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【修斗】SASUKEがスピニングバックエルボーで飯田健夫にTKO勝利 試合後にRoad to UFC再挑戦を表明

80: 実況厳禁@名無しの格闘家 2023/03/19(日) 20:33:10.77 ID:Bn7LTMafa
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【Shooto2023#02】SASUKEが右スピニングバックエルボーで飯田をKOして王座防衛、再びUFCを目指す

【写真】3度目の対戦で飯田に快勝--とともに、Road to UFC再挑戦へ最高のアピールとなったKO勝ちだ(C)MMAPLANET

<修斗世界フェザー級選手権試合/5分5R>
SASUKE(日本)
Def.2R2分49秒 by TKO
飯田健夫(日本)

SASUKEが距離を詰めて右カーフキックを当てる。飯田はガードを下げて、SASUKEが入ってくるところに左フックを合わせた。SASUKEが飯田のパンチをかわしながらローを当て、飯田にケージを背負わせる。

飯田のパンチもSASUKEの顔面をかすめる。しかしガードを固めたSASUKEが距離を詰めていく。飯田は笑みをうかべながら右クロスを当てた。SASUKEは左インロー、飯田も右カーフキックを返す。飯田がインサイドから左フックを当て、ケージを背負いながら、サークリングして左ジャブを突く。

飯田の肩越しの右クロスは当たらず。しかしタイミングをずらした左右ストレートがSASUKEの顔面を捉えた。SASUKEも左ガードを下げて、ステップを踏みながら距離を詰めていく。飯田の右ローをキャッチしたSASUKEが右をヒットさせた。さらに飯田の右ローに対して左ボディをカウンターで合わせる。ラウンド残り30秒で左ジャブ、左フック、さらに左ヒジを当てたSASUKEが飯田を追い続けてラウンド終了のホーンを聞いた。

2R、飯田の左フックに対しSASUKEが右ローを合わせる。右ローから攻め込むSASUKE、飯田は笑みを浮かべて相手の動きをうかがう。SASUKEが左ジャブで追い立てると、飯田が組んできた。SASUKEは両脇を差し上げてから投げを打ち、バックに回る。立ち上がった飯田は、SASUKEの右腕にキムラを仕掛けながら離れた。

飯田のパンチに左ボディ、左フックを合わせるSASUKE。さらに右の縦ヒジを狙った。飯田は離れて左ジャブを突く。しかしSASUKEはその左ジャブをブロック。大振りになる飯田のパンチに対し、インから左ジャブを当てて飯田を下がらせ続ける。飯田は追ってくるSASUKEに右ストレートを合わせていく。

しかしケージ中央で飯田が右ストレートを伸ばそうとしたところに、SASUKEが右スピニングバックエルボーが直撃。耳の後ろ周辺に食らった飯田が背中から倒れ、そのままSASUKEのKO勝ちとなった。

飯田は首を固定され、担架で運ばれる。勝者のSASUKEは「去年は海外で自分の夢に挑戦して、不甲斐ない結果で帰ってきました。あの時の悔しさを今日まで忘れたことはありません。全てを犠牲にして格闘技と向かい合ってきたつもりです。自分らしい試合ができて、今日だけは自分をほめてあげたいです。僕とチームメイトの野瀬翔平は、今年こそ夢であるUFCに向けて再出発します」と語った。今年もRoad to UFC出場はあるのか!?


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【Shooto2023#02】飯田健夫の挑戦を受ける、RTU後のSASUKE。「残酷でも行動で示していくしかない」

【写真】この日から繋がり、次に繋がる一戦がいよいよ明日に迫ってきた(C)MMAPLANET

明日19日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるSHOOTO2023#02。同大会のメインで修斗世界フェザー級王者SASUKEが、ランク1位の飯田健夫の挑戦を受ける。

昨年6月にRoad to UFC1回戦で敗北を喫し、トーナメント後のUFCとの契約という路が断たれた。それでも10月の準決勝大会でワンマッチで出場し、再起戦で勝利を手にした。今もUFCへの想いは変わらない。そのためにSASUKEはどのようなキャリアの積み方を考え、そして修斗の防衛戦に臨むのか。崖っぷちが続く、SASUKEに話を訊いた。


――試合まで1週間を切りました(※取材は14日に行われた)。今、どのような調子でしょうか。

「いつもと変わらず、試合前という感じです。全然悪くなくて、むしろ良いぐらいです」

──Road to UFCに挑戦した時点で、修斗の防衛戦はない方が良かった。ここに向けて、色々と乗り越えないといけないことがあったかと思います。

「Road to UFCで負けちゃっていますからね。10月にワンマッチのチャンスを貰えたけど、それがどう次につながるか分からない。あの時に進路を考えて、試合間隔が空くことが一番嫌でした。一昨年、試合がしたくてもできない状態が続いてモヤモヤしていたので。もうあんな風になはなりたくなかったです。なので防衛戦はベルトが掛かった大切な試合ですけど、僕の心境としては試合ができるならどこででも戦うというモノでした。そこで修斗からオファーがあり、すぐに戦うと返事しました」

