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Report UFC UFC261 クリス・ワイドマン ブログ ユライア・ホール

【UFC261】直視できない──ワイドマン、カーフをチェックされスネを骨折。ホールがTKO勝ち

<ミドル級/5分3R>
ユライア・ホール(米国)
Def.1R0分17秒by TKO
クリス・ワイドマン(米国)

左ジャブを伸ばすワイドマンが、右ローを蹴る。ホールがチェックすると、目を背けたくなる方向を爪先が向き、後方に倒れこむ。すぐにタンカがオクタゴンに持ち込まれる。完全にスネが折れたワイドマン。勝者ホールは複雑な表情を浮かべながら、「ワイドマンをリスペクトするのみだ。彼は初めて僕に黒星をつけた相手で……良い試合がしたかった。ホントに気の毒だ。この試合を見ている彼の家族が、大丈夫なことを願っている。彼が回復したら、ランキングには関係ない、僕は戦う」と話した。

後だしジャンケンだが──勝利への近道、負傷へのリスク。防御を含めた技術力が上がると、カーフは常用の技ではなくなるのかもしれない。


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Report UFC UFC261 アンソニー・スミス ジム・クルート ブログ

【UFC261】ジャブで攻勢のアンソニー・スミスが、カーフで左足負傷のクルートからTKO勝ち

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
Def.1R5分00秒by TKO
ジミー・クルート(豪州)

右に回って動きを見るスミスが、クルートのローをかわす。クルートは左ジャブを見せ、前蹴りには右ミドルを入れる。すぐに左ジャブを返したスミスは、ローを蹴られてもジャブを差していく。ロー、ワンツーで前に出るクルートだが、ジャブを被弾して動きが一瞬固まる。右目尻をカットしたクルートは、左ジャブをダブルで受ける。スミスはジャブを当て続ける。クルートはローを入れ、左フックを当てるが──攻撃はジャブで遮断されてしまう。

と、クルートは右ロー一発で体がよれて尻もちをつく。距離を詰めたスミスは、ここでダブルレッグでテイクダウンを奪われバックコントロールからパンチを連打される。思わぬ展開から反撃に出たクルートだが、スクランブルからテイクダウンを奪い返すが。左足の負傷は明らかだ。

クルートは足の感覚を確かめて、戦う意志を見せた瞬間にから足を踏み、試合続行は不可のに。TKO勝ちを手にしたスミスは「自分の距離でジャブを使った。彼が戦い続けたいのは分かった。でも2Rがあったら、もっと蹴ることになる。悪いポジションでなく、安全に戦いたいからね」と話した。


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Report UFC UFC261 カール・ロバーソン ブレンダン・アレン ブログ

【UFC261】ブレンダン・アレンのバージョンアップ外ヒールに、ロバーソンが悲鳴を挙げてタップ

<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・アレン(米国)
Def.1R4分55秒by ヒールフック
カール・ロバーソン(米国)

MMAの合間にF2Wでハイサム・リダに敗れているアレンがローを蹴る。左ジャブの相打ちが2度続き、ロバーソンが素早い左ミドルを蹴っていく。ここからローを蹴り合い、ロバーソンがハイ、アレンがミドルを繰り出す。ジャブから右を当てて、ローを蹴ったアレンがケージにロバーソンを押し込みテイクダウンを決める。

ハーフバタフライのロバーソンがハーフに移行し、右を差しあげていく。アレンはキムラ狙いから、両足を束ねていく。ロバーソンはケージにもたれ、立ち上がったところで小外掛けでボディロックテイクダウンを取られる。ハーフでロックダウンのロバーソンに対し、腕を狙うアレンがやや乗り過ぎになっているか。潜ってフリップしたロバーソンが内ヒールを仕掛ける。

アレンが逆にパームトゥパームの外ヒールを仕掛けて腹ばいになると、ロバーソンは悲鳴を挙げてタップした。カカトを捻る方向と逆側に体を被せる外ヒールで見事なタップを奪ったアレンは、11月に2人目の子供が生まれることを明らかにした。


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Report UFC UFC261 ケビン・ナティヴィダッド バットゲレル・ダナー ブログ

【UFC261】ダナー、右の追い突き=サウスポーから左フック=オーソでナティヴィダッドを50秒KO

<バンタム級/5分3R>
バットゲレル・ダナー(モンゴル)
Def.1R0分50秒by tKO
ケビン・ナティヴィダッド(米国)

