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【LFA118】勝者が田中路教と対戦も、ある?!  注目アスカル・アスカル✖レアンドロ・ゴミス

【写真】アスカル・アスカルとレアンドロ・ゴミス、注目のバンタム級マッチ(C)LFA

12日(金・現地時間)、カリフォルニア州バーバンクのロサンゼルス・バーバンク・マリオット・コンベンションセンターでLFA118が開催される。

カリフォルニアで2週連続のイベント開催となったLFA。今大会のメインは、LFA女子ストロー級王座決定戦=ジェケリン・アモリン✖ラヴィス・ヤングの一戦だ。


女子は男子以上の青田買いが多く、キャリアの浅い選手にもフィーダーショーではタイトルマッチの組まれる機会が多いが、この試合も4勝0敗のアモリン✖3勝1敗1分のヤングという対戦だ。

日本のファンからすればコ・メインのバンタム級マッチの方が興味深いに違いない。それがバンタム級の試合がレアンドロ・ゴミス✖アスカル・アスカル戦だ。

ゴミスはキャリア6勝1敗、LFAでは3連勝中で昨年1月にフライ級再転向前の堀内佑馬にスプリット判定勝ちを収めている。キックボクシング&柔術、ここ一番でテイクダウンを決めて堀内に競り勝ったゴミスは、爆発力は今一つながら粘り強さが持ち味だ。

対するアスカルは11勝2敗、前回は6月にジャスティン・ウェッツェルにパウンドアウトされており、再起をかけて組みの圧力を高めてくるだろう。

先週のFLA117で同プロモーション初陣で勝利した田中と同じバンタム級、両者ともレコード的にもここで勝てば田中と対戦ということは大いに考えられるだけに要注目だ。

■視聴方法(予定)
11月13日(土・日本時間)
正午~UFC Fight Pass

■LFA118対戦カード

<LFA女子ストロー級王座決定戦/5分5R>
ジェケリン・アモリン(ブラジル)
ラヴィス・ヤング(米国)

<バンタム級/5分3R>
レアンドロ・ゴミス(ブラジル)
アスカル・アスカル(パレスチナ)

<女子ストロー級/5分3R>
アランドリア・ブラウン(米国)
シドニー・ロリーロ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジオニ・バルボーザ(ブラジル)
ジャナ・ビショップ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ハビエル・ガルシア(米国)
ライアン・フィリングゲーム(米国)

<女子フライ級/5分3R>
テイラー・マウディン(米国)
ナディーン・モンデュウ(ベルギー)

<バンタム級/5分3R>
ジョセフ・ドラド(米国)
コーヴァン・アレン(米国)

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LFA LFA109 MMA Report UFC アスカル・アスカル ジャスティン・ ウェッツェル

【LFA109】ジャスティン・ウェッツェルが、アスカル・アスカルをパウンドアウト。涙でUFC行きをアピール

<バンタム級/5分3R>
ジャスティン・ウェッツェル(米国)
Def.2R2分21秒by TKO
アスカル・アスカル(パレスチナ)

サウスポーのウェッツェルが左ロー、左ジャブを当てたアスカルが右アッパーを入れたと思った直後にバランスを崩す。ガードをしいられたアスカルは、ケージを背にして立ち上がろうとするが、ウェッツェルが腰をコントロールしてバックへ。1度は飛び乗ったウェッツェルだが、すぐに着地しアスカルが胸を合わせて離れる。

ウェッツェルが再びクリンチに持ち込むも、アスカルが体を入れ替えてケージに押し込むとシングルへ。切ったウェッツェルが離れ、左ボディストレートを入れる。続くシングルで倒されたアスカルは、下からエルボーも背中をマットにつかされる。ケージまで移動したアスカルのバタフライガードを越えようとするウェッツェルだが、立ち上がられヒザを急所に受けて試合が中断される。

再開後、左ミドルからヒザ蹴り、左ストレートを伸ばしたウェッツェルは、ケージ際のクリンチの展開で激しくポジションを入れ替えながらヒザを放つ。両ワキを差したアスカルがテイクダウンを決め、ウェッツェルはマルセロチンへ。引き込みに体を捻ってトップを取り、頭を抜いたアスカルに対して、ウェッツェルが三角絞めのセットしたところで初回が終わった。

2R、アスカルの右ローに対し、ウェッツェルが左ミドルを蹴り返す。テンカオから組んだウェッツェルをケージに押し込んだアスカルが肩パンチを打っていく。ヒザを蹴り合い、離れたアスカルに左ミドルを入れたウェッツェルが、パンチで距離をつめてテイクダウンを決める。パンチの連打&鉄槌に背中を見せたアスカルは、一気に動きが落ちる。

足のフックのないRNCには背中をマットにつけてエスケープしたアスカルは、サイドで抑えられパンチの連打を許す。ウェッツェルは背中を見せたアスカルにパンチを連続し、TKO勝ちを決めた。

「決めることができた。6週間のトレーニングキャンプの成果だ。3Rかけて、ダメージを与えるつもりだった。そしてフィニッシュできると。次? UFCだよ。高校生のときからそこを目指してきた」と涙を流しながらウェッツェルは話した。


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LFA92 other MMA Report アスカル・アスカル ケヴィン・ワース ブログ

【LFA92】距離を詰め打撃でなく組みで勝利したアスカル・アスカルに笑顔、無し

<バンタム級/5分3R>
アスカル・アスカル(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ケヴィン・ワース(米国)

左フックからダブルレッグを狙い切られたアスカルは、さらに左右のフックで距離を詰めて右アッパーを突き上げる。距離が取れないワースは、右フックを被弾してダウン。アスカルは両足を束ね、スクランブルを許さずパンチを入れていく。背中が伸びた状態でケージに押し込まれたワースはエルボーを受け、背中越しに腕を取ったアスカルががら空きになった顔面にパンチを入れる。