──Road to UFCフェザー級の決勝に日本人がいなかった。我々にとっても信じられない展開でした。あそこで勝ち上がることができなった時、SASUKE選手的には今後のキャリアについてどのように考えていましたか。

「完膚なきまでにやられたので、そりゃあ凹みました。でも、全部失って再スタートするしかない。UFCはメチャクチャ遠のいた。あの負け方では……正直、無理だと思ったこともありました。それから何の巡りあわせか、10月にアブダビで試合ができた。内容は良くなかったけど、勝利という結果は一つのクレジットになって。首の皮一枚残すことができたのかと考えています」

──UFCと交渉した前田桂さんが勝利者インタビューの通訳をしながら号泣していました。

「桂さんは本当に僕と野瀬(翔平)君のために、色々とやってくれました。ご家族があるのに正直、僕らのために仕事を犠牲にしてアブダビにまで来てくれて。感謝の気持ちしかないです。桂さんには『全部賭けています。今まで以上に賭けています』っていう話を現地でさせてもらって……負けると本当に終わるという僕の気持ちが伝わっていたのだと思います。だから、ああいう感じになったんでしょうね」

──にしても、通訳があれだけ泣きだすと周囲はもうビックリでしかないですよ」

「アハハハハハハ」

──あの1勝でUFCをまだ目指せる。MMAを続けることができるという気持ちになれましたか。

「そうですね、まぁ……MMAを続けることはできるんですよ。日本でやれば、できる。ただUFCを目指すなら、あそこで負けていたら本当に終わりだったと思います。なので、まだギリギリ、崖っぷちの状態です」

──では10月以降、UFCを目指すキャリアの積み方はどのように考えていましたか。

「今年もRoad to UFCがあるので、それを狙うのか。それか、どこでも良いから試合を重ねて連勝記録を創ってUFCにアプローチするということを考えていました。その中で修斗はタイトル戦で、どっちにも当てはまる。連勝記録の1つにできるし、日本のチャンピオンという肩書を持ち続けることができる」

──では試合を多く戦い、連勝記録を創る場に関してどういう風にSASUKE陣営では考えていたのでしょうか。

「そこ、難しいですよね。修斗もどんどん新しい選手が育ったり、入ってくれば試合を継続して戦うことができるけど、一昨年がそういう状況じゃなかった。正直、修斗だけで戦っていたら、自分が納得できるペースで試合ができる保障はない。だから、やりたいという想いはあってもどうしようもないですよね」

──国内では人知れずでも、実はUFCが近いプロモーションも海外にはあります。と同時RIZINはフェザー級が盛り上がっています、そこで実力誇示をする。そういう選択があったかと思います。

「ハイ。特に海外はありました。吉野光選手のUAEWの試合も前回、視ていましたし。あと豪州のEternal MMAとか、勝てばUFCと契約があるところは──むしろ、そっちで戦いたいという気でいました。自分のなかでは海外でやりたいという想いは強いです」

──そういうなかで修斗の防衛戦になったということですね。

「さっきも言ったようにこの先が不透明なのか一番嫌で、オファーがあったらすぐ戦う気持ちでした。試合を受けるメリットを考えているわけでなく、一つの試合。勝てば白星が増える。連勝記録の1つになる。防衛戦って負けたらベルトを失うから、基本リスキーなモノです。

だから、ここで勝って次に繋がるとかをモチベーションにするわけでもないですし。試合ができない期間が辛かった。オファーがあれば有難いからやる。そういうことです」

──では5月の終わりのRoad to UFCは頭にありますか。

「あります。でも、先のことを考え過ぎていると足下をすくわれてしまうので。目の前のことをクリアして、次を考えます」

──飯田選手とはアマ、新人王Tと2試合戦っています。そこに何か特別な想いは?

「特にないですね。ストーリー創りには因縁が必要だというのも分かりますが、彼との間に因縁はない。因縁があるとすれば、昔の弱い自分に対してです。これに打ち克つための一つの試練だと思います」

──飯田選手が修斗で勝ち続けていることは、注視していましたか。

「いえ、正直余り見ていなかったです。別に飯田選手を軽視していたのではなくて、自分のことに必死になっていたので。だから直近の試合も全然見ていなかったです」

──では、試合が決まってからチェックするという感じだったのですか。

「それが最近の試合はなくて(苦笑)。論田愛空隆戦、山本健斗デリカット戦……3連勝しているんですよね(※実際は4連勝)。でも全然試合はチェックできていないです。まぁ自分は相手の映像を見過ぎると、対策に寄ってしまうので。自分から仕掛けて勝つ。映像はトレーナーとかセコンドをチェックして、そこで指示された練習を徹底してやってきました」

──Road to UFCを経験したことで、MMAファイターとして成長した部分はあると思いますか。

「気持ちですね。絶対に負けないという。アブダビの試合がそうでした。恰好悪くても、自分からいく。気持ちは絶対に折れないぞと。格闘技は最後は気持ちです。ただ今回は日本での試合なので、応援をしてくれる人たちの存在はポジティブになります。格好悪い姿を目の前で見せられないので。折れないで5分✖5R戦い続けようと思います」

