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ブラッド・リデル vs. ハファエル・フィジエフ、クレイ・グイダ vs. レオ・サントス等『UFC on ESPN 31: Font vs. Aldo』の対戦カードを紹介

12.4『UFC Fight Night』のメインイベントはロブ・フォント vs. ジョゼ・アルド(2021年09月28日)

 こちらの続報。

 12月4日にラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC on ESPN 31: Font vs. Aldo』で行われるその他の試合を紹介します。


UFC adds Rafael Fiziev vs. Brad Riddell for Dec. 4 Fight Night event(MMAJunkie)

 ブラッド・リデル vs. ハファエル・フィジエフのライト級マッチが行われるとのこと。

 リデルは6月の『UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2』でドリュー・ドバーに判定勝ちして以来の試合で現在7連勝中(UFC戦績4勝0敗)。フィジエフは8月の『UFC 265: Lewis vs. Gane』でボビー・グリーンに判定勝ちして以来の試合で現在4連勝中。


Clay Guida vs. Leonardo Santos added to UFC on ESPN 31 on Dec. 4(MMAJunkie)

 クレイ・グイダ vs. レオ・サントスのライト級マッチが行われるとのこと。

 グイダは8月の『UFC on ESPN 29: Cannonier vs. Gastelum』でマーク・マドセンに判定負けして以来の試合。サントスは3月の『UFC on ESPN 21: Brunson vs. Holland』でグラント・ドーソンに3R KO負けして以来の試合。『UFC Fight Night 193: Santos vs. Walker』でアレクサンダー・ヘルナンデスと対戦予定でしたが負傷欠場していました。


Jimmy Crute vs. Jamahal Hill targeted for UFC event on December 4(MMAFighting)

 ジミー・クルート vs. ジャマール・ヒルのライトヘビー級マッチが行われるとのこと。

 クルートは4月の『UFC 261: Usman vs. Masvidal 2』でアンソニー・スミスに1R TKO負けして以来の試合。ヒルは6月の『UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2』でポール・クレイグに1R TKO負けして以来の試合。

 両者は『UFC Fight Night 193: Santos vs. Walker』で対戦予定でしたが今大会に延期されています。


With Brad Tavares out, Roman Dolidze steps in to face Brendan Allen at UFC on ESPN 31(MMAJunkie)

With Roman Dolidze out, Chris Curtis steps in to face Brendan Allen at UFC on ESPN 31(MMAJunkie)

 ブレンダン・アーレン vs. クリス・カーティスのミドル級マッチが行われるとのこと。元々アーレンはブラッド・タヴァレスと対戦予定でしたがタヴァレスが欠場、代わりにロマン・ドリゼがアーレンと対戦することになりましたがドリゼも欠場したことからカーティスは代打の代打になります。

 アーレンは7月の『UFC on ESPN 27: Sandhagen vs. Dillashaw』でプナヘレ・ソリアーノに判定勝ちして以来の試合で現在2連勝中。カーティスは11月の『UFC 268: Usman vs. Covington 2』で行われたUFCデビュー戦でフィル・ホーズに1R TKO勝ちして以来の試合。


Bryan Barberena draws late replacement Darian Weeks at UFC on ESPN 31(MMAJunkie)

Darian Weeks(Sherdog)

 ブライアン・バルベリーナ vs. ダリアン・ウィークスのウェルター級マッチが行われるとのこと。バルベリーナは当初マット・ブラウンと対戦予定でしたがブラウンに新型コロナウイルスの陽性反応が出たことから欠場、代わりにウィークスが対戦します。

 バルベリーナは7月の『UFC on ESPN 28: Hall vs. Strickland』でジェイソン・ウィットに判定負けして以来の試合。ウィークスは現在28歳のアメリカ人でMMA戦績5勝0敗。今回がUFCデビュー戦。続きを読む・・・
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Report UFC UFN ESPN+46 UFN188 コディー・ガーブラント ブログ ロブ・フォント

