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o PFL ドン・マッジ レイ・クーパー3世

PFL2023#3:セミファイナル・マゴメド・マゴメドケリモフ vs. ベン・エグリ

ウェルター級リーグ戦。

PFLに初年度から参戦し12勝1敗のマゴメドケリモフ。1年目は決勝でレイ・クーパー3世に勝利し100万ドル獲得。2年目も予選全勝で勝ち上がったが、準々決勝で勝利後、ワンナイトトーナメントの準決勝でのレイ・クーパー戦を負傷で棄権。21年は再び予選全勝でトーナメント決勝まで勝ち上がり、レイ・クーパーとの因縁の対決となったが、3RKO負けでPFL唯一の敗戦を喫している。昨年はリーグ初戦を欠場したが、2戦目で2RKOし決勝トーナメント進出。しかしロシア勢にビザが下りずに欠場となった。

ドン・マッジの欠場に伴い抜擢されたエグリ。35歳で14勝4敗。14勝のうち、2KO・12一本勝ちでオールフィニッシュだが、相手のレベルも低い。

パンチを打ち込むマゴメドケリモフ。下がるエグリ。ケージを背負う。ワンツー。右をヒットさせるマゴメドケリモフ。一瞬動きが止まったエグリ。右ハイ!ぐらついてダウン!追い打ちに行く前にレフェリー止めた!

実力差ありあり。マゴメドケリモフ6点獲得。

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o PFL UFC サディボウ・シ レイ・クーパー3世

PFL2023:#3:第2試合・カーロス・レアル vs. ダヴィッド・ザワダ

ウェルター級リーグ戦。

レアルは昨年チャレンジャーシリーズから本戦に出場し、ミスターPFLの2タイムウィナー・レイ・クーパー3世に判定勝ちして決勝トーナメントに進出。しかし準決勝では優勝したサディボウ・シに判定負け。28歳で17勝4敗。

ドイツのザワダは21年までUFCに参戦し、1勝4敗。1勝の相手はハビブ・ヌルマゴメドフのいとこ・アブバカル・ヌルマゴメドフ。昨年はドイツのメジャーイベント・オクタゴンに出場し、1R終了TKO勝ちで、今回がPFL初参戦。32歳で18勝7敗。

じわじわプレスしていくレアル。手は出さないが、ケージ際まで下がったザワダ。ワンツーがヒット。左ボディ。ザワダもパンチを返しヒットするが、下がらないレアル。またワンツー。前に出たザワダだがまたワンツーをもらう。左ミドルを入れたレアル。ザワダ出てきたがレアルの右オーバーハンドをもらい効いた!後退。詰めたレアルがワンツー。もろにヒットしケージを背負ったザワダに追い打ちの右!ダウンしところにパウンドを打ち込みKO!

レアルも1RKOでクイックシックス。ウェルター級はボーダーが上がりそう。

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o PFL UFC サディボウ・シ ザック・ジューソラ ディラノ・テイラー デニス・ゴルソフ ナタン・シュルチ ハウシュ・マンフィオ マゴメド・マゴメドケリモフ レイ・クーパー3世 西川大和

PFL2003#3:オッズ

サディボウ・シ 1.50
ジャラ・フセイン・アルシラウィ 2.40
マゴメド・マゴメドケリモフ 1.08
ベン・エグリ 6.50
ナタン・シュルチ 1.25
ティーヴィー・レイ 3.60
ハウシュ・マンフィオ 2.20
アレックス・マルチネス 1.61
シェイン・ミッチェル 2.75
ネイブ・ロペス 1.40
ブルーノ・ミラン1.61
アフマド・アミール 2.20
ザック・ジューソラ 2.05
ブランドン・ジェンキンス 1.70
オリヴィエ・オウビン・メルシェ 1.85
シェイン・バーゴス 1.95
クレイ・コラード 1.36
西川大和 3.10
デニス・ゴルソフ 1.17
パトリック・ブレイディ 5.00
カーロス・レアル 1.44
ダヴィッド・ザワダ 2.75
マゴメド・ウマラトフ 1.25
ディラノ・テイラー 4.00

