カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o ONE Shooto Shooto2022#02   ダイキ・ライトイヤー チャンネル 修斗 内田タケル 安藤達也 山内渉 山田崇太郎 岡田遼 岩本健汰 後藤丈治 石井逸人 石橋佳大 西川大和 飯田健夫 齋藤奨司

【Shooto2022#02】計量終了 ポスト岡田遼時代に向け、負けられない石井、石橋、後藤、ライトイヤー

【写真】ランキング的には5位✖6位、7位✖ランク外対決となる(C)THE ONE

20日(日)、東京都港区の10KOLで明日21日(月・祝)に文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2022#02の計量が行われた。

メインは修斗世界バンタム級チャンピオン岡田遼が、安藤達也を挑戦者に迎え2度目の王座防衛戦=Road to 有終の美に臨む今大会──選手権以外でバンタム級戦が2試合組まれている。


西川は山田の計量を終わるのを裸足で待ち続けていた。明日は、体格差がかなりありそうな両者だ

2021年を飛躍の年とできなかった石井逸人と後藤丈治が、それぞれ石橋佳大、ダイキ・ライトイヤーと相対する。王者が今年限りで引退と公言しているだけに、永遠と続く潰し合いを抜け出すためにも、この2試合は結果が求められるファイトとなる。

さらにコメインでは世界ライト級王者の西川大和が、山田崇太郎とウェルター級で戦うという要注目のカードが組まれている──が、山田が計量当日にシャワーを浴びると水分を吸ってしまい体重が増えるという事態に陥る。

計量開始から1時間を過ぎたころに会場に到着した山田だが、100グラムオーバーに。これを落とすのに30分以上かかるも最終的にはクリア。西川もパスするまで見届け、両者で撮影となった。

また岩本健汰と対戦予定だった飯田健夫が減量中に体調不良に陥り病院へ。この一戦は中止となった。

■視聴方法(予定)
3月21日(日)
午後6時30分~ ABEMA格闘チャンネル             
■ Shooto2022#02計量結果
<修斗世界バンタム級王座選手権試合/5分5R>
[王者]岡田遼:61.1キロ
[挑戦者]安藤達也:61.1キロ

<ウェルター級/5分3R>
西川大和:76.6キロ
山田崇太郎:77.3キロ→77.1キロ

<バンタム級/5分3R>
石井逸人:61.0キロ
石橋佳大:61.2キロ

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治:60.8キロ
ダイキ・ライトイヤー:61.0キロ

<フライ級/5分3R>
関口祐冬:57.0キロ→56.7キロ
宮地友一:56.5キロ

<バンタム級/5分2R>
Lyo’o:61.2キロ
齋藤奨司:61.0キロ

<フライ級/5分2R>
大竹陽:56.6キロ
山内渉:56.5キロ

<フライ級/5分2R>
内田タケル:56.5キロ
佐々木駿友:56.4キロ

The post 【Shooto2022#02】計量終了 ポスト岡田遼時代に向け、負けられない石井、石橋、後藤、ライトイヤー first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2022#02 ダイキライトイヤー 修斗 内田タケル 安藤達也 宮城友一 山田崇太郎 岡田遼 岩本健汰 当真佳直 後藤丈治 石井逸人 石橋佳大 西川大和 飯田健夫 齋藤奨司

【Shooto2022#02】岩本健汰✖飯田健夫。宮城友一&Lyo,o=砂辺系沖縄シューターが後楽園に

【写真】グラップリングではスキンヘッドでなかった飯田。今回は? (C)MMAPLANET

14(月)、3月21日(月・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2022#02の追加カードが発表されている。

修斗世界バンタム級選手権試合=チャンピオン岡田遼×チャレンジャー安藤達也、同じくバンタム級で石井逸人×石橋佳大、後藤丈治×ダイキライトイヤー戦、そして修斗世界ライト級王者の西川大和✖山田崇太郎と戦うウェルター級戦に続き5試合が決まった。


