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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN240 イグナシオ・バハモンデス キック クリストス・ギアゴス

【UFN240】190cmのライト級=バハモンデスがリーチをフル活用、左ハイでギアゴスに1RTKO勝利

<ライト級/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス(チリ)
Def.1R3分34秒by TKO
クリストス・ギアゴス(米国)

バハモンデスが構えをスイッチしながらプレッシャーをかけて右のカーフキック。ギアゴスは踏み込んで右のストレートを返す。バハモンデスはジャブを返して、ギアゴスの踏み込みにアッパーを狙う。ギアゴスは右ボディストレートから組みつくが、バハモンデスはテイクダウンを許さない。

バハモンデスはスピニングバックキックを顔とボディに蹴り分け、ギアゴスが前に出たところに右ストレートを合わせる。これを受けてケージまで下がるギアゴスはガードを固めて半身になる。バハモンデスはそこにパンチをまとめて、ギアゴスが正対すると右ヒジも狙う。

一旦距離が離れるとバハモンデスは右ストレートで前進。ギアゴスもワンツーを返すが届かない。バハモンデスはジャブから左ミドル、そしてサウスポーにスイッチしての左ハイキック。これがギアゴスの側頭部を捉え、そのままギアゴスは崩れ落ちる。バハモンデスが追撃しようとしたところでレフェリーが試合を止めた。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN240 キック ペドロ・ファルカォン ライカ ヴィクトー・ウゴ

【UFN240】ストライカー=ウゴ。ケージに押し込んでくるファルカォンに、蹴りを多用し判定勝ち

<バンタム級/5分3R>
ヴィクトー・ウゴ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ペドロ・ファルカォン(ブラジル)

左前蹴り蹴ったウゴに組みついたショートノーティス出場のファルカォンが、ケージに押し込む。時間をかけボディロックテイクダウンを決めたファルカォンがバックを取り、シングルフックに取る。トップを選択したファルカォンに対し、ウゴははラバーガードからゴゴプラッタ仕掛ける。立ち上がって外したファルカォンが、スクランブルのウゴをシングルでケージに押し込む。頭を押して頭を抜いたウゴ新田石、左から右を当てたファルカォンが再び金網に押し込んでいく。

離れたファルカォンは右ローを蹴られるが、前に出ていく。ケージの前を移動するウゴがシングルのファルカォンを切り、エルボーを落とす。頭を上げたファルカォンを押し返して離れたウゴがハイキック、そしてローからミドルハイ、スピニングバックキックを繰り出す。ここに組みに行ったファルカォンだが取り切れず、ウゴが右アッパーを決める。ワンツーに続く左ミドルがファルカォンの急所に入り、試合が中断。1分弱で再開に応じたファルカォンが勢いよく距離を詰めてきたウゴの攻撃を制して初回が終わった。

2R、ワンツーで前に出たファルカォンに対し、ウゴが左ハイから後ろ回し蹴りを狙う。直後にダブルレッグでケージに押し込んできたファルカォンから回って離れたウゴが左フックを当て、右カーフへ。ファルカォンも左ジャブから右で前に出ると、ケージを背負ったウゴにダブルレッグを仕掛ける。エルボーを入れてウィザーのウゴが離れ、左カウンターを当てる。ウゴは右ローを蹴り、前蹴りを見せるがケージを背負った状態が続く。ファルカォンは左を見せてダブルレッグ、シングルに移行する。ここでもウゴは頭を押して離れると左フック、続くスピニングバックフィストにファルカォンが組んでドライブする。

組んでも倒せないファルカォンは疲れが目立ち、カーフからパンチを食いそうになる。ウゴは左前蹴りも、ファルカォンが組んでケージへ。押し返したウゴが豪快な後ろ回し蹴りを繰り出し、組んでバックへ。離れたファルカォンに左ハイ、左前蹴りのウゴが力強い右ローを蹴るが拳の攻撃は極端に少ないままラウンド終了を迎えた。

最終回、左三日月から左フックでダウンを奪ったウゴが、スタンドで待ち受ける。左ハイ、左前蹴りのウゴは組まれても逆にケージにファルカォンを押し込み、小手投げを切る。ケージに押し込まれても、苦も無く離れてスピニングバックキックを見舞ったウゴ。ファルカォンが急所だとアピールするも、レフェリーは有効だと試合続行を命じる。

