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PFL2023#02:オッズ

ラリッサ・パチェコ 1.10
ジュリア・バッド 8.00
ブルーノ・カッペローザ 1.67
マテウス・シェッフェウ 2.30
オレナ・コレスニク 4.55
アスペン・ラッド 1.22
ビアッジオ・アリ・ウォルシュ 1.15
アイザイア・フィゲロア 5.76
ヘナン・フェレイラ 2.85
リズヴァン・クニエフ 1.47
マルセロ・ヌネス 1.40
モーリス・グリーン 3.10
ダニーロマルケス -
ヨルガン・デ・カストロ -
マルティナ・インドロヴァ 1.42
アンバー・ライブロック 3.05
パトリック・ブレイディ 3.80
ミハエル・アンドリサック 1.29
エブリン・マルチンス 1.63
カロリーナ・ソベク 2.38
マリーナ・モフナトキナ 1.19
東よう子 4.85

第2週はヘビー級と女子フェザー級。去年までPFLでもっとも注目されていた女子ライト級の柔道金メダリスト・ケイラ・ハリソンは、当初より連戦となるリーグ戦への出場はしないと決めており、今年は不参加。ライト級からフェザー級に変えて行われる今回のリーグ戦では、昨年の決勝でケイラ・ハリソンにMMA初黒星を与えて100万ドルを獲得したラリッサ・パチェコが大本命となる。

パチェコの初戦の相手は元Bellator女子フェザー級王者のジュリア・バッドだが、バッドは昨年の女子ライト級リーグ戦では0勝1敗(2戦目は負傷欠場)。決勝大会ではフェザー級ワンマッチに出場したが、元UFCバンタム級のアスペン・ラッドに判定負けしており、今回は一番のアンダードッグとなっている。

海外デビュー戦となる東よう子はDEEP JEWELSフェザー級王者だが、本来はバンタム級で、フェザー級では1kg程度の減量となり、体格的に不利(もっとも、他の出場選手にも本来バンタム級で戦ってきた選手はいるが)。層が薄い女子重量級のため、キャリアが少なく実力が不明な選手が多いが、今回の相手モフナトキナは昨年PFLライト級で2勝1敗(1敗の相手はケイラ・ハリソン)と実績を残しているサンビスト。オッズは大差のアンダードッグに。

また、メインカードではアマチュアライト級の試合が組まれており、モハメド・アリの孫・ビアッジオ・アリ・ウォルシュ(24歳・アマチュア戦績2勝1敗)が出場する。

第1試合開始は8日7時半から。速報します。

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【Special】月刊、柏木信吾のこの一番:6月:プロハースカ✖テイシェイラ「ダラウェイに勝った時…」

【写真】死力を尽くした激闘。UFC世界ライトヘビー級王者をいかに見出し、日本に招聘したのかを柏木さんが話してくれた (C)MMAPLANET

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。3人の論客から、柏木信吾氏が選んだ2022年6月の一番。12日に行われたUFC275よりイリー・プロハースカ✖クローバー・テイシェイラ戦について語らおう。


──柏木さんが選んだ6月の一番は?

「ここはイリーとテイシェイラの試合で行かせてください」

──それはもう思い入れタップリのイリー・プロハースカですし、ぜひともお願いします。

「これはもう……実は僕、この試合が行われた時、ラスベガスにいたんです。メイウェザーの会見前で土曜日の夜だし、関係者の人たちと会食をしていたんです。で、テーブルの下で携帯を使ってUFCをずっとチェックしていました(苦笑)」

──アハハハハ。

「もう早く帰りたくてしょうがなくて。でも、その夕食中にテイシェイラとプロハースカの試合の時間が来てしまって。やべぇ、どうしようって……。で、仕事の話中だったのに手を挙げて『スミマセン。メチャクチャ勝手なことを言って良いですか? 今、RIZINで育った選手がUFCでトップになるかどうかというタイトル戦を戦います。皆さん、良ければ一緒に視ないですか?』って」

──それ言っちゃったのですか(笑)。

「もう言うしかなくて(苦笑)。で、ベガスのカジノにあるステーキハウスで皆で視たんです」

──おお、良い話です。やはり、ここは見逃せるわけがないですよね。

「皆も『良いよ、視ようよ』ってなってくれて(笑)」

──私も正直、UFCのPPV大会で日本の専門メディアが写真撮影をできるなんて──もう14年振りとか、15年振りでした。そこであの激闘をケージサイドで撮ることができて、改めてUFCの凄まじさを思い知った次第です。

「豪華なラインナップのメインに相応しい試合でした。まさに泥試合で(笑)。

UFC、最高峰のトップ中のトップがあの泥試合を見せてくれた。凄まじいですよね。P4Pではないです、2人とも。でも、あれこそMMAだっていう全ての要素を視ることができた試合でした。

イリーのことを知らない、いちカジュアルファンが視てもあの試合は面白かったはずです」

──そのイリーを発掘し、RIZINからUFCに飛び立たせた。それが柏木さんであって。そもそも、イリーを発掘したきっかけはどういうことだったのでしょうか。

「2015年のRIZIN旗揚げの際に世界各国から選手を集めようということになり、当時協力してくれたプロモーターの推薦選手がいました。8人トーナメントをするなかで、7人はアッサリと決まりました。そして残りの1人を探している時に、ガツンとイリーがいたんです。

