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Cage Warriors MMA UFC YouTube   ブラジリアン柔術

『UFC Fight Night 191: Brunson vs. Till』ルイジ・ヴェンドラミニと対戦するパディ・ピンブレットは桜庭和志ファン(動画)



 『UFC Fight Night 191: Brunson vs. Till』のルイジ・ヴェンドラミニ戦でUFCデビューをするパディ・ピンブレットのハイライト動画をUFCがアップしています。注目は1分41秒頃の『Cage Warriors 78』ジョニー・フラシェイ戦と4分26秒頃の『Cage Warriors 113』デッキ-・ダルトン戦で桜庭和志のコスチュームで試合をしています。

パディ・ピンブレット(UFC JAPAN)
ファイターとしてのトレーニングを始めたのはいつ? きっかけは?
15歳でトレーニングを始めてすっかり夢中になった。けど本当に、俺はこのために生まれてきたんだ――天職であり、運命なのさ。

どんなランクやタイトルを持っていますか?
ブラジリアン柔術黒帯でケージ・ウォリアーズの元フェザー級王者だ。

ヒーローはいますか?
スポーツのヒーローなら、ロジャーフェデラー、スティーブン・ジェラード、ジェイミー・キャラガー、アイルトン・セナ、マイケル・ジョーダンとマネ・ガリンシャだな。けど、MMAならオレのヒーローはビッグ・ノグ(アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ)だ。

 しかしインタビューでは桜庭和志についての言及はしていません。

Paddy Pimblett(Sherdog)

 パディ・ピンブレットは現在26歳のイギリス人でMMA戦績16勝3敗。アマチュア戦績はSherdogでは2勝0敗となってますが、本人曰く9勝0敗とのこと。プロ16勝のうちKO/TKO勝ち5回、一本勝ち7回。跳びつき三角絞めを2回極めています。続きを読む・・・
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BELLATOR Cage Warriors EFC89 MMA ONE UFC ルサンド・ビコ ンカジムロ・ズル

【EFC89】南アフリカ=EFCで扇久保と対戦したズルとパンクラス来日ルサンド・ビコが、フライ級王座決定戦

【写真】ビコは母国でUFCの扉をこじ開けることができるか (C)KEISUKE TAKAZAWA

9月11日(土・現地時間)、南アフリカはヨハネスブルクのEFCパフォーマンス・インスティテュートで開催されるEFC89でルサンド・ビコがンカジムロ・ズルとEFCフライ級王座決定戦を戦う。

Extreme Fighting Championship Worldwideは南アフリカ、いやアフリカで唯一の世界へ人材を輩出してきたMMAプロモーションでダルシャ・ランジョンブラ、ルアン・ボッツ、シリル・アスカー、ギャレス・マクラーレン、ドリキュス・デュプレッシー、ドン・マッジ、JP・ベイス、マノン・フィホらアフリカ及び欧州勢がUFCにステップアップしている。


今回、王座に挑むズルからフライ級王座を奪ったジェイク・ハドリーはBellatorアイルランド大会を経て、Cage Warriorsフライ級王座獲得後に今年のコンテンダーシリーズと契約している。

ズルといえば2016年のTUF24にEFCフライ級王者として出演し、初戦で日本から参加した扇久保博正にRNCで一本負けしている。対するビコは現在はONEで活躍中のボカン・マスンヤネに続く南アフリカパワーとして、2019年12月にパンクラスに来日しているファイターだ。

アフリカン・オープンやコモンウェルズ・ゲームで結果を残している柔道家のビコは、南アフリカの腐敗した五輪スポーツ界に嫌気をさし、MMAに転向した。

パンクラスでは派手さこそなかったが、地の強さを見せたコントロール力で秋葉太樹を完封している。その後、パンデミックの発生によりパンクラスへの再来日を果たせていないビコは、古巣EFCに戻り今年の6月にはジアン・ソウザに判定勝ちを収め、今回の王座決定戦に挑むこととなった。

1度きりの来日とはいえ、パンクラス王者となりUFCを目指すという明確な将来像を持っていたビコ。コロナ禍で、その手段は変化したが目的は変わることないだけに、UFで勝ち残れなかったズルを相手に──まずは母国でRoad to UFC、第一関門となる。

