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【LDH martial arts & Road to UFC】LDH martial artsが中村倫也との契約解除を発表!!!!

【写真】一体、何があったのか……(C)MMAPLANET

10日午後8時、サラリとだが重大な発表がEX FIGHTのホームページで発表されている。

「弊社所属格闘家 中村倫也に関するお知らせ」という題目の下、髙谷裕之代表取締役CEOの名で『平素よりEXIFHTを応援いただき誠にありがとうございます。この度、弊社所属格闘家の中村倫也を本日付けで契約解除といたしました。これまで応援していただいたファンの皆さま並びに関係者の皆さまには深くお詫び申し上げます。EXFIGHTは引き続き、若き格闘家の夢をサポートしてまいりますので今後とも応援のほどよろしくお願いいたします』という発表がなされた。


契約解除理由などは一切記されていないが、LDHが本気で格闘技界と関わり、新たなエンターテイメントを構築する先駆けとしていち早く支配下選手となった中村の契約解除は、一企業の判断として非常に重いことであることは間違いない。

中村は格闘DREAMERSからプロ修斗でデビュー、キャリア3戦目でPOUNDSTORMのメインを張り、6月にはRoad to UFCに参戦しググン・グスマンをアメリカーナで一蹴、10月には準決勝の風間敏臣戦が控えている。

今後、LDH martial artsは格闘技事業を変わらず展開していくことがリリースから確認できるが、この件に関して中村サイドから何かアクションがあるのか。MMAは続け、Road to UFCに関してはイリディウムがマネージメントしており継続参戦、所属ジムも新たに設けるという話も一部から伝わってくるが――果たして。

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RIZIN史上最も美人妻を持つホベルト・サトシ・ソウザ【RIZIN】【切り抜き】

【元動画はこちら】

RIZINガールにブチ切れスタッフを殴る石渡伸太郎

武尊と天心と戦った皇治がどっちが強いか断言

計量オーバーの対戦相手に詰め寄るRENA vs.アンディ・ウィン

紐パンビキニで公開計量に挑む山本美憂

RIZIN史上NO1美女格闘家の公開練習がキレキレ ぱんちゃん璃奈

RIZINガールを落とそうとするYUSHI

朝倉海のスパーリングを見て絶賛するメイウェザー

朝倉海がメイウェザーの秘蔵っ子とバチバチのスパーリング

平本蓮vs.萩原京平 バチバチの煽り合い

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変な質問に真面目に答える美人格闘家 あい vs.浅倉カンナ

萩原京平の悔し涙 vs.クレベル・コイケ

会場入りから超ド派手!YUSHIvs.ZENKI

RIZINアンバサダーくるみに引退について語る朝倉未来

RIZINを観戦して格闘技ファンになったヒカル

RIZINガールにセクハラし断られるシバター

公開計量のRIZINガールが可愛すぎた あきぴ

RIZINガール新メンバー紹介が大胆すぎた

RIZINガールがBellato堀口恭司戦を観戦した感想 てんちむ

RIZINガールが斎藤裕に絞められ変な声を出しラファエル興奮

RIZINガールが斎藤裕にタックルされ変な声を出す

フライパン曲げを見て驚くRIZINガールが可愛い 川村那月

RIZINガールの前に全裸で登場する格闘家 大尊伸光

RIZINガールの温泉ガチトークが魅力的

公開計量のRENAがオシャレで可愛い

ガルシア公開計量で場を凍りつかせたパンチ

RIZINガールの前で計量オーバーしスパッツ脱いで再計量の格闘家

公開計量で魅せたアンジェラ・マガーナの魅力的な衣装

くるみにドッキリを仕掛けられたと勘違いする朝倉未来

RIZINアンバサダーくるみ ビビりながら朝倉未来にツッコみ

RIZINアンバサダーくるみ NGしても可愛い

RIZINアンバサダーくるみ キレるクルミも可愛い

RIZINアンバサダーくるみの格闘技センスに杉山選手も仰天!

RIZINアンバサダーくるみ 休憩中のハプニング

RENAからのメッセージが可愛すぎる!

可愛すぎるRENAをガン見する髙田 延彦

RENAの仕上がった美ボディ公開計量

公開計量での山本美憂の肉体美が凄い

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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE PANCRASE パンクラス 上田祐起 岡見勇信 漆間將生 藤波勇飛 髙谷裕之 鹿志村仁之介

【Pancrase NEO BLOOD !】トーナメント枠発表。DREAMERS=藤波勇飛はネオブラからの再挑戦

【写真】仕切り直しのMMAファイター人生。スポットの当たる場とはいえない場所から、運命を切り開く。その覚悟の有無が問われる藤波だ(C)MMAPLANET

26日(火)、パンクラスより5月22日(日)に東京都港区の品川インターシティホールで開催される第28回ネオブラッドトーナメント及びワンマッチ大会=「NEO BLOOD !」で実施されるネオブラッドトーナメント1回戦の対戦カードが発表された。

