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【RTU ASIA2022】カード決定=UFCへの道。SASUKE×中国未知強。松嶋はK-MMA国内最強二冠王者と!!

【写真】こんな風な激戦必至か、松嶋✖ホン・ジュンヨンのフェザー級準々決勝(C)MMAPLANET & DOUBLE GCF

23日(月・現地時間)、UFC ASIAより6月9日(木・同)、&10日(金・同)にシンガポール・インドアスタジアムで開催される、Road to UFC AIAの対戦カードが発表された。

同トーナメント準決勝は9日と10日にそれぞれ2部制、4イベントに振り分けられ1イベントに各階級の試合が1試合ずつとワンマッチという5試合でパッケージされた。

1イベントをエピソードで区切る方式だが、まず01の修斗世界フェザー級王者SASUKEが、キャリア18勝3敗の中国人選手イー・チャアと戦う。打撃とサブミッションの両方でフィニッシュが中国国内で15を数えるフィニッシュ―だが、現ONEのマーク・アベラルドに判定負け喫しており、負け越している対戦相手も少なくない。

エピソード02では同じフェザー級に出場する松嶋こよみの相手はDouble G FCとAngel’sFCフェザー級王者──つまりK-MMAドメスティック最強といえるホン・ジュンヨンに決まった。打ち合い上等、スプロールはお手の物の根性ファイターとの対戦──この試合が準々決勝唯一の日韓戦だ。


エピソード01ではバンタム級で風間敏臣が中国のクルムアリ・マイマイティトゥハティと戦う。クルムアリも26勝10敗という戦績を誇り、前述したフェザー級T出場のイー・チャアと、エピソード04で野瀬翔平と対戦するウリジブレンにも勝っている。が、そのイー・チャアとウリジブレン以外の選手が未知数も未知数で、実力計測が難しい相手だ。

なおエピソード02のワンマッチにはフライ級で内田タケルが出場し、豪州のショーン・エチェルとのマッチアップも決定している。

2日目のエピソード03には宇佐美正パトリックと中村倫也が揃い踏み、それぞれインドのアンシュル・ジュビリ、インドネシアのググン・グスマンと相対する。パトリックと戦うシュビリは、インド国内のMatrix Fight Nightなる大会でデビュー以来5連勝だがこれまた全くの未知数だ。

中村倫也と対戦するグスマンのデビュー戦。全く記憶に残っていないが、マレーシアノサム・チャンンにRNCで敗れている

また中村の相手となったグスマンはインドネシアのONE PRIDEを中心にキャリアを積み、8勝3敗というレコードを持つ。

MMAデビューは2013年4月27日と古く──マレーシアで行われたLegend FCがその舞台で、当日はカイ・カラフランス、ダナー・バタゲレル、リー・ジンンジャンという現UFCファイター、ルーク・ジュモーや粕谷優介と一度はオクタゴンで戦ったファイターが出場していた。つまり……グスマンもずっと夢見てきた舞台へ、足を掛けたことになる。

また03ではフライ級戦ではLFAで活躍してきた堀内佑馬も出場し、トップノイ・キウラムと拳を交える。RIZINで朝倉海、中村優作に敗れているトップノイとの対戦は、国内フライ級ファイターと直接比較されるため、シン・ニホンジン=堀内としては望むところといって良い相手だろう。

最終エピソード=04では上記にあるようにバンタム級で野瀬が、元UFCファイターのウリジブレンと初の国際戦で相まみえることに。出場が発表となってから地元福岡開催となった闘裸男でしっかりと一本勝ちを収めた野瀬が、師・弘中邦佳に続き世界最高峰への一歩を踏み出す。

戦績、MMAの歴史のみ──数字と主観で最もタフな試合は松嶋こよみ✖ホ・ジュンヨン、次点は野瀬ウリジブレンと堀内✖ノップノイか。とはいえ中国勢も世界標準の力の持ち主が契約で母国に留まっていたこともあり得るだけに油断大敵、だ。

■ROAD TO UFC AISA2022対戦カード

6月9日
Episode01

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

Episode02

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

6月10日
Episode03

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

Episode04

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

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Double GFC11 MMA キム・ハンソル コ・ソクヒョン

【Double GFC11】キム・ハンソル、圧に負けず左を当ててDouble GとAngel’sのウェルター級王座統一!!

