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GTF04 JJ Globo Report ZST ブログ 世羅智茂 山中健也

【GTF04】世羅との激闘、10分間+OTも見ごたえタップリ──山中健也が75キロトーナメントを制す

【写真】優勝を確定させた後も、腕十字を極めることに拘りを見せた (C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<75キロT決勝/10分1R>
山中健也(日本)
Def.OT
世羅智茂(日本)

立ちレスからジャンピングガード&ギロチンで引き込んだ山中、頭と同時に足を抜いた世羅が立ち上がる。キムラに一瞬にして入って世羅は、これを抜いて組んできた山中にギロチンを逆に仕掛ける。腰を上げて頭を抜いた山中に対し、クローズドを続けた世羅がキムラクラッチを取っていく。外した山中は、続いて取られて頭を抜いてから立ち上がる。

山中のダブルを再びギロチンに捕えた世羅は後方回転で上を取り、腕十字へ移行する。クラッチが外れ右腕が伸びた山中は、手首を捻りつつ腕を抜きに掛かる。下にならないよう上を選択した世羅だが、山中は上を取り返しクローズドを割ってパスを狙う。足関狙いにも動き続けて、足捌きつつパスを決めた山中がサイドで抑えるとニーインへ。

枕でプレッシャーを掛け、世羅を削る山中がダースを掛けるが、バックに回って抜いた世羅が腕十字へ。山中が腕を抜き、試合はスタンドで再開。ジャンピンガードの世羅はキムラを取れず、下になって息を整える。腰を引いて立ち上がった山中に続き、世羅もスタンドに戻る。山中はジャンピンガードから、オモプラッタへ。世羅が腕を抜いて、残り試合は1分に。

今度は世羅がパスを狙い、山中はその世羅を浮かせて足を取りに。世羅も足を取ると、山中は起き上ってパス狙いから肩固めへ。クローズドに戻した世羅、2人とも最後まで動き続けタイムアップに。

OTは先攻の世羅がシートベルトを選択し、四の字フックに取る。首を守りつつ、足を解除したい山中は、足が開くと腰をずらして起き上る。落とされそうになった世羅が、腕十字狙い転じる。ここで山中は腕を抜き、1分28秒でエスケープに成功した。

後攻の山中もバックを選び、四の字フックへ。胸を合わせに行った世羅の背中に乗り続ける山中は、立ち上がられてもフックを解かず前転からバックグラブをキープする。1分28秒間、世羅を逃さなかった山中は勝利を確定させると、腕十字に移行し残り時間1秒でタップを奪った。

「大貴とかイゴールみたいに一本取りたいのですが、これが僕の実力です。これまでいろいろな人にお世話になって習ってきたことを使って戦おうと思っていました。OTはRNCを狙いつつキープしようと思いました。勝ちが決まっていたので、モッティと青木さんがドローだったので僕は一本取ろうと思いました。色んな人のおかげで、優勝できました。本当にありがとうございます」と山中は話した。


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GTF04 JJ Globo Report ZST ブログ 世羅智茂 山中健也

【GTF04】75キロT準決勝 世羅はオーバータイムで高本を下し、山中は充実のバックチョーク

【写真】高本は受けの強さを発揮したが、OTでは世羅の極めが上回った (C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<75キロT準決勝/7分1R>
世羅智茂(日本)
Def.OT
高本裕和(日本)

ガードを取った高本に対し、世羅はヒザ十字からヒールへ移行する。落ち着いてヒザを抜いた高本に対し、世羅はニーシールドでスイープを狙いつつ足を取ろうとする 。高本は上で固め、清水ほどではないが関節技を防ぐための寝技を続ける。

ハーフからキムラ狙いの世羅だが、ここも高本が防いで立ち上がる。世羅は座り、やや待ちの姿勢で高本を攻めさせようとしているか。残り2分30秒、クローズドを取った世羅に対し、高本はガードの中に収まる。ガードが開くと、腰を上げた高本に対し世羅はハーフニーシールドに。デラヒーバから足を取らせない高本に対し、巴スイープで浮かせてクローズドを世羅が選択する。残り30秒、両者が動かず──高本は一発の腕狙いが不発となり、狙い通り延長戦を迎えた。

先攻の世羅は腕十字を選択。体を跨いだ高本だが、6秒でタップを強いられる。高本もスパイダーウェブ、跨いで立ち上がった世羅は20秒以上我慢し安堵のタップをした。

<75キロT準決勝/7分1R>
山中健也(日本)
Def.4分09秒by RNC
小川智也(日本)

小川が下を選択し、山中も慎重に動いて腰に右手を回す。フレームで肩を押す小川は、間合を取り直すように立ち上がる。ジャンピングガードでクローズドを取った小川に対し、立ち上がった山中はガードが割れて足首を捌く。小川は三角絞めから足関節を狙うが、バックを伺う山中はトラックポジションからワンフックでRNCを極めた。足関節でなく、絞めで勝つあたりが山中の充実ぶりを伺わせた。


