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BELLATOR Bellator272 Report カイ・カマカIII ブログ

【Bellator272】急所蹴りで流れが変わりそうになったカマカ3世、TD&コントロールでデヘズースに競り勝つ

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ジョン・デ・ヘズース(米国)

いきなり飛び込んだデ・ヘズース、カマカは距離を取ってワンツーから関節蹴りを見せる。サウスポーのデ・ヘズースに右を当てたカマカだが、直後に左を打たれる。額でパンチを受けたカマカは、間合をはかるなかで右ボディを入れる。デ・ヘズースは左ローを蹴り、カマカは再びボディを殴る。カマカは思い切り右ミドルを蹴り、距離を詰めながらもう一度腹を蹴っていく。

デ・ヘズースはジャブを返すも、カマカの前進を止めることはできていない。ミドルを続けるカマカは、デ・ヘズースのヒザ蹴りにもミドルを続ける。ここから右オーバーハンドを決めるなど、攻勢のカマカは前に出てきたデ・ヘズースをフックで待ち受ける。右ストレートを被弾したデ・ヘズースはローから前蹴りとキックの距離にいて、カマカのステップインに遅れを取る。その後もボディフック、ミドルで攻めたカマカが最後にボディロックテイクダウンを決めて初回を取った。

2R、左ボディ&右フックを即座に決めたカマカは、ジャブを受けても右ボディを返す。デ・ヘズースは左ローと左ハイでステップインを止めに掛かる。カマカは右ミドルを引き続き決めて、空間を支配すると右オーバーハンドを決める。さらに左フックをヒットさせたカマカがボディに、デ・ヘズースは懸命にヒザを合わせようとする。ジャブよりも左ストレートが欲しいデ・ヘズースだが、その場スーパーマンでは届かない。

右リードフックにボディフックを合わせたカマカが右フックをヒット。と、ボディにデ・ヘズースがヒザを合わせに来た際に足の甲が急所に当たる。インターバルを取ったカマカは再開後に、ややドタバタしたところで左を受けて腰が落ちる。デ・ヘズースはここで攻め急がず、右フックでカウンターを狙う。ダブルレッグも切ったデ・ヘズースが、急所蹴りで流れが変わったラウンドを取った。

最終回、ミドルでペースを戻したいカマカは頭をぶつけながらボディを殴っていく。と、右オーバーハンドから組んだカマカがボディロックテイクダウンを決める。デ・ヘズースはハーフで殴られ、バックを許さないようケージを背負っていく。窮屈な姿勢で抑えられないよう耐えるデ・ヘズースだが、カマカはボディロックから肩固めで抑えていく。

ここでブーイングと厳しい観客の反応も、カマカはしっかりと背中をつかせてコントロール。ブーイングが大きくなるが、懸命に足を絡めるのはデ・ヘズースだ。ブレイク狙いの感もあるデ・ヘズースをしっかりと抑えるカマカは、ケージ際に移動したデ・ヘズースを立たせない。デ・ヘズースはケージキックに続いて、肩ブリッジでリバーサルに成功する。残り20秒、バックに待ったデ・ヘズースを前方に落としたカマカが立ち上がった状態でタイムアップを迎えた。

結果はジャッジ3者とも29-28でカマカ3世を支持した。


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AJ・マッキー BELLATOR Bellator272 Brave CF LFA MMA PFL RIZIN UFC アダム・ボリッチ アーロン・ピコ ウラディスラフ・パルブチェンコ エドウィン・ナジミ エマニュエル・サンチェス キック ジェレミー・ケネディ ジョシュ・ヒル ジョン・デ・ジーザス ジョージ・カラキャニャン セルジオ・ペティス ダニエル・ヴェイケル パトリシオ・フレイレ ベラトール マルロン・モラエス ラフェオン・スタッツ 堀口恭司

【Bellator272】堀口✖ペティス以外にも、サンチェス✖ケネディ、ヒル、プレリミではカマカ3世に注目!!

【写真】ザ・メキシカンという風貌になってきたサンチェスと、アンバランスな立ち位置のケネディ (C)BELLATOR

2日(木・現地時間)、3日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator272「Pettis vs Horiguchi」。メインは言うまでもなく堀口恭司がセルジオ・ペティスの持つBellator世界バンタム級王座の奪回に挑むタイトル戦だ。

そんなJ-MMA界でも話題沸騰の一戦が組まれた今大会、メインとプレリミの注目カードをおさらいしてみたい。


まずコ・メインではセルジオ・ペティスのチームメイト、エマニュエル・サンチェスが、AJ・マッキー時代を迎えたベラトール・フェザー級トップ戦線で生き残りを賭け、ジェレミー・ケネディと戦う。

サンチェスは柔術ベースのファイターで2014年10月から7年に渡り、サークルケージのフェザー級戦線で活躍してきた。パット・カーラン、ジョージ・カラキャニャン、ダニエル・ヴェイケル、ダニエル・ストラウス、そしてマルコ・ロウロらとの戦いで力をつけ、2018年11月に当時の世界王者パトリシオ・フレイレに挑戦も判定負けを喫した。

その後、16人参加のワールドGPに出場しベスト4に残ったが、準決勝で2度目のタイトル挑戦を兼ねたフレイレ戦ではギロチンチョークで秒殺一本負けを喫してしまった。

7月の再起戦では、元UFCファイターのメス・ブーネルに力負けといえる完敗を喫した。ブーネル戦の敗北で、衰えを指摘されるようになったなかでサンチェスはベラトール3戦目、2勝目を目指すジェレミー・ケネディと対戦する。

サークルケージでは1勝1敗、アダム・ボリッチに敗れながら9位にランクされるケネディは、UFCからPFLで活躍してきたウェルラウンダーだ。

オクタゴンで3勝1敗、デカゴンでは2勝1敗、さらにはBRAVE CFで2勝0敗と、世界のメジャー大会で大きく勝ち越している。キックと柔術が融合したウェルラウンダーのケネディは、今年の7月にSUGにも挑み、あのエドウィン・ナジミを相手に堂々のグラップリングマッチを繰り広げ、OTで敗れている。

31歳、メジャーシーンはベラトール一筋のサンチェスと、29歳でメジャープロモーションを渡り歩いてきたケネディ、両者は照的なキャリアの積み方をして来た。

サンチェスとしては、パウンドを交えたポジションコントロール=パウンド柔術で試合を有利に運びたいところだ。その一方で最近の試合ではフレッシュさで、ケネディが上回っている感もあるが、果たして──。