<Double GFC & Angel’s FCウェルター級王座決定戦/5分3R>
[Double GFC王者]キム・ハンソル(韓国)
Def.1R1分07秒by KO
[Angel’s FC王者]コ・ソクヒョン(韓国)

ジャブを伸ばす両者、圧を賭けるコの左フックをかわしたキムだが、引き続き前に出てくるコに対し、パンチが大きくなる。間合いを取り直したキムは、コのステップインからの左フック、そして右オーバーハンドを空振りする。

キムはここで左ショートフックをヒットさせ、動きが止まったコに左右のフックを連打する。殴られながらヒザをついたコを見てレフェリーが試合をストップ。キム・ハンソルがDouble GFCとAngel’s FCのウェルター級王座を統一した。


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Angel's FC17 MMA キム・ハンソル コ・ソクヒョン ジュン・ユンジェ ブログ

【Angel’s FC17】仕留めない王者コ・ソクヒョンが王座防衛。Double GFC王者キム・ハンソルと統一戦へ

<Angel’s FCウェルター級選手権試合>
コ・ソクヒョン(韓国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-28
ジュン・ユンジェ(韓国)

サウスポー同士、左を振って前に出たジュンがクリンチも王者コが右腕を差してテイクダウンを奪う。すぐに立ち上がったジュンに対し、コがヒザをボディに入れる。ジュンはダブルアンダーフックも、オーバーフックで投げを決めたコがパンチを打ち下ろす。

左の勢いのあるパンチを打ち込んだコだが、やはりしっかりと抑えることはなく試合はスタンドに戻る。左を当てられ組んでいくジュンだが、がぶったチャンピオンがヒザを顔面、ボディに突き上げる。離れたコはローに左を合わされる。ジュンが左カーフ、続いて左フックを見せてステップインするとダブルレッグでテイクダウンを奪う。コがケージを背負って立ち上がり、ジュンがシングルからクリンチに出たところで時間となった。

2R、右を伸ばしたコだが、ジュンもワンツーで前に出る。ダブルを切ったコは、真正面から自身もダブルを仕掛け切られる。直後にジュンがダブルレッグでテイクダウンを決めるも、コはすぐに立ち上がる。クリンチから再びダブルのジュンは、抱えにきたコを倒せず離れる。

王者のローに左を当てた挑戦者ジュンが、右ボディ、左アッパーを入れる。続くテイクダウン狙いを切ったコは、クリンチで肩パンチを貰いながらケージへ押し込む。ジュンは体を入れ替えて離れると、右に左を合わされる。続くテイクダウン狙いに右オーバーハンドが入り、ふらつくジュンにコは左右のフックでダウンを奪う。

左右のパウントを打ちながらハーフで抑え、左のパンチを打ちつけるコは、ジュンに潜らせずパンチを続ける。残り1分、マウント狙いに反応したジュンに左右のパンチをコが打ちつけ、スクランブルでバックへ。ここでフィニッシュがないコは、胸を合わされケージに押し込まれるとダブルレッグで担がれ、逆にテイクダウンを取られる。

最終回、圧倒しながら仕留めることができないコは、ケージに押し込まれるとヒザを2発顔面に突き上げる。頭をあげたジュンをギロチンで抱えヒザを続けるチャンピオンは、離れてワンツーフックを繰り出す。ジュンは左ストレートからのダブルレッグを切られ、バックを許す。

引き込むように下になったジュンは、ハーフからシングルレッグでレッスルアップして距離を取り直す。コはダブルを切られてクリンチの展開で、アッパーを打って離れる。ジュンは左を当て、右を振るいつつ組みへ。ここでクリンチでは逆転はなく、離れたジュンは右を空振り。組んだ王者がケージへ移動する。

ジュンは体を入れ替えるも、押し返したチャンピオンが離れて左フックを当てる。続く左を被弾しながら、左を返したジュンはジャブを連続で被弾し、ステップインに左を合わされる。最後はジャブでジュンを突き放したコは、タイムアップと共に勝利を確信、笑顔を浮かべた。

