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12.10『UFC 282』でダレン・ティルとドリカス・デュ・プレシスが対戦

ダレン・ティル、7月に飲酒運転で逮捕されていたことが判明(2022年08月31日)

 こちらの続報。


 UFCが12月10日にネバダ州ラスベガスで開催する『UFC 282』でダレン・ティル vs. ドリカス・デュ・プレシスのミドル級マッチが行われることをESPNのブレット・オカモト記者が確認したとのこと。まだ契約にサインはしてないものの

 ティルは昨年9月の『UFC Fight Night 191: Brunson vs. Till』でデレク・ブランソンに3Rリアネイキッドチョークで敗れて以来1年3ヶ月ぶりの試合。2連敗中で最近5試合の戦績は1勝4敗。それでも現在UFCミドル級ランキング9位につけています。7月にストックホルムで飲酒運転をし逮捕されていたことも話題になりました。

 デュ・プレシスは7月の『UFC 276: Adesanya vs. Cannonier』でブラッド・タヴァレスに判定勝ちして以来の試合で5連勝中。現在UFCミドル級ランキング13位。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC276 ケルヴィン・ガステラム ドリキュス・デュプレシー ブラッド・タヴァレス

【UFC276】TDに失敗しパンチを被弾しても、とにかく前進、前進、また前進。デュプレシーがタヴァレス下す

<ミドル級/5分3R>
ドリキュス・デュプレシー(南アフリカ)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ブラッド・タヴァレス(米国)

まず左ハイを狙ったデュプレシーが、右ローを蹴る。さらにワンツーで前に出たデュプレシーだが、続くステップインに右を合わされる。ここでシングルに出たデュプレシーは、ボディロックでタヴァレスを押し込むも、逆にテイクダウンを許して下にされる。ハーフのデュプレシーにエルボーをうちつけたタヴァレスは、ケージに際に移動されても手首をコントロールして立たせない。

デュプレシーはシングルレッグから、ダブルレッグでケージにタヴァレスを押し込む。ボディロックから大内のような動きをすかされ、腹ばいにされたデュプレシーがすぐに立ち上がってクリンチへ。自ら離れたデュプレシーはテイクダウン、打撃ともに前のめりで姿勢が悪い。その体が流れ気味のパンチにカウンターを入れたタヴァレス。動きが止まったデュプレシーが組んでクリンチへ。体を入れ替えられてから離れたデュプレシーは、スピニングバックフィストも前蹴りを入れられ初回を落とした。

2R、蹴り合いからパンチの交換、ヒザを入れたデュプレシーが荒いままだが右がタヴァレスを捕らえる。左目の周囲をカットしたタヴァレスに、サウスポーから左ハイを蹴っていく。タヴァレスは右ミドルを返し、ステップインにアイポークがあったとアピールしたデュプレシーはスピニングバックエルボー、前に出て左を打ち込む。

タヴァレスはこの勢いに押されるように真っ直ぐ下がりつつ、右フックを返す。右からテイクダウン狙いもしっかりと組めなかったデュプレシーは、ワンツーで飛び込む。肩で息をするデュプレシーに対し、流血が見られるもののデュプレシーが効果的な動きをし、前進を左ジャブで止める。前蹴りも有効に使うタヴァレスは、ローの蹴り合いから右を被弾、さらに左を受けてバランスを崩すと、デュプレシーがラッシュを掛け時間に。

最終回、「基本的な反応で良いんだ。前に出てきたところで右を中心に当てろ」という指示を受けたタヴァレスだが、右からワンツーとデュプレシーの勢いに押され気味になる。蹴りを出し、ジャブや右を振るってもデュプレシーが前に出てくる。そこにハイからミドルを決めたタヴァレスだが、ワンツーの右を被弾する。左を見せてからの右が遠い距離からでも当たるようになったデュプレシーは、肩で息をしながらワンツー&左ミドルというコンビネーションを見せる。