まず注目はMMA4戦目となる岩本健汰が、飯田健夫と対戦するフェザー級戦だ。ケージレスリング及び極めの部分で既に日本トップクラスという声もある岩本に対し、飯田は1月のGladiatorで組まれたサブオンリーマッチにスクランブル出場し、黒帯柔術家の伊藤元喜をギロチンで下している。

今回の試合、ずばり見どころは飯田が岩本にバックを許さず、上の取り合いに持ち込めるか否か。飯田が伊藤と対戦した同じ日に石渡引退記念興行・漢塾~継承~で、笹川JPにアゴの上からRNCを極めた岩本は、一度だけ下になっている。

リング使用大会でロープの外=エプロンでマウントを取った岩本だが、フリーズからリング中央で再開直後に背中を預けた笹川が立ち上がり、前方に落とされている。

ここで笹川は立ってローという手段にでたことで岩本はパウンドを受けていないが、飯田とすればトップとはいわず組みの中で打撃を織り交ぜたい。クリンチ&打撃、グラウンド&パンチがあるなかで岩本がどのようなグラップリングを見せられるのか、そのような展開があるのか楽しみだ。

またフライ級では宮城友一が、修斗公式戦では初めての東京での試合で関口佑冬と対戦。

また宮城とクロスラインでの練習仲間である当真佳直を沖縄大会で下した内田タケルは、佐々木駿友と。髙谷組元DREAMERSの齋藤奨司がクロスライン所属のLyo,oと戦う。

2人の沖縄勢──しかもtheパラエストラ沖縄ではなく、パンクラシスト砂辺光久系のファイターが聖地の修斗出場というのも興味深い。

The post 【Shooto2022#02】岩本健汰✖飯田健夫。宮城友一&Lyo,o=砂辺系沖縄シューターが後楽園に first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
F1 Gladiator016 IRE06 MMA MMAPLANET N.O.V NavE クレイグ・ジョーンズ 中川皓貴 中西哲生 井上啓太 伊東元喜 倉本一真 有川直毅 松本一郎 森戸新士 海外 濱村健 福島啓太 竹本啓哉 藤田健吾 飯田健夫

【Gladiator016】FSG戦で濱村健と対戦、森戸新士─02─「グラップラーの強さが伝わる試合を」

【写真】アウトサイドヒールを狙う森戸。ちなみにフォークスタイル・グラップリングでは上の状態から足関節を掛けて、相手が立ち上がるとリバーサルで2P失う (C)SHOJIRO KAMEIKE

23日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR016で組まれたプログレス提供のグラップリングマッチ=フォークスタイル・グラップリングで濱村健と戦う森戸新士インタビュー後編。

IBJJFスタイルの競技柔術で日本のトップにある森戸が、ケージのなかでトップ重視のポイント制グラップリングマッチを戦う。かつてカナダでMMAの練習をしていた経験もある森戸にとって、柔術とグラップリングの相関関係はあるのか──そしてコンバット柔術をどのように見ているのかを尋ねた。

<森戸新士インタビューPart.01はコチラから>


──ADCCや海外のグラップリングに言及されていますが、道着とノーギに関しては優先順位というモノはありますか。

「う~ん、僕はどっちとも好きなんです。グラップリングの試合機会が増えれば、練習量も増やすと思います。ただ現状の大会数だと比重を増やしてもリターンが少ないというか、それで柔術の方の力が落ちてはいけないですし。道着とノーギの両方をやっている選手って、バランスのとり方が難しいと思います」

──柔術とノーギは、もう別モノと捉える柔術家が多いですが、森戸選手はどのように考えていますか。

「難しいですね。別モノですが、全く別モノではない。お互いがお互いに生きるところはあるので、グラップリングの試合に出るのであればグラップリングの比重を増やした方が良いですし、柔術の大会で実績を残したいときにグラップリングの練習ばかりをするわけにはいかないです。そういう意味で別モノですけど、技術は繋がっている。ホベルト・サトシ・ソウザ選手とかもMMAの試合前でも、道着の練習をされているみたいですし。