結果、3-0でコ・ソクヒョンが王座初防衛戦し、ケージサイドで視察するDouble GFCウェルター級王者キム・ハンソルと統一戦を戦うことが決まった。


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Double GFC07 K-MMA MMA Report キック キム・ハンソル

【Double GFC】顔面殴打有り、フルコンタクト伝統派空手戦でキム・ハンソルがベルト巻く……

【写真】タイトル戦としては、物足りない試合だった(C)DOUBLE GFC

<Double GFC暫定ウェルター級王座決定戦/5分3R>
キム・ハンソル(韓国)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
イ・ヨンジョ(韓国)

番狂わせで王座決定戦への出場権を手にしたイが、左右に回り蹴りのフェイクを見せる。キム・ハンソルは右サイドキックを当て、左ストレートを伸ばす。回るイは左ロー、直後に左ストレートを被弾する。イは遠い位置でオーバーハンドを振るが、明かに踏み込みが足りない。

逆にリーチで優るキム・ハンソルがステップインから左ストレートをヒットさせる。左ロー、前蹴りから圧を高めるキム・ハンソルだが、レフェリーがなぜか両者を中央に戻してしあいが再開する。イはアッパーを当てたが、足を滑らせる。立ち上がったところでアイポークがあったとアピールし、試合が中断される。再開後、キム・ハンソルがローからワンツー、左を当てる。フルコンタクト伝統派空手のような展開になった初回は、キム・ハンソルが最後に左ミドルを入れリードした。

右足の指に負傷が見られたイだが、2R開始に応じ右ストレートを伸ばす。かわしたキム・ハンソルは、ジャブに右オーバーハンドを合わされそうになる。と、レフェリーがイにイエローカードを提示する。キム・ハンソルは左ハイを空振りし、急ぎ距離を取り直すと左ストレートをヒット。踏み込めないイは後ろ回し蹴りも空を切る。蹴りに右を入れたキム・ハンソルも、一定の距離を保ったファイトを続ける。

再三レフェリーの指導が入る試合は、キム・ハンソルが右ジャブに左を合わされた直後に左ストレートを打ち込む。ここから距離は遠くなり、指導前と同じ展開に。そのまま時間となった。

最終回、まずイがローを蹴る。キム・ハンソルの左ハイも遠く、イの右オーバーハンドも当たらない。左ストレート、左ミドルハイを繰り出すキム・ハンソル。跳び後ろ回し蹴りを見せたイ──両者の接触はほぼほぼない。またもレフェリーが試合に介入、イに2度目のイエローが与えられる。

キム・ハンソルはイが攻めてこないという仕草を見せるが、手を出すのと攻めるのは違う。彼も十分にイエローの対象の位置取りで、踏み込むこともないまま試合は残り90秒に。いくらレフェリーが注意を与えても、両者のリズム、姿勢、距離は変わらない。左オーバーハンドを空振りし、ステップバックでスリップするイ──最後の最後にカウンターの右が届く場所からパンチを見せたが、時間に。


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Double GFC07 K-MMA Preview キム・ハンソル キ・ウォンビン ソ・ジェヒョン バク・ホビョン ブログ ホン・ジュンヨン ムン・ギボム

【Double GFC07】間もなくスタート。4つのタイトル戦、K-MMA界の生き字引=ソ・ジェヒョン出場

【写真】キャリア26戦目、乱打戦大歓迎時代からガードを取って戦ってきたソ・ジェヒョン (C)LFA

本日5日(土・現地時間)、あと3分で韓国はソウルのKBSアリーナでDOUBLE GFC07が試合開始を迎える。

既報ようにフェザー級と女子アトム王座決定戦、暫定ウェルター級王座決定戦という3つのタイトル戦に加え、暫定ライト級王者決定戦=キ・ウォンビン✖キム・ソングォンが加わり4階級のタイトル戦が組まれることとなった。

とはいえキ・ウォンビンは前回の試合で今を時めくオク・レユンとの王座決定戦で敗れ、対戦相手のキム・ソングォンもブレンゾリグ・バットムンクに判定負けをしているだけに、実力者対決を組んできたDouble Gとしては底上げ感のあるライト級タイトル戦だ。キム・ハンソと暫定ウェルター級王座を賭けて戦うイ・ヨンジョはキム・ソングォンと同様に黒星先行のファイターながら、挑戦者決定戦で勝利しているだけに納得のタイトル戦となる。

