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【UFC279】エロサが体重オーバーのダラドゥからダウンを奪い、TD&バックグラブで余裕の逃げ切り勝利

<149.5ポンド契約/5分3R>
ジュリアン・エロサ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ハキーム・ダラドゥ(カナダ)

体重オーバーのダラドゥが構えを変えて、カーフを蹴っていく。エロサは左右に動き前蹴りもダラドゥが左フックを振るっていく左の蹴りをキャッチされたダラドゥが前転して離れる。エロサのリードジャブをかわして右カーフを蹴ったダラドゥはクリンチでアッパーを受け、右ストレートで腰が落ちる。エロサがラッシュを掛けると、ダラドゥが組みを選択し逆にケージに押し込まれる。

ここで首相撲&ヒザをボディに入れたエロサは離れて、ワンツーから左フックを決める。近い距離ではクリンチアッパー、そして右アッパーも決めたエロサはダブルレッグこそ切られたが、ケージにダラドゥを押し込んで首相撲に取られてもボディを殴る。離れたエロサはテンカオから右ストレートをヒットさせる。動きが止まったダラドゥが跳び二段ヒザからパンチをまとめたエロサが初回を完全に取った。

2R、コーナーに戻る際に足下がおぼつかなかったダラドゥはダメージが残っているか。ヒザ、ダーティボクシングのエロサに対し、ダラドゥがジャブを多用し右に繋げる。エロサは右ロー、左ミドルを蹴る。サウスポーからオーソに構えを変えたダラドゥが、ジャブを当て持ち直す。クリンチでも離れ際にダラドゥが右エルボーを決め、ダブルジャブを入れる。中間距離のパンチではエロサが有利だが、手数が減りカウンター狙いだけになっている。そのカウンターのタイミングで組みついて、テイクダウンダウンを奪ったエロサは、スクランブルでバックを制す。

そのまま両足をフックし、後方に倒れ込んだエロサはボディトライアングルで絞めを狙う。時間を使って殴るエロサはアゴの上からRNCも極めきれない。パンチの勢いを増したエロサだが、ダラドゥは立ち上がってエスケープに成功する。胸を合わせたダラドゥにワンツーを見せてから離れたエロサがリードを広げた。

最終回、左に回り構えを変えるエロサは逃げ切りを念頭に置いたファイトか。ダラドゥも距離を詰めるに至らず、前に出ると右アッパーを被弾してしまう。左ボディフックで前に出たダラドゥは、首相撲からヒザを入れ左エルボーを当てる。エロサはこうなると、しっかりとパンチを打ち返しペースを譲ることがない。

残り90秒、パンチの応酬からエロサがダブルレッグでテイクダウンを奪うとバックグラブへ。試合としては、ここで勝負有り。ダラドゥは首を守って殴られる。最後の15秒で胸を合わせたダラドゥが、スタンドに戻りスピニングバックキック。かわしたエロサが間合いを外して、勝利をアピールした。結果はエロサがフルマークの判定勝ちを収めた。


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【UFC279】前代未聞、本計量結果を受けて上位カードが大シャッフル。メインはネイト×ファーガソンに

【写真】世界一のMMA組織が下した判断が、このスポーツの悪しき風習の第一歩にならないことを願いたい(C)MMAPLANET

10日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでUFC 279「Chimaev vs Diaz」の公式計量が9日(金・同)に行われ、メインでネイトディアズと戦う予定だったカムザット・チマエフが8.5ポンドの大幅オーバーになったことを受け、メインカードが大幅にシャッフルされるという前代未聞の事態に陥っている。

上位3カードの計量結果は以下の通り。

<ウェルター級/5分5R>
カムザット・チマエフ: 178.5ポンド(80.96キロ)
ネイト・ディアス: 171ポンド(77.56キロ)

<ウェルター級/5分3R>
リー・ジンリャン: 170.5ポンド(77.34キロ)
トニー・ファーガソン: 171ポンド(77.56キロ)

<180ポンド契約/5分3R>
ケヴィン・ホランド: 179.5ポンド(81.41キロ)
ダニエル・ロドリゲス: 179ポンド(81.19キロ)


つまり体重オーバーはチマエフ1人。2018年5月に女子ストロー級で8ポンドオーバーだったマッケンジー・ダーンが、キャッチウェイトで──計量時に7ポンド差だったアマンダ・クーバーと対戦し、RNCで一本勝ちしたことがあったが、チマエフとネイトの体重差は7.5ポンドで、舞台裏でどのようなやりとりがあったのか分からないが、結論としてUFCが下した判断は上位カードをシャッフルすることだった。

