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LFA106 other MMA Report エドウィン・チャベス シャイデン・レイアロハ ブログ

【LFA106】見応えタップリの壁レス。レイアロハがレスリング&フロント絞めでチャベスに判定勝ち

<フェザー級/5分3R>
シャイデン・レイアロハ(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
エドウィン・チャベス(米国)

ハワイの名門グレイシーテクニックスからLFA初陣となるレイアロハ、サウスポーのチャベスが軽く左ミドルを見せる。右オーバーハンドを振るってダブルレッグに移行、早々にテイクダウンを決めたレイアロハがエルボーを入れパス、パンチを打ちつける。チャベスが足を戻し、シングルレッグもスプロールしたレイアロハがケージを背負って立ち上がる。チャベスは右腕を差しあげてテイクダウンを狙う。

ヒザを放って正対したレイアロハが体を入れ替える。クリンチでケージ前の攻防が続き、レイアロハがエルボーを入れる。頭を下げてダブルに出たチャベスだが、レイアロハはマルセロチン→パワーギロチン、最終的にフォアアームギロチンに捕える。タイトに絞めるレイアロハだがバックに移行しようとし、チャベスがシングルレッグに反撃に出る。ケージに詰められたレイアロハはエルボーを連打し、テイクダウンを切るとヒザをボディに突き上げる。それでも執拗にテイクダウンを仕掛けるチャベスは、ヒザを貰いながらテイクダウンへ。

レイアロハはここもギロチンで抱え、チャベスはダブルレッグからシングルでケージに押し込む。ニンジャチョークを嫌がり、引き込んだチャベスに対しレイアロハがスタンドから思い切り右のパウンドを落としラウンドを取った。

2R、チャベスが後ろ回し蹴りを見せるが、かなり削られている。レイアロハが跳びヒザから着地してシングルレッグ、切ったチャベスのボディにヒザを突き上げる。さらにエルボーを入れたレイアロハは、体を入れ替えたチャベスのダブルレッグをスプロールし、逆にケージに押し込んでヒジを当てる。

チャベスはここも押し込み返すが、がぶりからヒザを受ける。と、直後に手をマットについたチャベスにヒザをいれ即マイナス1Pの宣告を受ける。今回のレギュレーションは両手をマットにつけないとグラウンドと認められないということで、これはレフェリーのミスジャッジで取り消される。

再開後、跳びヒザから組んでテイクダウンを決めたレイアロハはガードを越えてハーフで抑えると、左エルボーを連打する。チャベスはシングルレッグでリバーサルを決めるが、レイアロハがすぐにスクランブルに持ち込む。チャベスはボディロックも、レイアロハが小手投げでトップを取り切りエルボーを落とし時間に。

最終回、レイアロハは組んできたチャベスをがぶり、ギロチンへ。セットされる前にチャベスが引き込み、レイアロハがトップを奪取。ハーフから殴り、バックに回る。バックスープレックスの狙ったレイアロハ。耐えたチャベスが反転して、シングルレッグへ。ここはレイアロハがスプレイドルで耐え、グラウンドには持ち込めなかった逆にケージに押し返すことに成功する。

チャベスもケージ際は強く、すぐにポジションを入れ替えた押し込み返すとローダブルレグへ。体を起こしたチャベスのヒザ蹴りが急所に入り、試合が中断する。再開後、レイアロハが右ハイから左フック、そしてニータップを決める。エルボーを落とされながらダブルレッグで起き上りドライブしたチャベス。がぶったレイアロハがダブルレッグ、シングルに移行してエルボーを打ち込む。ボディロックテイクダウンから鉄槌を落としたレイアロハは、立ち上がってローを蹴る。

チャベスも起き上りながらシングル、勝利を確信しているレイアロハは引き込むように倒されタイムアップを迎えた。結果、3-0の判定勝ちを収めチャベスに初黒星を与えたレイアロハは、「10ポンド減量しても、フェザー級は適している。彼はグラウンド戦を望んだけど、どこでも僕が上だ。そして寝技では僕は世界のトップだと思っている」と溌剌と語った。


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LFA106 other MMA Report ブログ マンド・グティエレス