メインとセミウェルター級。昨年の優勝者シは昨年予選リーグ敗退のアルシラウィと、21年準優勝、昨年は決勝トーナメント進出もビザが下りず欠場となったPFL12勝1敗のマゴメドケリモフは初参戦のベン・エグリと対戦。18・19年優勝のミスターPFL・レイ・クーパー3世は出場せず。

ライト級は歴代の優勝者であるシュルチ(18・19年)、マンフィオ(21年)、メルシェ(22年)が全員出場。UFCフェザー級で8勝3敗の成績を残しながら、自らFAとなりPFLを選択したことで話題を呼んだバーゴスは、いきなり昨年の優勝者メルシェと対戦。

西川の相手はPFL戦績3勝2敗ながら、昨年の予選リーグでは2戦ともメインを張った人気者コラード。西川は川名や大尊からはグラウンドで下になってもガードから打撃を打ち込み試合を優勢に進めていたが、それは相手がスタンドを避けるためにテイクダウンするという選択があってこその展開。ストライカーでプロボクサーとしても活動しているコラード相手に、まず打撃で打ち勝つことが出来るかどうか。そこが出来るか出来ないかで、試合の展開は大きく変わってくる。

第1試合開始は15日朝8時から。速報します。

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BELLATOR o PFL UFC ニコライ・アレクサヒン レイ・クーパー3世

PFL 2022#6:セミファイナル・ローリー・マクドナルド vs. サディボウ・シ

ウェルター級。

UFCランキング1位、Bellator王者のロリマク。昨年のPFL初戦は1Rチョークでフィニッシュ勝利。2戦目は結果にかかわらず決勝進出が決まっていたが、元UFCグレイソン・チバウにまさかのスプリット判定負け。決勝トーナメント初戦ではPFLのエース・レイ・クーパー3世にテイクダウンされ判定負けした。今年も初戦は1Rチョークで勝利し、現時点で決勝トーナメント進出が決まっているが…。

スウェーデンのシはPFL初年度から出場。毎年決勝トーナメントに進出している(初年度はミドル級)。2019年はレイ・クーパーに、昨年はマゴメドケリモフに敗れて敗退。今年は初戦ニコライ・アレクサヒンに判定勝ちして3点獲得。勝てば6点となり、5点のマゴメドケリモフを上回って決勝トーナメント進出となる。

いきなりタックルに入ったロリマク。シングルレッグからケージに押し込みテイクダウン狙い。こらえるシ。諦めて離れたが、またシングルレッグからケージに押し込む。ロリマクディープハーフで引き込もうとするが、シがこらえると立ち上がる。なおも四つの展開。膝を入れたロリマクだがローブローに。再開。ロリマクまたタックルからケージに押し込むが倒せない展開が続く。シは片足でこらえてパンチを入れる。ゴング。

1Rややロリマク。

2R。組んでケージに押し込むロリマク。ケージ膠着が続く。ダブルアンダーフックして背中でクラッチしたロリマク。強引に投げを狙うが倒せず。押し込んで膝を入れるロリマク。シが押し返して離した。ハイ、ミドルを入れるシ。詰めていくロリマク。ケージに詰まったシにパンチを入れる。パンチからタックルに入る。また押し込んだ。細かい膝を入れる。ゴング。

2Rも微妙。ロリマクはすでに決勝トーナメント進出を決めているのでいいが、現在4位のマゴメドケリモフはシが判定勝ちするとポイント差で負けて落選してしまう。

3R。パンチで出るロリマク。ヒットしたがタックルへ。シングルレッグ。片足でこらえてパンチを入れるシ。ケージに押し込むロリマク。ダブルアンダーフック。脇をくぐってスタンドバックに。倒そうとするがこらえるシ。正対。シが背中でクラッチすると逆にテイクダウン。ハーフになったロリマクだが、下からダブルアンダーフックでクラッチして立つ。が、そこからの膝でまたローブロー。この状態で減点があると厳しいが…。減点なしで再開。残り1分20秒。すぐ詰めてパンチを入れたロリマク。組んできたシだが、組み勝ってケージに押し込むロリマク。放してハイを入れたシだが、すぐまた組んだロリマク。が、倒せず離れる。詰めたロリマク。首相撲から膝。シは出ていかない。勝っている計算か?タイムアップと同時にガッツポーズを見せるシ。