GFCというチェコの大会を視聴して……。今はもうヘビー級って世界的に手薄で、少しでも名前のあるファイターはいずれかのプロモーションと契約をしています。でも、当時はフリーランスの実力者が結構いました。

実はイリーだけでなく、色々な選手をチェックして。最初に目についたのがアレクサンドル・ラキッチだったんです」

──おお、オーストリア人で現UFCファイターですね。

「ハイ。その時、ラキッチはヒザを負傷していて手術をする直前だったんです。だから試合ができなくて。で、その次に当たったのがイオン・クテレバでした」

──おお、クテレバもUFCライトヘビー級で活躍中のモルドバ人選手です。いやぁ、本当に目の付け所が確かです。

「いや、結構色々な選手に声を掛けたんですよ。やはりヨーロッパに良い選手が多いなと思っていて。それが試合をチェックしていたら、いたんです。メチャクチャ良い戦績を持っているチェコ人ファイターが。

イリーを見つけた時は『こんな選手、埋もれていたんだ』って素直に嬉しかったです。で、すぐにコンタクトを取り、迷う間もなく契約書を送りました。もうトントン拍子に決まりましたね」

──初来日ではヘビー級時トーナメント決勝でキング・モーに敗れはしましたが、リベンジしてライトヘビー級王座奪取。イリーの挙げた11勝1敗という素晴らしい成績は柏木さんにとって期待通り、それとも期待以上だったのでしょうか。

「僕の中では期待通りというか……申し訳なかったです。彼が求める相手を連れてくることができなかったので。石井慧、ワジム・ネムコフに勝って、キング・モーには負けたけど、リベンジも含めその後は負け無しでした。

そうですね……ちょっと違っていましたね。強さを求める姿勢からして。だから、変な意味で対戦相手を選ぶんです。『もっと強いヤツはいないのか』と。僕のなかでは、別の意味での悩みでした。

実際、対戦相手を選ぶ選手が少なくないです。その中で、イリーだけは全く違うベクトルで厳しい要求をしてくる。それがイリーであり、イリーのチームでした。相手の名前を伝えると、いつも『もうチョット強い相手はいないのか?』という返答なんです。

もう僕の立場からすると2017年から2018年になると、UFCとBellatorだけでなくPFLまで出てきているので、上の方の選手はほぼほぼフリーじゃないから対戦相手を見つけるのが本当に難しくて」

──その通りですね。それでもブルーノ・カッペローザ、ブランドン・ホールジー、ファビオ・マルドナド、そしてCB・ダラウェイという面々を招聘しています。ケージだったら、事前取材からしっかりとしたい選手ばかりです。

「ホント、そこを分かってくれる人が記事を書いてくれないし……」

──スミマセン(苦笑)。そして、プロハースカは全員を倒してしまいました。

「一蹴しちゃいましたよね。ダラウェイを2分も掛からずKOしちゃうんですよ。誰もが納得してくれたと思いますけど、僕のなかではもう無理でした。あれ以上の相手は呼べない。あそこで僕は白旗を挙げました。

だから変な話ですけど、ミック・メイナードに話を振りました。もうUFCだろうって……RIZINに留めてもイリーのためにならない」

──あぁ、業界が柏木さんみたいな人たちばかりなら……と思ってしまいますよ。

「いえいえ。でもミックもYES. YESと2度、しかも全て大文字で返答してきました(笑)」

<この項、続く>

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#05   アレハンドロ・フローレス アンソニー・ペティス アンテ・デリア クリス・ウェード サバ・ボラギ シェイモン・モラエス スティービー・レイ デニス・ゴルソフ ハウシュ・マンフィオ バッバ・ジェンキンス ブルーノ・カッペローザ ブレンダン・ラウネーン ヘイナウド・エクソン ボストン・サルモン ランス・パーマー 工藤諒司

【PFL2022#05】計量終了 逆転トップ4へ、工藤が計量パス。進出済ペティスは、フィニッシュ必至のレイと

【写真】公式計量結果は145.4ポンド、モック計量では145.5は発表された工藤。正式結果とモック計量が読み上げられた体重が一致しない選手が数多く見られた……どういうこと?  ちなみに左が本計量で、右がセレモニアル計量時の工藤だ(C)PFL

23日(木・現地時間)、24日(金・同)にジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2021#05の計量が行われた。

ヘビー級とフェザー級のレギュラーシーズン最終戦=2戦目は行われる今大会、当確マークが1人も出ていないフェザー級ではボストン・サルモンとサバ・ボラギが欠場し、ヘイナウド・エクソンとアゴ・フスキッチがライトチャンスをそれぞれバッバ・ジェンキンス、ブレンダン・ラウネーンと戦う。

クリス・ウェードはカイル・バチニアックと、アレハンドロ・フローレスは工藤諒司とのマッチアップ。さらシェイモン・モラエスはランス・パーマーと、全て3Pを持つ選手と0Pのファイターの顔合わせとなっている。


勝ち点を持っている組だが、フィニッシュ負けすると逆転され、判定勝ちの合計6Pでは他の4選手がフィニッシュ勝利すれば脱落という──究極のフィニッシュ必須対戦となっているフェザー級だ。

セレモニアル計量では、逆転トップ4入りを狙う工藤は一礼をして、ステージに登場。計量台の上でガッツポーズを取った。続いてカウボーイハットを被って現れたフローレスと、フェイスオフでは握手をガッチリと計3度かわし、それぞれ左右に分かれた。

