カテゴリー
JJ Globo Report SUG22 アンディ・ヴェレラ ブログ メイソン・ファウラー

【SUG22】OT勝利狙いのヴェレラに対し、メイソン・ファウラーがOTでの強さを見せつけ王座防衛

【写真】SUG以外でもトップどころと戦える技量の持ち主が、SUGに特化した戦いを実践。これでSUG王座6度目の防衛に成功したファウラー(C)SUG

<SUGアブソリュート級選手権試合/5分1R>
メイソン・ファウラー(米国)
Def.OT18秒by RNC
アンディ・ヴェレラ(米国)

ケージ中央で組み手争いをする両者。体格で上回るファウラーが座り、ヴェレラがパスを仕掛けていく。ハーフで止めたファウラーは、潜りを防がれるとラバーガードに移行する。ケージに詰められた状態から、頭をケージ中央に持っていったファウラーだが、ヴェレラが再びケージに押し込んでいく。

左腕をしぼったファウラーに対し、腕を抜いたヴェレラは仕掛けが少ない。残り70秒、両者がOTを頭に入れて戦っているか。クローズドを取ったファウラーに対し、ヴェレラは足を抜いていこうともしない。ファウラーは腰を切ってスイープを狙い、立ち上がってケージ中央へ移動。ここで引き込んだが、決着がつく時間はなくOTを迎えた。

先攻のヴェレラがシートベルト、腰をずらしたファウラーは20秒でエスケープに成功する。後攻のファウラーもシートベルトを選択する。ヴェレラのアゴの上から絞め、RNCを18秒で極めたファウラーは、SUGルールの強さを見せつけ王座防衛に成功した。


The post 【SUG22】OT勝利狙いのヴェレラに対し、メイソン・ファウラーがOTでの強さを見せつけ王座防衛 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
JJ Globo Report SUG22 カイル・チェンバース ブログ

【SUG22】カイル・チェンバース、内ヒールでベン・アグリを一蹴──タイトルコンテンダーに

【写真】Quintet Fight Nightに来日経験のあるチェンバース。コンバット柔術は2019年ミドル級GPで準優勝だったエディ・ブラボーの黒帯だ(C)SUG

<5分1R>
カイル・チェンバース(米国)
Def.1分12秒by ヒールフック
ベン・アグリ(米国)

アグリがシングルレッグからボディロック、テイクダウンされつつ引き込んだチェンバースがクローズドガードを取る。チャンバースは腰を切って後方回転からヒザ十字を狙う。足を組んで耐えるアグリに対し、チャンバースはフックしている足を掴み、自らの左足を差し入れて解除。即アグリの左足に内ヒールをセットした刹那、タップを奪った。


The post 【SUG22】カイル・チェンバース、内ヒールでベン・アグリを一蹴──タイトルコンテンダーに first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
HEAT48 J-CAGE JJ Globo Report  グラチアン・サジンスキ アンディ・コング イゴール・タナベ ブログ

【HEAT48】ドンキーガードを見せたアンディ・コングから、イゴール・タナベがOT腕十字で勝利

<グラップリング/4分2R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
Def.OT3R10秒by 腕十字
アンディ・コング(日本)

シングルレッグからバックに回ったイゴールが、すぐに寝技に持ち込む。亀になって足を掴んだアンディだが、イゴールがクルスフィックスから再びバックに回ってまずは襷を取る。足のフックはないが、向き合うことができないアンディに対し、イゴールが四の字フック。イゴールは足を解き、絞めをセットしていく。アンディが手首を掴んで防御すると、すかさず頭を刈って腕十字に移行する。

ここで下を選択したイゴールが三角絞めへ、そのまま上を取りつつ再び十字に移行したがアンディがクラッチを握り続け初回が終わった。

2R、防御が固いアンディに対し、イゴールは座って誘う。アンディは乗らずに背中を見せると、バックを取ったイゴールが足を絡ませて下になり内ヒールを仕掛ける。ここもアンディが防ぎ、イゴールは技を解いてスタンドへ。

と、アンディはドンキーガードからヒザ十字を狙うが、反応されてバックを許す。前転したアンディはバックを取られると、自ら背中をマットに着けて足を四の字に固く組む。イゴールはサドルから内ヒールを狙い、上体を起こしたアンディが手首を取って防ぎ通した。