思い切り力の入った攻撃を続けながら、なんとかスタミナを持たせているデュプレシーが右を振るって前に出る。タヴァレスも前蹴り、左ジャブを繰り出すが、右を2発連続で受ける。キレーな打撃のタヴァレスが、デュプレシーの勢いに右を打たれる。右ストレートから後ろ回し蹴りと、疲れているようで動き続けるデュプレシーが右をヒットさせ、ヒザ蹴りに続きまたも右を打ち込む。どれだけ疲れ、攻撃を当てられようとも前に出続けて右を当て、ヒザに続けたデュプレシー。タイムアップまで動き続けた結果、ジャッジ3者から29-28の支持を得てオクタゴン3連勝を決めた。

「体が滑って、組みから打撃戦に切り替えた」というデュプレシーは4月に対戦が流れたケルヴィン・ガステラム戦をアピールした。


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Cage Warriors MMA MMAPLANET o ONE UFC UFC276 アレックス・ポアタン・ペレイラ アレックス・ヴォルカノフスキー アンドレ・ムニス イアン・ギャリー イスラエル・アデサニャ ゲイブ・グリーン コナー・マクレガー ショーン・オマリー ジェイリン・ターナー ジム・ミラー ジャレッド・キャノニア ジョー・ローゾン ドナルド・セラーニ ドリキュス・デュプレシー ブライアン・バルベレナ ブラッド・タヴァレス ブラッド・リデル ペドロ・ムニョス ボクシング ボビー・グリーン マックス・ホロウェイ メイシー・バーバー ユライア・ホール ロビー・ローラー

【UFC276】極め男ムニス。セラーニ✖ミラーの最多勝争い。可能性は無限大、イアン・ギャリーに要注目!!

【写真】まだまだ成長過程、それでいてUFC2連勝中のギャリーが荒くてパワフルなグリーンを相手にどのように戦うのか (C)Zuffa/UFC

2日(土・現地時間)にネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC 276「Adesanya vs Cannonier」。PPVカードの濃厚さに加え、プレリミでもFight Night大会ならメイン級のカードがズラリと並んでいる。

そのプレリミでまず気になるのが、ジャカレ・ソウザに引導を渡した極め技師アンドレ・ムニスだ。今回はユライア・ホールの遠い距離からの打撃をいかに封じ込めて、組みの展開から極めという流れに持ち込むことができるか、見ものだ。

また2週間前の大会でジョー・ローゾンが計量後にヒザの負傷で欠場となり、ついに3度目の正直もならなかったドナルド・セラーニが、ジム・ミラーと戦う試合も見逃せない。

勝てば、単独でUFC最多の24勝目となる両者の対戦。もともと今大会でボビー・グリーンと対戦予定あったミラーが1週間前にグリーンの負傷欠場を経て、実に14年9カ月振りとなるウェルター級で対戦を了承した。ライト級でも背が高い方でないミラーだけに、長身のセラーニに対して如何に踏み込めるか。

それでもフィジカル的にダメージの蓄積は、セラーニよりも抑えることができているミラーが、オクタゴン最多勝ファイターになる確率の方が高い、か。


セラーニとミラー、この対戦がファンの思い入れの強い顔合わせなら、将来性という部分で期待の存在がイアン・ギャリーだ。

今回がUFCで3戦目となるギャリーは、アイルランドはダブリン出身、コナー・マクレガーに憧れ大学を中退しMMAの世界に飛び込んだ24歳のファイターだ。アマボクシングで300戦以上、柔道でもティーン時代に活躍。その後18歳でMMAに転じ19歳でアマデビュー、21歳でプロになると7 戦目でCage Warriorsウェルター級のベルトを巻いている。

ちなみにマクレガーが同プロモーションのフェザー級のベルを巻いたのはプロ13戦目(※それまでの戦績は10勝2敗)で、2戦後にUFCと契約を果たしている。対してギャリーは8戦目でオクタゴン初陣を飾り、ここまで9連勝中だ。

4つのKO勝ちを誇る打撃は、非常に柔らかく基本に忠実だ。右ストレート、リードの左フックも強く、前足の蹴りも長けている。何より相手を誘ってパンチ入れる迎撃型の攻撃ができることが、ギャリーに天賦の才が感じられる部分だ。