フェザー級の選手にインタビューはなく、コメインでスティーブー・レイと対戦するアンソニー・ペティスが、モック計量とフェイスオフ後にインタビューを受けた。

既にペティスは6Pでプレーオフ進出を決めており、この試合でレイが3R2分30秒秒以内にフィニッシュ勝利すれば、現在4位の前年王者ハウシュ・マンフィオを弾き出して、4位でプレーオフ出場となる。

そのレイは「僕はいつだってフィニッシュを狙っているし、ここを勝ち抜ける。12分半以来に勝たないといけないけど、さっきも言ったようにどの試合もフィニッシュをしようと戦ってきた。そうやって勝てるよ」とインタビュー話した。

■視聴方法(予定)
6 月25 日(土・日本時間)
午前6時30分~DAZN

■PFL2022#05計量結果

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ: 237.2ポンド(107.59キロ)
マテウス・シェッフェウ: 254ポンド(115.21キロ)

<ライト級/5分5R>
アンソニー・ペティス: 155.4ポンド(70.48キロ)
スティービー・レイ: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ: 261.2 ポンド(118.47キロ)
クリジソン・アブレウ: 258ポンド(117.02キロ)

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード: 145.6ポンド(66.04キロ)
カイル・バチニアック: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア: 246.8ポンド(111.94キロ)
シェルトン・グレイブス: 265.6ポンド(120.47キロ)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス: 145.8ポンド(66.13キロ)
ヘイナウド・エクソン: 145.2ポンド(65.86キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 244.2ポンド(110.76キロ)
モーリス・グリーン: 241.4ポンド(109.49キロ)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー: 145.8ポンド(66.13キロ)
シェイモン・モラエス: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ヘビー級/5分3R>
サム・ケイ: 240ポンド(108.86キロ
ジュアン・アダムス: 266ポンド(120.65キロ)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・フローレス: 145.8ポンド(66.13キロ)
工藤諒司: 145.4ポンド(65.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン: 145.8ポンド(66.13キロ)
アゴ・フスキッチ: 145.4ポンド(65.95キロ)

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MMA MMAPLANET o ONE PFL PFL2022#02 RYO YouTube   シェイモン・モラエス バッバ・ジェンキンス ブルーノ・カッペローザ ブレンダン・ラウネーン 工藤諒司

『2022 PFL 2』試合結果/ハイライト動画

2022 PFL 2 results: Bruno Cappelozza picks up where he left off, pounds out Stuart Austin for TKO(MMAJunkie)
・Bruno Cappelozza def. Stuart Austin via TKO (punches) – Round 1, 4:24
・Chris Wade def. Lance Palmer via unanimous decision (30-27, 30-27, 29-28)
・Brendan Loughnane def. Ryoji Kudo via technical decision (29-28, 29-28, 29-28)
・Renan Ferreira def. Jamelle Jones via knockout (punches) – Round 1, 0:25
・Denis Goltsov def. Cody Goodale via TKO (punches) – Round 1, 3:20
・Ante Delija def. Matheus Scheffel via TKO (punches) – Round 2, 0:59
・Bubba Jenkins def. Kyle Bochniak via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)
・Klidson Abreu def. Adam Keresh via unanimous decision (29-28, 30-27, 30-27)
・Sheymon Moraes def. Boston Salmon via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)
・Alejandro Flores def. Saba Bolaghi via unanimous decision (30-27, 30-27, 29-28)


【PFL2022#02】工藤出場のフェザー級。まずはメキシコのフローレスが独レスラーのボラギを破る(MMAPLANET)

【PFL2022#02】シェイモン・モラエスが組み&ヒザでサルモンを削り、判定勝ち=3P獲得(MMAPLANET)

【PFL2022#02】2Rもバクニアックを圧倒のバッバ・ジェンキンス。逃げ切り勝利も目の負傷で暗雲……??(MMAPLANET)

【PFL2022#02】完全無欠のポイントアウト。用意周到マネージメントMMAで、ウェードがパーマーに完勝(MMAPLANET)

 4月28日にテキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開催された『2022 PFL 2』の試合結果。今大会はヘビー級とフェザー級が行われ、ヘビー級はブルーノ・カッペローザ、ヘナン・フェレイラ、デニス・ゴルゾフらが勝利。フェザー級は工藤諒司がブレンダン・ラウネーンに判定負けしており、他にはクリス・ウェイド、ブバ・ジェンキンスらが勝利しています。



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【PFL2022#02】計量終了 工藤諒司が出場するフェザー級=「群雄割拠」by クリス・ウェード

【写真】本計量では1ポンドの差があったが、ラウネーンは本格的にフィジカルを鍛えてきたという(C)MMAPLANET

27日(水・現地時間)、28日(木・同)にテキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開催されるPFL2021#02の計量が行われた。

計量失敗はマイナス1Pと、即プレーオフ進出に黄信号が灯るPFLだけにフェザー級に出場するファイターは、工藤諒司も含め1人も体重オーバーは見られなかった。


その工藤は日の丸の入ったPFLのグレーのショーツを履き、ブレンダン・ラウネーンと視線を逸らさずフェイスオフを終えた。

ラウネーンは「去年と比較して全面的に強化してきたけど、特にフィジカル・コンディショニングの面で専門のコーチをつけたことが一番の違いかと思う。ここまでしっかりとプログラムを組んで、トレーニングしたことはなかった。ベストバージョンのラウネーンを見せることができると思う。自信? 去年はチャンプにスプリットで負けただけだし、自信を持ったまま2022年シーズンを迎えているよ」とインタビューで話した。