【UFN188】テイクダウン・ゲームで疲弊? 圧力がないガーブラントが、フォントの打撃に完敗

<バンタム級/5分5R>
ロブ・フォント(米国)
Def.3-0:50-45.50-45.48-47
コディー・ガーブラント(米国)

スイッチしつつジャブを伸ばすフォント、中央を取ったガーブラントが右ローを蹴る。続いて右ハイを見せたガーブラントは、フォントの左ジャブをかわして右カーフ。フォントも右ローを返すが、ガーブラントはチェックしており左リードフックをヒットさせる。フォントが右を当て、首相撲からヒザ蹴り。離れたガーブラントはアッパーをかわして、サークリング、右オーバーハンドの相打ちからシングルに出たフォントの立ち上がり際にガーブラントが左ハイを蹴っていく。

フォントは右前蹴りをアゴに入れ、右ヒザ蹴りにガーブラントがテイクダウンを合わせる。ハーフバタフライからフルガードのフォントに対し、ガーブラントがパウンドを落としながら立ち上がる。右ストレートを当てたフォントが、距離を詰めて連打もガーブラントがダブルレッグでテイクダウンを決める。スクランブルでショートアッパーを連打したガーブラントが右から返しの左フックをヒットし、初回が終わった。

2R、打撃戦ではリードしたフォントが右ミドル、ガーブラントが手をついた変則的な右ローを見せ、起き上ってステップインにニータップを合わせる。フォントはクローズドガード、パンチを入れたガーブラントが足を抜きに掛かる。ハーフで殴り、足を戻されそうになると身を翻し、反対側で抑えたガーブラント。見事な動きだったが、フォントがキムラを狙うパスし、この腕を支点に腕十字の態勢に入る。フォントはさらにキムラを支点にスイープを決め、両者がスクランブルからスタンドに戻った。

フォントの左ジャブを被弾したガーブラントがクリンチ、離れると再びジャブを被弾する。ジャブから右を伸ばすフォントに対し、左フックを返したガーブラントがキレもパワーも今一つだ。それでも右オーバーハンドを伸ばしたガーブラントに対し、フォントがボディから左ジャブ、近距離でエルボーを入れる。右を当て圧力を高めるフォントは、テイクダウンエライを切ってラウンド終了を迎えた。

3R、テイクダウン&コントロールで自らが削られたか、ガーブラントがガス欠気味に。フォントは変わらず左ジャブを伸ばす、ガーブラントはローからワンツー、右オーバーアンドを放つ。下がらないフォントはジャブ、構えを変えつつ右前蹴りを繰り出す。ジャブからカウンターでアッパーを入れたフォントは、テイクダウン狙いを切り逆にワキを潜ってバックに回る。

後方から殴り、胸を合わせてきたガーブラントのウィザーにパンチを入れるフォント。ボディロックテイクダウン狙いに、前転からガードを取ったガーブラントがすぐに立ち上がる。フォントは引き続き左ジャブ、さらにダブルジャブから右ストレートを当てる、ガーブラントはダブルレッグからアンクルピックもテイクダウンはできず、スタンドに戻るとジャブを被弾する。

フォントは右ボディフックを効かせ、ガーブラントは動きが止まる。足と使って流れを変えたいガーブラントだが、フォントは左ジャブを当て惑わされない。ヘッドムーブは健在も、上半身の捻り効果があるパンチが見ないガーブラントは劣性のままラウンドを終えた。

4R、「アッパーを打て」とマーク・ヘンリーに指示されたガーブラントは、右ローを蹴る。ジャブの差し合いからフォントがワンツーを入れ、ボディアッパーなど変わらずスタンドで優位に立つ。ガーブラントはジャブに反応すると、ボディやローを受け反撃の芽を摘まれる。とワンツーを入れたフォント、ガーブラントがワンツーから4発、5発とパンチを受ける。