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Best Finishes on UFC FIGHT PASS in July

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#UFC

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BELLATOR Cage Warriors DEEP MMA ONE ONE Championship PFL RIZIN ROAD FC UFC YouTube

O.R.F. – ON REFAIT LE FIGHT 1 : OSUNAARASHI VS BOB SAPP (RIZIN 13)

Radio Karoshi revient avec un nouveau concept : ON REFAIT LE FIGHT (O.R.F.) !
Et oui vous ne le saviez pas mais le MMA, c’est aussi une grande passion (comme la littérature, la musique, le cinéma, le tennis de table…etc).
Alors je vous donne rendez-vous prochainement pour un autre combat commenté par mes soins.

Bob Sapp VS Osunaarashi lors du Rizin 13 :

La pesée : https://www.youtube.com/watch?v=MCjuVHqYUgQ

Regarder du MMA sur YouTube ( C’EST GRATOS ) :

Rizin
https://www.youtube.com/channel/UCZZ0UGjWsRdM8_5bsqtxYaQ

One Championship
https://www.youtube.com/user/OneFCMMA

Deep
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Shooto
https://www.youtube.com/user/shootoofficial/videos

Bellator
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UFC
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KSW
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M1 Global
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PFL
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Jungle Fight
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UCMMA
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Cage Warriors
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Road FC
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Conor McGregor vs. Luke Cage – EA sports UFC 4

🥃 McGregor UFC – https://www.youtube.com/channel/UCj6ZrDAg7qCk5nNaKhsC5gg
💸 Conor McGregor (EA Sports UFC 3) – https://www.youtube.com/playlist?list=PLyViLtY9Lw58h5_ltLHyhqw-hVASHYKeo
🇮🇪 Conor McGregor (EA Sports UFC 2) – https://www.youtube.com/playlist?
list=PLyViLtY9Lw59TuBACw6Mvp3IpK5nF7gux

Conor McGregor vs. Luke Cage – EA sports UFC 4

Conor McGregor is an Irish retired professional mixed martial artist and boxer. He is the former UFC featherweight and lightweight champion.

McGregor started his MMA career in 2008 and, in 2012, he won both the Cage Warriors Featherweight and Lightweight Championships, holding both titles simultaneously before vacating them to sign with the UFC. In 2015, at UFC 194, he defeated José Aldo for the UFC Featherweight Championship via knockout thirteen seconds into the first round, which is the fastest victory in UFC title fight history. Upon defeating Eddie Alvarez for the UFC Lightweight Championship at UFC 205, McGregor became the first fighter in UFC history to hold titles in two weight divisions simultaneously.

McGregor began his professional boxing career in 2017. In his debut boxing match, he was defeated by Floyd Mayweather Jr. He is the biggest pay-per-view (PPV) draw in MMA history, having headlined four out of the six highest-selling UFC pay-per-view events. His headline bout with Khabib Nurmagomedov at UFC 229 drew 2.4 million PPV buys, the most ever for an MMA event. His boxing match with Mayweather drew 4.3 million PPV buys in North America, the second most in history. As of 27 March 2019, he is #8 in the official UFC pound-for-pound rankings.

Conor McGregor was born in Crumlin, Dublin on 14 July 1988, the son of Tony and Margaret McGregor. He was raised in Crumlin and attended a Gaelscoil and Gaelcholáiste at both primary and at secondary level in Coláiste de hÍde in Tallaght, where he also developed his passion for sport, playing association football. In his youth, he played football for Lourdes Celtic Football Club. At the age of 12, McGregor also began boxing at Crumlin Boxing Club.

In 2006, McGregor moved with his family to Lucan, Dublin, attending Gaelcholáiste Coláiste Cois Life. Following that, he commenced a plumbing apprenticeship. While in Lucan, he met future UFC fighter Tom Egan and they soon started training mixed martial arts (MMA) together.