体重オーバーのジャレッド・スコッギンスと対戦するジョシュ・ヒルはTUF18出演、UFCと契約はならなかったがWSOFからローカルプロモ―ションを経て、ベラトールに辿り着いた35歳のベテランファイターだ。WSOFではマルロン・モラエスの持つ世界バンタム級王座に2度挑戦も、ローキックで削られ判定負けと、ハイキックからパウンドアウトされベルトを巻くには至らなかった。

その後、地元カナダのTKOで現UFCファイターのテイラー・ラピルスにスプリットで競り負けるなど、厳しい時を経験しながら18勝3敗というレコードを引き下げ、ベラトールへ。元UFCファイターのエリック・ペレスに競り勝ち、2連勝も5月にルーファスポーツのレスリングマスター=ラフェオン・スタッツに敗れた。

ここでキャリア10勝1敗、しかも4ポンドも体重オーバーだったスコッギンスを迎えるヒル。ベラトール・バンタム級戦線だけでなく、キャリアを賭けた一戦となる。

プレリミではフェザー級で2019年のハワイ大会以来、2年振りのベラトール出場となるカイ・カマカ3世に注目だ。北米MMA界がコロナショックを受けた昨年、カマカはLFAでの勝利からスクランブル出場でUFCとの契約を勝ち取るも、1勝2敗1分で契約満了、再びベラトールに照準を合わせた。

コンテンダーシリーズ世代といえる打撃もレスリングもアグレッシブなカマカだが、逆にパンチを被弾するリスクも高いファイトと、レスリングで攻勢でもガスアウトするなど、明日なき暴走ファイトを持ち味としている。

対戦相手のジョン・デ・ジーザスはアーロン・ピコにこそTKO負けを喫しているが、RIZINで朝倉未来と戦ったジョン・マカパに競り勝ち、REALでは芦田崇宏や中村Jrを破ってフェザー級王者となったウラディスラフ・パルブチェンコから判定勝ちを収めている。

攻撃力よりも、防御力と粘り強さで14の勝利(※9敗)を手にして来たデ・ジーザスを、カマカが持ち味である攻撃力で突破し存在感を高めることができるか──そんなマッチアップだ。

■視聴方法(予定)
12月4日(土)
午前8時00分~ U-NEXT

■ Bellator274計量結果

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]セルジオ・ペティス: 134ポンド(60.78キロ)
[挑戦者] 堀口恭司: 134.5ポンド(61.0キロ)

<フェザー級/5分3R>
エマニュエル・サンチェス: 145.25ポンド(65.88キロ)
ジェレミー・ケネディ: 145.75ポンド(66.11キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル: 134.75ポンド(61.12キロ)
ジャレッド・スコッギンス: 140ポンド(63.5キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン: 185ポンド(83.91キロ)
コリン・ハックボディ: 185ポンド(83.91キロ)

<ライト級/5分3R>
アレクサンデル・シャブリー: 155.4ポンド(70.48キロ)
ボビー・キング: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世: 146ポンド(66.22キロ)
ジョン・デ・ジーザス: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ライト級/5分3R>
マイク・ハメル: 155.8ポンド(70.66キロ)
キリズ・モタ: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィニシウス・ジュゼズウ: 169.6ポンド(76.92キロ)
レヴァン・チョクヒリ: 170.8ポンド(77.47キロ)

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・モンタルヴォ: 154.8ポンド(70.21キロ)
ジェイコブ・ボーン: 154.8ポンド(70.21キロ)

<160ポンド契約/5分3R>
スパイク・カーライル: 159 ポンド(72.12キロ)
ダン・モレット: 159.6 ポンド(72.39キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー: 171ポンド(77.56キロ)
オリバー・エンカンプ: 170ポンド(77.11キロ)

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BELLATOR Bellator272 MIKE MMA ブログ

『Bellator 272: Pettis vs. Horiguchi』前日計量動画


MAIN CARD (Showtime, 10 p.m. ET)

・Champ Sergio Pettis (134) vs. Kyoji Horiguchi (134.5) – for bantamweight title
・Jeremy Kennedy (145.75) vs. Emmanuel Sanchez (145.25)
・Josh Hill (135.75) vs. Jared Scoggins (140)*
・Johnny Eblen (185) vs. Collin Huckbody (185)

PRELIMINARY CARD (MMA Junkie, 7 p.m. ET)

・Bobby King (156) vs. Alexander Shabliy (155.4)
・John DeJesus (145.6) vs. Kai Kamaka III (146)
・Levan Chokheli (170.8) vs. Vinicius de Jesus (169.6)
・Jacob Bohn (154.8) vs. Justin Montalvo (154.8)
・Mike Hamel (155.8) vs. Killys Mota (155.2)
・Spike Carlyle (159) vs. Dan Moret (159.6)
・Kyle Crutchmer (171) vs. Oliver Enkamp (170)

 『Bellator 272: Pettis vs. Horiguchi』前日計量結果。ジョシュ・ヒルと対戦するジャレッド・スコッギンスが140ポンドと4ポンドオーバー。出場給の一部を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・セルジオ・ペティス vs. 堀口恭司はペティス支持2人、堀口支持11人。

・エマニュエル・サンチェス vs. ジェレミー・ケネディはサンチェス支持10人、ケネディ支持3人。

・ジョシュ・ヒル vs. ジャレッド・スコッギンスはヒル支持9人、スコッギンス支持4人。

・ジョニー・エブレン vs. コリン・ハックボディは13人全員エブレン支持。続きを読む・・・
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BELLATOR Bellator272 News セルジオ・ペティス ブログ マウロ・レナーロ 堀口恭司

【Bellator272】計量終了 ペティス&堀口、問題なし。レナーロ・アナは磁場が狂い??「ク〇クルパー」発言

【写真】フェイスオフ、全く小競り合いもなく、口も開かず。トラッシュトークはファイトウィークを通じて全くなかった (C)MMAPLANET

2日(木・現地時間)、3日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator272「Pettis vs Horiguchi」の計量が行われた。

煽り映像後に元Bellator世界バンタム級王者、現RIZINバンタム級王者──キョージ・カラテキッド・ホリグチというコールを受けて登壇した堀口恭司。

続いて計量台に乗ったセルジオ・ペティスとフェイスオフへ。両者しっかりと目を合わせ、握手をすることなく別れインタビューへ。


なぜ、いつもそんなに自信があるのかと尋ねられた堀口は「いつもハードトレーニングをしているから」と英語で答え、この試合の鍵に何になるかという問いには「ベルトを取り戻すこと」という言葉を2度繰り返し、笑顔を見せた。

