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ABEMA KAREN MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase330 RYO TSUNE YouTube シュウジ・ヤマウチ ソルト パンクラス パン・ジェヒョク 上田将竜 井村塁 伊藤盛一郎 山口怜臣 岡野裕城 新居すぐる 村山暁洋 林源平 水戸邉荘大 沙弥子 猿飛流 田嶋椋 田村一聖 粕谷優介 葛西和希 透暉鷹 長岡弘樹 雑賀ヤン坊達也 高木凌 鶴屋怜

【Pancrase330】計量終了(第1試合~第7試合)スクランブル発進の岡野も含めメイン出場選手に問題なし

【写真】さらっと7キロの減量といった岡野 (C)MMAPLANET

24日(土)午後12時45分より、東京都新宿区のサンエービル地下1階会議室で明日25日(日)に横浜市中区の横浜武道館で開催されるPancrase330の第1試合から第7試合に出場するファイター達の計量が行われた。

マッハ道場の同門、葛西和希が15日(金)に負傷し全治6週間という診断結果を受け急遽、代役を買って出て粕谷優介と対戦することになったHEATライト級チャンピオン岡野裕城は70.5キロでクリアしている。

「そんなに厳しくなかったですよ。ちょうど体重も落ちていて、7キロぐらいしか減量していないです」と常人の理解の範疇を越えた発言を涼しい顔で出来る岡野は、パンクラス初陣でどのようなファイトを見せることができるか。

ここでは計量直後の各選手のコメントをお届けしたい。

田村一聖
「明日はフィニッシュできるように頑張ります」

Ryo
「田村選手とはホントずっとやりたかったです。

明日、気持ちをしっかりと込めて頑張ります」


押忍マン洸太
「明日は思いっきり暴れます」

林源平
「ぶっとばします」

村山暁洋
「ずっとやるかもしれないと思っていた相手なんですけど。

凄いタフなんですけど、明日はフィニッシュで勝ちます」

長岡弘樹
「明日は根性を出して、魂を燃やして。

村山選手と戦いたいと思います」

高木凌
「明日の試合、死んでも勝ちます」

新居すぐる
「試合が決まってからずっと高木選手のことを考えてきたんで、明日は練習してきたことを全部出して勝ちにいきたいと思います」

岡野裕城
「えぇと……パンクラス・デビュー戦なんで、頑張ります」

粕谷優介
「また子供達に恰好良いところを見せます」

井村塁
「横浜のビッグマッチで組んでいただいて、ありがとうございます。

相手、佐久間選手なんですけど、自分らしくフィニッシュして良いクリスマスを迎えます」

佐久間健太
「久しぶりなんですけど、パンチを当てられるよう頑張ります」

沙弥子
「第1試合をやります、沙弥子です。世界で戦ってきた選手とこのタイミングで試合をすることは、一生の経験になると思います。明日は挑戦者という気持ちを忘れずに、攻め続けて勝ちたいと思います」

ジェニー・ファン
「最初に、このケージで戦う機会を与えてくれたパンクラスに感謝しています。私の対戦相手はとても強くて、とても良い選手です。明日の試合に期待しています。ベストと尽くします」

■視聴方法(予定)
2022年12月25日(日)
午後1時30分~ PANCRASE YouTube メンバーシップ
午後2時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE
午後2時30分~ U-NEXT

■ Pancrase330計量結果

※赤字選手名をクリックすると関連記事やインタビューに跳びます

<フライ級KOPC/5分5R>
[王者] 猿飛流:56.5キロ
[挑戦者] 鶴屋怜:56.45キロ

<フェザー級/5分3R>
透暉鷹:66.25キロ
パン・ジェヒョク:66.15キロ

<ライト級/5分3R>
雑賀ヤン坊達也:70.15キロ
シュウジ・ヤマウチ:70.45キロ

<バンタム級暫定王座決定戦/5分5R>
TSUNE:60.95キロ
田嶋椋:61.05キロ

<女子ストロー級/5分3R>
KAREN:51.85キロ
ソルト:52.45キロ

<フライ級/5分3R>
上田将竜:57.0キロ
伊藤盛一郎:56.95キロ

<フェザー級/5分3R>
田村一聖:65.75キロ
Ryo:65.35キロ

<ウェルター級/5分3R>
押忍マン洸太:77.4キロ
林源平:77.45キロ

<ウェルター級/5分3R>
村山暁洋:77.5キロ
長岡弘樹:76.75キロ

<フェザー級/5分3R>
高木凌:66.2キロ
新居すぐる:66.1キロ

<ライト級/5分3R>
岡野裕城:70.5キロ
粕谷優介:70.3キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:61.4キロ
佐久間健太:61.55キロ

<女子アトム級/5分3R>
沙弥子:47.5キロ
ジェニー・ファン:46.55キロ

<フェザー級/5分3R>
加藤泰貴:65.95キロ
倉本拓也:66.25キロ

<バンタム級/5分3R>
矢澤諒:61.3キロ
木本海人:61.35キロ

<57.7キロ契約/5分3R>
水戸邉荘大:57.7キロ
金澤臣人:56.7キロ

<アマMMAバンタム級/3分3R>
山口怜臣:61.05キロ
岡田嵐士:60.95キロ

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【Pancrase330】計量終了(第8試合~メイン)上田将竜「明日はクリスマス。家族も子供も置いて──」