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GTF04 JJ Globo Report ZST ブログ 世羅智茂 小川智也 山中健也 高本裕和

【GTF04】75キロ級Tの初戦は全試合がOTに。世羅、高本、小川、山中が準決勝へ

【写真】本戦で軽量の寒河江を削った世羅がOTで準決勝進出を決めた (C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<75キロT1回戦/7分1R>
世羅智茂(日本)
Def.OT
寒河江寿泰(日本)

座った寒河江が出てくる世羅に対し、足を取りに行く。場外ブレイク後、上からプレッシャーを掛ける世羅は、足首を掴んでパス狙い。足に絡まれても、的確に対処し逆にトーホールドを狙う。足を抜いた寒河江は、足を一本抜いてきた世羅の肩を押して許さない。足をクロスせず、内回りで足を狙うが届かない寒河江。

世羅はパスを狙い続け、足関には瞬時にして反応する。残り3分、一気にパスを決めた世羅に対し、寒河江が腕を取ってバックを伺う。世羅が許さず、前方に落とすと場外ブレイクに。マット中央でリスタートした時点で、寒河江がかなり消耗しており世羅がパスしてサイド、マウントへ移行する。ブリッジで寒河江が暴れ、残り1分半で再開。俄然、トップからの圧力を強めた世羅はスタンドに戻ってアームドラッグも、ひいた寒河江がシッティングを取る。

残り40秒、両者OTを考えつつの試合はタイムアップとなった。延長戦、肩で息をしている寒河江に対し、先攻の世羅はスパイダーウェブを選択肢、下になった世羅は14秒で腕を抜かれてしまった。

寒河江はシートベルトえ、14秒のキープを狙うも腰をずらした世羅が12秒で逃げて思わず苦笑いの延長勝利となった。

<75キロT1回戦/7分1R>
高本裕和(日本)
Def.OT
鹿志村仁之介(日本)

金曜日のパンクラスにファイターとして出場した鹿志村と、レフェリーを務めていた高本の対戦。引き込んだ高本の潜りに対し、ギロチンをセットをしながら腕を固定して抑える鹿志村。ブレイクが掛ると、鹿志村のカニバサミを潰した高本が上を取る。立ち上がった高本に対し、鹿志村が足関節を狙う。抜いてトップで固める高本は、足首を掴んで払っていく。

試合はスタンドに戻ると、鹿志村が小内を仕掛ける。立ちレスが続き、高本は内股をかわす。続いて鹿志村の今成ロールも、高本は足を取らせずトップで抑える。腕十字狙いも、腰をあげて防いだ高本に対し、鹿志村はスタンドに戻る。高本は引き込んでハーフを取ると、鹿志村はこれを嫌い反転して足を引き抜く。飛びつき十字とアグレッシブな鹿志村を跳ね返し、また吸収するような試合運びを見せた高本はしてやったりの延長戦へ。

鹿志村はスパイダーウェブ、高本は体を跨いで6秒でエスケープに成功。高本もスパイダーウェブで、6秒以上経過して勝利確定後の32秒でタップを奪った。

<75キロT1回戦/7分1R>
小川智也(日本)
Def.OT
竹内稔(日本)

ジャンピンガードで下になった小川がクローズドを取る。ハーフになると、再びクローズドに戻した小川だが、オープンから竹内に合わせて立ち上がる。カニバサミをすかした竹内はパスを狙い、小川が戻す。後方に倒れつつヒールを狙った竹内、足を抜いた立ち上がった小川はここもジャンピンガードへ。

小川のギロチン対して、背中をつけて抜けた竹内がパスを狙う。抜かせない小川は、ハーフニーシールドで固め、竹内の動きを封じる。クローズド&ギロチン狙いの小川は、竹内の足関を抜け、最後の30秒でキムラクラッチから腕十字というOTのような形で時間となった。

先攻の竹内はシートベルトから絞めへ、15秒でタップを奪ったか……エスケープと言う声も聞かれたが、四の字フックのままでエスケープはないはずだ。後攻の小川は腕十字狙いも、37秒で竹内がエスケープしたが、小川が準決勝進出を決めた。

<75キロT1回戦/7分1R>
山中健也(日本)
Def.OT
渡部拳士郎(日本)

座った山中が足を絡ませストレートフットロックへ。カイオ・テハ流から両足で挟んでいくと、渡部は手を掴み防御する。ヒールに切り替えようというタイミングでロールして足を抜いた渡部。シッティングの山中の頭とアゴが当たり一旦ブレイクが入る。再開後、パスを狙いつつ足を守る渡部に対し、アームドラッグから懐に入った山中は、リバースデラヒーバから回転して足を取りに行く。