──練習仲間が同じように努力し、どれだけ志を持っていても結果がついてこない場面も見てきたと思います。その姿を見てなお、UFCへの想いは揺るぎないですか。

「練習仲間の敗北を見るのは心が苦しいし、辛くて。MMAって残酷だなって改めて思います。でも、行きたいと願わない人間にはチャンスは訪れない。どれだけ残酷でも前を向いて、自分の行動で示していくしかない。一喜一憂していると、やっていけないです」

──押忍。では、最後にこの試合に向けての意気込みをお願いします。

「思っている以上にタフファイトになるかもしれないです。でも、自分はスタミナでも気落ちでも負けないので。飯田選手はここをゴールにやっているのかもしれないけど、僕はこの先を見て行こうと思っています。なので、絶対に負けないと言っておきます」 


■視聴方法(予定)
3月19日(日)
午後6時00分~ ABEMA格闘チャンネル
             
■Shooto2023#02対戦カード

<修斗世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] SASUKE(日本)
[挑戦者] 飯田健夫(日本)

<フライ級/5分3R>
関口祐冬(日本)
新井丈(日本)

<ストロー級/5分3R>
安芸柊斗(日本)
澤田龍人(日本)

<ライト級/5分3R>
マックス・ザ・ボディ(日本)
菅原和政(日本)

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
竹原魁晟(日本)
上原平(日本)

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
浜松ヤマト(日本)
CHAN-龍(日本)

<バンタム級/5分2R>
野瀬翔平(日本)
新井拓巳(日本)

<バンタム級/5分2R>
榎本明(日本)
スソン(日本)

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【Shooto2023#02】3度目の対戦=SASUKEに挑戦、飯田健夫─02─「苦しくても笑い続けベルトを巻きます」

【写真】間ができた瞬間ではない。殴り合いを続けている最中でも飯田は笑っている(C)MMAPLANET

19日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるSHOOTO2023#02で、修斗世界フェザー級王者SASUKEに挑む飯田健夫のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

両者にとって3度目の対決を控え、挑戦者である飯田に過去の2試合を振り返ってもらったところ、驚くほど冷静な分析が返ってきた。そして「今回も勝つ」という自信の裏側にあるものとは――。

<飯田健夫インタビューPart.01はコチラから>


――飯田選手は2019年末に東京へ拠点を移してからも、2020年の戦績は1勝1敗1分でした。翌年から連勝が始まり今回の王座挑戦に至るわけですが、2020年はまだ苦しかった時期でしょうか。

「はい。自分自身のレベルは上がっていたと思いますが、まだ考え方を変えることができていませんでした。そういう苦しい時期があり、東京に来てから3年経って、ようやく急成長できたと感じています」

――対するSASUKE選手は負傷により2017年から戦線を離脱し、2019年の復帰から連勝して修斗のベルトを巻いています。そのSASUKE選手に対して「自分は勝っているのになぁ」と思うことはなかったですか。

「それはないです(笑)。イチ選手として、本当に尊敬しています。実際、2019年以降に自分が対戦することになるとは考えていませんでした。今では会場で会ったら話をするようになっていて。僕は一時期ライト級でやっていましたし、SASUKE選手も修斗のベルトを獲ったあとは海外で戦うと思っていました。それでアマチュア全日本の決勝、新人王トーナメントで対戦して、タイトルマッチで3度目というのは――他にはないですよね」

――ものすごくドラマチックな展開だと思います。

「僕としては、SASUKE選手がベルトを返上すると思っていて。その間に暫定王座決定戦をやらせてもらいたいと考えていました。それでSASUKE選手とのタイトルマッチが決まった時は、驚きましたね。今の僕と対戦してもメリットがないでしょう。言ったとおり、僕が勝ってSASUKE選手のチャンスを奪ってしまいますから。それでも受けてくれたSASUKE選手に感謝しています。『一度負けている僕に借りを返してから世界に行きたいのかなぁ』と思っていたり(笑)」

――ご自身がSASUKE選手の立場であれば、防衛戦のオファーを受けましたか。

「僕は受けます。ベルトを巻いて防衛戦ができる状態なのに、返上して他で戦うのは良くないことだと思うので。僕の中で、かっこいいファイター像というものがあります。その通りに生きないと嫌なんですよ。相手に『逃げた』と思われることだけは嫌ですね」

――なるほど。過去の試合の冷静に分析できるようになった今だからこそ、飯田選手にお聞きします。まず全日本アマ修斗決勝で勝てた要因は、何だったと思いますか。

「キャリア、だと思います。当時の僕は、地下格闘技で60戦ぐらい経験していました。対してSASUKE選手は、そんなに長くアマチュアをやっていなかったんじゃないですかね。対戦相手のレベルは違うかもしれません。でも僕はずっと人前で相手を倒す、極めるという試合をやっていましたから。その差が出たのかなと思っています」