僕も柔術アカデミーを運営しているので、指導をしてそのままスパーリングに入ることが多いので柔術の練習の方が多いですね」

──ところでプログレスはフォークスタイル・グラップリング、コンバット柔術、サブオンリーとありますが、コンバット柔術では先日のIRE06で倉本一真選手が放ったヒザをついた瞬間に、掌底を入れるという戦い方をしました。あの試合を視て、柔術家はコンバット柔術には出たくないという風潮にならないかと危惧しています、アマMMAの経験がある森戸選手はいかがでしょうか。

「あぁ……コンバット柔術は全く練習をしていないので、今のところはサブオンリーの方に興味があり、出るならサブオンリーだと思います」

──コンバット柔術は危なく感じますか。

「危ないというか、掌底が当たると脳みそが揺れますし、リスクも高まります。ちょっと図に乗っていると思われてしまいますが、それなりの条件がないとそこまでリスクをおかして出たくはないかな、と」

──プログレスのコンバット柔術は臀部、背中、体側が付いた場合のみ掌底が使えて、立脚している状態では使えないルールにすると長谷川選手が言っていました。

「まぁヒザをついての掌底は立ち技みたいなものですし、あの辺りはルールが整備されていくのでしょうか」

──いやぁ、IREのことは分かりかねます。でも森戸選手のコンバット柔術も見てみたいですね。IBJJFルールで強い選手のコンバット柔術は、非常に興味深くて。

「打撃の距離感とかは気を使わないといけないですよね……。今はグラップリングに集中したいですけど、オファーがあれば条件なども見て考えます。プログレスがどのように発展してくのか、僕はイメージできていないのですが、ルールにタイトルマッチは5分3Rとかルールに記されていて、そういうこともプランしているのであれば実現してほしいと思っています」

──グラップリング大会ではなく、MMA興行のなかでの試合です。そこを意識することはありますか。

「こういうワンマッチの試合が組まれていくことは、良いことだと思っています。柔術家にとって一番大きな舞台である全日本選手権も関係者しか見ていないです。それがプロのMMAを見ているファンの前で試合ができる。そこで皆が興味を持ってくれる試合をしないといけないのですが、柔術を見てもらえる機会も増えますし、選手としてはプロの条件で試合をさせてもらうので、覚悟もできます。やはり自分で参加費を払って試合をするのとは違う覚悟ができます」

──でも、最近のクレイグ・ジョーンズは緩い試合が多いです(笑)。

「アハハハ。クレイグ・ジョーンズのことは僕レベルでは分からないです(笑)。僕に関してはお金を支払ってもらって試合をするのだから、そこに相応しい試合をしたいと思っています」

──素晴らしいです。では最後にコアなMMAPLANETの読者の皆さんに向けて、今回の試合への意気込みをお願いします。

「今回、MMA寄りの新しいルールで戦うのですが、そのなかでグラップラーの強さが伝わる試合をしたいです。MMAファンの人の目にグラップリングがどのように映っているのか、客観的には分からないのですが、どうせなら観客の人に面白いと思ってもらえる試合になれば嬉しいです。技術的に分からないことでも、一本を取って──もっとグラップリングを見たいと思ってもらえるよう──説得力のある試合をします。何より、プログレスルールで戦うことで、僕が強くなれるように頑張ります」

■Gladiator016対戦カード

<フライ級/5分2R>
藤田健吾(日本)
有川直毅(日本)

<バンタム級/5分2R>
土肥”聖帝”潤(日本)
神田T-800周一(日本)

<フェザー級/5分2R>
中川皓貴(日本)
富田翔市(日本)