また12日の出場選手の発表時点、1人だけ事後発表となっていたのは藤波勇飛であることが16日の午後10時に明らかとされていた。


藤波の出場発表が遅れていたのは、LDH martial artsの手がけるFighters Battle Audition=格闘DREAMERSで彼のPOUNDSTORM落選の放送が終了するのに合わせてのことだ。

実際にPOUNDSTORM出場を賭けて挑んだ鹿志村仁之介戦の敗北は1月29日に終了しており、藤波の出場も12日の時点では決定していた。

LDH martial artsとの契約を目指し、オーディションに参加した元レスリング世界3位、全日本優勝のレスラーは24日に行われたPOUNDSTORMの出場がならず、ネオブラでプロMMAファイターとしてキャリアの一歩を踏み出すこととなった。

世界レベルの競技者であることは間違いない藤波をOne of themとしてネオブラへ出場を決めたEXFIGHTの髙谷裕之は「トーナメントということで、定期的に試合がある」という利点をこの地味デビューについて語っている。

その藤波の初戦の相手は水杉泰誠に決定。水杉のMMAキャリアはWARDOGで1勝1敗(※敗北は肩の脱臼)、昨年のマーシャルワールド杯ライト級準優勝者だ。華やかさとはかけ離れた舞台でのデビューに関し、岡見勇信は「藤波のMMAに対する本気度が問われることになります」と注文を出している。

実質4月29日の立川大会からスタートを切る2022年のネオブラ、最大激戦区のバンタム級は12人参加のバンタム級で、両ブロックとも田嶋涼✖水永将太と矢沢諒✖上田祐起がシード扱いで準々決勝を戦う。

残りの8選手は22日大会では1回戦と準々決勝の2試合を勝ち上がる必要がある。そして田嶋のいる山では漆間將生が中村雄一と、鬼神光司が谷育磨とのマッチアップが決まっている。「ネオブラは優勝すればランカーやトップ勢との対戦の最短距離」と藤波に対して語った髙谷の言葉は全出場選手に当てはまる──パンクラスの登竜門が、いよいよスタートを切る。

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ABEMA BELLATOR MMA MMAPLANET o Poundstorm01   アキラ エフェヴィガ雄志 スソン マックス・ザ・ボディ 三上ヘンリー大智 中村京一郎 中村倫也 修斗 和田良覚 大尊伸光 宇佐美正パトリック 山本健斗デリカット 岩﨑大河 河名マスト 海飛 狩野優 鈴木崇矢 風間敏臣 髙谷裕之 齋藤奨司

【POUNDSTORM01】計量終了 アドレナリンMAX? シュール過ぎた大尊✖パトリックのフェイスオフ

【写真】こんなシュールなフェイスオフはない(C)BELLATOR

23日(土)、東京都渋谷区のEXFGITHで明日24日(日)に墨田区の両国国技館で開催されるPOUNDSTORM01の計量が行われた。

正午に本計量、午後1時からセレモニアル計量&フェイスオフが行われ、リカバリー途中のファイター達は第1関門突破のアドレナリン放出が止まることがないのか、一触即発(※特に17日に行われた記者会見で激しい言葉を交換した選手たちは)というムードが続いた。


まず無謀度☆☆の海飛✖鈴木崇矢戦。

鈴木がすぐに近づき海飛も額をぶつける。これで鈴木が両手で海飛の胸を押しのけ非常に厳しい眼つきに。髙谷裕之が苦笑いして、両者を別けて正面からの撮影に向かわせた。

続いて無謀度☆のスソン✖宇佐美秀メイソン戦。

最初から髙谷が割って入りすぐに正面を向かせたが、再び互いに視線を合わせる。と、カナダで暮らしていたメイソンはFワードとビッ〇を連呼。対してスソンも中指を突き立てるるという──気分は既に北米基準のセレモニアル・フェイスオフになった。

第3試合、記者会見の時から険悪な空気がマックスだった無謀度☆☆☆☆☆の狩野優✖中村京一郎戦。

すぐに中村が拳を伸ばして狩野のアゴに触れさせる。狩野の手の払い方に完全に力が入っており、中村が両手で胸板を押す。狩野も右手で胸を突き返し、さらに中村が押し返すという展開に。血気盛ん──かつノリ的な中村に対し、狩野は我慢ならないというマジモードの怒り心頭具合が表情から見て取れた。

第4試合──無謀度は同じく☆☆☆☆☆、男前度も☆☆☆☆☆の岩﨑大河✖三上ヘンリー大智戦。

狩野✖中村のフェイスオフを笑みをたたえて眺めていた三上、岩﨑と揃って無表情でフェイスオフ。互いに他競技で実績を残し、既に格闘技界の社会通念を肌で感じる経験を経てこの場に立っているだけあって、大人のフェイオフを見せていた。

