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【UFC】UFC249 フロリダで無観客開催が決定!

2020年5月9日にアメリカのフロリダ州にあるVyStarベテランズ・メモリアル・アリーナでUFC249を無観客で開催することを正式に発表しました。さらに5月13日と16日にも同じ会場で大会を開催。なんと1週間で3大会を開催するとしています。フロリダ州のロン・デサンティス知事は社会生活を維持するうえで必要な事業としてMMAを含めたリストを承認する命令を出していたとの事。
これは素直に嬉しい話題。今月は先住民居留地のタチ・パレス・ホテル&カジノでの開催を強行しようとしたものの、大会を中継するESPNとESPNの親会社のウォルト・ディズニーから中止を要請されて断念していただけに、思いのほか早く開催出来て本当に良かった。

しかも、UFC249のメインではライト級暫定王座決定戦として、ランキング1位のトニー・ファーガソンと4位のジャスティン・ゲイジーが激突。さらにセミではバンタム級チャンピオンシップとして王者ヘンリー・セフードドミニク・クルーズを迎え撃つ豪華マッチメイク。アンダーカードも充実していて、無観客で行われるには贅沢すぎるラインナップが揃いました。感染拡大抑止に目安がついたアメリカに続いて日本で安全に観戦出来るのはいつの日か。気長に待つしかない。
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【RIZIN】芦田崇宏 平本蓮のMMA初戦の相手に名乗り

飛ぶ鳥を落とす勢いの朝倉未来に対してYouTubeやTwitterで対戦要求を行った平本蓮。そんな平本に対して芦田崇宏が自身のTwitterで苦言を呈しました。

ちゃんとDEEPのFKTとか出てきてからだったらあーやる気あるんだなって認めるんだけどね。急にRIZINでお兄ちゃんとやらせろなんて他のMMAの選手にも失礼だろ。だから俺が最初やってMMA教えてあげる。

BELLATOR JAPANで不慣れなキックルールでK-1を主戦場にしていた平本に挑んだ芦田。今回は自分のフィールドであるMMAで平本に厳しさを教えようという展開はいいじゃありませんか。ホーム&アウェイで恨みっこなし。これが平等です。
芦田が勝てばMMAファンの溜飲を下げるし、もし平本がDEEPチャンピオン経験のある芦田に勝てばMMAでブレイクする布石にもなる。このカードに1票入れます。
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コロナ後の世界に残したいベストバウト10撰~石渡伸太郎×ジョン・チャンソン~


コロナ後の世界に残したいベストバウト10撰。今宵は日本の格闘技界を一瞬のうちに駆け抜けた和製イベント「戦極」からピックアップ。フェザー級GP1回戦で行われた石渡伸太郎×ジョン・チャンソンの一戦です。
よく激戦の例えとして「マンガのような試合」とか「ケンカのような試合」いう表現が使われる事がありますが、そのお手本、最上級の試合が石渡×チャンソンではないでしょうか。
互いに一歩も引かず、全身を使って倒しにいく攻撃性は見応え十分。観戦中に「うわー」「すげー」という言葉にならない声で絶叫した事を今でも覚えています。そこには技術を超越した何かを感じさせられました。そう、考えるな、感じろというやつです。
この激闘から数年後、石渡はパンクラスで絶対的な王者になってRIZINに参戦。チャンソンはUFCでも激闘を繰り広げてフランク・エドガーをKOするなど存在感を示している事実は感慨深いものがあります。
そして注目すべきは石渡の変貌ぶり。RIZINではクレバーで冷静な試合運びが印象的ですが、実は当時無鉄砲でヤンチャなファイトスタイルだったのです。最近のファンの方はちょっと信じられないかもしれません。まるで別人ですもん。
そんな怖い石渡を象徴する試合が修斗での伊藤一宏戦。下から関節を取られそうになるとバスターで叩きつけるえげつなさ。躊躇なし。完全に仕留めに行ってます。戦略的な石渡もいいですが、狂気の石渡も捨てがたい。いつこの凶暴性が姿を現すか楽しみにしています。
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コロナ後の世界に残したいベストバウト10撰~MIKU×瀧本美咲~