30-27×2、29-28の3-0でシが勝利。

6点獲得で決勝トーナメント進出決定。5点のマゴメドケリモフ落選…。

ロリマクはまたしても初戦1Rフィニッシュ、決勝トーナメント進出が決まった2戦目で判定負け。

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o PFL UFC クリス・カーティス レイ・クーパー3世

PFL 2022#6:第6試合・マゴメド・マゴメドケリモフ vs. ディラノ・テイラー

ウェルター級。

2018年、PFL決勝でレイ・クーパー3世をチョークで破り優勝したマゴメドケリモフ。2019年は現UFCファイターのクリス・カーティス(先週のUFCで勝利し3連勝とした)に予選と決勝トーナメントで連勝したが、ワンナイトトーナメントの2戦目で体調不良となり欠場。昨年も決勝まで勝ち上がったが、因縁のライバル・レイ・クーパーに3RパウンドでKO負けし、PFL10戦目で初黒星を喫した。今年は初戦をビザの問題で欠場。決勝進出にはできるだけ早いフィニッシュが必要となる。

テイラーは初戦でPFL生え抜きのジョアオ・ゼフェリーノにスプリット判定勝ちで現在3点。判定勝ちで決勝進出できる位置。

慎重なマゴメドケリモフ。遠い間合いからの蹴りで牽制。四つに組むが、テイラー離れた。パンチからタックルに入りテイクダウンしたマゴメドケリモフ。上からパウンド。残り1分。パウンド・鉄槌。テイラーが下から蹴ると立ち上がる。足をさばきながらパウンド。テイラー残りわずかで立つが、立ち際にパンチで攻める。組んでしのごうとしたテイラーを払い腰で投げた。ゴング。

1Rマゴメドケリモフ。

2R。打撃戦。マゴメドケリモフの右がヒット。しかしまた慎重に。遠い間合いから打撃を入れる。飛び込んで右が顎にヒット!テイラー効いてケージまで後退。詰めたマゴメドケリモフ。パンチを打ち込んでいくが狙いすぎているか。しかし飛び膝からの右でまた効いた!マゴメドケリモフパンチのラッシュ。ガードできずもらっているテイラーを見てレフェリー止めた。

マゴメドケリモフ、2Rフィニッシュで5点止まり。現時点で4位だが…。

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#06   アビゲイル・モンテス カルロス・レアル ケイトリン・ヤング ケイラ・ハリソン サディボウ・シ ジャナ・ファビアン ジャラ・フセイン・アルシラウィ ジュリア・バッド ディラノ・テイラー ニコライ・アレクサヒン マゴメド・マゴメドカリモフ マリーナ・モフナトキナ マルティナ・インドロヴァ レイ・クーパー3世 ローリー・マクドナルド

【PFL2022#06】計量終了 最終決戦へ。ウェルター級でカード変更。余裕? ケイラは親権を持つ子供と登壇

【写真】セレモニアル計量に2人のキッズと登壇したケイラ。明日は気合い満々のエメリー君でなく、カイラちゃんだけが試合を観戦するそうだ(C)PFL

1日(金・現地時間)、ジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2022#06の計量が6月30日(木・同)に行われた。

メインで3連覇を狙うケイラ・ハリソンがケイトリン・ヤングと戦う女子ライト級と、同じく3連覇を目指すレイ・クーパー3世が初戦の計量失敗で窮地に追い込まれているウェルター級のレギュラーシーズン最終マッチが実施される今大会。


そのブラダボーイは、170.4ポンドでパスしており胸を撫で下ろしたことだろう。

ケイラは親権を持つ姪のカイラちゃん、甥のエメリー君とセレモニアル計量に登壇した。

試合に向けて心境の変化があるのかを尋ねられると「ついてきたそうだったから、来る?って尋ねたらエメリーが『うん』って答えたの」と話し、ジュリア・バッドから対戦相手がヤングに変わったことに関しては、「何も変わることはない。やることをやるだけ。ドミネイト、KO、TKO、サブミッション、勝てる形で勝つ。パチェコが再戦を望んでいる? 私は誰とでも戦う。相手のことは気にしていない。彼女は良い勝ち方をしていたけど、そのまま頑張って欲しいわ。私は全てのコンペティターの幸運を願っているから」とインタビューで応えた。