――続く新人王トーナメント準決勝は、公式結果は引き分けで、優勢ポイントで飯田選手の勝ち上がりとなりました。ただ、飯田選手の負傷によりSASUKE選手が決勝へ進むこととなりましたが――初戦は勝利で、2試合目は引き分け。ここで何か差が詰まった部分はあったのでしょうか。

「あの時も、僕のほうが強かったと思っています。これは言い訳になってしまいますけど、試合中に脱臼して左手が上がらなくなってしまいました。でも右手だけで戦いきれたので、脱臼していなければ僕が勝っていたと今は思います。そう考えると、新人王の頃はそこまで差がなかったんじゃないでしょうか」

――では2戦目以降の、両者の差というのは……。

「やはりSASUKE選手のほうが伸びたな、と思います。それは正直な気持ちです。特に工藤選手との試合(※2021年7月、工藤諒司を判定で下して修斗世界王座を奪取)を観ていて、技術的な面も僕と全然違うなと感じました。完璧に僕より上に行かれたなって。だけど、そこから今に至るまでの間に、僕が追いついたというか、追い抜かしたと思う部分は多いです。次の試合でも負けることはないですね」

――どの部分がSASUKE選手を追い抜かしていると思いますか。

「全体的にですね。自分で言うのも何ですけど、打撃でもレスリングでも寝技でも強いですから。たとえばGENでの練習って、基本的にはウェルター級の選手が多いんですよ。しかもウェルター級の中でも、スピードが速い選手が揃っています。ライト級だと軽い部類で、そのなかでフェザー級といったら僕か、たまに平本蓮君が来るぐらいじゃないですか。そのなかで鎬を削っているので、僕がフェザー級で当たり負けすることもないし、テクニックで負けることもありません。スピードで劣ることもないです」

――GENでの練習には岡見勇信選手をはじめ、強豪が揃っていますね。

「練習に参加していた人が、しばらくしたら来なくなるぐらい、厳しいです。僕も『2~3カ月で来なくなるだろうなぁ』と言われていました(苦笑)。僕にとって岡見さんは憧れのファイターで、その岡見さんに認めてもらえるようになったのが嬉しいです。前回の試合(論田愛空隆戦)では、『チャンピオンになる選手の雰囲気が出ているよ』と言ってもらえました。それが一番の自信になっています」

――SASUKE選手がRoad to UFCに出場した時、ご自身も同じ舞台に立ちたいと思わなかったですか。

「それは、もちろん思いました。やはりMMAをやるからには、UFCが最終目標です。さっきも言ったとおり、純粋にSASUKE選手を応援していて……決勝でSASUKE選手と松嶋こよみ選手が対戦してほしい。それぐらい2人を応援していました。だからSASUKE選手が負けたのはショックでしたね。いきなり試合が終わったので、画面の前で『なんで? なんで!?』と僕が慌てたぐらいで(苦笑)」

――その両者が敗れたRTUに対して、もし自分が出たらどうなると思いますか。今年も開催されるようですし、今後も継続されるかもしれません。

「今後もRTUが開催されるなら出たいですね。ここでSASUKE選手と対戦するというのは、そのための流れができてきたと思っています。SASUKE選手に勝って、RTUへ――そしてUFCに出ることを目標としています」

――SASUKE戦、どのような試合を見せたいですか。

「試合を楽しみたいです。5分5Rを戦い抜く。僕のスタミナが切れるにせよ、途中で決着がつくにせよ、僕が一番試合を楽しんだっていう気持ちが強いですね。SASUKE選手よりも試合を楽しんで、勝ちきる。苦しくても笑い続ける。そんな試合をしてベルトを巻きます」

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【Shooto2023#02】SASUKEに挑戦、飯田健夫─01─「SASUKE選手のチャンスを奪ってしまう」

【写真】イメージ一新、長髪の飯田(C)SHOJIRO KAMEIKE

19日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるSHOOTO2023#02で、修斗世界フェザー級王者SASUKEに同ランキング1位の飯田健夫が挑戦する。
Text by Shojiro Kameike

2021年7月に工藤諒司を下してベルトを巻いたSASUKEは、昨年Road to UFCトーナメントに出場したものの1回戦で敗退した。その間、飯田は4連勝を収めてランキング1位に昇りつめ、今回の王座挑戦に至っている。両者は過去2戦して飯田の1勝1分という戦績だが、3度目の対戦を控えた飯田に、北海道から上京して以降の練習環境と連勝の要因を訊いた。


――修斗世界チャンピオンシップを控える飯田選手です。ずいぶんと雰囲気が変わりましたね。特に髪型など……。

「アハハハ、そうですね。髪の毛が伸びて、今はチョンマゲになっています。北海道にいる頃はスキンヘッドだったのですが、東京に来て『あまりにもガラが悪すぎる』と指摘されてしまいました(苦笑)」

――東京に拠点を移したのは、いつ頃なのでしょうか。

「ちょうど4年前です。ONE日本大会(2019年3月31日のONE90)が開催された時から東京に住み始めました。その時はまだ住む部屋も決まっていなかったんですけど……」