動きが重いガーブラントはテイクダウンのフェイクも、直後に右を被弾する。右ハイを当てられながらキャッチしたガーブラントは、直後に連打をもらい厳しい──我慢の展開が続く。フォントは攻め急がず、右を当てテイクダウン狙いを切ってパンチを打ち込む。ダブルジャブ、右と思うようにパンチを当てるフォントが、決めを狙ったかのような右ストレートを空振りもガーブラントを圧倒した。

最終回、インターバル中にヘンリーの「ボディから攻めるんだ」という指示には反応せず、他のコーナーマンの「最初の一発をミスしても、気にするな。その後の攻撃だってあるんだ」というアドバイスに頷いたガーブラントは、ジャブを被弾しながら右を当てる。さらに右オーバーハンドを当てたガーブラントはパンチでラッシュして、ヒザを突き上げる。フォントは前蹴りから右を伸ばす。

序盤の動きが持続できるか──ガーブラントはジャブを被弾しながらワンツー、左ジャブを伸ばす。さらに左フックを前に出ながら当て、左ボディ&右オーバーハンド、ヒザを貰っても右を当てる。フォントもワンツーを入れたが、追撃はヘッドムーブでかわしたガーブラントが左ジャブを逆に当てる。しかし、右アッパーを受け前進が止まったガーブラントが蹴りをキャッチされ、フェンスまで押される。

ガーブラントはジャブを被弾しても、右オーバーハンドをヒット。ローでバランスを崩したガーブラントは、すぐに立ち上がる。残り90秒、右フックを打ち込んだフォントが前に出てワンツーをヒットさせる。ジャブを当て続けたフォントは右ストレートを当て、ジャブでガーブラントの動きを止める。スピニングバックフィストを空振りし、組みつかれたフォントが引き込み、タイムアップ──結果、フォントが3-0で判定勝ちを手にした。


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News Preview UFC UFN ESPN+46 UFN188 クリス・バーネット コディー・ガーブラント ダミール・イスマグロフ ハファエル・アウベス ブログ ベン・ロズウェル ロブ・フォント

【UFN188】計量終了 ガーブラントの懐にフォントは入ることが可能か。イスマグロフ✖アウベスも注目

【写真】あるか、ワンパンKO──コディ・ガーブラント(C)Zuffa/UFC

21日(金・現地時間)、22日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN188:UFN on ESPN+46「Font vs Garbrandt」の計量が行われた。

ダヴィッド・ドヴォルザークと対戦予定だったハウリアン・パイヴァが減量の失敗で計量を行えず、急遽出場が決まったフアン・カミーロ・ロンデロスがフライ級リミットから3.5ポンドオーバーだったが、キャッチウェイトでUFCデビューに挑むことになった。


今大会のメインはバンタム級のロブ・フォント✖コディー・ガーブラント戦だ。

元世界王者のガーブラントは一度は階級を落としてフライ級王座に挑むことが決まっていたが上腕二頭筋の断絶で試合は流れ、バンタム級に戻すことに。3連勝中のロブ・フォントと対戦が11カ月振りの実戦になる。

前戦でマルロン・モラエスをKOしているフォントと、そのフォントに土をつけているハファエル・アスンソンに対し、圧倒的な威力を見せつけてワンパンKOしたガーブラント。MMAにあって上体を揺らし続けても、軸が乱れないガーブラントはパワーロスがなく、その時点でテイクダウン防御でも優位に立つ。

それ故に体を振った振り子作用でパワフルなパンチが打てるわけだが、ガーブラントを相手にフォントは貰う覚悟で攻めるのか、それとも貰わずに攻撃ができるのか、まずは立ち上がりから注目したい。

プレリミではIGF~RIZIN~Road FCと東アジアでキャリアを積み、中東UAE Warriors経由でオクタゴンに辿り着いたクリス・バーネットとベン・ロズウェルのヘビー級戦=プレリミメイン、そしてオープニングのライト級のダミール・イスマグロフ✖ハファエル・アウベスが非常に楽しみなマッチアップといえる。

キャリア22勝1敗、カザフスタン人ファイターのイスマグロフはボクシング体形でレスリングに対応したMMA──中央アジアに多いスタイルの持ち主だ。リーチはあるがレンジは近く、接近戦の殴り合いからダブルやシングル&ハイクロッチでテイクダウンし加点する。

