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【Gladiator022】神田T800周一に挑戦、テムーレン・アルギルマー「生まれ育った村の同級生が大阪にいて」

【写真】自信しかない、そんな感じのテムだった (C)MMAPLANET

蒙古襲来、再び。11日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR022でGladiatorバンタム級チャンピオン神田T800周一に挑戦するテムーレン・アルギルマー。

3月の前回大会におけるノンタイトルファイトで神田と戦ったテムーレンは、スラムからチャンピオンをパウンドアウトし、ダイレクトリマッチ=タイトル戦&GP準々決勝が決まった。

あれから3カ月、母国モンゴルで神田戦に向けて調整中のテムーレンに話を訊いた。


――3カ月で2度目の来日が決まりました。今、どのような気持ちですか。

「また日本に行って、試合ができることは凄く嬉しいよ。僕自身、3月から今日まで凄く長く感じていて(笑)。過去には1週間前のオファーでも試合をしてきたので、これだけ準備期間があることが長く感じられる……。ようやく、試合ができる。そんな想いでいるよ。ただチャンスを与えてくれたグラジエイターの人達には本当に感謝しているし、タイトルマッチだから凄く気合が入っている。

3月に帰国すると、皆が『本当に良い試合だった』と褒めてくれた。モンゴル以外で戦ったのが2度目の経験で。最初は2019年にロシアで試合をして。その時と比べると、日本での受け入れ態勢や試合前の環境なんかも全然違っていた。本当に嬉しかったし、『やってやろう』という風に気持ちが上がったんだ。

それと生まれ育った村の同級生が大阪に留学していて、彼と再会できて嬉しかった。子供の頃、『俺は大きくなったらスポーツ選手として成功するんだ』って話していたんだ。アイツは大阪で勉強していて、僕はファイターとして大阪で戦って勝った。試合後、2人でセブンイレブンに行った時、『夢が叶ったな』と言って貰えて……本当に感激したよ」

──良い話です。ところで今回の試合は王座挑戦だけでなく、バンタム級GPで勝てば王座として防衛するフォーマットですが、どう思いますか。

「えっ、そうなんだ。いや、知らなかったよ。ビックリした(笑)。でも、より強いモチベーションになるよ。そして、臨むところ──いう感じかな。強い選手と戦っていかないと、強くなることができないから。他にどんな選手がGPに参加するのか楽しみだね。

個人的にドンドン試合がしたいと思っているので、次が決まっているトーナメントは大歓迎だ。勝って、試合に出場し続けたい」

──グラジエイターではフェザー級王者チェ・ソンビンがPFLに戻り、ライト級王者キ・ウォンビンはRoad to UFCへの再出場が決まると、フライ級王座に輝いたニャムジャルガル・トゥメンデムベレルはワンマッチでRoad to UFCに出場します。チャンピオンになった選手がステップアップを果たしたことは、どのように感じていますか。

「もちろん、自分もそうなるために練習しているから。チャンピオンになって、より大きな舞台で戦いたいと思う」

──では今回のタイトル戦です。対戦相手の神田選手には、既に勝利をしているわけですが、彼は負けた直後にリマッチを要求していました。

「カンダの気持ちはよく分かるよ。僕が彼と同じ立場だったら、同じように思っただろうね」

──その前回の試合、力強い組みとスラムを見せていましたが、まだまだ引き出しが多い。見せていないことがありそうですね。

中村倫也ともスパーリング

「もちろん、見せていない技はあるよ。

でも、それを見せることが重要だとは思っていない。戦略を立てて、チームと準備をしている。その戦略に則して戦うことが一番大切だからね」

──まだ後半4名の参加選手は発表されていないですが、GP制覇へどれほど自信がありますか。

なんちゅう大きさのケトルベルだ……

「100パーセント。

GPトーナメントに優勝するのは、僕だよ。カンダにはしっかりと練習してきてほしい。それでもチャンピオンになるのは僕だ。そのために厳しい練習をしているから。まぁ、カンダもベストを尽くしてほしいと思っている」

──では日本のファンに、この試合に向けての意気込みをお願いします。

「6月11日、前回以上に激しい試合になるので会場に来てみて欲しい。最後は僕がチャンピオンになるから」

■視聴方法(予定)
6月11日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

6月11日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator022対戦カード

<バンタム級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
今村豊(日本)

<バンタム級/5分2R>
秋田良隆(日本)
田中壱季(日本)

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠(日本)
廣瀬裕斗(日本)

<フェザー級/5分2R>
桑本征希(日本)
天草ストロンガー四郎(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
別所竜弥(日本)

<フェザー級/5分2R>
ハンセン玲雄(日本)
徳野一心一馬(日本)

<Gladiatorバンタム級GP1回戦及びGladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<Gladiatorフェザー級王座決定T準決勝/5分3R>
河名マスト(日本)
パン・ジェヒョク(韓国)

<Gladiatorフェザー級王座決定T準決勝/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)

<Gladiatorバンタム級GP1回戦/5分3R>
竹本啓哉(日本)
ジェイソン・マルガリョ(フィリピン)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T準決勝/5分2R>
森戸新士(日本)
網藤雄太(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級挑戦者決定T準決勝/5分2R>
世羅智茂(日本)
加賀谷庸一朗(日本)

<バンタム級/5分2R>
江田こうすけ塾長(日本)
溝口司(日本)

<ウェルター級/5分2R>
阿部光太(日本)
スティーブン・ギレスピ(英国)

<フライ級/5分2R>
江木伸成(日本)
空(日本)

<フェザー級/5分2R>
木村総一郎(日本)
藤岡陸(日本)

<ライト級/5分2R>
後藤丈季(日本)
水野翔(日本)

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本)
直島弘昌(日本)

<バンタム級/5分2R>
安枝匠(日本)
吉田開威(日本)

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
武尊(日本)

<フライ級/5分1R>
MASATERU(日本)
塩谷尚也(日本)

<フェザー級/5分1R>
野口蒼太(日本)
西村剛(日本)

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【Gladiator022】テムーレンと再戦=GP準々決勝&王座防衛戦、神田T800周一「GPはベルトの価値を下げる」

【写真】攻めるグラジへの想いは人一倍ある神田だが、王者としての意地がGP戦の一角としてマッチアップされることには不満を感じていた。これを口にできるのも、良い環境だ(C)SHOJIRO KAMEIKE

11日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR022より、8人参加のバンタム級GPがスタートする。そして準々決勝を兼ねたGladiatorバンタム級選手権試合として、同級王者の神田T-800周一とテムーレン・アルギルマーの再戦が組まれた。
Text Shojiro Kameika

両者は今年3月にノンタイトル戦で対戦し、テムーレンがスラムからのパウンドで神田をKOしている。神田は試合直後にリマッチを直訴し、タイトルを賭けたダイレクトリマッチが行われることとなった。しかしGP1回戦でタイトルマッチという形式に、神田は複雑な想いを抱えていたという。その想いが晴れた理由と、初戦の展開からひも解くテムーレン攻略法を訊いた。


――テムーレンとの再戦を控える神田選手です。今年3月、テムーレンに敗れた直後に再戦を希望したそうですね。

「はい。あの時、ファイターとして再戦をせずに生きていくという選択肢はなかったです。チャンピオンなのにノンタイトルで負けて、それで『また頑張ります! 次は誰でも来てください』というのは説得力がないと思って。チャンピオンとしての責任感と、ファイターとしてテムーレンを乗り越えて成長したいという気持ちがあって、直訴しました」

