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INVICTA o UFC YouTube コナー・マクレガー ダスティン・ポイエー ドナルド・セラーニ ファーニー・ガルシア ブランドン・ロイヴァル マウリシオ・ショーグン

UFC274:オッズ/予想と展望

チャールズ・オリヴェイラ 1.51
ジャスティン・ゲイジー 2.65
ローズ・ナマユナス 1.48
カーラ・エスパルザ 2.75
マイケル・チャンドラー 1.26
トニー・ファーガソン 3.90
マウリシオ・ショーグン 2.95
オヴァンス・サン・プレー 1.42
ドナルド・セラーニ 1.56
ジョー・ローゾン 2.55
アンドレ・フィアリョ 1.24
キャメロン・ヴァンキャンプ 4.10
ランディ・ブラウン 2.05
ケイオス・ウィリアムズ 2.25
メイシー・チアソン 2.85
ノルマ・ドゥモン 1.44
ブランドン・ロイヴァル 1.40
マット・シュネル 3.00
ブラゴイ・イワノフ 1.65
マルコス・ホジェリオ・デ・リマ 2.35
フランシスコ・トリナウド 2.15
ダニー・ロバーツ 1.95
トレイシー・コルテス 1.67
メリッサ・ガ2.30
アリアネ・カルネロッシ 2.60
ルーピー・ゴディネス 1.53
ジャーニー・ニューソン 2.30
ファーニー・ガルシア 1.67

メインはライト級タイトルマッチ。ヌルマゴが返上した王座をチャンドラーとの王座決定戦で1Rダウンを喫したところから2Rにダウンを奪い返し、パウンドで逆転勝ち。昨年12月の初防衛戦ではコナー・マクレガーを2度KOしたダスティン・ポイエー相手にオッズではアンダードッグ。1Rはやはり打撃戦でダウンを喫して劣勢だったが、2Rテイクダウンを狙って下になってしまったところからオモプラッタで上を取り返しパウンドで削ると、3Rはタックルからスタンドバックを奪ってのチョークでの一本勝ち。

ゲイジーUFCデビュー戦勝利後、打たれながら打ち勝つスタイルが通用せず2試合連続OK負け。しかしそこから打たれないスタイルに切り替え4連続KO勝ちで暫定王座を獲得。ハビブ・ヌルマゴメドフとの王座統一戦でも、1Rは打撃でジャッジ三者がゲイジーを支持する内容だったが2Rテイクダウンされ三角絞めで一本負け。前回のマイケル・チャンドラー戦は久々に打たれながら打ち勝つゲイジースタイルで、ファイト・オブ・ザ・イヤーの激闘を制した。

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どちらも打撃で打たれて劣勢になってから逆転勝ちする勝負強さがある。

D-1レスラーでテイクダウンディフェンスも強いゲイジー。即テイクダウンを狙っても難しいだろう。打撃も向上しているオリヴェイラだが、さすがにゲイジー相手の打ち合いはリスクが高い。ポイエーと同じく組みからチャンスを作りたい。ただ、打撃か、ポイエー戦のようにグラウンドに持ち込んで削ってからでないと、テイクダウンは取れないだろう。打撃も向上しているオリヴェイラなら打ち合いでチャンドラーのように効かせることができれば、そこから組み付いてグラウンドに持ち込むことは出来る。そうなる前にゲイジーのパンチを貰ってしまうと、過去2戦のように逆転するのは難しいだろう。オッズは王者オリヴェイラを支持している。

ゲイジーがパンチを打ち込みKOすると予想。

セミは女子ストロー級タイトルマッチ。女子ストロー級王座決定戦となったTUFフィナーレ以来、7年半ぶりの再戦。当時、ナマユナスは公式戦のキャリアは2勝1敗。対するエスパルザは、9勝2敗でInvictaのストロー級王者。優勝の大本命だった。試合は下馬評通り、エスパルザが3Rチョークで一本勝ちし、初代女子ストロー級王者となった。

