビン・パクがバルクアップしたボディでどのような戦いを挑むのか。

オク・レユンとブレンゾリグ・バットムンクはAngel’s Fightingでの2回戦で対戦したことがあり、既にHEATライト王者だったオク・レユンがまさかの判定負けを喫し、2年8カ月振りのリベンジに挑む。

返り討ちを狙うバットムンクは同じくHEATでウェルター級王座に挑戦経験がるものの、現状は4連敗中で後がない状況といえる。

上記にあるようにジャン・ヒョンジが体重オーバーとなった女子マッチも、日本にゆかりのある選手同士のマッチアップであるだけでなく、昨年1月にAngel’s Fightingで両者は拳をかわしており、ジャン・ヒョンジがパク・ポヒョンから判定勝ちを収めている。

この試合の3カ月前にパク・ボヒョンは格闘代理戦争シーズン3の準々決勝で平田樹に腕十字で敗北、ジャン・ヒョンジは昨年12月に藤野恵実とストロー級QOP王座を賭けて戦い敗れている。格闘代理戦争卒業生とパンクラス女子の頂点を賭けた戦いの場を経験している両者の一戦は、ジョン・ヒョンジが1Rにつき-2Pという壊滅的に不利なスコアでキャッチ戦として行われる。

また今回からダブルGでは10点法で5人のジャッジがスコアする制度が用いられるようになった。そんな同大会のメインはキム・サンウォンとホン・ジュンヨンのフェザー級戦だ。ホン・ジョンヨンはコリアンゾンビことジョン・チャンソンの教え子でTOP FCでは暫定フェザー級王座決定戦でUFCにステップアップを果たしたジョ・ソンビンに敗れている選手だ。

キックの経験があるストライカーの本・ジュンホンは韓国海軍の特殊部隊出身で潜水活動のスペシャリスト──スタミナでは誰にも負けない。ただしホン・ジュンヨンは昨年10月のダブルG03でキルギスのアジスベク・サティバルディエフに惨敗といってもおかしくない判定負けを喫しており、本来はダイレクトリマッチでフェザー級王座決定戦が組まれていた。しかし、新型コロナウィルス感染拡大により、サティバルディエフの訪韓が不可能となり、今回はキム・サンウォンと戦うこととなったという経緯がる。

キム・サンウォンはキャリア6勝3敗でデビュー戦はFighting NEXUS、その後も豪州のHEX FSやロシアのMFP、グアムのBrawlと海外での試合経験が多い。KTT所属でレスリングとボクシングの融合MMAを得意とするキム・サンウォン。彼とホン・ジュンヨンの勝者がサティバルディエフとベルトを賭けて戦うことになる。

■DOUBLE G04計量結果

<フェザー級/5分3R>
キム・サンウォン:66.2キロ
ホン・ジュンヨン:66.25キロ

<74キロ契約/5分3R>
キ・ウォンビン:73.55キロ
ケビン・パク:73.45キロ

<女子ストロー級/5分3R>
ジャン・ヒョンジ:55.15キロ
パク・ポヒョン:52.0キロ

<ライト級/5分3R>
オク・レユン:70.9キロ
ブレンゾリグ・バットムンク:70.9キロ

<ライト級/5分3R>
ジン・テオ:70.4キロ
ジョン・ジェイル:70.85キロ

<フェザー級/5分2R>
キム・ミンウ:66.25キロ
イ・ミンジェ:66.0キロ

<ライト級/5分2R>
イ・ヨンフン:70.25キロ
パク・ジョンホン:70.75キロ

<フェザー級/5分2R>
ソ・ドンヒョン:66.05キロ
カン・シンホ:66.1キロ

<フェザー級/5分2R>
イ・ギョンソップ:66.15キロ
パク・サンヒョン:66.25キロ

<ウェルター級/5分2R>
アン・ジョンギ:77.25キロ
キム・ジュンギョ:77.05キロ

<ライト級/5分2R>
ユン・ダウォン:70.75キロ
キム・ビョンソク:70.2キロ

カテゴリー
Double G FC04 News other MMA オク・レユン キ・ウォンビン ケビン・パク ジャン・ヒョンジ ブレンゾリグ・バットムンク ブログ