――直訴したのは試合後の会場ですか。それとも試合から数日経ってからでしょうか。

「試合直後はザ・ワンのカメラに向かって喋って、すぐ櫻井(雄一郎グラジエイター代表)さんにも伝えました。するとザ・ワン側は『ちゃんと映像で喋ってくれたから、気持ちは伝わるでしょう』と言ってくれて。櫻井さんも『分かりました。気持ちは受け止めます』という答えでしたね」

――あれだけのKO負けでしたから、リマッチとの間に1試合挟むという選択肢もあったかとは思いますが……。

「いや、僕の頭の中にはダイレクトリマッチしかなかったです。そこで間に挟まれた選手にも失礼ですし。とにかくテムーレンを乗り越えたい、あの敗北を精算したいという気持ちしかありませんでした。チャンピオンがノンタイル戦で負けたのだから、次は当然ベルトを賭けて」

――そのダイレクトリマッチがバンタム級GPの1回戦で、タイトルマッチとして行うことを聞いた時の心境はいかがでしたか。

「これを言ったら怒られるかもしれないけど――正直なところ、僕はトーナメントではなくワンマッチの防衛戦をやりたかったです」

――えっ、どういうことですか。

「タイトルマッチとGPを同時に行ったら、どうしてもGPのほうが存在感は大きくなるじゃないですか。ベルトを賭けているとはいえ、トーナメントの1回戦なので。そうなるとグラジエイターのベルトの価値が下がるのでは、と思いました。僕としては1度負けた相手との、覚悟を持ってダイレクトリマッチに臨むわけで。それをGPの1回戦で行うよりは、ワンマッチの防衛戦のほうが自分の気持ちを持っていきやすいかなと考えていました。もっと僕の覚悟を、しっかりと受け止めてほしいなって」

――……。

「負けていて生意気かもしれないですが、櫻井さんには直接伝えました。僕の意志を踏まえたうえで、櫻井さんとしてはGPでやりたいということでした。櫻井さんにもGPにこだわる理由があるんでしょうし、もちろんGPのほうが盛り上がることも理解できますよ」

――ベラトールが各階級でトーナメント×タイトルマッチのGPを開催し、盛り上がっていました。

「それも分かるんです。海外選手を呼んでくれてワクワク感もありますし、さらに良い選手とも交渉しているでしょうから。でもなぁ……そう思っていましたが、他のカードを聞いて気持ちは変わりました」

――どういうことですか。

「竹本が出るからです」

――!! 竹本啓哉選手の出場を聞いて、気持ちが変わったのですか。

「何なんでしょうね(笑)。アイツとは同い年で、今まで1勝1敗で――別に普段から話をすることも、連絡を取るわけでもない。だけど気になる存在なんですよ」

――以前のインタビューで仰っていた「腐れ縁」ですね。

「このGPでも、竹本が勝つことを願っています。今回も竹本のほうが勝ちパターンは多いんじゃないかと思っていて。竹本が抑え込むか一本を取ると予想しています」

――そして、ベルトを賭けて竹本選手との決着戦を迎えると。

「今回は準々決勝で、次の準決勝の組み合わせは一度シャッフルされるのか、今大会で勝った者同士で対戦するのかは、今のところ分かりません。準決勝であっても決勝あっても、アイツとベルトを賭けて対戦したいです。お互いに強い外国人選手に勝って、タイトルマッチで決着をつけるというのは、最高のストーリーじゃないですか。それがJ-MMAですよ。グラジエイターも良いところを突いてきますね(笑)」

――アハハハ、確かに最高のストーリーラインですね。ただ、その前にテムーレンとの再戦が待っています。まずは初戦の内容についてお聞きしたいのですが、スラムからパウンドを受けた時に意識や記憶はあったのでしょうか。

「前後で飛んでいる記憶もなくて、意識も繋がっていました。でも後から映像を視ると、僕は力が入らない状態になっていたので、効いていたのは間違いないです。意識がある分、直後の悔しさも大きくて」

――なるほど。1Rに神田選手の左ハイがテムーレンのテンプルをかすめ、続けてスーパーマンパンチを繰り出しました。あれは打撃で行けるという意識だったのでしょうか。

「相手は打撃に隙があるとは思いました。クリーンヒットはしなくても、ブロックの上からでもパンチが当たって、手応えは感じていたんです。もちろんテムーレンのパンチの強さも感じました。それ以上に試合前からテムーレンのディフェンスが甘いと思っていたので、打撃戦も選択肢の一つにありましたね」

――前回のテムーレン戦の展開が、過去の神田選手の試合と異なっているように感じたのは、距離と手数です。これまではしっかりと距離を取り、細かく手数を出して相手を削っていくのが神田選手のスタイルでした。それがなぜ一気に距離を詰めたのかと……。

「実は相手の構えに驚いちゃったところがあるんです。過去の試合映像を視たら、テムーレンはオーソドックスで構えていたんですよね。でも試合で向き合ったらサウスポーで……。そのために距離の設定や戦術が変わり、焦ってしまったというのが正直なところです。とはいえ、テムーレンは打撃をスウェーでかわすところがあるし、自分から二つ三つと打撃を繋げていけば当たるんじゃないかと考えていました」

――そのスーパーマンパンチから神田選手が組みついたものの、テムーレンにマウントまで奪われました。神田選手は潜ろうとしたところ、返すことができませんでした。

「あれはテムーレンのトップキープが強かったですね。僕はハーフガードからワキ差しの展開を狙っていたのに対して、テムーレンのベースの強さみたいなものを感じました。試合ではモンゴル人選手がやっていなさそうなところを突いてやろうかと考えていて。イメージの話でしかないけど、グラウンドで勝負してみようと――そうしたら寝技も巧かったですね。三角からの腕十字もギリギリ逃げることができたぐらいで。僕も逃げるために結構、力を使いましたし。そういう柔術的な部分も強かったです」

――以降、テムーレンのバックコントロールが続きました。神田選手の代名詞である「神田返し」には幾つかのパターンがあるとお聞きしましたが、その神田返しを出すチャンスはなかったですか。

「出せなかったですねぇ。相手にも力を使わせて疲れる展開を作りたかったんですけどね。やっぱり爆発力がある選手なので、しつこくやっていこうとは今回も考えています。それがモンゴル相撲の文化なのかどうかは分からないけど、とにかく寝かせるところまでは頑張ってくると思うんですね。僕としてはグラウンドでゆすって、ゆすり続けて、空いた穴を突いていく。それは前回と同じです」

――すると組まれてバックを狙ってくるところを、どう崩すか。初戦では、いつも神田選手がやっていることを逆にやられたという印象でした。

「そうですね、分かります。でも僕としては、ガッチリ組まれて抑え込まれるという印象はなかったんですよ。コントロールされている時間は長いけど、かといって動けないわけではなかったので。あの状態から、いくつかの展開を探っていこうかと考えていました。それこそ投げを防ぐためにキムラで引き込んだりとか。そうやって探っていこうとしたところで、投げられてしまったんです」

――そのテムーレンとの再戦ですが、狙うのはグラウンドの展開ということですね。

「まだ寝てからの文化は、日本に埋まっているものがあると思います。だから僕は隙間産業を探し続けますよ(笑)」

<この項、続く

■視聴方法(予定)
6月11日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

6月11日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator022対戦カード

<バンタム級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
今村豊(日本)

<バンタム級/5分2R>
秋田良隆(日本)
田中壱季(日本)

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠(日本)
廣瀬裕斗(日本)

<フェザー級/5分2R>
桑本征希(日本)
天草ストロンガー四郎(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
別所竜弥(日本)