ナティヴィダッドが踏み込んでワンツー、この動きが続くとフックをダナーが合わせようとする。右ハイから右の追い打ちを見せたダナーは、ナティヴィダッドのステップインからの右に下がってオーソになりつつ左フックを合わせる。この一発でナティヴィダッドがキャンバスに倒れ込み、パウンドの追撃打でダナーが2試合連続KO勝ちを決めた。

「凄く嬉しい。全て準備してきたんだ。他の才能ある選手と戦いたい。サンキュー・ベリーマッチ」とダナーは笑顔でオクタゴン内のインタビューで応えた。


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KSW60 other MMA Report トマス・ナルクン フィル・デフリーズ ブログ

【KSW60】ライトヘビー級王者ナルクン、厚すぎる18キロの体重差。ヘビー級王者デフリーズに完敗

【写真】ナルクンに必要なのはチャンプチャンプ対決でなく、ライトヘビー級のライバルだろう(C)KSW

<KSWヘビー級選手権試合/5分5R>
フィル・デフリーズ(英国)
Def.2R3分37秒by TKO
トマス・ナルクン(ポーランド)

ライトヘビー級王者ナルクンが、2度のヘビー級王座奪取に向け開始直後に飛びヒザを見せる。かわしたデフリーズは、細かいパンチで距離を詰めダーティボクシングのナルクンをケージに押し込んでから離れる。ワンツーのフックで距離を詰めたナルクンに組みついたデフリーズが、テイクダウンを狙う。ナルクンは一瞬下になったが、右腕を差してトップを奪う。

デフリーズは一旦クローズドガードを取り、足を戻してからスクランブルで立ち上がる。ナルクンはケージに押し込むが、ギロチンで寝技に持ち込まれる。頭を抜き、バタフライガードから足関節を狙ったナルクンだが、デフリーズは立ち上がって体重をかけ、外掛けをルーズにしていく。

アシガラミから体を捻ってナルクン、既にヒザが抜けておりデフリーズがハーフで抑えてパンチを落としていく。エルボーを落とし、しっかりと抑えるデフリーズのパス狙いに、スイープを合わせたナルクンがスクランブルに持ち込むも、直ぐにいなされて姿勢を乱しガードを取る。ハーフで殴り、削っていくデフリーズ──18キロの体重差は大きいと思敷かない初回だった。

2R、既に息が切れている感のあるナルクンは、パンチを振るっても足が前に出ていない。組んで簡単にダブルレッグテイクダウンを決めたデフリーズが、そのままマウントを取ってパンチを落とす。ケージを蹴って体が横向きになったナルクンがシングルに出るも、動けずデフリーズが押しつぶすように固め、パンチを打っていく。右手を頭の後ろから掴まれ身動きが取れないナルクンは、いたずらにパンチを受け続ける。

まるで動けないナルクンは、自由だった左手をクルスフィックス気味に抑えられ、パンチを受ける。左手こそ抜いたが、全く動けないナルクンが殴られ続けるのを見てレフェリーが試合を止めた。

チャンピオン対決、しかしヘビー級の体格がないナルクンが勝負を挑むのは厳しかった。


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KSW60 other MMA Report イズガベ・カジェスコ ブログ マリアン・ジュコフスキ

【KSW60】ライト級王者マリアン・ジュコフスキが右でダウン奪い、マウント打撃からRNCで初防衛成功

【写真】ダウンを奪い、ポジション奪取、そして極め。完璧な試合だった(C)KSW

<KSWライト級選手権試合/5分5R>
マリアン・ジュコフスキ(ポーランド)
Def.2R4分24秒 by RNC
マチェイ・カジェスコ(ポーランド)

左ジャブを伸ばす王者ジュコフスキが、続いて右ローカーフを蹴る。カジェスコもジャブ、蹴りのフェイントから右ローを返す。カジェスコはローをカットし、左ミドル。小刻みなステップ、スイッチ、そしてフェイクを織り交ぜる挑戦者の動きをジュコフスキがしっかりと見て左ジャブを伸ばす。

と、右を被弾したカジェスコの腰が一瞬落ちる。ジュコフスキは攻め急ぐことなく、ローを続けカジェスコの右をかわす。カジェスコは左ミドルを蹴り、続いてスピニングバックフィストへ。これをかわしたチャンピオンがジャブを当てていく。静かな展開のなかで、一発で終わらせることができるという緊張感が漂うなか、ジュコフスキが右オーバーハンドを見せるが空を切る。圧力を高めたカジェスコがワンツーで前に出たところで初回が終わった。