コメインは昨年準優勝のクリス・ウェード✖2018年&2019年世界王者ランス・パーマーの一戦。この両者もフェイスオフ後にしっかりと握手し、肩を抱いて別れると「今年は過去最高のシーズンになるだろうね。この環境にも慣れてきたしね。準備はこれまで以上にできている。でも、なんといってもフェザー級は群雄割拠だ。ランスはPFL史上、最も偉大なファイターの1人だ。僕はウェルラウンダーと戦いと思って来たし、準備はできているよ」とウェードがコメントした。

また昨年の初戦でパーマーを破っている元BRAVE CFフェザー級王者のバッバ・ジェンキンスは、カイル・バチニアック戦を明日に控え、「去年の自分の試合映像をチェックして、どこがいけなかったのかを確認してきた。スタミナトレも増やし、栄養面もしっかりとケアしてきたから、去年よりグッドシェイプだ。去年は2度の世界チャンピオンを倒すという最高のスタートを切ったが故に、賞金のことを考えたり、ケージの外に注意が行ってしまった。チャンピオンを倒してもハングリーでいて、しっかりと集中すべきだったんだ。今年はハンブルかつハングリーさを維持したい」と語った。

この他WSOFでバンタム級のタイトルコンテンダーだったシェイモン・モラエスとチャレンジャシリーズでサインしたボストン・サルモンの1戦や、メキシコのクリーンなストライカー=アレハンドロ・フローレス✖ドイツのレスラー=サバ・ボラギ戦が初戦で組まれたフェザー級。粒揃いの選手が揃った同階級で、工藤はどのような結果を残すことができるのか──まず初戦のポイントゲットに期待したい。

■視聴方法(予定)
4月29日(金・日本時間)
午前7時30分~DAZN

■ PFL2022#02計量結果

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ: 235ポンド(106.59キロ)
スチュアート・オースチン: 245.8ポンド(111.49キロ)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー: 145.8ポンド(66.13キロ)
クリス・ウェード: 146ポンド(66.22キロ)

<フェザー級/5分5R>
ブレンダン・ラウネーン: 146ポンド(66.22キロ)
工藤諒司: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ: 260.4ポンド(118.11キロ)
ジャマル・ジョーンズ: 237.2ポンド(107.59キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 247.4ポンド(112.21キロ)
コディ・グッデール: 253.2ポンド(114.84キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア: 247.2ポンド(112.12キロ)
マテウス・シェッフェウ: 251.6ポンド(114.12キロ)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス: 146ポンド(66.22キロ)
カイル・バチニアック: 144.4ポンド(65.49キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アダム・ケレッシュ: 239.6ポンド(108.68キロ)
クリジソン・アブレウ: 249.2ポンド(113.03キロ)

<フェザー級/5分3R>
シェイモン・モラエス: 145.2ポンド(65.86キロ)
ボストン・サルモン: 145.4ポンド(65.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・フローレス: 146ポンド(66.22キロ)
サバ・ボラギ: 145.4ポンド(65.95キロ)

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BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#02 UFC アレハンドロ・フローレス アンテ・デリア クリス・ウェード スチュアート・オースチン デニス・ゴルソフ バッバ・ジェンキンス ブルーノ・カッペローザ ブレンダン・ラウネーン ボストン・サルモン ランス・パーマー 修斗 工藤諒司 海外 石井逸人

【PFL2022#02】世界と戦う日本人(06)工藤諒司─後編─「格闘家として、そういうところに挑戦したい」

【写真】PFLへの挑戦、強さへの欲求という自己満足を満たす最高の機会だ(C)MMAPLANET

28日(木・現地時間)、テキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開催されるPFL2022#02。フェザー級レギュラーシーズンの第1戦でブレンダン・ラウネーンと対戦する工藤諒司インタビュー後編。

北米第3のMMAプロモーションに挑む工藤だが、国内にあってはその注目度は決して高くない。優勝賞金100万ドルに関しても、特に気にすることなくタフな連戦に挑む工藤、その真意にある想いとは。

2022年、春~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第6弾─後編─、工藤諒司の話に耳を傾けたい。

<工藤諒司インタビューPart.01はコチラから>


──第2戦目を頭に入れて戦うのがPFLだと思うのですが、そうなるとケガがつきもののMMAでケガをしないことが大切になってきます。

「そうなんです。4月の次が6月ぐらいで。2カ月のインターバルなので、やはりケガは気を付けないといけないです。ただ自分も今までベストコンディションで戦えた試合がなくて、ケガをしてギリギリで出たり、ケガが癒えないまま戦ってきました。

