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しろたえ@赤坂

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赤坂の老舗洋菓子店しろたえのレアチーズケーキ。手土産に持っていけば、どんな難しい商談も和やかに進む?と勝手に思い込んでいる逸品です。

高級店が並ぶ赤坂にありながら1個260円というリーズナブルなお値段も魅力的。それなのにこのクオリティの高さは一体なに!?クリームチーズが効いて濃厚な舌触り。でもさっぱりした後味。2、3個ならペロッと余裕でたいらげてしまいます。

そしてレアチーズケーキを少しセーブしてでも食べたいのがシュークリーム。しっとりした柔らかい皮にカスタードクリームがたっぷり詰まったオールドスタイル。奇をてらわない真っ向勝負の味はシュークリームの王道です。

イートインだけでなくテイクアウトもOKなのでコロナ禍で荒んだ気持ちをしろたえで癒やすのもいいじゃないか。ついでにプリンも食べてしまった。。。
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秀永@高田馬場

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ここ数年続いている街中華ブーム。純喫茶といい、レトロな昭和スタイルが若い人にも支持されてるんですね。そんなブームをさておき、定期的に恋しくなって通っている私。学芸大学の二葉や都立大学の今はなきらーめん亭が行きつけですが、たまには新しいお店も開拓したくなるもの。そんな時に出会したのが高田馬場にある秀永です。

早稲田通り沿いの松竹の真向かい。店頭のショーケースが古き良き中華屋の雰囲気を存分に物語っています。何気なく見ていると「ほんこん飯」という見慣れないメニューがあるじゃないですか。ほんこん?香港?まさかの130Rって事はないか。気になる。。。早速真相を解明するためにお店に入りました。

店内は壁一面にメニューが書かれてザ中華屋の装い。テーブル席には近所の常連らしき家族連れで夜の開店直後なのに早くも盛況。支持率の高さが窺えます。そんな中で注文したのはお目当てのほんこん飯。一体どんな料理が出てくるのや。

登場したほんこん飯。真ん中に乗っかった目玉焼きがノスタルジックな雰囲気を演出してくれています。目玉焼きを少しずらすと中から出てきたのは味噌でこってりと味付けされた豚肉とキャベツの炒め物。この味、どこかで食べた事がある。そうだ!回鍋肉だ!回鍋肉がたっぷりご飯の上にかけられています。

甜麺醤と豆板醤?甘くてちょっとだけ辛い味噌味がご飯に最高によく合う事。キャベツやタマネギはザクザクした軽快な食感。そこに豚肉の旨味が合わさって最高の組み合わせ。さらに目玉焼きの黄身をまぶして食べるのはもはや贅沢と言うべきでしょう。大満足の一杯です。

高田馬場で偶然出会ったほんこん飯。想像以上でした。なかなか行く機会のないエリアですが、秀永のもう一つの名物・白果鶏飯(とりめし)が気になって仕方ありません。次は白果鶏飯と決意してお店を後にしました。
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「ホットドックスタンド犬かよ」 by HIRANO FOOD SERVICE

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(NO)RAISIN SANDWICHやちまき山脈、COLD CHINAなど食いしん坊のニッチなハートをトリコにしているフードエッセイストの平野紗季子さん。彼女が手掛けるポップアップストア「ホットドックスタンド犬かよ」に行ってきました。なんてネーミングなんだと思いきや、今年発刊されたエッセイ「私は散歩とごはんが好き(犬かよ)に着想を得たそうな。犬からホットドッグ。。。さすがのセンスに脱帽です。
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場所は表参道にあるカルチャースペースSPAGHETTI(スパゲッティ)。店内には犬かよをモチーフにしたロンTにトートバッグ、HIRANO FOOD SERVICEのネームプレート風バッヂ、ノートなどのグッズ販売も充実。犬かよロンTに激しく揺さぶられましたが、Tシャツ買い過ぎ病のため泣く泣く断念。代わりに赤色が映えるベジタリアンノートを購入しました。
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そして今回のポップアップストアの目玉はミシュラン一つ星の中華料理店mimosaのオーナーシェフが監修したソーセージ専門店.commが製造したオリジナル中華風ホットドック。ホットドッグと聞くと完全にアメリカンな食べ物ですが、中華でいうと腸詰ですもんね。上質の腸詰を使ったホットドッグ。。。気になります。