そんななか──名実ともにベルトを賭けて戦うに相応しいホン・ジュンヨンとムン・ギボムのフェザー級王座決定戦が再注目のタイトル戦といえるだろう。ナンバーワン・タイトルコンテンダーのアジスベク・サチルベルジェフの訪韓が難しいために、Double GFC国内勢ナンバーワン実力者のホン・ジュンヨンが、Angels FC同級王座のムン・ギボムと戦う。この試合は、K-MMA界現有勢力のフェザー級頂上対決といえる。

ベルトが掛かっていない6試合では、何といっても柔術ベースのソ・ジェヒョン=キム・ジヨンの元カレが1年9カ月振りのMMAで、キム・サンウォン戦うフェザー級戦が気になる。

デビューから14年、Sprit MC、戦極、DEEPでキャリアの序盤を積み、さらにはRoad FCと犬猿の仲だったTOP FCの両団体を股にかけて戦ってきたK-MMA界の生き字引ソ・ジェヒョン。まだ32歳だけに、新興プロモーション乱立時代にその存在感を見せつけてほしいところだ。

■視聴方法(予定)
6月5日(土・日本時間)
午後5時00分~ YouTube Double GFC Official Channel

■ Double GFC07対戦カード

<Double GFCフェザー級王座決定戦/5分3R>
ホン・ジュンヨン(韓国)
ムン・ギボム(韓国)

<Double GFC暫定ウェルター級王座決定戦/5分3R>
キム・ハンソル(韓国)
イ・ヨンジョ(韓国)

<Double GFC暫定ライト級王座決定戦/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
キム・ソングォン(韓国)

<Double GFC女子アトム級王座決定戦/5分3R>
パク・ホビョン(韓国)
ホン・イェリン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
ソ・ジェヒョン(韓国)
キム・サンウォン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
バン・ジェヒョク(韓国)
ユン・ダウォン(韓国)

<ライト級/5分3R>
ジョン・ジェイル(韓国)
イ・ヨンフン(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ムハメド・サーフィー(ロシア)
チェ・ジェヒョン(韓国)

<女子54.5キロ契約/5分3R>
ジャン・ヒョンジ(韓国)
キム・チェヒョン(韓国)

<ヘビー級/5分3R>
セレンダッシュ・アズジャーガル(モンゴル)
イ・スンジュン(韓国)

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Double GFC07 News other MMA イム・ヨンジェ キム・ハンソル バク・ホビョン ブログ ホン・ジュンヨン ムン・ギボム

【Double GFC07】ガチ志向Double Gは3つのタイトル戦。フェザー級にAngels FC王者がムン・ギボム投入

【写真】ホン・ジュンヨン✖ムン・ギボム。現有勢力での潰し合い、それがDouble GFCの方法論だ (C)

いよいよ7月3日(土・現地時間)にRoad FCが活動再開する韓国MMAにあって、コロナ禍でも工夫を凝らしてイベントを継続してきたDouble GFCが第7回大会を6月15日(火・同)にソウルのKBSアリーナで開催。3つのタイトル戦が決まっている。

フェザー級は王座決定戦でホン・ジュンヨン✖ムン・ギボム、女子アトム級も王座決定戦──パク・ホビョン✖ホン・イェリン、そしてウェルター級は暫定王座決定戦でキム・ハンソル✖イム・ヨンジェが組まれた。


K-MMA界のガチンコ志向プロモーションDouble GFCで3人のチャンピオンが決定する。フェザー級では、昨年11月にキム・サンウォンとの挑戦者決定戦という名称ながら、実質はキルギスのアジズベク・サチバルジェフとの王座決定戦進出を消える試合に勝利したホン・ジュンヨンが、ムン・ギボムとDouble GFCフェザー級王座を賭けて戦うこととなった。

これはコロナ禍でサチバルジェフの来韓が難しい状況となり、この対戦の勝者がコロナ終息後に彼の挑戦を受けるという風にストーリーラインが変更された。

とはいえホン・ジュンヨンの相手にムン・ギボムを投入するあたりがイ・ジフン代表のガチ振りが垣間見られる。ムン・ギボムはAngels FCフェザー級王者で、昨年9月にはUAE Warriorsに進出を果たし、ヒザが対戦相手の急所に当たりNCになっていた。緩やかに始まったAFCとDouble GFCの交流だったが、既に実力者同士のタイトル戦に発展したことになる。