ここでインタビュアーのマウロ・レナーロは相当に興奮しているのか、「アリガトゴザイマス。私は33度も日本に行っているんだけど、この言葉しか知らないんだ。クル〇ルパー」と日本では放送規制が入るコメントを発する。

続いて、そのレナーロはチャンピオンに『この試合は過去最高のタフな挑戦になるか』と尋ね、ペティスは「ここにはタフなただタフな試合をするためだけにやってきた。過去に経験していないタフなファイトになる。派手な打ち合いを期待しているけど、ホリグチがやってくるなら僕も応えるよ」とクールに答える。

そして堀口のような相手に勝つために必要なことはいう質問には「戦い辛い精神状態にならないこと。感情を抑えて戦う。うん、フ〇ッキンウォーになる」と最後にFワードを使った。

なお本戦とプレリミ合わせて11試合、全22人の出場選手中、 メインカードのバンタム級でジョシュ・ヒルと対戦する──サークルケージ初登場のジャレッド・スコッギンスが140ポンドで唯一の体重オーバーに。キャッチウェイト戦を戦うこととなっている。

■視聴方法(予定)
12月4日(土)
午前8時00分~ U-NEXT

■ Bellator274計量結果

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]セルジオ・ペティス: 134ポンド(60.78キロ)
[挑戦者] 堀口恭司: 134.5ポンド(61.0キロ)

<フェザー級/5分3R>
エマニュエル・サンチェス: 145.25ポンド(65.88キロ)
ジェレミー・ケネディ: 145.75ポンド(66.11キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル: 134.75ポンド(61.12キロ)
ジャレッド・スコッギンス: 140ポンド(63.5キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン: 185ポンド(83.91キロ)
コリン・ハックボディ: 185ポンド(83.91キロ)

<ライト級/5分3R>
アレクサンデル・シャブリー: 155.4ポンド(70.48キロ)
ボビー・キング: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世: 146ポンド(66.22キロ)
ジョン・デ・ジーサス: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ライト級/5分3R>
マイク・ハメル: 155.8ポンド(70.66キロ)
キリズ・モタ: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィニシウス・ジュゼズウ: 169.6ポンド(76.92キロ)
レヴァン・チョクヒリ: 170.8ポンド(77.47キロ)

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・モンタルヴォ: 154.8ポンド(70.21キロ)
ジェイコブ・ボーン: 154.8ポンド(70.21キロ)

<160ポンド契約/5分3R>
スパイク・カーライル: 159 ポンド(72.12キロ)
ダン・モレット: 159.6 ポンド(72.39キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー: 171ポンド(77.56キロ)
オリバー・エンカンプ: 170ポンド(77.11キロ)

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BELLATOR Bellator272 Interview MIKE MMA News ONE UFC YouTube

BTL Tourney LIVE | Kevin Lee Released, Triad Combat’s Future, UFC Vegas 44, Bellator 272, More

Kevin Lee’s release from the #UFC seemed to come out of nowhere, but was it a total shock? That topic, along with where Lee may end up will be discussed this week on Between the Links.

In addition, the panel will discuss this past Saturday’s #Trilller Triad Combat event — which featured well-known MMA fighters such as Frank Mir, Mike Perry, and Albert Tumenov — and if there’s a bright future for the concept, which main event is better between Rob Font vs. Jose Aldo at UFC Vegas 44, or Sergio Pettis vs. Kyoji Horiguchi at #Bellator272 for the promotion’s bantamweight title, the low-key banger of the weekend, and more.

Mike Heck moderates the first BTL Championship tourney semifinals matchup between Jed Meshew and Kristen King. Show goes LIVE at 3:00 p.m. ET / Noon PT.

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BELLATOR Bellator272 Interview セルジオ・ペティス ブログ 堀口恭司 平本蓮

【Bellator272】セルジオ・ペティス in リモート会見。「対戦相手の中でフォント、セフード、堀口がTOP3」

【写真】素晴らしく落ち着き払っているセルジオ・ペティス、まだ28歳だ (C)MMAPLANET

3日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator272「Pettis vs Horiguchi」のリモート会見が1日(水・同)に行われた。

ここではセルジオ・ペティスの会見の模様を抜粋してお届けしたい。

「アンソニーは185ポンドぐらいあるから、以前のように一緒に練習はしていない。クリスチャン・ロドリゲス、エマニュエル・サンチェス、レン・ヒラモト、少人数で必要なことをやってきた」という言葉を始め、言及されなくとも平本蓮に触れたセルジオからは、改めて両者の間の信頼を感じることができた。


──リーチアドバンテージがありますが、柔術を生かすために寝技に持ち込みたいですか。それもとスタンドでも、どちらでも勝てるところを見せたいでしょうか。

「まず僕の長所は打撃だ。リーチの長さもあり、打撃でもアドバンテージはある。しっかりレンジを意識して、冷静に戦いたい」

──COVID19の影響を皆が受けるなか、ファイトキャンプは普段と比べて難しい面はありましたか。

「最初の頃にCOVIDの影響は受けたけど、今回のキャンプではチームはより強化されたよ。日本からK-1キックボクサーのレン・ヒラモトが来てくれたおかげで、ゲームの詳細を固めることができた」

──金曜日にキョージを倒せば、RIZINバンタム級王座を狙いたいですか。他のプロモーションで戦いたいという希望は?

「ベラトールがホームだ。ここでベルトを獲った。今はホリグチとの対戦にフォーカスしているから、それからのことは考えていない。そこを乗り越えてから、どうするのか──だよ」

──ブランドン・モレノ、ヘンリー・セフード、ジェセフ・ベナビデスらと戦ってきましたが、キョージはどれぐらいのランクのファイターだと思っていますか。

「彼はトップ3に入っているよ。そうだね、今のところロブ・フォント、セフード、そしてホリグチは絶対的にトップ3に入る。ランクをつけるのは難しいけど」

──モヒガンサン・アリーナという慣れ親しんだ場所で戦うことはアドバンテージになるだろうか。

「そうは思わないよ。今、僕は右肩上がりにある。28歳で4連勝中、キャリアの序盤は自分自身や自分の技術をそんなに信じることはできなかった。でも今は考え方も技術もシャープになって、全てが一体化しているよ」

──以前はヘビーなスパーリングをするジムが多かったけど、今はより技術的な練習をすることが増えている。体のことを考えて、ヘビーなスパーリングは減っていることをどう思いますか。

「僕は今でもヘビー・スパーリングは必要だと思っているよ。ジムではタフな相手にハードなスパーをしているしね。もちろん、そういう日とテクニック重視の日があるけど、毎日ハードにやっているよ」

──同じ週末にジョゼ・アルドとロブ・フォントが戦います、どういう予想をしていますか。

「興味深いファイトだ。ロブ・フォントは距離が遠くて、パワフルなボクシングができる。アルドはこのスポーツのレジェンドだけど、まぁロブ・フォントかな。この試合はロブ・フォントが勝つと思う」

──平本選手による、一番のアドバイスは何でしたか。そして英会話能力は十分でない彼にコーナーを頼んだ理由は?