【写真】Make weight大賞は猿飛流。これだけ筋肉を残し、9キロ・10キロを60キロ台の体格で落とすのは相当な減量テクニックを有しているはずだ。その猿飛流、パス後の水分補給で「世界で一番美味い水」と連呼していた(C)MMAPLANET

24日(土)正午より、東京都新宿区のサンエービル地下1階会議室で明日25日(日)に横浜市中区の横浜武道館で開催されるPancrase330のメインから第8試合までの計量が行われた。

メインのフライ級KOPCで戦う猿飛流✖鶴屋怜を始め12人の上位カード出場選手は全員が一発で計量をクリアした。

ここでは計量直後の各選手のコメントをお届けしたい。なお透暉鷹は新幹線が遅れたことで、会場への到着が遅れ最後に計量とコメント、パン・ジェヒョクとの撮影を済ませている。


猿飛流
「明日はメインイベンターとして、チャンピオンとしての試合を見せます。見ていてください。絶対に盛り上げます。以上」

鶴屋怜
「2022年ラストのパンクラスの大会のメインイベントで、しっかりKO、一本勝ちして盛り上げるので。チャンピオンになります」

パン・ジェヒョク
「コンバンワ。初めまして。ボクハ、コリアン・スパイシー・パンチ、この名前を覚えてください。オポネント、ドコデスカ。アリガトゴザイマス」

透暉鷹
「初の国際戦なんですけど、普通に勝つだけじゃなくてしっかりと自分の強さを証明して、勝ちたいと思います」

雑賀ヤン坊達也
「まずはシュウジ選手、ブラジルから日本までありがとうございました。明日は最高の試合をして、皆さんにクリスマスプレゼントができれば良いなと。しっかりKOするので、よく見ておいてください」

シュウジ・ヤマウチ
「初めまして、ヤマウチ・シュウジです。パンクラスに出ることはとても嬉しいです。明日は良い試合をするので、皆さん期待してください」

TSUNE
「明日のためにしっかりと仕上げてきました。試合で魅せます。応援よろしくお願いします」

田嶋椋
「明日はしっかりとやりきって、勝ちます。応援よろしくおねがいします」

KAREN
「しっかりKO、一本して。クリスマスに連勝して、2022年を締めくくります。お願いします」

ソルト
「パンクラスに初参戦できて嬉しいです。試合を組んでいただいてありがとうございます。明日はチャンピオンのKAREN選手との試合なので、連勝を止めて行こうと思っています。宜しくお願いします」

上田将竜
「伊藤選手、パンクラスに来てくれてありがとうございます。伊藤選手はイケメンで試合が面白くて、いつもジェラシーを感じていました。でも、こっちもパンクラスで10年間戦ってきた意地があるんで。さらに明日はクリスマスなんで、家族も子供も置いて戦いに来ているので、激熱、ポイズンな試合をしましょう」

伊藤盛一郎
「今回、パンクラスのデビュー戦になるんですけど、ZST、Groundslamで育ってきた自分らしく戦い、一本、KOで勝ちたいと思います」

■視聴方法(予定)
2022年12月25日(日)
午後1時30分~ PANCRASE YouTube メンバーシップ
午後2時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE
午後2時30分~ U-NEXT

■ Pancrase330計量結果

※赤字選手名をクリックすると関連記事やインタビューに跳びます

<フライ級KOPC/5分5R>
[王者] 猿飛流:56.5キロ
[挑戦者] 鶴屋怜:56.45キロ

<フェザー級/5分3R>
透暉鷹:66.25キロ
パン・ジェヒョク:66.15キロ

<ライト級/5分3R>
雑賀ヤン坊達也:70.15キロ
シュウジ・ヤマウチ:70.45キロ

<バンタム級暫定王座決定戦/5分5R>
TSUNE:60.95キロ
田嶋椋:61.05キロ

<女子ストロー級/5分3R>
KAREN:51.85キロ
ソルト:52.45キロ

<フライ級/5分3R>
上田将竜:57.0キロ
伊藤盛一郎:56.95キロ

<フェザー級/5分3R>
田村一聖:65.75キロ
Ryo:65.35キロ

<ウェルター級/5分3R>
押忍マン洸太:77.4キロ
林源平:77.45キロ

<ウェルター級/5分3R>
村山暁洋:77.5キロ
長岡弘樹:76.75キロ

<フェザー級/5分3R>
高木凌:66.2キロ
新居すぐる:66.1キロ

<ライト級/5分3R>
岡野裕城:70.5キロ
粕谷優介:70.3キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:61.4キロ
佐久間健太:61.55キロ

<女子アトム級/5分3R>
沙弥子:47.5キロ
ジェニー・ファン:46.55キロ

<フェザー級/5分3R>
加藤泰貴:65.95キロ
倉本拓也:66.25キロ

<バンタム級/5分3R>
矢澤諒:61.3キロ
木本海人:61.35キロ

<57.7キロ契約/5分3R>
水戸邉荘大:57.7キロ
金澤臣人:56.7キロ

<アマMMAバンタム級/3分3R>
山口怜臣:61.05キロ
岡田嵐士:60.95キロ

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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE PANCRASE Pancrase330 Road to UFC SASUKE UFC   猿飛流 鶴屋怜