そのなかでも今回は、本当にケガもなくベストコンディションで来ることがデキています。例え今回の試合でケガをしても、次の試合まで創れるようにはできると思っています」

──プレーオフ出場を目指すうえで、2試合目はこの選手と戦いたいというのはありますか。

「いえ、そこまで考えていないです。次の試合のことしか今は考えていないです」

──ではPFL出場が決まった時、誰か戦ってみたいという選手はいましたか。

「それも特に考えていなかったです(笑)。相手が決まれば、そこに合わせていこうと思っていました」

──ところでTRIBE TOKYO MMAでは長南亮代表がセコンドから離れると宣言したことがあったではないですか。

「ハイ……(苦笑)」

──あの宣言があった時、長南門下の選手はどのような空気になっていたのでしょうか。

「長南さんはかなり落ち込んでいて、精神的なダメージは相当だったと思います。それまで蓄積してきたものが、佑弥君の負けで弾けてしまったというか。本当にダメージがあることは、僕だけでなく誰が見ていた分かったぐらいで……。いつも戦う選手以上に対戦相手のことを研究して、どう戦うのかを腐心されているので。それだけダメージが大きかったんだと思います。

ただ理由とかは直接は聞いていないのですが、凄く戻ってきていました。前向きに考えてくれたようで……。いつも以上に戻ってきてくれました。

僕らも長南さんのあの様子を見た時に、勝って──日ごろ指導してくれている長南さんに恩返しをしたいです。普段から、どれだけ選手のことを考えてくれているのかということに改めて気づかされました。長南さんが傷ついていた時、TRIBEの皆の気持ちが一つになったというか……。勝たないといけないという気持ちを、皆がより強く持つにようになっています。頑張らないといけないです」

──長南さんも一度、気持ちが落ちて、また上がった。ずっと張りつめていると本当にパンクしてしまうので。ここから、またTRIBE勢の盛り返しに期待したいです。ところでPFLで戦う、UFCではなくBellatorでもない。ただし、北米第3位のプロモーションで戦うことに関して、改めてどのような気持ちで工藤選手は臨んでいるのでしょうか。

「修斗で負けて……また頑張ろうと思っていました。ちょっと言い方は悪いですが……そんな時により大きなチャンス、海外で世界を相手に戦える機会が巡ってきました。やっぱり格闘家として、そういうところに挑戦したい。日本だけでなく外に出て挑戦したい。そういう場所で頑張りたいという気持ちですね。

これまで戦ってきたレベルと違うかもしれないですし、どこまで自分の力が通じるのか。それでも緊張は全くしていなくて、ワクワクする気持ちが大きいです。代わるのは相手だけ。他はこれまで通りのつもりで戦います」

──4連勝で100万ドルです。

「そこも考えていないです(笑)。そこまでお金のことは、全然入っていないです」

──ではぜひ決勝戦まで行ってください。そこで勝てば1億3000万円。その時、工藤選手がどのような気持ちでいるかをぜひ聞きたいです(笑)。

「アハハハハ。ハイ、決勝に行けるように頑張ります」

──そんなPFLへの挑戦。MMAファンと口にする人でさえPFLをこれまでチェックしてきているのか。ただし、確実に国内より高いレベルの試合が行われている。そういうところで戦うことに関して、どのような気持ちでいますか。

「そうですね……挑戦したい。今の気持ちでいうと、海外の強い選手と戦って勝つことを目的として、挑戦したいし経験したい。こういう場所で頑張ることを日本の皆に見せることができればとも思います。ジムの石井逸人君が、『工藤さんが道を開いてくれたら、俺もいく』と言っていましたし」

──石井選手には「PFLにはバンタム級はないんです。残念」──と(笑)。

「アハハハ。自分は今回の機会を得ることができました。凄く有難いことだと思っているので、ベストを尽くしてきます」

■視聴方法(予定)
4月29日(金・日本時間)
午前7時00分~DAZN

■ PFL2022#02対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
スチュアート・オースチン(英国)

<フェザー級/5分5R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
工藤諒司(日本)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア(クロアチア)
マテウス・シェッフェウ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ(ブラジル)
ジャマル・ジョーンズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー(米国)
クリス・ウェード(米国)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
カイル・バチニアック(米国)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
サム・ケイ(トンガ)

<ヘビー級/5分3R>
アダム・レレッシュ(イスラエル)
クリジソン・アブレウ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
シェイモン・モラエス(ブラジル)
ボストン・サルモン(米国)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・フローレス(メキシコ)
サバ・ボラギ(ドイツ)

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RIZIN 衝撃KO集 30連発【1】/ 堀口恭司/那須川天心/朝倉未来 / 30 Knockouts

▶KO集シリーズを近日中に多数UPしますのでぜひ登録お願いします。
00:00 堀口恭司 vs イアン・マッコール
00:31 五味隆典 vs メルビン・ギラード
01:04 朝倉海 vs 才賀紀左衛門
01:20 朝倉未来 vs 日沖発
01:30 石渡伸太郎 vs ケビン・ペッシ
02:07 那須川天心 vs 浜本キャット雄大
02:38 ミルコ・クロコップ vs 高阪剛
03:47 堀口恭司 vs ガブリエル・オリベイラ
04:13 浅倉カンナ vs マリア・オリベイラ
04:30 RENA vs アンディ・ウィン
04:52 カール・アレブレックソン vs ワジム・ネコフ
05:10 那須川天心 vs 藤田大和
05:43 北岡悟 vs ディエゴ・ブランダオン
06:15 堀口恭司 vs 石渡伸太郎
06:46 山本美憂 vs アイリーン・リベラ
07:20 五味隆典 vs 矢地祐介
08:16 堀口恭司 vs マネル・ケイプ
08:45 イリー・プロハースカ vs カール・アレブレックソン
09:27 浅倉カンナ vs RENA
10:04 ジェイク・ヒューン vs イリー・プロハースカ
11:09 大塚隆史 vs カリッド・タハ
11:28 村田夏南子 vs ランチャーナ・グリーン
12:06 那須川天心 vs 中村優作
12:55 真珠・野沢オークライヤー vs チェルシー・ラグラース
14:02 ミルコ・クロコップ vs ロッキー・マルティネス
14:40 RENA vs アイリーン・リベラ
14:57 イリー・プロハースカ vs ブルーノ・カッペローザ
16:04 オニボウズ vs トップノイ・タイガー・ムエタイ
16:19 ディエゴ・ブランダオン vs ダロン・クルックシャンク
16:52 黒部三奈 vs 浜崎朱加

