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【ONE165】日本人4選手が日本大会出陣=ダニー・キンガド×若松佑弥、ボカン・マスンヤネ×山北渓人、箕輪ひろば×グスタボ・バラート、平田樹×三浦彩佳が決定

18日(月)東京都渋谷区のシャトーアメーバにおいて、2024年1月28日(日)に江東区有明の有明アリーナで開催される「ONE 165: Rodtang vs. Takeru」の追加カード発表記者会見が行われた。

フライ級MMA=ダニー・キンガド×若松佑弥、ストロー級MMA=ボカン・マスンヤネ×山北渓人、ストロー級MMA=箕輪ひろば×グスタボ・バラート、女子アトム級MMA=平田樹×三浦彩佳が決定。ONEで戦う日本人MMAファイター4名のカードが決まった。

日本大会には3年連続出場の若松は、ランキング1位のキンガドとの再戦に挑む。両者は2018年9月に対戦しており、その際はキンガドが判定勝ちを収めており、リベンジをかけた一戦だ。

山北は今年3月のONEデビュー戦で、元王者アレックス・シウバに勝利し、日本大会がONE2戦目となる。対するマスンヤネは現在3連勝中&ランキング4位で、山北にとっては、勝てば一気にジャレッド・ブルックスへの王座挑戦に近づく試合だ。また同じストロー級では4月大会以来の箕輪が参戦。連敗脱出をかけて、五輪レスラーのバラートとの対戦に臨む。

そしてONEが誇る平田×三浦の日本人対決も決まった。これまでストロー級で戦っていた三浦が階級を下げる形で平田と激突。海外で試合経験を積んでいる両者にとっては、久しぶりの日本人対決となる。

会見には日本人4選手とキンガドがリモートで出席。バラートからはビデオメッセージが届いた。下記では各選手のコメント&代表者質問の回答を記したい。(※リモート参加予定だったマスンヤネは急きょ連絡がつかず欠席)

若松佑弥
「まずは日本大会に呼んでいただいて、本当に感謝しています。キンガド選手、リベンジしたかったのでこの機会を与えていただいて、ありがとうございます。試合当日は全力で挑んで、しっかり勝ちたいと思います。(日本大会参戦について)いつも試合は海外なのですが、日本大会には毎回呼んでいただいて、プラス武尊選手も出る大会なので、盛り上がる試合ができたらと思います。ここでしっかり盛り上げて、自分もいるんだぞというのを見せていきたいです。毎回、負けられないのでしっかり今回も全力で挑んで、勝利したいです。(前回のキンガド戦を振り返って)その時はキンガド選手が上だったと認めています。ただし、まだ自分は強くなっているので、そこを楽しみにしていただけたらと思います。(キンガドの印象は)世界のフライ級でトップに入る選手で、僕も好きなので尊敬しています」

ダニー・キンガド
「今この試合に向けて、しっかりとトレーニングを積んでいるところです。若松選手はしっかり勝ちに来たいと思いますけど、もう一度勝ちたいと思います。(若松の『尊敬している』というコメントを聞いて)自分自身も負けないという思いで、全力で行きます。また、黒星を若松選手につける気持ちで行きます。(日本で試合することについて)東京は私にとっても思い入れ深い土地です。日本大会(2019年)でデメトリアス・ジョンソン選手と対戦した思い出もあります。今回は対戦相手(若松)のホームということで、難しい試合にはなると思いますが、日本の観客を盛り上げられる試合をしたいです」

山北渓人
「前回元王者のアレックス・シウバ選手を倒して、次はランキング2位の選手で、これに勝てばタイトルマッチが見えてくるという相手なので、しっかり勝って、タイトルマッチにつながる試合がしたいです。(相手の印象は?)マスンヤネ選手が2019年にパンクラスで試合をした時に凄いのが来たなと思って、その時の僕は1階級上のフライ級で試合をしていましたけど、そこからONEに出て、どこかでやると思っていたし、やりたい選手の1人でした。マスンヤネとなら、面白い試合ができると思います。(マスンヤネは)バネや身体能力が凄くて、日本人にない動きをしてくる選手なので、その選手と自分がやったら、どんな試合になるのか。自分でも楽しみでワクワクします。(日本での試合は)ONEと契約して、ほぼ海外で試合をすることばかりになると思っていましたけど、日本大会が開かれて、注目される大会になると思います。武尊選手目当てで見に来る人もいると思いますが、山北渓人をぜひ覚えて帰ってもらいたいです。(目標は)無敗でONEのチャンピオン、そこしか見えないです。そこだけを目標に頑張っています。しっかり勝って、チャンピオンのジャレットにも勝って、ONEのベルトを巻きたいです」