レスリングはまだ成長過程にあるが、グラップリングでも積極的でフィニッシュ重視の戦いを好むギャリーの課題は、多岐に渡る技術が勝つために絞り込むことができていない点にある。良くいえば臨機応援、ともすればノープランとも取れるが、サンフォードMMAの名匠たちがしっかりと導くことができれば、今回のゲイブ・グリーン戦はデモンストレーションファイトにできるだけのポテンシャルを持っている。

その一方で、グリーンの粗さにクリーンな打撃が圧されることがあると、サウスポーの構えから振り回してくる右ボディや右フックの標的になる可能性もあるだろう。が、パワーファイターを正確な距離、間合いとコンビネーションで翻弄することができれば、ギャリーにとっては一段階ステップアップできるファイトとなる。

■視聴方法(予定)
7月3日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWライブ

■UFC276計量結果

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラエル・アデサニャ: 183.5ポンド(83.23キロ)
[挑戦者]ジャレッド・キャノニア―: 184.5ポンド(83.68キロ)

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ヴォルカノフスキー: 144.5ポンド(65.54キロ)
[挑戦者]マックス・ホロウェイ: 144.5ポンド(65.54キロ)

<ミドル級/5分3R>
ショーン・スティックランド: 185.5ポンド(84.14キロ)
アレックス・ポアタン・ペレイラ: 184.5ポンド(83.68キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ロビー・ローラー: 171ポンド(77.56キロ)
ブライアン・バルベレナ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ショーン・オマリー: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
ブラッド・リデル: 155.5ポンド(70.53キロ)
ジェイリン・ターナー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジム・ミラー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
イアン・ギャリー: 171ポンド(77.56キロ)
ゲイブ・グリーン: 170ポンド(77.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブラッド・タヴァレス: 185.5ポンド(84.14キロ)
ドリキュス・デュプレシー: 185ポンド(83.91キロ)

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ムニス: 185.5ポンド(84.14キロ)
ユライア・ホール: 186ポンド(84.37キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アイ: 126ポンド(57.15キロ)
メイシー・バーバー: 126ポンド(57.15キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ジェシカローズ・クラーク: 135.5ポンド(61.46キロ)
ユリア・ストレアレンコ: 136ポンド(61.69キロ)

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【UFC276】南ア発KSW経由、UFCの頂点へ。ドリキュス・デュプレシー「3試合以内に王座に挑戦する力が」

【写真】非常にソフトかつ、丁寧にインタビューの受け答えをしてくれたデュプレシー(C)MMAPLANET

2日(土・現地時間)、ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでUFC 276「Adesanya vs Cannonier」が開催され、南アフリカ人ファイターのドリキュス・デュプレシーがブラッド・タヴァレスとプレリミで対戦する。

UFCに在籍する南アフリカ人ファイターは2人、そのうちの1人のデュプレシーは母国EFC Worldwideでウェルター級&ミドル級、ポーランドのKSWでウェルター級王座を獲得してきた。UFCでは2勝0敗、今回の試合をプレリミ卒業戦と宣言するデュプレシーに話を訊いた。


──土曜日にブラッド・タヴァレスと戦います。今の調子を教えてください。

「凄く良い感じだよ。UFCで戦うようになって、毎試合良くなっている。UFCデビュー戦では凄く緊張してしまって、2試合目はポイエー✖マクレガーなんていうビッグショーだったから、またナーバスになっていた。今回はUFCにも慣れてきたなかで、ランク12位の相手と戦えるのは絶好の機会だよ。

精神的には4月の試合がキャンセルになって、ファイトに飢えている。肉体的には凄くシェイプされていて、僕がこれから頂点に昇りつめる力を持っていることを証明したい」

──今回はPPVイベントといっても、UFCインターナショナル・ファイトウィーク中に開催され特別な感じもします。

「僕に選択権はないけど、Fight Nightのメインカードだったら、PPVのプレリミで戦いたい。ポイエー✖マクレガーというビッグショーでTKO勝ちできたから、このチャンスが巡ってきたと思っている。だから、今回もしっかりとフィニッシュしたい。そしてプレリミで戦う最後の試合にしたいね」

──私はドリキュスの試合はKSW時代に初めてチェックするようになったのですが、それが2018年だったのに対し、MMAデビューは2013年ともうキャリアは9年になるのですね。そもそもドリキュスがMMAを始めるようになったきっかけは何だったのでしょうか。

「TVでMMAを視て、やってみたいと思った。15歳の時だった。それ以来、MMAしか見えない生活を送ってきたよ。プロとしてMMAで生きていくために懸命に努力を続けたんだ」

──MMAを始める以前に格闘技の経験は?