マックス・ザ・ボディ✖オーディンの無謀度☆☆☆☆☆のFighters Battle Audition最終選考の締めの一番。

両者揃って視線をそれさずも、それ以上のアクションはなくフェイスオフから正面を向き撮影となった。

第2部はエフェヴィガ雄志、齋藤奨司、河名マストがグンター・カルンダ、風間敏臣、山本健斗デリカットというキャリアで上回る選手に対するチャレンジマッチ。

エフェとグンターというのも相当にエグいマッチアップだ。エフェはキャリア2戦目、自分のペースで戦えている時と、そうでないときの動きの差は大きい。それも当然のことだが、フィジカルで圧しきれないと予想されるだけに、厳しい戦いになることが予想される。

本来はよりキャリアのある選手との試合が臨みであっただろう風間は、この日も会見と同様に愛想がなく我が道を行く空気を身にまとっていた。

フェイスオフ後に齋藤が差し出した手を握る返さえないばかりか、その行為にすら何も注意を払っていない様子であった。

他方、河名の凄まじさはこの試合がチャレンジマッチに感じられないことだ。

健斗デリカットを相手に、打撃という部分は相当にチャレンジングな一戦ではあるが、デリカットとしても組まれて嫌な試合になる。つまりキャリアの差云々でなく、技術をベースとした勝負論がこの試合に存在している。

セレモニアル計量とフェイスオフの間にも、選手の感情や信条が伝わって来ていたが、ある意味──頭抜けていたのがコメインの大尊伸光✖宇佐美正パトリックだろう。

アキラ100%の笑いを取りいれた大尊だが、慎重にスタンバっている姿が河名✖デリカット戦から計量会場では確認されており、ウィットネスの髙谷が笑いを我慢できない状況に陥ってしまう。

フェイスオフでは蝶ネクタイと銀の皿で股間を隠した大尊に詰め寄るパトリック。何かあってはならぬと、髙谷だけでなく和田良覚レフェリーが懸命にパトリックを制する。

マイクで「俺にメンチ切っているんで、ボコボコにしてやろうと思います」と凄む大尊のシュールさにも、パトリックは「自分は仕事するだけですね。以上です」と一言。

公開計量終了後にパトリックは「マジでムカついていました。明日は絶対に倒します」と完全にスイッチが入っていた。

そして、修斗ブラジル王者アリアンドロ・カエタノを迎え撃つ中村倫也のメインイベント。この両者も含め全出場選手が本計量、1度目のチェックで体重を落としていたそうだ。

「日本にはミッションをやり切るために来た。明日、完遂する」とカエタノが話し、中村は「たくさんの支えがあってここまで来れました。世界イチ我慢強く、感謝の心を持っている民族の日本人としての誇りを持って明日は戦います」とコメントした。

その中村、セレモニアル計量時には殆どリカバリーがされていないように見えたが、既に2キロは戻っていたようで明日はどれだけ体が膨らんでいるのか。そこも世界標準に達しているかをケージの中で確認したい。

■視聴方法(予定)
4月24日(日)
午後2時30分~ ABEMA PPV

■Poundstorm01計量結果

<バンタム級/5分3R>
アリアンドロ・カエタノ:61.5キロ
中村倫也:61.6キロ

<ライト級/5分3R>
大尊伸光:70.7キロ
宇佐美正パトリック:70.8キロ

<フェザー級/5分3R>
山本健斗デリカット:66.0キロ
河名マスト:65.9キロ

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣:61.5キロ
齋藤奨司:61.4キロ

<ウェルター級/5分3R>
グンター・カルンダ:77.2キロ
エフェヴィガ雄志:77.4キロ

<ライト級/5分3R>
マックス・ザ・ボディ:70.7キロ
オーディン:70.4キロ

<ミドル級/5分3R>
岩﨑大河:84.2キロ
三上ヘンリー大智:83.8キロ

<フェザー級/5分3R>
狩野優:65.9キロ
中村京一郎:65.9キロ

<フェザー級/5分3R>
スソン:66.2キロ
宇佐美秀メイソン:66.2キロ

<フェザー級/5分3R>
海飛:61.6キロ
鈴木崇矢:61.4キロ

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ABEMA MMA MMAPLANET o Poundstorm01 エフェヴィガ雄志 スソン パンクラス 三上ヘンリー大智 中村京一郎 中村倫也 大尊伸光 宇佐美正パトリック 山本健斗デリカット 岡見勇信 岩﨑大河 河名マスト 海飛 狩野優 鈴木崇矢 風間敏臣 高木オーディン祥多 髙谷裕之 齋藤奨司

【POUNDSTORM01】全対戦カード決定。一触即発、狩野優×中村京一郎。中村倫也「ただ自分の試合に集中」

【写真】カエタノ以外の出場選手19名と髙谷裕之、岡見勇信が壇上に勢揃い。これから何が始まるか── (C)MMAPLANET

17日(日)、東京港区のベルサール六本木で1週間後、24日(日)、墨田区の両国国技館で開催されるPOUNDSTORM01の記者会見が行われた。

中村倫也×アリアンドロ・カエタノ、大尊伸光選手✖宇佐美正パトリック、グンター・カルンダ×エフェヴィガ雄志、風間敏臣✖齋藤奨司、山本健斗デリカット選手✖河名マスト戦の5試合と、FIGHTER BATTLE AUDITION最終選考の外敵としてマックス・ザボディ、岩﨑大河、狩野優、スソン、海飛と出場が発表されていた今大会。

