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【PFL2021#05】計量終了 ブラダボーイが計量失敗。減点され5Pから加点なし、プレーオフ進出に黄信号

【写真】セレモニアル・フェイスオフでもやや目がくぼんだ感があったクーパー3世 (C) PFL

16日(水・現地時間)、17日(木・同)にニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾートで開催されるPFL2021#05の計量が行われた。

数字上、全員にプレーオフ進出の可能性があるウェルター級で、一大事が起こった。現在6Pでランク1位のれい・クーパー3世が計量に通過せず、-1Pで5Pから勝っても加点はないという厳しい状況に追い込まれた。


対するニコライ・アレクサヒンは初戦が不運にもNCで1Pとし手にできておらず、3Pをとっても4Pにしかならずフィニッシュが必須の対戦となる。

そのアレクサヒンはセレモニアル計量後に「初戦では不幸にも、自分の力を全て見てもらうことはできなかった。でも今回は、全てを手にするつもりだよ」とインタビューに答える。

対してブラボ―イは当然のように硬い表情で、「やることは変わらない。フィニッシュする。計量ミスをしてしまって、申し訳ないと思っている。ただ、勝つしかない。体調不良? そういうことはない。でも減量に失敗してしまったんだ。試合に集中するよ」と話した。

ライバルの計量失敗で、暫定1位となったローリー・マクドナルドと対戦するグレイゾン・チバウは「この試合は2人のレジェンドが戦う。ローリーはレスリング、柔術、打撃、全てができる。ただ、僕らの間にそれほど差はない。ただ戦う、喧嘩だ」とコメント。

対してロリマクは「どのような状況だろうが、準備はできている。喧嘩ファイトを仕掛けれても、相手の観察してアドバンテージを見つけるだけの経験が僕にはある。喧嘩がしたいなら、応じるよ。フィニッシュする自信もある。プレーオフに進めるなら、ランキングは関係ない。その時に人生最高のパフォーマンスを見せるだけだから」と非常に落ち着いた様子で語った。

クーパーが5P止まりになったことで、ジョアォン・セフェリーノは3Rでフィニッシュすれば、トップ4入りが濃厚となる。前回王者の動向は、マイナススタートのアレクセイ・クンチェンコが2Rまで、マゴメド・マゴメドケリモフが初回でフィニッシュされないことが重要になるが、果たしてサディボウ・シとカーティス・ミランダーにロシアンを倒す力はあるのか……。

■視聴方法(予定)
6月18日(金・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ PFL2021#05対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド: 171ポンド(77.56キロ)
グレイソン・チバウ: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
レイ・クーパー3世: 171.8ポンド(77.92キロ)
ニコライ・アレクサヒン: 169ポンド(76.66キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
エミリアーノ・ソルディ: 205ポンド(92.99キロ)
ダン・スポーン: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
セザー・フェレイラ: 205.4ポンド(93.16キロ)
クリス・カモージ: 204.6ポンド(92.8キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カーロス・ジュニオール: 205ポンド(92.99キロ)
ヴィニー・マガリャエス: 204ポンド(92.53キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット: 205.6ポンド(93.25キロ)
コリー・ヘンドリックス: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョアォン・セフェリーノ: 171ポンド(77.56キロ)
ジェイゾン・ポネ: 169.4ポンド(76.83キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ: 171ポンド(77.56キロ)
カーティス・ミランダー: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョーダン・ヤング: 206ポンド(93.44キロ)
トム・ローラー: 203.6ポンド(92.35キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アレクセイ・クンチェンコ: 169.6ポンド(76.92キロ)
サディボウ・シ : 170ポンド(77.11キロ)

【ウェルター級ランキング】
1位 6P レイ・クーパー3世
2位 6P ローリー・マクドナルド
3位 3P ジョアォン・セフェリーノ
4位 1P ニコライ・アレクサヒン
5位 1P サディボウ・シ
6位 0P グレイソン・チバウ
7位 0P カーティス・ミランダー
8位 0P ジェイゾン・ポネ
9位 -1Pアレクセイ・クンチェンコ、マゴメド・マゴメドケリモフ

【ライトヘビー級ランキング】
1位 6P セザー・フェレイラ
2位 6P アントニオ・カーロス・ジュニオール
3位 5P マールシン・ハムレット
4位 3P エミリアーノ・ソルディ
5位 3P ジョーダン・ヤング
6位 0P クリス・カモージ
7位 0P ダン・スポーン
8位 0P トム・ローラー
9位 0P コリー・ヘンドリックス
10位 -1P ヴィニー・マガリャエス

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MMA UFC ニコライ・アレクサヒン マゴメド・マゴメドカリモフ

【PFL2021#05】ロリマク&セフェリーノは安泰か。マゴメド&クンチェンコは他力本願のフィニッシュ狙い

【写真】現時点で6P獲得、対戦相手がチバウということでプレーオフ進出が濃厚がロリマク (C) PFL

17日(木・現地時間)、ニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾートでPFL2021#05が開催される。