【Pancrase330】12・25を読む 鶴屋怜戦へ、猿飛流─02─「やっぱり世界一、UFCにSASUKEと行きたい」

【写真】One for All, All for ONE。苦労人、ベテランの意地。全てを吹き飛ばす勢いの鶴屋怜に対し、猿飛流の対抗策とは (C)NOBU YASUMURA

25日(日)、横浜市中区の横浜武道館で開催されるPANCRASE330。同大会のメインで鶴屋怜の挑戦を受けるフライ級キング・オブ・パンクラシスト猿飛流インタビュー後編。

チャンピオンでありながらアンダードッグ。負からのスタートで鶴屋対策に時間を割き、そこから自分の戦いをするというメンタルを創ってきた。そして王座防衛をして、UFCという言葉を堂々と口にする。12・25を読む。第12弾は猿飛流インタビュー後編をお届けしたい。

<猿飛流インタビューPart.01はコチラから>


──MMAファイターは自分の力に自信を持っている選手ばかりだと思います。だから勝つイメージで練習できる。ただし、劣勢になった時の準備ができていない場合もあるかと。準備というか、腹積もりのようなところで。

「ああ、それ凄く分かります」

──対して今回の怜選手との試合では、失礼ですが猿飛流選手は劣勢、マイナスからのスタートで準備をしてきたのではないでしょうか。

「対策練習は万全です。怜君は怖いモノ知らずで、自分のやるべきことを徹底してやってきます。我儘な戦いを貫き通す。だから最初は対処のことをずっとやってきました。でもRoad to UFCで勝った佐須君が『今回はテーマとして、相手どうこうでなく自分のやるべきことだけをやることだった。相手の試合映像も視ていない』と言っていて。

佐須君の師匠の弘中(邦佳)さんも『UFCファイターっていうのは自分のやりたいことをやっている』と言われていたみたいで。それが上手く行ったと。この言葉を聞くまで、ずっと対策ばかり考えていて自分の練習を忘れていたことに気付いたんです。

『自然と受けに回っているな』と。最初から後手に回っている。そこから対策練習はそこまでやらずに、基本姿勢として自分から攻めて、自分の好きなことをやることを大切にしてきました。自分の動きを重視して……結局、勝つヤツはそうなのかなって。攻められたときには、対策練習でやってきたことを出す」

──その対策練習ですが、調印式の会見でレスリング対策として大学レスリング部に行っていたと。

「ハイ、専修大学のレスリング部で練習させてもらっていまいした。スクランブル、動いて、動いて、動きまわる試合をしようと思っています」

──動き回るという部分は、怜選手が最も得意とする展開かと思った次第です。怜選手の動きを止めるなら、いっそのことクローズドガードの中にいれるとか。膠着を誘発すると、リズムが狂うことはないでしょうか。

「アハハハハ。面白い考え方ですよね。それでリズムを狂わせることができるかもしれないですよね。ただ……」

──ハイ。

「クローズドにいれるとガードの中でもポスチャーが強いから、威力のあるパウンドを打たれると思います。きっとあの怜君の軸の強さ強さだと、足を利かせてコントロールするのは難しいと思います」

──なるほどぉ!! 机上の空論、スミマセン。では怜選手を止める手段というのは?

「それは上を取ることです」

──真逆でしたね(苦笑)。

「完全にパスガードをすれば、止まります」

──では上を取ることが必須だと。

「ハイ、そうです。上を取る必要があるのですが、怜君の力に対して力で行かないことです。力で抗うとレスラー独特の力の使い方で、やられてしまいます。その力の使い方を学ぶために、専修大学にずっと行かせてもらってきたんです。

パリ五輪を目指しているような選手とも練習ができて……当然のようにボッコボコにされます。だからこそディフェンスに徹しながら、彼らの力の使い方が学べています。そこで力で対抗するのではなくて、抜けるようなイメージですかね。

そういう風に戦おうと思います。その力の入れ具合が独特で、これまで怜君と戦ってきた選手はやられちゃってきていたので。その独特の力の使い方という部分に関しては、この間の練習でかなり学ぶことができました。だから、試合当日には僕の受けと対抗策を見てもらいたいですね」

──押忍。楽しみにさせていただきます。では改めて、鶴屋怜選手を迎え撃つフライ級キング・オブ・パンクラシスト・チャンピオンシップに向けて意気込みの方をお願いします。

「それは……さっきも言いましたけど、この時点のインタビューで口にすべきか分からないですけど、やっぱり世界一、UFCにSASUKEと行きたい。これまでUFCという言葉を発していなかったですけど、怜君に勝ったらケージのなかで宣言しようかと。怜君に勝てば、UFCに触れても文句言われないかなって。そう思っているので、勝ってUFCを狙うと自信もって宣言させてもらおうかな──と」

■視聴方法(予定)
12月25日
午後2時30分~U-NEXT
午後2時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

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ABEMA MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase330 UFC   パンクラス 海外 猿飛流 神龍誠 藤田大 西川大和 鶴屋怜 鶴屋浩

【Pancrase330】12・25を読む ベルト&UFC行きを賭けて、鶴屋怜─02─父・浩「納得のいく契約を」

【写真】平常心が過ぎる──鶴屋怜。試合では一気にギアを上げる (C)MMAPLANET

25日(日)、横浜市中区の横浜武道館で開催されるPANCRASE330。同大会のメインで猿飛流の持つフライ級王座に挑戦する鶴屋怜インタビュー後編。

話を訊く側が、ハラハラする神龍誠とのやりとりから、西川大和とサステインの間のトラブル、同門・藤田大について鶴屋に尋ねた。パンクラス2022年フィナーレ=横浜武道館大会Pancrase330――12・25を読む。第10弾は鶴屋怜インタビュー後編をお届けしたい。