徹底して防御している渡部の右足を内ヒールに捕えた山中。渡部は壊れてもおかしくないが、タップをしない。攻め続けた山中は取れないままOTへ。スパイダーウェブを選択した渡部は、クラッチを解くが山中が23秒でヒジを抜く。後攻の山中はバックを選び、立ち上がった渡部をRNCで仕留めた。


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GTF04 Interview JJ Globo ZST ブログ 世羅智茂 勝村周一朗 小川智也 山中健也 竹内稔 高本裕和

【GTF04】GTF04の見所を勝村周一朗に訊く─03─「75キロ級の本命は世羅君……ではなくなるかも」

【写真】予選1位の小川と2位の鹿志村。勝村は小川を世羅の対抗に挙げた(C)MMAPLANET

明日26日(日)に東京都大田区のゴールドジムサウス東京アネックスで開催されるZSTグラップリング=GTF04。

無観客&有料配信される今大会、各階級の見所を聞く勝村周一朗インタビュー第3回。

<勝村周一朗インタビューPart.02はコチラから>

以下の顔合わせが決まっている75キロトーナメント、本命・世羅がそうでなくなるGTFならでは理由とは何か。

<75キロT1回戦/7分1R>
世羅智茂
寒河江寿泰

<75キロT1回戦/7分1R>
鹿志村仁之介
高本裕和

<75キロT1回戦/7分1R>
竹内稔
小川智也

<75キロT1回戦/7分1R>
渡部拳士郎
山中健也


──では続いて75キロ級の見所をお願いします。この階級はMMAと柔術の4✖4とはなっていないですね。

「もうMMAはライト級とかウェルター級の選手はあまり出てこなかったです。出花君(キャプテン☆アフリカ)とか出て欲しかったですけど、タイミングが合わなかったですね。

あと倉本(一真)選手も乗り気でいてくれたのですが、彼は階級が合わなくて……」

──勝村さんが本命視しているのは誰になりますか。

「世羅君かなぁ、安定しているので。他の選手が勝ち急ぐ、極め急ぐところを彼は持って生まれた性格なのか、そういう格闘マインドなのか、ごくごく冷静に対処できるので」

──では、世羅選手の対抗馬は?

「小川智也だと思います。練習はチラッとしか見たことないし、試合はこの間の予選しか見たことなかったのですが、鮮烈でしたね。今は山ちゃん(山崎剛)のところ、Me We所属ですけど前は違うところで柔術をやっていたそうです。

でも、試合にでない柔術家だから戦績がなくて。それが練習では相当強いと聞いています。それをいえば山中選手だって、対抗も対抗ですね。この2人が活躍すると面白いですけど、僕がこういえば竹内選手や渡部拳士郎が何クソって思ってくれるとまた楽しくなりますしね」

──ストップ・ザ・世羅に向けて別の山の潰し合いが楽しみになってくると。組み合わせ上、Carpe Diemの世羅選手と分け内選手、IGLOOの鹿志村選手と山中選手は山を分けたということでしょうか。

「そうですね。決勝に上がってくると同門対決はしてもらいます。でも、そこは分けるようにしました」

──カルペ✖イグルーに、小川選手がどう割り込むのか。

「それと僕は高本選手にも注目したい点があります」

──まさかレフェリーもするということではないですよね。

「やめてくださいよ(苦笑)。OT狙い、高本選手はスパイダーウェブで取ることができるでしょうし。それに取られない。OTは一発勝負ですから。OTで強いのは高本選手と小川智也。柔術家でもスパイダーウェブを選択する2人という感じで。

OTは色々と想われるところはあるはずです。でも、こういうルールでやっているのだから、OT狙いの選手がいてもらっても全く構わない。7分間攻められっぱなしでも、OTで勝つことを狙えば」

──そこで10分でなく、7分というのも鍵になりそうです。

「7分は守れます。コーションはあっても、関係ないですから。OTを思い切り重視すると、本命は世羅選手ではなくなるかもしれないですね。決勝で高本✖小川、ここも7分決着がつかなくてOTも起こりえます」

──7分+OTが3試合、いやぉ……それはきつい。予選の時の三谷敏生選手とか、ヘロヘロでしたし。

「確かに(笑)。アイツ、ジャンケンしながら休んでいましたからね。最悪ですよね(笑)……でも、それが面白い。OTを絡めて考えると、75キロ級は誰が本命とかなくなってしまいましたね」

<この項、続く>

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GTF04 JJ Globo News ZST イゴール・タナベ ハイサム・リダ ブログ レダ・メブトゥシュ 三谷敏生 世羅智茂 伊藤盛一郎 山中健也 後藤貴史 清水清隆 潤鎮魂歌 濱岸正幸 高本裕和