ソーセージは予想に反して柔らかい食感。プツンと皮が破けると中から中華なスパイスが香る肉汁がじゅわりと溢れてきます。そしてたっぷり入ったパクチーと辣椒というクセモノが加わってさらに複雑な味わい。確かにこんなホットドッグに出会った事はない!思いっきり堪能してきました。期間は11月23日まで。気になる方はぜひ。
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更科布屋@浜松町

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ニューピアホールのおかげで定期的に下車する浜松町駅。格闘技観戦前後にラーメンやカレーでもと思ってお店を調べるとランチ営業はすでに終了。土曜日はディナー営業なしというお店の多い事。泣く泣く空腹を我慢していましたが、土日でも通し営業している老舗の蕎麦屋を発見しました。

寛政三年(1791年)創業の更科布屋です。寛政?江戸時代?何時代かすらわかりませんが、私が今まで入ったお店の中で最も伝統があるのは間違いなさそうです。どんだけ敷居が高いのかと思いきや、意外にもよくある街の蕎麦屋という雰囲気。気軽に入れるのは嬉しい限りです。

広々とした店内でいただいたのは穴子せいろ。大ぶりの一本穴子が目を惹きますが、とにかく蕎麦とつゆが美味い!好みはあると思いますが、蕎麦のコシの強さと香り、結構甘めのつゆはど真ん中のストライク。過去最高と言っていいでしょう。

なんでも「人の手による石臼製粉」で蕎麦をひいて、つゆは本醸造醤油、鰹節のだし汁、砂糖、本味醂の4種類の材料で濃厚な甘さを引き出しているそうな。そりゃ美味いわけだわ。もちろん穴子の天ぷらは肉厚でホコホコした最高の仕上がり。蕎麦も美味けりゃ天ぷらも美味い。ニューピアホールに行く時はマストです。
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レッドロック@高田馬場

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今さらですがローストビーフ丼。ブームの火付け役レッドロックに行ってきました。一時期は長蛇の行列が出来ていましたが今はどうか。ブームが落ち着いてしかもコロナ禍。すんなり入る事が出来ました。

でも美味しいものは美味しい!薄切りにされて天高く盛りつけられた牛肉はもはやお刺身感覚。胃袋にドンドン吸い込まれていきます。何枚でも食べれそうとはこういう事を言うのでしょう。

そしてタレのしみたご飯の美味さ。ローストビーフ丼の醍醐味は何気にこのタレご飯なんじゃないか思うくらい大好きです。てんこ盛りだったお肉もご飯も瞬く間になくなってしまいました。

結構な量を食べても胃もたれしないのもローストビーフのいいところ。周回遅れで私にローストビーフ丼ブームがやってきた。並ばずに食べる事が出来る今が逆にオススメです。
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クリスチアノ@代々木八幡

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ドラマ「デザイナー渋井直人の休日」にハマった私。ナイルレストラン、麗郷、学芸大学の二葉など劇中に登場するお店がことごとくツボにハマってしまい、ロケ地の聖地巡礼をする日々が続いています。

その中でも一番楽しみにしていたのが代々木八幡にあるポルトガル料理のお店クリスチアノ。ドラマの中でチラ見えする料理の美味しそうな事!しかも渋井直人がとっておきのタイミングで選ぶお店ではありませんか。これは行くしかないでしょう。