「5歳で柔道を始めた。5年間やって、一緒に練習していた兄弟と揃って南アフリカのチャンピオンになっているよ。それから2年ほどレスリングの練習をして、14歳の時かK-1キックボクシングに転じたんだ。18歳の時にWAKO K-1ルールのジュニア世界チャンピオンになり、そこからMMAを始めた」

──ではMMAを始める前に、必要となる組みも打撃も経験していたのですね。

「そうだね。グラップリングも16歳か17歳でやり始めていたし、レスリングも含めてトライしたいことにトライし、MMAに行き着いたんだ」

──当時、南アフリカでのMMAの認知度はどのようなモノだったのですか。

「僕が始めた頃は、まだまだ歴史も浅くて本当に新しいスポーツだったよ。きっと僕は南アフリカで初めてフルタイムでMMAファイターになった1人のはずだ。それからの南アフリカにおけるMMAの普及は凄く速かった。今やUFCはアフリカ中、どこにいてもケーブルTVで視ることができる。4、5年後は南アフリカから国際的な舞台で戦う選手はもっと増えるだろう」

──南アフリカのUFCファイターではJP・ベイスのように米国を拠点に置くようになった選手もいます。

「僕も可能な限りサンフォードMMAでトレーニングをしているよ。ただし、試合が決まると調整は南アフリカのチームで行うようにしている。6週間ほどのキャンプを1人のコーチの下、一つのチームで調整する。皆、しっかりと経験を積んできているし南アフリカでも十分な練習環境が整っているよ」

──KSWではロベルト・ソルディッチを初戦で破り、ウェルター級王者に。しかし、ダイレクトリマッチで敗れ陥落。そこから1度、ミドル級で戦った後にKSWを離れました。

「19歳の時にEFC Worldwideでプロデビューし、ウェルター級のチャンピオンになった。そしてKSWからオファーをあり、ポーランドと英国で戦った。海外で新たな挑戦がしたかったからだよ。ただしウェルター級は減量が厳しくて、もうやるべきことは全てやったと感じたから、KSWの最後の1試合はミドル級で戦ったんだ。

MMAを始めて以来、最高の決断だったと思っている。全く体の動きや調子がウェルター級の時とは違っていたからね。そしてEFCでミドル級のベルトを手にした時、UFCから声が懸かった。確かにソルディッチにKOで敗れたけど、ウェルター級はもう僕の階級ではなかった。と同時にソルディッチはウェルター級で世界のベストの1人だと今も思っている」

──UFCでの動きは、確かにKSW時代より良くなっていると感じました。

「そうだろう? 100パーセント、その通りだよ。動きもフィーリングも変った。何よりUFCと契約し、世界のトップと戦っていくことなるという気持ちが、凄く良い方向に動いたと思う。普段の生活から練習と、よりモチベーションが高くなったんだ。世界のベスト、UFCの世界チャンピオンを目指すことで、トレーニングの質も良い意味で変わったよ」

──4月はタイトルコンテンダーのケルヴィン・ガステラム戦が流れました。キャリア最大の試合がなくなり、今回の試合を迎えたことに関してどのように感じていますか。

「あの時は3人も対戦相手が代わり、最終的に試合自体が流れた。ガステラム以前にアンソニー・ヘルナンデス、クリス・カーティス戦がなくなった。僕は誰とでも戦うけど、あの時はUFCにトップ10と戦いたいと伝えた。誰も恐れることはない。だからガステラムとの対戦が決まった時は嬉しかったけど、結局試合はなくなり世界の誰とでも戦えることを証明する機会を失ってしまったんだ。

ブラッド・タヴァレスは僕のデビュー前からUFCで戦っている素晴らしいファイターだ。打撃ができ、テイクダウンを防げ、テイクダウンをしてパウンドや極めもある。UFCで21試合も戦っているのだから、強くて当たり前だよ。ただし、今はそれほどでもない。彼の武器である打撃にしても、MMAの進化に以前のような威力はなくなった。僕の方が今のMMAで戦う術を持っている。その違いを試合で見せようと思う。