【ZST GTF04】ZSTグラップリングに世羅智茂、イゴール・タナベ、伊藤盛一郎&ハイサム・リダが出場

【写真】75キロ級に世羅、90キロ級にイゴール。注目のノーギおできるグラップラーが出場する(C)SATOSHI NARITA & MMAPLANET

19日(金)、ZSTより7月26日(日)に東京都大田区のゴールドジムサウス東京アネックスで開催されるZSTグラップリング=GTF04のトーナメント各階級出場選手及びスーパーファイト、さらに2階級の予選会が同5日(日)に行われることが発表されている。

同大会は無観客で開かれ、動画配信が予選会とともにされること、クラウドファンディングが実施されることも明らかにされている(※詳細は後日発表)。

60キロ、75キロ、90キロの3階級、8人のワンデートーナメントは、60キロ&75キロの出場確定選手は6名で、残り2つの枠を掛けた予選会があり──その出場選手もリリースでアナウンスされた。スーパーファイトでは無差別級でハイサム・リダ✖アンディ・コング、78キロ級で大浦マイケ✖松本大輔、70キロで小野隆史✖藤代晃精、65キロ以下で伊藤盛一郎✖橋本圭右の4試合が組まれている。

GTFらしいのがスーパーファイトに伊藤盛一郎が出場するように柔術家だけでなく、MMAファイターも参加も少なくない点だ。


60キロ以下級には5月31日のプロ修斗に出場したばかりの清水清隆がエントリー。潤鎮魂歌や高橋サブミッション雄己という名前も見られる出場確定選手に対し、予選会にも渋谷カズキ、三谷敏生というMMAファイターが参加する。

75キロ級には世羅智茂が参戦。4月のRoad to ONE02で青木真也と、5月は修斗の大会で岩本健汰と戦いドロー。今や日本のグラップリングを引っ張る存在として、同門の竹内稔、岩本のチームメイトの山中健也らが優勝争いのライバルとなるか。

90キロ級には昨年のムンジアルは3位ながら、2018年の紫帯時代にムンジアルとノーギワールドのどちらも制しているイゴール・タナベに断トツの注目が集まる。QUINTET FNではハイサムと対戦して3度の警告で両者失格となったイゴール、IBJJF競技柔術家のサブオンリー・ノーギがどのように変化しているのか楽しみでならない。

各階級の出場選手は以下の通りだ。

【60キロ級】
高橋サブミッション雄己(和術彗舟會新宿HEARTS)
米倉大貴(IGLOO)
後藤貴史(ALMA FIGHT GYM HOMIES)
潤鎮魂歌 (総合格闘技ハーヴェスト)
井手智朗(エクストリーム柔術)
清水清隆(TRIBE.TOKYO.MMA)

【75キロ級】
渡部拳士郎(スーパータイガージム)
世羅智茂(Carpe Diem)
寒河江寿泰(トイカツ道場/今成柔術)
竹内稔(Carpe Diem)
山中健也(IGLOO)
高本裕和(高本道場)

【90キロ級】
イゴール・タナベ(IGLOO)
濱岸正幸(U-FILE CAMP登戸)
高橋快人(エクストリーム柔術)
柳井夢翔(リバーサルジム新宿me,we)
グラント・ボグダノフ(KUSSANO TEAM)
内藤由良(リバーサルジム横浜グランドスラム)
レダ・メブトゥシュ(Carpe Diem)
谷口実(RBアカデミー)

【60キロ級予選】
渋谷カズキ(高本道場)
長野将大(所プラス)
N.O.V(Team GBF/EnjoyGym)
二之宮徳昭(クロスワンジム湘南)
堤宏太(福住柔術)
三谷敏生(総合格闘技コブラ会)

【75キロ予選】
ベン・ブッカン(総合格闘技津田沼道場)
坂野開(SORA BJJ)
鹿志村仁之介(IGLOO)
小川智也(リバーサルジム新宿me,we)

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Interview J-CAGE JJ Globo Shooto2020#03 ブログ 世羅智茂 岩本健汰

【Shooto2020#03】世羅とドロー、岩本健汰「日本人相手でグラップリングを体現するには……」

【写真】試合後、青木の名前を出した時以外に岩本は笑顔を浮かべることはなかった (C) MMAPLANET

5月 31日(日)に会場非公開のABEMAテレビマッチとして開催されたプロ修斗公式戦内で、岩本健汰が世羅智茂とグラップリングマッチを戦い時間切れドローという結果に終わった。

4月17日のRoad to ONE02では宮田和幸✖田中路教、青木真也✖世羅というグラップリングマッチが組まれ、今回は修斗のなかで岩本は世羅と戦う機会を得た。

MMAファイターが打撃なしに挑む、柔術家が道着を脱いで戦うということではなく、ノーギのグラップリングの確立を目標とする岩本にとって、この日の試合で一本を取ることはデフォルトだった。

が、そこは世羅も試合巧者だ。ポイントがないルールの解き方は行く通りもある。その結果、グラップリング確立ために負けられない人間が戦うグラップリングが、あの10分間で見られた。落胆といっても過言でない試合後の岩本に話を訊いた。