メインはウェルター級5回戦でネイト・ディアス✖トニー・ファーガソン、コメインは180ポンド契約でケヴィン・ホランド×カムザット・チマエフ、そしてファーガソンと対戦予定だったリー・ジンリャンはホランドと戦うはずだったダニエル・ロドリゲスと180ポンド契約3回戦で対戦。

というように上位カードが本計量の結果に伴い、計量オーバーがない形で大改造され、PPVショーは実施されることに。

チマエフはスケールの上で薄ら笑いを浮かべ、ガッツポーズも見せていたが、UFCの発表では体調管理問題を理由にUFC医療チームから減量を中止するよう指導があったとのこと。

UFCではダナ・ホワイトがこの件について現地で取材を受けた模様をUFC公式SNSにアップし、「10年前とは違う。我々はドクターの指示を仰いだ。違う相手と戦うために時間を掛けてきた。そして、そうじゃない相手と戦う。でも我々はそうすることにしたんだ。ネイト・ディアスとトニー・ファーガソンの試合は、(※契約最終試合の)ネイトがUFCを離れるとファンが永遠に見ることができなくなる。チマエフとホランドは記者会見(※対戦カードごとに行われる予定が、5分で中止に)の時にバックステージでやりやった。なら試合で白黒つけさそうと。リー・ジンリャンとロドリゲスも良い試合だ。(※セレモニアル)計量が待ち切れない」という言葉が確認できる。

まさに何でも有り。UFCなら何でも許されるのか──ということだが、結論としてそうなのだろう。結果オーライの大シャッフルをファンは受け入れ、PPVの売り上げへの影響も最小限に止めることもできるに違いない。

とはいえ、階級制の格闘技としては全くもって好ましくない事態だ。今後、目玉カードで計量をオーバーをしても、UFCは大会を続けるために計量結果に伴ったカードの再編成をする──そんな風にファイターが考えるようになると、階級制の意義は崩壊してしまう。体重無差別から階級制に移行していったのは、選手の安全を守るためだ。

それでもUFCがイベントを決行するのは巨大化したビジネスを守るため。たった1つの体重オーバーで、業界の斜陽に向かう可能勢はゼロとはいえない。そしてUFCではオリジナル・ラインナップと見劣りしない対戦カードが揃えることができる。ファイターも試合を欲し、ファイトマネーを手にデキる。大シャッフルを全面的に否定はできない。とはいえ良識の最後のラインとして、5Rの準備をしてこなかった選手が5Rを戦うことだけは避けるべきではないのか。その準備をしてこなかった選手に5Rを戦わせるのは、それこそMMAがNHBと呼ばれていて時代に世間が受けれいなかった最大の要因、安全性という部分を蔑ろにしていることに通じる。せめてメインとコメイン、揃って3R制にしてほしかったところ。選手の安全を守るため、5Rを3Rにしてもファンは不満に思わないはずだ。

■視聴方法(予定)
9月11日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWライブ

■UFC279対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
トニー・ファーガソン(米国)
ネイト・ディアス(米国)

<180ポンド契約/5分5R>
カムザット・チマエフ(スウェーデン)
ケヴィン・ホランド(米国)

<180ポンド契約/5分3R>
リー・ジンリャン(中国)
ダニエル・ロドリゲス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
アイリーン・アルダナ(メキシコ)
メイシー・シェエソン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョニー・ウォーカー(ブラジル)
イオン・クテレバ(モルドバ)

<フェザー級/5分3R>
ハキーム・ダラドゥ(カナダ)
ジュリアン・エロサ(米国)

<220ポンド契約/5分3R>
ジャイルトン・アルメイダ(ブラジル)
アントン・トゥルキャリ(スウェーデン)

<ミドル級/5分3R>
ジェイミー・ピケット(米国)
デニス・チュルリン(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
ジェイク・コリアー(米国)
クリス・バーネット(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
ノルマ・ドゥモント(ブラジル)
ダニエル・ウォルフ(米国)

<バンタム級/5分3R>
チャド・アンヘリガー(カナダ)
アラテンヘイリ(中国)

<女子ストロー級/5分3R>
エリース・リード(米国)
メリッサ・マルチネス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ダリアン・ウィークス(米国)
ユアン・リネス(カナダ)

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『UFC 279』カムザット・チマエフ大幅体重オーバーにより対戦カードがネイト・ディアス vs. トニー・ファーガソン、カムザット・チマエフ vs. ケビン・ホランド、リー・ジンリャン vs. ダニエル・ロドリゲスに変更


MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Nate Diaz (171) vs. Tony Ferguson (171)
・Khamzat Chimaev (178.5)* vs. Kevin Holland (179.5) – 180-pound catchweight
・Li Jingliang (170.5) vs. Daniel Rodriguez (179) – 180-pound catchweight
・Irene Aldana (137.5) vs. Macy Chiasson (139.5) – 140-pound catchweight
・Ion Cutelaba (205.5) vs. Johnny Walker (205)

PRELIMINARY CARD (ESPNews/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Hakeem Dawodu (149.5)** vs. Julian Erosa (146)
・Jailton Almeida (216.5) vs. Anton Turkalj (214) – 220-pound catchweight
・Jamie Pickett (185.5) vs. Denis Tiuliulin (186)
・Chris Barnett (267.5)*** vs. Jake Collier (265)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 6 p.m. ET)

・Norma Dumont (146) vs. Danyelle Wolf (146)
・Heili Alateng (135) vs. Chad Anheliger (135.5)
・Melissa Martinez (113.5) vs. Elise Reed (115.5)
・Yohan Lainesse (171) vs. Darian Weeks (170.5)

 『UFC 279』前日計量結果。


 なんとカムザット・チマエフが178.5ポンドと7.5ポンドもオーバーしました。


 その後、最後の3カードの変更が発表されています。当初はカムザット・チマエフ vs. ネイト・ディアス、リー・ジンリャン vs. トニー・ファーガソン、ケビン・ホランド vs. ダニエル・ロドリゲスでしたが、ネイト・ディアス vs. トニー・ファーガソン、カムザット・チマエフ vs. ケビン・ホランド、リー・ジンリャン vs. ダニエル・ロドリゲスにシャッフルされました。なお、チマエフ vs. ホランドも5ラウンドで行われます。

 チマエフとホランドは昨日の記者会見の乱闘騒ぎのキッカケという因縁があり、早速対戦が実現した形に。ホランド vs. ロドリゲスが元々180ポンド契約だったことも功を奏しました。それにしても170.5ポンドとしっかり体重を作ってきたのにダニエル・ロドリゲスと180ポンド契約の対戦を受けたリー・ジンリャンが男気を見せたというか気の毒というか…。

 他にもアイリーン・アルダナ vs. メイシー・チアソンが共に体重オーバーにより140ポンド契約に変更、ハキーム・ダワドゥ149.5ポンドによりジュリアン・エロサ戦がキャッチウェイト、クリス・バーネット267.5ポンドによりジェイク・コリアー戦がキャッチウェイトと計量ミスが目立つ大会となりました。



 前日計量動画。続きを読む・・・
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【UFC279】ファーガソンと対戦、リー・ジンリャンから学ぶべきこと「居心地の良い場所から離れる」

【写真】アジアを代表するファイターであり続けるリー・ジンリャン(C)MMAPLANET

10日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されたUFC 279「Chimaev vs Diaz」で、アジアの大砲=リー・ジンリャンがトニー・ファーガソンと対戦する。

UFC在籍も8年以上、手にした勝ち星は11となった彼は現在、中国を離れてフロリダに拠点を置き、キルクリフFCでトレーニングを積んでいる。彼個人でなく、若いチームメイトを帯同しての米国滞在──我々は世界の最高峰のPPV大会でコメインを戦うリー・ジンリャンから学べることがあるはずだ。


リモート取材後にスクショをお願いすると、必ず通訳をしてくれるマネージャー氏とツーショットを彼は欲する

──キャリア最大の一番といっても過言でないトニー・ファーガソン戦が迫ってきました。今の調子はいかがですか。

「最高だよ。前回の試合では全くケガもなかったから、すぐにトレーニングに戻った。そしてUFCに少しでも早くオクタゴンに戻りたいって伝えていたんだ。個人的には来週のソン・ヤードンがコリー・サンドハーゲンとメインで戦う大会で戦いたいってね。でもUFCのオファーは、それより早かった(笑)。4月に米国にやってきた目的は、今年はもっと試合をするためだったから、その通りになっているよ。しかもファーガソンのようなレジェンドとオクタゴンをシェアできるって、完璧だよ。光栄だし、彼と全てのMMAが喜ぶ試合をするよ」