<鶴屋怜インタビューPart.01はコチラから>


──でも神龍選手と話す関係なんですね、タメ口とはいえ。

「スーパー銭湯で会った時も喋りましたよ。海外で勝ったばっかりだったからか、なんか『俺、もう先に行っているから』という感じで言っていましたね(笑)。凄い、意識してなって。ライバル心があり過ぎるというか」

──……。

「でも俺はデビューして1年半少しだし、自分の状況に関して焦っていない。それなのに後輩にあんな風に言ってきて……意識してんな。そんなに俺にライバル心を持っているのかって思いました」

──いや怜選手もデビュー戦の直後に、神龍選手に対して対戦をアピールしていたじゃないですか。

「いえ、自分は別に何とも思っていないです。だから普通に会話したみたいな感じです。エへへへ」

──お友達ということではないのですね……。

「でも、この間もアマチュアの大会であって普通に『おぉ!』っていう風で」

──当人にしか分からない感覚なのでしょうね。ところでもう一点、西川大和選手が一度はUFCで戦うことが公表されましたが、サステインとの契約があるということで問題視され、結果的には相手も欠場でUFCでの試合がなくなりました。そのことについて、同世代としてどのように思いましたか。

「う~ん……。階級も違うし、あんまり気にしていなかったです。UFCに行けなかったのは……自分だったら、嫌ですね。UFCに出るために準備してきて、なんか大人の事情でなくなったりしたら。でも、また次の機会を狙ってUFCで戦えるように続けるしかない。自分ならそう思っているかと」

──色々と考えさせられる問題でした。

鶴屋浩 僕は普段から契約書にはしっかりと目を通していますが、今回の試合に関してはあのようなことがないように、しっかりとパンクラスさんとは意見を出し合って契約書を作成してもらいました。互いが納得のいく契約書を交わさせてもらっています。

──事実として西川選手が、発表されたUFCの試合に出られなかった。それが全てだと私などは受け取ってしまいます。そして、意見を出し合ってパンクラスと契約を交わしたということは、この先のUFCを考えてという段階になっていると捉えて構いませんね。

「ハイ。だからこそ、今回の試合を終えた時に6戦6勝全試合でフィニッシュ勝利というレコードにします。フィニッシュして勝ちます。自分がチャンピオンに相応しいという力を見せつけて、アピールしていきたいです。

UFCに関しては、そうですね……今回チャンピオンになってUFC本戦に出られるなら、出たいです。それが無理ならコンテンダーシリーズに出て、しっかりと勝って契約するのでも良いと考えています」

──押忍、初志貫徹。デビュー前と同じ言葉が聞けました。ところで、また怜選手自身の話でないのですが、一つ追加で質問良いでしょうか。

「あっ、ハイ、大丈夫です」

──昨年9月のGladiatorでパラエストラ千葉の藤田大選手がプロデビューし、10月のEXFIGHTでも一本勝ちしました。どちらの試合もケージサイドで見させてもらったのですが、独特の空気がある選手に感じました。藤田選手は怜選手と同世代ですよね。

「ハイ。あの子自体は小学校の時に柔道の団体戦で全国優勝をしているんですよ。それで寝技が強くなるためにウチのジムに来て、柔術の練習をしていました。自分とは……小学校の低学年の頃から、喧嘩みたいにバチバチにやっていてきました(笑)」

鶴屋浩 藤田は強いから、怜と当てて。ガンガンやってもらっていたんですよ。

「アッチの方が体重が10キロぐらい重くて。でも、本当にバッチバッチにやっていましたね。今も寝技の才能は凄いです。パワーがあって、ウェルター級で身長は低いですけど、寝技は本当に強いです」

鶴屋浩 高校までずっと柔術をやっていたんです。それを僕が「MMAをやれ」って引っ張って。最初は「嫌だ」って言っていました(笑)。それがMMAをやるようになって、まずはどんなもんかってことでグラジエイターとEXFIGHTに出しました。

──計量の時から、なんか眼力があって。太々しいというか。

「ちょっと変わっていて、いや大分変っています(笑)。千葉所属なんですけど、柏にも時々来ていますよ。僕とはもう、う全然体重が違ってしまいましたけど」

鶴屋浩 まだまだですけど、西川大和とやらせても面白い。ホント、藤田はこれから面白くなりますよ。

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12月25日
午後2時30分~U-NEXT
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【Pancrase330】12・25を読む 鶴屋怜の挑戦を受ける猿飛流─01─「正直、『嫌だ。やりたくねぇなぁ』」

【写真】調印式でも緊張しているという猿飛流──確かにそのような表情だ (C)MMAPLANET

25日(日)、横浜市中区の横浜武道館で開催されるPANCRASE330。同大会のメインでフライ級キング・オブ・パンクラシストの猿飛流が、鶴屋怜の挑戦を受ける。

超新星、UFCしか見ていない。パンクラスのベルトは、そのために必要なアイテム。対戦相手のことは意に介さない。いつものように初回で勝つ──そんな空気を醸し出し続けている鶴屋に対し、王者は素直に「大物。ここは眼中にないと伝わってきた」とその強さを認めている。

