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UFC249:第6試合・ドナルド・セラーニ vs. アンソニー・ペティス

ウェルター級。セラーニはライト級の6位、ペティスはウェルター級の15位。

激闘王セラーニはウェルター級で3連敗し、ライト級に戻すと連勝していたが、ファーガソン・ゲイジーというメインで対戦する二人に連続KO負け。前戦はマクレガーの要望でウェルター級に上げての試合となったが、40秒でKO負けし3連敗となった。今回もまたウェルター級。

元ライト級王者ペティスもまたライト→ウェルター→ライト→ウェルターと階級を変更している(ペティスの場合はさらにフェザー級も挟んでいる)。ウェルターでは体格的に不利な中、スティーブン・トンプソンにKO勝ちしたが、ネイト・ディアスには体格で押され完敗。わずか2戦でまたライト級に戻したが、ノーランカーのカーロス・ディエゴ・フェレイラにいいところなく2Rチョークで一本負け。

ともにWEC出身。7年前に一度対戦しており、ペティスが左ミドル一発で効かせて追い打ちのパウンドでKO勝ちしている。

間合いを詰めていくセラーニ。ペティスはステップして距離を取る。ヒット&アウェイでパンチを入れていくペティス。サイドキックで飛び込んだところでセラーニが組み付く。引き剥がすペティス。ペティスの二段飛び蹴りがヒットしたが、セラーニがタックルに入りテイクダウン。サイドで押さえ込む。腕十字を狙うペティス。セラーニ立ってスクート。残り1分。立ったペティス。セラーニのパンチがヒット。セラーニ前蹴り。ワンツー。ペティスのパンチがヒットし、一瞬動きが止まったセラーニ。ホーン。

互角の1R。ややセラーニか。

2R。ペティスが手数を増やしてきた。サイドキック。バックブロー。ジャンピングスイッチキック。セラーニが出たところにパンチを合わせる。セラーニ連打で出たがそこにフックがヒット。セラーニタックル。テイクダウン。ケージを使って立つペティス。なおもテイクダウンを狙うセラーニだが、逃げられ離れ際にハイを入れる。ホーン。

2Rも微妙。

3R。ペティスのパンチがヒットし、目を押さえて下がるセラーニ。ケージに詰めてラッシュするペティス。セラーニは打ち返してなんとかしのぐ。前回KOしたセラーニのミドルがクリーンヒットしたが引かないセラーニ。前に詰めてラッシュ。しかしタイムアップ。

三者29-28でペティス勝利。

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UFC249:第5試合・アレクセイ・オレイニク vs. ファブリシオ・ヴェウドゥム

ヘビー級。オレイニク12位。ヴェウドゥムはランク外。

72戦のキャリアを誇るオレイニク。一本勝ちが多く、マウントを取られた状態からのエゼキエルチョークを2度決めている。さらに、MMAキャリアトータルで14回エゼキエルチョークで勝っており、確認できる記録では世界最多と思われる。アリスターとウォルト・ハリスに1RKO負けで連敗していたが、前回はノーランカーのモーリス・グリーンに、1Rに袈裟固めで絞め上げたものの、力を使いすぎて失速。大ピンチとなったが腕十字で46回目の一本勝ちを飾った。

UFC&柔術ADCC世界王者ヴェウドゥムはオレイニクと同い年の42歳。ケイン・ベラスケスから一本勝ちしタイトルを獲得したのが5年前。初防衛戦では地元ブラジルでミオシッチにKO負け。その後3勝2敗ながら上位ランクをキープしていたが、USADAの検査で禁止薬物が検出され、40歳にして2年の出場停止処分を受けている。今回が処分明けの初戦。

2年のブランク・42歳という年齢で、腹がかなりバッドシェイプなヴェウドゥム。オレイニクのパンチを貰った。腕でブロックするヴェウドゥムだがオレイニクさらにパンチを打ち込み組み付く。首相撲にとらえて引き剥がしたヴェウドゥムだが、オレイニクまたパンチの連打。スピードがないパンチだがヒットしている。右フック、アッパーがブロックの隙間を縫ってヒット。首相撲でしのごうとするヴェウドゥムだが引き剥がされる。ヴェウドゥム膝。ケージ際でパンチを打ち込むオレイニク。首相撲を狙ってなんとか凌いでいるヴェウドゥム。スタンドでバックに回ったオレイニク。グラウンドに引き込もうとするがホーン。