──ファーガソンは4連敗中です。ただし、その相手は世界のトップ中のトップでした。その彼がウェルター級に階級を上げてくることをどのように思っていますか。

「彼の直近の試合、4つの敗戦は全てチェックした。敗因はゲームプランを実行できていないからだ。そして対戦相手はファーガソンを研究しているのに対し、彼はそこまで相手のことを学習していなかった。そうなると凄くハイレベルな相手には勝てない。ただし、今回はウェルター級で階級を上げてきたこともあり、きっと自分のことも十分に研究しているに違いない。それでもファーガソン云々ではなく、自分が如何に戦うかだよ。僕は自分の戦いを貫く。今、思っていることはそれだけだよ。

確かにファーガソンは4連敗中だ。でも、そこはこの試合に関係ない。その4試合でファーガソンは色々なことを学んできたはずだから。僕らプロアスリートの活動期間は長くない。だからファイターはしっかりとコンディションを整えて戦わないといけない。UFCはそういう選手たちの集まりだ。それでも、選手っていうのはいつか負ける日がやってくるんだ。

だから僕らは他人が何を言おうが、気にする必要はない。自分を信じることさ。自分がベストだということに疑いを持つと、試合で勝てなくなる。そこがMMAを戦い続ける上で最も重要なことだよ。自分を嫌う人間のことなんて無視すれば良い。自分のことを大切に思ってくれる家族、コーチ、チームメイトとの関係を信じて、SNSでゴチャゴチャうるさいことを言ってくる連中のことなんて気にしなければ良いんだ。

それでも許せないことを書きこむなら、こう言ってやれば良い──「おい、オクタゴンで言ってみろ」ってね(笑)」

──アハハハ。実は先月キルクリフFCで練習を見せてもらったのですが、本当に懸命に取り組んでいましたね。

「南フロリダは最高の場所だよ。暑くて、汗をいくらでもかけるから体重を落としやすい。ジムのチームメイトもコーチも、素晴らしいよ。特にウェルター級は世界中からトップファイターが集まっている。最高の練習ができるんだ。フーフト夫妻はいつもジムに来て、全選手のケアをしてくれる。これ以上の練習環境はないよ」

──他の中国人選手をキルクリフFCに帯同していますね。

「今回、シャイラン・ヌルダンベクとバハトプールゥ・バトボラティという僕より若い選手をチャイナ・トップチームから連れてきたんだ。彼らを米国に連れてきたのは、しっかりと米国の現実を見て欲しかったから。MMAファイターは海外での練習が必要だと思っている。色々な国の選手とスパーリングをするためにもね。経験を積むために欠かせないことだよ。

シャイランは既にUFCで戦っている。バハトプールゥはLFAと契約しているんだ。彼にとって初めての米国の練習であり、試合でもあった。最初の試合は減量に問題があって負けてしまった。全く米国で戦うこと全てに慣れていなかったよ。でも2試合目は勝てた。1試合目の経験が生きたんだ。彼は凄く成長している。米国での滞在の全てが、バハトプールゥの成長を促しているんだよ」

──今、UFCでは中国勢はアジアの最大の勢力です。日本人の契約は5人。日本人ファイターもリー・ジンリャンの学ばないといけないですね。日本が中国から学ぶべきことは何でしょうか。

「中国となると、僕も分からないけど──自分の経験を日本の若い選手とシェアできるなら、居心地の良い所から離れろってことかな。犠牲を伴うことで、視野が広がる。海外に行って、レベルの高い選手と練習することで当然成長できるけど、それには日本で生活するよりもコストが掛かる。家族と一緒にいることもできない。自分達の食べ物も気軽に食べるは不可能だ。色々なことを犠牲にしないといけないけど、成功を掴むには必要なこと。

僕は2000年代の初めにPRIDEによって、MMAを知った。このスポーツを愛してしまった。それからはMMAをやり抜くために、ありとあらゆる困難と向き合ってきたよ。心地良い場所に居続けていたら、成功はできないということだよ」

──今日はありがとうございました。次回、フロリダに行った時はぜひとも手料理を食べさせてください。佐藤天選手が、リー・ジンリャンは素晴らしいシェフだと言っていました(笑)。

「もちろんだよ。ノープロブレム。ウェルカムだ。サトーは最高のヤツだな(笑)」

■視聴方法(予定)
9月11日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWライブ

■UFC279対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
カムザット・チマエフ(スウェーデン)
ネイト・ディアス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
リー・ジンリャン(中国)
トニー・ファーガソン(米国)

<180ポンド契約/5分3R>
ケヴィン・ホランド(米国)
ダニエル・ロドリゲス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
アイリーン・アルダナ(メキシコ)
メイシー・シェエソン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョニー・ウォーカー(ブラジル)
イオン・クテレバ(モルドバ)