▶元動画

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【PFL2022#02】世界に立ち向かうJ-MMAファイター(06)工藤諒司「前向きになれて嬉しいですね」

【写真】海外、PFLへの挑戦も日々の延長という風で、気負いは感じられない工藤(C)MMAPLANET

28日(木・現地時間)、テキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開催されるPFL2022#02のフェザー級レギュラーシーズン戦で工藤諒司が、ブレンダン・ラウネーンと対戦する。

ONEを目指し、ONE Warrior Seriesで確実な成長を見せていた工藤だが、コロナウィルス感染拡大によりONEウォリアーは活動を停止、ここからステップアップが望めなくなった工藤はRoad to ONE出場を経て、修斗へ。SASUKEと世界フェザー級王座を賭けて戦うも判定負けを喫した工藤にとって、思わぬタイミングでの北米3番目のメジャーPFからオファーがあった。当然、断る理由はない。そして過去に経験したことがない環境で、過去最強の選手たちが待ち受けている。

2022年、春~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第6弾は、PFLに挑む工藤諒司に話を訊いた。


──工藤選手がPFLと契約したという話は長南さんから伺っていたのですが、いつ頃にオファーがあったのでしょうか。

「3カ月ぐらい前ですかね(※取材は4月5日に行われた)。今年になって1月……その後半だったと思います」

──コロナ前にONE Warrior SeriesでONEを目指し、結果を残していました。それがコロナで大会開催がなくなり、修斗の世界王座にターゲットを変更。しかし、SASUKE選手に敗れてベルトを取れなかった。その状況でPFLから声が掛かりました。

「ONEウォリアーがなくなり、修斗でやるしかないと思ってタイトルに挑戦。それも負けて……でも、修斗のベルトをもう1度取りに行こうと気持ちを切り替えて動き始めた時期でした」

──なかなか再起すると決意するまで時間がかかりましたね。

「あの状況からもう1度というのは、なかなかしんどいですし、負けた後は気持ちも落ちていました。だから『もう1回やろう』という気持ちにはなれなかったのも事実です。時間もかかりました。でも、やり直そうと……。修斗で勝ち上がることが大変だということは、自分も良く分かっているつもりでした。それでも海外でやりたいという気持ちがあって──。(石井)逸人や(後藤)丈治も頑張っていますし。自分も負けられないなと思っていました」

──やり直すという判断をするのは大変だったと思いますが、そこでPFLからオファーがあったということですね。

「即答しました、『出ます』って(笑)。こんなチャンスはもうないと思ったので。世界に出ることができる。修斗で一からやり直そうと思っていたのですが、海外でやっていこうと。正直、それまでPFLを注目していたかといえば──そうではなかったです。オファーを受けてから、調べました」

──当然、フェザー級の試合を中心にチェックされたと思いますが、どのような印象を持ちましたか。

「相当ですね(苦笑)。強い選手が揃っていますし、そういうなかであの選手たちと戦っていけると考えると、凄く楽しみです」

──シーズン制のフォーマットで、短時間でフィニッシュするほどレギュラーシーズンで上位フィニッシュができます。しかも、レギュラーシーズンは2試合なのでPFLの組むカードによって有利・不利が出てくるだろうと。

「ハイ、少し特殊ですけど、全てが経験したことがないことなので。新しい……経験ができるかなって考えると、前向きになれて嬉しいですね」

──過去PFLには2018年にライト級で川名雄生選手が出場して勝ち星なし、2019年にヘビー級で石井慧選手が出場し、1勝2敗でプレーオフ進出を逃しています。そういう場で戦うことに、どれだけ自信をもって挑めそうですか。

「やっぱり出し切りたいですね。勝負なのでポンと勝てる時があれば、一発で負けることもあります。そうなると後悔も残るので、全てを出し切って勝ちたいです」

──初戦の相手は昨年ベスト4のブレンダン・ラウネーンが相手です。優勝したモヴィット・ハイブラエフに準決勝でスプリット判定負けでした。ただし、特別な印象に残ったわけでもない。どのような選手だと判断していますか。

「う~ん、まず特徴は背が高くて手が長いです。リーチのある選手で、ジャブも走ります。カーフキックも蹴って来るので、ジャブとカーフキックで自分のペースを掴んで、そこからストレート。あと寝技の対応も上手くて、何でもできる選手だと思います」

──ONEウォリアーでのイ・ミンヒョク戦などパンチを見せて組むだけでなく、組みを見せて殴る。近い位置でも殴ることができていました。相手がアグレッシブに攻めてくるという図式もありましたが、あの時の良さがSASUKE選手との試合はなかなか手が出なかったという印象があります。