1Rオレイニク。

2R。パンチから組んでいったオレイニクに首を抱えてギロチンを狙うヴェウドゥム。離れた。パンチで攻めるオレイニク。ヴェウドゥムは首相撲から膝。ロー。オレイニクも疲れた。パンチで攻めるがヴェウドゥムの膝をもらう。ヴェウドゥムタックル。スローだったがテイクダウン成功。ハーフ。亀になったオレイニクからバックマウント。チョークを狙うが股下から抜けられて立たれる。オレイニクまたパンチのラッシュ。ディフェンスしているが後退するヴェウドゥム。オレイニクの右がヒット。ホーン。

2Rオレイニク。

3R。ヴェウドゥムまたスローなタックル。テイクダウン。オレイニク亀になりバックマウント。バックから腕十字を狙ったヴェウドゥムだが、オレイニク正対し上を取る。インサイドからパウンド。ヴェウドゥムはキムラ狙い。そのままスイープしてマウントに。また亀になったオレイニクにスパイダーウェブの体勢から腕十字狙い。なんとか逃れたオレイニクからマウント。しかしまた股下から抜けられる。スタンド。残り1分。またパンチを入れていくオレイニク。ヴェウドゥムシングルレッグでテイクダウンしたが時間がない。亀でこらえるオレイニク。ヴェウドゥムギロチンに入るがタイムアップ。

29-28ヴェウドゥム、29-28オレイニク、29-28オレイニク。スプリットでオレイニク勝利。

割れたのは2Rか。ランキング6位 vs. 元王者とは思えないくらいグダグダの試合内容。

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UFC249:ホナウド・ジャカレイが新型コロナウイルス陽性により試合消滅も、UFC249は予定通り開催。

jp.ufc.com

ユライア・ホール対ジャカレ・ソウザのミドル級マッチは、ソウザに対して実施した複数回にわたる新型コロナウイルス(COVID-19)検査のうち1回の検査結果で陽性反応が出たため、UFC 249プレリムカードから除外する。

ジャカレイは水曜日の時点で家族の新型コロナウイルス感染が判明していることがUFCに報告されていた。併せてジャカレイのセコンド2名からも陽性反応が出たとのこと。しかしながら、現在のところ、ジャカレイおよびセコンドには症状は出ていない。

UFCは出場全選手およびスタッフに複数回の新型コロナウイルス検査を実施。また、各選手は接触しないよう隔離されており、計量についても、ジャカレイとホールはマスクを着用。計量後のフェイスオフも距離を取って行われている。

ジャカレイとセコンドはすでに選手が泊まっているホテルから移動して隔離されており、他の選手には影響ないとして、UFC249はジャカレイ vs. ホールの試合を除いた全11試合として開催される。

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UFC249:オッズ/予想と展望

トニー・ファーガソン 1.56
ジャスティン・ゲイジー 2.58
ヘンリー・セフード 1.44
ドミニク・クルーズ 2.85
フランシス・ガヌー 1.38
ジャルジーニョ・ホーゼンストライク 3.25
ジェレミー・スティーブンス 3.10
カルヴィン・ケイター 1.40
グレッグ・ハーディ 1.50
ヨルガン・デ・カストロ 2.70
ドナルド・セラーニ 2.15
アンソニー・ペティス 1.74
アレクセイ・オレイニク 3.70
ファブリシオ・ヴェウドゥム 1.30
カーラ・エスパルザ 1.67
ミッシェレ・ウォーターソン 2.30
ユライア・ホール 2.10
ホナウド・ジャカレイ 1.77
ヴィセンテ・ルケ 1.34
ニコ・プライス 3.45
ブライス・ミッチェル 1.65
チャールズ・ロサ 2.35
ライアン・スパン 1.25
サム・アルヴィー 4.25

4月に予定されていたUFC249は、先住民自治区で強行開催しようとしたところ、州政府からESPNの親会社経由で停止命令が出て結局キャンセルとなったが、今回はフロリダ州が開催を認めており、さすがに開催される可能性が高い。