コロナ禍のK-MMA界の地殻変動が感じられるフェザー級に続き、正規王座が決まるのが女子アトム級だ。格闘代理戦争シーズン3出演のパク・ホビョンが、キャリア5戦目にして同じく5戦目のホン・イェリンとベルトを賭けて戦う。

(C)KEISUKE TAKAZAWA

18歳のホン・イェリンは16歳の時にパンクラスに来日し、MMA初戦で沙弥子に敗れたことがある。

日本と同様に韓国でも女子MMAは低年齢化と早期キャリアアップが見られ、層が厚くなるにはやや時間を要しそうだ。

唯一暫定王座決定戦となったのが、ウェルター級王座だ。3月に完全噛ませ犬だったアン・ジョンギとの挑戦者決定戦で番狂わせを起こしたイム・ヨンジェが、昨年11月にこれもジン・テホに金星を献上する形で王座決定戦に敗れたキム・ハンソルと戦う。

一説によると正規王者のジン・テホは本来のライト級でUAE Warriorsからオファーを受け王座返上という話も伝わってくるが、暫定王座決定戦ということは団体側も保留に努めているのかもしれない。

日本よりも厳しい統制で感染拡大を食い止め、人口比でいえばワクチン接種も進んでいる韓国だが、今大会が無観客の配信イベントになるのか、有観客となるのかは現時点で明らかとなっていない。

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Double G FC05 other MMA Report キム・ハンソル ジン・テホ ブログ

【Double GFC05】バック&トップコントロール→即ブレイク。ジン・テホが疲弊したハンソル下しベルト巻く

<Double GFCウェルター級王座決定戦/5分3R>
ジン・テホ(韓国)
Def.3-1:30-28.30-29.29-28.29-29.29-30
キム・ハンスル(韓国)

計量では遜色なかったジンだが、リカバリーを終えるとキムが大きくなっている。ジンがローを蹴り、サウスポーのキムは右手を伸ばす。右ミドルを蹴ったジン、ハイを空振りしたキムとの距離を詰める。回って外したキムは、左ハイ。ジンが右をヒットさせ、キムはワンツー。ジンが右ストレートを再び当て、ハイからダブルレッグへ。切ったキムは左を2つ当てる。続けて左をヒットさせ、圧力を高めたキムが腹を蹴っていく。ジンはケージを背負って左を受け、急ぎ間合を取り直す。それでも詰めるキムは、ジンの前進にカウンターを狙い初回を取った。

2R、右ジャブを伸ばしたキムが、左フックから右フック、そして前蹴りを入れる。シングルを切られたジンだが、立ち上がりつつ右フックを当てる。ジンは攻撃を受けても初回のように下がらず、前に出るが右フックを打たれ動きが落ちる。さらに左から右を入れたキムは、狙い過ぎた左ストレートを空振りする。それでも左ストレートから右フックを当てたキムだったが、打ち合いの中でガードが低くなり右を被弾して腰が落ちる。

ジンはここぞばかり前に出て、パンチを纏めるとクリンチでもケージに押し込み、細かいヒザを放つ。離れたキムは、攻め疲れが見えるジンにテイクダウンを狙う。押されてバランスを崩したように尻もちをついたジンは、バックを譲る。バックコントロールのキムだが、レフェリーは信じられないことにブレイクを命じる。スクランブルMMAを否定した打高組低を明白となるレフェリングも、スタンドで再開されたキムがテイクダウンを決めて2Rが終わった。

最終回、左ローで前に出るジンが、前に出ると回るキムが左を当て右アッパー、左ストレートをパンチを纏める。ジンはそれでも蹴りから左右のフックを放って前へ。ヒザをボディに突き上げられた直後にダブルレッグに出たキム、ジンがギロチン&クローズドで絞めていく。大量の鼻血が見られるキムが頭を抜いてトップで抑えると、またもレフェリーが鬼判断でブレイクを命じる。