箕輪ひろば
「率直に日本大会呼んでいただけて、嬉しいです。出場させていただくからには勝って、盛り上げたいと思います。(バラートのコメントを受けて)ONEのストロー級が間違いなく世界最高峰だと思うし、僕も4強と言われていた人間なので、そこは(バラ―トと)一線引かせていただこうかなと。(自身は2連敗中で、相手は連勝中だが)ブルックス選手には負けたなって感じはしますけど、ボカン選手には負けている気はないです。ローブローを3回も蹴られてなければ、もっといい試合ができたと思っています。2連敗であるとかないとかに関わらず、目の前に用意された相手にきちんと勝つことを目標にしています。

(相手はレスリングのキューバ代表だが?)グレコローマンのレスラーですが、テイクダウンにゴリゴリ来ると言うより、テイク(ダウン)されないのをベースに、ブンブン振ってくるタイプなので、ストライキングも上手な選手です。そこは注意しておくべきかなと。(シュミレーションは出来ているか?)12月頭にオファーいただいて、プランニングは何個かできたので、そこを落とし込めたらと思います。(バラートはATT所属のファイターだが)ATTは研究力が強いチームだと思っているのですが、彼は相手によって戦い方が変わらない。強みを伸ばすというのもあると思うけど、実は色んな戦い方ができるのか、するまでもないのか。そこを今回は探ろうと思っています。(理想のフィニッシュは)しっかり打撃を攻略して、僕がテイクダウンして一本取ることを目標にしています。ストライキングなら、ストライキングで問題ないです

グスタボ・バラート
「日本の首都に行くのは夢だったんだ。日本人選手と何人も闘ってきたが、日本は熱狂的な格闘技ファンが大勢いて、凄く楽しみで興奮している。次の相手は強いファイター、ランキング3位だ。エキサイティングな試合になることは間違いない。今度の試合でオレが一番タイトルに近い存在であり、次のチャンピオンにふさわしいことを証明したい。世界最高峰ONEストロー級の王者に俺はなるよ」

平田樹
「日本大会は沢山の人が来てくれるのでいい仕事をしたいと思っています。(いい仕事というのは)女子の試合が組まれたし、日本人対決でもあるし『盛り上げろ』という意志なのかな、と。そういうONEからのオファーだと思っています、しっかり数字も取って、お客さんを集めて、盛り上げられるように頑張ります。(日本人対戦はやりづらい?)そんなことはないですね。試合をやれと言われて、やりますみたいな感じです。(仲間や家族も見に来ると思うが)これまでは海外で、サポーターの方も見に来たいという人も結構いたので、日本で試合が出来て、みんなと一緒に戦えるのは凄く嬉しいです。(日本語の歓声が増えるが)前回の日本大会も凄い嬉しかったので、それが浴びるとなると嬉しいです。

(改めて対戦が決まり)組まれた時はやりますって感じでしたけど、良い試合をしていて、いい仕事が出来たらなと思っています。それが終わって、充実した生活が出来ればと思います。(ハム・ソヒ戦以来の試合となるが)落ち込んだ時もあったし、何も考えない時もあったけど、ここに戻ってくるというのは、それだけ(格闘技が)好きなことだと思っています。1月もハッピーな姿をみんなに見せたいなと思っています。(ファンへメッセージは)久々の日本大会でワクワクしているし、家族もサポーターの皆さんも見に来ると思います。ファンの皆さん含め、早くチケットとPPVを買わないとなくなってしまうと思うので、ぜひ応援宜しくお願いします」

三浦彩佳
「本当にこのカードが組まれるんだなというのが正直な感想ですね。ただ私自身、日本大会に出るのは初めてで、ファンの皆様とか、応援してくださっている方に直接見てもらえるのが凄く久々です。日本で試合を出来ることが嬉しいです。またアトム級に階級を落とすので、これは私の新たな挑戦で、2階級制覇も視野に入れている状態です。可能性を広げるチャンスを与えてくれたONEには感謝しています。(どういう部分で驚いたのか)そもそも平田選手はアトム級なので、私はストロー級でやっていくつもりだったので、このカードが組まれると思っていなかったですし、そういう目線で平田選手を見ていなかったです。1選手として頑張ってほしいなと思って見ていたし、対戦することになって感慨深いというか、今は試合することになったので精いっぱい試合をしたいです。