滞りなく計量を終えた女子ライト級に対し、ウェルター級ではマゴメド・マゴメドカリモフと対戦予定だったジョアオ・セフェリーノが欠場し、持ち点3Pのディラノ・テイラーがシーズン復帰を果たしてマゴメドカリモフと戦うことに。

また計量を終えていたニコライ・アレクサヒンも欠場、彼の場合は不戦敗となりカルロス・レアルは戦わずして3Pを加点することとなった。とはいえ現状2勝0敗で6P獲得となったレアルだが、試合がなくなったことでボーナス獲得のチャンスも失われたことが、プレーオフ進出に影響を及ぼすことになるかもしれない。

なお今大会ロシア勢は国籍が「International」と表記され、国旗の代わりにPFLのロゴにある王冠がデザインされた旗を使用。ロシア人アスリートは国の代表でなく、国旗の掲揚をしないことを条件に中立の立場なら参加できるFIA(世界自動車連盟)などと同様の措置をPFLは採った模様だ。

マゴメド・マゴメドカリモフ、マゴメド・ウマラトフ、マリーナ・モフナトキナの3選手は国籍ではなくフロリダ州ココナッツクリークからの出場とコールされていた。

■視聴方法(予定)
7月2日(土・日本時間)
午前6時30分~DAZN

■PFL2021#06対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン: 155.6ポンド(70.57キロ)
ケイトリン・ヤング: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド: 170.8ポンド(77.47キロ)
サディボウ・シ: 170.2ポンド(77.2キロ)

<ウェルター級/5分3R>
レイ・クーパー3世: 170.4ポンド(77.29キロ)
ブレット・クーパー: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドカリモフ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ディラノ・テイラー: 170.8ポンド(77.47キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ: 154.6ポンド(70.12キロ)
ジャナ・ファビアン: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ: 170.4ポンド(77.29キロ)
マゴメド・ウマラトフ: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコライ・アレクサヒン: 170.2ポンド(77.2キロ)
カルロス・レアル: 170ポンド(77.11キロ)

<女子ライト級/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ: 154ポンド(69.85キロ)
アビゲイル・モンテス: 154.8ポンド(70.21キロ)

<女子ライト級/5分3R>
マルティナ・インドロヴァ: 154.8ポンド(70.21キロ)
ザマザグル・フェイザァラノワ: 155ポンド(70.31キロ)

<女子ライト級/5分3R>
オレナ・コレスニク: 155.6ポンド(70.57キロ)
ヴァネッサ・メーロ: 154.4ポンド(70.03キロ)

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BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#06   アビゲイル・モンテス カルロス・レアル ケイトリン・ヤング ケイラ・ハリソン サディボウ・シ ジャナ・ファビアン ジャラ・フセイン・アルシラウィ ジュリア・バッド ディラノ・テイラー ニコライ・アレクサヒン マゴメド・マゴメドカリモフ マリーナ・モフナトキナ マルティナ・インドロヴァ レイ・クーパー3世 ローリー・マクドナルド

【PFL2022#06】崖っぷちのブラダボーイ、盤石のロリマク&ケイラ。カギ握るマゴメドカリモフ&ウマラトフ

【写真】判定勝ちでは3連覇の夢は途絶えるレイ・クーパー3世(C)PFL

1日(金・現地時間)、ジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナでPFL2021#06が開催される。レギュラーシーズン最終戦はウェルター級と女子ライト級のバンプアウト・ナイトとなる。

そんな最終決戦を前にしてウェルター級では現在3位のディラノ・テイラーとグレイソン・チバウ、女子ライト級5位のジュリア・バッドが欠場となり、チバウのプレーオフ進出はなくなった。

当然、3Pを持っているテイラーとバッドにしても加点が見込まれないことから、トップ4入りは厳しい。元Bellator世界フェザー級王者のバッドは、ケイラ・ハリソンと対戦予定だっただけにランキングを考慮しなくても楽しみな一戦が消滅したのは残念でならない。


その女子ライト級でケイラは現在3Pで2位、レギュラーシーズンに当初から参加していたメンバーではない代役ケイトリン・ヤングとのマッチアップとなった。

PFLでは2021年シーズンに参戦してプレーオフを欠場、シーズン最終戦のワンマッチでバッドに敗れており、ケイラを相手に最高のリザルトは判定負けというのが現実的な予測か。