【Double GFC04】対戦カード これは視たいっ!! ケビン・パク✖キ・ウォンビン&オク✖バットムンクII

【写真】日本絡みでは格闘代理戦争で平田樹と戦ったパク・ポヒョンと、パンクラスで藤野恵実とタイトル戦を行ったジャン・ヒョンジの一戦も見逃せない(C)ABEMA

2020年7月25日(土・現地時間)
DOUBLE G04
韓国ソウル
KBSアリーナ

■ 対戦カード

<フェザー級/5分3R>
キム・サンウォン(韓国)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<74キロ契約/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
ケビン・パク(韓国)

<女子ストロー級/5分3R>
ジャン・ヒョンジ(韓国)
パク・ポヒョン(韓国)

<ライト級/5分3R>
オク・レユン(韓国)
ブレンゾリグ・バットムンク(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
ジン・テオ(韓国)
ジョン・ジェイル(韓国)

<フェザー級/5分2R>
キム・ミンウ
イ・ミンジェ

<ライト級/5分2R>
イ・ヨンフン(韓国)
パク・ジョンホン(韓国)

<フェザー級/5分2R>
ソ・ドンヒョン(韓国)
カン・シンホ(韓国)

<フェザー級/5分2R>
イ・ギョンソップ(韓国)
パク・サンヒョン(韓国)

<ウェルター級/5分2R>
アン・ジョンギ(韓国)
キム・ジュンギョ(韓国)

<ライト級/5分2R>
ユン・ダウォン(韓国)
キム・ビョンソク(韓国)

カテゴリー
Gladiator Special The Fight Must Go On キ・ウォンビン ブログ 岸本泰昭

【The Fight Must Go On】Must Watch !! 櫻井雄一郎のおススメ、Gladiatorを知るための5番勝負─06─

Kishimoto vs Ki【写真】スロエフ・ロックまで見せた岸本(C)MMAPLANET

国内外のMMA大会の中止及び延期、さらには格闘技ジムの休館など、停滞ムードの真っただ中です。個人的にも大会の延期と中止のニュースばかりを書かざるをえない時期だからこそ、目まぐるしい日々の出来事、情報が氾濫する通常のMMA界では発することができなかったMMAに纏わる色々なコトを発信していければと思います。こんな時だからこそ The Fight Must Go On──第32弾はMust Watch!!  このスポーツの著名人が、改めて視聴することを薦める試合を紹介したい。

和歌山発、関西でMMAの普及に努めるGLADIATORの櫻井雄一郎代表が選ぶ、Gladiator編。櫻井代表が「Gladiatorで頑張っている選手をもっと知って欲しいために選んだ5番勝負」から……本来は既に5試合の紹介を終了しているが、櫻井代表より『なんとかこの試合も加えてもらえないですか』という要望を受け──番外、6試合目を。

※ここで紹介する試合は、オフィシャルホームページやオフィシャルYouTubeチャンネルで誰もが無料で視聴できるファイトに限っており、違法でアップされた試合は含まれていません。


櫻井代表が選んだ「Gladiatorで頑張っている選手をもっと知って欲しいために選んだ5番勝負」、番外6試合目は2016年11月23日に行われた岸本泰昭✖キ・ウォンビン の一戦だ。

DEEPからHEAT、そしてGladiatorという選択でキャリア再浮上を目指した岸本と、韓国Road FCでも期待されたライト級の新鋭キ・ウォンビンが、ライト級挑戦者決定戦で相対した。右の圧力が半端ないキ・ウォンビンとのテイクダウン&スクランブルゲームで、気持ちを切らすことなく戦い切った岸本にとって、キャリア最高の試合の一つに挙げられる1戦であった。

櫻井雄一郎のMust Watch 06、岸本✖キ・ウォンビンの選択理由は以下の通りだ。

櫻井雄一郎
Kishimoto vs KI 02「この試合は関西ローカルではなかなか見られない世界レベルの試合だったと思います。グラジエイター初出場の岸本選手は関西トップ、日本のライト級でもトップの1人です。

その岸本選手がスコア以上に厳しい試合を強いられた。キ・ウォンビン選手は決して試合経験の多い選手ではなかったですが、日本のトップと渡り合える力の持ち主でした。

正直なところ、岸本選手があそこまで苦戦するとは思っていなかったです。それでも勝ち切ったということで、勝者も敗者も良いところがでた好勝負でした。関東のファンでも納得する試合だと思います。一発KOとかでなく、ギリギリの攻防でここ一番を制して勝った。しっかりとした勝利、当時のMMAの最前線を行く試合でした」