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【PFL2023#03】西川大和を迎え撃つ、クレイ・コラード「ベイビー。俺の狙いはいつだって初回KO、6Pだ」

【写真】コラードはロッキングチェアーで、前後に揺れながらリモート取材に応じてくれた(笑)。MMA戦績は21勝10敗、ボクシングは9勝6敗2分け。上半身を揺らすのは日常となっている(C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルでPFL2023#03が開催され、西川大和が北米メジャー初陣を戦う。

その前に立ち塞がるのが、クレイ・コラードだ。ボクシングとMMAを並行して戦うストライカーは、2021年シーズンでアンソニー・ペティス、昨年はジェレミー・スティーブンスという元UFCファイターを破っている。

常にファンが喜ぶ試合をする一方で、100万ドルには届かないコラードに初インタビューを試みた。


──8日後に、西川大和選手と対戦します(※取材は米国時間の6日に行われた)。今の調子を教えてください。

「最高の状態だ。これ以上ないぐらい、準備はできている」

──2021年のシーズン開幕戦ではアンソニー・ペティスを相手にジャイアントキリングをやってのけ、昨年も元UFCファイターのジェレミー・スティーブンスを破りました。今回はビッグネーム相手でなく、米国では無名の日本人ファイターが相手です。試合に向け、気持ちを創るうえでこの違いは何か関係してきますか。

「正直、大物と戦う時は時々ナーバスになる。それが良いことか悪いことかは分からないけどね。ただニシカワは20歳で、10連勝中だ(※正確にはMMAでは14連勝中)。凄くハングリーに違いない。誰だって名前を上げたいからね。良いファイターだけど、俺と戦うんだからそうはならない。

彼との立ち位置では、俺の方がビッグネームだ。この格……上下関係がひっくり返ることは許さない。さっきもいったけどペティスやスティーブンスと戦った時の方が神経質になっていた。でも、最善の準備をするという点では変わりない」

──西川選手の試合に関しては、映像などチェックできましたか。

「なんか、ちょっと前の試合映像だけど視ることはできたよ。対戦相手の研究は必要だし、コーチと一緒にチェックした。サブミッション・スペシャリストで、俺と殴り合うことはしないだろう。俺としては立って戦い続けるつもりだ」

──西川選手が打撃もできることは、日本では知れ渡っています。ただ、その最大の特徴はガードを取り、下から相手をコントロールしてエルボーやパンチを使う点にあると思います。

「ヤツはゲーマーだよ。ファイトをしたがらない。映像で引き込むのは見た。そうさせないように戦うし、仮に引き込んでガードの中に入れられてもPFLではエルボーは反則だ。どうぞ、ヒジを出してくれって(笑)。それで俺は反則勝ちになるから。アハハハハ。楽してポイントを得ることができる。

でも日本からチャレンジしてくるファイターとの戦いは、楽しみでならない。日本の皆も、俺の勝利を見てもそんなに落ち込まないでほしい。できる限り、試合を楽しんでほしいと思っている。

俺自身PFLで戦うのは3年目で、ポイント制の大変さは身に染みている。だからこそ、PFLで戦っていると成長できるんだ。少しでも早く倒す、そのために皆が必死にペダルをこぎ続けているからね。レギュラーシーズンで終わらず、少しでも多く試合をするために皆が懸命になっている」

──PFLはシーズン制を敷いていますが、クレイはシーズンオフにはボクシングの試合に出て、オフになっていないですね。

「ただ、戦うのか好きで戦っていたいからだよ。もちろん、そうやって金を稼ぐ必要もあるしね。何より戦い続けることで、技を磨いておきたい。PFLはボクシングを戦うことは許可してくれるし、PFLがOKなことにチャレンジし、NOなことはしない。それがファイターとプロモーションの関係だし、彼らを尊重している。

ただシーズンを通してフェザー級で戦うのは、俺には厳しいけどシーズンオフにスーパーファイト的なショーがあって、そこでブレンダン・ラフネーンと戦ってみたいね。アイツとなら、最高の殴り合いができそうだから。1試合だけなら、フェザー級に落とせそうだしね」