ジャナ・ファビアン

つまりケイラには9~6Pでレギュラーシーズン終了が見込まれている。

現在トップのラリッサ・パチェコは初戦でジュリア・バッドを判定で下しながら、計量失敗の-1Pのジャナ・ファビアン戦うが、ここは勝負論がありつつ後者のフィニッシュする姿は想像しづらい試合でもある。

一方、ウェルター級でも初戦を体重超過で-1P、試合自体もカルロス・レアルに判定負けを喫した2度の世界王者レイ・クーパー3世がどこまで巻き返せるかに注目が集まる。

対戦相手のブレット・クーパーは、第1戦で現在首位のローリー・マクドナルドに初回RNCで敗れており、PFL首脳としてもブラダ・ボーイに最大6点、計5P獲得のお膳立てをしたマッチメイクといえる。

そのレアルは第1戦でサディボウ・シにまさかのスプリット判定負けを喫したニコライ・アレクサヒンを相手に、加点できるか。

そんなウェルター級では初戦を欠場した2018年度ウイナーのマゴメド・マゴメドカリモフが、ジョアオ・セフェリーノと戦う一戦もプレーオフ進出を賭けた戦いに影響を及ぼすことは間違いない。

現状0点のジョアオ・セフェリーノもボーナス獲得を目指しフィニッシュを狙ってくるのであれば、マゴメドカリモフのボーナス獲得とトップ4の可能性は広がるといえる。

さらには4月にグレイソン・チバウを破ったヨルダンのライオンことジャラ・フセイン・アルシラウィも初戦欠場のロシアン=マゴメド・ウマラトフと対戦する。

キャリア11勝0敗の猛者を相手に砂漠のチャンピオンは如何に戦うのか。

ウマラトフはテイクダウンを織り交ぜつつも、狙いは短時間でのKOからという戦略を立ててくることが予想され、砂漠のチャンピオンの防御力とカウンターの打撃で注視したい。

【ウェルター級ランキング】
1位 6p ローリー・マクドナルド(カナダ)
2位 3p カルロス・レアル(ブラジル)
3位 3p ディラノ・テイラー(米国)
4位 3pジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
5位 3p サディボウ・シ(スウェーデン)
6位 0p ニコライ・アレクサヒン(ロシア)
7位 0p グレイソン・チバウ(ブラジル)
8位 0p ジョアオ・セフェリーノ(ブラジル) 
9位 0p ブレット・クーパー(米国)
10位 -1p レイ・クーパー3世(米国)
─ ─p マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
─ ─p マゴメド・ウマラトフ(ロシア)

【女子ライト級ランキング】
1位 6p ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
2位 3p ケイラ・ハリソン(米国)
3位 3p マルティナ・インドロヴァ(チェコ)
4位 3p オレナ・コレスニク(ウクライナ)
5位 3p ジュリア・バッド(カナダ)
6位 0p アビゲイル・モンテス(メキシコ)
7位 0p ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)
8位 0p マリーナ・モフナトキナ(ロシア)
9位 0p ザマザグル・フェイザァラノワ(カザフスタン)
10位-1p ジャナ・ファビアン(ニューランド)
─ ─p ケイトリン・ヤング(米国)

■視聴方法(予定)
7月2日(土・日本時間)
午前6時30分~DAZN

■PFL2021#06対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
ケイトリン・ヤング(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
サディボウ・シ(スウェーデン)

<ウェルター級/5分3R>
レイ・クーパー3世(米国)
ブレット・クーパー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
ジョアオ・セフェリーノ(ブラジル)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
ジャナ・ファビアン(ニュージーランド)

<ウェルター級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)
カルロス・レアル(ブラジル)

<女子ライト級/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ(ロシア)
アビゲイル・モンテス(メキシコ)

<女子ライト級/5分3R>
マルティナ・インドロヴァ(チェコ)
ザマザグル・フェイザァラノワ(カザフスタン)

<女子ライト級/5分3R>
オレナ・コレスニク(ウクライナ)
ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)

グレイソン・チバウ(ブラジル)
ディラノ・テイラー(米国)
ジュリア・バッド(カナダ)

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#03 カルロス・レアル ジャラ・フセイン・アルシラウィ ディラノ・テイラー レイ・クーパー3世