2R、ジュコフスキがまず右ロー、カジェスコもローを蹴り返す。ジャブの差し合いから、ジュコフスキがワンツー。カジェスコが右を伸ばす。全く組みがないキックボクシングマッチは、カジェスコが前に出て圧を掛けていく。その圧にも平気なジュコフスキは左ジャブでステップインを止める。焦ったようにパンチが粗くなったカジェスコは、右ストレートを被弾してダウンする。

パウンドを受けながらスタンドに戻ったチャレンジャーに対し、ジュコフスキはここも急がず間合を取り直す。カジェスコの動きを見てロー、左ジャブを差すチャンピオンはフックの連打をサークリングでかわす。懸命にペースを掴もうと手数を増やすカジェスコの攻撃をかわすジュコフスキは、スイッチにも惑わされず右一発でダウンを奪う。

そのままマウントを取り、パンチ、エルボーで背中を見せたカジュスコをRNCで切って落としたジュコフスキはMMAとしてパーフェクトな試合でKSWライト級初防衛に成功、「マチェイは危険なファイターなので、注意を怠ることができなかった。そんな相手を一発で倒せて良かった。良いペースで、スピードのあるファイトができたよ」と話した。


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KSW60 other MMA Report イズガベ・ウゴノウ ブログ マレク・サモチェク

【KSW60】ボクシング3冠、KSW史上最高のボクサー=ウゴノウ──臨戦態勢取れずマウントパンチにTKO負け

<ヘビー級/5分3R>
マレク・サモチェク(ポーランド)
Def.2R0分27秒by TKO
イズガベ・ウゴノウ(ポーランド)

KSW史上最高のボクサーとコールを受けた3団体の地域チャンピオンのウゴノウが、2度目のMMAに挑む。対戦相手のサモチェクは2勝1敗で、キャリア4戦目の選手だ。サウスポーのサモチェクが右を振るって即シングルレッグへ。ケージにウゴノウを押し込んで、テイクダウンを狙う。一度はヒザをついたウゴノウはすぐに立ち上がると、片ヒザをマットについているマチェクの顔面にニーを放つ。

反則をレフェリーが見逃し、サモチェクはシングルからアンクルピックもウゴノウは倒されない。サモチェクはエルボーを落とされても、頭の位置を上げて右腕を差してクリンチを続ける。体は回してニーを放ったウゴノウが、パンチを纏めるとサモチェクはシングルへ。

鉄槌を落としたウゴノウは立った上体で鉄槌を連打し、自らグラウンドに倒れ込んだサモチェクに鉄槌、パンチを続ける。サモチェクはクローズドに取るが、エルボーを被弾し続ける。レフェリーが試合を止めても然りという状況で、パンチを打ち続けるウゴノウが疲れて殴るを辞める。立ち上がってガードの中に入ったウゴノウは、三角絞めに捕えられパンチを打たれながら初回が終わった。

2Rが始まっても自陣から出てこないウゴノウに対し、サモチェクがパンチを纏めてヒザ蹴りからシングルレッグを決めて早々にマウントを奪取する。パンチ、エルボーを打たれたウゴノウは完全に勝負を諦めていた。


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LFA105 other MMA Report スヴェトラナ・ゴツサイク ピエラ・ロドリゲス ブログ

【LFA105】知力、体力の限りを尽くした一戦でロドリゲスが新ストロー級王者に。敗者ゴツサイクもアッパレ

<LFA女子ストロー級王座決定戦/5分5R>
ピエラ・ロドリゲス(ベネズエラ)
Def.5R1分16秒by TKO
スヴェトラナ・ゴツサイク(ウクライナ)

左右に回りながら左ジャブを伸ばすゴツサイク。ワイドスタンスでパンチを振るうロドリゲスは、やや待ちの姿勢か。そのロドリゲスがワンツーで前に出ると、ゴツサイクも左のカウンターを狙う。スタンド戦が2分半続き、左ミドルを蹴られたゴツサイクが引き込み十字を仕掛ける。ロドリゲスは察知して腕を抜き、ゴツサイクはダブルレッグから引き込む。寝技に付き合ないロドリゲスはローを蹴り、ゴツサイクの立ち上がり際にワンツーを放って組みつく。