(日本人対決となるが)日本でも海外の選手ばかり呼んでいただいていたので、久しぶりの日本人対決で。ただ試合をするのはそんなに関係ないかなっていうのはあります。(仲間や家族が見に来ることになるが)たくさんの仲間たちが付いてくれているし、仲間や家族が来てくれると思います。(現在はどのようなどころ強化している?)強化している部分は、ジムの代表の長南(亮)さん、堀江(登志幸)さんと相談しながらやっていますし、コンディションもすごくいいです。日本では52.2kgでやっていて、(今回は)水抜きなしなので、それもいつも以上に細かく相談していて、過去一かなというくらい良くて、心身整っている感じです。(日本で計量の調整が出来るのは楽になるか)あまり関係ないかなというのはありますけど、階級を下げるのでどうなんだろうという話はしています。なんだかんだ、いつも落とせていますし、コンディションも良くて勝てていますので、そこはジムの仲間、代表を信じて突き進むだけです。

(平田はどんなタイプ?)ファイターとしては、凄く魅力的な選手だと思います。平田選手は私にはないカッコよさがあると思いながら、自分を表現するのが上手な選手だと思います。私はいつも泣いちゃうし(笑)。戦うと思っていなかった相手なので、試合の印象は特になかったし、平田選手は素敵な人だとは思います。(ファンへメッセージは)ずっと負けていたけど、久々の日本大会に出ることが決まりました。本前回久々に勝てて、それがまぐれじゃなかったというのを証明したいです。日本大会なので、沢山の人が現地で応援来てくれたら嬉しいです。今はこの試合に集中していますが、私はアトム級でも、ストロー級でもチャンピオンになれると信じて練習しています」

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【ONE FF09】金曜ファイト前。和田竜光がイエローカードについて語る「レフェリーは……」

【写真】トップ戦線と絡むために必勝のルンピニーでの一戦だ(C)MMAPLANET

明日17日(金・現地時間)にタイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Friday Fight09に和田竜光が出場し、アーネスト・モンティーリャと対戦する。

本戦契約の和田が、ONEの要請を受けてルンピニーで戦う。昨年6月のカイラット・アクメトフ戦を落とした和田が、仕切りなおしの一番を前にして──イエローカードの提示が目立ってきた現状に対し、発言。そのMMA哲学が伺える言葉だった。


――まず、昨年6月のカイラット・アクメトフ戦。和田竜光のMMAの妙の部分で勝たないといけない相手に敗れた。押し切れられたという印象が今も残っています。

「そうですね。持っているモノで勝負して勝てるとは思っていたのですが、やっぱり……なかなか強かったですね。もう一つ、実力が足らなかった感じです」

──あのテイクダウン力を見ると、和田選手がストロー級転向を視野に入れていたのが、現実味を帯びてきたかと思っていました。

「う~ん、パワフルさはありましたけど、勝負できないとは全く思わなかったです。テイクダウンはされちゃったんですけど、最初からされると思っていました。ラウンド毎に残り時間が少なくなると、アタックしてくることも分かっていましたし。それが彼のスタイルなので。

分かっていてもトップを取られたのですが、ONEの裁定ってトップを取られたからどうだっていうのはあるじゃないですか?」

──ハイ。

「上からのアタックも別に食らいはしなかった。ただ、スタンドでもう少し僕の方がダメージを与え、こっちにアドバンテージがある展開にしてかったけどできなかった。そこが敗因ですね。

こっちの持っているカード。出し方次第で、もう少し打撃で優位に進めることができたんじゃないかなって、試合を振り返って思うところです。やっている時はいっぱいいっぱいだったんですけどね」

──リース・マクラーレン戦、ダニー・キンガド戦に関して和田選手自身は、負けにカウントしない敗北でした。アクメトフ戦は、どのように捉えていますか。

「ギリ負けた試合ですかね(笑)」

──アハハハ。

「フラットに見てみても、ギリ負けました。ダメージを与えられたわけじゃないけど、削り合ってお互いにしんどかった試合で向うの必死さも、めっちゃ伝わって。特に3R目はこっちがガンガン行かないといけないラウンドなのに、向うの気合のクリンチで手数が出せなかった。