試合はEBI流OTへ。攻め続けたイゴールは疲れが目立つが──果たして。先攻となったイゴールがシートベルトを選択する。極めることは困難でも、返される可能性は少ない状態でイゴールは60秒を使った。後攻のコングもシートベルト、足を外しつつイゴールが腰をずらして25秒でエスケープに成功する。

OT2R、イゴールは再びバックからRNCをセット。アゴの上からの絞めを防いだアンディはアゴを引いて守りきった。後攻アンディはスパイダーウェブを選択し、イゴールは2秒でエスケープした。

OT3Rはスパイダーを選択したイゴールが、三角から腕を伸ばし10秒でタップを奪う。逆転には9秒でタップを奪う必要があるアンディは、シートベルトを選ぶ。イゴールは即上を向きマウントから腰を押し、ヒップエスケープに成功。OT勝利──も、イゴールから回心の笑顔を見せなかった。


The post 【HEAT48】ドンキーガードを見せたアンディ・コングから、イゴール・タナベがOT腕十字で勝利 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Report UFC UFC261 カマル・ウスマン ブログ ホルヘ・マスヴィダル

【UFC261】右ストレートを打ち抜き、マスヴィダルを失神に追い込んだカマル・ウスマンがKO王座防衛

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
カマル・ウスマン(米国)
Def.2R1分02秒by KO
ホルヘ・マスヴィダル(米国)

笑顔でケージにもたれるマスヴィダル、しゃがんでまっすぐ視線を送るウスマン。マスヴィダルが右、そして左ローを蹴る。続いて右ローから前蹴りを見せたマスヴィダルに対し、ウスマンがボディストレートを伸ばし、一瞬サウスポーで構える。オーソに戻し右を当てたウスマンは、テイクダウンのフェイクを入れて間合を図る。左ジャブ、右オーバーハンドを繰り出すチャンピオンに対し、マスヴィダルが踏み込んでヒザを狙う。

離れたマスヴィダルの飛び込んでの前蹴りのタイミングでテイクダウンを決めたウスマンが、ガードの中からパンチを落とす。マスヴィダルのクローズドが開くと、ウスマンが右エルボーを落とす。下からヒジを打ち、ケージを使って立ち上がろうとするマスヴィダルをウスマンが後方から殴る。

マスヴィダルが胸を合わせて離れる左ミドルも、右ストレートから左ジャブを被弾する。マスヴィダルは右ローを2発入れ、跳びヒザもクリーンヒットはしなかった。

2R、マスヴィダルが左、続いて右ローを蹴る。右オーバーハンドに、右を合わせていったウスマンは、左ジャブからの右ストレートを左フックをを打ってきたマスヴィダルに合わせる。倒れこんだマスヴィダルに鉄槌を連打したウスマンが、失神に追い込み王座防衛を決めた。

「ホルヘに礼を言いたい。凄くナーバスになったけど、ホルヘのおかげで成長できた。可能性は無限大だ。コーチから基本に忠実にと言われていたし、ヘンリーからはシンプルにとアドバイスを貰っていた。僕は今、この惑星のP4Pだ」とウスマンは話した。マスヴィダルは「25分間、レスリング勝負に来ると思っていた」と語った。


The post 【UFC261】右ストレートを打ち抜き、マスヴィダルを失神に追い込んだカマル・ウスマンがKO王座防衛 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Report UFC UFC261 ジャン・ウェイリ ブログ ローズ・ナマジュナス

【UFC261】左ハイ一閃、ローズ・ナマジュナスがジャン・ウェイリを倒し──78秒パウンドアウト

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
ローズ・ナマジュナス(米国)
Def.1R1分18秒by KO
ジャン・ウェイリ(中国)

ウェイリのコールにはブーイングが起こり、大USAコールのなか、試合がスタート。チャントはレッツゴー・ローズに変り、ナマジュナスが左ジャブを伸ばす。そこにローを入れるウェイリは、落ち着いて左インサイドローを続ける。

左ハイを狙ったナマジュナス、ローと思ったが左足をひき、がら空きだった顔面に蹴りが直撃しウェイリが腰から崩れ落ちる。パウンドを打ち込むナマジュナスを見て、レフェリーが試合をストップ。ウェイリがストップに納得がいかないような表情を浮かべる。