昨夜の格闘DREAMERS 2ndシーズンの放送最終回をもって、最終選考マッチ=POUNDSTORM出場選手が決まり、上記の5人の外敵と対戦するのは──上の出場選手紹介順に対戦相手を列記すると──オーディン(※高木オーディン祥多)、三上ヘンリー大智、中村京一郎、宇佐美秀メイソン、鈴木崇矢の5名に。

スポーツ、競技性を重視するLDH Martial Artsの格闘技プロジェクトだが、そこは髙谷裕之総監督のいざという時の喧嘩の強さを重視する姿勢が伝播したか、フェイスオフで一触即発の場面も見られた。

第3試合のフェザー級で対戦する狩野と中村が、頭をぶつける勢いでにらみ合い、髙谷に離されても中村がまた距離を詰めていく。

この両者、それぞれマイクで抱負を語る段階でも狩野が「イライラしていうコトないッスね。両国でできることが一つのステイタスなんで。まぁ自分の試合を視てください」と言えば、中村は「僕はプロデビュー戦なんですけど、こんな強い(パンクラス)ランカーの狩野選手と試合を組んでくれてありがとうございます。イライラして言葉ないって言っているんですけど、普通にビビっちゃって何も言うことないと思うので。そうでしょ狩野君」と挑発する。

憮然とした表情で聞き流した狩野に対し、中村は「確かに狩野君、強くて良い選手なんですけど、試合内容は全然面白くないので1試合ぐらい、僕とバチバチやりあって。狩野君の名前上げてあげようかと」とさらに言葉を重ねた。

それそれが意気込みを語った後、質疑応答へ。MMAPLANETが着眼したのは外敵側──世界を目指す同世代で、キャリアを築いてきた狩野と岩﨑だ。デビュー戦の選手を相手にリスクの高いファイトを受けた両者、負ければこれまでの積み上げてきた実績が水泡と化す。そんな2人に「勝てば、プロモーター髙谷裕之にどのような見返りを求めたいか」と問うと、以下のような返答があった。

狩野優
「POUNDSTROMが継続されるんだったら、何回も何回も呼んでもらいたいッスね」

岩﨑大河
「押忍。自分は──この階級は本当に相手がいないので、世界で戦えるように準備していただければなと思います」

この言葉を受け、司会者が髙谷総監督に一言を求めると以下のような返答が聞かれた。

髙谷裕之
「もちろん対戦を受けてくれた皆、あまりメリットのない試合かもしれないです。それを漢気で受けてくれたというのは凄く感じているので。これからもPOUNDSTROMに参戦してもらって、恩を返していきたいと思います」

またデビューから1年も経ず、メインとコ・メインを任された中村とパトリックは、「去年の自分たちと同じ立場で戦う後輩たちに対し──彼らの試合後のファイトとなるが、どのような戦いを見せたいか」という問いへの返答は以下の通りだった。

宇佐美正パトリック
「自分は見本になれるような圧倒的な試合ができたらなと思います。ハイ、以上です」

中村倫也
「特に前の5人については考えていなくて。もう自分がただ試合をすることに集中しているんで。終わった後、リラックスしながら背中を見てもらえればなと思います」

世界に向けた人材育成と世界に負けない格闘技熱の再興を目標に掲げるLDHのプロジェクト、そのなかでDREAMERSでもEXFIGHTでもない──注目株のサバイバルマッチ──という位置づけで齋藤と対戦する風間について──。

「圧倒してフィニッシュします。終わりで~す」という言葉を発した時の彼の雰囲気が、この場に染まらないという殺気に満ちていたことを最後に付け加えたい。

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ABEMA DEEP MMA MMAPLANET o キック スソン パンクラス ボクシング マックス・ザ・ボディ 三上ヘンリー大智 中村倫也 修斗 宇佐美正パトリック 岩﨑大河 海飛 狩野優 藤波勇飛 鈴木崇矢 風間敏臣 高木オーディン祥多 髙谷裕之 齋藤奨司

【POUNDSTORM01】風間敏臣✖齋藤奨司&外敵はマックス・ザ・ボディ、岩﨑大河、狩野優、スソン&海飛

【写真】風間としては、負けていられないファイトに。一方、齋藤は自己証明の戦いだ(C)MMAPLANET & MATSUNAO KOKUBO

2日(土)、4月24日(日)に東京都墨田区の両国国技館で開催されるPOUNDSTORM01の第1部でFIGHTER BATTLE AUDITIONの最終選考を兼ねた5試合で夢を潰しに掛かる外敵5選手と、第2部のJ-MMAの新鋭マッチ1試合が発表された。