<フェザー級/5分2R>
ハンセン玲雄(日本)
徳野一心一馬(日本)

<Gladiatorバンタム級GP1回戦及びGladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<Gladiatorフェザー級王座決定T準決勝/5分3R>
河名マスト(日本)
パン・ジェヒョク(韓国)

<Gladiatorフェザー級王座決定T準決勝/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)

<Gladiatorバンタム級GP1回戦/5分3R>
竹本啓哉(日本)
ジェイソン・マルガリョ(フィリピン)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T準決勝/5分2R>
森戸新士(日本)
網藤雄太(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級挑戦者決定T準決勝/5分2R>
世羅智茂(日本)
加賀谷庸一朗(日本)

<バンタム級/5分2R>
江田こうすけ塾長(日本)
溝口司(日本)

<ウェルター級/5分2R>
阿部光太(日本)
スティーブン・ギレスピ(英国)

<フライ級/5分2R>
江木伸成(日本)
空(日本)

<フェザー級/5分2R>
木村総一郎(日本)
藤岡陸(日本)

<ライト級/5分2R>
後藤丈季(日本)
水野翔(日本)

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本)
直島弘昌(日本)

<バンタム級/5分2R>
安枝匠(日本)
吉田開威(日本)

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
武尊(日本)

<フライ級/5分1R>
MASATERU(日本)
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<フェザー級/5分1R>
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西村剛(日本)

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FINISH10 Gladiator Gladiator022 MMA MMAPLANET o Progress YouTube ジェセフ・チェン チャンネル 世羅智茂 大嶋聡承 寒河江寿泰 岩本健汰 森戸新士 河名マスト 濱村健 長田拓也 青木真也 須藤拓真 鹿志村仁之介

【Gladiator022】森戸新士✖網藤、世羅智茂✖加賀谷。プログレスFSG暫定ウェルター級王座決定T開催

【写真】森戸、網藤、加賀谷、世羅。森戸と世羅の決勝戦というラインが濃厚であることは絶対だ(C)MMAPLANET & GLADIATOR

30日(月)、Gladiatorより6月11日(日)に豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR022で、PROGERSSフォークスタイルグラップリング暫定ウェルター級王座決定トーナメント準決勝=森戸新士✖網藤雄太、世羅智茂✖加賀谷庸一朗の2試合が組まれることが発表された。

同正規王座は今年1月に森戸を下したジェセフ・チェンがベルトを巻いているが、来年のADCC世界選手権出場を目指し11月に実施されるオセアニア・アジア予選をターゲットにしているため、再来日は2024年になることで、PROGRESS実行委員会は暫定王座を制定することを決定したという。


森戸は日本を代表するライト級の柔術家で、2021年JBJJF全日本選手権の黒帯ライト級優勝、GLADIATOR内で組まれるPROGRESS提供のグラップリングマッチをリードしてきた。こまでタイトル戦の敗北を含め3勝2敗。濱村健戦長田拓也戦で連続一本勝ち、河名マスト戦にスリリングなトップの巡る熱戦も1-2で惜敗し、須藤拓真戦は引き込みで得た4Pを足関節を防ぎつつ守り切り快勝している。

前述した1月のジョセフ・チャンとの王座決定戦ではテイクダウンからパスを圧力に防戦一方となり、腕十字で一本負けを喫した。トップ重視、下を怖がらないティーンエイジャーの戦い方こそ、これからの世界標準のグラップリングといえるもの。

世界レベルを肌で知った森戸は2月のFINISH10で寒河江寿泰戦ではサブオンリールールながら、トップから激しく圧を掛けるスタイルを披露し、最後は後ろ三角を極めて一本勝ちをしている。

さらに28日に行われたJBJJF全日本ノーギ柔術オープントーナメントでもエキスパート・ミドル級と無差別級のダブルゴールドに輝いた森戸と対する網藤雄太選手は4月のGLADIATOR CUPエキスパート77.1キロ級では優勝した鹿志村仁之介に得回戦で敗れたものの運営陣の評価も高く、今トーナメントで抜擢にされることなった。

そのGLADIATOR CUPエキスパート77.1キロ級で惜しくも準優勝となった世羅も、森戸と同様に国内柔術&グラップリングのリードしてきた選手だ。近年はノーギに力を入れており、2020年4 &5月には青木真也戦岩本健汰戦とケージを使ったサブオンリーで連続ドロー、PROGRESSフォークスタイルグラップリングでは3月大会でスーパーティーンエイジャー=オーシマイキーこと大嶋聡承と対戦し、アームドラッグからシングルレッグでテイクダウンという妙技を披露し8-4で勝利している。

先週末にはタイで開かれたADCC東南アジアオープンで表彰台の頂点に立つなど、好調をキープしている世羅。彼と準決を戦う加賀谷は2017年フリースタイルレスリング全日本選手権79キロ級5位という成績を筆頭に、全日本社会人選手権グレコ82キロ級2位、JOC杯ジュニアで優勝、世界ジュニア選手権に出場経験のあるエリートレスラーだ。

現在はグラジの櫻井代表率いる創道塾所属でMMAではアマで2戦2勝、先のGLADIATOR CUPは初戦敗退もポイント制の同ルールでは、トップ&寝技を遮断するという戦い方をすれば世羅撃破もあり得る。世羅としてはスタンドもしくは、座ろうが寝ようが如何に日本トップ級のレスラーを相手にタイトな組みを創ることができるのか。そこが勝利の鍵を握ってくるだろう。

なおリリースに寄せられたトーナメント出場4選手のコメントは以下の通りだ。

森戸新士
「暫定王座を懸けたトーナメントに参戦できて光栄です。しっかり優勝して、もう一度ジョゼフ・チェン選手に挑戦したいです。新しく鍛えてきた技術もたくさんあるので、GLADIATOR/PROGRESSの舞台で披露します」

網藤雄太
「今回プログレストーナメントに参戦させて頂きます感謝します。対戦相手の森戸選手は柔術界のビックネームですが、プログレスルールなら僕の方が強いと思っています! 無名の僕ですが今回の試合で皆さんに名前を覚えて頂けるような熱い試合をするのでよろしくお願いいたします! 森戸選手、熱い試合をしましょう!」

世羅智茂
「今回ウェルター級暫定王座決定トーナメントに出ることになりました。前回の試合は消極的になってしまったので今回は一本で極めて次の決勝に進みたいと思います」

加賀谷庸一朗
「今回、プロの方々が戦うGLADIATORの舞台で試合をさせていただく機会を与えて頂きました、櫻井会長をはじめ、大会関係者の皆様ありがとうございます。対戦相手の世羅選手は柔術やグラップリングでの実績が素晴らしく、手合わせできることだけでも大変貴重な機会だと思っています。私は元々レスリング出身で世羅選手とは戦う土俵が違いますが、それでもレスリングは強いぞということを証明できればと思っています」

なお同トーナメント決勝戦は10月1日開催のGLADIATOR023に予定されている。

■視聴方法(予定)
6月11日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル


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Gladiator Gladiator021 MMA MMAPLANET o Progress 世羅智茂 大嶋聡承

【Gladiator021】グラップラー同士のFSGは、TD勝負を制した世羅がオーシマイキーにポイント勝ち

【写真】現代グラップリングで必要な立ちレスの展開が大いに見られた(C)MMAPLANET

<Progressフォークスタイルグラップリング78.5キロ契約/5分2R>
世羅智茂(日本)
Def.8-4
大嶋聡承(日本)