Mixed martial arts fighting style

McGregor is known mostly as a striker and prefers to fight standing up, as opposed to on the ground. McGregor is left handed and primarily fights out of the southpaw stance, but often switches to an orthodox stance. He will frequently try to be the aggressor in his bouts. McGregor’s boxing is typically considered his best skill, with the majority of his victories coming by way of knockout or technical-knockout via punches. Many pundits cite McGregor’s pull-back left-handed counter as his most dangerous strike.

McGregor will almost always engage in trash talk and “psychological warfare” against his opponents, which has led to comparisons with Muhammad Ali, whom McGregor cites as one of his early inspirations.After Ali died in June 2016, McGregor opined that “nobody will ever come close to [Ali’s] greatness”. McGregor has also cited Bruce Lee as an inspiration, and compared himself to Lee.

#conor #mcgregor #ufc

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Bu et Sports de combat Cage Warriors MMA UFC イアン・ギャリー ジャック・グラント ジョー・マッコルガン ボクシング 剛毅會 岩﨑達也 武術空手

【Bu et Sports de combat】武術的な観点で見るMMA。イアン・ギャリー✖グラント「英国の脅威」

【写真】イアン・ギャリー、近い将来にUFCへ進むのであろうか。(C)CAGE WARRIORS

MMAと武術は同列ではない。ただし、武術の4大要素である『観えている』状態、『先を取れている』状態、『間を制している』状態、『入れた状態』はMMAで往々にして見られる。

武術の原理原則、再現性がそれを可能にするが、武術の修練を積む選手が試合に出て武術を意識して勝てるものではないというのが、武術空手・剛毅會の岩﨑達也宗師の考えだ。距離とタイミングを一対とする武術。対してMMAは距離とタイミングを別モノとして捉えるスポーツだ。ここでは質量といった武術の観点でMMAマッチを岩﨑師範とともに見てみたい。

武術的観点に立って見たイアン・ギャリー✖ジャック・グラントとは?!


──今回、Cage Warriorsという大英帝国圏の大会から、ウェルター級王座決定戦=イアン・ギャリー✖ジャック・グラント戦の模様の解説をお願いします。

「はい。正直なところ初めて見た大会なのですが、このギャリーという選手は何歳ですか」

──21歳ですね。

「あれで、ですか……。途中で対戦相手となんか、喋っていなかったですか」

──はい(笑)。クリンチになると「お前、こんなことしたいのか?」、「誰も喜ばないぞ」とか言い合って、それで殴られると「これが好きだなんだ」と言い、「俺もだ」って返答して殴り続けたりしていました。

「アハハハハ。もうイッちゃっていますね。そうなってきたのも、分かります。かなり煮詰まっていましたからね。ただし、もうぶっちゃけて言うと、相当なレベルです。気持ちもUFCの上のほうの試合よりも、LFAやコンテンダーシリーズのようにハングリーで。英国を舐めちゃだめです。陽の沈まない国だったんだから。ところで、イアン・ギャリーは空手をやっていたのですか?」

──申し訳ないです。ボクシングをやっていたのは入ってきているのですが、蹴りに関しては分かりません。MMAが空手的になっているようなこともあるかもしれないです。

「あぁ、ボクシングですか。分かりました」

──?

「技術的には、ギャリーは下がれることが素晴らしいです。あの戦い方は自信がないとできない。倒すチャンスも、いくらでもありました。ただし、ボクシングのグローブだったら倒せるのかもしれないけど、MMAグローブでは倒しきれない。そういうパンチになっていますね。パンチの殺傷力はイマイチです。

それにしても、あの下がってジャブを入れたり、前足の蹴りは素晴らしいです。その一方で、打撃だけでなく何でもでき過ぎて、どうやって試合を組み立てていくのか、分からなくなっていったんだと思います。

先日、フィニッシャーとマネージャーという話をしましたが、ホドリゲスのようなファイターのほうがマネージメントとして、ギャリーを上回っています。

ただし、ギャリーは見る者を夢中にさせますよね。それと負けたジャック・グラントですか、あの選手は私には分からない寝技を次から次へと見せていました」

──確かにその通りだと思います。Xガードを狙ったり、サドルは当然でオールドスクールからノーポイント&サブオンリーの技術まで色々と駆使していました。MMAであそこまで競技柔術やノーギの技で勝負するファイターがタイトル戦線にくる。いやぁ、大英帝国のMMAソサイエティ、恐怖です。