――えっ!? どういうことですか。

「ONE日本大会の日から東京に住もうとは決めていたものの、まだ東京で仕事が決まっておらず、部屋の審査に落ちてしまっていたんです(苦笑)。仕事のほうも住所がないから採用してもらえない、という悪循環で。まず先輩の家に1カ月ほど住まわせてもらい、そこを住所として申請して、すぐに仕事も決まりました。仕事が決まってから自分で部屋も借りて」

――住所不定の無職とは、なかなかの上京物語ですね。ずっと北海道でMMAを続けていた飯田選手が、なぜ東京に拠点を移したいと思ったのでしょうか。

「一つは、グラチャンの大澤茂樹戦(2018年5月に判定負け)です。いつも絶対に気持ちでは負けないと試合に臨んでいました。でもあの時は、初めて試合中に『この選手には勝てない』と思ってしまって。試合後は自分の中で『引退するか、練習環境を変えないといけない』と悩んでいたんですね。ちょうどその時――格闘技とは関係ない話になってしまいますが、大丈夫ですか?」

――はい、もちろん大丈夫です。

「MOROHAというラップグループがいるんですけど、その頃にMOROHAの『上京タワー』という曲に出会ったんです。『田舎から上京して、やってやる』という歌詞が、すごく身に染みて。僕も東京に出ないと先に進めない――そう考えるようになりました。さらに当時は、母親が癌でもう助からないという状況で……。その母から『あなたは悔いが残らないよう、最後まで自分の好きなことを貫きなさい』と言われたんです」

――……。

「人生は一度きりじゃないですか。だからこそ、結果として成功するにしろ失敗するにしろ、自分に言い訳ができない状況にチャレンジしたいと思いました。後になって『オレはここにいたら、もっと頑張れたんだ』なんて言い訳するのは、一番カッコ悪いことで。『自分はここまでやったんだ』と言える環境に身を置きたい。そのために1年間お金を貯めて、2019年3月に上京しました」

――なるほど。東京で練習し始めてから、何が一番変わりましたか。

「練習への取り組み方もそうですし、自分の考え方が変わりました。昔は練習するにしろ何にしろ、全力でやれば何とかなると思っていたんです。それが東京で練習し始めてからは、一つひとつの動作の意味――なぜ相手はこう動くのか、ということを考えるようになって。自分がこのパンチを出したから、あるいは目でフェイントをかけたから、相手がこう動く。だから次はこの攻撃を出そうというふうに理論的に考えられるようになりました。おかげで試合の中でも先が読めるようになったのが、一番変わったところだと思います。

あとはここ1年ぐらいのお話で、何をやっても楽しいんですよね。練習でも試合でも、全てのことが楽しい。練習は苦しくて辛いものだから、たくさんやる。ずっとそう思っていました。でも最近は、楽しいから練習するという意識に変わっています。もちろんGENに集まっている選手たちとのスパーリングや、追い込みの練習はキツいです。ただ、それ以上に楽しいという気持ちが勝っているんですよね。練習中でも楽しくて笑っていたら、スパーリング相手を怒らせてしまうこともあるんですけど(苦笑)。論田愛空隆戦(2022年9月にKO勝ち)も、楽しくて試合中も笑っていました」

――あの笑みは、そのような意味があったのですね。論田戦は打ち合いの中で、しっかりと受け返し……相手のパンチをギリギリでよけてからクロスを返す、という打撃戦を展開していました。あれも相手の動きを、しっかりと読むことができていたわけですか。

「はい。あれは皆さんが打ち合いや乱打戦と表現されているのですが、パンチは見えていました。見えていないパンチは効きますけど、見えているパンチは我慢できます。見えているので、相手のパンチに対しては肩でブロックするか、パンチと同じ方向に頭を振るので、見ている印象ほどは効いていませんでした。打撃については、田牧トレーナーの指導を受けて大きく変わったと思います」

――GEN練習でボクシングを指導されている、田牧一寿トレーナーですか。

「田牧さんはボクシング一筋のトレーナーさんです。でもMMAのことを踏まえた質問をしても、しっかり答えてくれます。蹴りに対する反応について訊いても、『これは距離感が違うよね』とか。要は距離感ですよね。その点で単なるボクシングではなく、MMAに通ずるものを教えてくれる方です。田牧さんから、自分の中では衝撃を受けるような指導を頂いて、一気に変わってきました」

――リアルタイムで試合中の因果関係を把握できるということは、過去の試合についても勝敗の要因が全て分かるようになっていませんか。

「過去の勝った試合はほとんど見ていなくて、負けた試合や失敗は原因が分かりました。『なぜここでもう一歩踏み出してないんだ!?』とか『ここはそんなに力を入れなくて良かったのに!』というふうに(笑)。あと過去のSASUKE選手との試合を見て、なんだか恥ずかしくなってしまいましたね」