「ここで彼のアドバイスの内容を明かすことはできない。ゲームプランに関係してくるからね。ただ彼は素晴らしい戦略家だよ。過去3カ月、僕の知らない殴り方を教えてくれた。型にはまらない独特のヴィジョンを持っていて、本当に助けてもらった。彼が教えてくれた技を試合で使うことが楽しみでならないよ」

■視聴方法(予定)
12月4日(土)
午前9時00分~ U-NEXT

■ Bellator274対戦カード

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]セルジオ・ペティス(米国)
[挑戦者] 堀口恭司(日本)

<フェザー級/5分3R>
エマニュエル・サンチェス(米国)
ジェレミー・ケネディ(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル(カナダ)
ジャレッド・スコッギンス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン(米国)
コリン・ハックボディ(米国)

<ライト級/5分3R>
アレクサンデル・シャブリー(ロシア)
ボビー・キング(米国)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世(米国)
ジョン・デ・ジーサス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ヴィニシウス・ジュゼズウ(ブラジル)
レヴァン・チョクヒリ(ジョージア)

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・モンタルヴォ(米国)
ジェイコブ・ボーン(米国)

<ライト級/5分3R>
マイク・ハメル(米国)
キリズ・モタ(ブラジル)

<160ポンド契約/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
ダン・モレット(米国)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー(米国)
オリバー・エンカンプ(スウェーデン)

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BELLATOR Bellator272 MMA RIZIN UFC   ジェレミー・ケネディ スコット・コーカー セルジオ・ペティス デメトリウス・ジョンソン ベラトール マネル・ケイプ 堀口恭司

【Bellator272】「Fight is Fight」&「ベルトを持っているのは彼」堀口恭司がリモート会見で話したこと

【写真】いつも通り、まさに泰然自若──な、堀口恭司だった (C)MMAPLANET

3日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator272「Pettis vs Horiguchi」のリモート会見が1日(水・同)に行われた。

ここでは堀口恭司の会見の模様を抜粋してお届けしたい。

「I don’t get a nervous. I don’t get a pressure. Fight is Fight. It is a simple and normal. Ha ha ha ha ha 」と英語を駆使して会見に臨んだ堀口は、その言葉から想像がつくように非常にリラックスしていた。


──時差がない、長距離の移動がない米国での試合。体調や精神的に日本で戦う時と比較してどうでしょうか。

「う~ん、そうですね。自分はどこで試合をやるのも変わらないんで、コンディションも時差も関係なく良い感じです」

──マネル・ケイプはこの試合の予想で、堀口選手が100パーセント勝つと言っていました。この予想を受けて、どう感じますか。

「まぁ、しっかり勝てるように創ってきているので、それを実戦で試さないといけない。しっかり証明しないといけないので、実戦を見ていてください。ハイ」

──UFC以外でバンタム級のベストファイターの1人ですが、Bellatorで成功して、UFCに戻ることを考えていますか。

「まずはしっかりと次のベルトを巻くことを考えています」

──マイク・ブラウンがATTで最高の選手だと言っています。この言葉はどのような意味がありますか。

「彼らは僕を信頼してくれている。それは僕がいつもジムにいるからだとだと思います。アハハハハ」

──レスリングやスクランブルの練習をしていると思いますが、ペティスはグラウンドで柔術を使います。彼の柔術に対して、レスリングの成長を証明できると考えていますか。

「自信はあります」

──RIZINとBellatorではルールが違いますが、その辺りを頭に入れて調整してきましたか。

「もちろん、対戦相手が違うのでちょっとだけ変えたりしていますね」

──デメトリウス・ジョンソン、イアン・マッコール、マネル・ケイプというビッグネームと戦ってきましたが、これまでに戦ってきた対戦相手と比べると、セルジオ・ペティスはどれぐらいの相手だと思っていますか。

「彼はとても良い選手です。ベルトを持っているのは、彼です。そのベルトを取り戻します。イエス」

──セルジオ・ペティスとフアン・アルチュレタの試合で、アルチュレタは何を間違っていたのでしょうか。

「間違っていた? う~ん、分からないです(笑)」

──ベラトールの日本大会で戦いたいですか。数少ない、やり残していることだと思いますが。

「それは、そうしたいです。ただし、それはスコット・コーカーが決めることで、僕が決められることではないので。でも、僕は戦いたいと思っています

■視聴方法(予定)
12月4日(土)
午前9時00分~ U-NEXT

■ Bellator274対戦カード

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]セルジオ・ペティス(米国)
[挑戦者] 堀口恭司(日本)

<フェザー級/5分3R>
エマニュエル・サンチェス(米国)
ジェレミー・ケネディ(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル(カナダ)
ジャレッド・スコッギンス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン(米国)
コリン・ハックボディ(米国)

<ライト級/5分3R>
アレクサンデル・シャブリー(ロシア)
ボビー・キング(米国)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世(米国)
ジョン・デ・ジーサス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ヴィニシウス・ジュゼズウ(ブラジル)
レヴァン・チョクヒリ(ジョージア)

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・モンタルヴォ(米国)
ジェイコブ・ボーン(米国)

<ライト級/5分3R>
マイク・ハメル(米国)
キリズ・モタ(ブラジル)

<160ポンド契約/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
ダン・モレット(米国)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー(米国)
オリバー・エンカンプ(スウェーデン)

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【Bellator272】ペティス✖堀口恭司の見所、平本蓮─02─「俺流に言えば『黙って、見とけ!!』って感じ」

【写真】平本蓮にとってミルウォーキーがMMAを戦う上のホームになっている。右隣りのデューク・ルーファスへの信頼は絶対のようだ(C)REN HIRAMOTO

3日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator272で堀口恭司の挑戦を受ける、Bellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスのコーナーマンを務めることとなった平本蓮インタビュー後編。