それは自分も削られていたから。そこまでの展開で互いに疲れていて。そういう厳しい試合になることは分かっていたのですが、スタンドで有利に立つという見立てが上手くいかなかったです」

──そういう敗北を経験すると、何か新しいモノを採り入れようという気持ちが芽生えてきたりするものなのでしょうか。

「全くなっていないです(笑)。僕の1週間、今いる環境、練習環境や生活リズム、自分のコンディション面も含めてベストだと思っています。これ以上練習を増やすと、多分体が追いつかない。そのなかで良い練習をしているので、これで上げていく。苦手なこととか一切やっていないです。嫌いなことはやらず、好きなことを伸ばしていく。ここしばらく、ずっとそうやってきました。

階級に関していうと、変えるタイミングもありました。でも、カイラットにやられて悔しいんですよね。やり返したい……カイラットにやり返したいというんじゃなくて、フライ級で通用しなかったから階級を変えるというのが、自分のなかで嫌で」

──う~ん、勝手ながら和田竜光✖ジャレッド・ブルックス──見てみたいですねぇ(笑)。

「特にやりたい選手っていないんですけど、ブルックスはやってみたい選手です。ただ、俺が誰とやりたいとかって言える立場ではないので。提示された選手、全員とやるっていう姿勢ですね。勝って、立場が変わってきたらそういう発言もできると思います。カイラットに負けて、生意気なことは言えないです。

階級を変えるのは、本当に自分の気分で。カイラットに負けて、『俺、フライじゃ無理だ。階級変えよう』と思ったのなら、パッと階級を変えていたと思います。それが、もうひと頑張りで勝てるというのがあると……。通用しないと認めるのは、嫌で。この状況で階級を変えるのは嫌ですね。でも、これで勝ってポーンと階級を変えたいと思うかもしれないです」

──対戦相手のモンティーリャですが、10年前にPXCのフィリピン大会で試合を見たことがあって……当時の印象では一生懸命、粗くてしょうがないMMAをやろうとしているというような感じでした。

「僕もYouTubeに落ちている、きっと3年ぐらい前だろうけど直近と思われる試合のダイジェストを視ました。凄く雑なんですけど、仕掛けたがり屋さんの極めたがり屋さんで。でも、雑過ぎてスクランブルになってしまう。そういう印象です」

──本当に勝って貰わないと困ると言ってしまいますね。あと再浮上を狙うなら、今のONEではフィニッシュが不可欠かと。

「フィニッシュばっかり狙っていないと言いつつ、いつもフィニッシュは狙っています。そんな感じなんですけど、そうですねぇ……難しいですね。これで勝ったからって、本戦で誰かとできるという感じもしないし。ルンピニー大会はムエタイだとタイトル戦とかあって、下部大会とも言い切れない。ここで強い選手と組まれることもあると思っています。

それこそ毎週やっているので、色んなランカークラスも出てくるのかなっていう感じはしています。結果、チャンスが増えそうで良いと僕は捉えています。それには余り知らない選手だとしても。用意してもらった選手に勝っていくしかない。しっかり勝つのが前提です」

──これがMMAだからという妙をイエローカードで排除する傾向もあるかと思います。

「特にルンピニー大会はブレイクも早いし、またちょっと違う印象ですね。MMAのレフェリーは黙って見てろ──とは思うんですけど。ムエタイが好きなお客さんを楽しませる興行にするために、スタンドでやり合わせたいという意図は感じます。

どっちが強いのか見守っていてとは思います。でも、盛り上げる必要があるのがONEの方針で。嫌ならONEから出て行けば良いわけでも。まぁ文句はあるけど、受けいれて戦います(笑)」

──でも、言うこと聞かないよっていう風にも感じます。

「まぁやれること、やりたいことは決まっているんで。促されても、自分の判断で動けないと思ったら動けないし。打ち合えって言われても、打ち合いたくないならやらない。やらないといけない状況だったら、殴り合います。その判断をレフェリーがするな。黙って見ていろとは思うんですけど、そういうところだから」