<バンタム級/5分2R>
山口翔(日本)
神野翼(日本)

<バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本)
福島啓太(日本)

<ストロー級/5分2R>
N.O.V(日本)
蒔田真吾(日本)

<ライト級/5分2R>
井上啓太(日本)
春川広明(日本)

<フライ級/5分2R>
坪内一将(日本)
中西哲生(日本)

<バンタム級/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<フォークスタイル・グラップリング60キロ契約/5分2R>
NavE(日本)
松本一郎(日本)

<フォークスタイル・グラップリング79キロ契約/5分2R>
森戸新士(日本)
濱村健(日本)

<サブオンリー・グラップリング82キロ級/10分1R>
飯田健夫(日本)
伊東元喜(日本)

<フェザー級/5分2R>
伊賀GORI(日本)
斎土泰斗(日本)

<フェザー級/5分2R>
宋鬼子(日本)
谷口軍曹(日本)

<バンタム級/5分2R>
大前健太(日本)
尾崎大和(日本)

<バンタム級/5分2R>
秋田良隆(日本)
永輝亜(日本)

<ウェルター級/5分2R>
森井翼(日本)
那須”独歩”育夫(日本)

<フェザー級/5分2R>
大和(日本)
桑本征希(日本)

The post 【Gladiator016】FSG戦で濱村健と対戦、森戸新士─02─「グラップラーの強さが伝わる試合を」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Gladiator016 MMA MMAPLANET 伊東元喜 佐々木信治 修斗 飯田健夫

【Gladiator016】残念!! サブオンリー出場予定の佐々木信治が濃厚接触で欠場。飯田健夫が伊東元喜と対戦

【写真】飯田は一昨年12月のTTFC、昨年12月の修斗、そして今回のグラジエイターと大阪での試合が多い(C) MMAPLANET

13日(木)にGLADIATORより23日(日)により大阪府豊中市の176BOX で開催されるGLADIATOR016でプログレス提供グラップリングマッチに出場予定だった佐々木信治の欠場が発表された。

サブオンリー・グラップリングで伊東元喜と対戦予定だったグラジエイター・ライト級王者は、コロナの濃厚接触者に認定されたために欠場を余儀なくされた。


佐々木の欠場を受け、プログレスサイドでは修斗で活躍する飯田建夫に出場の意志を確認すると、「どのルールでも伊東選手がOKのルールで出たいです」とスクランブル出場を了承。伊東も2つ返事で、飯田との対戦を快諾した──結果、伊東と飯田の間でサブオンリーマッチが組まれることとなった。

佐々木の欠場は残念だが、オミクロン株の感染拡大が広まりつつある現状の日本において、今回のようなケースはどの格闘技イベントにも起こり得るだろう。

The post 【Gladiator016】残念!! サブオンリー出場予定の佐々木信治が濃厚接触で欠場。飯田健夫が伊東元喜と対戦 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
J-CAGE Report TTFC09 ブログ 長田拓也 飯田健夫

【TTFC09】カーフで前足を破壊された飯田、為すすべなく長田の組み&コントール&パウンドに完敗

【写真】長田は完勝も、少し手堅く行き過ぎたか(C)MMAPLANET

20日(日)、大阪市淀川区のメルパルクホールOSAKAで開催されたTribe Tokyo Fight Challenge 09。上位3試合は修斗公式戦、他5試合はTTFCルールで東西対抗戦が組まれていた。ここではコ・メインの長田拓也✖飯田建夫の一戦の模様をお送りしたい。

<ウェルター級/5分3R>
長田拓也(日本)
Def.3-0:30-25.30-27.30-27
飯田建夫(日本)

試合の初弾といえる長田の右カーフで、飯田が姿勢を乱す。組みつくような姿勢の右オーバーハンドを見えた長田は左フックを振るって離れる。飯田の左ローを払い、姿勢の乱れたところで組みついた長田はボディロックテイクダウンに成功する。