それでも猿飛流の中にも、会見では言葉にすることはなかった熱い想いが存在している。パンクラスの2022年フィナーレ、横浜武道館大会――12・25を読む。第5弾は猿飛流インタビュー前編をお届けしたい。


──人生2度目の調印式が終わりました。

「そうですね、3月の小川(徹)さんとのタイトル戦に続いて、2回目です」

──調印式が終わると、いよいよタイトルマッチだという感覚になるものなのでしょうか。

「やっぱり、なりますね。緊張感が高まります。調印式自体に、僕の場合は緊張してしまうので(苦笑)」

──ぶっちゃけて、鶴屋怜選手から『そこを見ているわけではない。相手にしていない』という空気が伝わってきました。

「やっぱり大物ですよね。なんか、調印式でも微動だにしないというか。本当に自信があふれ出ていて、『やるべきことをやるだけ』という感じでした」

──この野郎という気持ちには?

「生意気だとか、そんなことは全く思わないです。本当に世界を見据えているんだなって。この先を見ている。ここは眼中じゃないんだなって伝わってきました」

──そのような怜選手の様子を見て、燃える材料になるのでしょうか。

「う~ん、そんなに気にしていないです。僕がここで勝って、世界に行くのを止めてやるという気持ちでなく、ただ怜君と最高の試合をして……僕が勝つ。そこに集中している感じですかね」

──今年の6月ですか。ゴン格でインタビューをさせていただいた時に、シンガポールでUFCのPPV大会を観戦して「やはりUFCに行きたい」ということを言われていました。

「それは……あります。さっき言ったように、怜君が世界に出ていくのを止めたいという気持ちなくて。ただし、自分が世界に行きたいという気持ちは相当に高まりました。佐須(SASUKE)君と一緒にRoad to UFCに行って、『やっぱりここだな』って思いました。佐須君とはシンガポールに残って、UFCのチケットを買ってPPV大会を観に行きました。あれは……本当に行って良かったです。

正直、年齢も年齢ですから、30歳を過ぎればUFCは諦めていました。パンクラスでベルトも取れたから、最後はRIZINに出て名前を残すことが一番だろうとジムの代表とも話をして。それがあの時に佐須君とシンガポールでUFCを観て、本当に気持ちが変わりました」

──それでも会見でも一度たりとも「鶴屋怜を倒して、自分がUFCに行く」という発言は聞かれなかったです。

「なんか……UFCには行きたいと思っているんですが……正直、思っています。『俺が行くぞ』って。ただ、それを言えるのは勝ってから。だからケージの中で言おうと思っていました」

──スミマセン。先に言わせてしまって……。

「いえ、それは全然構わないです。調印式では言えなかった本心を引き出してもらって。ただ勝ってから言えることだと自分は思っていて。UFCというのは、こうやってインタビューで引っ張り出して貰わないと言葉にできなくて……。いや、これまでのインタビューでも、その発言はできなかったです。

UFCがとんでもない所だと分かっているので、怜君に勝って初めて口にすることができる団体だと思っています」

──いやぁ、重ねてスミマセン……。

「大丈夫です(笑)」

──私自身DEEP時代に久保健太選手に圧勝してなお、実力未知数という風に怜選手のことを見ていました。ただし、パンクラスに来て秋葉太樹選手、さらには上田将竜選手まで初回で下すとなると、もう疑いようがない。特に上田戦ですね。我々のように年を重ねていると、努力し続けてきた選手への信用度が高くなります。上田選手はそこに加えて地方で頑張っているという要素も加わり、根性……怜選手の攻撃を気持ちで凌いで慌てさせることがあるのではないか。ドロドロの展開に持ち込むことも可能かと思っていました。

「自分も思っていました(笑)」

──ただし、初回フィニッシュ記録が伸びる結果になりました。試合を重ねれば重ねるほど、鶴屋怜という物体が底知れなく感じるようになっています。

「本物だという想いは、絶対に増していますね」

──なら上田戦がある前に戦っていた方が精神的に、信じられるモノが多かったのではないかと。猿飛流選手は上田選手とはせめぎ合いがあってのスプリット判定勝ちだっただけに。

「正直、あの試合を会場で見ていて……『これは強いな』と。率直に思いました、『嫌だ。やりたくねぇなぁ』って。佐須君から『猿飛流さん、落ち込んでいると思っていました』と連絡があって(笑)」

──図星だったわけですね。

「まぁ、自分はいつもそんな感じなので。競った相手の上田さんが、ああいう風にやられてしまった。今回も下馬評では怜君が強いと言われていますが、自分はどれだけ強いと言われている相手にも……どれだけ実力差があろうと、誰とでも競った試合がデキると思っています。ハイ。それを今回もできるんじゃないかという自信があります」

<この項、続く>

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【Pancrase330】12・25を読む 猿飛流に挑戦。鶴屋怜─01─「スーパー銭湯で神龍選手と会いました」

【写真】どのような質問に対しても、自身への信頼感がブレることがない鶴屋怜 (C)MMAPLANET

25日(日)、横浜市中区の横浜武道館で開催されるPANCRASE330。同大会のメインで猿飛流の持つフライ級王座に鶴屋怜が挑戦する。

デビューから1年10カ月で、鶴屋怜が日本の老舗タイトルに挑む。デビュー以来の連続フィニッシュ勝利は5を数え、誰もが能力と勢いを認めている。今後の飛躍への期待が高まる一方の鶴屋にチャンピオン猿飛流、平良達郎のUFCでのフィニッシュ勝利、そして神龍誠のCFFCの一本勝ちについて話を訊いた。パンクラスの2022年フィナーレ、横浜武道館大会――12・25を読む。第2弾は鶴屋怜インタビュー前編をお届けしたい。