「2人して、真剣勝負のエンターテイナーでしたね。ああやって戦う、その姿勢でUFCへ行きたいということを表しています。それにしても、前日にあったライト級タイトルマッチで勝ったジョー・マッコルガンにしても、考えさせられることは多いです。彼は決して上手くない。距離の取り方は下手なんです。それなのに前足がパタパタ動きながらでも、前に出てワンツーを打って倒すことができる。

ギャリーは距離の取り方は抜群です。でも、MMAグローブで倒せるパンチをこの試合では見せていなかった。だから、ギャリーのレンジコントロールとマッコルガンのパンチが合体すれば、すさまじいことになります。

それにしても英国で、こういうギャリーのようなプロモーションがスターにしたい選手という素材が生まれることは見逃せないです。第2のマクレガーを期待され、本人もそうなるためにハングリーです。あのグラントという相手の寝技を凌ぐことができ、あれだけの打撃がある。どれだけのことを普段の練習で積み上げてきたのか。ただし、色々とできるのも難しいことがあるんだと知りました。あれだけできる選手が、4Rと5Rに煮詰まってしまう。そういう意味では、これまでに見たことがないMMAでしたね。

志が高いから、あれだけなんでもできる。それを上手く処理できていないですが、そこを支えるMMA業界が英国にある。

こういうとアレですが、志が低いほうが努力しなくて楽なんです。ギャリーは志が高いから周囲からすれば、何をバカなことをやっているんだというぐらいの努力をしているでしょう。日本にもそういう人がいますよね。でもね、人生はそうやってバカなぐらい努力し、のめり込む奴が謳歌するんですよ。そういうバカが世の中を変える可能性を秘めています」

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Cage Warriors Cage Warriors125 MMA イアン・ギャリー キック ジャック・グラント

【Cage Warriors125】打撃に注目のイアン・ギャリー、寝技への対応力に驚愕のウェルター級王座奪取

【写真】打撃で圧倒しろという意見もあるかもしれないが、これだけの幅の広いファイトと寝技への適応力を見せられると──イアン・ギャリーのこれからを追うしかない(C)CAGE WARRIORS

<Cage Warriorsウェルター級王座決定戦/5分5R>
イアン・ギャリー(アイルランド)
Def.3-0:50-44.50-45.50-45
ジャック・グラント(英国)

左ジャブを差し合う両者、グラントの右ストレートをギャリーがサークリングでかわす。ギャリーは左ジャブから左ハイ、この蹴りを顔面に受けたグラントにワンツーの追い打ちから組むと、肩を固めてテイクダウンを奪う。スクランブルでダースを仕掛けたギャリーに対し、立ち上がりながら首を抜いたグラントがワキを潜ってバックに回りスタンドで両足をフックさせる。

ギャリーは前方に落としにいくが、グラントはスロエフ・ストレッチに移行する。左足が伸びながら立ち上がったギャリー、グラントはジャンピングガードからスタンドでエゼキエルもすぐに放して着地する。距離を取り直したギャリーが、グラントのジャブをダックでかわして、右フックやジャブを当てる。

再び組んだグラントはバックに回り、後方に倒れこむと足関節を狙う。正面を向き、グラントはインヴァーテッド・ハーフガードからバタフライガードへ。ガードからコントロールするグラントだったが、最後の10秒で立ち上がったギャリーが重いパウンドを連続で落とし時間となった。

2R、グラントの力の入った右オーバーハンドをかわしたギャリーが、右カーフキック。この一発で姿勢を崩したグラントだが、立ち上がりながら組んでバックに回る。スタンドで背中に乗ったグラントが前方に落とされる。そのままヒザ十字を狙われたギャリーは胸の上に右ヒザをつき、座るようにしてパンチを落とす。

ギャリーはここで正対していくが、グラントが50/50ガードを取る。起き上がったギャリーが強烈なパウンドを落とし、ヒザを抜いてバックをうかがう。すかさずシングルに出たグラントだが、ギャリーがスプロールからダースチョークへ。そのまま引き込んでギャリーが力を入れて絞めるも決めきれず、技を解いてスタンドを選択する。