今でこそ完全に市民権を獲得してUFCやRIZINでメインを飾る事も増えてきた女子格闘技。そんなジョシカクにも不遇の時代が長く続いていた事はファンの皆さんならよくご存知でしょう。今からその受難ぶりを事細かに話す事はやめておきますが、あと10年遅く生まれていたら、あと10年時代が早く進んでいたら、RENA浅倉カンナ浜崎朱加と並んでRIZINのリングで脚光を浴びていたであろう選手がMIKUです。

富山県に拠点を置くクラブ・バーバリアンに所属。柔術では紫帯を巻く一方でキックルールの試合にも出場。シュートボクシングではなんとRENA(当時のリングネームはレーナ)に判定勝ちを収めています。MMAではDEEPを主戦場にして渡辺久江に勝利してDEEP女子ライト級王者を戴冠。まさしく立って良し寝て良しのコンプリートファイター。一時代を築いたと言っても過言ではないでしょう。
しかも勝利してきた選手がまたすごい。既出のRENAや渡辺に加え、カリーナ・ダムにリサ・ワード、ハム・ソヒとビッグネーム揃い。試合を見た事がなくてもMIKUの実力を把握できるのではないでしょうか。

そんなMIKUのベストバウト。RENAかハム・ソヒ?いえいえ。私が選んだのは文句なく瀧本美咲(空手道禅道会横浜支部)です。一体誰?と思う方もいるでしょう。しかしMIKUと2勝2敗の五分の戦績。女子格闘技黎明期の名勝負数え歌を繰り広げた寝業師です。最後に両者が拳を合わせた2008年のDEEP女子ライト級タイトルマッチではMIKUのミドルキックで瀧本が悶絶。MIKUと瀧本の名前を聞いてこの試合が蘇るオールドファンはいるのではないでしょうか。

でも私が選んだベストバウトは2007年に開催されたclub DEEP 東京での一戦。瀧本の腕十字地獄
でMIKUは大ピンチの連続。いつ一本取られても不思議ではない場面からことごとく脱出します。そんな圧倒的に劣勢な状況ながら、寝技勝負を挑み続けて最後の最後で大逆転の腕十字で一本勝ちを果たしました。

試合の中身が最高に面白かったのは言わずもがな。それよりも試合後に屈託のない自然な笑顔で抱擁する2人の姿に、男子格闘技にはない清々しさを見せつけられました。スリル、泥臭さ、美しさ
。。。女子格闘技の魅力が凝縮した最高の試合。この試合を見て女子格闘技にブレイク前夜の雰囲気を感じたのは私だけではないはずです。
残念ながら瀧本戦のフル動画は発見できませんでしたが、名場面的な動画があったのでMIKUの凄さを垣間見てくれたらうれしいです。もしRIZINに参戦していたら。。。そんな思いを馳せながらご覧ください。
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コロナ後の世界に残したいベストバウト10撰~伊藤盛一郎×内藤頌貴~

当然の事ながら世間は新型コロナウイルス一色。大会は軒並み延期や中止に追い込まれてしまい、当分の間は会場で観戦する事はもちろん、テレビなどのメディアでも試合を見る機会は激減するのは間違いありません。そんな中、格闘技禁断症状に陥っているのは私だけではないでしょう。この禁断症状をどうにかしたい。せっかくの機会なので、下手の横好きで続けてきた観戦経験の中からコロナ後の世界に伝えたいベストバウンド10撰を独断と偏見で選んでいきたいと思います。
まず最初のチョイスしたのは2016年11月3日にディファ有明で開催されたGRANDSLAM 5のメインイベント 伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)× 内藤頌貴(パラエストラ松戸)のフライ級ワンマッチです。
当時ZSTフライ級王者に君臨していた伊藤に対して修斗で勝って負けても面白い試合をする名勝負製造機・内藤をぶつけるというマニア感涙のマッチメイク。好勝負になるとは思っていましたが、想像をはるかに上回る激闘となりました。

内藤はいつも通りスタンディングでプラッシャーをかけてケージ際に伊藤を追い込む。すると早々にパンチでダウンを奪うと攻勢。一気に試合を決めに行きますが、ダメージから回復した伊藤は一歩も引かない。パンチを被弾しても前に前に出て打ち返す負けん気の強さを見せつけます。

どちらがダウンしても不思議ではない一進一退のシーソーゲーム。伊藤はパンチを出し続けると嫌がった内藤はタックルを敢行。これを潰した伊藤は師匠・勝村周一朗の伝家の宝刀ニンジャチョークで絞め上げると内容を失神させて、見事な逆転一本勝ちを果たしました。一本取った時の会場の爆発たるやもう。。。私の格闘技観戦歴の中でも印象深いワンシーンです。

ZSTと修斗の激闘王同士のマッチメイク。改めて思い返すと面白くならないわけがない。文句なくコロナ後の世界に残したい一戦に認定です。この後の試合も伊藤、内藤ともにハズレなし。見逃すべからず。
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【RIZIN】平本蓮 朝倉未来に対戦要求?