スタンドに戻り、ヒザを腹に受け右アッパー、続いてヒザを腹に受けたキムが前方に崩れて亀になる。両足をフックしたジンが後方からこめかみ、目の周囲に左のパンチを続ける。胸を合わせたキムはクローズドのジンに右を打ち込み、鉄槌へ。しかし、少しでもパンチを出さないでいる、即ブレイクが掛かる。

試合は残り30秒でスタンドで再開され、キムがジンをケージに押し込んだところで試合終了に。結果は3-1でジン・テホが判定をモノにし、初代Double GCFウェルター級チャンピオンに輝いた。

「自信満々だったのに、負けてしまって申し訳ないです」と敗者が語り、王者ジン・テホは「キム選手はリーチが長く、距離を取るのが上手かったです。体力勝負で勝ったけど、技術はキム選手の方が上でした。ライト級王者のオク選手が相手がいないと言っていたけど、なら俺とやれっ!! サポートしてくれたKTTの皆、ありがとうい。練習が楽しくてしょうがない。ホントに相手は誰でも良いけど、まずはオクとやらしてほしい。KTTに入って1年、自分はこれからです。コリアン・トップチーム!!」とライト級王者との対戦をアピールした。


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Double G FC05 News other MMA オク・レユン キム・サンウォン キム・ハンソル キ・ウォンビン ジン・テホ ブログ ホン・ジュンヨン

【Double GFC05】計量終了 K-MMA界の今=キ・ウォンビン✖オク・レユン、キム・ハンソル✖ジン・テホ

【写真】日本のライト級ファイターにもぜひとも視てほしい王座決定戦だ(C)DOUBLE GFC

27日(金・現地時間)、明日28日(土・同)に韓国はソウルのKBSアリーナ・ホールで開催されるDOUBLE G05の計量が行われた。

日本と同様に新型コロナウィルス感染拡大傾向にある韓国では、火曜日よりソウルなど首都圏のレストランやカフェの店内での飲食が午後9時までとされ、行事ごとや集会の参加者を100人未満とするよう規制の強化が始まっている。

そのような状況でダブルGでは会場のあるカンソ区に確認を取り、無観客で同大会を実施が可能となった。


メインはウェルター級、セミはライト級王座決定戦、加えてフェザー級挑戦者決定戦と実力派対決&ガチンコ路線のダブルGらしいラインナップが今回も揃っている。

PXCとTOP FC、中東のPhoenix FCで活躍したキム・ハンスルと、Road FC~ロシア~DEEP~修斗~Angel’s Fightingと流浪のMMAファイター人生を送ってきたジン・テホがウェルター級王座を賭けて対戦。

2018年3月に川名雄生、2016年4月にはDEEPで大原樹里に敗れているジン・テホだが、ダブルGでは連勝中で通算3連勝としている。ジン・テホは長身のためウェルター級が適正体重のようにも思われる。

対するキム・ハンスルは前ONE世界ウェルター級王者ゼバスチャン・カデスタムとPXCウェルター級王座を賭けて戦い──ローキックに敗れて以来、過去5年間で6連勝中で、米田奈央、フランク・カマチョ、チョモランマ1/2ら倒してきた。ウェルター級になるとさすがにキム・ハンスルの方が大きいかと思われたが、計量ではジン・テホがまるで譲らない体躯を披露していた。

ライト級王座決定戦はGladiatorでライト級の頂点に立ったキ・ウォンビンと、HEATのライト級を制したオク・レユンの対戦だ。

前回大会でケビン・パクをTKOしたキ・ウォンビンと、ブレンゾリグ・バットムンクをRNCで一蹴したオク・レユン。クォン・アソルが第一線を引いた形にあるなか、UAEWに戦場を移したキム・キョンピョと韓国ライト級3強の二角が直接対決となった。

日本人との対戦でいえばキ・ウォンビンは星野大介、岩田啓介らに勝利している一方で、岸本泰昭、岸本篤史に敗れており、オク・レユンは岸本、石川英司らに勝っている。キ・ウォンビンがリスクを冒し過ぎた打撃戦でなく、しっかりとケージレスリング&スクランブルを交えたMMAでどこまで勝負を挑むことができるか。一か八か的な打撃戦を狙うのであれば、逆にオク・レユンのパンチがカウンターで当たる確率が高くなる。