――SASUKE選手とはアマチュア時代も含めて過去2戦し、飯田選手の1勝1分という戦績です。しかし現状はSASUKE選手が連勝を重ねて修斗のベルトを獲得し、Road to UFCにもエントリーするほど、立場の差は開いています。

「あぁ、そうですね。2019年に上京した頃は僕もまだ苦しんでいるなか、SASUKE選手は2019年に復帰してから連勝していて……。でも、そこに羨ましさとか妬みは一切ないです。SASUKE選手も努力したからこそ今の立場があるわけで。Road to UFCに出た時も、僕はイチ格闘技ファンとして応援していました。

でも選手として考えたら、よく今の状況で僕の挑戦を受けてくれたなって思います。SASUKE選手は、これからもRoad to UFCに出られる可能性がありますよね。でも今の自分と対戦したら、僕が勝ってSASUKE選手のチャンスを奪ってしまうことになりますから」

<この項、続く>

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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE Road to UFC SASUKE Shooto Shooto2023#02 UFC VTJ ウリジブレン マックス・ザ・ボディ 中村倫也 修斗 宇佐美正パトリック 安芸柊斗 岡野結城 弘中邦佳 新井丈 新井拓巳 澤田龍人 菅原和政 西川大和 野瀬翔平 関口祐冬 飯田健夫

【Shooto2023#02】RTUから帰還、野瀬翔平が新人王=新井拓巳と対戦。同門菅原はMAXと─続く茨の道

【写真】新井としても、野瀬を食うことで未来を変えることができる一戦だ(C)MMAPLANET&ONE

3月19日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#02の追加カードがSustainより発表されている。

SASUKE✖飯田健夫の世界フェザー級選手権試合、新井丈×関口祐冬、澤田龍人×安芸柊斗等が組まれている同大会にライト級のマックス・ザ・ボディ×菅原和政、バンタム級の野瀬翔平×新井拓巳の2試合が加わった。


HEATで岡野結城、VTJで西川大和、修斗公式戦で宇佐美正パトリックと3連敗後、昨年10月にエドモンド金子を破り約1年7カ月振りに勝利を挙げた菅原だが、ここでマックス・ザ・ボディとのマッチアップ、まだまだ茨の道が続く。

ここまでのハードな相手との対戦、勝ち負けを抜きにして、その経験を生かすのはこれから。そういう意味で、フィジカル・モンスター=マックス・ザ・ボディとの対戦は、菅原の今後を占う上で非常に大切な一番になってくる。

そんな菅原の同門、野瀬はRoad to UFCを経験し修斗に戻って来ることとなった。対する新井は昨年の新人王、なんともシビアなマッチアップとなる。野瀬と新井、ここまで接点がないように見えるが、両者揃って中村倫也に大敗を喫したという共通点がある。

新井は一昨年の4月にアマチュアマッチとして、格闘DREAMERS最終選考試合で中村と対戦し、42秒でKO負け。野瀬は昨年11月にRTU準決勝で、2分21秒で同じくKO負けを喫している。中村戦後の新井は1勝1敗1分、とにかく組んでしつこく攻めるという戦いを貫いている。

野瀬としては、その執拗な組みを遮断、あるいは自分の形で組むことができるか。RTU出場前に野瀬の師匠である弘中邦佳は「契約できれば御の字。そうでなくて、RTUで得られる経験が野瀬のキャリアに大切になってくる」と明言していた。

RTU初戦で元UFCファイターのウリジブレンと向き合ったことも、現状の日本ではなかなか経験できないことだ。Road to UFCを戦ったアドバンテージは確実に存在する。それを生かせるかどうかは本人次第。野瀬のMMAファイター人生の第2章がこの新井戦から始まるといっても過言でない。

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【Shooto2023#02】SASUKE✖飯田健夫──ベルトだけでなくこれからの人生が賭けられたフェザー級世界戦

【写真】7年5カ月前の両者の初対決──(C)MMAPLANET

12日(日)、サステインより3月19日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#02でプロ修斗世界フェザー級王者SASUKEが飯田健夫の挑戦を受けることが明らかとなっている。

同大会はストロー級チャンピオンの新井丈が関口祐冬と対戦するフライ級の一戦、Evolve MMAとONEチャンピオンシップとの契約が昨年秋に終了し帰国した澤田龍人が、安芸柊斗と事実上の次期挑戦者決定戦といえる凱旋──ではなく、仕切り直しの帰国第1戦を戦うことが既に発表されている。


澤田がONEからであれば、SASUKEはRoad to UFCからの仕切り直しの一戦となる。UFCとの契約を目指し参戦したRoad to UFCではイー・チャアに一本負けを喫し、初戦敗退。10月の準決勝大会ではノントーナメント戦でパラチンを判定で下して溜飲を下げ、かつ最高峰へ首の皮一枚を残した。

そして決勝大会はUFCファイトナイトに組み込まれ、自動的に出場はなくなったSASUKEが、2021年7月以来のプロ修斗公式戦でタイトル初防衛戦に臨む。飯田は現在4連勝中でランキング1位、SASUKEが留守にしていた修斗フェザー級戦線で3勝(※4連勝中に含まれる1勝はライト級マッチ)を挙げ、修斗離脱も覚悟で環太平洋王座挑戦のオファーを固辞し、今回の世界王座挑戦を実現させた。