──守り重視の選手が促されて、行くしかないってくるとチャンスが増える展開もあると思います。

「それはそうですね。流れは、それで変わりますし。イエローはもう出されたらしょうがない。しゃあないです(笑)」

──そのような話をさせておいてなんですが、次の試合で何を見せたいのか。お願いします。

「相手のことはよく分からないですけど、殴って蹴ってコントロールして極めることができれば嬉しいです。でも……MMAなんで、なんか……そうっスね。いつも通りの楽しみ方で見てください。大きくは変わらない。やっつけるだけです」

■放送予定
3月17日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONE FF09 MMA対戦カード

<フライ級(※77.1キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
アーネスト・モンティーリャ(フィリピン)

<159ポンド契約/5分3R>
ユン・チャンミン(日本)
キリル・ゴロベッツ(ウクライナ)

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MMA MMAPLANET o ONE エコ・ロニ・サプトラ キック ダニー・キンガド

【ONE FF07】アジアもコレ。目まぐるしいスクランブル戦でダニー・キンガドがエコ・ロニ・サプトラ下す

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ダニー・キンガド(フィリピン)
Def.3-0
エコ・ロニ・サプトラ(インドネシア)

左サイドキックを見せたキンガドは、サプトラのハイキック後にテイクダウンを狙うが潰される。それでスクランブルからボディロックでテイクダウンを決めたキンガドがバックへ。両足をフックして背中を伸ばす。四の字フックのキンガドが首を狙いつつ殴っていく。腰をずらそうとするサプトラは、胸を合わせて立ち上がる。足を振るってパウンドを落としたサプトラに対し、キンガドはニーシールド。その足にヒールを狙ったサプトラが、立ち上がって豪快に殴っていく。スクランブルで上を取ったキンガドが、サイドで抑えてサプトラのブリッジを潰すとマウントを奪取する。

反転して、スクランブルに持ち込んだサプトラが足を取り、キンガドの体がローブから外に出てブレイクが掛かる。左ボディフックを入れたキンガドは、アイポークがあったとアピールする間に、サプトラが殴りかかる。組みからボディロックテイクダウン狙いのキンガドに対し、サプトラが強烈なウィザーで耐えたところで時間となった。

2R、左を振ってダブルレッグを決めたサプトラ。背中を譲ったキンガドがキムラを仕掛ける。腹ばいにさせ、サイドバックのサプトラはシングルレッグに切り替えたキンガドの試みを遮断する。右腕を差してボディロックテイクダウン、ほとんどスラムでサプトラを叩きつけたキンガドだが、ブリッジでリバーサルを許す。

足首を取られながら立ち上がったキンガドが、左ボディフックから右カーフを入れる。さらに跳びヒザで距離を詰めて左フックのキンガドは、クリンチにもヒザを突き刺す。腹を効かされたサプトラは、さらにボディからミドルと攻められる。キンガドは圧を高め、右ミドルを蹴り、フックを打ち込む。と、スピニングバックエルボーを決めたキンガドは、腰が落ちて離れたサプトラにワンツーを決め、ボディからフックに続ける。

サプトラは懸命に耐える時間帯で左右のフックで前に出ると、ボディロックにとってコーナーに押し込む。サプトラのヒザが急所に入り、試合は中断。サプトラは左目の不調を訴える。再開後、キンガドが右ミドルを蹴り込みラウンド終了を迎えた。

最終回、キンガドが右カーフ、サプトラが右フックから組みつく。左腕を差したキンガドだが、シングルでテイクダウンされバックを譲る。シングルレッグでレッスルアップのキンガドを投げたサプトラが、続くシングルにがぶりからギロチンへ。これは極め切れず、テイクダウンを許したサプトラはハーフで抑えられる。

Zハーフを潰され、潜りも防がれたサプトラのスクランブルでキンガドはバックに回る。前方に落とされそうになり腕十字も足を抜かれたキンガドが、逆にZハーフを強いられる。下の右足を殺せないサプトラは案の定シングル&レッスルアップを許し、バックを取られてしまう。両足をフックしたキンガドは背中を伸ばしつつRNCへ。耐えるサプトラは、胸を合わせて上を取ると、前転するようにジャンプ──着地と同時に足関節狙いも、キンガドが許さず上から殴って試合を終えた。

結果は3-0でキンガド。フィリピンとインドネシアの選手が、このスクランブル戦。いよいよアジアも脅威でしかなくなってきた。


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【ONE FN07】王座返り咲きを狙うジョン・リネケル。「計量失敗? もう終わったことだ」