今大会はウェルター級とライトヘビー級のレギュラーシーズン2戦目=最終戦が行われる。

【ウェルター級ランキング】
1位 6P レイ・クーパー3世
2位 6P ローリー・マクドナルド
3位 3P ジョアォン・セフェリーノ
4位 1P ニコライ・アレクサヒン
5位 1P サディボウ・シ
6位 0P グレイソン・チバウ
7位 0P カーティス・ミランダー
8位 0P ジェイゾン・ポネ
9位 -1Pアレクセイ・クンチェンコ、マゴメド・マゴメドカリモフ


ブラダボーイとロリマクがしっかりと6Pを獲得し、1位と2位につけるなか、メインに出場するロリマクは初戦でセフェリーノに判定負けしたチバウ、ブラダボーイは20勝2敗の鳴り物入りながらシとの一戦でアイポークのNCで1Pスタートとなったアレクサヒンと対戦する。

もちろん何が起こる分からないMMAだが、チバウの初戦の動きの悪さを見る限り、ロリマクはフィニッシュ勝利はともかく白星は計算しやすい。

対してブラダボーイは、アレクサヒンがアイポークで試合続行不可能になるまで打撃の圧力では明かにシを上回っており、一発もテイクダウンもあることで全く楽観視できない一戦となる。

そんななか上記にあるようにチバウに判定勝ちで3P=3位につけるセフェリーノは、ブラダボ―イにワンテイクから肩固めで敗れたポネが相手だけに、ボーナスPまで視野に入れて戦うことが可能だ。

現状で考えうる最多得点9Pも可能なセフェリーノに対し、ビザの取得が間に合わず初戦を棒に振った2018年=優勝、2019年=ベスト4のマゴメド・マゴメドカリモフ、元UFCファイターでPFLに転じたアレクセイ・クンチェンコは-1Pスタートで最多得点も5Pまでと苦しい状況にある。

当初はこの両者が相対する試合が組まれるという話もあったが、結局のところマゴメドカリモフは第1戦でロリマクに完敗を喫したカーティス・ミランダーと、クンチェンコはシと戦うこととなった。

ポイント上は全選手がプレーオフ進出できる。そのなかでロリマク、セフェリーノはかなりの確率でプレーオフに進めそうだ。他力本願ながらボーナス獲得とマイナススタート兼ね合いでマゴメドケリモフとクンチェンコが競り合う。

ブラダボーイに関しては、底が見えないアレクサヒンの実力に依るところが大きくなるが、マゴメドカリモフとクンチェンコが最大で5Pしかポイントを伸ばせないことを考えると、やはり相当なマージンを持っている。

そんなブラダボーイに土をつけ、ボーナス獲得でアレクサヒンもトップ4通過を自力で引き寄せることができる状況だ。

■視聴方法(予定)
6月18日(金・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ PFL2021#05対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
グレイソン・チバウ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
レイ・クーパー3世(米国)
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
エミリアーノ・ソルディ(アルゼンチン)
ダン・スポーン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
セザー・フェレイラ(ブラジル)
クリス・カモージ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カーロス・ジュニオール(ブラジル)
ヴィニー・マガリャエス(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット(ノルウェー)
コリー・ヘンドリックス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジョアォン・セフェリーノ(ブラジル)
ジェイゾン・ポネ(フランス)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
カーティス・ミランダー(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョーダン・ヤング(米国)
トム・ローラー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
アレクセイ・クンチェンコ(ロシア)
サディボウ・シ(スウェーデン)

【ライトヘビー級ランキング】
1位 6P セザー・フェレイラ
2位 6P アントニオ・カーロス・ジュニオール
3位 5P マールシン・ハムレット
4位 3P エミリアーノ・ソルディ
5位 3P ジョーダン・ヤング
6位 0P クリス・カモージ
7位 0P ダン・スポーン
8位 0P トム・ローラー
9位 0P コリー・ヘンドリックス
10位 -1P ヴィニー・マガリャエス

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【PFL2021#02】シのアイポークでアレクサヒンが続行不能に……NCで両者1Pの獲得に終わる

【写真】シのアイポークでノーコンテストに(C)PFL

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
NC. 2R1分56秒 
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)

スイッチするシがジャブを伸ばし、ローを蹴る。ボディストレートを放ったアレクサヒンはローが急所に入っても試合を続け、思い切り右ハイを蹴っていく。リーチの差を生かし、アレクサヒンのステップインにジャブを合わせるシだが、アレクサヒンの踏み込みがそれを上回り右オーバーハンドや左ジャブを当てていく。シもジャブ、前蹴りで突き放そうとするがアレクサヒンが右フックをヒット。アレクサヒンはローをチェックするシに対し、ヒザの上をすり抜けるミドルを蹴っていく。シは前蹴りを掴まれて、急ぎ引き抜いた直後に後ろ回し蹴りを腹に被弾する。

スピードでアレクサヒンが上回る展開のなか、シは左ローから右ハイを繰り出す。拳の圧はアレクサヒンが明らかに上でボディ→顔面というコンビを見せ、残り10秒でスピニングバックキックを入れ、そこからテイクダウン狙いという流れで初回を戦い終えた。