判定勝ち上等ながら乱打戦に強いイスマグロフに対し、アウベスはTitan FC暫定ライト級王者からコンテンダーシリーズを経てUFCデビューを迎える。強靭なフィジカルを持ち主アウベスは遠い距離からパンチを強振するタイプで、イスマグロフが応じるようだと一発KOもある。

見た目はマタドール=イスマグロフ✖エルトロ=アウベス、闘牛士✖闘牛の戦に感じられるが、このマタドールが徹底して接近戦を好み、数の論理で優位に立とうとするだけに、エルトロは前進だけで下がりながらも、疲れないで戦う必要がでてくる。それでいて一瞬で一刺しが可能なアウベスだけに、本当に予想が難しい第1試合だ。

■視聴方法(予定)
5月23日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS

■UFN188計量結果

<バンタム級/5分5R>
ロブ・フォント: 136ポンド(61.69キロ)
コディー・ガーブラント: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
イェン・シャオナン: 116ポンド(52.62キロ)
カーラ・エスパルザ: 116ポンド(52.62キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ: 265.5ポンド(120.42キロ)
ジャレッド・ヴェンドラー: 264 ポンド(119.74キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ファリシア・スペンサー: 145ポンド(65.77キロ)
ノルマ・ドゥモント: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジャック・ヘルマンソン: 186ポンド(84.37キロ)
エドマン・シャバジアン: 185ポンド(83.91キロ)

<フェザー級/5分3R>
ヒカルド・ラモス: 146ポンド(66.22キロ)
ビル・アレジオ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル: 265.5ポンド(120.42キロ)
クリス・バーネット: 263ポンド(119.29キロ)

<ウェルター級/5分3R>
クラウジオ・シウバ: 170.5ポンド(77.34キロ)
コート・マッギー: 169.5ポンド(76.88キロ)

<フライ級/5分3R>
ヴィクター・ロドリゲス: 125.5ポンド(56.92キロ)
ブルーノ・シウバ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ: 146ポンド(66.22キロ)
シェ・イラン: 146ポンド(66.22キロ)

<フライ級/5分3R>
ダヴィッド・ドヴォルザーク: 126ポンド(57.15キロ)
フアンカミーロ・ロンデロス: 128.5ポンド(58.28キロ)

<ライト級/5分3R>
ヤンシー・メデイロス: 155ポンド(70.31キロ)
ダミア・ハゾヴィッチ: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
ダミール・イスマグロフ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ハファエル・アウベス: 154.5ポンド(70.08キロ)

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Report UFC UFN ESPN+41 UFN183 ブログ マルロン・モラエス ロブ・フォント

【UFN183】ロブ・フォント、MMAでマルロン・モラエスにリードを許すも殴り勝ちバンタム級最前線へ

<バンタム級/5分3R>
ロブ・フォント(米国)
Def.1R3分47秒by TKO
マルロン・モラエス(ブラジル)

まず右ミドルを見せたモラエスは、左ジャブを打たれ直後にダブルレッグでテイクダウンを決める。スクランブルにギロチンに入ったモラエスだが、クレイドルからスクランブルに持ち込んだフォントが立ち上がってヒザを腹に突き刺す。モラエスはボディロックから持ち上げて再びテイクダウン、一旦ハーフで抑える。

体を起こしてパンチを落としたモラエスはハーフに取り、枕でプレッシャーを与え一気にパスを決める。フォントはスクランブルに持ちこんでスタンドに戻ると右フックを入れ、モラエスも左フックをヒットさせる。直後にスピニングバックキックを狙ったモラエスを左ジャブで後退させると、右アッパーを突き上げる。

前方に崩れて動きが止まったモラエスは、パンチを受けながら上を向くが殴られ続け勝負は決した。コーリー・サンドハーゲン戦に続き連敗となったモラエス、フォントが彼に代わりバンタム級最前線に躍り出た。


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