9月から3カ月のウィスコンシン州ミルウォーキーでの生活で、セルジオ・ペティスやデューク・ルーフォスと確かな人間関係を育んだ平本にとって、ルーファスポーツでの日々はキックボクシング出身、MMAファイターとしての気付きの日々となった。

平本がセルジオから得たモノ、そしてセルジオに平本が与えたモノが何であったのか──、黙って、セルジオ・ペティス✖堀口恭司を見て探りたい。

<平本蓮インタビューPart.01はコチラから>


──格闘技に集中できて、セルジオ・ペティスと信頼関係が結ばれたと。

「セルジオの存在は、めちゃくちゃデカいです。例えば堀口選手ってステップやフェイントを多用して、テンポが速いじゃないですか。そこからパーンと飛び込んで、基本リズムが速いですよね。あれって強靭なフィジカルとスタミナがあってこそのスタイルだと思うんです。

僕は攻撃する以外は、極力スタミナは使いたくないです。無理をせず、最後まで武器を残しておく──じゃないですけど、打撃でも組み技でも疲れると判断力が鈍ります。キックの頃は、そういうことって考えたことなかった。でもMMAだと萩原戦を終えて、凄くそこを考えるようになりました。組み技で疲れて、打撃を打てなくとなると意味ねぇじゃんって」

──ハイ。その通りですね。

「それからMMAを戦ううえで如何に疲れずに、安心して自分の打撃を打っていけるのかを考えてきました。でも日本で解決できなかった。それがこっちで、セルジオとスパーリングをして彼の中に自分のやりたかったことが見えたんです」

──それはどういう部分ですか。

「重心の置き方やリズムですね。それで僕のなかでテンションが上がっちゃって、セルジオに『だったら、こういう攻撃も使えるんじゃない』とか提案をするようになって。とはいっても、あくまでもセルジオのリズムに合ったものです。僕が余りにもキックの打撃、打撃している技を教えて彼の形を変えてしまうのは、絶対に意味がないので。ちょっとセルジオの引き出しが増えれば良いなってぐらいの打撃を提案してみたんです。そうしたらセルジオが、その技術を凄く気に入ってくれて」

──そしてコーナーに就くまで、関係が深まったと。

「そうなんです。でも、最初は意味が分からなくて……。『試合を見に来る?』ぐらいのことかなって思っていたら、コーナーに就いてほしいということで。凄く、嬉しかったです。尊敬にしている人に、そんな風に言ってもらって。もう人生で初めてのことで」

──そこでより堀口選手対策が、2人のなかで進んで行ったわけですね。

「堀口選手は伝統派空手出身ですけど、別にMMAの試合を見てもわかるように空手、空手しているわけじゃないです。試合間隔も空いているし、去年の朝倉海選手との試合の動きで判断すると、今は違う選手になっている可能性もあります。だから、イメージしづらいです。それでも僕なりにセルジオが、こういう風に創っていけば割と対処できるんじゃいかとか、自分のなかで考えて。でも余計なことをするんじゃなくて、ちょっとしたスパイスを効かしてもらうぐらいの感じでサポートできればなっていうのがありました」

──セルジオにはMMAの打撃のリズム、土台があるからこそ、平本選手の持つ打撃の知識が生きるような感じでしょうか。

「ハイ。セルジオも本当に目に見えて良くなりました。MMAの打撃をここ何年と追及してきて、まだ完成しているわけじゃないですけど、僕の考えのなかでパンチ力が上がるとかっていう理論にセルジオは耳を傾けてくれました。そしてヘッドギアをつけないと危ないようなスパーリングで、それを試し合うこともできています。

日本と海外のMMA、なんで日本人は打ち負けちゃうのか。堀口選手は別ですけど、ここを考えた時に日本のMMAの選手はボクシングを綺麗にやり過ぎだと思います。凄く上手いし、僕より綺麗なボクシングができる人もいるかもしれない。でもMMAはボクシングから一番離れているスポーツだと僕は思っています。

距離もキックボクシングに慣れている方が有利なはずです。蹴って、殴ることができる。それと……ズルができないというか、怖い距離があります。マックス・ホロウェイが強かったりする距離感とか、ガチで打ち合う距離感とか。こっちの選手は皆、そこが強いです。全然有名じゃない選手とでも、スパーリングでヘッドギアをつけてバチバチに殴り合っています。

技術的にキックボクシングが上手いわけじゃなくて。でも、俺を相手にガチガチに殴ってしっかりと組んできます。日本では貰わなくて、当てるとか組みつくのが主流で。でも、ルーファスポーツでやっているのは『殴って来いよ』みたいな感じなんです(笑)。普段から、アレをやっていないと試合になってからそうはできないですよ。

それが当たり前だから、強いんだろうなって。骨のあるスパーリングだから、実になるというか……だから、キックで持っていた技術も使えるし、打撃を磨くことになるんだと思います」

──その違い……平本選手は本来持っていたことを、MMAを身につけようとしてきたことで、忘れてしまっていたということでしょうか。

「そうなんですよ。こっちに来てから、打撃の距離感が合わなくてメッチャ、パンチ貰っちゃって。『なんでだ? 俺、昔だったらあんなカウンターなんて絶対に貰わなかった』って焦ってしまって。日本でMMAの練習を重ねている間に、あの貰わない距離に慣れてしまっていたんだなって気付きました。

ホント最初はショックでしたけど、それから楽しくなりました。そして、セルジオに話したように色々と考えることで、自分のスタイルも出来上がってきた感じがします。キックの頃の技術ももちろん出せますけど、それ以上に自分が考えてきたことと人間の力の出し方の構造が違うことが分かりました。

組み技での力の出し方とか、寝技での極め方が違っていて。なら、打撃でも俺の考えてきたことは違ったんじゃないかと疑問を持つと、何か一つに繋がりました。言葉が通じない部分があって、それを体で確認していくとレスリングにも、キックにも共通している体の動かし方があることに気付いて。で、セルジオが打撃で戸惑っている時に『あの時、教えてくれたレスリングの動きと同じだよ』って伝えると、一発でデキるようになったりして。それから僕自身、打撃もそうだし、レスリングでも全然やりあえるようになったんです」