「何でも対応できるように……近い距離でも遠い距離でも戦えるように練習しています。ただし次の相手はリーチが長いので、相手の距離で戦って待っていたりするとペースを持っていかれると思います。

なので下を見せたり、中に入って打ったり使い分けが大切になってくるはずです。それこそイ・ミンヒョク戦のような戦い方のように巧く組み合わせていきたいです」

──プレーオフがあるので、得点計算が必要になってきますが、その辺りはどのように考えていますか。

「やはり相手に合わせた戦略が必要で。相手の得意技を警戒しつつ、自分の得意なところをどう出していくか。相手に合わせて、自分の得意なところを使う。そのことを考えていますが、KOを狙い……レフェリーストップとか、そういうイメージでいます。そうやって得点を増やそうと思います」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
4月29日(金・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ 対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
スチュアート・オースチン(英国)

<フェザー級/5分5R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
工藤諒司(日本)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア(クロアチア)
マテウス・シェッフェウ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ(ブラジル)
ジャマル・ジョーンズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー(米国)
クリス・ウェード(米国)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
チョ・ソンビン(韓国)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
サム・ケイ(トンガ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィキンソン(豪州)
ブルーシ・ソウト(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
アリ・イサエフ(ロシア)
クリジソン・アブレウ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
シェイモン・モラエス(ブラジル)
ボストン・サルモン(米国)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・フローレス(メキシコ)
サバ・ボラギ(ドイツ)

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【PFL2022#02】世界へのチャレンジ。工藤諒司がフェザー級に参戦、昨年ベスト4=ラウネーンと対戦

【写真】特に大きく見る必要はない。十分に勝てる相手だ(C)PFL

29日(火・現地時間)、PFLが4月28日(木・現地時間)にテキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開幕するPFL2022年シーズン第2週のラインナップを発表し日本から工藤諒司の出場が明らかになっている。

2018年ライト級の川名雄生、2019年ヘビー級の石井慧(※クロアチア国籍)に続き、ついに3人目の日本人選手のPFLチャレンジが正式発表された。


クリス・ウェード(C)PFL

工藤が出場するフェザー級2022年シーズンは、PFLの発表によると前年王者モヴィット・ハイブラエフが負傷で出場を見送ることになっており、そのなかで昨年ベスト4のブレンダン・ラウネーンと対戦することになった。

バッバ・ジェンキンス(C)PFL

しかも、この試合は2021年シーズンの準優勝者クリス・ウェード✖過去2度の世界王者ランス・パーマーや、そのウェードに敗れ&パーマーに勝利したバッバ・ジェンキンスとチェ・ソンビンというカードをプレリミに追いやり、メインカードで組まれた唯一のフェザー級戦だ。

アレハンドロ・フローレス(C)PFL

それ以外のメイン3試合はヘビー級ということになるが、やはり日本のファンが楽しみなのは工藤の出場するフェザー級だ。

上記に挙げた3試合以外にもチャレンジャーシリーズで契約を勝ち取ったボストン・サルモン✖シェイモン・モラエス、メキシコ国内ナンバーワンの評価受けるアレハンドロ・フローレス✖ドイツのレスラー=サバ・ボラギと5試合揃って興味深い顔合わせとなっている。

工藤は修斗からONEを目指し、ONE Warrior Series出場もコロナ・パンデミックより大会が休止に。日本人選手が数多く契約下にある状況でONE本戦との契約もままならなかった。そのなかで古巣・修斗でフェザー級王座を狙ったが、SASUKEに惜敗して王座を巻くことができなかった。

PFLフェザー級に関してはそのSASUKEやONEを離れることを明言していた時期の松嶋こよみにオファーがあったという話も伝わっているが、両者はサインせず工藤が日本人枠に収まった。

UFCではない。Bellatorでもない。ただし、PFLへの挑戦はまさにワールドステージ、国内にいては戦うことができないファイター達と肌を合わせることができる。とはいえ、10人中8人がプレーオフに進める中、僅か2人の脱落者になる可能性も決して低くない──そんな茨の道が工藤を待ち受けている。

ラウネーンは前述した通り、昨年のベスト4。準決勝で優勝したハイブラエフにスプリット判定負けしたが、レギュラーシーズンではWSOF時代にはバンタム級世界王座挑戦経験のあるシェイモン・モラエスとテイラー・ダイヤモンドを下し、ポイントを9点獲得し1位通過を果たしているファイターだ。

つまり、工藤はラウネーンに勝利すると一気に生き残る確率も高くなる。と同時に2019年までのレギュラーシーズン3戦から2試合になっている現状では、トーナメント戦以上に対戦相手が誰になるのかが重要なファクターになるのが事実だ。

昨年の上位者、そして今年から出場する選手、初戦で勝った選手、負けた選手。工藤の相手を選択するのはPFL──団体側の匙加減に掛かって来る。今や日本のMMA界の多くは世界を見ていない。その市場もないなかで、国内でYouTube以外の中継媒体ができるようなことがあれば、工藤のプレーオフの大きな追い風になるが──果たして。

無論、そのような追い風がなくとも工藤は個の力で勝ち上がらなくてはならない。組むための打撃から、組みがあることで効かせることができる打を持つようになった工藤。キャリア5年目、ここまでの集大成といえるチャレンジが始まる。