【写真】マネージャーのアレックス・デイヴィスと。計量2日前、相当にしぼれていたリネケルだった (C)MMAPLANET

明日25日(土)、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Fight Night07で、ジョン・リネケルが世界バンタム級王座決定戦でファブリシオ・アンドラジと戦う。

昨年10月に体重オーバーでタイトルを返上、アンドラジが勝った場合のみ新王者が誕生するという変則世界戦に臨んだリネケルだったが、ヒザを急所に受け試合はノーコンテストになった。

あらから4カ月、リネケルは絶対の自信を持ってアンドラジとルンピニーのリングで対峙する。前世界王者に計量失敗と、今回のタイトル戦に向けて自信のほどを尋ねた。


――アンドラジとの世界戦が控えていますが、前回はマレーシア、今回はタイのバンコクでの試合になります。コロナの間はシンガポールでしか戦えなかったのですが、ONEがアジアサーキットを再開したことをどのように思っていますか。

「またアジアの国々を訪れることができるようになって、とても嬉しい。違った国で、違った人々とまた会えるようになったことが何より嬉しいことだ」

──ところでONE世界バンタム級王座を奪取した時などインタビューができなかったのですが、改めてビビアーノ・フェルナンデスという同朋のレジェンドに勝利してベルトを巻いた時はどのような気持ちだったか教えていただけますか。

「偉大なビビアーノを倒したことで、多くの自信を得ることができた。そして、より注目が集まるようになったよ」

──前回のマレーシアでの試合ですが、計量に失敗してベルトを返上しないといけなくなりました。

「僕が事前に使っていた体重計の数値が、少しおかしかったんだと思う。でも、もう済んだことだ。こうやって、世界戦を戦う場所に戻ってきたんだから」

──1日だけの計量は、難しいと感じますか。

「そうだね、少し混乱していたのは確かだ。1回だけ、夜になると時間切れというのももう分かった。今回は問題ないよ(※体重124ポンド、ハイドレーションは1.0176でパス)」

──世界戦前にタイトルを返上して試合に出る。どのような気持ちで戦うことになるのでしょうか。

「勝ってもチャンピオンに戻れないのに戦うのは、ストレスだった。それも終わったこと。タイトルを取り戻すために、今ここにいる。今は試合が待てない。前回の試合が終わってから、早くファブリシオを戦いたかった。そして皆に自分の力を見せて、タイトルを取り戻す。

前の試合を見て、人々はファブリシオが強いと思ったようだけど、僕はあの戦いのなかでも彼の穴を見つけている。そこをついて、ガムバック勝利を挙げる」

──では、どのような試合を見せたいと思っていますか。今後のキャリアを考えても、非常に大切な試合になるはずです。

「自分がどれだけ優れたファイターが証明したい。ONEで歴史を創る。そして、皆に喜んでもらう試合をする」

■放送予定
2月25日(土・日本時間)
午前9時00分~ONE Championship YouTube channel
午前10時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONE FN07対戦カード

<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)王座決定戦/5分5R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

<ONEムエタイ世界フェザー級選手権試合/3分5R>
[王者] タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)
[挑戦者] ジャマル・ユスポフ(ロシア)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
マーチン・ウェン(豪州)
レオナネルド・カソッティ(ブラジル)

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)
ジャン・チェンロン(中国)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ダニー・キンガド(フィリピン)
エコ・ロニ・サプトラ(インドネシア)

<サブミッショングラップリング120ポンド契約/10分1R>
ダニエル・ケリー(米国)
三浦彩佳(日本)

<キックボクシング・ライトヘビー級/3分3R>
アンドレイ・ストイカ(ルーマニア)
フランシェスコ・エクシャジャ(アルバニア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リンダ・ダロー(インドネシア)
ヴィクトリア・ソウザ(ブラジル)

<サブミッショングラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
ウアリ・クルジェフ(ロシア)
トミー・ランガカー(ノルウェー)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アドリアン・マテイス(インドネシア)
ツオロンチャアシー(中国)

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MMA MMAPLANET o ONE ONE162   ウインジソン・ハモス ダニー・キンガド リース・マクラーレン

【ONE162】右ストレートを当て続けたマクラーレン、さらにローへ繋げてハモスを棄権に追い込む

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
リース・マクラーレン(豪州)
Def.2R終了時 by TKO
ウインジソン・ハモス(ブラジル)