ジャブを伸ばし、グラントのフックはダッキング、オーバーハンドはスウェイでかわすギャリー。右に回りながらジャブを見せるギャリーが右アッパーから左フック、グラントのワンツーもスウェイで防ぎ、ジャブを連続で入れる。グラントは殴られながら前に出て、右を伸ばす。かわしたギャリーがボディロックに入ると、グラントはジャンピングガードへ。抱き着くグラントのガードを逆手に取ったギャリーが肩固めに入り、ケージに押し込んでいく。リリースしてバックに回ったギャリーは、右腕をキムラグリップに捕らえられる。

左腕を差し入れてキムラを解除するや、ギャリーが右エルボーを打って離れる。ワンツー、左ハイを放ったギャリーは両手を広げて「来い」と笑顔を浮かべるグラントに前蹴り、そしてジャブを当てる。右に回るギャリーを追いかけては、左ジャブを被弾するグラントは顔面が真っ赤の染まっている。そしてパンチは届かず、ワンツーを受け左ハイが顔面をかすめたところで時間となった。

3R、すぐに左ハイを狙ったギャリーは左右に回りながらジャブを入れ、グラントのパンチは食わない。そして右カーフを蹴り、左ハイへ。これはガードしたグラントが、右を初めて届かせる。ギャリーは右カーフ、ジャブ。グラントの左、右も届くようになるが、もろに右ストレートを顔面に打たれる。

それでも前に出るグラントの左フックをかわしたギャリーが、左前蹴りをボディから顔面へ連続で見せて、ワンツーを打ち込む。切れのあるワンツーにも前に出て笑顔を浮かべるグラントの突進もダックでかわしたギャリーは徹底して距離をコントロールし、接近戦としない。ならばとグラントはレベルチェンジからダブルレッグ──結果的に引き込みを選択する。

グラントはミッションコントロールからデッドオーチャード、三角絞め狙いつつ、左足をつかんで腰を切るや腕十字へ。左腕が伸びながらも、胸をそって解除をしたギャリーがエルボーを落とす。グラントはここでXガード狙いも、防いだギャリーは背中をつけて両ヒザを畳んだグラントのスネに胸を合わせると、手を合わせて「おやすみ」のポーズをとる。グラントが後方回転を見せたところで、時間となった。

4R、右カーフを蹴ったギャリーが組んでボディロック。ケージに詰められたグラントのギロチンを防いで離れ、右ローを蹴る。大きく左右に回り間合いを取ったギャリーが上半身の動きでパンチをかわして、ジャブではなく右ストレートを連続でヒット。さらに左ボディストレート、ジャブとケージを背負い、自らのパンチの距離でなくなるとダブルレッグを見せる。

ここは防御するグラントは、前に出て続け左フック。かわそうとしてスリップしたギャリーは、ヒヤッとするシーンにもダブルレッグでクリーンテイクダウンを奪う。起き上がりつつ組みついたグラントが、ケージに押し込むと後方へテイクダウンへ。これを潰してトップを奪ったギャリーに対し、グラントはシングルで組んでいく。スプロールしてスタンドに戻ったギャリーは、左フックをダックアンダーしバックに回り込み、今度は前方にテイクダウン。亀のグラントはキムラグリップから前転、さらに後転でバックを狙ったところでラウンドが終わった。

ハグ&タッチグローブからスタートした最終回。近距離で左ジャブを当てたギャリーが、グラントの右をヘッドムーブでかわす。続いて組んでボディロック、ケージにグラントが押し込む。「おい、戦えよ。動けよ」とグラントが挑発すると、「俺だってそのつもりだ」と答え、肩パンチを連続入れたギャリーが、ボディロックで左腕をさしてテイクダウンへ。スクランブルでバックに回ったギャリーに対し、グラントは前転して足を狙う。左足を引いてスプロール、バックを取ったギャリーは後方からパンチを入れる。