お店は代々木八幡、代々木公園駅から程近く。駅前通りから路地を一本入った場所にありますが、偶然発見するには難易度が高い。それでも開店直後から超満員になっていたのはみんな予約しているのでしょう。店内の活気から人気の高さがひしひしと伝わってきます。
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さてさて初の本格的なポルトガル料理。右も左もわかりません。主食はパン?ご飯?そんなレベルです。メニューを隅から隅まで凝視して最初に注文したのはスコーピオジンジーニャというサクランボを使ったお酒。ソーダ割りでいただきました。サクランボの甘酸っぱさが効いて梅酒のように飲みやすい。手綱を強めないといくらでも飲めてしまいそう。。。危ない危ない。
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胃袋がウォーミングアップできたところでまずはサラダ。意表を突いてコールスローにしてみました。ポルトガルのコールスローとはいかに。。。でもこれが驚きの美味さ!今まで食べてきたコールスローはどうしてもキャベツの臭みというか独特の香りが気になっていましたが、それがまったくないから恐ろしい。もしかしてクミンのスパイスが効いてるから?想像の遥か上を超える美味さです。
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すっかり加速がついたところで続いてはトリッパ風の煮込み。牛肉や豚肉のモツをトマトで煮込んだ逸品です。モツの臭みを消すためにトマトでグツグツ。。。と思いきやなんとトマトは控えめ。それでも臭みがないのはモツ自体が新鮮という事でしょう。たっぷり入った豆が肉の旨味を吸ってまた美味しい。これも大当たりです。
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この辺で箸休めにと思って注文したブルスケッタが見た目も最高。全然箸を休ませてくれません。トーストされたハードめのパンの上にバジルを効かせたトマトスライスがこぼれ落ちんばかりに山盛りになってます。もはやこれはこぼすつもりだな。恐ろしいのはトマト嫌いな私も何の抵抗もなく食べられてしまう事。フレッシュなトマトとパンが絶妙に合います。
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素晴らしい流れの中でメインを締め括ったのは子羊のハンバーグ。これをレアでいただきました。ナイフを入れて驚き。レアとは言いましたがこれ以上ないベリーレア。肉の中心が赤みを帯びているではありませんか。やや不安になりましたが、思い切って一口。美味い。。。羊もまた独特の香りがあるものですが、本当に臭みが一切なし。それどころかお刺身のような生肉のような旨味と、表面に焦げ目がついた肉の旨味、欲張りな事に両方とも存分に味わえます。文句のつけようのない一皿でした。

さすが渋井直人が選んだお店。料理の味はもちろんお店の雰囲気から接客に至るまで全てか最高です。頻繁に通うには敷居が高いですが、とっておきの記念日やお祝いにはうってつけでしょう。ここぞのタイミングでまった行ってみたいと思います。
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雛鮨@有楽町

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美味しいお寿司をお腹一杯食べたい。しかも値段を気にせずに。そんな庶民の夢を叶えてくれるのが雛鮨です。銀座や新宿、池袋、六本木という繁華街にお店があるので目にした事がある方も多いでしょう。

2時間食べ放題で3990円(税別)。そこそこお値段は張りますが、雛鮨の何がすごいってバイキング式ではなくオーダー式な事。注文表に食べたいお寿司を食べたいだけ正の字を書いて注文します。どうです?テンション上がるでしょ?

注文できるのは中トロにウニ、イクラ、アワビに赤貝など高級ネタ約60種類!これが全部食べ放題です。テンション上がりすぎて何を注文していいのやら。。。まずは深呼吸してスタンダードなお寿司を一通り注文しました。

ネタはどれも新鮮。しかも大ぶりじゃありませんか。シャリを大きくして、、、なんて姿勢は一切ありません。歓喜しながらあっという間に完食です。
ひな寿司
続いて注文したのは好きなネタを厳選してオーダー。中トロ、エンガワ、ウニ、白魚を思う存分に楽しみました。これを幸せと言わずして何と言う。
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最後はホタテ、海老、カニなど甲殻系をちょっと攻めたセレクト。こういう注文の仕方が出来るのも食べ放題の特権です。お腹がはち切れんばかりに食べ尽くしました。

毎月、毎週というわけにはいきませんが、誕生日や何かのお祝いに行くのにはうってつけのお店。確か新人の歓迎会をやった時には歓迎される側もする側もめちゃくちゃ喜んでましたもん。次の歓迎会はまた雛鮨にしてみよう。
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deli fu cious@渋谷

PARCOのバーガー
中目黒にあったフィッシュバーガー専門店deli fu cious。寿司屋さんが手掛けるフィッシュバーガーを一度食べてみたいと思いつつ、昨年お店に向かうとあろうことかまさかの閉店。。。ショック過ぎる。お店の前で茫然と立ち尽くしてしまいましたが、なんと昨年末にリニューアルオープンした渋谷PARCOの地下に移転しているじゃありませんか。こんな偶然ってあるんですね。念じれば叶う?満を持してテイクアウトでいただくことにしました。

注文したのは江戸前アジフライバーガー。バンズからはみ出すほど大きなアジフライが存在感抜群。持ち帰ったので作り立てから30分以上経っていますが、衣がカリカリに揚がっていて心地よい歯ごたえ。内側は肉厚なアジから旨味がじゅわっと溢れ出てきます。

シャキシャキのキャベツがフライの下にたっぷり敷き詰められているので脂分を程よく中和してくれます。その上から惜しげもなくかけられた甘くて濃厚なソースがフライにもキャベツにも絶妙に合う。ずっと食べられなかった事で膨らんだ妄想を越える美味しさでした。