手四つから世羅が頭をつけていく。それを押し返す大嶋、世羅も押して離れる。掴んで来る世羅の手を払う大嶋に対し、世羅がシングルレッグで入って大嶋に背中を着かせた。これで世羅が2Pを先制する。大嶋が距離を取って立ち上がろうと試みるも、すぐに世羅がトップをキープした。しかし世羅が離れたところで大嶋が立ち上がり、1Pを獲得する。

シングルレッグで組みついてきた大嶋を潰し、世羅がテイクダウンの2Pを奪取した。ハーフガードの大嶋に対し、世羅がヒザで大嶋の左足を抑えている。組み手争いで様子をうかがう世羅、大嶋が足を利かせながら、世羅の動きに合わせて立ち上がり1Pを得る。残り10秒で、大嶋がダブルレッグで組みつき、バックを狙うもポイントを得るまでには至らなかった。

世羅が4-2で優勢に立って迎える最終回。世羅がここも手四つから頭をつける。大嶋は離れて体を横に振り始めた。世羅がダブルレッグで飛び込むも、大嶋が離れた。ケージ中央で、手四つで組んだ両者は互いに崩しにかかるも、スタンドの展開が続く。世羅はテイクダウンの体勢に入るが、組みつくことはできない。

世羅が押し込んでいく。離れた大嶋の左足にシングルレッグで組みついた世羅が、テイクダウンで2Pを獲得する。離れた世羅に対して、大嶋が立ち上がり1Pが加わる。この時点でポイントは世羅の6-3に。世羅にケージを背負わせた大嶋が、相手の右足にシングルレッグで入るも、世羅が切り返してトップへ。ポイント8-3と突き放す。

大嶋の足をヒザで潰し、足関節を狙わせない世羅。立ち上がると大嶋も合わせて立ち上がり1Pを献上する形になるが、ポイントで優位に立っている世羅は最後も大嶋のシングルレッグも切って試合を終えた。

ポイント8-4で世羅が勝利。フォークスタイルグラップリングのルールを研究しているところが大いに見えた世羅だけに、今後も参戦を望みたい。それは大嶋も同様だ。


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Gladiator Gladiator021 MMA MMAPLANET NavE o ONE Progress UFC YouTube ゆうと エイドリアン・バトト・ジェマー キック キム・ウィジョン チェ・ドンフン チャンネル テムーレン・アルギルマー ハシャーン・フヒト フェルナンド ボクシング 世羅智茂 中務修良 中西テツオ 前田吉朗 大嶋聡承 平本丈 木村旬志 海外 花澤大介 長谷川賢 阿部光太

【Gladiator021】NavEに挑戦、ニャムジャルガル二元インタビュー「米国に行ってUFCで戦う」

【写真】1998年3月22日、バヤンホンゴル県バヤンボラグ村出身 。ウランバートルのジムでは「地方、遊牧民の選手の体力とハングリー精神こそMMAで成功する谷めに必要。ウランバートルはもやしっ子ばかりだ」という意見が多く聞かれた (C)MORIYAMASAN

明日26日(日)に豊中市176BOXで開催されるGladiator021のメインでGladiatorフライ級選手権試合=王者NavE×挑戦者ニャムジャルガル・トゥメンデムベレルが組まれている。

MMAPLANETではグラジエイターのタレントリレーションズ代表の長谷川賢がモンゴル視察を行った際に同行取材をし、現地でニャムジャルガルのインタビューを行っていた。ここでは1月末にウランバートルで録ったインタビューと、挑戦が決まってからリモート取材で訊いたニャムジャルガルの声をお届けしたい。

世界に飛び立ちたい無敗のフライ級選手が語る――知られざるモンゴルMMA界の実情とNavE戦への意気込みとは。


――今日は立ち技、グラップリングとミットとスパーを見せてくれましたが、これまでの格闘技歴を教えてください。

「12歳からモンゴル相撲を始めて、14歳から柔道とサンボをそれぞれ18歳までやっていました」

――それらの競技での何か結果は残していますか。

「コンバットサンボではモンゴル選手権で2度銅メダルを取っています。柔道ではモンゴル学生選手権で銀メダル、アジアオープンで3位になっています。モンゴル相撲では県でナチン(ハヤブサ=5回戦進出した選手の称号)になっています」

――どうしても興味深いのはモンゴル相撲の経験です。これだけの小兵でナチンになる。それだけテクニカルだったと思われますが、ニャムジャルガル選手自身、モンゴル相撲の技でMMAでも有効だと思われるモノはありますか。

「たくさんあります。ウムスフ(肩車)、ウゥルフ(一本背負い)、フムルフ(内股)、ガルアチフ(外無双)、それとパンツを掴んで良いので相撲の上手投げのような技もあります。ウムスフは最近のモンゴル相撲は筋力が増えてきているので、あまり見られなくなりました」

――ところでニャムジャルガル選手は格闘技をして、生活していきたいという気持ちがあったのでしょうか。

「ハイ。ただし、それは私がおかれた環境というのも影響していると思います。私の従妹にはモンゴル相撲の力士、そして力士を日本に送る仕事をしている人もいます。私自身は2017年頃からモンゴルでもMMAの人気が高まり、この年から練習を始めました」

――それはバヤンホンゴル県での話でしょうか。

「まれた村には15歳までいて、17歳の時にバヤンホンゴル県の県庁所在地のバヤンホンゴルに引っ越して柔道やサンボを続けていました。そしてMMAの選手を目指して2016年にウランバートルに来て、その後も1年間は柔道を続けていました。翌年からバットバエル先生の指導を受けています。

正直、田舎にいた方が空気も綺麗ですし、筋力トレーニングに関しては問題ないです。ただし練習パートナーや指導者の問題があるので、ウランバードルに来る必要があります」

――では19歳の時からバットバエル・コーチの指導を受けているのですね。

「キックボクシング、柔術と先生の下では一カ所で練習できるのは大きかったです。ただモンゴル相撲は倒せば終わりでしたが、柔術では投げても下から攻撃をされて本当に戸惑いました。もちろん、今では完全に慣れて何も問題ないです」

――MGL-1FCのフライ級王者ということはモンゴル最強のフライ級ファイターといっても過言でないと思います。今後、どこを目指して練習していますか。

「将来的には米国に行ってUFCで戦い、アジア人でもチャンピオンになれることを示したいです」

――ONEではなく、UFCなのは?

「ONEは試合間隔が長く感じます。UFCの方がたくさん戦えると思います。何より世界のトップ選手が集まっているUFCで勝負したいです」

――ステップアップ方法、UFCへの筋道というのはモンゴルにいて見えているのでしょうか。

「ダナー・バットゲレルのマネージャーとコンタクトを取っていて、これから3連勝ぐらいするとUFCと話ができると聞いています(※この後、ONE THE ROADマネージメントとUFCとの交渉に関して契約を結ぶ)」

――ところでモンゴルには兵役があると聞きました。韓国のMMAファイターも兵役がキャリアを積むうえで弊害になる場合があります。モンゴルはどうなのでしょうか。

「18歳から兵役の招集が始まっています。自分にも毎年のように招集令が届きますが、これまでは理由をつけて断っています。正直、行かないままで終わらせたいと思っています。モンゴルの兵役は1年、練習がそれだけできなくなることは選手として後退してしまうので、行きたくないです。

兵役とは自分の国を守って、貢献することです。自分としてはMMAで活躍して、モンゴルを世界に知らしめることで貢献したいです。兵役に就いているのと同じような気持ちでMMAを戦っています」

■グラジエイターに来日が決まってからのインタビュー(※3月4日)

――ウランバートルでインタビューをさせてもらってから、3週間後に来日が決まりました。

「オファーをもらった時は本当に嬉しかったです。これまで海外の大会で戦ったことがなかったので、本当に盛り上がりました」

――いきなりタイトルに挑戦することに関しては?