【LFA106】グティエレス、早々にダウンを喫したがマルセロチンでトップ奪取。残り5秒でRNC極める

<バンタム級/5分3R>
マンド・グティエレス(メキシコ)
Def.1R4分55秒by RNC
ウィリアム・エリオット(米国)

サッカーパンチ気味にショートのワンツーを放ったグティエレスだが、逆にエリオットの左右のフックで腰が落ちる。クリンチ戦から離れて、フックを振るうグティエレスはここでも右フックを逆に被弾してダウンする。パウンドの追撃からバックを取り両足をフックしたエリオット、一度は仰向けになってRNCを狙うもグティエレスが亀になるとパンチに切り替える。

前方回転にもバックをキープしたエリオットがマウントに移行すると、グティエレスがスクランブルに持ち込む。ワンフックでバックコントロールを続け、パンチを打ち下ろすエリオットは正対してヒザを狙う。離れ際に左を伸ばしたグティエレスだが、勢いはない。それでもクリンチから反り上げを狙ったグティエレスだが、ここも下にされバックを許し厳しい展開が続く。エリオットは離れ際にヒザを入れ、シングルレッグへ。

がぶったグティエレスがマルセロチン、エリオットは自らマットに背中をつけてエスケープする。結果、トップを取ったグティエレスがパウンドを落としていく。ハーフを取ったグティエレスが肩固めも極めきれず、足を抜いてマウントを奪取。ロールしたエリオットにRNCを仕掛けたグティエレスは、敢えて足のフックを外して絞めに重心を移動させると、残り5秒でタップを奪った。

「スタンドの練習をしてきたけど、見た目が悪い試合になってしまった。でも、まだ可能性は無限大だし毎日、強くなるために練習している」と話した。


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JJ Globo Report WNO08 スローン・クライマー ハイサム・リダ ブログ

【WNO08】ハイサム・リダ──初陣でテイクダウンを2度目決め、ジャッジ判定3-0勝利

<205ポンド/15分1R>
ハイサム・リダ(ガーナ)
Def. Judge Scoring 3-0
スローン・クライマー(米国)

頭一つ長身のハイサム、立ちレスが続き1分が経過したころにクライマーがジャンピング・ギロチンを狙う。ハイサムも、もうこの技に掛かることはなくクライマーが笑顔を浮かべる。2分半が過ぎ、ハイサムがジャンピングガ―ドから引き込みボディトライアングルに取る。

と、ハイサムはレフェリーに何やらアピール。滑りやすいということで、レフェリーがクライマーの体をタオルで拭いて試合は同じ形から再開され、ガードが開くとクライマーが立ち上がりハイサムもスタンドに戻る。ここから立ちレスが続き、ハイサムがニータップのフェイクを見せる。

頭を取られたクライマーが離れ、スタンドの展開が4分続き、ハイサムが粗い動作で頭を掴みに行く。手を合わせた両者、ここから右手でクライマーの頭を取ったハイサムが小外刈りを決める。トップを取ったハイサムに対し、クライマーはロックダウン&ボディロックという10thPlanetムーブからスイープを狙う。ハイサムは必死に左足を抜きにかかるが、トップキープを諦め立ち上がることを選択した。

残り4分からスタンドレスリング、2分が経過しハイサムが足払いでテイクダウン。座ったクライマーに対し、ハイサムは寝技を続けずスタンドへ。クライマーも勝負を賭けて最後の20秒でスライディング・ガードをからバタフライガードも、ハイサムがワキ差しパスのプレッシャーをかけたところでタイムアップに。ジャッジは3者ともハイサムを支持しWNO初陣を勝利で飾った。

「柔術イベントの最大の一つの大会にデビューできてエキサイトしている。今はただエキサイトしているよ。以前もいったようにここにきて、今も勉強中で。米国にいることがビッグディールなんだ。いつの日かベストになるために毎日、練習している。彼がタフなことは知っていたし、試合が始まってからは少しスリッピーで。でもいつものように足払いでテイクダウンできた。ファンが期待した試合にはならなかったかもしれないけど、ハイレベルな戦いでは一つのミスが勝利を遠ざけてしまうから、今回は慎重に戦った。自分の階級でトップ10を破りたい」と試合を振り返ったハイサムは、最後に日本語で「カルペディエム・ファミリーの皆さん、日本の皆さん、いつも応援ありがとうございます。色んなメッセージをいつももらって、それを見て『頑張ろう』となっています。またいつか皆の前で試合ができること期待しています。押忍」と話した。