【PFL2022#03】計量失敗の王者ブラダボーイを圧倒。レアルが判定勝ちしCS出場選手が2~4位を占める

<176.4ポンド契約/5分3R>
カルロス・レアル(ブラジル)
Def.3-0:30-26.30-27.29-28
レイ・クーパー3世(米国)

体重オーバーで勝ってもマイナス1Pが確定している2度の世界王者ブラダボーイが、チャレンジャーシリーズ勝利からスクランブル出場となったレアルに左フックを振るう。レアルもフックも返すところでダブルレッグに出たクーパーは、受け止められ逆にケージを背負う展開に。体を入れ替えたクーパーはヒザを受けて離れると、サウスポーからオーソに構えたレアルに2度目のダブルレッグを仕掛ける。これも切って押し返したレアルは、ヒザをボディに連続で入れる。

例え敗れても3Pを手にできるレアルは、さらなる加点を目指して攻勢を続けボディを殴っていく。拳、ヒザでボディ、肩で顔面を殴るレアルは、クーパーのレベルチェンジからのダブルも切って離れる。右カーフから左フックを振るうレアルは組まれても、鋭いヒザを続ける。クーパーはシングルも切られ、ついにヒザを顔面に設ける。さらに右ジャブをダブルで当てたレアルは、飛びヒザから首相撲&ヒザの連打で初回を完全に取った。

2R、右カーフを蹴られ姿勢を乱したクーパーがダブルレッグへ。余裕をもって切るレアルは、左ローで再びクーパーを崩させる。跳びヒザの着地にシングルレッグを合わせて、一瞬のテイクダウンを決めたクーパーに対し、レアルはすぐに立ち上がりスクランブルでもバックを許しきらず離れて左ミドルを入れる。

さらに左を効かせたレアルは、嫌がったクーパーのシングルレッグをスプロールしてパンチを入れる。しっかりと頭を押して足を抜いたレアルがパンチからヒザ蹴り、クーパーはテイクダウン狙いも切られる。アナコンダを仕掛けつつ、バックに回ったレアルは後方から殴り、クーパーが立ち上がると離れて左ハイを放つ。残り90秒、左右のローから左ジャブを入れたレアルは攻め急がず、クーパーのステップインを待つ。

クーパーは手数が少なく、テイクダウンも狙えない状況で左オーバーハンドを空振りする。インローを蹴ったレアルがこの回も取った。

最終回、レアルの左ストレートに左フックをクーパーが合わせようとする。ワンツーで前に出たクーパーのダブルレッグを切り、右をレアルがヒットさせる。しゃがみこむようにシングルに出たクーパーは殴られながら、右足を取って束ねていく。足を抜いたレアルは、後方からワキ腹にヒザ蹴り。立ち上がるとボディにニー、さらにパンチで腹をえぐる。レアルも攻め疲れの様子が見えるが、首相撲でヒザをボディに入れる。

一旦離れた両者、組んだクーパーがケージに押し込む。レアルはヒザ蹴り&ワンツー、クーパーは左フックから右アッパーカットを振るう。なぜか組みにいったレアルは、がぶられギロチンに捕らえられそうになる。頭を抜いたレアルはローからクリンチ、離れてクーパーが左右のフックをヒットさせる。レアルも下がらずパンチを振るい――攻撃が続かないクーパーに組みつく。クーパーも離れてワンツーフック、アッパーをボディに打ち込んだところで時間に。

計量失敗の影響がどこまであったか分からないが、チャレンジャーシリーズの第2週で勝利したジャラ・フセイン・アルシラウィ、ディラノ・テイラーに続き、レアルが判定勝ちで3Pスタート。1位のロリマクに続くプレイオフ圏内の4位までの選手はチャレンジャーシリーズ出場選手で、クーパーはマイナス1Pで最下位となった。


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BELLATOR Brave CF MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#03 UFC アビゲイル・モンテス アンソニー・ペティス クラレッサ・シールズ クリス・サイボーグ ケイラ・ハリソン サディボウ・シ ジャナ・ファビアン ジャラ・フセイン・アルシラウィ ジュリア・バッド ジョアォン・セフェリーノ ニコライ・アレクサヒン ボクシング マルティナ・インドロヴァ レイ・クーパー3世 ローリー・マクドナルド