──世羅戦、ドローに終わりました。今の気持ちを教えてください。

「率直に言うと……悔しいですね。それが最初にあります。やっぱり極め切りたかったので」

──序盤が立ちレスになり、寝技まで時間が掛かったのは誤算でしたか。

「ちょっと意外でしたね。ガードを取ってきたら、ああいうパスへの流れは早い段階で仕掛けることができたと思います。世羅さんが僕のテイクダウンにギロチンを合わせようとしているのは分かりました。倒されない、上を取ることを目的としたスタンドではなくて、ギロチンを一発合わせるためのスタンドで。だから首だけは気を付けて組んでいました」

──最初のギロチンのタイトさは?

「大丈夫でした。でも、警戒が必要になりました。結果、寝技にいくまでの時間が掛かってしまいましたね」

──パス、マウントというポジション奪取からの極め狙いは、ホジャー・グレイシーのような柔術として正攻法でした。

「逆に最後らへんの足関節への仕掛けは、一本を取らないといけないという焦りの表れでした。プレッシャーを掛けて相手を疲れさせて極めるのが狙いだったのに、ああいう風に一発狙いになるともうダメですね。あれはしっかりと技術を持っている人には掛からないです」

──中盤のパスはともかく、そこからポジションに関しては世羅選手も極めさえ防げば良いというノーポイント&サブオンリー・グラップリングのマインドが働いていたかと思います。

「途中からそうなったと思います。世羅さんがそうなったことで、僕は『取らないといけない』っていう思考になってしまって。せっかくのチャンスだから、取らないといけない義務という感じでしたね」

──世羅選手は一発狙いのファイトで、巧妙に戦っていました。

「特に危ない場面はなかったのですが……そうですよね。トーホールドとかも全然極まっていなかったのですが、世羅さんが攻めている印象を残せますしね。

ただしケージで戦ったのは初めてだったし、本当に貴重な経験をさせてもらえました。ケージを使ってしっかりと立ちの攻防ができるというのもなかったことです」

──記者席回りでは、やはりMMA関係者から『組み技はしんどい』という声が出ていました。対世間で考えると、そういう内容だったのかもしれないです。

「……。動いていないと思われるかもしれないですけど、一本を取ることを考えると、もっと時間を掛けるべきでした。あそこで止めておくべきだったと思っています。止めて機会を創るべきだったのに、一本を取らないといけないという気持ちが先走り、先に、先にという試合をしてしまいました」

──サブオンリーでも一本を取るというプロセスは、幾重もあるということですね。

「そこも凄く良い経験になりました。サブオンリーでドロー有りの試合をやったことがなくて、いつも極めは意識していたのですが、いざとなるとコレが現実ですね。

ホント青木さんもそうですけど、グラップリングという競技を確立するということで試合を組んでもらえて……ちょっと孤独な戦いをしていましたが、修斗とABEMAに力を貸してもらえて……、支えてもらえて有難かったです」

──この機会を得たことで、次につなげるためには誰か戦いたい相手はいますか。

「次ですか……グラップリングの可能性を見せるには、山田崇太郎さんとかですかね」

──かなり体重が違いますね。

「1度、全日本ノーギで戦ったことがあって、崇太郎さんが足関節の反則があって僕が勝ったんです。IBJJFルールだったので……でも体格差があり過ぎるかなぁ(苦笑)。日本人相手でグラップリングを体現するには……崇太郎さんは体重が全然違うし、岩崎(正寛)とやるともっと固まって……今日よりひどい試合になると思いますし……。

今、強いのは……青木さん。青木さんとやったら面白いですけどね(笑)」

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Other MMA Result SASUKE Shooto2020#03 ブログ 世羅智茂 倉本一真 岡田遼 岩本健汰 杉本恵 清水清隆 石井逸人 西川大和 黒部三奈

【Shooto2020#03 】試合結果 暫定世界バンタム級チャンピオン岡田遼──ケージの中央で愛を叫ぶ

【写真】これぞ5RのMMAという戦いをし、2RKO勝ちで環太平洋に続き、暫定ながら世界バンタム級のベルトを巻いた岡田遼──チョット悪い目つき(C)MMAPLANET

5月31日(日)、Shooto2020#03が会場非公開で開催された。

メインで5教科7科目をマスターしたMMAファイター=岡田遼が、一芸に秀でいた倉本一真からKO勝ちし世界暫定バンタム級王座を獲得し、修斗への愛をケージ内で叫んだ。

注目のAOKI PRJECT=グラップリングマッチ=岩本健汰✖世羅智茂は時間切れのドローに。修斗女子スーパーアトム級王座決定T準決勝は黒部三奈と杉本恵が勝ち上がり、決勝で対戦することなった。