その他にも漬けマグロチーズバーガー、昆布〆フィッシュバーガー、カニクリームコロッケバーガー、出汁巻き卵ドッグなど和テイストを感じるフィッシュバーガーが盛りだくさん。巣ごもりブーム、テイクアウト志向が続く今の時代にこそ食べたくなるお店です。
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豚や@神保町

水道橋ぶた丼
コロナの影響で格闘技イベントが中止され、とんと行く機会がなくなった神保町、水道橋界隈。また行く時の事を夢見て美味しかったお店を蔵出し大放出していきます。
その中のひとつが神保町の路地裏にある豚丼の専門店 豚や。豚丼の聖地・北海道帯広発の名店だけあって本格的な豚丼を味わう事が出来ます。

豚丼未体験の方からすると、牛丼チェーンが提供する牛丼の牛が豚に代わったものを想像するかもしれませんが、帯広発の豚丼はひと味もふた味も違います。
本場の味は厚切りの豚肉を甘辛いタレをつけて香ばしく焼いたもの。この香りが猛烈に食欲をそそってくるからたまりません。食べたさマックスでお肉をいただくと、とにかく肉厚でジューシー。プリプリした食感の後に豚肉の旨味と甘味がじわじわと押し寄せてきます。最高。

そして特筆すべきはタレの美味さ。肉の美味さを引き立てているにはもちろんの事、このタレだけでご飯何杯食べれるでしょうか。思わず食べ盛りの男子学生の授けたくなるのは私だけではないでしょう。それくらい美味しい豚丼。コロナ後の神保町でぜひどうぞ。
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リカーリカ@学芸大学

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コロナ禍の非常事態宣言が発布されて以来、ライブも格闘技も自粛や中止、延期のオンパレード。外出すらままならずストレスフルな毎日を送っていますが、唯一いい事があるとすれば普段はテイクアウトをやっていないお店が持ち帰りOKになっている事でしょう。敷居が高くてなかなか入れなかったお店もテイクアウトならちょっとバードルが下がるというもの。引っ込み思案で人見知りが激しく、それでいて食いしん坊な私にとっては絶好のチャンスでしょう。

この機会に行ったことのないお店を一網打尽にしてやろうと向かったのは学芸大学を代表するイタリアンの名店リカーリカです。いつ通っても賑わっていて活気があるから逆に敬遠していましたが、今こそチャレンジすべき時。ドキドキを胸に10種類のおつまみセットを予約しました。お値段4000円。。。各種チケットの払戻しがあるからたまには贅沢をしようじゃありませんか。
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受け取ったおつまみセット。ずっしりとした重さと重厚感。値段を知っているだけに余計に重たく感じます。落とさないように慎重に家まで運んでいざご対面。なんとなんと二重になっています!もはやこれはイタリアンのおせち。年越しまでまだ半年以上ありますが、こんな世の中だからこれくらいのささやかな幸せがないとやってられませんよ。意を決して御重の蓋を開けてみました。

一言、壮観です。。。色鮮やかでウキウキするイタリアンな前菜が所狭しと詰め込まれています。目移りするとはこの事。何から手をつけていいのか御重の隅から隅までグルグルと見回してしまいました。
全てのメニューに触れるにはあまりにも種類が多すぎますが、1段目で一際輝いていたのは大山地鶏のピカタ。とき卵を絡ませた地鶏をソテーした逸品です。薄い衣の下に隠された鶏肉の美味いこと!柔らかさと弾力が絶妙のバランス。ぷりぷりした歯応えがたまりません。
さらに桜海老のバーニャソースでいただく春野菜も絶品。海老の旨味が凝縮されたソースのおかげで野菜が最高の前菜に変身。あまりにも美味すぎてソースのついた指さえも舐めてしまう出来栄えです。
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2段目では自家製生ハムにサラミ、生ハムモッツアレラで助走をつけると、濃厚でレバの肉感が残る鶏レバーのパテを天然酵母のパンにのっけて食べる贅沢。
さらにツブ貝とじゃが芋のソテーや豚スネ肉とカリフラワーのスパイスマリネなど、今まで食べた事がない料理に舌鼓。もうレモンサワーが進んで仕方がない。調子に乗ってスパークリングワインも開けてしまいました。。。初めていただくリカーリカ。もちろん最高。コロナが開けたらお店に行ってきます。