新型コロナウイルスの影響下で格闘技の話題も下火になっている中、久しぶりにマニアがちょっとざわつく話題が。昨年末のBELLATOR JAPANに参戦し、MMA挑戦を示唆していた平本蓮(K-RIVER・AXジム)が自身のYouTubeを更新。「朝倉未来、ぶん殴ってみた。」というタイトルで朝倉の顔写真を貼ったサンドバックを殴る動画をアップしました。その後TwitterにもYouTubeのリンクを貼り付けて投稿しています。

そのツイートに対して反応した朝倉に対して平本はさらに返信。改めて「RIZINでやりましょう」と対戦要求しています。

K-1で実績のある平本もMMAは未経験。キックルールならいざ知らず、MMAでいきなり朝倉と対戦するのはさすがに早いと言わざるを得ません。平本が自ら名前を挙げているルイス・グスタボに勝てば朝倉への挑戦権を獲得という見立ても出来ますが、グスタボを攻略するのだって至難の業。その道は険しいでしょう。でもこういうアピール無謀なアピールは嫌いじゃない。活気が出るし、殺気立ちますもん。日本がコロナを克服した末にこのストーリーがどう発展するのか楽しみです。
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【ONE】速報中!Road to ONE:2nd

本当に久しぶりの格闘技。コロナ禍の中で格闘技を見る事が出来る日が来るとは夢にも思いませんでした。無観客そして会場非公開でRoad to ONE:2nd sponsored by ABEMAが開催されます。ABEMA様様。仕事のために第一試合には間に合いませんでしたが、ABEMAを見つつ電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第2試合 グラップリング フェザー級】
△宮田和幸(BRAVE)
(ドロー)
△田中路教(フリー)
1R、積極的に前に出て組んでいる田中。何度も投げを打ってテイクダウンを狙うが宮田の腰は重い。逆に宮田がケージに押し込む。逆に投げからバックに回ると自らグラウンドに引き込んでバックに回る。引退したとは思えないスムーズな動きを見せる。しかし田中は向き直ってインサイドガード。パスを狙うが宮田が必死でディフェンス。オモプラッタを仕掛けるが田中は素早く反応して上をキープする。その後田中は何度もパスを狙うが宮田のガードがとにかく固い。終了間際に田中は一瞬の隙をついたバックに回るがタイムアップ。判定なしのためドロー裁定。田中の仕掛けの多さと宮田のディフェンス。見応えあった!


【第3試合 MMA フェザー級】
○工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A)
(1R TKO)
×椿飛鳥(トライデントジム)
1R、椿の蹴りに合わせて工藤のフック。そのまま組み付いてテイクダウンに成功した工藤。簡単にサイドに回る。素早くアームロック。極まらないがマウントを奪取。コツコツとパウンドを入れて肩固め。ガッチリ極まったかに見えたが椿は脱出。スタンドに戻るが工藤は追いかけてパンチを乱射。防戦一方の椿。工藤のパンチは止まずに椿はダウン。レフェリーが試合を止めた!


【第4試合 MMA バンタム級】
×祖根寿麻(ZOOMER)
(1R フロントチョーク)
○後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A)
1R、開始直後から近い距離でのパンチの打ち合い。一触即発の展開が続く。祖根のパンチで後藤がダウンしたように見えたが偶発的なバッティング。ここで試合は中断。再開すると祖根がパンチを振るって前に出る。ケージに押し込んで足を掛けてテイクダウンを狙う祖根。裏投げで投げるが後藤はすぐにスタンドに脱出。身体が離れると後藤の左フックが的確にヒット。さらに右フックで祖根は膝をつく。パウンドを挟んでから後藤はノースサウスチョーク。そこからフロントチョークに切り替えて絞めると祖根はタップ!後藤が下剋上!