──調印式直前の怜選手ですが、今の心境を教えてください。

「そうですね。デビューしてから、こういう調印式っていうのも初めてなので試合とは別にワクワクしているというか楽しみです」

──こういう形で事前に調印式があるも日本の主要プロモーションではパンクラスだけですしね。

「ここが終わればもう試合だけですし、パンクラスのベルトというのは一番近くにある目標なので普通……いつも通り毎日2部練をやるという風にやることは変わっていないですが、気持ちはより気合が入ってきています。絶対にチャンピオンになるんだっていう感じで」

──DEEP時代の3連勝の間は「本当のところは、どうなんだろう?」という見方をされていたと思います。そこからパンクラスの2連勝で周囲の反応等に変化は感じられますか。

「今年はパンクラスのランカー2人を相手に戦ったので、それまでの時の『鶴屋怜、言うてどれぐらい』という感じではなくて。『あの選手に1Rで勝つって凄いね』という風に言ってもらえるようになり自信になっています。評価的には少し上がっているのかって感じています」

──9月の上田将竜戦は努力の人の粘り、強さとのぶつかりあいに焦点が当てられていました。その粘りに怜選手が自分のペースを失うこともあるかと。

「5Rを戦う経験やタフファイトの経験も必要だという気持ちはあるのですが、上田選手との試合から自分自身がケージの中で実際に戦うことに慣れたという気がしました。凄く落ち着いて戦うことができた結果が、あのパウンドアウトだと思っています」

──そしてチャンピオンの猿飛流選手もまた、努力の人です。お父さんから見て、上田戦の勝利と今回の猿飛流戦は過去の対戦とは違うという感覚なのでしょうか。

鶴屋浩 もちろん、そうです。内藤のび太のような粘りのある選手なので、そういうパターンになる可能性があるということは上田選手との試合、そして猿飛流選手との試合に関しても言っています。それを差し引いても、彼の今の調子を見ていると問題ないかとも思っています。

──上田選手と猿飛流選手はスプリットで猿飛流選手。その上田選手を初回でパウンドアウトした。なら猿飛流戦も違いはないという気持ちでいますか。

「これまでデビュー戦から全てフィニッシュして勝っているので、次の試合もフィニッシュして勝ちたい。いつもと変わらないです」

──ではMMAファイターとして、猿飛流選手の長所はどこだと思っていますか。

「技術的にいえば大学のレスリング部に行って、僕との戦いに備えているようですけど……別にどこも負けないです。ただ猿飛流選手は色々と努力していて、気持ちがスタミナ以上にある。その強さがあるので、舐めることなく一生懸命に勝ちに行きます」

──怜選手自身は、今回の試合に向けてどのような練習をしていますか。

「普通にこれまで通り、パラエストラ柏の昼練でプロとやって。夜も普通にプロとやって。この試合だからといって、何か特別なことをするわけでなく、今まで通りにしています。あっ、それとTRIBE TOKYO MMAさんで練習をさせてもらったことがあります。それもこの試合というわけではないですが、若松選手や和田選手とも組ませてもらいました」

──おぉ、それは興味深いですね。その一方で充実のパラエストラ千葉ネットのフライ級選手たちも秋の勝負で全員が想ったような結果を残すことはできなかったです。練習仲間が結果を残せない時に何か感じることはありますか。

「それは個人的な問題だと思っています。試合で強いタイプだったり、弱いタイプだったりもあって。自分は絶対に試合でヘマをしない、勝つっていう拘りがあります。そこは気持ちの問題だと思っています」

──「あそこで腕十字に入られるのか!」というのは、ありましたか。

「それは(内田)タケルのことですか」

──そうです。9月の修斗で関口佑冬選手に腕十字で一本負け。年齢的にも一番言及しやすいかと思って、突っ込ませていただきました。

「あぁ……(苦笑)。いつもタケルなら、普通に勝てると思います。相手がランキングの1位ということもあって、緊張してしまっていたのかとか色々と想うところはあります。ただし、そこも気持ちも問題なのかと。試合なので何が起こるかわからないから、ああいう負けもあるとは思います。でも自分は勝ちにこだわっているので、そういうヘマをしないように戦っています」

──では平良選手がしっかりとUFCで内容を伴った勝ち方をしていることに刺激を受けますか。

「自分的には……相手がUFCのランカーじゃなかったら、ああいう勝ち方ができるかなって思っています。それこそラスベガスでアミール・アルバジと練習した時も余裕でボコったし。そうッスね、自分がUFCで戦っていてもあの相手には、ああいう風にフィニッシュはできると思いました」

──続いて、答え辛い質問第一です(笑)。神龍誠選手のCFFCにおける素晴らしい勝利に関して、どのような感想を持っていますか。

「あぁ、そうですね。最終的にフィニッシュの仕方として、良いフィニッシュでした。けど、でもあの相手のテイクダウンを切れないようなら、自分のテイクダウンも切れないと思います。最終的には良い勝ち方だけど、全体的に見るとそこまでじゃない」