殴られながら足を狙い、すかされたグラントは「I love you」と声を出し、ギャリーも「I love you too」と返しながらパンチを止めない。直後に前転からヒザ十字に入ろうしたグラント、ギャリーは正対して立ち上がる。残り90秒、パス狙いのギャリーにシングルに出たグラントだが、がぶられて動きを止められる。ヒザをワキ腹に入れて立ち上がったギャリーを追いかけて立ち上がったグラントが跳びヒザ、組まれてギロチンへ。

頭を抜かれ、ケージに押し込まれたグラントはバックを取られると、スピニングバックエルボーへ。ギャリーはこれも察知し、頭をかがめると空振りしたグラントが姿勢を乱して転がる。すぐに立ち上がったグラントだが、ジャンピングガードを狙ったところでスラムで叩きつけられる。残り3秒、トップのギャリーがガードを取るグラントにハグをし時間となった。

結果は3-0でギャリーに。新Cage Warriorsウェルター級王者ギャリーの打撃に注目が集まったタイトル戦は、思わぬウェルラウンダーぶりと──それを引き出したグラントのグラウンドでの引き出しの多さに、英国MMAのレベルの高さが十分に感じ取られる一戦となった。


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Cage Warriors Cage Warriors124 Report アギー・サルダリ ジョー・マッコルガン ブログ

【Cage Warriors124】アギー・サルダリ、打撃で圧されTDできず。ギロチンでマッコルガンに敗れ王座陥落

【写真】英国、アイルランド系の長身ストライカーは、テイクダウン防御力も本当に強くなっている(C)CAGE WARRIORS

<Cage Warriorsライト級選手権試合/5分5R>
ジョー・マッコルガン(英国)
Def.3R0分37秒by ギロチン
アギー・サルダリ(オランダ)

マッコルガンがジャブから左ロー、右ミドルとスイッチするサルダリに入れ、右ストレートを打ち込むなどホールショットを決める。サルダリはシングルレッグでケージに押し込むテイクダウンを狙うが、マッコルガンがしっかりと対応して倒されない。細かいパンチを打ち合う両者、サルダリのヒザが急所に入り試合が中断する。

再開後、鋭いローや前蹴り、ミドルを左右の足で使うマッコルガンに対し、サルダリはケージを背負って再びシングルレッグからケージ際のクリンチへ。ヒザを出し合うなかでサルダリが小外掛けもマッコルガンが耐える。ダブルレッグに移行しても、マッコルガンはケージを背負って倒れず体を入れ替えて離れた。サルダリは左ローを2発入れ、マッコルガンのワンツーにシングルレッグ、残り5秒でようやく尻もちをつかせたが、すぐに立ち上がられチャンピオンの方が削られた初回となった。

2R、ローからワンツーのマッコルガンに対し、右フックを振るったサルダリがシングルレッグ&クリンチへ。ここでもヒザが急所に入り、サルダリに注意が入る。再開後、マッコルガンがジャブから右ストレートを伸ばし、サルダリは左ハイを狙う。マッコルガンは右ローを蹴り、組んできたサルダリが足を滑らせるとトップを奪取する。背中をつけたサルダリはパウンド&エルボーを受け、ハーフから潜ろうとするとマッコルガンがダースで止める。

サルダリは起き上りながらダブルレッグに出てバックに回ると、ヒザを入れて後方にテイクダウン。マッコルガンがすぐに立ち上がり、ダブルレッグを切って距離を取り直す。左ジャブ、ワンツーで圧をかけるマッコルガンがパンチを纏める。打撃で厳しい局面が続くサルダリはここもクリンチへ。離れたマッコルガンがワンツー、左ジャブ、右ボディフックを入れる。チャンピオンは左ミドルを返して、シングルレッグ。ヒザをつかせてダブルレッグからアンクルピックを仕掛けたところでラウンドが終わった。

3R、サルダリのローに対し、左ジャブを当てたマッコルガンが右を打ち込む。サルダリのシングルレッグをギロチンで切り返したマッコルガン。背中をつけて逃げようとしたサルダリだが、ノーアームギロチンがしっかりと食い込み、ネッククランク気味に頭を起こされてたまらずタップした。

打撃で圧された状態で組み続けたサルダリに対し、鉄板といえるギロチン葬──新Cage Warriorsライト級王者ジョー・マッコルガンは「12年前にこのスポーツを始め、こんな舞台でチャンピオンになれるなんて思いもしなかった。Cage Warriorsはヨーロッパでベストのプロモーションだ。僕はもう34歳だけど、UFCを目指す。22歳や24歳の若くてハングリーや相手に勝ってきた。もっとできると思っている」と話した。


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【Cage Warriors123, 124&125】サルダリも出場、3連戦。最注目はマクレガーに続け、イアン・ギャリー!!