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other MMA PFL2021#02 Report カーティス・ミランダ― ブログ ローリー・マクドナルド

【PFL2021#02】ローリー・マクドナルド、PFL初陣はRNCで完勝。「第2戦? 滑るマットを変えてほしい」

【写真】カカトでワキ腹を蹴り、RNCを完成させた(C)PFL

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
Def.1R3分38秒by RNC
カーティス・ミランダ―(米国)

まず左ロングジャブを放ったミランダー、続くローでロリマクが姿勢を乱す。ロリマクのジャブに右フックを合わせようとするミランダーが右ミドルハイ。ワンツーと同じ踏み込みシングルレッグに入ったロリマクに対し、取られた足を外に出しミランダーが巧みに防御する。

ケージに押し込み、ダブルレッグに移行したロリマクがついにテイクダウンを決める。ハーフで抑えたロリマクは、マウントを狙った瞬間のミランダーのブリッジをすかしバックマウントを奪う。仰向けになり右腕を喉下に差し込んでいこうとしたロリマクは、手首を掴まれると逆の腕で絞めを狙う。

必死に防御していたミランダーだが、ロリマクはカカトでワキ腹を蹴り、その刹那右腕をこじ入れてRNCクラッチ。ここからパームトゥパームに移行してタップを奪った。

ウィナーコールを受けるまで、フィラス・ザハビにダブルレッグを仕掛けて技術の確認をしたロリマクは、バックステージインタビューで「2020年をこの1年に向けて、トレーニングしてきたから今日のような良い動きを見せることができた。カカトでミランダーを蹴ったのはオールドスクールテクニック、子供の頃から繰り返してきたこと。レバーを蹴られたミランダーは、喉下ががら空きになった。2戦目? 打撃の展開でいたるところでスリップしたから、マットを変えてほしいよ」と訴えた。

ウェルター級は開幕戦を終え、6P獲得のブラダボーイがタイム差で1位につけ、ロリマクが2位。セフェリーノが3Pで3位、NCで1Pを手にしたアレクサヒンとシが4位に。ここに欠場したアレクセイ・クンチェンコとマゴメド・マゴメドフが如何に巻き返してくるのか──第2戦は6月17日(木)に行われる。


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other MMA PFL2021#02 Report ジェイゾン・ポネ ブログ レイ・クーパーIII

【PFL2021#02】レイ・ブラダボーイ・クーパー3世、肩固めでポネから初回フィニッシュ勝利

【写真】パンチをラッシュを見せることなく、ブラダボーイはこのスラムから寝技で勝利した(C)PFL

<ウェルター級/5分3R>
レイ・クーパー3世(米国)
Def.1R1分23秒by 三角絞め
ジェイゾン・ポネ(フランス)

2019年ウィナーのブラダボーイことレイ・クーバー3世に対し、ポネが右ジャブを伸ばし左ローを蹴っていく。シングルに出たポネ、スプロールして防いだブラダボーイはケージに押し込まれる。ヒザ蹴りを抱えてスラムしたブラダボーイは、サイドからハーフに入り肩固めをセットする。

そのまま絞めると、ポネがタップしブラダボーイが一本勝ちした。ボーナス3Pと勝利Pの3P、合わせて6P獲得となり、プレーオフ進出に大きく近づいた。「パンチを振るう機会はなかったけど、彼が組んできたからレスリングで勝負した。スタンドでもグラウンドでも、僕はどこでも戦える。ないよりポイントを多くとるために、早く勝てるよう戦った。プレーオフに進出できるのは4人だからね。次も同じようにする。打撃でもグラップリングでも、素早くフィニッシュを目指す。次は今回欠場したマゴメド・マゴメドカリモフと戦いたい」と話した。


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other MMA PFL2021#02 Report グレイゾン・チバウ ジョアォン・セフェリーノ ブログ