マクラーレンの右ローに併せてダブルレッグで組みついたハモスがテイクダウン。マクラーレンは立ち上がるも、ハモスが左腕を差し上げてケージに押し込む。粘るマクラーレンから離れたハモス、マクラーレンの右ストレートがハモスの顔面をかすめた。サウスポーにスイッチして蹴りを見せるマクラーレンに対し、ハモスもステップを踏みながら右ロー。さらに左フックを返す。ハモスの右フックをダッキングでかわしたマクラーレンが、打ち終わりに右ストレートを当てた。

ケージ中央で蹴りを散らすハモスに、右ストレート一閃。このマクラーレンの一撃でハモスがグラつく。パンチで攻め立てるマクラーレンに対し、ハモスは余裕の表情を見せてパンチとローを散らしていく。しかしマクラーレンのプレッシャーが強く、相手の動きに合わせて右を打ち下ろす。右ローから右ストレートを当てたマクラーレンは、相手の動きが止まったところに右を伸ばした。このパンチでハモスはダウン。スクランブルに持ち込もうとするハモスを潰したマクラーレンが、トップを奪って初回を終えた。

2R、マクラーレンのローをキャッチしようとしたハモス。マクラーレンは離れて、ケージ中央に戻ってからワンツーを繰り出す。ハモスはサウスポーにスイッチ。しかしマクラーレンのローに対してオーソドックスに戻す。右を放ってからサウスポーにスイッチしたマクラーレン。ハモスは相手の左ミドルをキャッチしたが、逃げられてしまう。マクラーレンの右ストレートがヒット。ハモスのシングルをスプロールし、スタンドで右を狙い続ける。

ケージを背負い、左にステップを踏むハモスに右ローを当てたマクラーレン。動きが止まったかに見えたが、マクラーレンの右ローをキャッチしたハモス。しかしマクラーレンは倒れない。ケージを背負ったハモスに左ボディを突き刺したマクラーレン、対するハモスは手数が激減した。右ストレート、左ボディを打っては離れるマクラーレン。さらに右ローを連続で当て、ハモスのテイクダウンも防ぐ。ガブってからダースチョークの形で潰したマクラーレンは、離れて右を狙いながら右ローを当てた。

ここでインターバル中にハモスが椅子から下りた。マクラーレンのローで足を痛めたか、ハモスの棄権によりマクラーレンのTKO勝ちとなった。マクラーレンは「「フィアンセが恋しい。愛している。今回はハーフキャンプしかできなかった。フルキャンプができるよ、チャトリお願い」と手を合わせると、「レンジを見つけることができた。そうしたら急激に打撃の精度が上がったんだ。凄い経験が今日はできた、どれだけ5位に居続けないといけないんだよ。ダニー・キンガド、どこに行った? カモン!! ブラザー!!」と、現在フライ級4位のキンガドとの対戦をアピールした。


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【ONE158】和田竜光と対戦、カイラット・アクメトフ「国土の奪い合いがカザフスタンの歴史」

【写真】淡々と丁寧にインタビューに答えてくれたアクメトフ (C)MMAPLANET

6月3日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE158で、カイラット・アクメトフが和田竜光と対戦する。

渋い実力者同士のタイトル戦線サバイバルマッチを前に、そのアクメトフに和田戦に向かう気持ちとタイトル戦線について尋ねた。


――金曜日に和田選手と戦います。今の調子はいかがですか。

「ハラショー。もう精神的にも肉体的にも完全に準備はできている。いつでも試合ができるよ」

──今回はどこでファイトキャンプを行ったのでしょうか。

「カザフスタンのアルマトイにある自分のジムだよ。打撃、レスリングを通常通りトレーニングをしてきた。何か特別な準備をしたわけではなく、いつも通りの調整をしてきただけだよ。いくつかタツミツ・ワダの特性を考えてね。彼のスキルを理解したうえで、しっかりと注意して戦いたい」

──ウクライナ問題で、中央アジアのカザフスタンにいる選手は何か影響を受けることはなかったですか。

「ないよ(笑)。カザフスタンはロシアの支配下にあるわけじゃない、独立国だからね。ロシアと中国、キルギス、ウズベキスタンとの国境があり、ロシアの問題は関係ない。もし中国で何かあったとしても関係ない。カザフの人間は自由に国を行き来出来る」