直後の打撃の交換から組んだファルカォンだが、もうここから何かを仕掛ける倒しにいく力は残っておらずパンチから組むという流れから、組んで殴るという流れに。離れてカーフを蹴るウゴが左を入れ、必死にパンチで前に出たファルカォンが組みつく。距離を取り直したウゴがワンツーからハイキック、ファルカォンが右を振って組んでバックへ。正対してエルボーを落とすウゴは時間を確認する。残り20秒、パンチを振るいながらここも組んだファルカォンに対し、離れて意味のないショータイムキック&手をついてのハイを蹴っていったストライカーのニックネームを持つ──ウゴは勝利を確信して笑みを浮かべ3-0の勝利を挙げた。


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o UFC アマンダ・ヌネス キック

UFC on ESPN+98:第5試合・ノルマ・ドゥモン vs. ジャーメイン・デ・ランダミー

女子バンタム級。ドゥモン11位、デ・ランダミーはランク外。

ドゥモンはバンタム級ランカーだが、ここまでUFCでの8戦のうち、7戦がフェザー級バンタム級は1試合のみだが、そこでも体重オーバーしており、今回始めてUFCバンタム級リミットをクリアした。ほぼ選手が存在しない女子フェザー級ながら、5勝2敗の戦績を残しており、女子フェザー級が継続すれば、タイトル戦の筆頭候補だったが、今回バンタムに落とすということは、UFCは女子フェザー級を廃止する方向ということか。柔術・散打・ムエタイがバックボーン。しかしレベルが低い女子バンタム級の中でもあまり打撃が上手い方ではなく、基本的には組んでテイクダウンを狙っていくスタイル。33歳。

デ・ランダミーは初代UFC女子フェザー級王者。サイボーグとの初防衛戦を怪我を理由に拒んだところ、あっさり王座剥奪されている。2022年に妊娠を発表し、昨年3月に出産。3年半の長期欠場明け。そのため、ランキングからも外れているが、直近4戦はバンタム級で3勝1敗で、現王者のラケル・ペニントンにも勝利している。唯一の敗戦はアマンダ・ヌネスとのタイトルマッチ。キック・ムエタイがバックボーン。欠場中は引退も考えていたが、息子を出産し、いずれ子供の手本になりたいということがモチベーションで復帰したとのこと。39歳。

ローを蹴るデ・ランダミー。また蹴るが、キャッチしてテイクダウンしたドゥモン。すぐ上になる。ハーフで押さえ込んだドゥモン。ガードに移行したデ・ランダミー。上で固めているドゥモンも押さえ込んでいるだけ。デ・ランダミーも下から逃れられないまま時間が過ぎる。残り15秒でようやくケージを使って立ったデ・ランダミーだが、ボディロックからテイクダウンしたドゥモン。ホーン。

1Rドゥモン。しかし上になっても押さえ込むだけでダメージがない。

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AB o UFC キック ボクシング

UFC on ESPN+98:第4試合・ペドロ・ファルカオ vs. ヴィクトル・ウーゴ

バンタム級

今週に入りアラテン・ヘイリが欠場。急遽代役でUFCデビューするのがブラジルのファルカオ。21年にコンテンダーシリーズでKO勝ちしたがUFCとの契約ならず、ローカルで試合をしていた。ノヴァ・ウニオン所属で、昨年7月にはボクシングマッチで元UFCのアンダーソン・ダ・シウバとも対戦している(ドロー)。16勝(6KO勝ち、5一本勝ち)3敗の31歳。

ブラジルのウーゴもUFCデビュー戦。昨年10月のコンテンダーシリーズでは積極的に足関を仕掛けていき、膝十字で2R一本勝ち。本来は翌月にデビュー戦が組まれていたが、計量失敗で流れている。24勝4敗で、8KO9一本勝ち。31歳。