──シーズンオフにスーパーファイト大会。グッドアイデアです。ぜひとも、レイ・セフォーに進言してください。

「そうだね。そうしよう(笑)。その前に、しっかりとヤマトを倒さないとな。ベイビー。俺の狙いはいつだって初回KO、6Pを取ることだから。ファイヤーワークス、魂が削られる殴り合いも望むところだけど、レギュラーシーズンはケガすることなくアッサリ倒して6P取るのが一番だからね」

──初戦で6Pを獲得すれば、プレイオフ進出に向け非常に有利な立場になります。ところで今シーズンでは、誰が最もタフな相手になると考えていますか。

「う~ん、どうだろうな。アレックス・マルチネスじゃないかな。アイツは良いファイターだ。去年、アイツと戦って……あの試合内容でスプリット判定負けっていうのは、俺も納得しているわけじゃない。けど、アイツは強いよ。

俺の試合はいつだってファンが喜ぶ。それが俺の戦いなんだ。だから、PFLもボーナス制度をスタートさせてほしい(笑)。ただし、俺のゴールはファイナルで勝つことだ。今年はチームを移り、新しいコーチや練習仲間の下で準備してきた。ハードかつスマートに調整してきたんだ。100万ドルを手にするために。それが俺のミッションだから」

■視聴方法(予定)
4月15日(土・日本時間)
午前8時00分~DAZN

■ PFL2023#03対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
ベン・エグリー(米国)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
スティービー・レイ(英国)

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)
アレックス・マルチネス(パラグアイ)

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ミッチェル(豪州)
ナイブ・ロペス(メキシコ)

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
アハメッド・アミール(エジプト)

<ウェルター級/5分3R>
ザック・ユソラ(米国)
ブランドン・ジェンキンス(米国)

<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
ショーン・バーゴス(米国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード(米国)
西川大和(日本)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
パトリック・ブレイディ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・ヘアル(ブラジル)
ダービッド・ザワダ(ドイツ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
ディラノ・テイラー(米国)

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#10 サディボウ・シ ディラノ・テイラー マゴメド・マゴメドケリモフ ローリー・マクドナルド

【PFL2022#10】制空権を守り通した大穴サディオウ・シが、ウェルター級を制し100万ドル獲得

<ウェルター級決勝/5分5R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
Def.3-0:49-46.49-46.49-46
ディラノ・テイラー(米国)

長身&リーチで上回るサウスポーのシがダ左ミドルハイ、テイラーは前に出て右を伸ばす。シが鋭い左ミドルを決め、左ハイへ。テイラーのステップインにカウンターを狙うシは、磨き上げた難攻不落スタイルを貫く。蹴りで突き放し、前に出させてカウンターというシに対し、テイターは左ミドルを再び蹴られる。シはロー、ハイ、ミドルと蹴り分け、距離を維持。テイラーは迂闊に前に出ることができない。ケージに詰まる位置になると、サイドにすっと回るシはオーソに構えを変えてローを入れ、スイッチして左ミドルハイ──予習で初回をリードした。

2R、テイラーが飛び込んで右ストレート。下がってかわしたシは、右カーフを蹴られる。シは左ミドル、テイラーは蹴り終わりを詰めたいところだ。左ミドルで前進を阻まれるテイラーは前足への蹴りはチェックしたい。インローを蹴られたテイター、さらに左ミドルを受ける。ワンツーで飛び込んでも、シは背中を見せて走り間合いを取り直す。と、テイラーが右を見せて組み、ケージへ。リズムを変える良い攻撃だ。

ケージ中央までクリンチ合戦は続き、離れたシが左ローとミドルを蹴る。とはいえ、一度組まれたことでシの距離の取り方も初回ほどクリアでなくなってきた。テイラーは左ミドルを足を上げてカットし、右ストレートから右ハイで前に出る。手を下げ、サイドステップで回ったシだが、初回ほど余裕はなくなっていた。

3R、左ミドルハイにもシングルに出たテイラー。反転して足を抜いたシは、右ハイを狙う。左ミドルに前に出る姿勢を見せたテイラーは、左ハイから左ローを蹴っていく。テイラーは敢えてツーステップを踏むなど、リズムを変えていく。シは左ミドルを捌かれ、前蹴りをボディに受ける。テイラーはワンツーから組んでヒザ蹴り、離れて左ミドルを蹴られる。ジャブをヘッドスリップでかわしたテイラーが左を伸ばし、右を振るってクリンチへ。相四つでのヒザの蹴り合いから離れると、シが右フックを空振りする。残り10秒で、テイラーはローシングルをかわされた。