──……。刺激を受けるかという問いに対し、怜選手は対戦モードになるのですね(苦笑)。しかも平良選手の場合は、自分が相手と戦ったらという目線で。神龍選手に対しては、彼と戦ったらという目線になっています……(笑)。

「ハイ。自分的にはもっと早く仕留めることができたと思います」

──いやぁ対戦相手のジエゴ・パイヴァは組みが相当にできる選手だと思いますが……。

「う~ん、そこまでじゃないと思います。実はこの間、神龍選手とスーパー銭湯に行ったらたまたま会いました(笑)」

──うわっ……それを聞いただけで緊張してしまいますね。

「キッズレスリングはジムが一緒で、中学の柔道部でも1年上の先輩だったし。ずっと知っているので、タメ口で話しています。それと神龍選手のセコンドとは凄く仲が良くて、昨日も電話で話しました」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
12月25日
午後2時30分~U-NEXT
午後2時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

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【Pancrase330】フライ級選手権&バンタム級王座決定戦、調印式終了。田嶋椋「笑いが起こるのも作戦」

【写真】18勝11敗4分け、37歳のTSUNEと5勝1敗で23歳の田嶋の間でバンタム級暫定王座が争われる(C)MMAPLANET

8日(木)、東京都新宿区の新宿サンエービル地下1階会議室で、25日(日)に横浜市中区の横浜武道館で開催されるPancrase330で実施されるKOPCフライ級戦及び、暫定バンタム級王座決定戦の調印式が行われた。

まずフライ級選手権試合で戦うチャンピオン猿飛流とチャレンジャー鶴屋怜が調印式に臨み、鶴屋が「タイトルマッチなんですけど、タイトルマッチだからどうこうでなく、普段の試合と変わらないような動きでKO、もしくは一本でしっかり勝ちたいと思います」と挨拶した。

続いて猿飛流は「今回、鶴屋怜君とタイトルマッチ5分✖5Rを戦わせていただきますけど、怜君はこれから世界に出て戦う日本を代表する選手だと思います。ここで王者として怜君に1回だけ黒星をつけて色々と学んでもらおうと思います。僕の強さを見せます」と話し、質疑応答から調印、撮影となった──※MMAPLANETでは会見前後に行われた両者のインタビューを後日アップします。

フライ級タイトル戦に続き、TSUNEと田嶋椋の間でベルトが争われるバンタム級暫定王座決定戦の調印式が取り行われた。


ここでは質疑応答からMMAPLANETの質問に対する両者の返答をお届けしたい(要約)。

──TSUNE選手、ファイターであるならベルトは目標であると同時に少しでも強い選手と戦いたいという気持ちがあるかと思われます。そのなかで今回はチャンピオンの中島太一選手が欠場となり、挑戦者の立場から王座決定戦で若い田嶋選手と戦うことになりました。この変更について、どのように思われましたか。

TSUNE 結構キャリアはあるのですが、対戦相手が代わるのは初めてでだいぶ動揺しました。「1日待って欲しい」ということだったのですが、試合がなくなるかなと思いながら1日過ごしていました。対戦相手が見つかったということで、試合ができることが一番嬉しいです。チャンピオンシップに来て、待たされるのはアレなんで。相手どうこうより、誰とでもチャンピオンシップをやってもらえることが──。

──田嶋選手、その言葉を受けてどのように思われますか。

田嶋 自分も同じような気持ちです。試合ができれば、良い。さらにチャンピオンシップなので関係者の方には本当に感謝しかないです。

──TSUNE選手、Me,Weは山﨑剛さんの指導の下、つねに雰囲気が良いです。現状、ジムではタイトルマッチで勝ったり負けたりがあるなかで、Me,Weの選手としてこの試合に賭ける想いを教えてください。

TSUNE 自分のなかでMe,Weが一番良い環境のジムだと思ってやっています。バンタム級も育っていますし、下の階級にチャンピオンもいます。そのなかで年齢もだいぶ上のほうで、勝つべき立場にあるのでジムの看板を背負って戦います。

──田嶋選手の師匠であるOOTA DOJOの太田純一さんはパンクラスの審判団でありながら、セコンドでは冷や汗が出てくるような際どいことを口にされる傾向があります。田嶋選手にとって太田さんのセコンドでの存在はどれほど大きいですか。

田嶋 めちゃくちゃ大きいです。会場に笑いが起こるのも、作戦のうちです。ハイ(笑)。

■視聴方法(予定)
4月29日
午後2時30分~U-NEXT
午後2時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

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【Pancrase330】パンクラスはタイマンで。フライ級KOP選手権試合、猿飛流✖鶴屋怜──正式発表

【写真】さぁ、師走の大一番が決まった(C)SUSUMU NAGAO

6日(木)にパンクラスより、12月6日(日)に横浜市中区の横浜武道館で開催されるPancrase330でフライ級KOP選手権試合=チャンピオン猿飛流✖チャレンジャー鶴屋怜の一戦が組まれることが正式発表された。

パンクラス、2022年シーズンフィナーレは9月11日の立川大会で鶴屋が上田将竜を初回で破った直後に猿飛流をコールアウトし、ケージ内でチャンピオンも「お願いします」と対戦を了承した。


経験不足、対戦相手の質など、注目されればされるほど否定的な意見も聞かれた鶴屋の快進撃だったが、もはや誰も彼のベルト挑戦に異論を挟む者はいないだろう。昨年2月にDEEPでデビューを飾って以来、5試合連続のフィニッシュ勝利──うち4試合が1Rでケリをつけている。