──いやぁ、まさにマーシャルアーツ・コミュニケーション。何よりも言葉の節々から充実している感が伝わってきます。

「ハイ。日曜日は本来は練習は休みなんですけど、セルジオがレスリングを教えてくれたりして」

──まさにセルジオのインタビューで、『家にいる時以外はずっとジムにいたい』と言っていたライフスタイルが存在しているわけですね。

「ホント、そうやってきたんで、次の試合で皆に見せたいです!! 自分がやりたかったスタイルをセルジオがやっています。キックボクシングができて、レスリングもでき、下になっても柔術ができる。どこの局面でも、不安要素がない。それが僕の理想で、セルジオが実践しています。どこが強いか分からない、でも強い──それがセルジオじゃないですか?」

──確かに秀でたモノがある選手ではないです。それにしても平本選手の感性と、セルジオの感性の合体。堀口✖セルジオ・ペティス、そして平本選手の次戦でぜひとも確認したいです。

「これは堀口選手にもセルジオにも共通しているのですが、力が抜けているから威力があります。だから2人の試合は本当に面白くなると思いますよ」

──日本ではU-NEXTでの配信が決まりました。日本のファンに、セルジオ陣営としてどこを見所にしてほしいということはありますか。

「この試合はトラッシュトークも何も必要のない、本当に価値がある試合です。だから、本来は俺なんかが語れるような試合じゃないと思うんですけど(笑)、まぁ俺流に言えば『黙って、見とけ!!』って感じです(笑)」

──アハハハハ。そう来ましたか。では平本選手自身、今後に関して腹積もりは?

「ESTAで米国に来ているので、12月5日に帰国しないといけなくて。そこからは、暫らく日本で調整することになると思うので、ルーファスポーツでやってきたことがどこまで通じるのか……強い選手とスパーリングをするのが凄く楽しみです。僕のMMAがどれだけ上がっているのか、まずは練習で試したいですね。

試合に関していえば、僕はデューク・ルーファスにセコンドに就いてもらいたいというのはあります。安心感が違います。これまで父親がセコンドに就いてくれていて、それが安心感になっていたのですが、MMAではそうもいかないですし。コーナーに戻る安心感、デュークがいてくれると全く違ってくると思います。

セルジオもそうですし、ここで練習をしていると僕のことを信じてくれていることが伝わってきて、凄くやりこめます。皆といると刺激になりますし、またここに戻って来たいです」

──平本選手的のRIZINでの試合出場は、当然ナンバーシリーズなのでしょうが、TRIGGERも始まりました。

「ケージですよね。朝倉未来とか、地上波のビッグショーでやって大金稼ぐみたいな感じでしょうけど、ケージでやってみたいですね。『舐めんじゃねぇぞ』って、そういうのは見せたいです。打撃も僕は角があるよりも、回っている方が戦いやすいというのがあって。それにロープは押し込んだ方がクラッチを組めちゃうし。ケージのように、ズル休みできる時間があるのも、ストライカーとしては変わってきますしね。

来年は何試合かしていくことになると思いますが、TRIGGERもガンガン出ていければ良いなぁって思っています。ただし、練習はできる限りこっちでやります。日頃はこっちにいて、試合の時に日本に戻るというような形でやっていきたいですね。ルーファスポーツにいると、安心感が違うので。

米国に住み、UFCへの登竜門で戦う堀内佑馬も平本に刺激を与えている存在だ(C)LFA

それと米国に住んでいるので、こっちの時間帯でできる試合が一番の理想だし、日本でも戦いたいですけど、こっちでも戦ってみたいですね。僕はMMAで世界を獲りたいから。

こっちの試合も出ていくということでは、僕の先輩の堀内佑馬君がLFAで戦っていて、あの試合を視たことで凄く勇気を貰えました。俺もやってやろうっていう闘志がわきましたね。

日本人だってできる。こっちに来てメキシコの血が入っている選手は、強いなって感じたんです。セルジオもそうですけど。そうしたら『ボクシングが強い国は限られている』って話になって。それってメキシコもそうだけど、日本だってボクシングは強いじゃないですか。力だって、強いってこっちでも言われているし、別にフィジカルで劣るとか思っていないです。日本人はどんどん米国に来て、強くなれば良い。それは練習していて感覚で掴めました。

だから、それを試合で証明していけば──米国で練習をする日本人が増える。それだけの完成度の高さを見せる自信はあります。それだけのクオリティの高い試合を見せることが出来れば良いなっていうのは、心の中で思っています」

■視聴方法(予定)
12月4日(土)
午前9時00分~ U-NEXT

■ Bellator274対戦カード

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]セルジオ・ペティス(米国)
[挑戦者] 堀口恭司(日本)

<フェザー級/5分3R>
エマニュエル・サンチェス(米国)
ジェレミー・ケネディ(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル(カナダ)
ジャレッド・スコッギンス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン(米国)
コリン・ハックボディ(米国)

<ライト級/5分3R>
アレクサンデル・シャブリー(ロシア)
ボビー・キング(米国)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世(米国)
ジョン・デ・ジーサス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ヴィニシウス・ジュゼズウ(ブラジル)
レヴァン・チョクヒリ(ジョージア)

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・モンタルヴォ(米国)
ジェイコブ・ボーン(米国)

<ライト級/5分3R>
マイク・ハメル(米国)
キリズ・モタ(ブラジル)

<160ポンド契約/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
ダン・モレット(米国)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー(米国)
オリバー・エンカンプ(スウェーデン)

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【Bellator272】セルジオ・ペティスのセコンドを務める平本蓮─01─「ここで死に物狂いでやっていれば…」

【写真】サンクスギビング・デーのディナー前の時間を拝借して、平本蓮に米国での日々を話してもらった(C)MMAPLANET

12月3日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator272で堀口恭司の挑戦を受ける、Bellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティス。世界チャンピオンはこの防衛戦のコーナーマンに9月からルーファスポーツで練習している平本蓮を指名した。

K-1から鳴り物入りでMMAに転向も、昨年の大晦日のRIZIN26で萩原京平にTKO負けを喫した平本は、9月から僅か3カ月間の米国生活でペティスから絶対の信頼を得た。

デューク・ルーファス率いる米国のMMAトップアカデミーで平本は何を体感し、経験を積んできたのか。そしてセルジオ・ペティスによって学んだMMAにおける自らの打撃の生かしたかと、MMAファイターとしての成長を訊いた。


──なにか周囲から楽しそうな声が聞こえてきますね。

「ハイ、デューク・ルーファス(ルーファスポーツMMAのヘッドコーチ及び経営者)のファミリーにサンクスギビングデー(感謝祭)の食事に誘われて。今日がそういう日っていうのも知らなかったので、インタビュー時間と重なってしまってスイマセン」