しかし初防衛戦でヨアンナにKO負け。そこから6戦で3勝3敗で、タイトル再挑戦のチャンスも得られず。一時は生活が苦しくなり、TUFの優勝商品のハーレーダビッドソンを売りに出したこともあった。しかし現在5連勝中。ようやくリベンジの機会を得た。

ナマユナスは5度の王座防衛に成功したヨアンナに1RKO勝ちでタイトル獲得。ダイレクトリマッチでも判定勝ちして返り討ちに。初防衛戦でジェシカ・アンドラジに敗れタイトルを失ったが、再戦でリベンジすると、アンドラジからタイトルを奪ったジャン・ウェイリーに1RKO勝ち。またダイレクトリマッチが組まれたが、今度は僅差判定勝ちした。

エスパルザはレスリングがバックボーンで、テイクダウンからの押さえ込みが武器。泥臭く判定勝ちするスタイル。オッズではナマユナスがやや優勢だが、思ったほどの差はない。

ナマユナスが序盤テイクダウンを奪われるも、打撃を入れて判定勝ちと予想。

第1試合開始は8日朝6時半予定。速報します。

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LFA94 other MMA Report ファーニー・ガルシア ブログ ライアン・ヘイズ

【LFA94】走って逃げてロー。追いかけてロングのパンチ。最後にTD合戦。ガルシアがヘイズに勝利……

<バンタム級/5分3R>
ファーニー・ガルシア(米国)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29
ライアン・ヘイズ(米国)

右カーフを3つ見せたヘイズに対し、ワンツーをガルシアが放っていく。ヘイズはカーフを続け、ケージの前を移動する。ガルシアはワンツー・フックから左フックを繰り出し、近い距離でボクシング勝負だ。その分、左足を蹴られた続けるヘイズだが、接近戦のガルシアの圧力には耐えることができない。近づくと必死に首相撲に取るヘイズに対し、ガルシアがショートのフックを連打する。

走るように間合を取り、ヘイズはカーフを蹴る。ガルシアはチェックをなしにボクシング丈夫で左をヒット。この距離になると大きくサイドに回るヘイズは右のロングアッパーを伸ばすも、ガルシアが詰めてくると離れワンツー・フックを被弾する。左右のカーフ&ローを続けるヘイズに、左ジャブ&右ストレートを当てたガルシアは、残り10秒で左ミドルにも構わず左右のフックを連続で打ち込み初回を取った。

2R、左ローから左ジャブのヘイズ、左フックを受けて右に大きく移動する。ヘイズは初回よりパンチを増やすことで、ローやカーフが当たる数も増える。しかし、接近戦になると走るように距離を取り直す動きは、ジャッジに良い印象を与えない。ガルシアは蹴り足をキャッチし崩しても、スタンドで待ち受けて右フック。やや手打ち気味になっているガルシアだが、右オーバーハンドを放り込み、右フックを当てる。ジャブから右ロングフック、オーバーハンドと攻め続けたガルシア。間違いなくラウンドを取っているが、彼もまた倒す空気はない5分だった。

最終回、ヘイズがジャブからローと近い距離を取る。殴られてもこの位置をキープできるか──という間もなく、右フックを受けそうになり走って離れるヘイズ。ガルシアは左ボディフックから、右フックを顔面に入れる。恐らくは戦っていて怖くないであろうガルシアだが、それでもローで体が寄れる場面も。

残り2分、ヘイズが初めてのトライでダブルレッグ・テイクダウンを決める。しかし、ガルシアがガードを取ったにも関わらず、寝技に固執することなく簡単に立たせてパンチを纏められる。直後にもう一度ダブルレッグに成功したヘイズは、パス&上四方からノースサウスへ。体を捻って、即立ち上がったガルシアは何と最後の最後にダブルレッグでヘイズを倒す。

両者揃ってテイクダウンができ、また簡単に倒れるということが最後の2分で分かった不思議なMMA。しかも結果はスプリットでガルシア勝利という最後まで、理解が難しい試合となった。


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