ゴツサイクはジャンピングガ―ドも、ケージに押し込まれ寝技に持ち込めないままロドリゲスが間合を取り直した。ロドリゲスはワンツー、そして左ハイ、さらにボディから顔面にパンチを纏める。ここでもゴツサイクは引き込み足関節を狙うが、ロドリゲスは付き合わず立ち上がったところで再びパンチから右ローを蹴り込んだ。

2R、右の相打ちからロドリゲスが笑顔を浮かべ、距離を詰める。ゴツサイクもワンツーで前に出るが、ロドリゲスがバックステップでかわす。蹴り足を掴みロドリゲスを倒したゴツサイクは、立ち上がり際に腕を取って引き込み十字を狙うが、すっぽ抜ける。スタンドに戻ったゴツサイクは、左のカウンターを当てる。追いかけるとパンチが届かないゴツサイクは、迎え撃って相打ちの覚悟の方がパンチを届かせることができるか。

ゴツサイクのパンチは空振りでも圧が凄まじく、ロドリゲスも集中力を高めて向き合う必要がある。間合いの測り合いから、ステップインしてパンチを纏めるという展開のなかで、ロドリゲスがゴツサイクの連打にヒザを合わせようとする。左を当てたロドリゲスは、ゴツサイクのシングルを切りラウンド終了となった。

3R、前に出て右を伸ばすゴツサイク。さらにジャブ、ボディストレートから左右のフックも、ロドリゲスが右フックを当てて下がらない。ステップバックをしてパンチをかわすが、打ち合いでは下がらないロドリゲスは、ゴツサイクのロングフックにもヒザを狙う。ゴツサイクが左ジャブ、ロドリゲスのステップインに左フックを合わせる。ロドリゲスがワンツー、そして左フック。ゴツサイクなウェービングからパンチでなく左ローを蹴る。

ゴツサイクのワンツーには左フックでカウンターを当て、ジャブをダブルで当てる。ならばとゴツサイクがカウンターを誘っておいて、そこで自らはフックを打っていく。激しいと同時に、頭を使った精神戦が続く、ゴツサイクがテイクダウン狙いから引き込んで、ついに腕十字へ。ヒジが抜けていたために安全に対処したロドリゲスが、ガードを取るゴツサイクがローを蹴り時間となった。

4R、ゴツサイクの左フックにロドリゲスが右をカウンターで入れる。右目がふさがってきたゴツサイクは左ボディフックをステップインから決める。ここは距離が合わず、腹を殴られたロドリゲスの脳裏に腹への攻撃をどう残るか。と、ロドリゲスが逆に右ボディフックを打ち込む。

足を止めてのワンツーからスリー、ボディへのコンビを見せたゴツサイク。続くスーパーマンパンチを見切り、右ローを決めたロドリゲスはショートのコンビにダブルレッグを合わされ、尻もちつく。ケージを使った立ち上がったロドリゲスは、ヒザをボディにいれ離れ際に追い打ちを掛ける。一瞬、気を抜いた感もあったゴツサイクは即組みつきなおし、ボディロックテイクダウンを決め、王座決定戦は最終回へ。

5R、右目が塞がったゴツサイクと、鼻血の跡が残っているロドリゲス。と、ゴツサイクがダブルレッグを決める。立ち上がったドロリゲスは、続く投げを耐えるとゴツサイクが引き込む。すかさずマウントを取ったロドリゲスは、背中を見せたゴツサイクにノンストップでパンチを続け、一気に勝負を決めた。

UFC級の知力、死力を尽くした激闘を制したラ・フィエラ・ロドリゲスが、ベルトを巻いてベネズエラ国旗を掲げる。新チャンピオンは「アメージング。ベルトを巻いて、ここにいることが本当に嬉しい。自分のパフォーマンスを誇りに思う。私はデンジャラスだけど、毎日学ぶことは本当に多かったわ。プレッシャーを与えることが私の戦い方。と同時にスマートにカウンターを狙って戦うの」と話し、ナンバーワンコンテンダーはチームメイトのタバタ・ヒッチだけど──と問われると「友達とは戦いたくない。でも、これが仕事。私は決められた試合を戦うだけ」とハッキリ回答した。


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other MMA PFL2021#01 Report アンソニー・ペティス クレイ・コラード ブログ

【PFL2021#01】アンソニー・ペティス、カシアス・コラードにボディを効かされ──まさかの判定負け!!!