背中を向けたワースは、乗ってきたアスカルを前方に落としてスタンドに戻るとサイドキックを蹴っていく。構わず左を入れて前に出るアスカルはショートアッパーを2つ入れ、姿勢を乱したワースをテイクダウン。ワースは三角絞めを逃げられ、試合はスタンドに。アスカルが右オーバーハンドを入れ、ワースも右を返すが勢いがない。ワースは足こすステップで使うが、蹴りが出ないまま最後の10秒で前蹴りを入れた程度で初回を落とした。

2R、ワースの前蹴りにも距離を詰めるアスカルはケージに押し込み、アンクルピックでテイクダウンを決める。腕を引き寄せられて背中をつかされたワースは、ハーフバタフライを越えられも、右腕を差しあげてリバーサルに成功する。下になったアスカルは、立ち上がったワースに蹴り上げを見せスタンドへ。アスカルの左フックでバランスを崩したワースは左ジャブを被弾し、組みでもヒザを受ける。

左の蹴りに右のカウンターを入れたアスカルがワンツーを当てられるが、ワースのパンチには力がない。左ハイをキャッチされそうになったワースが右、そして左ジャブを当てる。アルカルも手数が減り、空振り後に姿勢を乱すシーンも。両者が疲れを見せた2Rは、ジャッジ2人がワースのラウンドとしたが、合計では20-18、20-18、19-19とアスカルがリードしている。

最終回、左に回りカウンターを合わせようとするワースは、ローに左を入れる。さらに右オーバーハンドを繰り出したワースに対し、アスカルはショートのアッパーを放つ。手数が減ったアスカルは、残り3分30秒でダブルレッグを仕掛け肩に抱え上げ豪快にスラム。そのままガードの中に納まり、盤石の試合展開に。とはいえLFAとはステップアップのために勝ち方が求められるステージだ。アスカルは足を一歩抜くと、枕でプレッシャーを与える。

ワースは頭を抱えて動かない。アスカルは肩固めを仕掛けるが、これはワースが察知する。最小限の動きで、フィニッシュを避けるワースを攻めあぐねるアスカル。最後の20秒で腰を上げてパンチを落とすも、ワースは蹴り上げて距離を取り立ち上がる。このままタイムアップとなり、判定勝ちを決めたアスカルだが、「すぐにケージに戻りたい。ミッドウェストのように組みが強いところはない」と笑顔を浮かべることはなかった。


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LFA92 News other MMA アスカル・アスカル ケヴィン・ワース ブログ

【LFA92】計量終了 メインは近距離アスカル✖遠距離ワース。リアルタイム・スコアリングを採用

【写真】左がワース、右がアスカル。この距離はアスカルのモノだ(C)LFA

2日(金・現地時間)、カンザス州パークシティのハートマン・アリーナで開催されるLFA92「Wirth vs Askar」の計量が1日(木・同)に行われている。

7月と8~9月にかけて、サウスダコタ州スーフォールズで8イベントを終え、今回はカンザス州最大の都市ウィチタ郊外のパークシティで3週連続でイベントを開くこととなった。


その第1弾のメインはバンタム級のケヴィン・ワース✖アスカル・アスカルの1戦だ。シカゴ在住のパレスチナ人ファイターのアスカルは、中間距離以内のボクシングを得意とし戦績は10勝1敗。鋭い左ジャブを突き刺し、ここから踏み込んでの右ストレート、そして右アッパーもKOパワーを持つ。

対してワースは8勝1敗、距離はアスカルと違いロングレンジでベースとなっているアメリカン空手を上手くMMAを落とし込んでいる。サイドキックでKO勝ちもあるワースとアスカル、どちらが自分の距離で戦うことができるか。

また今大会はカンザス州アスレチックコミッションの方針で、リアルタイム・スコアリングが採用されている。リアルタイム・スコアリングとは──平たくいえばオープン・スコアリングシステムで、インターバル中にインスペクターがセコンドとファイターにタブレットでポイントが明示する。

コミッションのエグゼクティブ・ディレクターであるアダム・ローバック氏は「UFCやBellatorへステップアップを図りたい選手が、自分の現状を分かることでどのような戦いをすれば良いかを判断できる」と、同システムの導入に関して話している。

■視聴方法(予定)
10月3 日(土・日本時間)、
午前10時~UFC Fight Pass

■ LFA92計量結果

<バンタム級/5分3R>
ケヴィン・ワース: 134.4ポンド(60.96キロ)
アスカル・アスカル: 135.8ポンド(61.59キロ)

<180ポンド契約/5分3R>
アンドレ・フィアーリョ: 177.8ポンド(80.64キロ)
アントニオ・ドスサントスJr: 180ポンド(81.64キロ)

<ライト級/5分3R>
ダコタ・ブッシュ: 155.8ポンド(70.66キロ)
ブライアン・デルロサリオ: 155.6ポンド(70.57キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジェイコブ・スロール: 134.4ポンド(60.96キロ)
リッキー・ファー: 135.2ポンド(61.32キロ)

<フライ級/5分3R>
メフィ・モンテロソ: 125.4ポンド(56.88キロ)
ロドニー・ケアロヒ: 124.8ポンド(56.6キロ)

<ライト級/5分3R>
イチェスラフ・ボルシェフ: 155.4ポンド(70.48キロ)
アリ・ゼビアン: 155.4ポンド(70.48キロ)

<バンタム級/5分3R>
クリスチャン・ナティヴィダッド: 135.2ポンド(61.32キロ)
ホゼ・ホルギン: 135.6ポンド(61.5キロ)

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