4R、素早いジャブからテイラーが前に出て右を伸ばす。ローを見せ、左に回るシが自らシングルレッグに出る。ここも相四つのクリンチ合戦となり、両者同時に離れる。右を伸ばし、左フックを見せたテイラーが左ジャブを届かせる。さらにステップからスイッチして、拳が届く距離に入ったテイラーだが、右を空振りしシが足を使って回る。

テイラーはシの蹴りに突き放されることなく、距離を詰める。続くクリンチでヒザを腹に入れて離れたテイラーが右を振るって組む。間合い取り直し、シが左ミドル。左ローにはテイラーが左を合わせていく。リードフックを当てたテイラーが、足を使うシを追いかけてジャブを伸ばす。そして左ミドルを入れるなど、この流れはジャッジがテイラーに入れることも十分にあり得る。最後は両者が胸を合わせて、ボディを打ち合うなどシの距離では完全になくなっていた。

最終回、右を伸ばしスイッチしたテイラーが前に出る。さらに右を伸ばし、サークリングのシが左ハイを2度見せる。シールドの役目を果たせなくなってきたシの蹴りだが、ミドルは決まる。とはいえ拳の攻撃がなく、回るシをジャッジは支持するのか。テイラーも明確なポイントが欲しいなか、シがテイクダウンを狙って組みつく。両者譲らず、クリンチから離れるとシがここも左ミドルを蹴る。飛び込んで右を打つテイラー、ダブルでジャブを繰り出し、シも右ジャブをタッチさせる。テイクダウン狙いでつり、左ハイを狙ったシだが当たらず、テイラーが蹴りから前に出る。シは左ミドルを決め、サークリング。最後に左ミドルを2発見せ、時間とともに大きく手を挙げて勝利をアピールした。

結果、ジャッジ3者とも49-46でシを支持し、レイ・クーパーやローリー・マクドナルド、マゴメド・マゴメドケリモフがいるウェルター級で大穴が頂点に立った。


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CORO MMA o PFL YouTube   アスペン・ラッド アンテ・デリア オマリ・アクメドフ ケイラ・ハリソン サディボウ・シ ジェレミー・スティーブンス ジュリア・バッド スティービー・レイ ディラノ・テイラー バッバ・ジェンキンス ブレンダン・ラウネーン マテウス・シェッフェウ マルロン・モラエス ラリッサ・パチェコ ロブ・ウィルキンソン

『2022 PFL Championship』前日計量動画


MAIN CARD (Pay-per-view, ESPN+, 8 p.m. ET)

・Kayla Harrison (154.4) vs. Larissa Pacheco (154.2)
・Bubba Jenkins (145) vs. Brendan Loughnane (144.8)
・Ante Delija (241.8) vs. Matheus Scheffel (254.2)
・Julia Budd (146) vs. Aspen Ladd (145.4)
・Olivier Aubin-Mercier (154.6) vs. Stevie Ray (154.6)
・Sadibou Sy (169.6) vs. Dilano Taylor (169.4)
・Omari Akhmedov (202.8) vs. Rob Wilkinson (204.6)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 5:30 p.m. ET)

・Marlon Moraes (146) vs. Sheymon Moraes (145.8)
・Natan Schulte (155.4) vs. Jeremy Stephens (155.8)
・Magomed Magomedkerimov (175.8) vs. Gleison Tibau (174.6)
・Katherine Corogenes (124.3) vs. Dakota Ditcheva (125.6)
・Biaggio Ali Walsh (154.8) vs. Tom Grasser (154.8)

 『2022 PFL Championship』前日計量結果。今大会は7つの階級(女子ライト級、フェザー級、ヘビー級、女子フェザー級、ライト級、ウェルター級、ライトヘビー級)の決勝戦が行われますが、優勝賞金100万ドルが懸かっているだけあって全員パス。マルロン・モラエス、ジェレミー・スティーブンス、グレイソン・チバウらが出場する前座でも全員パスしています。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ケイラ・ハリソン vs. ラリッサ・パチェコはハリソン支持10人、パチェコ支持1人。