この両者2015年の全日本アマ修斗ウェルター級(※現ライト級)決勝で戦い、負傷をおして戦ったSASUKEを下し飯田が優勝。翌2016年に新人王トーナメントで再戦し痛み分け、優勢ポイント2-1で飯田が決勝進出を果たした。と、この試合で負った負傷で飯田が欠場、代役のSASUKEは傷が癒えないまま戦い、長期離脱に追い込まれた。

あれから6年が過ぎ、世界の扉を開きかけたSASUKEは今もその夢を追いかけている。一方、飯田は北海道から上京した格闘技ライフも総括の時期が近付いており、現役生活継続云々ということではなくてもケジメの一戦となる。

全く立場もこれからのMMAファイター人生の青写真も違う両者が、3度目──そして最後の戦いにベルトだけでなく、これからを賭ける。

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【修斗】SASUKE 飯田健夫とフェザー級王座初防衛戦決定!

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3月19日に後楽園ホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.2の追加対戦カードとして、SASUKE(マスタージャパン東京)×飯田健夫(フリー)の修斗世界フェザー級チャンピオンシップが発表されました。

SASUKEは昨年のROAD TO UFCに参戦しましたが、トーナメント1回戦の試合中に肘を負傷して敢えなく敗戦。UFC本戦出場は叶わなかったものの、再びRTUのオファーを受けると中国人ファイターのバラジンを判定で下して一矢報いました。

紆余曲折ありつつも約1年半ぶりに修斗復帰戦。足技を効かせたきれいなテイクダウンから一本取れる寝技が持ち味。スタンドのパンチでダウンも奪えるし、肘とパウンドでえげつなく削る事も出来る。打投極を体現した修斗の世界王者と言っていいでしょう。

対する飯田。ライト級からフェザー級に落としてから4連勝を収めています。特に前回の論田愛空隆戦は圧巻。パンチを何発被弾しても脅威の打たれ強さで前進。逆にパンチを効かせるとスタンディングダウンを奪ってTKO勝ちを収めました。

全く気がつきませんでしたが、両者は過去に全日本アマチュア修斗選手権、2016年新人王決定トーナメントで2度対戦。現在の実績ではSASUKEが断然上手ですが、直接対決は飯田の1勝1分。相性がいい飯田が勢いに乗ってタイトル奪取なるか。どちらが勝つにしても想像の斜め上を行きそうな予感がひしひしとしてきます。
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【Shooto2022#06】パラ千葉のフライ級ファイター達=内田タケル─02─「圧倒すること。圧倒的に勝てば」

【写真】あどけな過ぎるやろう──。MMAグローブをつけてケージで戦うことが、ピンとこない優しい表情の内田だ(C)MMAPLANET

明日19日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2022#06で、関口祐冬と対戦する内田タケル・インタビュー後編。

Road to UFCを経験してなお、明確に修斗フライ級王座を目標とする内田は、チャンピオンになってからも防衛戦を戦うことで経験を積みたいという。

パラエストラ千葉ネットにフライ級ファイター特集──10代最後の試合をタイトル挑戦の足掛かりとできるか。内田タケルに尋ねた。

<内田タケル・インタビューPart.01はコチラから>


鶴屋 それがルールですからね。

──では、一気にタイトルが近くなるかもしれない一戦の相手。関口選手の印象を教えてください。

「打投極ができて、奇抜な打撃……独特な打撃を使います。その打撃を気を付けないといけないです」

──内田選手はやはり組んでいくと?

「試合でも打撃を試したいのですが、どうしても組みが多くなってしまいます」

──修斗公式戦、Road to UFCと勝った試合は全て一本勝ですね。その一方で、目標とするUFCや北米では、組みができる選手がガツンガツンの打撃戦を繰り広げています。

「全部がデキることが大切だと思います。自分は極めは、これまで勝った試合は全部極めることができているので多少はあるかと……。でも打撃とテイクダウンはまだ欠けているので、穴埋めをしていきいたいです。

ただ関口選手はランキングで1位ですけど、自分の練習仲間たちの方が強い……と思っています。試合と練習は違いますが、怜とか杉山さんとか……もう単純に強くて。これだけのメンバーと厳しい練習をしているので、試合をするときも自信を持って挑むことができます」

──しかも平良選手も沖縄から合流しています。

「いやぁ、やっぱりフライ級のUFCファイターなので、凄く貴重な体験をさせてもらっています。だからこそ、次の試合は負けられないです。僕はここで、これだけの練習をしているので」

──どういう試合をすれば、タイトルを賭けた戦いに進めると考えていますか。

「圧倒することです。圧倒的に勝てば……ハイ」

──この試合後に急遽、Road to UFCに出られることになるとどうしますか。

「話があれば、行きたいです」

──と同時にコンテンダーシリーズは、意識していますか。平良選手も最初はコンテンダーシリーズを目標としていました。

「コンテンダーシリーズは……、……。そんな視野には入れていなかったです。まずは、しっかりと修斗のチャンピオンになりたいです。まだ5分✖3Rをフルで戦ったこともないので」