パンクラスに戦場を移してからは経験値で明らかに上回る元ランカー&タイトルコンテンダーにハッキリと違いを見せて勝利を手に挑戦権を手にした。

猿飛流自身が過去に練習したことが経験から、「ぶん投げられ何もできなかった」と鶴屋の強さを十分に認めている。と同時に「悔しいけどポテンシャルも実力も玲君の方が上。これからどんどん強くなるから今年の間にやった方が良い」という発言も聞かれた。

ここまでもくると、もう挑戦者が圧倒的有利という事前の予想になるのも認めるしかないなかで、考え抜いてMMAを戦うチャンピオンが、紆余曲折あった自身の人生で養った精神力と叡智をどう金網のなかでぶつけるか。あるいは、そんなセンチメンタルな想いを木端微塵に打ち砕く非情さを鶴屋が見せつけるのか。

J-MMAのフライ級戦線──DEEPでは16人から8人に絞られた過酷な生き残り合戦が繰り広げられるなか、パンクラスはタイマンで2022年の戦いを締めくくる。

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『PANCRASE 329』試合結果


第11試合 メインイベント パンクラス・ライト級暫定王者決定戦 5分5R
×松本光史(M PLATIC/2位、元修斗世界王者)
○アキラ(武蔵村山さいとうクリニック/&mosh)
3R 1’25” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※アキラが暫定王者に

第10試合 コーメインイベント フライ級 5分3R
×上田将竜[まさたつ](G-face TEAM緒方道場/1位)
○鶴屋 怜(パラエストラ松戸/3位)
1R 2’33” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第9試合 女子ストロー級(ノンタイトル戦) 5分3R
○KAREN(PRAVAJRA/王者)
×宝珠山[ほうしゅやま]桃花(赤崎道場A-SPIRIT)
判定3-0 (大藪30-27/出口30-27/梅木29-28)

第8試合 ライト級 5分3R
○雑賀[さいか]“ヤン坊”達也(DOBUITA/4位、元暫定王者)
×松岡嵩志 (パンクラスイズム横浜/5位)
1R 1’36” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第7試合 バンタム級 5分3R
○井村 塁(Nexusense/3位、ネオブラッドトーナメント2020同級優勝・MVP)
×平田丈二(闇愚羅/6位)
2R 2’38” 裸絞め

第6試合 バンタム級 5分3R
○TSUNE(リバーサルジム新宿Me,We/2位)
×平岡将英(KRAZY BEE/ネオブラッドトーナメント2019同級優勝)
1R 2’49” 裸絞め

第5試合 ウェルター級 5分3R
×中村勇太(T-Rex Jiu-Jitsu Academy/5位)
○林 源平(和術慧舟會Iggy Hands Gym/ライト級8位)
判定0-3 (荒牧28-29/大藪27-29/梅木28-29)

第4試合 ストロー級 5分3R
×宮澤雄大(K-PLACE/4位)
○若林耕平(コブラ会)
判定0-3 (出口28-29/大藪27-29/梅木28-29)

第3試合 ウェルター級 5分3R
×髙橋攻誠(RIGHT THING ACADEMY/4位)
○押忍マン洸太(DESTINY JIU-JITSU)
1R 3’48” KO (左フック)

第2試合 フライ級 5分3R
×荻窪祐輔(K-PLACE)
○萩原幸太郎(パラエストラ八王子)
3R 1’25” TKO (コーナーストップ:マウントパンチ)

第1試合 女子アトム級 5分3R
○沙弥子(リバーサルジム横浜グランドスラム)
×原田よき(mma ranger gym)
1R 3’22” アームロック

プレリミナリー第2試合 フェザー級 5分3R
×工藤修久(禅道会小金井道場)
○立成洋太(パラエストラ千葉)
1R 4:30、TKO (ドクターチェック:左まぶたの負傷)

プレリミナリー第1試合 ライト級 5分3R
○水戸邉[みとべ]壮大(TRIBE TOKYO MMA)
×山﨑聖哉(BRAVE)
1R 2’22” TKO (ドクターストップ:肘打ちによる額のカット)

 9月11日に立川ステージガーデンで開催された『PANCRASE 329』の試合結果。メインイベントのライト級暫定王座決定戦はアキラが松本光史に3R TKO勝ちし王座戴冠しています。続きを読む・・・
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【パンクラス】12.25 PANCRASE 330 横浜武道館で開催!

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12月25日に横浜武道館で開催される事が発表されたPANCRASE 330。パンクラスのホームグラウンドと言っても過言ではない横浜。本当に久しぶりですが、早くも好カードが集結する予感がひしひしとしてきました。

まず、昨日開催されたPANCRASE 329で勝利したTSUNEがバンタム級暫定王者の中島太一に戦線布告。これに中島も応えた事でタイトルマッチが内定しました。さらにセミではサラブレッド鶴屋怜がパンクラス2試合目にしてフライ級ランキング1位の上田将勝を秒殺。王者・猿飛流に対して対戦をアピールすると、猿飛流もこれを快諾。奇しくも二大タイトルマッチが決定しました。

ちょっと早いクリスマスプレゼントにファンは歓喜するばかり。来年30周年のメモリアルイヤーを迎えるパンクラスにとって最高のスタートになるのは間違いありません。正式発表が楽しみで仕方ありません。