この試合に勝って、3試合以内に王座に挑戦する力があることを見せつけるつもりだよ」

──ドリキュス、今日はインタビューを受けていただきありがとうございました。最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「日本のMMAは凄いよ。僕はONE Championshipの大ファンだから、ほとんどの大会をチェックしている。それにK-1ではヤン・ノルキヤが南アフリカを代表して戦っていた。ミルコ・クロコップのK-1 GPでの活躍を見て、キックを始めたんだ。僕のことをアジアのファンがサポートをしてくれたら、本当に素晴らしいことだよ。いつの日か、日本で戦いたいと思っているので、応援してほしい」

■視聴方法(予定)
7月3日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWライブ

■UFC276対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)
[挑戦者]ジャレッド・キャノニア―(米国)

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
[挑戦者]マックス・ホロウェイ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ショーン・スティックランド(米国)
アレックス・ポアタン・ペレイラ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ロビー・ローラー(米国)
ブライアン・バルベレナ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)
ラマザン・エミエフ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス(ブラジル)
ショーン・オマリー(米国)

<ライト級/5分3R>
ブラッド・リデル(ニュージーランド)
ジェイリン・ターナー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ(米国)
ジム・ミラー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
イアン・ギャリー(アイルランド)
ゲイブ・グリーン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ブラッド・タヴァレス(米国)
ドリキュス・デュプレシー(南アフリカ)

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ムニス(米国)
ユライア・ホール(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アイ(米国)
メイシー・バーバー(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ジェシカローズ・クラーク(豪州)
ユリア・ストレアレンコ(リトアニア)

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Report UFC UFC257 アントニオ・カーロス・ジュニオール ブラッド・タヴァレス ブログ

【UFC257】カーロス・ジュニオールのテイクダウンを切り続けたブラッド・タヴァレスが判定勝ち

<ミドル級/5分3R>
ブラッド・タヴァレス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
アントニオ・カーロス・ジュニオール(ブラジル)

ジャブからローを蹴るタヴァレス。ショートのコンビネーションでジュニオールが前に出る。ジュニオールは同じようにショートの連打で前に出て、蹴りを見せると直後にダブルレッグへ。シングルに切り替え、ハイクロッチ。タヴァレスが頭を押し、ジュニオールが自ら離れる。タヴァレスはパンチを出すなかで、ジュニオールがタイミングよく組んでいくが、タヴァレスがしっかりと対応して反対側のケージまで押し込まれても倒れない。

ここもジュニオールは自ら距離を取り直し、タヴァレスが右カーフからワンツー。ジュニオールも打ち返し、左ミドルを入れる。つづくテイクダウン狙いを耐えるタヴァレスの急所にヒザが入り、試合が中断され──再開後、すぐに時間となった。

2R、右のカウンターを入れたタヴァレスがカーフを続ける。さらに右を入れたが、ローにテイクダウンを合わされる。すぐに立ち上がったタヴァレスをケージに押し込んだジュニオールは、ダブルのクラッチが切れテイクダウンを奪えない。打撃の間合いとなり、タヴァレスがジャブから右を入れる。そし左ローを蹴った。

中盤、間合いの測り合いとなり、ジュニオールの仕掛けをタヴァレスが対応していく。ジュニオールはシングルを切られ、残り40秒で左フックから右ストレートを打ち抜かれる。直後にタヴァレスがヒザを狙った際に、爪先が急所に当たり試合はまたも中断へ。残り25秒でリスタートとなり、タヴァレスがジャブを入れ、ジュニオールが蹴り足を掴んだところで時間となった。

最終回、タヴァレスはこれまでと同じようにジャブ、右、右ローを回す形で攻める。ジュニオールも、打撃の攻防のなかでダブルレッグでケージまでドライブという戦いを続ける。小外掛けで姿勢を乱したタヴァレスだが、倒れず残り2分20秒でレフェリーがブレイクを命じた。

その後もローにテイクダウンを合わせたジュニオールが、タヴァレスをケージに押し込み時間に。タヴァレスが判定勝ちした。


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