・ブレンダン・ラウネーン vs. バッバ・ジェンキンスラウネーン支持7人、ジェンキンス支持4人。

・アンテ・デリア vs. マテウス・シェッフェウは11人全員デリア支持。

・ジュリア・バッド vs. アスペン・ラッドバッド支持6人、ラッド支持5人。

・スティービー・レイ vs. オリヴィエ・オウビン・メルシエは11人全員オウビン・メルシエ支持。

・ディラノ・テイラー vs. サディボウ・シはテイラー支持5人、シ支持6人。

・オマリ・アクメドフ vs. ロブ・ウィルキンソンはアクメドフ支持4人、ウィルキンソン支持7人。続きを読む・・・
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BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#10 UFC   アスペン・ラッド アンテ・デリア オマリ・アクメドフ クリス・ウェード ケイラ・ハリソン サディボウ・シ シェイモン・モラエス ジェレミー・スティーブンス ジュリア・バッド スティービー・レイ ダコタ・ディチェバ ディラノ・テイラー ナタン・シュルチ バッバ・ジェンキンス ビアッジョ・アリ・ウォルシュ ブレンダン・ラウネーン マテウス・シェッフェウ マルロン・モラエス ラリッサ・パチェコ ロブ・ウィルキンソン

【PFL2022#10】計量終了 6階級のファイナルは全員パス。モラエス対決。バッド✖ラッドにも要注目

【写真】気が付けば16連勝が掛かっているケイラ・ハリソン。キャリアの初のタフファイトを経験することになるのか (C)PFL

25日(金・現地時間)、ニューヨーク州ニューヨークシティのMSG内Huluシアターで開催されるPFL2022#10 「Championships」の計量が行われた。

PFL2022年シーズン・フィナーレ、さすがに100万ドルが掛かった一戦で計量を失敗する選手はいなかった。


メインでキーラ・ハリソンと女子世界ライト級王座を賭けて戦うラリッサ・パチェコは「3度目の対戦、何も変わりなくクールに調整してきたわ。そして勝てる戦術がある。これまでと何が違うか? 月日も経ったし、過去の試合経験で私も変った。それを明日、見てもらう」と非常に落ち着いた様子でインタビューに答えていた。

一方、ケイラは「彼女は成長して違うファイターになった? う~~~~ん、私が彼女と試合をしたのは4試合目と6試合目とか7試合目で、10試合も前の話よ。彼女は成長していて然り、ただベストバージョンの彼女で来て欲しいわ。そしてベストバージョンの私と戦うのよ。彼女と叩き折ることだけを考えている。1分、一呼吸毎に攻めて。ゴールはKO、TKO、サブミッション。5R戦える準備はして来たけど、そんなに掛からない」と早口でまくし立てた。

コメインのフェザー級ファイナルに出場するバッバ・ジェンキンスとブレンダン・ラウネーンの両者。バッバ・ジェンキンスは「多くのお喋りとは別に、何もアクションはない。一方通行、ブレーキも踏まない。何を言われても気にしない。アイツをぶっ潰しに来たんだ。遊びはなし。この拳で持ち込んで、ただ優勝を目指して戦う」とややすわり気味の視線で、怖い空気感が醸し出していた。

対してブレンダン・ラウネーンは「僕らのこの2シーズンの結果を見てもらうと、この試合はただのストライカー✖グラップラーの試合に留まらないよ。クリス・ウェード、モヴィッド・ハイブラエフ、パット・ヒーリー、テイラー・ダイヤモンド、僕はずっとレスラーと戦ってきた。15年間、テイクダウンを狙い続けられてきた。それは明日も同じだろう。僕は成長してきた、世界を取る」とコメントしている。

ファイナル以外にもショーケースファイトとして、PFLの前身WSOFでバンタム級王者だったマルロン・モラエスが、フェザー級でそのバンタム級王座を賭けて戦ったシェイモン・モラエスと対戦。セレモニアル計量でマルロン・モラエスは、バンタム級時代とはフレームが違う姿を披露した。

また女子ライト級に出場していたジュリア・バッドが、フェザー級に戻してアスペン・ラッドと対戦する一番も見逃せない。

元Bellator世界女子フェザー級王者と元UFCタイトルコンテンダーの対決は、PFL女子フェザー級の扉を開ける一戦となるやもしれない。

■視聴方法(予定)
11月26日(土・日本時間)
午前7時30分~DAZN

■ PFL2022#10対戦カード

<女子ライト級決勝/5分5R>
ケイラ・ハリソン: 154.4ポンド(70.03キロ)
ラリッサ・パチェコ: 154.2ポンド(69.94キロ)