【PFL2022#03】絶対女王ケイラ・ハリソン継続参戦。ウェルター級、セフェリーノ&アルシラウィに注目

【写真】ともに2019年&2021年シーズンを制したケイラ・ハリソン&レイ・クーパー3世(C)PFL

5日(水・現地時間)、PFLが5月6日(金・同)にテキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開催するPFL2022年シーズン第3週のラインナップを発表した。

全6階級、1週で2階級ずつ消化されるレギュラーシーズンの第3順は女子ライト級とウェルター級の戦いの火蓋が切って落とされる。


Bellatorでクリス・サイボーグ戦実現か──そんな声もあった2度の世界女子ライト級王者ケイラ・ハリソンは結局PFLに残った。3度目の100万ドル獲得を目指す一歩はBellatorで1勝1敗、昨年のPFLに転じたマリーナ・モフナトキナだ。

ハリソンの対抗馬として期待が集まる元Bellator世界女子フェザー級王者ジュリア・バッドはジャナ・ファビアンと対戦。まだまだ層が薄い女子ライト級だが、過去2度のシーズンよりもMMAをこなしてきた選手が今シーズンはニューカマーとしては参入してくる。

カザフスタンの柔道ナショナルチームからMMAに転じたザマザグル・フェイザァラノワのキャリアは7勝1敗──ラリッサ・パチェコと相対する。

UFCで1勝3敗だったヴァネッサ・メーロもPFLに転じ、チャレンジャーシリーズで契約を勝ち取ったマルティナ・インドロヴァと戦う。また五輪金✖2、ボクシングでは世界8冠のクラレッサ・シールズのMMA転向2戦目で、判定勝ちを収めたアビゲイル・モンテスも2022年シーズンを戦うことが決まった。

とはいえキャリア4戦目のモンテスやバンタム級から2階級アップのメーロはハリソン相手では荷が重いだろう。バッド、フェイザァラノワの両者が過去のシリーズに参加していた初戦の相手にどのような勝ちっぷりを見せることができるか。その辺りが絶対王者ハリソンが君臨する女子ライト級を活性化させる鍵となるだろう。

フリーエージェントになる可能性もあった2019年&2021年ウィナーのブラダボーイ=レイ・クーパー3世。準決勝でブラダボーイ、シーズン2戦目でグレイソン・チバウに敗れた──悩めるビッグネーム=ローリー・マクドナルド。

昨年準優勝のマゴメド・マゴメドケリモフと、トップどころに目新しさがないウェルター級で注目は、BRAVE CFウェルター級&スーパーウェルター級王者からチャレンジャーシリーズを経て、PFL入りしたジャラ・フセイン・アルシラウィか。

初戦のチバウ戦を如何にクリアするか。この試合の結果、内容如何でヨルダンのライオンがシーズンの台風の目になることもありうるだろう。

また過去3シーズン無敗ながら負傷でドロップアウトが続いているジョアォン・セフェリーノが、第1戦では3度目の正直=マゴマドケリモフ戦が決まっているが、この1戦もシーズンの行方を占ううえでカギを握るファイトとなりそうだ。

昨年のロリマク敗退のようなアップセットやジャイアント・キリングが起こるのか。3強とアルシラウィ、セフェリーノに注目のウェルター級だ。

また2022年シーズン第1週に出場予定だったアンソニー・ペティスと、その対戦相手マイルス・プライスのマッチアップがこの週にスライドされている。その理由はリリースに見られなかったが、注目ファイター救済の特別措置であるならスポーツとしては認めがたい──が、それもPFLに残るWSOF臭といえるか。

■視聴方法(予定)
5月7日(土・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ PFL2022#03対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
マリーナ・モフナトキナ(ロシア)

<ウェルター級/5分5R>
レイ・クーパー3世(米国)
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)

<ライト級/5分5R>
アンソニー・ペティス(米国)
マイルス・プライス(アイルランド)

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
ブレット・クーパー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
ジョアオ・セフェリーノ(ブラジル)

<女子ライト級/5分3R>
ジャナ・ファビアン(豪州)
ジュリア・バッド(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
ザマザグル・フェイザァラノワ(カザフスタン)

<ウェルター級/5分3R>
グレイソン・チバウ(ブラジル)
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)