【写真】マイケル・ビスピン、ダン・ハーディー、コナー・マクレガーに代表される、Cage Warriors王者からUFCにステップアップを果たしたファイターは既に27人。28人目はギャリーかサルダリか──今週末にベルトを腰に巻いていることが、第一の条件となる(C)CAGE WARRIORS

24日(木・現地時間)から25日(金・同)、26日(土・同)とCage Warriorsが3連戦=Cage Warriors 123~125を開催、3階級のタイトルマッチが組まれている。

パンデミック後、昨年9月からCage Warriorsではトリロジー・シリーズとして3連戦イベントを開催してきた。今回でトリロジー・シリーズも4度目となり、会場は2度目から使用されているヨークホールだ。

1929年建立、50年代からロンドンのボクシング会場として知られるヨークホールではミドル級、ライト級、そしてウェルター級でベルトを掛けられた3夜連続で見られる。


まず123大会では、英国生まれセントクリストファー・ネイヴィス人ミドル級王者ナシアス・フレドリックが2度目の王座防衛戦に臨む。

チャレンジャーのマシュー・ボナーは、キャリア9勝6敗ながら現在3連勝中の英国人ファイターだ。

中日の124大会は修斗に来日経験があり、斎藤裕を破っているオランダの実力者アギー・サルダリが、自らの持つライト級王座──これも──2度目の防衛戦をジョー・マッコルガン相手に行う。

もともとサルダリ✖マッコルガンが組まれていた125大会は、同対戦がリスケされ、メインでウェルター級王座決定トーナメント決勝戦=イアン・ギャリー✖ジャック・グラントが組まれている。前王者メイソン・ジョーンズがUFCにステップアップを果たした同級王座、この試合の勝者が第14代目のチャンピオンとなる。

アイルランド人ファイターのギャリーは、英国圏MMAらしくアマ及びセミプロルールで経験を積み、そのアマ時代の延長でCage Warriorsで2019年2月にプロデビュー、以来6連勝中でトリロジー・シリーズは全シーズンに出場してきた。デビュー戦以外の5試合でフィニッシュ勝利しており、2Rが3試合、初回での白星が2度ある。当然のようにウェルラウダ―のギャリーのストロングポイントは、10年の経験を誇るボクシングだ。

基本に忠実なワンツー=右ストレート、左リードフックは絶対的な破壊力を持つ。MMAを戦ううえで蹴りも習得しているが、その蹴りも近い距離で使うことが多く、前足となる左のハイキックはフルコンタクト空手を見ているようでもある。さらに接近戦ではヒザも大きな武器となっているギャリーだが、MMAデビュー以前にボクシングと並行して柔道の経験もあり、柔術も修得。トップコントロールで強烈なパウンドやバックチョークも使いこなす。

フューチャーの異名をとる23歳、ギャリーは同トーナメント準決勝でUFCベテランでスウェーデン人ファイターのロステム・アクマンをハイキックでKOしており、コナー・マクレガー、ジェイムス・ギャラガーに次ぐ国際的なスター選手になるアイルランド人ファイターと目されている。

対するジャック・グラントは準決でラトヴィアのマダラス・フレミナスをアナコンダチョークで破っており、打も組みもこなすウェルラウンダ―だ。

しかも戦績は17勝6敗ながら、17の勝利のうち判定勝ちはただの1回というフィニッシャーでもある。

とはいえ、やはり気になるのはギャリーか。そのフィニッシュを目指すスタイルうえに、グラントには隙も生じる。「チャンピオンになってUFCと契約し、マイク・ペリーとデビュー戦を戦う」と宣言するフューチャーの未来がどうなるのか──を追っていきたくなるというものだ。

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