<フェザー級/5分3R>
ハキーム・ダラドゥ(カナダ)
ジュリアン・エロサ(米国)

<220ポンド契約/5分3R>
ジャイルトン・アルメイダ(ブラジル)
アントン・トゥルキャリ(スウェーデン)

<ミドル級/5分3R>
ジェイミー・ピケット(米国)
デニス・チュルリン(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
ジェイク・コリアー(米国)
クリス・バーネット(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
ノルマ・ドゥモント(ブラジル)
ダニエル・ウォルフ(米国)

<バンタム級/5分3R>
チャド・アンヘリガー(カナダ)
アラテンヘイリ(中国)

<女子ストロー級/5分3R>
エリース・リード(米国)
メリッサ・マルチネス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ダリアン・ウィークス(米国)
ユアン・リネス(カナダ)

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UFC279:オッズ/予想と展望

ハムザト・チマエフ 1.10
ネイト・ディアス 8.00
リー・ジンリャン 1.33
トニー・ファーガソン 3.55
ケビン・ホランド 1.51
ダニエル・ロドリゲス 2.65
アイリーン・アルダナ 1.57
メイシー・チアソン 2.50
ジョニー・ウォーカー 2.70
イオン・クテラバ 1.50
ハキーム・ダオドゥ 1.47
ジュリアン・エロサ 2.85
ジャイルトン・アルメイダ 1.15
アントン・トゥルカリ 5.90
デニス・トゥルーリ2.05
ジェイミー・ピケット 1.80
ジェイク・コリアー 1.24
クリス・バーネット 4.30
ノルマ・ドゥモン 1.24
ダニエル・ウルフ 4.30
チャド・アンヘリガー 2.45
アラテン・ヘイリ 1.59
メリッサ・マルティネス 1.61
エリス・リード 2.40
ダリアン・ウィークス 1.80
ヨアン・レイネス 2.05

メインがノンタイトル戦のUFCナンバーシリーズ。ネイトの過去5戦はすべてナンバーシリーズだが、そのうち3試合はノンタイトル戦ながらメインとなっている(マスヴィダル戦はBMFタイトルはかかっていたが)。

UFCとの契約最終試合となるネイト。この試合が組まれる前には再三に渡りUFCにリリースを要求するメッセージをSNSで出していたこともあり、残留の可能性は低い。最後の相手となるのは、現在無敗でランキング3位の超新星・ハムザト・チマエフ。チマエフは先月のウェルター級タイトルマッチで王者ウスマンが防衛していたら次期挑戦者になる可能性もあったほど期待されている選手。

これまでは全試合フィニッシュ勝利で底が見えなかったチマエフだが、前回はランキング4位のギルバート・バーンズ相手に倒し倒されの展開の末に判定勝ち。互角の展開で競り勝っての勝利なので、現在の3位というランキング通りの実力と見ていい。トップの実力を証明したものの、ウスマンやそのウスマンを倒したエドワーズより(現時点で)上とは思えない。

一方、長期間試合をしていなかったことでランク外となったネイトだが、マスヴィダルには終始打たれて完敗、エドワーズにも残りわずかでパンチを入れてぐらつかせた場面があったのみで完敗。人気は相変わらずあるものの、さすがにもう上位ランカー相手だと分が悪い。タフなネイトをチマエフがフィニッシュできるかどうかというところを見る試合。にしても、ここまでオッズに差がつくとは思わなかったが。

チマエフ判定勝ち。

セミは元ライト級暫定王者ファーガソンが、UFCデビュー戦であるTUF決勝戦以来のウェルター級に上げての試合。現在4連敗中。前回はマイケル・チャンドラー相手に1Rはダウンを奪うなど動きも良かったが、2R開始早々の前蹴りでKO負け。38歳となり、階級を変えてもここから再び復活してくるという期待は薄い。相手がハードパンチャーのジンリャンというのも厳しいか。

プレリムにはアマチュアボクシングで全米選手権3連覇しているダニエル・ウルフが、プロキャリアわずか1戦でUFCデビュー。ウルフはボクシングでオリンピックを目指していたが、2016年のリオ五輪では自身の階級(152ポンド)が五輪に採用されず、MMAに転向。しかし、東京五輪では実施されることが決まったため、MMAデビュー前にボクシングに復帰したものの、アメリカ国内予選で敗れ、再びMMAに転向した。