「I am a best!!」、泣き笑いのナマジュナスは「彼女の動きは見ていなかった。起き上ってこないように鉄槌を落としたの。ベルトを持って回って世界の問題を解決したい」と話し、前王者は「私は戻れる。何というか、忘れてしまったわ。私は意識はあった。レフェリーは試合を止めるのが早かった」と語った。


The post 【UFC261】左ハイ一閃、ローズ・ナマジュナスがジャン・ウェイリを倒し──78秒パウンドアウト first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Report UFC UFC261  グラチアン・サジンスキ ジェシカ・アンドレジ ブログ ヴァレンチーナ・シェフチェンコ

【UFC261】ミズ・パーフェクト、シェフチェンコがTDからコントロールでアンドレジを寄せ付けず完勝

<UFC世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
ヴァレンチーナ・シェフチェンコ(キルギス)
Def.2R3分19秒by TKO
ジェシカ・アンドレジ(ブラジル)

場内ではヴァレンチーナ・チャントが起こるなか、シェフチェンコがワンツーを繰り出す。アンドレジのローをキャッチしたシェフチェンコはボディロックテイクダウン。立ち上がったアンドレジをもう一度倒す。直ぐに立ち上がるアンドレジだが、バックを取られたままだ。リリースしたシェフチェンコが後方から左ハイを狙った。

ワンツー、スリーをシェフチェンコがヒットさせると、アンドレジが効いたような動きを見せてクリンチへ。小外からボディロックテイクダウンを決めたチャンピオンがハーフで抑える。足をフックする前にRNCを組んだシェフチェンコが、上を向かれて対応に絞めを解く。それでも胸を合わせず背中を取り、スタンドに戻ってもバックコントロールを続ける。ここから正面に回ったシェフチェンコはヒザをボディに入れ、もう一度テイクダウンを決める。サイドで抑えた王者が初回を完全に支配した。

2R、右リードフックを見せるシェフチェンコは、組んで投げを打ってきたアンドレジをボディロックでテイクダウン。ハーフで抑えられ、ボディを殴られたアンドレジはなんとかスクランブルに持ち込むが、豪快なリフトを決めてきたポジションでも、体を振られまたもボディロックテイクダウンを決められてしまう。

シェフチェンコはクルスフィックスに取り、パンチからエルボーを連打。暴れても腕を抜くことが出来ず、エルボーを被弾し続けたアンドレジ。レフェリーが試合を止めた。ずば抜けた強さを見せつけたチャンピオン、彼女と互角に戦うには現状のバンタム級のトップファイターが、減量を上手くしてフライ級に落としてくるケースしか考えられないか。

「私は皆を驚かせるのが好きなの。打撃を使わなくても、私のファイト。何でもできる。ストップされるまで厳しく殴ったわ。私は誰とでも戦う。ここにいるから」と話し、続いてロシア語、スペイン語で言葉を続けた。


The post 【UFC261】ミズ・パーフェクト、シェフチェンコがTDからコントロールでアンドレジを寄せ付けず完勝 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Report UFC UFC261 クリス・ワイドマン ブログ ユライア・ホール

【UFC261】直視できない──ワイドマン、カーフをチェックされスネを骨折。ホールがTKO勝ち

<ミドル級/5分3R>
ユライア・ホール(米国)
Def.1R0分17秒by TKO
クリス・ワイドマン(米国)

左ジャブを伸ばすワイドマンが、右ローを蹴る。ホールがチェックすると、目を背けたくなる方向を爪先が向き、後方に倒れこむ。すぐにタンカがオクタゴンに持ち込まれる。完全にスネが折れたワイドマン。勝者ホールは複雑な表情を浮かべながら、「ワイドマンをリスペクトするのみだ。彼は初めて僕に黒星をつけた相手で……良い試合がしたかった。ホントに気の毒だ。この試合を見ている彼の家族が、大丈夫なことを願っている。彼が回復したら、ランキングには関係ない、僕は戦う」と話した。

後だしジャンケンだが──勝利への近道、負傷へのリスク。防御を含めた技術力が上がると、カーフは常用の技ではなくなるのかもしれない。


The post 【UFC261】直視できない──ワイドマン、カーフをチェックされスネを骨折。ホールがTKO勝ち first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Report UFC UFC261 アンソニー・スミス ジム・クルート ブログ