そのままサイドで抑える長田に対し、飯田は頭を抱えると時間をかけて立ち上がる。ただし、背中を取られている状態ですぐに倒され、またヘッドロック状態に。

頭を抜いた長田はハーフで抑え、飯田が足を戻すと立ち上がってローを蹴る。すぐにシングルに出た飯田だが、潰されてバックを許す。亀の飯田を殴り、両足をフックするとパームトゥパーム・チョークを仕掛ける。

耐える飯田に対し、腕が張るのを避けたか長田はシードベルトに移行し、サイドを選択して抑える。ここも背中を譲った飯田は頭部にパンチを受け、腰にヒザ蹴りを打たれると足を絡めることがないまま上を向きなおしサイドで抑えられる。

長田のニーインベリーのタイミングで左腕を差して、シングルに出た飯田はがぶられてサイドバックを許し、サイド→サイドバックを繰り返し我慢続きの初回が終わった。

2R、右カーフを続ける長田は飯田の左ジャブに右クロスを合わせ、続くカーフで飯田の体を大きく崩れる。左足を完全に効かされた飯田は左足のヒザの横が真っ赤になっている。それでも懸命に右オーバーハンドに右を合わせた飯田だが、カーフに反撃を遮断される。

長田は右でヒザの後ろを蹴り、棒立ちの飯田に組みついてケージに押し込む。踏ん張りがきかないのか、すぐに下になった飯田は立ち上がったところで左を被弾する。

間合いを取り直した長田は前蹴りからカーフを蹴り、オーバーハンド&ニータップを切る。続いて右が交錯するタイミングでバックに回った長田がテイクダウンへ。一度はヒザを上げた飯田は、前転してガードを取り、立ったままの長田がローから飛び込んでパウンドへ。

飯田はスペースができたところでシングルを仕掛けたが、すぐにガードを取ってしまう。ハーフでエルボー、クローズドに戻しても左右のパンチを被弾した飯田は反撃の糸口すらつかめないまま、ラウンド終盤は横を向いてエルボーを落とされた。

最終回、またも右が交錯したタイミングで、バックに回ろうとした長田に対し、胸を合わせた飯田だったが、左フックに続く右カーフでついにダウンを喫してしまう。崩れた飯田にパウンドを打ちつける長田は、ここでクローズドガードの中に収まる。

セコンドや会場内にいたBLOWSの選手から、「立って打撃で戦え」という声が挙がるが、長田も抑えて殴ることに執着する。飯田はハーフガードから潜ってシングル狙いも、長田が頭を押して立ち上がると、引き込むように背中をマットにつけてしまう。

ほぼほぼ勝負の大勢が決まり、下の飯田を長田が殴りパス。足を戻し、腕を差しに行って飯田はスクランブルには持ち込めず、潰されてパウンドを被弾。長田はそのままトップで試合を終え、ジャッジ1人が30-25をつける大勝──も、試合展開には課題が残ったといえるだろう。


The post 【TTFC09】カーフで前足を破壊された飯田、為すすべなく長田の組み&コントール&パウンドに完敗 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Interview J-CAGE TTFC09 ブログ 長田拓也 飯田健夫

【TTFC09】修斗公式戦=飯田健夫戦 in TTFC、長田拓也「デビュー戦の時みたいに緊張しています」

【写真】ONEウォリアーで本戦級の海外勢と対峙した経験が、どのように生きるか (C)MMAPLANET

20日(日)、大阪市淀川区のメルパルクホールOSAKAでTTFC初の大阪大会が開催される。

BLOWSの中蔵隆志氏と長南亮氏、東西の顔が怖いMMA界のリーダーが手を結び、西の揺り起こしを始めた。全8試合、上位3カードはシューター同士の対戦ということもあり、長南氏がプロモーターライセンスを取得し、修斗公式戦として行われる。