決定カードは風間敏臣✖齋藤奨司のバンタム級マッチだ。風間は2020年に柔術からMMAに転じ、その柔術力に加えてレスリング&スクランブルでも着実という表現以上に、成長の跡を見せる9勝1敗の注目株だ。

現在、パンクラス・バンタム級戦線でランク1位と文字通りのホープが、修斗2勝1敗の格闘DREAMERS出身の齋藤を迎え撃つ形のファイトといっても良いだろう。


昨年のネオブラ優勝、今年の1月にはDEEP興行=石渡伸太郎引退興行「漢塾~継承~」で実施されたバンタム級Tを2試合連続初回一本勝ちで制した風間にとって、齋藤戦はキャリアップの契機とはならない、勝つしかないファイトといえる。LDHが手掛ける舞台で、今後に向けて名前を売るしか旨味の無い試合といっても過言でない。

対して学生ボクシングからキックを経てMMAに転じた齋藤には大きなチャンスであると同時に、同期DREAMERSといえる中村倫也や宇佐美正パトリックと同じ日に両国の舞台に立つことになる。

EXFIGHTでなくFight Farmを選んだ──POUNDSTORM発起人の髙谷裕之の選手育成裏LDH martial arts版といえる──齋藤。自身が苦手とする部分で、若い選手のなかで最も力のある風間との戦いは、DREAMERS同期と違う選択をした自身の自己証明の一戦でもある。

加えて外敵として、両国国技館のケージに立つことが発表されたのは以下の5選手だ。

ライト級:マックス・ザ・ボディ
ミドル級:岩﨑大河
フェザー級:狩野優
フェザー級:スソン
バンタム級:海飛

現在ABEMAで放送中の格闘DREAMERS 2ndシーズンは先週の中継時点で生き残っているのは鈴木崇矢、須藤晃大、藤波勇飛、宇佐美秀メイソン、中村京一郎、高木オーディン祥多、三上ヘンリー大智、松井涼の8選手だ。

今夜の放送分の冒頭先行公開で、須藤がYU-YA、中村が石田拓穂と戦う2試合を含め、生き残っている選手達がPOUNDSTORM =最終選考試合出場を兼ねた三次審査試合に挑むことが明らかとなっている(※1月31日に収録済み)。

8人残っているDREAMERSに対し、本日発表された外敵は5選手。つまり三次審査で3人が脱落となるわけだ。果たして、彼らの夢を摘み取りに来る面々、夢破れる者は誰になるのか。加えて今夜放送分の先行公開第2弾で鈴木が涙し「皆と同じ舞台に立ちたかった」と語るシーンが公開されている。

LDHのMMAプロジェクトは、POUNDSTORMに向け──いよいよ拍車が掛かってきた。

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ABEMA EXFIGHT04 EXILE HIRO MMA MMAPLANET o ONE アレアンドロ・カエタノ エフェヴィガ雄志 中村倫也 修斗 大尊伸光 宇佐美正パトリック 山本健斗デリカット 岡澤弘太 河名マスト 髙谷裕之

【POUNDSTORM01】河名マスト×健斗デリカット、エフェ雄志×カルンダ。抜擢=試練のファイト決定

【写真】長所を消される可能性のあるエフェと、短所をつかれる可能性のある河名。両者の出場が決まった(C)MMAPLANET

20日(日)、4月24日(日)に東京都墨田区の両国国技館で開催されるPOUNDSTORM01の追加カードが発表された。

第1部がFIGHTER BATTLE AUDITIONの最終選考を兼ねた5試合、第2部では格闘技界注目の若手選手が出場する3試合──そして第3部ではLDH martial arts/EXFIGHT所属の中村倫也がアレアンドロ・カエタノ、宇佐美正パトリックが大尊伸光と戦うことが発表されている同大会。

今回の追加カードは注目の若手選手が出場するという第2部に当たる──フェザー級=山本健斗デリカット×河名マスト、ウェルター級のグンター・カルンダ×エフェヴィガ雄志の2試合だ。


常々同プロジェクトの発起人であるEXILE HIRO氏と髙谷裕之総監督はLDH所属ファイター、EXFIGHT所属選手だけでなく対戦相手も世界と戦う、J-MMA界の活性化するチームという見方をしており、その言葉通り2月のEXFIGHT04でプロファイトを戦い勝利した河名とエフェの両者の試合が組まれた。

何より河名とエフェにも苦手な部分をつく相手、得なところを消す可能性のある相手が用意され、髙谷路線というべきガチなマッチアップとなっている。

河名はLDH/EXFIGHTファイターの中村倫也の大学の同級生、専修大学のレスリング部をフリーとグレコと引っ張った両輪だ。昨年7月のMMAデビュー戦では、全く打撃に対応できないなかグレコを駆使して戦うも流血TKO負けを喫した。