中止期間に組まれていたカードを中心に、豪華なカードが組まれているが、多くのジムが閉鎖されている中で、選手が普段と同じコンディションで試合ができるかどうかという問題が前提としてある。

メインはUFC249でも組まれていた、トニー・ファーガソン vs. ジャスティン・ゲイジー暫定王者決定戦。ファーガソンは2度目の暫定王者決定戦となる。WSOF王者ゲイジーはUFC7戦目で初のタイトル戦。ファーガソンは直近8試合のうち7試合でボーナス獲得、ゲイジーUFCの6戦全てでボーナス獲得。最高の試合が約束されたカード。

UFCデビュー戦のマイケル・ジョンソン戦や、その後2連敗したアルバレス戦、ポイエー戦では打撃を効かされる場面があったが、ここ3戦は自らは打たれることなく3試合連続での1RKO勝ち。一方のファーガソンも、バンナータ戦、ケビン・リー戦、アンソニー・ペティス戦でダウンを喫しており、攻撃力の高さの反面、打たれる危険も高いスタイル。

しかし、ゲイジーが効かされても打ち合いに応じていくのに対し、ファーガソンはグラウンドでは下攻めも可能で、引き込んでしのぐことが出来る。引き出しの差でファーガソン有利か。

ファーガソン一本勝ち。

バンタム級タイトル戦は、挑戦者決定戦的な試合で負けたジョゼ・アルドが勝ったマルロン・モラエスを差し置いて挑戦するカードが組まれていたが、ブラジルでの開催からアメリカに変更となったことにより、アルドもモラエスも挑戦できなくなり、3年ぶり復帰戦となるドミニク・クルーズが挑戦することに。

3年前、コーディ・ガーブラントにUFC初黒星を喫して以来の試合となるガーブラント。2014年には、やはり約3年ぶりのブランク明けで水垣と対戦し、1Rで秒殺KO勝ちしているが、20代だった当時と違い、現在は35歳。ブランク明けでどれくらい動けるのか。

UFCバンタム級ではマルロン・モラエス戦しかしていないセフードだが、モラエス戦では動きは問題なく、強打のモラエスに対しパンチ・膝を的確にヒットさせていた。クルーズにブランクがなかったとしても、3年前のままでは厳しい。

セフード判定勝ち。

第1試合開始は10日朝7時。メインカードは11時からWOWOWで放送。

速報します。

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ブログ 修斗

修斗:5月31日の後楽園ホール大会を非公開会場での無観客開催に変更。ABEMAで生中継。

j-shooto.com

◆当日計量に関して
選手が様々な交通機関等を経て計量会場に来ることで試合の前日に他者との接触する可能性があるため、当日に計量を実施します。

◆免疫力の低下を防止
上記の通り、減量による過度な免疫力低下を防止する為、通常の階級より1階級上で試合を行います。計量は大会開催の
3時間前を予定し、基本的には「本来同一階級であった選手同士の試合」をマッチメイク致します。

現在の所、カードは発表されていない。

修斗は3月の後楽園ホール大会も一度は無観客開催に変更したものの、悪天候の予報により中止にしている。

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PANCRASE ブログ

PANCRASE315:パンクラスが5月大会も延期を発表。

blog.livedoor.jp

新型コロナウィルスの感染状況や、政府発令中の「緊急事態宣言、及び全国規模での1カ月程度の延長方針」を受け、選手及び来場者の安心・安全を第一と考え、3・4月に続き5月31日『Owltech presents PANCRASE315』を8月23日に延期する事に致しました。