すぐに詰めたファルカオ。ケージまで下がったウーゴにタックル。押し込みながら殴るファルカオ。ダブルレッグを狙ったファルカオだがクラッチできない。四つでクラッチ。外掛けテイクダウン。すぐにバックに回ったファルカオ。しかし足のロックを解除したウーゴ。ファルカオが上になりウーゴのガードに。ウーゴラバーガードからフットチョークを狙う。オモプラッタに。外れたがその瞬間に立ったウーゴ。立った瞬間にファルカオまたタックルで押し込む。離れたウーゴだが、ファルカオ追っていく。前蹴りを入れてまたタックル。引き剥がし離れるウーゴ。すぐにまた詰めるファルカオ。ケージを背負ったウーゴにファルカオタックル。しかし組ませず押し返して離した。ファルカオちょっと疲れている。ウーゴカーフキック。ハイ。バックスピンキックにタックルを合わせたファルカオだが切られる。ウーゴがプレスしてファルカオが下がる展開に。パンチを入れるウーゴだが、蹴りがローブローになりタイムストップ。残り12秒から再開。すぐに距離を詰めるウーゴ。ケージ際をサークリングするファルカオ。ホーン。

1Rは後半の印象でウーゴのラウンド。

2R。また詰めてきたファルカオ。ウーゴソバットをボディに入れる。またケージを背負ったウーゴにタックルに入るファルカオだが引き剥がされた。ウーゴが打撃を入れていく。ファルカオ圧力がなくなり下がりだした。ウーゴカーフキック。また出てきたファルカオ。タックルに入るがクラッチできない。切られる。ケージを背負っているウーゴだが、そこから腹に前蹴り。タックルに来るファルカオ。やはりクラッチできない。切られる。ウーゴがバック肘を狙ったところでタックルに入るファルカオだが、ケージ際で正対したウーゴ。離れる。疲れているファルカオ。またタックルに。組めずに離れた。ウーゴバックブロー。ヒットしなかったがウーゴが組んでバックに回る。残り50秒。正対して離れるファルカオ。前蹴り・ミドル・カーフを入れるウーゴ。ホーン。

2Rもウーゴ。

3R。左フックをもらったファルカオ。ダウン気味に倒れたが、ウーゴ立たせた。ウーゴ左ハイ。詰めてきたファルカオ。ケージを背負いながら打撃を入れるウーゴ。逆に組んでいった。ファルカオ投げを狙ったがこらえるウーゴ。離れ際にバックスピンキックを入れたウーゴだが、ファルカオローブローをアピール。しかしレフェリーは続行させる。リプレイで見ると確かに低いが…。ただダメージはない模様。ファルカオタックルでケージ押し込みするが、クラッチできず離れた。ウーゴがパンチを入れる。ファルカオまたタックル。ケージ押し込み。引き剥がされる。ファルカオ詰めるとパンチで出た。ケージ際に詰めるとタックルへ。だが倒せず。ウーゴが前蹴り・ハイをヒットさせる。またタックルに入るファルカオ。スタンドバックの体勢になったが正対された。押し込むファルカオの腹にヒザを入れるウーゴ。また押し込む。残りわずかでウーゴセンチャイキック。タイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でウーゴ勝利。

今日は序盤ケージに押し込みテイクダウンを狙っていく選手が消耗して逆転負けという展開が続いている。

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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FN21 アレクシ・ニコラ キック ボクシング レギン・アーセル

【ONE FN21】キック・ライト級に新王者誕生!二コラが右フックでダウンを奪ってアーセルに判定勝利

<ONEキックボクシング世界ライト級選手権試合/3分5R>
[挑戦者] アレクシ・ニコラ(フランス)
Def.3-0
[王者] レギン・アーセル(スリナム)

二コラが左ミドルとインロー、アーセルは右ストレートを合わせ、ジャブと右ローを返す。二コラは細かくジャブと左右のロー、左ミドルを蹴ってリズムを作る、アーセルはガードを上げて左フックからヒザ蹴り、プレッシャーをかけていく。二コラは変わらずインローと左ミドル、右カーフを蹴るとアーセルがバランスを崩す。

アーセルは前に出ながら左のヒザ蹴りと右ストレート。二コラも下がりながら右カーフを当てるが、アーセルは右ストレートから距離を詰めて左のヒザ蹴り。二コラの右カーフでアーセルがバランスを崩すが、アーセルはすぐに距離を潰して右ストレートとヒザ蹴りにつなげる。

2R、アーセルが左の前蹴りから右のヒザ蹴り。右ミドル・右ストレートから前に出ていくが、二コラがアーセルのジャブに右フックを合わせてダウンを奪う。再開後、二コラは左ミドルとインロー。アーセルの左フックに右カーフを合わせる。アーセルはワンツーとヒザ蹴りで前進。両者の右が交錯する。アーセルがサウスポーにスイッチすると、二コラはすぐに右ミドルを蹴る。アーセルも前に出て飛びヒザ蹴りから右ストレート、ボディブローからヒザ蹴り。終盤はアーセルも攻勢を印象付けた。