──ばかりか、3Rも経験していないですよね。

「ハイ。判定まで行く戦いも経験したいので、修斗で戦っていくつもりです」

──修斗のチャンピオンになった時、世界で戦ううえでどれぐらいの力を身に着けることができているという風に考えていますか。

「UFCで戦うなら、まだ経験不足です。もっと経験を積みたいと思っています。なのでベルトを獲ったら、防衛戦を戦います。他の団体から修斗に来る人とも戦ってみたいです。それと……できれば外国人選手と試合を組んで欲しいというのもあります。Road to UFCで初めて外国人選手と戦って、フィジカルはやっぱり日本人選手とは違うモノを感じました。芯が太いというか……。同じ階級で、こんなに違うのかと。試合当日は、明らかにデカかったです」

──それでも初回で1本勝ちしました。

「日本人にはないフィジカルなので、そこで一本を取れたのは良い経験になりました」

──その経験を経て関口選手との試合では、どのような戦いを見せたいですか。

「いつも通り、極めを狙うような試合がしたいです」

■視聴方法(予定)
9月19日(月・祝)
午後6時00分~ ABEMA格闘チャンネル
             
■Shooto2022#06 計量結果

<修斗世界ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] 猿丸ジュンジ:52.1キロ
[挑戦者] 新井丈:52.1キロ

<ウェルター級/5分3R>
西川大和:76.8キロ
草MAX:76.7キロ

<フライ級/5分3R>
関口祐冬:56.5キロ
内田タケル:57.5キロ

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治:60.9キロ
加藤ケンジ:61.0キロ

<フェザー級/5分3R>
飯田健夫:65.7キロ
論田愛空隆:65.7キロ

<女子フライ級/5分3R>
ライカ:56.5キロ
杉本恵:56.3キロ

<バンタム級/5分2R>
齋藤翼:61.3キロ→61.2キロ
スソン:61.1キロ

<インフィニティリーグ2022女子アトム級/5分2R>
久遠:47.7キロ→47.5キロ
小生由紀:47.4キロ

<2022年度新人王決定T準決勝フェザー級/5分2R>
椿飛鳥:65.8キロ
工藤圭一郎:65.8キロ

<2022年度新人王決定T1回戦フライ級/5分2R>
須藤晃大:56.6キロ
大谷あっくんボンバー:56.6キロ

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『PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.2』試合結果


第9試合 メインイベント 修斗世界バンタム級チャンピオンシップ 5分5R
×岡田 遼(パラエストラ千葉/世界王者)※2度目の防衛戦
○安藤達也(フリー/世界1位、環太平洋2位、元環太平洋王者)
2R 0’53” KO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※安藤が第12代王者に

第8試合 セミファイナル ウェルター級 5分3R
○西川大和(西川道場/ライト級世界王者)
×山田崇太郎(The Pandemonium/ウェルター級世界3位、環太平洋4位、ZST同級王者)
3R 4’10” 腕ひしぎ十字固め

第7試合 バンタム級 5分3R
○石井逸人(TRIBE TOKYO MMA/世界5位、環太平洋3位)
×石橋佳大(ZEEKジム/世界6位、環太平洋5位、元環太平洋王者)
2R 2’04” 裸絞め

第6試合 バンタム級 5分3R
○後藤丈治(TRIBE TOKYO MMA/世界7位、環太平洋6位)
×ダイキ・ライトイヤー(修斗GYM神戸)
判定3-0 (片岡30-27/豊永29-27/柴田30-26)

第5試合 フライ級 5分3R
○関口祐冬(修斗GYM東京/世界4位)
×宮城友一(キックボクシングDROP/世界5位、元GLADIATORライトフライ級王者)
判定3-0 (豊永30-27/福田29-28/柴田29-28)

第4試合 フェザー級 5分3R
―岩本健汰(ロータス世田谷/世界7位)
―飯田健夫(フリー)
中止 (飯田が体重調整中に体調不良で病院に搬送されたため)

第3試合 バンタム級 5分2R
×Lyo’o[りょう](reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE)
○齋藤奨司(FIGHT FARM)
判定0-3 (福田18-20/片岡18-20/柴田18-20)

第2試合 フライ級 5分2R
×大竹 陽(HAGANE GYM)
○山内 渉(FIGHT FARM)
判定0-3 (福田18-20/片岡18-20/豊永18-20)

第1試合 フライ級 5分2R
○内田タケル(パラエストラ松戸)
×佐々木駿友[はやと](T-GRIP TOKYO)
1R 1’36” 裸絞め

 3月21日に後楽園ホールで開催された『PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.2』試合結果。メインイベントのバンタム級タイトルマッチは安藤達也が岡田遼に2R KO勝ちし新チャンピオンに。西川大和は山田崇太郎に3Rアームバーで勝利しています。続きを読む・・・