そんなTTFC産プロ修斗公式戦でONE Warriorと契約中の長田拓也が出場し、飯田健夫と対戦する。ウォリアーシリーズから修斗へカムバック、関西内部の戦いでも白黒をつけたい長田に、飯田戦前日に話を訊いた。


──明日、TTFCで飯田選手と戦います。今の調子はいかがですか。

「メンタルもフィジカルも今までで一番好調です」

──TTFCながら1年11カ月振りのプロ修斗公式戦です。また修斗の試合を戦うことで何か思うところはありますか。

「飯田選手からすると、僕のランキングを奪うという意志が強いと思うので、自分のランキングを守るというプレッシャーは強いです」

──昨年はONE Warrior Seriesと契約し、6月と10月に2試合を行いました。パンデミックが起りONEウォリアーはイベント再開の目途がついていない状態です。そこでTTFCにおける修斗の試合に出ます。

「これも何かの縁なのかとと思っています。ウォリアーシリーズを目指していたのですが、ここで修斗の試合を戦える事は修斗で上に上がれるチャンスを手にできたと思っています」

──ONEウォリアーからONEにステップアップを狙っていたかと思いますが、修斗でもまた上を目指すということでしょうか。

「そうですね。ONEウォリアーと契約したのは、中藏先生からオファーがあったという電話を貰って……。チャンスがあればどこでも飛びつきたいというのが僕の考え方なので。

それにONEウォリアーとの契約は、他のどこの団体で戦っても良いということだったんです。ウォリアーシリーズがないので、試合があればいつ何時でも戦います」

──修斗、Road to ONE、TTFCというところが選択できる大会だったかと思います。特にこだわりはなかったですか。

「そうですね……でも修斗には愛着があります。だからウォリアーシリーズがないようなら、また修斗でも戦いたいと思っています」

──修斗ライト級戦線は前世界王者がベルトを返上してパンクラスへ。現王者はRIZINで戦いました。

「えっと……TTFCのあとに修斗の大会があって、環太平洋王座決定戦があるんですよ。そこを狙いに行けたらと思っています」

──環太平洋王座がターゲットですか。

「関西勢から新チャンピオンが生まれるんです。関西人としては同じ関西に強い人がいるなら、やっぱり頑張って勝ちたいです。

特に田中有選手には負けているんで……。あの時は僕がランカーで無名の田中選手に挑戦されて負けたので、今度は逆に……田中選手がチャンピオンになれば挑戦したいです」

──そのためには飯田選手に勝利することはマストですね。飯田選手の印象を教えてください。

「フィジカルがあって、気持ちもある……僕から見たら堅実な真面目な選手やと思います」

──長田選手がやるべきことは?

「飯田選手には申し訳ないですけど、全局面で上回って圧倒したいと思います」

──ウォリアーシリーズでキーラン・ジョプリン、オトゴンバートル・ネルグイという海外勢と戦った経験は、今後に生きるでしょうか。

「海外の選手は勝負勘が強いというか、ここというところの決めどころは真似すべきだなって。そういうのは何個もありました。格闘技に対する考え方、戦い方が変わりました。日本人の選手は勝負どころでもじっくり見ていく感じですけど、向こうの選手はここっていうところになると一気に来るので。

そこが海外の選手の良いところだと思ったので、そういうトレーニングを僕も取り入れてやっています。あの経験は日本人相手では、あまりないコトだと思います」

──その圧力を知ると、日本人選手と戦う時に有利になると考えますか。

「う~ん、また別の強さはあるので油断はしないです。でも、あの圧力を経験していたら、あの圧力以上のモノはないのかとは思っています。

ただ前の試合から結構空いてしまったので、デビュー戦の時みたいに緊張しています(笑)。とにかく、ここでしっかりと勝って修斗のタイトル戦線に喰いこめていければと思っています」

■TTFC09対戦カード

<ライト級/5分3R>
山本健斗デリカット(日本)
工藤諒司(日本)