3R、二コラが左ミドル・インローから右カーフキックにつなげる。アーセルが前に出ていこうとすると、二コラはジャブで止めて右カーフキックにつなげる。アーセルもジャブから右ストレート、左フックから返しの右フックを当てて前進。アーセルは二コラにミドルを蹴らせず、パンチの手数を増やしていく。下がる二コラも打ち下ろしの右ストレートを当てて譲らない。圧力をかけ続けるアーセルはボディにパンチを集めた。

4Rも二コラはジャブと左ミドルをテンポよく当てる。アーセルも距離を詰めて飛びヒザ蹴りから右フック、再び右フックを強振する。額をつけるような位置からアーセルが右アッパーと左のヒザ蹴り。二コラも前に出てくるアーセルに右ストレートを合わせ、距離が詰まればヒザを蹴り合う。二コラが左ミドルと右ストレート、足を使ってミドルを蹴る。アーセルは左ボディから右ストレート、サイドに出ての右ハイキック。二コラはアーセルが右ローを蹴ると右ストレートを合わせ、二段式の飛びヒザ蹴り。アーセルがワンツーから左のヒザ蹴りを見せれば、二コラは右ストレートと右ハイキックを返す。

5R、二コラが細かくジャブを突いてインロー。アーセルはジャブに右フックをかぶせて前に出る。二コラは左ミドル、右ストレートから左フック。ガードを上げて前進するアーセル。二コラはパンチをまとめて左のヒザ蹴り。アーセルは前に出続けて左ボディと左のヒザ蹴り、パンチとヒザ蹴りで攻める。二コラは下がりながらも細かくパンチを当てて左ミドルと左のヒザ蹴り。、スピニングバックフィスト。終了間際にアーセルも右ストレートから左フック。クリーンヒットを許さない二コラは両手をあげて勝ちを確信。判定はジャッジ3名とも二コラを支持し、二コラが新王座に就いた。


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FN21 キック デッドゥアンレック・ティーデ99 ボクシング 内藤大樹

【ONE FN21】内藤のロー×デッドゥアンレックのミドルという攻防は…デッドゥアンレックが判定勝利

【写真】この写真を見ても分かる通り、デッドゥアンレックの両足も内藤のローで真っ赤だ(C)ONE

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
デッドゥアンレック・ティーデ99(タイ)
Def.3-0
内藤大樹(日本)

内藤がデッドゥアンレックの前足に左右のロー、デッドゥアンレックは右ミドルを蹴って、右ボディストレートからパンチをまとめる。内藤はデッドゥアンレックの前足(左足)へのアウトローだけでなく、奥足(右足)へのインロー。デッドゥアンレックは右ストレートを伸ばし、内藤のローにパンチを狙う。

距離が離れるとデッドゥアンレックは前蹴りと右ミドル、内藤はデッドゥアンレックのミドルに右ローを蹴り返す。さらに内藤は左フックから奥足へのインロー、左ボディ、デッドゥアンレックの前蹴りを取って右ロー。デッドゥアンレックは右ミドルと前蹴り、ワンツーを当てる。

2R、デッドゥアンレックが左ミドルとインロー、内藤は右ストレートで飛び込む。デッドゥアンレックは左の前蹴り、内藤は奥足へのインロー、左インローでデッドゥアンレックの足を削る。

距離が詰まるとデッドゥアンレックは左右のヒザ蹴り。内藤はジャブと右アウトロー、徹底的にローでデッドゥアンレックの足を狙う。デッドゥアンレックも左右のミドルを蹴り続け、そこから右ストレートへ。デッドゥアンレックのミドル×内藤のローという攻防が続いた。

3R、内藤は前に出て右ロー。デッドゥアンレックの右ミドルを受けて、右ボディからパンチをまとめる。デッドゥアンレックの左ミドルに左フックを合わせ、コーナーに詰めていく。デッドゥアンレックは右ミドル、ジャブと右ストレート。内藤はそのミドルをカットして右ローと右ボディを返す。

デッドゥアンレックは内藤の攻撃をバックステップ&スウェーでかわして右ミドル。試合が進むに連れてデッドゥアンレックは距離を取りながら左ミドルを蹴る。内藤は左フックで前に出るが空振りが目立つ。このまま試合終了となり、デッドゥアンレックが判定勝利。ローを効かせる場面もあった内藤だったが、デッドゥアンレックのミドルが評価される形となった。