<女子ライト級/5分3R>
オレナ・コレスニク(ウクライナ)
アビゲイル・モンテス(メキシコ)

<女子ライト級/5分3R>
ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)
マルティナ・インドロヴァ(チェコ)

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【PFL2021#10】ブラダボーイ、逆転KOでリベンジと2連覇達成。「UFC、Bellator王者と統一戦を!!」

【写真】2度目の戴冠。ベラトールも含めた統一戦は難しいだろうが、UFCで見たい選手になったのは絶対だ(C)PFL

<ウェルター級決勝/5分5R>
レイ・クーパー3世(米国)
Def.3R3分02秒by TKO
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)

2018年王者のマゴメドカリモフと、2019年王者ブラダボーイの──2018年の再戦となった──ファイナル。長身、リーチで上回るマゴメドカリモフが右ローを蹴る。左ジャブを入れたブラダボーイは前足を左右の蹴りで狙われる。そのマゴメドカリモフのインサイドローが急所に入り試合が中断される。再開後、ワンツーを振るって前に出るブラダボーイだが、組みついたマゴメドカリモフがボディロックテイクダウンを決める。

ハーフで抑えるマゴメドカリモフは枕で圧力を掛ける。ブラダボーイはバタフライガードを取り、ダブルアンダーフックでマゴメドカリモフを揺さぶる。クローズドになった直後、左のパンチを入れたマゴメドカリモフは、微妙にスペースを作りながら抑える。両ワキを差して殴らせないブラダボーイ、残り80秒でレフェリーがブレイクを命じた。

試合がスタンドに戻ると、マゴメドカリモフの右ストレートからの組みにクーパーが右を打っていく。ダブルジャブをバックステップでかわしたマゴメドカリモフが、右ローを蹴って時間となった。

2R、左ジャブから足を取るフェイクを見せたマゴメドカリモフに、ブラダボーイがボディストレートから右を伸ばす。さらに左リードフックを振るうクーパーは、ヒザ蹴りにも右を振るってテイクダウンへ。

マゴメドカリモフはギロチンの仕掛けを外し、ケージに押し込まれた状態でダブルレッグで倒される。初回と逆の状況で、マゴメドカリモフがキムラクラッチ、ギロチンという仕掛けを下から見せる。

クーパーは立ち上がりガードを開くが、マゴメドカリモフがクローズドに戻す。腰を上げ、足を一本抜いたブラダボーイはボディロックで抑えつつ、左のパウンドを打ちつける。左のパンチを嫌がり、背中をつけたマゴメドカリモフは右のパウンドを被弾し肩固めをセットされる。

自ら技を解いたブラダボーイが左のパンチを続ける。背中をつけた状態が続いたマゴメドカリモフは、下のままでラウンドを終えクーパーがラウンドを取り返した。

3R、鋭い右ローを蹴ったマゴメドカリモフに対し、左ジャブから距離を詰めるクーパーが左ボディストレートを入れる。ジャブの差し合いから右を決めたマゴメドカリモフだが、アッパーにダブルレッグを合わされテイクダウンを許す。すぐに立ち上がったマゴメドカリモフは胸を合わせて離れると左右のパンチを伸ばす。組みを切られたブラダボーイは、ヒザ蹴りから左右のフックを受け、動きが止まる。さらにヒザ蹴り、組みにはギロチンを狙ったマゴメドカリモフは、外してジャブを連続で伸ばす。

ケージを背負うブラダボーイは右ストレートを被弾、左フックを返すがまだダメージは残っている。と右アッパーに右オーバーハンドをブラダボーイが入れ、もんどりうつように頭が揺れたマゴメドカリモフ。ブラダボーイは直後に右オーバーハンドを打ち抜き、マゴメドカリモフが後方に崩れ落ち、パウンド2発で勝負は決した。

「どの局面でも僕の方が上だと言ったはずだ。前と違う試合になった。良かったよ。レッグキックは強かった。子供の頃からチェーンレスリングをやってきた。18歳で州王者になり、ずっとレスリングとあった。良いパンチも貰ったけど、機会を待っていた。そしてKOした。僕がベストだ。UFCチャンピオン、Bellatorチャンピオンと統一戦をしたい。僕が全てを取る」とレイ・ブラダボーイ・クーパーは話した。


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