セミ前で組まれたキム・サンウォンとホン・ジュンヨンの一戦は、フェザー級挑戦者決定戦と謳われているが、実際には──コロナが収束に向かい外国人選手の来日が可能になれば─第3回大会でホン・ジュンヨンを破ったキルギスのアジスベク・サチバルジェフと王座決定戦を戦う権利を得られる試合だ。

前回大会でドローだった両者。ホン・ジュンホンは敗れたとはいえTop FCで暫定王座決定戦を戦っており、キム・サンウォンはトップFCではプレリミに出場していた。ホン・ジュンヨンとしては5人ジャッジ制で2票がついたが、残りがドローで勝利を掴み損ねたという気持ちも小さくはないだろう。ここはしっかりと差を見せて、サチバルジェフとのリベンジ戦の権利を得たいリマッチといえるだろう。

■視聴方法(予定)
11月28日(土・日本時間)
午後5時00分~ YouTube Double GFC Official Channel

■ DOUBLE GCF05 計量結果

<Double GFCウェルター級王座決定戦/5分3R>
キム・ハンスル:77.6キロ
ジン・テホ:77.1キロ

<Double GFCライト級王座決定戦/5分3R>
キ・ウォンビン:70.9キロ
オク・レユン:70.6キロ

<フェザー級挑戦者決定戦/5分3R>
キム・サンウォン:66.15キロ
ホン・ジュンヨン:66.25キロ

<ウェルター級/5分2R>
キム・ジュンギョ:77.45キロ
アン・ジョンギ:77.0キロ

<バンタム級/5分2R>
ファン・ヨンジン:61.75キロ
キム・ヨンジュン:61.8キロ

<ライト級/5分2R>
キム・ソングォン:70.9キロ
イ・フンソク:70.6キロ

<フェザー級/5分2R>
キム・ミンウ:65.7キロ
チェ・ムソン:66.3キロ

<フライ級/5分2R>
パク・ヒョンソン:57.15キロ
ソ・ドンヒョン:57.0キロ

<ライト級/5分2R>
イ・ヨンフン:70.85キロ
ユン・ダウォン:70.4キロ

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【ARC03 & Double GFC05】K-MMA、再・再開。K-MMA。Double Gでキ・ウォンビン✖オク・レユン

【写真】キ・ウォンビン✖オク・レユン、韓国MMA界の実行部隊ライト級最強決定戦だ (C)AFC

8月17日(月・現地時間)に韓国はキョンギ道パジュ市のAngel’s Fightingオフィシャルジムで午前7時スタートという苦肉の強硬手段でAFC14が開催され、8月29日のARC03は中止になっていた韓国MMA界が再び動き始めた。

まず今月17日(土・同)にソウルのソンパ区にあるロッテワールドHOT6 AFRICAコロシアムでARC03が改めて開かれ、メインの97キロ契約マッチでキム・ウンスが昨年のRoad FCでルーキー・オブ・ジ・イヤーを獲得したオ・イルハクと戦う試合を始め、8試合がラインナップされている。

一方、Double GFCは11月28日(土・同)に第5回大会を同じくソウルのKBSアリーナホールで開催し、2階級のタイトル戦を組むことを明らかにしている。


本格的かつ勝負論のあるカードを推し進めることで注目度が高まっているDouble G。タイトル戦はライト級とウェルター級の王座決定戦で、前者はキ・ウォンビン✖オク・レユン、後者はキム・ハンソル✖ジン・テホというマッチアップが決まった。

先のUWEWで勝利したキム・ギョンピョらと実質K-MMAのライト級を引っ張る両者がタイトルを賭けて戦う。キ・ウォンビンは7月の前回大会でケビン・パクを1分52秒でKO、オク・レユンは4分02秒でブレンゾリク・バットムンクにRNCでリベンジを果たしており、ライト級の頂点に立つというストーリーラインも出来上がっている。

コロナ禍にあって、感染に対して日本より敏感な韓国。9月の終わりから10月の最初にかけて盆休みで国内での移動も多く見られ、この期間の感染者数の増減が判明するまで2週間かかり、まだまだ楽観視されていない。このような国内の空気、政府の方針もあり両大会もクローズドショーとして行われる模様だ。

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