「最初のオファーは、グラジエイターで試合をする気持ちはあるかという意思確認でした。当然のようにイエスと即答しました。それがタイトルマッチになり、正直にいえばとても驚きました。他の選手を飛び越えてタイトルマッチを戦うことになったので、今度はコーチともしっかりと相談し、このような滅多にないチャンスを受けることにしました」

――グラジの櫻井代表からは、ニャムジャルガル選手との対戦をオファーした日本人選手が断った。そのタイミングでNavE選手に挑戦予定だったチェ・ドンフン選手が負傷。そしてニャムジャルガル選手に挑戦権が回ってきたと聞きました。

「幸運でした。最初はタイトマッチという話はなかったので、2試合、3試合と勝ち続けて初めてタイトルに挑戦できるという気持ちでいました。それがいきなりチャンピオンに挑戦することになって短期間でステップアップできるチャンスだと思っています」

──長谷川賢氏がジムで練習を視察した際、日本行きのチャンスが回ってくる自信はありましたか。

「あの時は理由があって、それほど練習ができていない時期だったので、自分のなかでは満足いく動きができなかったです。なので日本に行けるとは思っていなかったです」

──では、あの時とは違う動きを日本で見せるという気持ちが強いですか。

「あれから十分に練習できているので、タイトル戦では可能な限り自分の持てる力を出して戦いたいです」

──チャンピオンのNavE選手の印象を教えてください。

「実はまだ映像を見ていないです。できるだけ早く見て、対策を練りたいと思っています」

──日本でどのような試合がしたいと思っていますか。

「チャンピオンは柔道出身だと聞いています。自分も組み技が得意です。自分のレスリング力の方が上だと証明したいです。と同時にチャンピオンのNavE選手が自分の挑戦を受けてくれることに、とても感謝しています。3月26日は火が出るような激しい試合がしたいです」

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021対戦カード

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマー(フィリピン)

<Progressフォークスタイルグラップリング78.5キロ契約/5分✖2R>
世羅智茂(日本)
大嶋聡承(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
前田吉朗(日本)
江木伸也(日本)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
ハシャーン・フヒト(日本)
花澤大介(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<バンタム級/5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(ブラジル)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎(日本)

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30~ザ・ワンTV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021対戦カード

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマ―(フィリピン)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(日本)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎(日本)

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【Gladiator021】神田T-800周一と対戦、テムーレン・アルギルマー「サーカスの団員になるために――」

【写真】にこやかな好青年だが、SNS世代で結構なトラッシュトーカーという一面もある (C)MORIYAMASAN

明日26日(日)に豊中市176BOXで開催されるGladiator021で、バンタム級チャンピオン神田T-800周一と戦うテムーレン・アルギルマー。

モンゴルを代表して、10年以上のキャリアを誇るダムランプレウ・バーサンクフーの愛弟子テムーレンは、MGL-1FCで挑戦者決定戦で勝利もその後タイトル戦が実現しないなど、母国で試合の機会に恵まれていない。そんななか得たグラジでの試合、関係者に感謝の念を抱きながら、対戦相手の神田には手厳しい言葉を言い放った。


――テムーレン選手、1月のウランバートルでマザーライMMAの練習を取材させていただいた時、お嬢ちゃんがずっとパパの練習をケージの外から見て、泣き続けていたのが忘れられないです。

「娘でなく、息子なんですよ(笑)。ただ、自分は息子が泣いているのは気にせずにスパーリングに集中していました。普段はお祖父ちゃんとお祖母ちゃんに見てもらっていることが多いので、息子を練習に連れて行くことはほとんどないんです。あの日はたまたまですね(笑)」

――あの時、長谷川賢氏が視察に訪れていて、実際にグラジからオファーがあった時にはどのように思いましたか。

「あの日、スパーリングを軽めにやるという指示があったので、自分の100パーセントを見せることができなかったです。それでも自分が選ばれると、強く思っていました。でも実際にオファーが来た時には、凄く興奮しましたね。モンゴルではなかなか対戦相手が見つからなくて、海外で試合がしたいと思っていたので凄く嬉しかったです」

――軽めだったのですね。力が入らず、柔らかい動きができるという印象でした。

「そうですね、基本的にはアレが自分のスタイルです。視察されているからといって、何か気に入られるような動きをするつもりはなくて、しっかりと自分の動きをしようと思っていました。いつもスムーズな動きを心がけていますが、試合になると相手もいますし、倒さないといけないわけですから、相手の能力次第ですが激しく打ち合うこともあります」

――そもそもテムーレン選手はMMA以前に、何か格闘技の基礎があったのですか。

「学生の頃は色々なスポーツをやっていました。バスケットボール、バレーボール。格闘技は柔道とモンゴル相撲をしており、どのスポーツでもそれなりの成績を残していました」

――ではMMAを始めたのは?

「高校生の時にダムランプレウ選手やナラントンガラグ選手のMMAの試合はよく見ていて、興味を持っていました。ちょっと荒々しいところもあったので、いつかやってみたいと思っていたんです。当時は地方に住んで、夏休みにサーカス団員の募集があってウランバートルに来ました。最初はある程度トレーニングする期間をおいて、お客さんの前で演技をすると思っていましたが、1カ月半ぐらいで正式にアクロバットをお客さんの前に出て演じることになりました。そんな時、シリンベーリ・ジムで1日体験入門に参加して。それ以来、MMAに夢中になりサーカスはすぐに辞めました」

――なんとも……日本ではまずない経歴ですね。ダムランプレウ選手と練習をするようになったのもシリンベーリ時代からですか。

「2017年11月にMMAを始めて、ダムランプレウ先生もシリンベーリで練習をしていていました。そして2018年になってから、指導を受けるようになりました」

――現状、テムーレン選手はMMAファイターとしてどのような特徴がある選手だと自己判断していますか。

「打撃が好きですが、組みも嫌いでないです。自分としては芸術的、美しい戦いをしたいです。そしてお客さんが喜ぶ面白い試合ができればと思います」

――では神田選手の印象を教えてください。

「その前にこのオファーをくれたグラジエイターの関係者の皆さんに感謝の言葉を伝えたいです。そのうえで対戦相手に関しては、試合をチェックしましたが……正直、面白くない試合をする選手でした。グラップリングが好きな選手だと思いましたが、もっともっとしっかり練習してくださいと言いたいです。

(C)SHOJIRO KAMEIKE

ただ試合を受けてくれたチャンピオンには感謝しています。

自分は、きっとこれまでに戦ったことがない相手になるはずです。みんなが喜んでくれる激しい試合をしましょう」

――モンゴルで会った時は髪の毛が真っ黒でしたが、今はブロンドが入っています。それは戦闘仕様なのでしょうか。

「いえ、試合が決まる前に銀色に染めて、それから金髪しました。特に試合を考えてではなくて、個性を強調したかったからです(笑)」

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021対戦カード

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマー(フィリピン)

<Progressフォークスタイルグラップリング78.5キロ契約/5分✖2R>
世羅智茂(日本)
大嶋聡承(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
前田吉朗(日本)
江木伸也(日本)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
ハシャーン・フヒト(日本)
花澤大介(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<バンタム級/5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(ブラジル)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎(日本)