MMAデビュー戦は2020年のコンテンダーシリーズで、判定勝ちして契約を勝ち取った。しかし相手の選手も3戦しかしておらず、試合ではパンチを打たれて劣勢になる場面、ギロチンで引き込んだ後に上からポジションを取られ攻められる場面などがあり、キャリアの浅さを露呈した。今日(9月8日)で39歳となる。女子フェザー級というスカスカ階級だけに生き残ることはできるかもしれないが、王者ヌネスに挑めるところまで行けるかは微妙。初戦の相手はUFC3勝2敗(1勝はバンタム級)のノルマ・ドゥモン。いきなり試練のマッチメイク。

第1試合開始は11日朝7時から。速報します。

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UFC on ESPN41:セミファイナル・ネイト・ランドワー vs. ダヴィッド・オナマ

フェザー級。両者ノーランカー。

ロシアやカザフスタンなどで行われたM-1チャレンジのアウェイ環境でキャリアを重ねたランドワー。UFCではハーバート・バーンズとジュリアン・エロサにいずれもKO負けして2勝2敗。なぜかセミに抜擢されている。15勝のうち、KOが8勝で、一本勝ちは1試合のみ。本来は先週ズバー・ツフゴフと対戦予定だったが、ツフゴフがビザの問題で入国できずに、急遽オナマに変更になった上に、1週間スライドとなった。

ウガンダ出身のオナマはUFCデビュー戦もまた直前で代役出場が決まり、オッズでは大幅なフェイバリットだったが、組まれてバックからコントロールされる展開で完敗。MMA唯一の黒星を喫している。しかしそこから2試合連続フィニッシュ勝利。大器の片鱗を見せると、今回も今回もまた緊急出場での参戦で、今回もオッズはフェイバリットになっている。

リーチを活かしてジャブを入れていくオナマ。飛び込むランドワーにワンツー。右を打ち込むオナマ。ワンツーがヒットしランドワーフラッシュ気味にダウン。すぐ立ったランドワー。また飛び込みワンツーがヒットしランドワーダウン!マウントになりパウンド。終わったかに思えたがランドワー凌いだ。しかしすぐにオナママウント。またパウンド。背中を向けたランドワー。バックマウントからパウンド。仰向けに。ランドワー反転して上に。オナマ足で距離を取り立った。ラッシュで疲れがあるオナマ。テイクダウンを狙ったが倒せず。離れる。打撃戦でホーン。

1Rオナマ。

2R。手を出していくランドワー。ヒット。打ち勝っているランドワー。オナマやはり疲れがあるか。タックルに。しかし四つからスタンドバックを取られた。がぶりから膝を入れるランドワー。アナコンダ!が、スッポ抜けた。ランドワーバックに回りチョーク。振り保持て立つが、ランドワー休まず出る。オナマ疲れている。タックルを切ったランドワー。がぶりからアナコンダ。外れたが、立ち上がりが遅れてランドワーに上を取られる。ランドワーマウント。亀になるオナマにパウンド。しかしランドワーも疲れでパウンドに力ない。オナマ立った。ランドワー組んでテイクダウン。パウンド。亀のオナマにパウンド。マウント。が、ランドワーも疲れている。ホーン。

2Rランドワー10-8。オナマは果たして戦えるのか。

3R。両者消耗しているが、スタップがあるのはランドワー。パンチを入れるオナマだが、ランドワー首相撲から膝。ケージに押し込んでまた膝。オナマタックル。切られて下になるが、ランドワー付き合わず立たせる。また首相撲。膝。頭を抱えて膝を着いたオナマだが、ランドワーまた立たせた。オナマ最後の力を振り絞りパンチを打ち込む。が、連打で完全にガス欠。止まったところにランドワーがパンチの連打。オナマ打ってこいとアピール。もはや立っているのが精一杯。タックルに行くがランドワースタンドバック。離れ際に左ハイ。オナマまた溜まったエネルギーを放出してパンチ連打。が、組みに行ったところで下に。ランドワーサイドから腕を極めようとするが、放して自ら立ち上がりスタンドへ。ランドワー最後にラッシュ!突進してパンチを打ち込み倒れ込んだランドワーにパウンド!タイムアップ!

28-28、29-27×3のマジョリティでランドワー勝利!