Shooto2020#03
<修斗暫定世界バンタム級王座決定戦/5分5R>
○岡田遼(日本)2R3分02秒
KO
詳細はコチラ
×倉本一真(日本)
<ライト級/5分3R>
○SASUKE(日本)3R
判定
詳細はコチラ
×西浦ウィッキー聡生(日本)
<グラップリング72キロ契約/10分1R>
△世羅智茂(日本)Draw
詳細はコチラ
△岩本健汰(日本)
<バンタム級/5分3R>
○清水清隆(日本)2R4分34秒
KO
詳細はコチラ
×小堀貴広(日本)
<修斗女子スーパーアトム級王座決定T準決勝/5分3R>
○黒部三奈(日本)3R1分54秒
TKO
詳細はコチラ
×大島沙緒里(日本)
<修斗女子スーパーアトム級王座決定T準決勝>
○杉本恵(日本2R3分32秒
RNC
詳細はコチラ
×中村未来(日本)
<フェザー級/5分3R>
○石井逸人(日本)3R
判定
詳細はコチラ
×齋藤翼(日本)
<ライト級/5分2R>
○西川大和(日本)2R
判定
詳細はコチラ
×木下タケアキ(日本)


             

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Shooto2020#03 ブログ 世羅智茂 岩本健汰 未分類

【Shooto2020#03】結果は時間切れドローも岩本の強さを感じさせる一戦に

<グラップリング72キロ契約/10分1R>
世羅智茂(日本)
時間切れドロー
岩本健汰(日本)

スタンドの展開から金網際でテイクダウンの攻防になり、世羅がフロントチョークを狙う。外した岩本が世羅を金網に押し込み、やや世羅が引き込むような形で岩本がグラウンドで上になる。ここで世羅の頭部から出血が見られ、ドクターチェックが入る。再開後、世羅がガードから岩本の足を抱えて岩本の身体を浮かせる。岩本はポジションを戻して、左右の動いてパスガードに成功する。完全にサイドポジションを奪った岩本は上四方へ移動し、世羅も足を絡ませて正対する。

岩本は自分の膝を世羅のガードに間に入れて、上半身を固めてパスガードを狙う。世羅もしつこく足を入れるが、岩本が再びパスガードに成功し、マウントポジションも奪う。岩本はそこから腕十字を仕掛け、それが外れる足関節へ。これは極まらず、再び岩本がトップポジションに収まる。バックをめぐる攻防から世羅が膝十字とアンクルを狙い、世羅も終了間際にヒールホールドを仕掛ける。

時間切れドローとなったものの、岩本の強さを感じさせる内容に終わった。

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Interview J-CAGE JJ Globo Shooto2020#03 ブログ 世羅智茂 岩本健汰

【Shooto2020#03】修斗でグラップリング、岩本健汰─02─「極め切る力は柔術ではそれほど大切じゃない」

【写真】実はバキバキ・ボディの岩本。やり込んでいること伝わってくる説得力のある体、だ (C) MMAPLANET

31日(日)に会場非公開のABEMAテレビマッチとして開催されるProfessional Shooto2020 Vol.3 で、世羅智茂とグラップリングマッチを戦う岩本健汰インタビュー後編。

AOKI PROJECTが発動され、青木真也のMMAが打撃に偏りがちな今、グラップリングマッチを組むことでバランスを保ちたいという意向が反映したマッチアップだ。

ただし、岩本はグラップラー。MMAのためではなく、彼はグラップリングを一つの競技として確立させたいという強い想いともに修斗のケージに足を踏み入れる。

プロ修斗のなかでグラップリング寄りの柔術家=世羅と戦う岩本。もはや自らを柔術とは認めず、グラップラーだという認識の下で格闘家として生きる岩本は、この試合でグラップリングの面白さを伝えようという気持ちに溢れていた。

<岩本健汰インタビューPart.01はコチラから>

──グラップリングもMMAも、柔術も同じように楽しんで視聴したいですが、その裏で格闘技としてえげつなさもあります。

「こないだのSUGのクレイグ・ジョーンズ✖ヴィニー・マガリャエスですよね……。あのヒザが壊れたのは、えげつなかったです(苦笑)」

──そういう怖さもグラップリングというスポーツには含まれています。

「そこも含まれてグラップリングですしね。それがグラップリングの醍醐味であるサブミッションで……次の試合でもそのサブミッションという形を見せたいです。サブミッションを取るまでの戦いを。

グラップリングらしさ、良さを見せたいと思って戦ったことは、余りなかったですけど……これまではグラップリングのっことを理解した人が、面白いと感じてくれれば良いという意識だったので。でも、今回の試合はMMAとは違う……打撃がない故の技の美しさを意識しています」

──観客がいないことで、MMAの試合でも画面は静まり返っていて、セコンドの声がしっかりと聞こえる。これは通常の観客を入れたMMAの大会で組まれるグラップリングよりも、ずっと伝わりやすいのではないかと勝手ながら期待しています。

「あぁ、その話を聞くと良いなぁと思えるようになりました(笑)。MMAのファンの人に『動けよ』とか『殴れよ』なんて野次られると、試合に影響が出てしまうかもしれないので」

──いずれは、グラップリングを引っ張る立場として、そういう野次にも岩本選手が平気になるために、今回の試合がステップとなれば良いですね。ところで岩本選手は柔術とグラップリングは別物という説を説いていますが、グラップラーの強さを示す物差しは、未だに柔術の帯です。

「そうですね……」

──岩本選手は今も紫帯ですか?