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30~ザ・ワンTV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021対戦カード

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマ―(フィリピン)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(日本)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎(日本)

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【Gladiator021】計量終了。大会MVPを狙う前田吉朗、江木は「憧れの選手を相手に自分らしさをみせる」

【写真】計量後、細かくルールを確認していた前田吉朗。江木は憧れのレジェンドを相手に、前回の敗戦を払拭できるか。 (C)SHOJIRO KAMEIKE

明日26日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR021の公開計量が、同じく豊中市のスモーカージムで行われた。出場選手は全員、一発で計量をパスしている。


モンゴルとフィリピン、さらに韓国からの刺客をグラジエイターとワードッグの王者が迎え撃つ形となった今大会。まずメインのGladiatorフライ級選手権試合、「想像していたよりも大きかった」と感想を述べている王者NavEは、爆発力と連打の強さがあるモンゴルMMA王者ニャムジャルガル・トゥメンデムベレルを組み伏せることができるか。

プログレスのフォークスタイルグラップリングには、元DEEP&パンクラス王者で、昨年にMMAを引退した前田吉朗が出場する。会場に遅れて登場した前田は「MMAを引退してから筋肉も落ちていたけど、練習していると体も戻ってきた」と自信を見せる。さらに長谷川賢プログレス実行委員会代表に、大会MVPについて金額と条件を確認。長谷川代表は「まずは試合に勝つこと。そのうえで試合内容から考えます」と苦笑いを浮かべた。前田は集合写真でも手でMVP獲得をアピールしている。

一方、前田と対する江木は1月大会の敗戦(竹本啓哉に一本負け)について「MMAに出ることを意識して、意地になってスタンドレスリングで戦おうとしすぎてしまいました。今回は試合に勝つことだけに集中できています」と語る。さらに前田に対しては「WECでミゲール・トレースと戦った試合を見て、大ファンになりました。以来、学生時代からずっと動画を見ていた憧れの選手です。でも相手が前田さんだから、プログレスだからということは関係なく、自分らしさを見せたいです」と意気込みを語った。

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021計量結果

<ストロー級/5分2R>
田中優樹:51.55キロ
木村旬志:52.10キロ

<バンタム/5分2R>
今村豊:61.25キロ
谷口武:60.65キロ

<バンタム級/5分2R>
藤原克也:60.90キロ
秋田良隆:61.10キロ

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE:56.45キロNavE
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル:56.55キロ

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一:61.15キロ
テムーレン・アルギルマー:61.30キロ

<55キロ契約/5分3R>
中務修良:54.80キロ
エイドリアン・バトト・ジェマ―:54.10キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分2R>
前田吉朗(日本):60.50キロ
江木伸成(日本):59.85キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング78.5キロ契約/5分2R>
世羅智茂:75.45キロ
大嶋聡承:77.30キロ

<バンタム級/5分3R>
ゆうと:60.85キロ
キム・ウィジョン:61.45キロ

<フライ級/5分2R>
中西テツオ:56.60キロ
宮川日向:56.60キロ

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド:65.70キロ
藤岡陸:65.70キロ

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾:76.10キロ
阿部光太:76.95キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分2R>
ハシャーン・フヒト:60.50キロ
花澤大介:64.10キロ

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ:当日計量
北原蓮:当日計量

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈:当日計量
飴山聖也:当日計量

<バンタム級/5分1R>
藤井丈虎:60.85キロ
吉田開威:61.05キロ

<バンタム級/5分1R>
武田純忠:60.90キロ
有田一貴:60.85キロ

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠:56.45キロ
那須裕次郎:55.80キロ

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【Gladiator021】テムーレン戦へ、神田T-800周一─02─「怖くてワクワクして、やりがいがあります」

【写真】恐怖に打ち克、自分に勝って相手に挑む。その姿勢に人は魅かれます(C)MMAPLANET

26日(日)に豊中市176BOXで開催されるGladiator021で、モンゴルからの刺客テムーレン・アルギルマーと対戦するバンタム級チャンピオン神田T-800周一インタビュー後編。

韓国、フィリピンに続き、モンゴルを掘り始めたグラジエイターのチャンピオンとして、いやMMAファイター神田周一として、この状況をどう想うのか。そしてテムーレン戦で、どのような自己証明をするのかを尋ねた。

<神田T-800周一インタビューPart.01はコチラから>


――グラジでの試合は昨年4月の王座決定戦以来、11カ月振り。その間、闘裸男で野尻定由選手に勝利。貴重な勝利だったのですが、その後は野尻選手が負けがこんでしまいました。

「野尻君は思い切りが良いので、良い時と良くない時の差が大きいのかもしれないです。体の強さは感じられたので、コツコツと積んでいけば安定した結果を残せる選手になると思います。基本的にはダイナミックな選手で、逆をいえば脆さがある。そこをつかれると……という試合になりますね」

――野尻戦の勝利から修斗のオファーは?

「正直、なかったです(笑)。修斗の有り方だと、僕が出たいといえば試合は組んでもらえるはずです。でも後楽園ホールとか、修斗で――ということで、今の僕はMMAをやっているわけではないので、そこにワクワクできなくて。

そりゃあ藤井伸樹選手と戦わせてもらえるなら、僕もワクワクします。僕は強さと触れ合い、自分の強さを確認したい。むしろ、今回のような試合の方がワクワクします」

――修斗も藤井選手との試合をいきなり組むことはできないでしょうし、ならばベルトを持つグラジでテムーレンというモンゴル人選手を迎え撃つ方がワクワクしますか。

「1月大会もチョ・ソンビン、キ・ウォンビンが来て、フィリピンのジョン・オルニドが笹選手と戦った。コンバット柔術ですけど、江木(伸也)君と竹本(啓哉)は結局、竹本が勝った。バンタム級戦線も動きが活発ですし、同時にごちゃごちゃで3月には誰と試合をするのかなぁと展開は見えていなかったです。

実力的には十分に強い選手だし笹選手や竹本選手と戦うことも、あるかと思っていました。それにチャンピオンとして海外から選手が来ることにニヤニヤしていて良いのかという気持ちもありました。でも、ニヤニヤしてその場に入らせてもらおうと思います。チャンピオンとして踏ん反り返えって、待つつもりはない。だって、ワクワクするじゃないですか。怖いけど。

チョ・ソンビンのような韓国人選手と、ストーリーはないけど試練のノンタイトルマッチとか、タイトルマッチがあるかな。あれば良いなっていう気持ちにさせられました、チョ・ソンビンと戦った中川選手、恰好良かったです。叩き上げで、厳しい相手と戦う。負けたけど、本当に格好良かった。僕もああいう風に、強い選手と戦うMMAファイターでいたいです。

そういう意味で、僕が一番ワクワクさせられるのがグラジエイターなんです。本当にこの状況はめちゃくちゃワクワクします。お金が掛かってしまいますけど、トーナメントをしてほしいぐらいです(笑)」

――結果、蒙古襲来と。

「長谷川さんがモンゴルに行っているSNSを見て、ちょうど福岡で柔術の大会があって、ラーメンでなくモンゴル料理屋にいるタイミングだったんです。僕、モンゴル料理が好きで(笑)」

――アハハハ。

「塩ゆでの羊、じゃがいもと人参と一緒に煮た羊、あと餃子みたいなの(※ボーズ)を食べていて。『長谷川さん、やりよったな』、『グラジエイター、やりよったな。モンゴルを掘るか』って思いながら、モンゴル料理を食っていて(笑)。ただ、いきなり僕とは思っていなかったです。でも、僕がツイッターで反応したのを長谷川さんがチェックしてくれたみたいで……こうなったかと」

――実際にオファーが来た時の気持ちは?