会場はスタンディングオベーション

1R圧倒していたオナマだが、緊急出場でコンディションが整っていなかったのか、早々にガス欠。それでも要所で復活してきてあわやの場面を作った。ランドワーもかなり疲れていたが、最後まで気持ちは切れず。

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o UFC アレックス・カサレス ジュリアン・エロサ

UFC275:第6試合・チェ・スンウ vs. ジョシュ・クリバオ

フェザー級

スンウは189cmの長いリーチを持つストライカー。UFCデビューから2連敗したが、そこから3連勝。ジュリアン・エロサには1RKO勝ちした。しかし、前戦はベテランのアレックス・カサレスと対戦し、1Rにパンチでダウンを奪ったが、そこで膝をついた状態のカサレスの顔面に膝を入れてしまい、反則ブレイクで仕留められず。2Rにバックを取られてのチョークで逆転負けした。

オーストラリアのクリバオは、地元大会で欠場選手の代役としてUFCと契約。初戦は階級上のライト級だったこともあり、いいところなくKO負け。2戦目は1Rにダウンを奪ったが後半盛り返されドロー。前戦は中国のヌアダンビク相手に1Rテイクダウンで攻められたが、2R以降は打撃をヒットさせUFC初勝利。その試合から1年以上のブランク明け。

間合いに入れないクリバオ。リーチで勝るスンウが牽制の打撃を放つ。クリバオが飛び込んでパンチを放つがバックステップされ空振り。見合いが続いてブーイング。左で飛び込むクリバオにカウンターを合わせようとするスンウ。スンウの連打をかわしたクリバオ。左ハイがヒット。間合いが詰まってきた。クリバオのワンツーがヒット。飛び込んでのパンチでスンウ効いた!スンウはパンチを放つことでしのごうとするがまたもらった。ダウン気味に膝を着いた。組んで凌ぐスンウにパンチを入れるクリバオ。離れたところでスンウがパンチ連打で出ていく。ラッシュ。距離を取りかわすクリバオ。ホーン。

1Rクリバオ。

2R。クリバオがパンチをヒットさせていく。飛び込んで右。スンウもムキになって打ち返していくが空振りが多い。右が顎を打抜きダウン!後転して近づいてきたクリバオにタックルに入るがスンウ切った。クリバオの右がまたヒット。スイッチを繰り返すクリバオ。スンウの左右のハイは空振り。クリバオの右がまたヒット。残り1分。またパンチで出るスンウ。終盤出ていくスンウだが、打ち終わりにクリバオが打ち返す。ホーン。

2Rクリバオ。

3R。スンウ出ていく。クリバオ下がる。逃げ切り気味で手数が少ない。クリバオ飛び込んでアッパー。さらにワンツー。右がヒット。スンウの打撃はブロックの上。出てきたスンウにクリバオボディロック。ケージでこらえるスンウ。スンウ逆にボディロックからテイクダウン。亀になったクリバオに両足フックしてバックマウント。四の字バックへ。残り90秒。チョークを狙うが防いだ。逃げ切ろうとするクリバオ。脇に腕を挟んでディフェンス。残り20秒でパウンドに切り替えたスンウ。立ったクリバオ。タイムアップ。

29-28クリバオ、29-28スンウ、29-28クリバオ。スプリットでクリバオ勝利。

スンウに入れるとしたら1Rか。でも効いた打撃はクリバオだったし、スンウはない。

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【UFN200】試合結果 フライ級でゴードンがボンダル破り、ウェルター級でラクモノフが15連勝

【写真】ファイト・オブ・ザ・ナイトは体重オーバーのピーターソンを破ったエロサが2人分=10万ドルの総取りとなった(C)Zuffa/UFC

5日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN200:UFN on ESPN+58「Hermansson vs Strickland」が開催された。

この前日に平良達郎のUFC契約が発表されたことで、日本での注目度が上がったフライ級戦線──オープニングマッチでマルコム・ゴードンが、UFC初陣となったデニス・ボンダルと対戦。腕十字から逃れた直後に、ボンダルが手をついてスクランブルに持ちこもうとしたところで、左ヒジが異様な方角に曲がり試合は終わった。

注目のウェルター級の1戦はカザフスタンのシャクハト・ラクモノフがガイアナ人ルタリーブリ戦士カールストン・ハリスを寄せ付けず、スピニングヒールキックからパウンドアウトで圧勝している。

なおファイト・オブ・ザ・ナイトはジュリアン・エロサ×スティーブン・ピーターソンが獲得したが、ピーターソンが計量失敗だったためエロサが5万×2で10万ドルを獲得した。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=ジュリアン・エロサ✖スティーブン・ピーターソン
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=シャクハト・ラクモノフチディ・ンジョグアニ