「僕は一応、茶帯です。でも、連盟とかの登録上は紫帯のままです。IGLOO柔術の山中健也さんに帯を貰ったのですが、連盟に認められた帯ではないです(苦笑)」

──JBJJFでは紫でIGLOOでは茶帯、いかにも岩本選手らしいです(笑)。そして世羅選手は柔術の黒帯です。

「柔術とグラップリングは別競技です。帯の色は意識しないです」

──柔術とグラップリング、どこが一番違うと言えますか。

「ルールにもよりますが、柔術もノーギ柔術がIBJJFにあります。そのルールだとグラップリングでも柔術寄りです。今回のようにサブオンリーになると、柔術があまりやらないところも……サブミッションを確実に取る力や、サブミッションに対する防御力とか、柔術では勝敗の対象として大きな要素になっていない部分が必要になってきます。極め切る力は柔術ではそれほど大切じゃない」

──おお、言い切ってしまいましたね!! 柔術では極める前の段階の技術が必要だと。

「ハイ。だからルールによっても、柔術黒帯でもサブオンリーでは極める力がない人や、エスケープをあまり練習していない人は全然勝てないです。だからルールによるのですが、サブオンリーだと柔術の黒帯だからといって強いとは限らないです」

──今、ムンジアルで優勝できる柔術家で極めが強くない、エスケープ能力が高くない選手など存在するのでしょうか。

「極めがなくても、エスケープの能力が弱くてもムンジアルの世界王者にはなれると思います。サブオンリーになると、できない人でも一番になれます」

──ADCCでも長い間、IBJJFの最高峰ムンジアルで優勝する人が結果を残していた印象がありますが……。

「アブダビもサブオンリーではなく、後半はポイントが入ってきます。でも下になってはいけない。クレイグ・ジョーンズやゴードン・ライアンが勝てるのは、前半はサブオンリーだし、足関節で使える技が多くて、それほどポイントもIBJJF柔術寄りではないからだと思います。ポイントを失わないのもアブダビ流というのがありますし」

──では、サブオンリーだけに今回の試合は負けられないですね。

「そこは本当にそう思っています。僕は世羅選手と違って柔術はやっていない。グラップリングだけをやっています。グラップリングはMMAと違うのと同じように、柔術とも全然違います。おこがましいけど、僕はグラップリングを一つの競技として確立させたいんです。

世羅選手は、多分そういうことは思っていない。柔術とグラップリングの両方を楽しいって感じでやっているはずです。でも僕はグラップリングしかやっていない。グラップリングに全てを賭けています。そういう想いを持っているからには、負けるわけにはいかないです」

──グラップリング専門家は、ほぼいないといっても良い状況です。

「だからこそ、MMAの人が視て、柔術の人も視る次の試合は大切になります。色々な人を巻き込んでいくためにも、グラップリングの面白さを知ってもらいたいです」

■プロ修斗対戦カード

<修斗暫定世界バンタム級王座決定戦/5分5R>
岡田遼(日本)
倉本一真(日本)

<ライト級/5分3R>
SASUKE(日本)
西浦ウィッキー聡生(日本)

<グラップリング72キロ契約/10分1R>
世羅智茂(日本)
岩本健汰(日本)

<修斗女子スーパーアトム級王座決定T準決勝/5分3R>
黒部三奈(日本)
大島沙緒里(日本)

<修斗女子スーパーアトム級王座決定T準決勝/5分3R>
杉本恵(日本)
中村未来(日本)

<バンタム級/5分3R>
清水清隆(日本)
小堀貴広(日本)

<フェザー級/5分3R>
石井逸人(日本)
齋藤翼(日本)

<ライト級/5分2R>
木下タケアキ(日本)
西川大和(日本)

カテゴリー
Interview J-CAGE JJ Globo Shooto2020#03 ブログ 世羅智茂 岩本健汰

【Shooto2020#03】修斗でグラップリング、岩本健汰─01─「青木さんと世羅さんみたいな試合にならない」

【写真】青木と岩本が練習をし始めた昨年夏の一コマ。MMA的ではなくて、グラップリング的なスクランブルの攻防や足関節の攻防が見られた (C) MMAPLANET

31日(日)に会場非公開のABEMAテレビマッチとして開催されるProfessional Shooto2020 Vol.3 で、世羅智茂✖岩本健汰のグラップリングマッチがAOKI PROJECTとして組まれた。