<フェザー級決勝/5分5R>
ブレンダン・ラウネーン: 144.8ポンド(65.68キロ)
バッバ・ジェンキンス: 145ポンド(65.77キロ)

<ヘビー級決勝/5分5R>
アンテ・デリア: 241.8ポンド(109.67キロ)
マテウス・シェッフェウ: 256.4ポンド(116.3キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジュリア・バッド: 146ポンド(66.22キロ)
アスペン・ラッド: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ライト級決勝/5分5R>
スティービー・レイ: 154.6ポンド(70.12キロ)
オリヴィエ・オバメルシェ: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ウェルター級決勝/5分5R>
ディラノ・テイラー: 169.4ポンド(76.83キロ)
サディボウ・シ: 169.6ポンド(76.92キロ)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
オマリ・アクメドフ: 202.8ポンド(91.98キロ)
ロブ・ウィルキンソン: 204.6ポンド(92.8キロ)

<フェザー級/5分3R>
シェイモン・モラエス: 145.8ポンド(66.13キロ)
マルロン・モラエス: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 155.4ポンド(70.48キロ)
ジェレミー・スティーブンス: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ: 175.8ポンド(79.74キロ)
グレジソン・チバウ: 174.6ポンド(79.19キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ダコタ・ディチェバ: 125.6ポンド(56.97キロ)
キャサリン・コーロジンス: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<ライト級/5分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ: 154.8ポンド(70.21キロ)
トム・グレイサー: 154.8ポンド(70.21キロ)

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【PFL2022#10】いよいよファイナル大会。ラウネーン✖ジェンキンスなど6つの決勝戦。ケイラは3連覇なるか

【写真】工藤はベスト4、来年の出場権を持っているフェザー級の決勝は見逃すことはできない (C)PFL

25日(金・現地時間)、ニューヨーク州ニューヨークシティのMSG内HuluシアターPFL2022#10 「Championships」が開催され6人の2022年度チャンピオンと100万ドルウィナーが誕生する。

顔の優勝者でシーズン・フィナーレに進出を決めたのは、女子ライト級のケイラ・ハリソンのみ。そのケイラは2019年に2度勝利しているラリッサ・パチェコと3度の対戦となる。

常にヘッドライナーを務めてきたケイラは、今回も5階級の男子決勝を従えてオオトリでの出場となる。フェザー級転向も大いにありうる2023年のケイラが、パチェコを相手にデビュー以来の連勝記録を16に伸ばすことができるのか──要注目だ。


男子5階級では共に日本の工藤諒司に勝利しているブレンダン・ラウネーンとバッバ・ジェンキンスが初優勝を賭けて戦う。ラウネーンはレギュラーシーズン初戦でダウンを喫したものの最終回の頭突きで工藤がカット、その時点での裁定となり、テイクダウンのジェネラルシップで29-28で辛勝している。

対してジェンキンスは準決勝で工藤と対戦し、バックスープレックスからRNNで109秒一本勝ちを収めている。この結果だけで判断するのは強引だが、テイクダウン能力にしても絶対的にラウネーンを上回るジャンキンス優位は否定できない。

ウェルター級ではチャレンジャーシリーズで契約したディラノ・テイラーが、サディボウ・シと戦う。

この両者はテイラーが準決勝、シがレギュラーシーズンでローリー・マクドナルドを下している点に注目だ。シは4シーズン連続でPFLに参戦し、初のプレーオフ進出からファイナル出場権を得た。長身、リーチを生かしたディフェンシブなファイトのシと、テイラーの爆発力の競い合いだ。

シーズン&ポイント制の難しさは、プロモーションが想う──ファンが希望するファイターが勝ち残ることができるわけではない点にある。結果、ロリマク、アンソニー・ペティスという元UFCファイターはファイナル進出を果たすことなく姿を消しており、ライト級で1勝1敗ながらボーナスPがなくレギュラーシーズンで姿を消したジェレミー・スティーブンスが締めの大会でツータイム・チャンピオンのナタン・シュルチと対戦、またロシア人ファイター受難の時代ビザが間に合わず、1試合しか戦うことができなかったマゴメド・マドメドケリモフはグレイソン・チバウと戦う試合も注目だ・