──いえいえ、そこまで馴染んでいることに逆に安心感を覚えます。

「ホント、皆が良くしてくれます。暖かくて迎え入れてくれて、嬉しいです」

──先日、セルジオ・ペティスのインタビューをした際に自分としては、どこかで平本選手はどのような感じですか──ぐらいで質問をしようと思っていたところ、彼が平本選手をベタ誉めして。

「アハハハハ。メチャクチャ嬉しいです」

──この短期間にここまで信頼関係を築けたことに驚きました。

「実は僕が米国で練習しようって思ったのって、去年Fight&Lifeでハセケン(長谷川賢)さんとインタビューしてもらった時に、高島さんが『アメリカは行かないとわからない』って強い口調で言っていたからなんですよ」

──ホント、軽々しく強調してしまって申し訳ないです。

「アハハハ。そんなことないです。それで去年の大晦日に萩原(京平)戦で負けて、本当に悔しくて。このまま分からないんじゃなくて、米国に行ってMMAが分かりたいって思ったんです。結果、ミルウォーキーに来て米国の生活に馴染んでいます(笑)」

──米国の有名ジムに行けば良い練習はできると思います。ただし、馴染めるかどうか別で。馴染めることで練習もより成果があるのではないかと。普段が楽しくないのに、練習が日本より良くなるわけがないと自分は思っています。

「ファッションとか音楽とか趣味的なことでも話が合いますし、人間関係のストレスがないのも大きいです。格闘技のことだけを考えて日々を過ごすことができていて」

──平本選手は思ったことを面と向かって、ストレートに言葉にする。そこで相手のリアクションがあるのは、英語を操る文化圏にフィットしやすいのかと。

「ホントにストレスがなく過ごせています。この3カ月でイチから人間関係を構築してきて、その中で気持ちが伝わればOKみたいなところがあるなって。格闘技は幸いなことに世界共通語があって、練習はもう全く問題なく日本以上に飲み込めている気がします」

──英会話は段階がありますが、まずは恥ずかしがらずに気持ちをぶつけること。時制の一致なんてどうでも良いと思います。こちらの気持ちを受け入れて、聞き取ろうしてくれる人には通じるかと思います。

「そうですよね、分かります。エリックっていうキックのトレーナーがいるんですけど、今日のパーティにもいる人で、僕より2カ月前にこっちに来たばかりだから、知り合いも少ない者同士でいつも一緒にいるんです。車で色々なところに連れて行ってくれたりして。

とにかくエリックには翻訳機も使って何かを伝えようと話してきたから、他の皆には通じない言葉も分かってもらえるんです。で、『レンはこういうことを言っているんだ』と英語から英語にエリックが通訳をしてくれて(笑)。

日本にいる時は打撃のことを尋ねても、『打撃は平本君の方が分かるから、自分を信じれば大丈夫』っていう風に遠慮されることが多かったです。それがこっちではデュークとかも『キックはこうだけど、MMAはこうだ』っていう風にバシバシ言ってくれます」

──デュークが元キックボクサーで、GLORYの解説者をするほどでしたから、キックへの造詣もありますし。とにかく言葉にする文化ですよね。間違っていたら、ゴメンと言って。全てがそうじゃないですが、日本よりは少なくとも口にする文化だと自分も思っています。

「ハイ。だから、僕はここに来るべくして来たんだと感じました。日本だとMMAの練習をしていて、僕の打撃はビビられていると思います。でも、こっちは関係ないんですよ。K-1もキックボクサーも関係なく、ガンガン来ます。久しぶりに殴り合ったなって、逆に新鮮でした。結果、殴り合ったことで皆の見る目が変わって。それで認めてくれました。

で、時差ボケが直ったぐらいの時に、初めてセルジオとスパーリングをしたんです。正直、日本での練習ではMMAスパーでもテイクダウンを警戒して、打撃を意識するということはなかったです。

でもセルジオとかになると、そうはいかないです。普通にキックボクサーで。『しっかりガードしないと危ない』と思いました。そのうえでテイクダウンも速いわけじゃないですか。初めてセルジオとぶつかり合いを経験した時に、凄く感動して。『ここで死に物狂いでやっていれば、間違いなく強くなれる』と思い本当に練習が楽しくなりました。

他の選手も組んでいる最中でも、いきなり殴ってきますしね(笑)。躊躇ないです。でも、殴ってくる相手に殴られて冷静にいられるようにもなって」

──大丈夫だと思っているとカッとしますが、そうじゃないから冷静になれるということでしょうか。

「ハイ。そういう感じです。それもセルジオがすぐに『リラックス!!』って声を掛けてくれたのも大きいです」

──いやぁ本当にハマったのですね。ルーファスポーツが。

「米国に来るまでに組み技の方は、相当に練習をさせてもらっていて、自分のなかでは基礎は身に着けたと思ってやってきたのですが、レスリングのクラスの後もセルジオとUFCファイターのジェラルド・マーシャードが色々とアドバイスをくれます。最初の頃は本当にきつかったんですけど、今、気付いたら自分は総合格闘家になっている。そんな自分にビックリしている感じです(笑)」

──平本選手は自分で色々と考えることができる選手なだけに、練習と合致させるという部分で難しいこともあるのではないかと、実は思っていました。ただ米国に行く前に相当にMMAとして基礎が身についているとも練習仲間から聞いていました。

「シンプルに言って、デビュー戦を戦った頃は寝技に関して僕は素人でした。あの試合後にテイクダウンディフェンスだけでなく、パンチの技術も含め全部変えていかないといけない……一旦全て白紙にしようと思いました。

自分の拘りを捨ててストライカーだ、どうだということでなくてMMAを戦う上で一番強くなれるスタイルを創っていこうと。そこから組み技や寝技に関しても、色々と練習をし、質問をして知識を増やしてきました。結果UFCとか見ていて、自分だったらどうなるかとか考えることができるまでにはなっていたと思います。

ただ教えてもらったことを組み合わせていくのは自分の作業だったのが、こっちに来ると打撃、テイクダウン、スクランブル、寝技、それらの組み立て方と答えがあって。そこを鍛えてもらうことで、強くなれている。大晦日の試合では寝かされるとヤバイから、とにかく打撃を当てないといけなかったですが、今はテイクダウンも切ることができるし、寝かされても立てば良い。そして一から殴って、蹴ってとやっていえば良いという考えになりました」

