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【Pancrase317】中島太一✖堀江圭功のフェザー級挑戦者決定戦。求む、ユータ&ロックの合流

【写真】トータルな争いのなかで、それぞれの組みへの取り組みの真価が問われる (C)MMAPLANET

4日(木・現地時間)、パンクラスより8月23日(日)に東京都江東区の新木場スタジオコーストで開催されるPancrase317でフェザー級KOP次期挑戦者決定戦として中島太一✖堀江圭功の一戦および松本光史✖松岡嵩志のライト級戦組まれるという発表があった。

松本光史✖松岡嵩志のライト級戦、修斗世界王座を返上して久米鷹介の首を狙う松本のパンクラス初陣は4月12日→5月31日というスライドを経て、三たびスケジューリングされることとなった。半年以上に渡り、1人の対戦相手との試合を考えて凄くことは両者の格闘家人生にとって、そうあることではないだろう。

これまでに同大会では春日井たけし✖TSUNEのバンタム級マッチ、フライ級=神酒龍一✖荻窪祐輔、ライト級=金田一孝介✖キム・ソングォン、ストロー級=宮澤雄大✖井島裕彰が買っていしており、今回のアナウンスをもってイベントの骨格が出来上がってきた。


7月大会でアキラとノンタイトル戦を戦うフェザー級KOP・ISAOへの挑戦権を掛けて中島と堀江が相対する。中島は新型コロナウィルスによるイベントスケジュールが大幅に変更される前の2月大会でボリス・フェドロフに、組み勝ち王座に再び近づいた。

対して堀江は衝撃のUFCリリースからパンクラスでの再起を賭け、同じ2月のPancrase312の内村洋次郎を破って以来の実戦決定となる。その打撃力の強さを武器に一気にUFCに駆け上がった堀江は、打撃の強いトータルファイターへの転身を狙い、内村戦でも組みを取り入れたファイトを披露した。

とはいっても堀江の魅力は、やはり倒せる打撃だ。その打撃をさらに強化するために組み対策をTTMでの出稽古などで取り組んでいる堀江にとって、中島はこの間の練習の成果を試す格好の相手といえる。同時に中島は決して打撃が苦手で現状のテイクダウン&コントロールMMAに転嫁したわけではない。彼もまたトータルバランスを鑑み、安定性を増すために組みを強化した背景がある。

中島のクリンチ&バック奪取=青木真也をして「ボディロックが最終目的の無限ループ」MMAの真価が発揮される絶好の機会が、この堀江との挑戦者決定戦といえる。

王者ISAOとアキラ、そして中島✖堀江という潰し合いが実現するパンクラス・フェザー級戦線。現状、中島と堀江の上にランクされるカイル・アグオン、ナザレノ・マレガリエの参戦はコロナ下にあって現実的ではない。

そのなかで、4位の中島、5位の堀江の上位にある日本人選手が1人いる。2012年プロ修斗ライト級(現フェザー級)新人王で、その12年以外は2011年のキャリアスタート以来、2013年、2015年、2016年、2018年、そして2019年と年一で修斗及びパンクラスで戦ってきたユータ&ロックだ。

実際、昨年7月には中島に勝利しているユータ&ロックに、このフェザー級の戦いの輪に加わって欲しいモノだ。

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J-CAGE News Pancrase317 TSUNE ブログ 春日井たけし

【Pancrase317】「守破離の離」春日井”寒天”たけしが、10カ月振りの再起戦でTSUNEとマッチアップ

【写真】不調部分も癒えた春日井、ラストスパート!?へ (C)MMAPLANET

28日(木・現地時間)、パンクラスより8月23日(日)に東京都江東区の新木場スタジオコーストで開催されるPancrase317で春日井たけし✖TSUNEのバンタム級3回戦が組まれることが発表された。

これまで5月31日(日)に予定されていたPancrase315からフライ級=神酒龍一✖荻窪祐輔、ライト級=金田一孝介✖キム・ソングォン、ストロー級=宮澤雄大✖井島裕彰というカードがスライドされていたが、ここに新たなカードが加わった。


3月以降、新型コロナウィルス感染問題の影響で、対戦カードの組み換えやスライドが多いなか、春日井がラインナップに上るのは初めてのことだ。昨年10月にアラン・ヤマニハに判定負けを喫して以来、10カ月振りの実戦となる春日井──実は今年に入り、満身創痍だった体を見直す時期を置いてきた。

4月のRoad to ONE02でも田中路教のグラップリングマッチの相手として、春日井はそのスクランブル能力も高さが買われてリストアップもされたが、上記の理由で固辞せざるを得なかった。コロナウィルス問題が拡大される以前から、ジムを任され以前ほど出稽古ができない状況であった春日井は、それでも「守破離の離だと思い、強さの維持でなく工夫してさらに強くなる。僕の総合格闘技をやり切る」と話している。

現状を受け入れた春日井が、彼のMMAを見せる相手=TSUNEは2018年7月から3連敗中で、現状の位置で戦うには後がない状況だ。そのなかでの春日井との一戦は、まさに剣が峰のファイトとなる。

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J-CAGE News Pancrase317 ブログ 神酒龍一 荻窪祐輔

【Pancrase317】8月23日大会カード発表。5月31日大会から、まずは神酒✖荻窪など3試合がスライド!!

Pancrase315【写真】現実問題として7月も含め、8月の日本は観客を入れる興行が開かれる状態にあるのか、どうかということになってくる (C)MMAPLANET

8日(金)、パンクラスより8月23日(日)に東京都江東区の新木場スタジオコーストで開催されるPancrase315の対戦カードが発表された。

5月31日(日)に予定されていたPancrase315が8月23日に延期されることとなり、今回発表されたフライ級=神酒龍一✖荻窪祐輔、ライト級=金田一孝介✖キム・ソングォン、ストロー級=宮澤雄大✖井島裕彰の3試合は全て同大会からスライドされたカードだ。


この他、同大会では暫定ライト級KOP決定戦=雑賀ヤン坊達也✖林源平、ライト級の松本光史✖松岡嵩志、フライ級のライリー・ドゥトロ✖ 秋葉太樹、中村勇太✖菊入正行のウェルター級などが決まっていたが、全てが8月に移行されるのか発表を待ちたい。

また現状としてパンクラスは3月、4月、5月が延期を強いられてきたこともあり、当然のように試合がなくなった選手の対戦カードが決まるという流れになっている。そして、メインカード出場予定だった選手には手当も支払われている。その一方で3月や4月に試合の予定がなかった選手たちも、コロナウィルス感染が一段落し、経済活動が再開される頃には当然のように試合を欲する。

1年のスケジュールがほぼ半分に減少する状況で、試合という選手たちの努力の成果を表現する場はスタック状態に陥ることも予想される──が、その日が来ることが待ち侘びているのが現場の状況だろう。

※5月大会における対戦決定の神酒✖荻窪の見所はコチラから