その後は10月、12月、1月、そして2月という地獄の連戦を4連勝しており、打撃の距離も長くなるなかで組み力=テイクダウン能力と高さとコントロールの高さを見せつけてきた。

とはいえ両国で戦う健斗デリカットはキャリア20戦目を迎えるプロシューターで河名の苦手な打撃がストロングポイントのパワーヒッターだ。既に環太平洋王座に絡んでいる健斗デリカットの左のパワーショット、そしてミドルを如何に掻い潜ってグレコに持ち込むのか。簡単にはいかない戦いが河名にまち受けている。

一方、エフェはプロ修斗昇格後もウェルター級という階級もあり対戦相手が見つからずプロデビューを果たせていない時期にEXFIGHTのアマチュア戦で注目を集め、2月のデビュー戦でキャリア30戦の岡澤弘太を70秒でKOした。

エフェの強味は何といってもトーゴの血が流れるフィジカルの強さにある。そんなエフェに対し、カルンダは柔道からMMAに転じ南アフリカのEFC~ONE Warriorsを経て、東京に辿り着いた流浪のコンゴ人ファイターだ。

つまりこの試合もフィジカルの強さで押し切ることができないカルンダをエフェに当てたPOUNDSTORMらしい、情け容赦のないカードとなっている。

この他、第1部の5試合は4月16日(土)にABEMAで放送される格闘DREAMERS最終回の選考試合で勝利し認められたファイターが出場し、LDHマーシャルアーツとの契約を賭けた外敵がぶつけられることになる。

いってみればPOUNDSTORMはLDHアーティストのサポートを受け、プロデビュー戦や活動2年目の選手が中心となる陣容で、両国国技館が舞台となる──おしゃれ感覚な空気をまとった破天荒なJ-MMA大会だ。

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ABEMA EXILE HIRO MMA MMAPLANET o UFC ジェシカ・アンドレジ 中村倫也 修斗 大尊伸光 宇佐美正パトリック 岡見勇信 髙谷裕之

【POUNDSTORM】「格闘家が主役」中村倫也が修斗ブラジル王者カエタノ。パトリックは大尊伸光と対戦!!

【写真】主役はこの2人だ(C)MMAPLANET

2日(水)、東京渋谷区のセルリアンタワー東急ホテル・ボールルームで4月24日(日)、墨田区の両国国技館で開催されるPOUNDSTORMの記者会見が行われた。

まずPOUNDSTROMの発起人としてEXILE HIRO氏、髙谷裕之、岡見勇信が登壇し、司会者との質問に答えるというトーク形式で会見は進んだ。

続いて大会当日にパフォーマンスを行うEXILE SHOKICHI、白濱亜嵐、武知海青、さらに出場選手として中村倫也、宇佐美正パトリックがステージに現れた。


トークのなかではHIRO氏から「髙谷監督と岡見君との出会いによりLDH martial artsが立ち上がり、2人の夢に共感し友に夢を叶えさせていただきたいと思いチームを創りました。そこで選手を集コミュニケーションをとって積み、2人の夢に自分の夢を乗っけて今に至ります」と同大会が行われるようになった経緯が聞かれた。

髙谷と岡見の夢とは「格闘技の素晴らしさを届ける」、「これからの選手を応援し、世界との差を埋める」、「子供たちが格闘家を目指す、そんな夢を見ることができる舞台を創る」こと。その舞台がPOUNDSTORMになる。

会見を通して印象に深かったのはHIRO氏が「試合がメイン。主役はあくまでも選手で、アーティストは選手の試合が引き立つイベントにする」と話したように、とにかくMMAが軸にある舞台となることが繰り返しアーティストの口から発せられたことだ。

その主役となるMMAの試合は第1部がFIGHTER BATTLE AUDITIONの最終選考を兼ねた5試合。第2部が格闘技界注目の若手選手が出場する3試合。第3部がLDH martial arts/EXFIGHT所属の中村倫也と宇佐美正パトリックが、それぞれアリアンドロ・カエタノと大尊伸光と戦う試合で構成されることが明らかとなった。

中村と戦うカエタノはキャリア23勝6敗1分、元UFC世界女子ストロー級王者ジェシカ・アンドレジと同じパラナVTの所属で、2020年12月には修斗ブラジル・スーパーバンタム級(※63.5キロ)王座を獲得している。

「僕ぐらいのキャリアの選手では戦うことができない位置にいる相手だと思います。わざわざブラジル、地球の裏側からやってくるという意味、髙谷さんや岡見さんを始め、この試合が組まれるためにご尽力くださった意味をしっかりと捉えて、キャリアの差を熱量で埋めて当日は両国を爆発させたいと思います」と中村が意気込みを語った。

一方パトリックは元修斗環太平洋ライト級王者との対戦について、「自分自身は挑戦者のつもりでいるので。チャレンジャーという気持ちを忘れずにしっかりと戦おうと思います。自信はメチャクチャあります」と話した。