<ウェルター級/5分3R>
長田拓也(日本)
飯田建夫(日本)

<バンタム級/5分3R>
服部賢大(日本)
後藤丈治(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分2R+Ex>
名田英平(日本)
高橋孝徳(日本)

<フライ級(※61.2キロ)/5分2R+Ex>
西村大地(日本)
上田直毅(日本)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分2R+Ex>
加藤正徳(日本)
岩﨑大河(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分2R+Ex>
中川皓貴(日本)
狩野優(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分2R+Ex>
宇都宮伍(日本)
大谷啓元(日本)

The post 【TTFC09】修斗公式戦=飯田健夫戦 in TTFC、長田拓也「デビュー戦の時みたいに緊張しています」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
J-CAGE News TTFC09 ブログ 中川皓貴 山本健斗デリカット 岩﨑大河 工藤諒司 後藤丈治 服部賢大 長田拓也 飯田健夫

【TTFC09】TTFCでデリカット✖工藤など、修斗公式戦が3試合。TTFCは岩﨑大河や中川皓貴が東西戦!!

【写真】中川皓貴などは、まさにTTFCのコンセプトに相応しい選手ではないだろうか(C)TTFC

26日(月)、TRIBE TOKYO MMAより12月20日(日)に大阪市淀川区の大阪メルパルクホールで開催されるTTF Challenge09の対戦カードが発表された。

TTFCにとっての関西大会は既報の通り、夜の部がサステイン主催のプロ修斗公式戦とのダブルヘッダーで行われ、BLOWSの中蔵隆志氏が協力し関西✖関東という対戦がコンセプトの大会になるということだった。

今回の発表では、その修斗のTTFCの関係がさらに接近し、今大会において修斗ライセンス保持者同士のマッチアップは、修斗公式戦として組まれランキングに影響し、長南亮氏が修斗のプロモーター・ライセンスを取得したことも明らかになった。


修斗公式戦は3試合、メインを含め上3つで組まれている。メインは山本健斗デリカット✖工藤諒司が70.3キロで、セミでは77.1キロで長田拓也✖飯田建夫、さらに65.8キロで服部賢大✖後藤丈治戦が修斗の試合で勝敗は当然ランキングにも反映される。

工藤はONE Warrior Seriesと契約中で、今年は2度に渡りRoad to ONEで戦い、ついにTTFCにおける修斗公式戦復帰となった。対して健斗デリカットは修斗以外の大会出場は2014年のHEAT以来、6年振りとなる。

工藤同様に長田もONEウォリアーの配下にある選手で、昨年10月のONEウォリアー日本大会でモンゴルのオトゴンバートル・ネルグイに敗れてから、1年2カ月ぶりの再起戦が飯田とのマッチアップとなった。飯田は9月にヨシ・イノウエからキムラで一本勝ちした勢いを買い、キャリア最高ランクの対戦相手に挑む一戦だ。

もう1試合の修斗公式戦は9月に藤井伸樹に逆転負けをした後藤が、早くも仕切り直しの一戦で服部を相対する。服部としては7月の大阪大会で南出剛を倒した勢いで、後藤をホームに迎え撃ちたい。

5試合組まれたTTFCマッチでは昨日のパンクラスでプロ2勝目を挙げたばかりの岩﨑大河が出場し加藤正徳と対戦。パンクラス3連勝中の名田英平✖高橋孝徳、GladiatorからDEEP大阪大会と負け知らずの5連勝中の中川皓貴が、2020年ネオブラ・ライト級で優勝したばかりの狩野優と戦うなど、掘り起こしと潰し合いというTTFCらしさに地域対抗戦という特色が加わったカードが組まれている。

The post 【TTFC09】TTFCでデリカット✖工藤など、修斗公式戦が3試合。TTFCは岩﨑大河や中川皓貴が東西戦!! first appeared on MMAPLANET.