【第5試合 ムエタイ 72.5kg契約】
○緑川創(Monster Guns)
(判定3-0)
×西川大和(西川道場)
1R、緑川は冷静に右のローを蓄積させる。距離が詰まると左右のパンチを振るって威嚇。さらに前に出てプレッシャーをかけてボディや右フックを的確に当てて攻勢。西川もバックハンドブローを見せるなど手数を出すが有効打は圧倒的に緑川が多い。
2R、じりじりと間合いを詰める緑川。遠めに距離からはロー、距離が近づくと左右のパンチに肘も混ぜて手数を稼ぐ。徐々にローを効かされて動きが止まる西川。緑川がプレッシャーをかけ続けてラウンドを終えた。
3R、攻め手を緩めない緑川。間合いを詰めてパンチに肘、ローの連打を仕掛ける。しかし西川は一度もダウンをせずに立ち続けてパンチを打ち返すが手数、有効打、ダメージともに緑川が圧倒。判定は緑川に軍配。しかし17歳の西川が最後まで耐え抜いたのが印象的だった。
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ABEMA 格闘技を愛する全ての人へ ”Fighter’s Diary” #1

格闘技が観戦出来なくなって悶々とする日々を送る中、ABEMAの格闘チャンネルがスペシャルコンテンツを配信。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で試合ができなくなった格闘技選手たちに今の率直な思いを聞くインタビュー番組「Fighter’s Diary」をYoutubeでの先行公開をスタートしました。

今回のエピソード1では青木真也、若松佑弥、平田樹、堀口恭司、中村K太郎、杉山しずかをフィーチャー。若松、平田、中村・杉山夫妻が試合がなく、収入が途絶えてる事への不安を吐露する中、青木と堀口のブレのなさが印象的です。やっぱり世界でトップクラスに昇り詰めた選手は余裕があるというか、悟っているというか。発する言葉の一つ一つから自信がみなぎっていました。

その一方で他の選手が感じている先が見えない不安には100%共感。自粛の状況がこのまま続いたら自分の生活がどうなるのか、格闘技を見る日が来るのか、頭を悩ませるのは当然ですもん。
でも今はとにかく耐える時。インタビューの中で堀口も語っていたようにリスクがある事は今はやるべきではないでしょう。いつになるかわかりませんが、また格闘技を楽しめる日が来た時に爆発させるべく、心も身体も温存していければと。
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【UFC】UFC249 タチパレスで開催決定?

4月18日に開催される予定のUFC249。新型コロナウイルスの影響で開催地が未定となっていましたが、先住民居留地区であるカリフォルニア州リムーアのタチパレスでの開催が決定したとゴング格闘技が報じました。
UFCの代表ダナ・ホワイトによると「過去2カ月にわたり、毎週イベントを開催できる会場を探し続けてきた。そして今回のプランに行き着いた」との事。また、「ファイターからスタッフ、関係者を含む、試合に関わるすべての人をプライベート・ジェット機で移動させる。全員、島に入る前に医療チームによって徹底的に検査される。安全が最優先だ」と語ったそうです。

ハビブ・ヌルマゴメドフがロシアから入国する事が出来ずに敢えなく欠場しますが、ライト級暫定王座決定戦としてトニー・ファーガソン×ジャスティン・ゲイジーが行われるなど見どころ十分。久しぶりに格闘技を観戦できる喜びをひしひしと感じています。
でも。。。Road to ONE:2ndが無観客で開催を決定した時もそうでしたが、この状況下で安全に開催出来るのか不安になるのは私だけではないでしょう。もし感染拡大の温床になろうものなら再起不能のダメージを負うのは間違いありません。ダナの打った大博打は果たしてどう出る。見ないのかって?いえいえ間違いなく見ます。
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【DEEP】5.6 DEEP &DEEP JEWELS 新型コロナウイルスの影響で中止!

7都道府県に緊急事態宣言が発令された今となっては格闘技どころでありません。5月6日に後楽園ホールで開催される予定だったDEEP 95 IMPACTとDEEP JEWELS29が新型コロナウイルスの感染拡大の影響により中止になる事が発表されました。
3月になったら、4月を我慢したら、5月はさすがに、、、イベント再開への淡い期待も虚しく、ゴールデンウィークのDEEP昼夜興行もついに中止になってしまいました。もはや今年は格闘技を観戦出来ないじゃないかと思うほどの負の連鎖。でもここは我慢のしどころ。とにかく外出を自粛して人と接触しない事が一番です。久しぶりに見る格闘技の興奮を妄想しながら耐えるとします。