会見はHIRO氏の「LDH martial artsを通じて選手の皆さん、ご家族の皆さん、関係者の方とか本当にたくさんの人と僕らも出会うことができています。そういう方々が笑顔になり、幸せにある仕組みを絶対に創っていきたいと思うので、POUNDSTORMを成功させてLDHのテーマであるLOVE、DREAM、Happinessを実現したいです」という言葉でライブ配信は締めくくられた。

その後の質疑応答では「格闘技単独のビッグショーも視野に入れているのか」という質問に対し、HIRO氏が「もちろん考えています。POUNDSTROMもそうですし、EXFIGHTなど色々な大会に挑戦しているので、選手の皆さんが良い形で戦える場所を提供したいです。さきほども言いましたけど、チーム一丸となって色々と面白いエンターテイメントを創っていきたいので、その時の状況に合わせて様々なイベントを創っていきたいと思います」という返答が聞かれた。

この発言を受けて髙谷も「アマチュアの大会、EXFIGHTシリーズを主催していて、段階を踏んで夢を描けるような舞台を創っていくので格闘技一本でも楽しめる良い大会を創りたいと考えています」と言葉を続けた。

試合とエンターテインメントの合体という部分で「試合とLIVEがぶつかり合わず、相乗効果のあるイベントにするので、雰囲気、メリハリを大切に。そして格闘技ファンとそうでない人も巻き込んで新たなエンターテイメントとして確立させる」というPOUNDSTROM、J-MMAの新機軸となるか──更なるカードの発表が待ちたい。

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【POUND STORM01】2022年4月24日。両国国技館でLDHが格闘技✖LIVEイベント=POUND STORM開催!!

【写真】ついにLDH格闘技イベントの日時が明らかとなった。選手の育成、マッチアップで完全ガチ路線のLDH martial artsが手掛けるMMAイベントはどのような大会となるのか (C)MMAPLANET

15日(木)に千葉県美浜区の幕張メッセで行われたTHE RAMPAGEのLIVEツアーfinalにおいて、LDH martial artsが4月24日(日)に墨田区の両国国技館において格闘技✖LIVEを融合させたイベント「POUND STORM」の開催と、FIGHTER BATTLE AUDTION=「格闘家DREMERS 2ndシーズン」がABEMAで放送スタートすることが発表されている。

LDH martial arts発足時より、選手の育成と世界に通用する格闘技イベントを開く──髙谷裕之代表が語っていてプランが、作戦の格闘家オーディションと選手契約=中村倫也、宇佐美正パトリック、アマの域を越えたアマ大会=EXFIGHTシリーズと実行され、ついにPOUND STORMというプロ&エンターテイメント・イベントの実現に至った。


POUND STORMのホームページには「LDHが仕掛ける新たな格闘エンターテイメント。格闘技✖LIVE」という文字が踊り、パトリックの修斗デビュー戦、FIGHTER BATTLE AUDITONの模様に続きGENERATIONS from EXILE TRIBE及びTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEという格闘DREMERSにも関係のあった面々が紹介され──「そして夢を追いかける男達による新たなエンターテイメントが生まれる。LDHによる格闘技の新たな歴史のはじまりを目撃せよ」と結ばれている。

LIVEとMMA戦の融合──そこに中村や宇佐美らの契約選手や、放送日時がアナウンスされた格闘DREAMERSシーズン02からの新規契約ファイターが出場することはまず間違いないだろう。

そしてLDH martial arts所属のファイターといえば忘れてならないのが岡見勇信、さらには直系のEXFIGHT所属選手たちの登用、プロで戦う力がありながらEXFIGHTに出場している将来性の高い他ジム所属選手たちの参戦はあるのか。加えて関係他プロモーション出場選手、海外からファイターの招聘など、今後の発表を待ちたい。

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【LDH FBA S01】格闘DREAMERSを終えて、岡見勇信─02─「良い意味で僕は追い詰められています」

【写真】大役を担った髙谷裕之と共に良い笑顔を見せる岡見。次は現役として、ONEミドル級での存在感を示して欲しい (C)MMAPLANET

15日(土)に最終話が中継されたABEMAで格闘オーディション番組「格闘DREAMERS」。LDH martial artsとの契約を賭けた最終オーディション参加者を厳しくリードして、温かく導いて岡見勇信インタビュー後編。

4月26日(月)、都内某所で開かれた最終選考大会を終えた直後に安堵の表情を浮かべ、充実さと疲労感を同時に漂わせていた岡見にオーディションを終え、これからの現役生活に与える心理的影響を尋ねた。

<岡見勇信インタビューPart.01はコチラから>


──シーズン2の発表もありましたが、契約内容を公開してこれだけの環境で練習できるとアピールしないと、この厳しい練習や試合をみて参加者が集まりますかね(笑)。

「アハハハハ。ねぇ、これめっちゃキツイですよ。僕らも最初だから、どこまでゴーサインを出して良いのか、ストップの見極めとか難しかったところがあります。初めての経験だったので。