【PFL2021#02】踏み込めない両者、手数と当てた数で上回ったセフェリーノがチバウを下す

【写真】パンチの距離には殆どならなかった一戦でセフェリーノが競り勝った(C)PFL

<ウェルター級/5分3R>
ジョアォン・セフェリーノ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
グレイソン・チバウ(ブラジル)

サウスポーのチバウに対し、素早いジャブを繰り出すセフェリーノ。さらに左リードフックを繰り出す。チバウもスラッピーな右フックを振るい、距離を取り直す。セフェリーノの右ミドルから、両者が拳の届く距離でパンチの応酬を見せる。離れたセフェリーノは、チバウの左ストレートにワンツーを狙う。

セフェリーノは再び右ミドル、そこにワンツーをチバウが放つ。パンチから組んだセフェリーノがクリンチで一度チバウを崩す。デカゴン中央での組み合いが続き、互いに譲れない。結果残り1分20秒で離れ、セフェリーノは左ハイを空振りし、そのまま1回転してスピニングバックフィストを見せる。どちらもヒットしなかったが、ラウンドを通すとセフェリーノが手数、精度とともに上回ったか。

2R、左ジャブを伸ばすセフェリーノに対し、チバウがダブルレッグ・テイクダウンを決める。スイープ狙いで跳ね上げ、スタンドに戻ったセフェリーノはパンチの交換からクリンチへ。初回ほど時間を使わず両者が離れ、黙視戦が続く。チバウが勢いのあるワンツーを繰り出すものの、クリーンヒットはない。リードジャブを当てたチバウは、左フックから組みへ。セフェリーノが反応して防ぎ、右ミドルを入れる。

セフェリーノが右から左を当て、チバウはより慎重な待ちの展開に。ダブルジャブから左ストレートを放ったチバウだが、これは距離があり過ぎた。セフェリーノは左ミドルハイ、飛び込んできたチバウと胸を合わせてクリンチ──投げを潰してがぶりからギロチンも浅く、時間に。

最終回、ジャブから左ローのセフェリーノ。チバウはギアを上げる必要がある。それでも待ち基調のチバウの左フックのカウンターは当たらず、セフェリーノの右ストレートに軍配があがる。ここからクリンチ、離れて様子見の展開に。互いに突破口を破る攻撃がなく、セフェリーノが左ボディフック、チバウは右フックを振るう。

楔となる攻撃、山となる動きがないまま残り2分を切る。瞬時のパンチの交換で、両者がスリップしてバランスを崩すという珍しい場面が見られ、最後の30秒でセフェリーノがシングルレッグも、チバウが切りクリンチへ。チバウがケージに押し込み、シングルから左フック。組み直したセフェリーノをチバウがケージに押し込み時間に。

セフェリーノが精度で上回ったが、どのような裁定が下っても文句がいえない内容となった1戦は──3-0でセフェリーノが判定勝ちを収め、チバウは苦笑いを浮かべた。


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other MMA PFL2021#02 Report アントニオ・カーロス・ジュニオール トム・ローラー ブログ

【PFL2021#02】スクランブルでギロチン一戦、アントニオ・カーロスJrがトム・ローラーを一蹴

【写真】定石通りだからこそ、見事なフィニッシュだった(C)PFL

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カーロス・ジュニオール(ブラジル)
Def.1R4分43秒by ギロチンチョーク
トム・ローラー(米国)

サウスポーのローラーが左を伸ばし、カーロス・ジュニオールが右ミドルに続き左ジャブを入れる。ローラーは前に出てワンツー、カーロス・ジュニオールが左ジャブを放つ。ジャブで右目の回りが既に赤くなっているローラーは、ワンツーにダブルレッグを合わされる。ギロチンで抱えたローラーに対し、カーロス・ジュニオールがサムアップで大丈夫だとアピールする。

クローズドで絞めるローラー、ゆっくりと時間をかけて頭を抜いたカーロス・ジュニオールは立ち上がってパスから一気にマウントを奪取、肩固めへ。懸命に防いだローラーだが、カーロス・ジュニオールが再び肩固めをセットする。ここもローラーは腕を伸ばして防ぎ、ハーフに戻してシングルへ。カーロス・ジュニオールは逆にギロチンに捕え、横回転でマウントを取るやタップを奪った。