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MMA MMAPLANET o ONE ONE FF58 キック スーパーボン・シンハ・マウイン ボクシング マラット・グレゴリアン

【ONE FF58】スーパーボンが左ミドル&右ヒザでグレゴリアンの前進をストップ、判定勝利で暫定王座獲得

<ONEキックボクシング世界フェザー級暫定王座決定戦/3分5R>
スーパーボン・シンハ・マウイン(タイ)
Def.3-0
マラット・グレゴリアン(アルメニア)

ジャブを突いて前に出るグレゴリアン。スーパーボンはジャブ・前蹴り、右カーフや右のヒザ蹴りにつなげる。グレゴリアンは左ジャブを伸ばして右ストレート、右ローを蹴って前に出る。スーパーボンはジャブと右ロー、グレゴリアンは距離を詰めて右アッパーを突き上げる。

ジャブと右ローで前に出るグレゴリアン。スーパーボンが右ローを蹴ると左フックを合わせる。圧力を強めるグレゴリアンは左右のフック。スーパーボンは右ハイを狙うが、前に出るグレゴリアンが右アッパーを当てる。

2R、ガードを上げて前に出るグレゴリアン。スーパーボンは右のヒザ蹴りを狙うと、そこにグレゴリアンが右フックを合わせる。グレゴリアンはジャブから右アッパー、スーパーボンは右のヒザ蹴りから左ミドルを連打する。

この右のヒザ蹴り・左ミドルでグレゴリアンの前進を止めるスーパーボン。これを受ける場面が目立つグレゴリアンだが右ローを蹴って、右ストレートから左アッパー。スーパーボンの蹴りが目立つラウンドとなった。

3R、グレゴリアンがジャブ・インロー、右ロー。スーパーボンは右のヒザ蹴りと右ハイキックを蹴る。グレゴリアンは左アッパーと右ロー、左ボディを突き刺す。スーパーボンが右ローを蹴ると、グレゴリアンは左フックを合わせ、左アッパーから右ストレート・右ローにつなげる。

前に出るグレゴリアンは左アッパーと左フック、スーパーボンも右アッパーと右ヒザ蹴り、離れ際の左ハイキックを蹴る。グレゴリアンはパンチだけでなく右ローをヒットさせる。

4R、グレゴリアンが右ロー、右のスーパーマンパンチ。スーパーボンも左ミドルを蹴って、必死に右のヒザ蹴りを返す。下がらないグレゴリアンは左ミドルを受けて右ロー、右フック、左アッパー、スーパーボンにロープを背負わせて左右のボディを叩き込む。

スーパーボンは下がりながら左ミドルを蹴り、グレゴリアンは前に出て右ボディストレートから左ボディフック。スーパーボンも左ミドルを蹴り続けるが、グレゴリアンも前に出続けて右ローを蹴る。

5R、グレゴリアンが右ローを蹴って距離を詰める。スーパーボンは押し返して右のヒザ蹴りと左ミドルを蹴る。ガードを上げて近い距離で打ち合う両者。消耗が見えるスーパーボンだが左ミドルと右のヒザ蹴りでグレゴリアンの前進を止める。

グレゴリアンも右ローを蹴って、パンチをまとめる。判定は3-0でスーパーボンが勝利。キックボクシングのフェザー級暫定王座に就いたスーパーボンは正規王者チンギス・アラゾフ、そしてムエタイ王者タワンチャイとの対戦をアピールした。

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45 AB LFA LFA181 MMA MMAPLANET o ONE UFC アイザック・トムソン アイマール・ヘルナンデス アンジェロ・ロブレス イゴール・シケイラ キック キベディ・ゴードン クァン・リー コディ・デイヴィス ティオル・タン ハシャーン・フヒト ユライア・フェイバー

【LFA181】複雑すぎる背景の暫定フライ級戦。東南アジア対決=リー✖タン&豪州のトムソンにも注目!!