プロ修斗のなかでグラップリング寄りの柔術家=世羅と戦う岩本。もはや自らを柔術とは認めず、グラップラーだという認識の下で格闘家として生きる岩本は、この試合でグラップリングの面白さを伝えようという気持ちに溢れていた。

──世羅選手とのグラップリングマッチを青木選手の刺客として戦うことが決まりました。それ以前に青木選手とドローだった後のインタビューで、世羅選手から岩本選手と戦いという発言がありました。

「向うから指名してくれたので、チョット嬉しかったです。世良さんもそう思っているんだって。僕も戦いたかったので」

──では、その世羅選手の印象を教えてもらえますか。

「QUINTETとか見ていても、極めのある選手だと思いました。腕十字とギロチン。ポジションを取って攻めるというより、その場で一瞬にして極める形でのサブミッションがある選手だと思います。腕十字もクローズドガードから極めたりしていたので」

──10分間のサブオンリーを金網で戦う。ドローの場合、EBIのようなオーバータイムがないことはどう捉えていますか。

「あっても良いのですが、それで本戦はドロー狙いで、オーバータイムで勝負を掛ける選手もいるので、何とも言えないですね」

──今回、ルーチはありますか。

「いやぁ、聞いていないです。膠着しても、そのままじゃないでしょうか」

──動かないのも勝負ですが、修斗のなかであるグラップリングの試合ということで、意識することはありますか。

「打撃がないから面白くないとは、思われたくないです。MMAでもなく、柔術でもなく……グラップリングが面白いっていうことを見せたいです。今回の試合は無観客大会でABEMAの中継があるなかで組まれました。グラップリングを認知してもらうためにも、凄く大切な一戦だと感じています」

──勝つために……負けないために動きが、止まるのが格闘技で。個人的には勝利という目的に対する、手段として動きが多いのは理解できますが、目的と手段が変わると興ざめしてしまいます。そういうなかで岩本選手と世羅選手のグラップリングは、どういう攻防になるとイメージしていますか。

「青木さんと世羅さんみたいな試合にはならないと思います。やはり一本を狙って、膠着しないよう戦いたいですね」

──世羅選手は青木戦で終盤に下から仕掛けて、足関節を取りに行きました。

「う~ん、最近のグラップリング寄りの柔術家ですね。グルグル回って、足を取りに行くっていうのは。青木さんを相手に一度でも煽れたのは、凄いとまでは言わないですが……そこそこ攻め手はあったんだという印象です。

僕も世羅さんとはスタイルが少し似ていて。フックで浮かして足を狙うとか、ギロチンを取るとか。似ているからこそ、噛み合うとは思います」

──今、岩本選手は理想するグラップラーがいるのですか。

「まぁ、スタイル的には……ルールにもよりますが、このルールで世羅さんが相手なら上からプレッシャーをかけて青木さんみたいなスタイルで、かつ膠着のないようにとは考えています」

──おお、下から作るのはでないのですね。

「それはあまり考えていないです。世羅さんが上を取りに来るイメージはないです。なので上からプレッシャーをかけて、壁とか使いたいですね。せっかくケージのなかでやるので」

──足関節だけではないということですね。

「そうですね。何でもできないと。グラップラーとして──練習でもそうですが、立ちも含めて全部やっています。パスもスクランブルも、足関節も。均等にやっているので、一つに拘らないように今は意識しています」

──ではクローズドの中に収まることも考えられますね。

「そうなると、立って動きます。前の試合のようにはならないようにします」

──岩本選手は言い辛いからもしれないですが、青木✖世羅ではグラップリングの魅力は伝わらない? グラップリングの認知度を上げるには、ああいう試合になってはいけないというのはありますか。

「……やっぱり、それはあります」

──アハハハ。スミマセン、誘導尋問ですね。

「MMAを念頭に置くと、ああいう試合になってしまうと思うので、僕は僕なりにグラップリングの戦いをしたいです」

<この項、続く>

■プロ修斗対戦カード

<修斗暫定世界バンタム級王座決定戦/5分5R>
岡田遼(日本)
倉本一真(日本)

<修斗女子スーパーアトム級王座決定T準決勝/5分3R>
黒部三奈(日本)
大島沙緒里(日本)

<修斗女子スーパーアトム級王座決定T準決勝/5分3R>
杉本恵(日本)
中村未来(日本)

<ライト級/5分3R>
SASUKE(日本)
西浦ウィッキー聡生(日本)

<バンタム級/5分3R>
清水清隆(日本)
小堀貴広(日本)

<フェザー級/5分3R>
石井逸人(日本)
齋藤翼(日本)

<ライト級/5分2R>
木下タケアキ(日本)
西川大和(日本)