【UFC261】ジャブで攻勢のアンソニー・スミスが、カーフで左足負傷のクルートからTKO勝ち

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
Def.1R5分00秒by TKO
ジミー・クルート(豪州)

右に回って動きを見るスミスが、クルートのローをかわす。クルートは左ジャブを見せ、前蹴りには右ミドルを入れる。すぐに左ジャブを返したスミスは、ローを蹴られてもジャブを差していく。ロー、ワンツーで前に出るクルートだが、ジャブを被弾して動きが一瞬固まる。右目尻をカットしたクルートは、左ジャブをダブルで受ける。スミスはジャブを当て続ける。クルートはローを入れ、左フックを当てるが──攻撃はジャブで遮断されてしまう。

と、クルートは右ロー一発で体がよれて尻もちをつく。距離を詰めたスミスは、ここでダブルレッグでテイクダウンを奪われバックコントロールからパンチを連打される。思わぬ展開から反撃に出たクルートだが、スクランブルからテイクダウンを奪い返すが。左足の負傷は明らかだ。

クルートは足の感覚を確かめて、戦う意志を見せた瞬間にから足を踏み、試合続行は不可のに。TKO勝ちを手にしたスミスは「自分の距離でジャブを使った。彼が戦い続けたいのは分かった。でも2Rがあったら、もっと蹴ることになる。悪いポジションでなく、安全に戦いたいからね」と話した。


The post 【UFC261】ジャブで攻勢のアンソニー・スミスが、カーフで左足負傷のクルートからTKO勝ち first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Report UFC UFC261 カール・ロバーソン ブレンダン・アレン ブログ

【UFC261】ブレンダン・アレンのバージョンアップ外ヒールに、ロバーソンが悲鳴を挙げてタップ

<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・アレン(米国)
Def.1R4分55秒by ヒールフック
カール・ロバーソン(米国)

MMAの合間にF2Wでハイサム・リダに敗れているアレンがローを蹴る。左ジャブの相打ちが2度続き、ロバーソンが素早い左ミドルを蹴っていく。ここからローを蹴り合い、ロバーソンがハイ、アレンがミドルを繰り出す。ジャブから右を当てて、ローを蹴ったアレンがケージにロバーソンを押し込みテイクダウンを決める。

ハーフバタフライのロバーソンがハーフに移行し、右を差しあげていく。アレンはキムラ狙いから、両足を束ねていく。ロバーソンはケージにもたれ、立ち上がったところで小外掛けでボディロックテイクダウンを取られる。ハーフでロックダウンのロバーソンに対し、腕を狙うアレンがやや乗り過ぎになっているか。潜ってフリップしたロバーソンが内ヒールを仕掛ける。

アレンが逆にパームトゥパームの外ヒールを仕掛けて腹ばいになると、ロバーソンは悲鳴を挙げてタップした。カカトを捻る方向と逆側に体を被せる外ヒールで見事なタップを奪ったアレンは、11月に2人目の子供が生まれることを明らかにした。


The post 【UFC261】ブレンダン・アレンのバージョンアップ外ヒールに、ロバーソンが悲鳴を挙げてタップ first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Report UFC UFC261 ケビン・ナティヴィダッド バットゲレル・ダナー ブログ

【UFC261】ダナー、右の追い突き=サウスポーから左フック=オーソでナティヴィダッドを50秒KO

<バンタム級/5分3R>
バットゲレル・ダナー(モンゴル)
Def.1R0分50秒by tKO
ケビン・ナティヴィダッド(米国)

ナティヴィダッドが踏み込んでワンツー、この動きが続くとフックをダナーが合わせようとする。右ハイから右の追い打ちを見せたダナーは、ナティヴィダッドのステップインからの右に下がってオーソになりつつ左フックを合わせる。この一発でナティヴィダッドがキャンバスに倒れ込み、パウンドの追撃打でダナーが2試合連続KO勝ちを決めた。

「凄く嬉しい。全て準備してきたんだ。他の才能ある選手と戦いたい。サンキュー・ベリーマッチ」とダナーは笑顔でオクタゴン内のインタビューで応えた。


The post 【UFC261】ダナー、右の追い突き=サウスポーから左フック=オーソでナティヴィダッドを50秒KO first appeared on MMAPLANET.