マゴメドケリモフは決勝進出のタイラーからフィニッシュ勝利をしているだけに、その実力の程を元UFCファイターに見せることができるかで、来シーズンの展望が違ってくるだろう。

またシーズン制として扱われたことない女子フライ級から英国大会をリードしていたダコタ・ディチェバがプレリミで、キャサリン・コーロジンスと戦う一戦も組まれており、来シーズンの階級決定に関係しているのかも気になるところだ。

■視聴方法(予定)
11月26日(土・日本時間)
午前7時30分~DAZN

■ PFL2022#10対戦カード

<女子ライト級決勝/5分5R>
ケイラ・ハリソン(米国)
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)

<フェザー級決勝/5分5R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
バッバ・ジェンキンス(米国)

<ヘビー級決勝/5分5R>
アンテ・デリア(クロアチア)
マテウス・シェッフェウ(ブラジル)

<女子フェザー級/5分3R>
ジュリア・バッド(カナダ)
アスペン・ラッド(米国)

<ライト級決勝/5分5R>
スティービー・レイ(英国)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)

<ウェルター級決勝/5分5R>
ディラノ・テイラー(米国)
サディボウ・シ(スウェーデン)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
オマリ・アクメドフ(ロシア)
ロブ・ウィルキンソン(豪州)

<フェザー級/5分3R>
シェイモン・モラエス(ブラジル)
マルロン・モラエス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
ジェレミー・スティーブンス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
グレジソン・チバウ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ダコタ・ディチェバ(英国)
キャサリン・コーロジンス(米国)

<ライト級/5分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ(米国)
トム・グレイサー(米国)

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ローリー・マクドナルド引退を聞いたファイター・関係者の反応

『2022 PFL Playoffs 2』でディラノ・テイラーに敗れたローリー・マクドナルドがMMA引退を発表「UFC、Bellator、PFLに感謝している」(2022年08月16日)

 こちらの続報。


 ローリー・マクドナルド引退を聞いたファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
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BELLATOR MMA o ONE PFL UFC   ディラノ・テイラー ローリー・マクドナルド

『2022 PFL Playoffs 2』でディラノ・テイラーに敗れたローリー・マクドナルドがMMA引退を発表「UFC、Bellator、PFLに感謝している」

改訂版 金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法


『2022 PFL Playoffs 2』試合結果/ハイライト動画(2022年08月16日)

 こちらの続報。


 『2022 PFL Playoffs 2』で行われたウェルター級トーナメント準決勝でディラノ・テイラーに1R TKO負けしたローリー・マクドナルドがインスタグラムで以下のコメント。

「グローブを完全に外す時が来た。僕はこのスポーツにとても感謝してるし、その過程で出会えた全ての人たちに感謝している。

 僕はこのスポーツを 14 歳から始めた。今でも最初の日を覚えていて、これが人生を懸けてやりたいことだと思った。格闘技への情熱とプロMMAファイターになることは、僕に希望とより良い人生への道を与えてくれた! そして、ケロウナのジムToshido MMAへの道を引いてくれた神にとても感謝している。それは本当に人生の方向を変え、僕を救ってくれた!

 このキャリアは何という冒険だったことか。17年間のプロの格闘家人生はあっという間だった! 僕の中に刻み込まれた多くの辛いトレーニング、地球上のあらゆる場所への旅、多くの人々と出会いがあった。

 このキャリアを通じて自分自身について多くのことを学んだが、全てが良かったわけではない。途中で多くの間違いを犯したが、僕は33歳になり、それらの間違いのおかげでより良い人物になれた。

 こんなにも支えてくれたファンのみんなに感謝したい。僕は名声や評価を得るためにこのスポーツを始めたわけではないし、注目を浴びることに慣れるのは大変だったが、みんなが示してくれた優しさに本当に感謝している!