2R、シはオーソで左ジャブを繰り出し、ローやミドルと蹴りを多用する。さらにカウンターで前蹴りを入れ、アレクサヒンの動きが落ち着く。アレクサヒンも右ミドルを蹴り返し、右オーバーハンドとすぐにペースを戻し、ハイでバランスを崩すが即立ち上がる。シはジャブを当て、アレクサヒンのステップインに対し手を開いてブロック──この際に指が左目に刺さったアレクサヒンが倒れこみ、試合が中断される。

このままアレクサヒンは試合続行不可能となり、ノーコンテストに。両者、1Pの獲得に留まり4名だけがプレーオフに残れるという状況でアレクサヒンにとっては気の毒この上ない結果となった。


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【PFL2021】ウェルター級&LH級出場選手発表。ロリマク、ヤングの元Bellator勢が台風の目となる?!

【写真】ローリー・マクドナルドが満を持してPFLウェルター級戦線に (C)PFL

5日(金・現地時間)、PFLが2021年シーズンのウェルター級とライトヘビー級出場選手を発表している。

4月23日(金・同)に開幕するPFL2021、これまではフェザー級とライト級の陣容がアナウンスされていたが、今回の発表ではウェルター級とライトヘビー級で16名が確定した。


ウェルター級はこれまで2019年王者&2018年準優勝のレイ・クーパー3世とBellatorから転じたローリー・マクドナルドの両名の出場が発表されていたが、ここに2018年ウィナーのマゴメド・マゴメドカリモフ、同じく2018年のベスト4=サディボウ・シ、2019年準優勝のデビッド・ミショーという3人のプレイオフ・ファイターが追加された。

さらに2018年シーズンに出場し初戦で6点獲得と好スタートを切りながら、ヒザの負傷でシーズンを棒に振ったWSOFウェルター級タイトルコンテンダーだったジョアオ・セフェリーノ、そしてキャリア24勝5敗で現在7連勝中のニコライ・アレクサヒンの出場が決まった。

ライトヘビー級はセザー・フェレイラとジョーダン・ヤングという既出の2人に加え2019年世界王者でPFLでは5勝0敗、5つのフィニッシュ勝利というパーフェクトレコードを残すエミリアーノ・ソルディ、さらに2019年準優勝のジョーダン・ジョンソン、2018年にベスト4=スメリーニョ・ラマ、2018年ベスト8のダン・スポーンという4人のPFLシーズン経験者の名前が続いた。

さらにUFCで19試合の経験があるクリス・カモージ、ノルウェーから初のPFL出場となるCage Warriorsライトヘビー級タイトルコンテンダーのマールシン・ハムレット、計量&入場のコスプレでお馴染みのトム・ローラーの9人の参戦が現状で決まっている。

過去2シーズンで結果を残しているファイターに対し、新顔がその序列を切り崩すか。ウェルター級では優勝候補のロリマク、ライトヘビー級では早々に出場が発表されていたベラトールで6勝1敗(5試合連続で一本勝ちを経験)のヤングというサークルケイジから転向組がニューフェイスのなかで台風の目となりそうだ。

■ウェルター級出場決定選手
レイ・クーパー3世(米国)
ローリー・マクドナルド(カナダ)
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
サディボウ・シ(スウェーデン)
ジョアォン・セフェリーノ(ブラジル)
デビッド・ミショー(米国)
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)

【ライトヘビー級】
エミリアーノ・ソルディ(アルゼンチン)
クリス・カモージ(米国)
トム・ローラー(米国)
セザー・フェレイラ(ブラジル)
ジョーダン・ヤング(米国)
スメリーニョ・ラマ(カナダ)
ジョーダン・ジョンソン(米国)
マールシン・ハムレット(ノルウェー)
ダン・スポーン(米国)

■その他の階級の出場決定選手

【フェザー級】
バッバ・ジェンキンス(米国)
シェイモン・モラエス(ブラジル)
チョ・ソンビン(韓国)
ランス・パーマー(米国)
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
ジェイソン・ソアレス(米国)
タイラー・ダイヤモンド(米国)
ブレンダン・ラウネーン(英国)

【ライト級】
ナタン・シュルチ(ブラジル)
ジョニー・ケース(米国)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
ジョイルトン・ラターバッバ(ドイツ)
アンソニー・ペティス(米国)
アクメト・アリエフ(ロシア)
カシアス・コラード(米国)
ミハイル・オジンツォフ(ベラルーシ)
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
マルチン・ヘルド(ポーランド)

【ヘビー級】
アリ・イサエフ(ロシア)
デニス・ゴルソフ(ロシア)
モハメド・ウスマン(米国)
ジャレッド・ウィリス(米国)
ヘイタム・モイル(ドイツ)
ヒーナン・フェレイラ(ブラジル)
ブランドン・セイルズ(米国)
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)

【女子ライト級】
ケイラ・ハリソン(米国)

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