でも、選手と常に接していることで行ける、ダメだというのは分かってきました。ただし、求めているモノは高いので……生半可の気持ちの人間には、それは厳しくなるでしょうね……シーズン1を視てしまうとね。

今日の試合だって運任せじゃないですけど、どう着地できるのかなって……。僕らとしても彼らの練習、コンディション、格闘技に向き合う気持ちを創るために最善を尽くしたつもりですが、試合はやってみないと分からないものなので。本当にどうなっちゃうんだろうなって不安でした。

漆間も厳しい試合でしたけど、30-27が2人もいるのかって……。

1人は29-28で漆間だったじゃないですか、でも30-27がつくんだって驚きました。そういう気持ちになることが、冷静じゃなかったんだなって。

吉村選手はアマ・パンクラスとDEEPのフューチャーキングTで7試合連続KO勝ちしている選手だけあった、本当に強かった。もう少しテイクダウンを取って背中をつけさせる時間が欲しかったですね」

──これから期待できる選手、情が移った選手も契約するか否ということを考えると不合格にせざるを得なかった。

「……。そうですね……」

──そして2人のLDH martial artsファイターが誕生としました。中村倫也選手に関しては既に所属していたのですが、抜群の資質があり志も高い。宇佐美正パトリック選手、あのボクシングを見てもポテンシャルの高さは間違いないです。

「倫也はもうある程度の力があります。

もちろん、UFCで戦うという彼の目標を考えると、色々とやらないことはありますが。

パトは左手をケガしているから使うなといっていても、『僕は左の選手なので、打ちます』って言い切って。

でも、次からはケガをしていると使わせません」

──次世代を育て、日本のMMAのマイルストーンになるやもしれないオーディションが終わりました。ここからは指導者でなく、業界のリーダーでもなく、がけっぷちの現役選手としての活動再開です。

「アハハハハ。いやいや、もちろん最後までやり切ります。彼らの姿を見てもそうですけど、僕自身を着地させないといけないですからね。それはもう忘れていないです。彼らを指導しながらも、自分が強くなるといことを考えてコンディションも創ってきています」

(取材の横で関係者と立ち話をしていた)髙谷裕之 岡見はそんなこと言っているけど、番組の打ち合わせとか全部に僕に任せて、自分の練習ばっかりやってきたので、そこは問題ないですよ(笑)。俺に任せすぎだろうって。

「いやいやいや、髙谷さん!! そこはホラ、役割というものがあるじゃないですか(苦笑)」

──『格闘DREAMERSでアレだけ言ってんだから、お前、もっと出ろよ』という意見が試合を見て出てくるからもしれないですね(笑)。

「いやいやいや、本当にソレ辞めてください(苦笑)。それはもう、偉そうに言うのが僕の役割ですから……。でも、そういうこと言われるんだろうなぁ……それが現役兼指導者の辛いところですよ(笑)。

とはいっても、背中を見せないといけないというのはあります。僕自身、コレを経験したことで強くなっていないと」

──ということで次戦の予定というのは?

「(小声になって)まだ決まらないんですよ」

──なぜ小声に(笑)。

「アハハハ。本当ですね。まぁ、この間にちょっとしたケガも直せたというのは良かったのですが、体調も良いので試合をしたいですね」

──現役として強い岡見勇信を期待するという点は、なんら変わりないのでお願いします。

「もちろんです。さっきも言いましたけど、コレを経験して自分も情けない、弱い姿を見せることはできないです。彼らとこうやって接してきたわけだし。

彼らに指導し、偉そうなことを言ってきたのだから、あの頑張りを見ていると自分だってやらないといけないという気持ちになります。試合で情けない姿は見せられない。引けないです。

八木君とかに偉そうに、酷いこと言ってきましたからね(苦笑)。

でも彼はこっちが言ったことをしっかりとやりきった。それだけ覚悟があって戦っていたということですよね。

格闘DREAMERSを経験して、良い意味で僕は追い詰められています」

■格闘DREAMERS最終オーディション試合結果

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
Def.1R0分42秒 by TKO
新井拓己(日本)

<72 キロ契約/5分3R>
宇佐美正パトリック(日本)
Def.2R2分06秒by TKO
日高健太郎(日本)

<バンタム級/5分3R>
田嶋涼(日本)
Def.2R3分46秒by 腕十字
斎藤奨司(日本)

<フェザー級/5分3R>
吉村海渡(日本)
Def.2-1
漆間將生(日本)

<ライト級/5分3R>
八木敬志(日本)
Def.1R0分18秒by TKO
高木オーディン祥多(日本)

<フェザー級/5分3R>
柳田龍彌(日本)
Def.1R0分29秒by TKO
岡田達磨(日本)

<バンタム級/5分3R>
山内渉(日本)
Def.3-0
安永吏成(日本)

<63キロ契約/5分3R>
鈴木崇矢(日本)
Def.2R5分00秒by TKO
平本丈(日本)

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