 最高レベルのMMAで戦うという夢を実現させために全力を尽くしてくれた全ての友人と家族に感謝したい。僕を信じてくれて、気にかけてくれてありがとう。

 世界の舞台で戦う機会を与えてくれたUFC、Bellator、PFLに感謝している。そして、これらの団体の全てのスタッフ、君たちは一緒に仕事をするのに本当にクールな人たちだったし、一緒に過ごした多くの時間で僕が不機嫌だったり構ってちゃんだったことを我慢しなければならなかったのは申し訳なかったと思ってる。

コーチ、トレーニング パートナー、マネージャーに感謝している」


Rory MacDonald(Sherdog)

 ローリー・マクドナルドは現在33歳のカナダ人でMMA戦績23勝10敗1引き分け(UFC戦績9勝4敗、Bellator戦績3勝2敗1引き分け、PFL戦績2勝4敗)。ニックネームはレッドキング。元King of the Cageライト級チャンピオン、元Bellatorウェルター級チャンピオン。続きを読む・・・
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『2022 PFL Playoffs 2』試合結果/ハイライト動画


MAIN CARD (ESPN, 2 p.m. ET)

・Dilano Taylor def. Rory MacDonald via TKO (punches) – Round 1, 3:59 – welterweight semifinal
・Ante Delija def. Renan Ferreira via TKO (punches) – Round 1, 4:31 – heavyweight semifinal
・Matheus Scheffel def. Juan Adams via TKO (punches) – Round 3, 3:45 – heavyweight semifinal
・Sadibou Sy def. Carlos Leal via unanimous decision (29-27, 29-27, 29-27) – welterweight semifinal
・Nathan Kelly def. Ben Ellis via submission (rear-naked choke) – Round 1, 2:45 – 2023 European Series qualifier

PRELIMINARY CARD (ESPN+, noon ET)

・Josh O’Connor def. Emran Sakhizaada via submission (rear-naked choke) – Round 3, 2:56
・Marcin Wojcik def. Mick Stanton via submission (rear-naked choke) – Round 1, 4:04
・Chris Mixan def. Christian Stigenberg via split decision (29-28, 28-29, 29-28)
・Szymon Bajor def. Ronny Markes via unanimous decision (30-27, 30-27, 29-27)

POSTLIM CARD (ESPN+, 4:30 p.m. ET)

・Lee Chadwick def. Przemyslaw Mysiala via unanimous decision (30-27, 29-28, 29-28)
・Will Fleury def. Anthony Salamone via unanimous decision (30-25, 30-25, 30-25)
・Radu Maxim def. Vojto Barborik via submission (injury) – Round 1:15
・Moktar Benkaci vs. Francesco Nuzzi declared no contest (accidental eye poke by Benkaci) – Round 2, 4:10

 8月13日にウェールズのカーディフ・モーターポイント・アリーナで開催された『2022 PFL Playoffs 2』の試合結果。今大会はウェルター級とヘビー級の準決勝が行われ、ウェルター級はディラノ・テイラーとサディボウ・シーが、ヘビー級はアンテ・デリアとマテウス・シェッフェルが決勝に進出しています。




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【PFL2022#08】計量終了 準決勝、ロシア勢2人が英国に入れず。ロリマクは代役テイラーと対戦

【写真】まだ32歳のロリマク。再び輝くことはできるか(C)MMAPLANET

13日(土・現地時間)、英国はカーディフのカーディフ・モーターポイント・アリーナで開催されるPFL2021#08の計量が行われた。

ウェールズで初の英国大会を開くこととなったPFL。ヘビー級とウェルター級の準決勝が組まれているが、両階級ともロシア人選手がビザを取得できず、欠場。ウェルター級ではマゴメド・ウマラトフに代わりディラノ・テイラーがローリー・マクドナルドと、ヘビー級ではデニス・ゴルソフの代役でジュアン・アダムスがマテウス・シェッフェウと対戦することとなった。


昨年は2敗でプレーオフ進出を逃し、今年も2戦目にサディボウ・シに敗れながら初戦の6P奪取が効いて準決勝に挑むことになったロリマクは「掛け率でファイバーなことは気にしていない。ただベストを尽くすためにやってきた。継続的にずっと練習してきたけど、前回は良い試合ができなかった。とにかくベストを尽くす。良い試合をするよ」と話した。

対して代役テイラーは「ゴールデンチケットを手にしたよ。ここにはコンテンダーとしてやってきて、チャレンジャーになった。そしてチャンピオンになるチャンスを得たんだ」とコメントした。