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other MMA PFL2021#02 Report セザー・フェレイラ ブログ

【PFL2021#02】前蹴りからパンチのラッシュ、フェレイラが37秒でローリックからKO勝ち

【写真】凄まじいラッシュでフェレイラが勝負を決めた(C)PFL

<ライトヘビー級/5分3R>
セザー・フェレイラ(ブラジル)
Def.1R0分37秒by TKO
ニック・ローリック(米国)

サウスポーのフェレイラは左前蹴りを腹に入れる。一瞬、怯んだように見えたローリックに対し、フェレイラは左ストレートを連打しケージに詰まったローリックに右フックを打ち込む。この一発で腰が落ちたローリックに、すぐさま返しの左フックが打ち込まれ──勝負は早々に決した。


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other MMA PFL2021#02 Report サディボウ・シ ニコライ・アレクサヒン ブログ

【PFL2021#02】シのアイポークでアレクサヒンが続行不能に……NCで両者1Pの獲得に終わる

【写真】シのアイポークでノーコンテストに(C)PFL

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
NC. 2R1分56秒 
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)

スイッチするシがジャブを伸ばし、ローを蹴る。ボディストレートを放ったアレクサヒンはローが急所に入っても試合を続け、思い切り右ハイを蹴っていく。リーチの差を生かし、アレクサヒンのステップインにジャブを合わせるシだが、アレクサヒンの踏み込みがそれを上回り右オーバーハンドや左ジャブを当てていく。シもジャブ、前蹴りで突き放そうとするがアレクサヒンが右フックをヒット。アレクサヒンはローをチェックするシに対し、ヒザの上をすり抜けるミドルを蹴っていく。シは前蹴りを掴まれて、急ぎ引き抜いた直後に後ろ回し蹴りを腹に被弾する。

スピードでアレクサヒンが上回る展開のなか、シは左ローから右ハイを繰り出す。拳の圧はアレクサヒンが明らかに上でボディ→顔面というコンビを見せ、残り10秒でスピニングバックキックを入れ、そこからテイクダウン狙いという流れで初回を戦い終えた。

2R、シはオーソで左ジャブを繰り出し、ローやミドルと蹴りを多用する。さらにカウンターで前蹴りを入れ、アレクサヒンの動きが落ち着く。アレクサヒンも右ミドルを蹴り返し、右オーバーハンドとすぐにペースを戻し、ハイでバランスを崩すが即立ち上がる。シはジャブを当て、アレクサヒンのステップインに対し手を開いてブロック──この際に指が左目に刺さったアレクサヒンが倒れこみ、試合が中断される。

このままアレクサヒンは試合続行不可能となり、ノーコンテストに。両者、1Pの獲得に留まり4名だけがプレーオフに残れるという状況でアレクサヒンにとっては気の毒この上ない結果となった。


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other MMA PFL2021#02 Report ダン・スポーン ブログ マールシン・ハムレット

【PFL2021#02】何と!! ノルウェーのハムレットがクローズドガードの中での肩固めでスポーンを落とす

【写真】これはもう肩圧チョーク……(C)PFL

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット(ノルウェー)
Def.2R0分52秒by 肩固め
ダン・スポーン(米国)

打撃の間合いのはかりのなかで組みついて、力で押し込みテイクダウンを奪ったハムレット。スポーンはクローズドガードを取り、ハムレットがケージに頭を固定して顔面にパンチを落としていく。足を組んで背中をマットにつけた状態が続くスポーンは、ケージを押して頭を中央に向けるも、すぐにハムレットが修正して外側に向かせ直す。結果、ケージに詰まった状態が続いたスポーンは、立ち上がったハムレットに足を一本抜かれる。すぐさま足を戻したスポーンだが4分30秒、下で初回を終えた。

2R、スポーンのジャブに対し、シングルレッグでハムレットがテイクダウンを奪う。ケージに押し込みながら、肩固めに入ったハムレット。何とクローズドガードの中からの絞めでスポーンを落としてボーナス2Pを加え、5P奪取と幸先の良いスタートを切った。


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