■視聴方法(予定)
4月29日(金・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ PFL2022#02対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
スチュアート・オースチン(英国)

<フェザー級/5分5R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
工藤諒司(日本)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア(クロアチア)
マテウス・シェッフェウ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ(ブラジル)
ジャマル・ジョーンズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー(米国)
クリス・ウェード(米国)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
チョ・ソンビン(韓国)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
サム・ケイ(トンガ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィキンソン(豪州)
ブルーシ・ソウト(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
アリ・イサエフ(ロシア)
クリジソン・アブレウ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
シェイモン・モラエス(ブラジル)
ボストン・サルモン(米国)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・フローレス(メキシコ)
サバ・ボラギ(ドイツ)

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MMA PFL PFL2021#10 アンテ・デリア ブルーノ・カッペローザ

【PFL2021#10】バチバチの展開から一転、音無しの終盤3Rをまとめたカッペローザがヘビー級制す

【写真】逆転負けのピンチも乗り越え、しっかりと終盤を戦ったカッペローザは王座戴冠と賞金獲得に涙を流した(C)PFL

<ヘビー級決勝/5分5R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
Def.3-0:49-45.49-45.48-47
アンテ・デリア(クロアチア)

開始直後のダブルレッグを切ったカッペローザが、デリアに右を打ち込みダウンを奪う。パウンドの追撃をかけるカッペローザを懸命にクローズドガードで制したデリアだが、立ち上がったカッペローザがパンチを連続で落とす。

パンチに顔を覆ったデリアは、何とか足をきかせ、ハーフから両腕を差していく。腕を抜いてハーフで殴るカッペローザは、細かいパンチを続ける。肩固めを察知したデリアは頭を引き寄せて、防御に徹する。構わず右のパンチを落とすカッペローザが、再度肩固めを狙いつつ足を抜いてマウントへ。残り50秒、肩固めに入ったカッペローザだが、組みを解いてパンチに切り替える。とブリッジでリバーサルに成功したデリアが立ち上がり、フックを振るってダブルレッグへ。ケージを背負ったカッペローザがテイクダウンは許さず、ポイントでは圧倒もデリアは終わっていないことを示すラウンド終盤となった。

2R、またも真っ直ぐ飛び込んだダブルレッグを切られたデリアは、ケージに押し込まれた状態でリリースされた直後のダブルレッグを軽々とスプロールされる。カッペローザが離れてワンツーもデリアが右フックを打ちこみ、動きが止まったカッペローザをテイクダウンし、ハーフから鉄槌を連打する。

息を整えながら鉄槌を落とし、抑えるデリアに対し、カッペローザも動けない。デリアはパスから上四方、ノースサウスチョークを防いだカッペローザがアナコンダチョークがすっぽ抜けて体だけが回転したデリアのバックを取り、パンチを連打する。

亀&ワンフックでパンチを続けるカッペローザが、両足をフックし背中を伸ばしつつパンチを打つ。仰向けになったカッペローザだが、時間はなくローラーコースターのような上下を繰り返したラウンドが終わった。

3R、左ジャブを突くがワンツー、ボディを入れ止まったデリアにヒザ蹴り、ボディ、フックを連打する。勝負有りかと思われた刹那、猛然とフックを打ち返したデリアがダブルレッグへ。ケージに押し込まれたカッペローザは、体を入れ替えてシングルへ。ここから頭をあげたカッペローザが、小外刈りもテイクダウンは奪えない。続くダブルレッグも耐えたデリアも動きはなく、残り1分40秒でレフェリーがブレイクを命じる。

デリアはダブルレッグを切られ、試合は立ちの展開に。パンチを見せて組んでいくデリアだが、押し込めてもテイクダウンは奪えないまま動きがなくなった5分が終わった。

4R、ワンツーのカッペローザはテイクダウン狙いを切って、バックに回りワンフックで耳の辺りにパンチを打ち込む。殴られながら立ち上がったデリアは、ケージまで移動して胸を合わせる。両者とも、完全に緩慢な動きとなりケージ相撲の様相を呈してくる。残り3分を前に離れたカッペローザだが、デリアはひたすら組んでケージに押し込むと、ついにテイクダウンを決める。

ハーフのカッペローザは手首を掴んで必至に防御するが、振り払ったデリアが枕で固め、頭をあげると鉄槌を打っていく。ケージを利して立ち上がったカッペローザは離れて、ダブルレッグを切ると逆にケージに押し込み時間に。

最終回、カッペローザが右ロー、左伸ばして組んでケージにデリアを押し込む。このままクリンチが続くかと思われたが、カッペローザはダブルレッグでテイクダウを奪う。デリアはクローズドガードを取るが、カッペローザが右足を抜く。十分な形で抑え、殴るカッペローザは半身のデリアが腹ばいになるとバックへ。

前方に落としたデリアだが、カッペローザは直後に起き上りダブルレッグでケージにプッシュする。完全な消耗戦、動きが少ない試合となり、デリアも反撃──最後の一発逆転狙いという展開にすら持ちこめないまま、大きくデリアを抱え上げたカッペローザがスラムを決める。ひたすらサバイブに徹するデリアに最後はパンチをまとめたカッペローザが、渋い試合で判定勝ちを収め、ヘビー級王者となった。


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