「面白い!!と思いました。グラジエイターがその気なら、僕はやりますよって。グラジエイターが攻めるなら、僕も攻める」

――ここで、少しテムーレンの練習映像をチェックしていただけますか。

「(試合映像を見終わって)こういうのを待っていたんです。良い感じに怖さとワクワク感がある状況を……でも、実感が急にわいてきました」

――とはいえ、この勢いがあるからこそ神田選手がここまで積んできたことをぶつける相手かと。

「準備もそうですけど、本番も今までやってきたことしかできないので。そうなると、相手が誰であろうと――ということに行き着いて。自分がやるべきことをやるだけです」

――いやぁ、明らかに表情が変わりました。厳しい眼になっています。

「韓国、フィリピン、そしてモンゴル。国内で、ここまで測れない強さに触れるチャンスってないんですよね。怖くてワクワクして、やりがいがあります。何より緊張感が僕のなかにあります。いよいよだなって」

――そういう相手と戦い、何を見せて自己証明をしたいと考えていますか。

「う~ん……コツコツと積み上げてきた地味なところですね(笑)。僕だって派手に勝ちたいけど、自分で選んだかのか。選ばざるを得なかったのか。結果的にこうなったのかは分からないですけど、僕が積み上げてきたモノ……そういう地味で諦めないところを出して、勝ちたいです。森戸新士に揉まれていますからね、大丈夫ですよ」

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021対戦カード

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマ―(フィリピン)

<Progressフォークスタイルグラップリング78.5キロ契約/5分✖2R>
世羅智茂(日本)
大嶋聡承(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
前田吉朗(日本)
江木伸也(日本)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
ハシャーン・フヒト(日本)
花澤大介(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<バンタム級/5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(ブラジル)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎(日本)

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【Gladiator021】世羅智茂─02─「柔道の阿部一二三、詩。キックの那須川天心。大嶋君はそういうレベル」

【写真】あの日──。防護服のスタッフに囲まれ、青木の視線を感じながらケージの感覚を確認していた世羅。今から見ると笑っちゃうほど、世間からズレていた空間には恐怖と期待、憤怒と義侠心が入り混じっていた(C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(日)、大阪府豊中市の176BOXで行われるGladiator021で、プログレスのフォークスタイルグラップリングで大嶋聡承と対戦する世羅智茂のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

世羅とケージグラップリングといえば、2020年春に行われた青木真也戦と岩本建汰戦が思い起こされる。新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、世羅にとっては試合以上のものを考えるキッカケになったという。そして弱冠16歳の注目グラップラー、大嶋聡承との対戦についてどのように考えているのか。格闘技を通じて考える社会、そして若き新世代との戦いとは。

<世羅智茂インタビューPart.01はコチラから>


――おぉ、ロータス世田谷ですか。かつてケージグラップリングで対戦した青木真也選手や岩本建汰選手とも練習しているのですね。

「やっぱり青木さんと岩本さんは強いです。八隅孝平さんも強いし、みんな強いですね」

――いま思えば青木選手、そして岩本選手と対戦した時はコロナ禍の初期でした。

「そうでしたね。青木さんと試合をした時は、まだ新型コロナウイルスがどういうものか分からなかったじゃないですか。罹患したら、どうなってしまうのか……嘘か本当か分からない情報も多かったですし。でも僕は、気にしていなかったです。もし罹患したら万が一のことがあるかもという恐怖心はありましたけど」

――そんななかで、試合をすることに躊躇はなかったのですか。

「スタッフの方も防護服を着て、厳戒態勢の中で大会が行われていて。普通に考えたら、あの状況では大会を開催しないと思います。ただ、僕はオファーを頂いたので受けました。それだけですね。いま考えると、自分の考えも世間の感覚とズレていたのかもしれないです。

僕は常にそう思うようにしているのですが、『格闘技業界の感覚って世間とズレているんじゃないか』と。それはコロナ禍のなかで浮き彫りになって。普通に考えたら大会は開催しない。あの大会で誰か新型コロナウイルスに感染して、クラスターが発生したら――誰かのクビが飛ぶわけじゃないですか。それでも開催されたのは主催者の方の情熱によるものだと思います。ただ、そこで出場した僕も世間からズレていたのでしょうね」

――……。

「すごく記憶に残っているのは、弥益ドミネーター聡志さんが『もしもDEEPからオファーがあっても断るつもりでした』と仰っていたんです。弥益さんは一般企業に勤めている方で、それが世間一般の感覚だろうと思いました。そう考える人もいるんだなと思ったし、それも絶対に間違いじゃないです。ただ、自分は世間一般からズレたところにいるんだと気づいて。格闘技をやる限り、世間とズレていることは認識しておかないといけないと考えています……。答えになっているかどうか分からないですけど」

――世間とのズレ……そうですね。そもそも殴る、蹴る、極めるといった行為が一般社会でからズレている行為です。そんな格闘スポーツが社会で存在するためには、他のスポーツよりも情熱や信念が持っていなければいけないと思います。

「確かに、それらは世の中に必要のない行為ですからね」

――今の言葉を聞いて思い出すのは、世羅選手が柔術全日本選手権に出るため、京都から東京までヒッチハイクで向かっていたお話が懐かしいです。

「アハハハ! ズレまくっていますね。あの時はただ『やってみたい』と思っただけで(笑)。同時にコロナ禍によって、そういうことに気づかされたとは思います。ちゃんとコロナ対策してリスクを低くしたりとか……コロナ禍に限らず、会員さんのためにやるべきことは何なのかって、以前よりも考えるようになりました」

――まさに仰るとおりだと思います。すみません、試合の話からズレてしまいました(笑)。次の対戦相手、大嶋選手とは練習したこともあるそうですね。

「実は何回か練習したことがあります。割と最近まで、大嶋君がウチに出稽古に来ていて。もちろん対戦が決まってからは来ていないですけど」

――では練習で手合わせした感想も含めて、大嶋選手の印象を教えてください。

「まだ若くて学生だからこそ、好きなことやっていますよね。シンプルに強いし、今後はこういう若い世代がどんどん出て来るんだろうなと思いました。それは良いことですよ。格闘技が広まっている証なので」

――ただ世羅選手と大嶋選手の間には、年齢もそうですし帯色や実績にも開きがあります。その相手と世羅選手が対戦することにも驚きました。

「帯色や実績とか、そういうことは考えないようにしています。大嶋君も先日はフィニッシュに出たりとか、もうプロの舞台に立っている選手でもありますし。今の時代は若くても強いヤツは強いわけで、一人の選手として見るべきだと思っています。彼が若いから自分は試合しないと考えることもなく、まぁ良いかって(笑)。

海外には10代で強い選手がたくさんいて、強い選手は放っておいても出てきますからね。柔道でも阿部一二三選手や阿部詩選手は10代の頃から大人をブン投げていて、キックボクシングでも那須川天心選手とか。大嶋君も、そういうレベルの選手の1人だと考えています」

――その大嶋選手との試合は、どうなると思いますか。

「対戦することになって、すごく僕のことを研究していると思いますよ。すごく格闘技が大好きな選手で、いろんなもの見ていて知識も豊富ですし。しかも、ちゃんと考えて練習も試合もしている印象が強いです。まだ16歳でも、芯を持って行動できる子なんだなと感じますね。だからこそ、手強い相手ですよ。もう帯色とか実績とか、関係ないです。そもそも帯色も、今の年齢で黒帯が巻けないだけだと思うので」