──そうなると、余計に打撃が生きますね。

「ハイ。本当にステップアップできていると思います。だから試合をしたいですね。試合をして分かることってあるので。小さい頃からキックの練習と試合を続けてきましたけど、今、ここにいて初めて努力していると感じないで、努力することができるようになりました。なんか全然疲れないんですよ。明るい明日があるから、追い込んでも疲れないのか。ここまで追い込んでいるのに、なぜ疲れないのか分からないです(笑)」

──ゾーンですかね(笑)。

「あるとすれば格闘技に集中できているから、そこかなと」

<この項、続く>

■BELLATOR272視聴方法(予定)
12月4日(土)
午前9時00分~ U-NEXT

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12月3日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator272で、Bellator堀口恭司を相手に世界バンタム級王座防衛戦を戦うセルジオ・ペティス・インタビュー後編。

平本蓮とのタッグで、堀口戦に挑むセルジオは想像をはるかに超えた物静かで、重みのある言葉を紡いでくれた。

<セルジオ・ペティス・インタビューPart.01はコチラから>


──マーシャルアーツに専念しているから、トレーニングキャンプでなく常日頃から試合に出られる状態を創っている……もう生き方ということですね。

「そう、僕の人生だよ。とてもシンプル。ジムから家に戻り犬を抱き、フィアンセと過ごす。またジムへ行き、家に戻る。食事をして、ジムへ行く。それを毎日繰り返しているんだ。ファイトキャンプ期間だろうが、そうでなかろうかずっとジムにいる。

そうしていたいんだ。これから先の4~6年をいかに戦っていくか。そのためには常に自分のことをケアしていかないといけない。白髪が増えていくなかで良い環境に置き、自分を癒していくことがキャリアを長く続けるうえでアドバンテージになってくる。そしてファイターだけでなく、人間として成長していきたんだ」

──素晴らしいです。ところでBellatorがRIZINとの協力関係により2019年には日本大会を開き、選手の交流もありました。今後、このクロスプロモーションを発展させていくとスコットやRIZINの榊原代表が公言しています。この件について、セルジオはどのように考えていますか。

「素晴らしいことだよ。僕のキャリアはほとんどを米国で過ごしてきた。まずメキシコで戦ったけど、この世界の他の地域で戦いたいと思っている。その地を訪れ、街を見て、人と触れ合い、文化を知る。僕の兄は東京で戦っているけど(2012年2月26日、さいたまスーパーアリーナにおけるUFC144でのジョー・ローゾン戦)、僕もそういう経験をしてみたい。地球の反対側で、いつもと違う相手と戦ってみたいんだ」

──アンソニーがジョー・ローゾンを左ハイキックでKOした時、セルジオは日本に一緒に来ていなかったのですか。

「僕はまだハイスクール・スチューデントだったんだ(笑)」

──本当ですか。つい先日のようにも感じるのに、もうそんなに昔の話になるのですね。

「そうだよね(笑)。高校で授業を受けないといけないから、日本に行けなかった。確かジュニア(3年生=11年生)か、シニア(4年生=12年生で最上級)だった。あの時のアンソニーは美しいパフォーマンスを見せていたよね」

──これこそ本場のUFCだと日本のファンも多いに盛り上がりました。

「アンソニーは『コーナーの声がメチャクチャ聞こえるんだ。凄くファンがファイターを尊敬してくれていて。本当に会場が静かなんだ』って僕に話していたよ。米国の会場やファンと日本の会場の雰囲気と比較して、日本の会場がどういうものかアンソニーが教えてくれた。

スポーツとして、素晴らしいよね。そういうところで戦いたい。僕はトラッシュトークをして、相手選手を必要以上に貶めるとか嫌なんだよ。僕たちはアスリート、マーシャルアーツの有り方として普段から良き人間であるべきだと考えている。確かに僕らはファイターでケージのなかで戦う。でも、最後は人間性が大切だし、行き着くところはそこだと思っている」

──米国MMA界のメインストリームを歩んできたセルジオが、そういう考えの持ち主だとは思っていなかったです。

「アハハハ」

──ところでBellatorが次にワールドGPを開催するなら、それはバンタム級になるという噂です。

「その話は僕の耳にも入って来るよ。きっとGPが行われるってね。GP系の試合は経験がないから、凄く楽しみだよ。100万ドルを手にするチャンスでもあるしね。バンタム級の選手にとって、良い話だ。タイトルマッチを戦うまでに至らない選手にも、タイトル挑戦の機会が与えられ、優勝賞金を手にするチャンスが巡って来るんだから。

短期間に3試合、4試合と戦う。それが僕にとってアドバンテージにあると思っている」

──そうなのですか。とはいえばベラトールのGPスタイルは5分✖5回戦、王者は毎回防衛戦と他で見られるGPよりハードです。実際、ウェルター級ワールドGPでローリー・マクドナルドは心身ともに疲弊し、フェザー級GPでもパトリシオ・フレイレは王座を失いました。

「ローリーもピットブルも、それまでの試合数が多い選手達だ。ローリーはUFC時代に確実にダメージを蓄積している。パトリシオも37とか38戦目だった。僕はまだ26試合しか戦っていない。幸運にも大きなケガもせずにキャリアを重なることができた。

骨折したこともないし、後を引くようなカットもない。僕に戦い方はGPフォーマットに合っている。しっかりと相手の動きを見て動き、体にダメージを受けていない。それでいてアグレッシブに戦っているし、本当に僕のファイティング・スタイルは、GPを勝ち抜くにはパーフェクトさ。

まずは12月3日、キョージ・ホリグチとの試合に勝ってからだけどね」

──堀口選手との世界戦、どのような試合を世界に発信したいですか。

「これまで通りアグレッシブに戦う。フアン・アルチュレタ戦も悪くなかった。でも、もっと良い試合ができる。今回の試合にむけてオフェンス、ディフェンスともに磨いてきた。レスリングゲームも柔術ゲームも含め、全ての局面で進化している。別の世界のチャンピオンを相手に、自分を試すことができる。最高に楽しみだよ」

──セルジオ、今日は色々と話していただきありがとうございました。日本でこの試合を視るファンに一言お願いします。

「ホリグチという世界のベストファイターを相手に、最高の試合をしたいと思う。僕らの試合に楽しみにしてほしい。日本のファンにも、世界中のファンにとっても最高の戦いをしたい」

■視聴方法(予定)
12月4日(土)
午前9時00分~ U-NEXT

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