UFN200:UFN on ESPN+58「Hermansson vs Strickland」
<ミドル級/5分5R>
○ショーン・ストリックランド(米国)5R
判定
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×ジャック・ヘルマンソン(スウェーデン)
<ミドル級/5分3R>
○ニック・マキシモフ(米国)3R
判定
×プナヘラ・ソリアーノ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○シャクハト・ラクモノフ(カザフスタン)1R4分10秒
KO
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×カールストン・ハリス(ガイアナ)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ブレンダン・アレン(米国)2R2分10秒
RNC
×サム・アルヴィー(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ブライアン・バトル(米国)3R
判定
×トレシャン・ゴア(米国)
<159ポンド契約/5分3R>
○ジュリアン・エロサ(米国)3R
判定
×スティーブン・ピーターソン(米国)
<バンタム級/5分3R>
○ジョン・カスタニエダ(米国)3R1分38秒
肩固め
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×マイルス・ジョンズ(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ハキーム・ダラドゥ(カナダ)3R
判定
×マイク・トリザノ(米国)
<ミドル級/5分3R>
○チディ・ンジョグアニ(米国)1R0分16秒
KO
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×マフクアンドレ・バリユー(カナダ)
<女子バンタム級/5分3R>
○アレクシス・デイヴィス(カナダ)3R
判定
×ユリア・ストレアレンコ(リトアニア)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ジャイルトン・アルメイダ(ブラジル)1R2分57秒
TKO
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×ダニーロ・マルケス(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
○フィリップ・ロウ(米国)2R2分15秒
TKO
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×ジェイソン・ウィット(米国)
<フライ級/5分3R>
○マルコム・ゴードン(米国)1R1分22秒
TS
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×デニス・ボンダル(ウクライナ)


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『UFC Fight Night 200: Hermansson vs. Strickland』スプリットデシジョンだった試合のジャッジの採点/主要サイトの採点

 『UFC Fight Night 200: Hermansson vs. Strickland』ではスプリットデシジョンだった試合が3つあったので、ジャッジの採点を主要サイトの採点を紹介していきます。


Sean Strickland defeats Jack Hermansson(MMA Decisions)

 ショーン・ストリックランド vs. ジャック・ハーマンソンのジャッジの採点。Derek Clearyが1,2,4,5Rストリックランド、3Rハーマンソンで49-46ストリックランド勝利。Sal D'Amatoが1,3,5Rハーマンソン、2,4Rストリックランドで48-47ハーマンソン勝利。Junichiro Kamijoが1Rハーマンソン、2,3,4,5Rストリックランドで49-46ストリックランド勝利でした。

 主要サイトの採点は50-45ストリックランド支持10人、49-46ストリックランド支持5人、49-47ストリックランド支持1人。ハーマンソン支持はいませんでした。


Nick Maximov defeats Punahele Soriano(MMA Decisions)

 ニック・マキシモフ vs. プナヘレ・ソリアーノのジャッジの採点。Mike Bellが1,2Rソリアーノ、3Rマキシモフで29-28ソリアーノ勝利。Douglas Crosbyがフルマークでマキシモフで30-27マキシモフ勝利。Ron McCarthyが1Rソリアーノ、2,3Rマキシモフで29-28マキシモフ勝利でした。

 主要サイトの採点は30-27マキシモフ支持1人、29-28マキシモフ支持11人、29-28ソリアーノ支持4人でした。


Julian Erosa defeats Steven Peterson(MMA Decisions)

 ジュリアン・エロサ vs. スティーブン・ピーターソンのジャッジの採点。Derek Clearyが1Rエロサ、2,3Rピーターソンで29-28ピーターソン勝利。Douglas CrosbyとJunichiro Kamijoが1,3Rエロサ、2Rピーターソンで29-28エロサ勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28エロサ支持13人、29-28ピーターソン支持5人でした。続きを読む・・・
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『UFC Fight Night 200: Hermansson vs. Strickland』パフォーマンスボーナス/ジュリアン・エロサが10万ドル獲得



 UFCが『UFC Fight Night 200: Hermansson vs. Strickland』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・ジュリアン・エロサ vs. スティーブン・ピーターソン

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・チディ・エンジョクアーニ、シャフカット・ラフモノフ

 4選手には各5万ドルのボーナス…と言いたいところですが、スティーブン・ピーターソンは前日計量で3ポンドオーバーしていたことから、ファイト・オブ・ザ・ナイトはエロサの総取りとなり、エロサに10万ドル、ピーターソンには支払われません。続きを読む・・・