■視聴方法(予定)
8月14日(日・日本時間)
午前1時00分~DAZN

■ PFL2022#08計量結果

<PFLヨーロッパ予選ライトヘビー級/5分3R>
ウィル・フルーリー: 205ポンド(92.99キロ)
アンソニー・サラモン: 203ポンド(92.07キロ)

<PFLヨーロッパ予選ライト級/5分3R>
ボイド・バルボリック: 154ポンド(69.85キロ)
マキシム・ラドゥ: 155ポンド(70.31キロ)

<PFLヨーロッパ予選バンタム級/5分3R>
モクター・ベンキャッシ: 134ポンド(60.78キロ)
フランチェスコ・ヌッツィ: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級準決勝/5分3R>
ローリー・マクドナルド: 171ポンド(77.56キロ)
ディラノ・テイラー: 169ポンド(76.66キロ)

<ヘビー級準決勝/5分3R>
アンテ・デリア: 242ポンド(109.77キロ)
ヒーナン・フェヘイラ: 257ポンド(116.57キロ)

<ヘビー級準決勝/5分3R>
ジュアン・アダムス: 265 ポンド(120.2キロ)
マテウス・シェッフェウ: 259ポンド(117.48キロ)

<ウェルター級準決勝/5分3R>
カルロス・ヘアル: 171ポンド(77.56キロ)
サディボウ・シ: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
ネイト・ケリー: 146ポンド(66.22キロ)
ベン・エリス: 145ポンド(65.77キロ)

<ライト級/5分3R>
ジョシュ・オーコーナー: 155ポンド(70.31キロ)
エムラン・サキザダ: 154ポンド(69.85キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニック・スタントン: 204ポンド(92.53キロ)
マルチン・ヴォイチク: 205ポンド(92.99キロ)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ミクサン: 170ポンド(77.11キロ)
クリスチャン・スティゲンバリ: 170ポンド(77.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ホニー・マルケス: 245ポンド(111.13キロ)
シモン・バヨル: 236ポンド(107.04キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
リー・チャドウィック: 205ポンド(92.99キロ)
プシェミスワフ・ミシャワ: 205ポンド(92.99キロ)

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【PFL2022#06】マゴメドカリモフが2RKO勝ち。ロリマク&レアルがプレーオフへ。ブラダボーイが脱落決定

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
Def.2R3分26秒by TKO
ディラノ・テイラー(米国)

右ローを蹴るマゴメドカリモフ、テイラーは左ジャブを伸ばす。右を見せて左オーバーハンドをマゴメドカリモフが当てると、テイラーはスイッチを見せる。左にテイクダウンを合わされたが、倒れずにいなしたマゴメドカリモフが逆に左フックに組みつこうとする。テイラーも反応し、右をスウェイでかわす。マゴメドカリモフの左ハイがテイラーの顔面をかすめる。

残り2分、マゴメドカリモフが組むがテイラーはヒザを入れて離れる。飛びあがって蹴りを見せたマゴメドカリモフは、初戦をスキップしており初回フィニッシュが欲しい。そのマゴメドカリモフがニータップで一気にテイクダウンを奪うが、有効なパウンドを落とせず一度立ち上がる。ここから勢いのあるパウンドを打ちつけると、すぐさま立ち上がったテイラーが組みつくと小手を決めて内股で投げて、時間を迎えた。

2R、マゴメドカリモフがジャブ、テイラーはワンツーを打っていく。オーバーハンドも距離が合わないマゴメドカリモフが、肩で息をしているか。テイラーはローに右を合わされたが、怯むことはない。そのテイラーは左ローにカウンターを受ける展開をもう1度繰り返す。マゴメドカリモフもフィニッシュに繋がるような連携はないが、またも左ローに右オーバーハンドを決め、一発で試合を終わらせることができることを示す。

この一発でケージに詰まったテイラーに対し、跳びヒザで腹を抉って完全に動きの止めたマゴメドカリモフが連打を叩きこみTKO勝ち。これで5Pを獲得したマゴメドカリモフが暫定4位に。テイラーが3Pに留まり、今大会で不戦勝となったカルロス・レアル、2試合後に戦うローリー・マクドナルドのプレーオフ進出が決まった一方で、初戦で体重オーバー&判定負けのブラダボーイは、次の試合で初回KOでもレギュラーシーズン敗退が決まった。


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