【写真】暫定フライ級王座決定戦は、リカバリー合戦でもあるかのようなシケイラとヘルナンデスのカツカツ計量(C)LFA

5日(金・現地時間)、ミネソタ州プライヤーレイクのミスティックレイク・カジノホテルでLFA181「Siqueira vs Hernandez」が開催される。
Text by Manabu Takashima

同大会のメインではイゴール・シケイラ×アイマール・ヘルナンデスのLFA暫定フライ級王座決定戦が組まれている。もともと同大会ではLFAフライ級王者エドゥアルド・シャポリンが、ヘルナンデスの挑戦を受ける予定だった。


しかしシャポリンの負傷を受けて、一度はヘルナンデスがジョーダン・ハリスとヘッドラインを戦うことが決まったももの、ハリスまでが負傷欠場となってしまう。

時を同じくしてフライ級タイトルコンテンダーのシケイラは、1週間前のルイビル大会でケヴィン・フェルナンデスと再起戦を行う予定だったが、フェルナンデスも同大会の負傷欠場が決まった。

フライ級ファイターの連続負傷欠場という異常事態を受けてLFAでは、昨年6月にコディ・デイヴィスとの王座統一戦に敗れたシケイラの試合を1週間後にスライドさせ、フェルナンデスとの暫定王座を組むこととした。

シケイラはキャリア9勝2敗、KO勝ちが3試合で一本勝ちが4試合というウェルラウンダー。ややクラウンチングの構えながら、跳ねあがるようなハイキックやクリンチの状態で一瞬のジャンピングギロチンを仕掛けるなど、瞬発系の動きを信条とする。

対してヘルナンデスはアマチュア時代にはフェザー級でも戦っていたファイターで、元はルーファスポート所属だったが、チーム・アルファメールに移籍。ユライア・フェイバー率いるA1 Combatで5勝0敗の戦績を残し、通算7勝ながら負け知らずの選手だ。

倒されずに打撃を入れるフェルナンデスの馬力と、一瞬の爆発力が武器のシケイラの一戦は、フライ級特有のスピードは当然として、パワーという一面が鍵を握るタイトル戦になるやもしれない。

またセミのバンタム級戦はベトナムから米国に移り住んだクォン・リーと、ミャンマー系のティオル・タンというアジア系同士のマッチアップとなった。グラップラーと思いきや、プロ7連勝目の勝利をハイキックで飾ったリーに対し、タンはONEでデビューし6試合(※1試合はNC)をアジアで過ごし、1年4カ月前にLFAで北米デビュー。その後はルイジアナ・ベースのAll in Combatで2勝1敗をキャリアを積んでLFAに戻ることになった。

人種のるつぼ米国にあっても、珍しい東南アジア系対決が今度どのようにバンタム級戦線に影響を与えることになるか。

またコメイン前にアルファメール所属、豪州の若馬アイザック・トムソンが出場。タイトル挑戦権獲得王手となろう5連勝を賭けてコンテンダーシリーズ・ベテランのハシャーン・フヒトならぬシャヒーン・サンタナと戦うフェザー級の一戦も注目だ。


■視聴方法(予定)
4月6日(土・日本時間)
午前10時~UFC Fight Pass

■LFA181メイン対戦カード

<LFA暫定フライ級王座決定戦/5分5R>
イゴール・シケイラ(ブラジル)
アイマール・ヘルナンデス(米国)

<ライト級/5分3R>
クァン・リー(ベトナム)
ティオル・タン(ミャンマー)

<フェザー級/5分3R>
アイザック・トムソン(豪州)
シャヒーン・サンタナ(米国)

<バンタム級/5分3R>
アンジェロ・ロブレス(米国)
キベディ・ゴードン(イスラエル)

<バンタム級/5分3R>
サントス・ヴェルディネス(米国)
キーガン・ウィットベック(米国)

<ミドル級/5分3R>
ウェズ・シュルツ(米国)
アドランド・ベンソン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アルヴィン・ヘインズ(米国)
ジャスティン・スミス(米国)

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MMA MMAPLANET o ONE ONE FF58 キック セクサン・オー・クワンムアン 麻火佑太郎

【ONE FF58】麻火佑太郎が初参戦で金星!左ストレートでダウンを奪ってセクサンに判定勝利

<ムエタイ・142ポンド契約/3分3R>
麻火佑太郎 (日本)
Def.3-0
セクサン・オー・クワンムアン (タイ)

サウスポーの麻火が右のサイドキック。これをボディと足に蹴り分けながら、ジャブ・左ストレートにつなげる。セクサンはガードを上げて右ミドル・右フックで反撃。麻火はそこに右フックを返し、右ハイキックを蹴る。手数が少なかったセクサンだが、じりじりとプレッシャーをかけ始め、右ミドルを蹴る。