【写真】これだけ腹が効かされるとは──コラードの大金星の裏には、ペティスの動きの悪さが目立っていた(C)PFL

<ライト級/5分3R>
カシアス・クレイ・コラード(米国)
Def.3-0:29-27.29-27.29-28
アンソニー・ペティス(米国)

左ジャブを伸ばして前に出るコラードに対し、ペティスが左ミドルを入れる。スピードのあるパンチで距離を詰めるコラードから、離れたペティスは左ハイを繰り出す。それでもワンツーで前に出るコラードはボディを纏め、右ミドルを蹴ってペティスの右フックを防ぐ。コラードはボディに切れのあるパンチを繰り出し、ペティスも右を打ち返す。

ペティスは手をマットについての蹴りを見せた際に、コラードが距離を詰めたために立ち上がることができずガードを強いられる。ローを蹴り、グラウンドに移行しなかったコラードは立ち上がってきたペティスのローにも前に出てワンツーを振るう。ステップインでスリップしたか、尻もちをついてガードを取ったペティスはローを蹴られ、パウンドを一発受けてから立ち上がった。肩で息をするペティスは、コラードの前進に右を合わせ、前蹴りを見せてラウンドが終わった。

2R、右ローを2発入れ、右を当てたペティス。コラードは左フックから後ろ回し蹴りを繰り出す。コラードは右ボディストレートを入れ、右ローを蹴る。さらに前に出るコラードがボディを続け、ペティスのヒザ狙いをかわす。二弾蹴りでヒザを入れたペティスだが、着地できずガードを取る。直ぐに立ちあがったペティスだがコンディションが悪いのか、動きは良くない。

と、ケージ際で右ボディを被弾してさらに動きが落ちたペティスは、 棒立ちの状態でボディにパンチを受け動きが止まる。コラードはボディ、顔面と攻撃を続けワンツーを入れる。ケージを背負ったペティスは引きつづきボディから右を打たれダウンを喫する。

パウンドの追撃を受け、背中を向けたペティスを立ったまま殴るコラードは、バックを取って後方に倒す。上を向いたペティスは、クローズドガードもコラードがスタンドに戻る。何とかラウンド終了を迎えたペティスだが、コラードのビッグラウンドとなった。

最終回、ペティスの前蹴りにも、ボディを打ち返すコラードが左ジャブから前に出る。圧負けを一切しないコラードはワンツー、ペティスが左ストレートをヒットし、左ハイを蹴っていく。前蹴りのペティス、蹴り足をキャッチしてテイクダウンを奪う。

立ち上がったペティスに右ストレートを入れたコラードは、スピニングバックフィストにもボディを連打してケージに追い込んでいく。

ペティスは左ハイに右を打つが、攻撃を持続することができない。要所でボディを入れて、ペティスを下がらせるコラードだが、ワンツーに左ハイを受けてダウン。

立ち上がったところで跳びヒザを決めたペティスは、倒れたコラードのクローズドガードの中に収まる。スクランブルでバックを取り切れなかったペティスは、距離を取り直して左ハイも軸足を払われたか、下になりローを蹴られながらタイムアップを迎えた。

最終回の反撃も届かず、アンソニー・ペティスはPFL初陣でコラードにまさかの判定負けを喫した。


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LFA105 other MMA Report ケイナン・カワイハエ ジェイク・チルダース ブログ

【LFA105】ケイナン・カワイハエ、タイトルコンテンダーのチルダースを20秒でニンジャチョークで破る

<フェザー級/5分3R>
ケイナン・カワイハエ(米国)
Def.1R0分20秒by ニンジャチョーク
ジェイク・チルダース(米国)

フェザー級タイトルコンテンダーのチルダースに対し、2年間4カ月ぶりのMMAマッチとなるBellator、コンテンダーシリーズ・ベテランのカワイハエ。サウスポーの構えから左ローを蹴る。チルダースのダブルレッグからのテイクダウン狙いをニンジャチョークで受け止めたカワイハエは、そのまま背中をつかせタップを奪った。

キャリア6勝目(※1敗)を5つ目の一本勝ちで飾ったカワイハエは、「2年振りの試合だけど、ずっと父に柔術を習い、従弟に打撃の指導を受けてきた。エクストリーム・クートゥアーで皆のサポートも受けて、この試合に準備してきた。テイクダウン狙ってくるのは分かっていたから、柔術家にとって最高の絞めを使ったんだ。彼はタイトル戦で戦ったばかり、僕は20秒で勝ったんだから次は空位の王座を目指したい」と話した。


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