――大嶋選手は年齢制限がなければ(IBJJFの規定で黒帯は19歳以上)、もう黒帯を巻いていてもおかしくない選手であるということですね。

「はい。海外だとIBJJFでは黒帯を巻けない選手が、他の団体で黒帯に出て優勝したりすることも多いですからね。年齢や帯色で考えていたら、こちらが危険な時代ですよ(苦笑)。試合がどうなるか、実際に組んでから考えることになると思います。ただ極力、下にはなりたくないですね。ちゃんとテイクダウンもスイープも狙っていきます」

――では最後に、試合に向けた意気込みをお願いします。

「大嶋君は若いけど強い選手です。圧勝できるとは思っていません。決して油断することなく、泥臭い試合でも僕は勝ちに行きます。会場はもちろん、無料放送もあるようなので、ぜひ視てください!」

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021対戦カード

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマ―(フィリピン)

<Progressフォークスタイルグラップリング78.5キロ契約/5分✖2R>
世羅智茂(日本)
大嶋聡承(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
前田吉朗(日本)
江木伸也(日本)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
ハシャーン・フヒト(日本)
花澤大介(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<バンタム級/5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(ブラジル)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎

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【Gladiator021】オーシマイキー聡承と対戦、世羅智茂─01─「MMAグローブを着けて分かったこと」

【写真】ケージとMMAグローブから、MMAとグラップリングがさらに理解できる──勉強になるインタビューです(C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(日)、大阪府豊中市の176BOXで行われるGladiator021で、世羅智茂がプログレスのフォークスタイルグラップリングに初挑戦。弱冠16歳の注目グラップラー、オーシマイキーこと大島聡承と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

ここ数年は柔術よりもグラップリングにシフトチェンジしている世羅が、プログラップリングマッチに出場する機会も増えてきた。そんななか、ADCCオセアニア&アジア予選で感じた世界のグラップリングと、今回MMAグローブを着けてケージで戦うプログレスのルールについて語ってもらった。MMAファイターがグラップリングで強くなるために生まれたプログレスについて、柔術家やグラップラーと考えるシリーズ――としたい。


――まだ正式発表はされていませんが、今大会の直前に世羅選手がプログレスのフォークスタイルグラップリングに出場すると聞いて取材をお願いしました(※取材はは3月18日に行われた)。

「長谷川賢代表からお話を頂いて、すぐに『良いですよ』と返答しました。ただ、フォークスタイルグラップリングはMMAグローブ着用だったことを忘れていて……。練習用にネットでMMAグローブを購入しました(笑)」

――おっ、それは興味深いです。そんなフォークスタイルグラップリングのお話の前に、まず昨年のADCCオセアニア&アジア予選について訊かせてください。

「もちろん優勝を狙っていたのですが、予想していたよりもレベルが高かった。それが素直な印象ですね。そういう世界を体感できたことは良かった一方で、自分はADCCルールに対応する準備が足りませんでした。特に立ちレスの練習が足りていなかったです。自分の中ではしっかり練習していたつもりですが、実際にやってみると足りないと感じました」

――それだけ現代グラップリングでは立ちレスの重要性が増しているわけですね。

「みんな当たり前のように立ちレスをやっていますよね。軽量級と重量級では、違ってくるとは思うんです。僕が出場した66キロ級で優勝したジェレミー・スキナーは、足関節や下からのサブミッション一辺倒で勝ち上がっていました。そのジェレミーも世界大会では2回戦負けで。いずれにしても立ちレスは必須だなと考えています」

――以前と比べて、どれだけ立ちレスの割合が高まっているのでしょうか。

「昔だと立ちレスの割合って半々ぐらいのイメージでした。ざっくりとした言い方になってしまいますけど、今は7~8割でしょうか。その立ちレスの展開次第で試合内容も変わりますよね。ノーギでは下からの攻めが難しくなります。ギを掴んで引っ張ることができないし、汗で滑るようにもなってくるので。重量級と比べて、まだ軽量級は下から動きやすいとは思います。

体重が軽い分、上からのプレッシャーも弱くなりますから。それでも下からの攻めを熟知していれば、上にいても対処できるじゃないですか。そうなると軽量級でも立ちレスが強いと有利になりますよね。世界大会の66キロ級で優勝したジオゴ・ヘイスも、立ちレスはメチャクチャ巧かったです。なぜあれだけ強いんだっていうぐらいで」

――それだけ立ちレスの重要性が増しているなか、プログレスのフォークスタイルグラップリングについては、どのように考えていますか。

「点差が開きにくいルールですよね。テイクダウン、リバーサル、バック、それと立ち上がったらポイントが入る。柔術と違ってパスとマウントにポイントが入らないので、ポイント差はつきにくいんじゃないかと思います。その分、他のグラップリングとは戦い方も違いますよね。やっぱりMMAに寄ったグラップリングルールなので。しかもケージで行われますし、グローブを着けることでも大きく変わってきます。

実際にMMAグローブを着けて練習してみると、想像以上に違いを感じました。ケージというか壁を使った練習よりも、MMAグローブのほうが慣れないです。僕も8~9年ぐらい前、アマチュアパンクラスに出たことがあって。それでも、改めて着けてみると『こんなに違ったっけ?』と思ってしまうぐらい感覚が違います」

――8~9年ぶりですか! それは違うでしょうね……。

「たとえばMMAグローブって、握りこもうとするとアンコの部分に引っ張られて、ブレーキがかかっちゃうんです。そうなるとクラッチも変わってきます。あと、いつもならワキを差せるところでも、アンコの部分が引っかかって腕を差し入れることができなかったり。あるいはRNCが難しくなったりとか……。柔術やグラップリングでやっている、細かい組み手が難しくなってきてしまいますね」

ただ、MMAグローブを着けて分かったことはあります。細かい手の動きが難しくなるので、必然的にMMAはシンプルな動きのほうが多くなってくるんでしょうね。MMA選手の方って、グラップリングの練習でもレスリングのような細かい組み手はやらないと思うんです。試合で必要ないのであれば、練習でも必要ない。そう考えるのは、仕方ない」

――なるほど。もう一つの要素として、ケージの存在があります。同じカルペディエムの石黒翔也選手は、「ケージがあるからこそマットの試合よりも相手が距離を詰めてきてくれる」と仰っていました。世羅選手にとって、ケージに対してはどのように考えていますか。

「あぁ、なるほど。石黒君が言っていることも分かります。ケージがあったほうが相手をコントロールしやすいですね。テイクダウンするのも、トップコントロールするのも。ただ、そこからサブミッションを極めるのは、マットよりも難しくなります。どうしてもケージがあって、回りにくくなってしまうので。マウントやバックを奪ってからの動きも違ってきますしね。そこは何を目的にするのか、そのためにどう動くのかによって変わります」

――では、そこまで異なるケージ・グラップリングに対して、現在は対策などを行っているのでしょうか。

「プログレスのオファーを頂く前からロータス世田谷に行っていて、MMAファイターの方々と練習しています。すると自然に壁を使った攻防になりますよね。柔術やグラップリングに役立つかどうかは分からないけど、とりあえず面白いから壁レスもやっています」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021対戦カード

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマ―(フィリピン)

<Progressフォークスタイルグラップリング78.5キロ契約/5分✖2R>
世羅智茂(日本)
大嶋聡承(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
前田吉朗(日本)
江木伸也(日本)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
ハシャーン・フヒト(日本)
花澤大介(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<バンタム級/5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(ブラジル)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎

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