ここでセクサンの指が麻火の目に入り、麻火にインターバルが与えられる。再開後、麻火は離れた間合いから右ストレートを当て、顔面へのサイドキック。セクサンは麻火をロープに詰めて右ボディストレートを当てる。

2R、セクサンは距離を詰めて右ミドル。麻火は右ローでセクサンのバランスを崩して左ミドルを蹴る、さらに麻火は左ストレートと二段蹴り。セクサンは右ミドルと右ストレートで前に出て、この右ストレートで麻火をのけぞらせる。しかし麻火が右フックを当てると、続く左ストレートでダウンを奪う。

再開後、麻火が左ミドルから左ストレート、右ボディ。ガードを固めるセクサンに左右の連打。これを耐えたセクサンは右ストレートで前進。距離を詰めてヒジ、左フックと右ストレートでパンチを繰り出す。麻火はサイドキック、セクサンは右ハイと右ミドルで前に出る。

3R、セクサンは前に出て右ミドル。麻火は距離を取りながら右フック、左ストレートを返す。セクサンはひたすら前に出て右ストレートを繰り出すが、麻火も上手く足を使って左ストレートを狙う。さらに麻火はインローやスピニングバックキックも繰り出し、セクサンの追撃を許さない。このまま試合終了となり、2Rにダウンを奪った麻火がセクサンを下す金星を挙げた。

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45 DREAM K-1 MMA MMAPLANET o ONE ONE Championship ONE FN22 ウェイ・ルイ キック ジョナサン・ハガティー ジョン・リネケル ボクシング ルンピニー 秋元皓貴

【ONE FN22】秋元皓貴が約1年6カ月ぶりの復帰戦、対戦相手はONE初参戦のウェイ・ルイ

5月4日(土・現地時間)、タイはバンコクのルンピニー・スタジアムで開催されるONE Fight Night 22にて、秋元皓貴×ウェイ・ルイのバンタム級キックボクシングルールの一戦が決まった。
text by Takumi Nakamura


ウェイ・ルイは中国・武林風WLFでの活躍を経て、2017年2月に新生K-1で初来日。初代ライト級(62.5kg)王座決定トーナメントを制して王座に就くと、同年6月にはゴンナパー・ウィラサクレックを下して初防衛に成功した。

翌2018年3月に卜部功也に敗れて王座を明け渡し、それ以降は中国を中心に戦ってきたが、今年3月にONE Championshipとの契約が発表され、ONEデビュー戦で元ONEキックボクシング世界バンタム級王者・秋元との対戦が決定。日本の立ち技格闘技ファンにとっては注目カードの実現となった。

一方の秋元は2022年11月のペッタノン・ペットファーガス戦後、イヴォルブMMAのファイトチームが事実上解散となり帰国。イヴォルブMMA時代のコーチ=シアー・バハドゥルザダがジムを構えるアメリカに行く計画もあったが、現在は日本のPOWER OF DREAMを拠点に練習を続けている。

試合については、今年1月のONE日本大会でジョナサン・ハガティーとのタイトル戦やジョン・リネケルとのミックスルールなども計画されるも最終決定には至らず。試合そのものもペッタノン戦以来、約1年6カ月ぶりとなったが「キックにプライドを持って、キックの競技レベルを上げたい」という秋元の想い通りのカードになったと言えるだろう。今回のカード決定に伴い、ONEからのプレスリリースでは以下のコメントが届いている。

秋元皓貴
「自分がONEで中国人を過去に倒してきて、“中国人キラー”と言われるような選手になっていることが嬉しいです。警戒されるということは実力が認められているということかと思います。ただやることは変わらないので、仕事をやり切るのみです。ウェイ・ルイは蹴りもパンチも上手い選手なので、離れた距離での試合になるのかなと予想しています。そこでの攻防っていうのは見ていて面白いのかなと。

ウェイ・ルイも僕も蹴りが得意なので、そこは見どころの一つかと思います。本当に自分も(試合を)たくさん待ちましたし、ファンの方もすごく自分の試合を待ってくれていたと思います。今まで試合がなかった期間しっかりトレーニングをして成長しているし、その姿をお見せできると思いますので、当日しっかり楽しんでもらえたらと思います」

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