緊急事態宣言が1ヶ月延長になる見通しでは仕方がないか。パンクラスはこれで3ヶ月連続の大会延期となる。次回大会は7月5日を予定。

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UFC ブログ

UFC:5月13日・16日の全カードが発表。

ダナ・ホワイトが5月13日・16日にフロリダ州ジャクソンビルで行われる2大会の全カードを発表。プレリムはESPN+、メインカードはESPNで放送される。

5月13日全カード

5月16日全カード

  • アリスター・オーフレイム vs. ウォルト・ハリス
  • クラウディア・ガデーリャ vs. アンジェラ・ヒル
  • エジソン・バルボーザ vs. ダン・イゲ
  • エリク・アンダース vs. クシシュトフ・ジョッコ
  • マルロン・ヴェラ vs. ソン・ヤードン
  • アンソニー・ヘルナンデス vs. ケヴィン・ホランド
  • ギガ・チカゼ vs. マイク・デイヴィス
  • コートニー・ケイシー vs. マラ・ロメロ・ボレラ
  • ホドリゴ・ナシメント vs. ドンテイル・マイヤース
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UFC249:全カード発表。メインはファーガソン vs. ゲイジーのライト級暫定王者決定戦、セミでセフード vs. クルーズのバンタム級タイトルマッチ。

UFC249はフロリダ州の退役軍人記念アリーナで開催されるが、その全カードが発表となった。

メインは4月のUFC249で予定されていたトニー・ファーガソン vs. ジャスティン・ゲイジーのライト級暫定王者決定戦。当初はヌルマゴメドフ vs. ファーガソンのライト級タイトルマッチとして組まれていたものが、ヌルマゴメドフがアメリカに入国できず、直前で変更となっていたもの。

セミでは、5月9日に当初UFC250として予定されていた大会で組まれていたヘンリー・セフード vs. ドミニク・クルーズのバンタム級タイトルマッチ。こちらも、本来はブラジルでセフードのタイトルにジョゼ・アルドが挑戦する予定だったが、ブラジルの開催からアメリカでの開催に変更になったことにより、アルドが入国できずに変更となっていた。

UFC249メインカード 

ライト級暫定王座決定戦:トニー・ファーガソン vs. ジャスティン・ゲイジー
バンタム級タイトルマッチ:ヘンリー・セフード vs. ドミニク・クルーズ
ヘビー級:フランシス・ガヌー vs. ジャルジーニョ・ホーゼンストライク
フェザー級ジェレミー・スティーブンス vs. カルヴィン・ケイター
ヘビー級:グレッグ・ハーディ vs. ヨルガン・デ・カストロ

プレリミナリー

ウェルター級:ドナルド・セラーニ vs. アンソニー・ペティス
ヘビー級:アレクセイ・オレイニク vs. ファブリシオ・ヴェウドゥム
女子ストロー級:カーラ・エスパルザ vs. ミッシェレ・ウォーターソン
ミドル級:ホナウド・ジャカレイ vs. ユライア・ホール

アーリープレリム
ウェルター級:ヴィセンテ・ルケ vs. ニコ・プライス
フェザー級ブライス・ミッチェル vs. チャールズ・ロサ
ライトヘビー級:ライアン・スパン vs. サム・アルヴィー

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UFC249:UFCがフロリダ州ジャクソンビルで5月9日・13日・16日に連続で大会を開催。

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UFCが5月9日のUFC249開催を正式発表。会場はフロリダ州ジャクソンビルの退役軍人記念アリーナで、合わせて5月13日・16日にも同会場でイベントを開催することが発表された。日本では、UFC249のメインカードをWOWOWで放送予定、その他も通常通りファイトパスで視聴できる。

5月13日のメインはアンソニー・スミス vs. グローバーテイシェイラ、16日のメインはアリスター・オーフレイム vs. ウォルト・ハリスで、いずれも4月大会のメインとして予定されていたものの、大会中止のために消滅していたカード。

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UFC:8月のダブリン大会でヴォルカン・オーズデミア vs. イリー・プロハースカ

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UFCライトヘビー級6位のヴォルカン・オーズデミアが、8月のUFCダブリン大会で、UFCデビュー戦となるRIZINライトヘビー級王者イリー・プロハースカとの対戦に合意したと発表。

オーズデミアはUFCデビューから3連勝し、ダニエル・コーミエのタイトルに挑戦したが2RTKOで完敗。そこからアンソニー・スミス、ドミニク・レイエスに連敗したが、イリル・ラティフィ、アレクサンダー・ラキッチに勝利し復調している。ビザの問題のため、アメリカに入国ができず、ここ4戦はアメリカ国外での試合が続いている。

8月のダブリン大会については、現在計画されて入るものの、新型コロナウイルスの影響により予定通り行われない可能性もあるとのこと。