──それはそうですね。スミマセン。ところでここ2試合はコロナ・プロトコル下でシンガポールではバブル内で過ごす状況でした。ようやくホテルの外に自由に行き来できるようになったと聞いています。気分的に違いますか。

「まずロックダウンが行われている時でも、ONEはしっかりと選手に戦う機会を与えてくれた。ホテルで隔離されても、僕らは戦うことができた。ONEには心から感謝している。今回、隔離もバブルもなく自由に外に出ることができるけど、だからと言って前もホテルのなかでコーチと顔を合わせることはできたし、トレーニングもできたから問題はなかった。

今回、外の空気を吸える。でも、僕はシンガポールに観光に来たわけじゃない。戦いに来た。だから、大きな変化とは捉えていないよ」

──ところで昨年12月にダニー・キンガドを破った際、次のタイトルチャレンジャーは自分になるという気持ちはなかったですか。

「ワカマツは素晴らしいファイターだ。彼も12月に良い仕事をして、しっかりと勝利を収めた。ランク的にも彼が上だったし、ワカマツが王座に挑戦したことで何か思うということはなかった。

彼が世界王座に挑戦した時、ちょっと体調を崩していたけど、僕はワカマツの応援をしていたんだ。何度か顔を合わせたこともあるし、良い感じなんだよ。タイトル挑戦については、今は考えないようにしている。とにかく目の前の試合に集中したい。そのことを考えるのは、この試合を終えてからだ」

──この試合後にどう進むか、青写真は描けているようですね。

「もちろんだよ。ワダに勝ってタイトル挑戦権を手にしたい。それは絶対だ。でも、今言ったようにそこは考えないようにしている。ちゃんとこの試合に向き合いたいからね。そこをクリアしてから、次のことを話すようにするよ」

──では和田選手の印象を教えてください。

「打撃もレスリングもできるウェルラウンダーだ。経験豊かな選手だし、本当の意味でMMAファイターといえる。凄く尊敬しているよ。ただしケージに入って、ドアが閉まると何も関係ない。強い方が勝者になるだけだよ。

僕のファイトの基礎はレスリングだ。彼もレスリングがベースだと知っている(※和田のバックグラウンドは極真空手と柔道)。日本のレスリングとカザフスタンのレスリング、どちらが上か腕比べだ(笑)。最初は打撃戦になり、そこから徐々に組み合いの勝負になるんじゃいかと思っている」

──カイラット、今日はありがとうございました。最後に今、ONEに限らずUFCなど国際舞台でカザフスタンの選手が活躍をしています。そのカザフの選手として、海外で戦うようになったパイオニアの1人であるカイラットは、カザフ・ファイターの強さの要因はどこにあると考えていますか。

「カザフスタンではMMAはとても新しいスポーツで、その歴史は10年ほどしかない。君が言ってくれたように、僕はカザフスタンでMMAに興味を持った最初の世代だ。自分が頑張ることで、次の世代の選手がグローバルな大会で戦う機会を得られるよう戦ってきた。

今は世界中でそういう選手たちが試合をしているけど、僕らの頃はそうでもなかったから、今よりずっとチャレンジングだったと思う。

カザフスタンのファイターが強いのは、常に戦場だったという歴史が関係していると思う。国土の奪い合いがカザフスタンの歴史だ。恐怖を克服する精神力を国民が持っている。色々なスポーツが盛んに行われているけど、MMA人気は短期間で高まった。それも僕らの血のなせる業だろう。

国際戦でカザフスタン国旗の下で戦うことを、選手全員が光栄に思っている。それもあって、カザフスタンの選手は大きな舞台の国際戦で強いんだと思う」

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【ONE158】和田竜光―01―難攻不落のアクメトフ戦へ「俺にああいう勝ち方ができるなら、よっぽど強い」

【写真】日本を経つ前夜、28日にインタビューは行われた。和田のTシャツがイカしている (C)MMAPLANET

6月3日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE158で、和田竜光がカイラット・アクメトフと戦う。

J-MMAファンの目が翌週のRoad to UFCに集中するなか、同じシンガポールで日本を代表するフライ級ファイターが28勝2敗、難攻不落のアクメトフと相対する。MMAならでは、その妙が幾重にも折り重なるような高度かつ心身ともにタフな一戦に向かう和田の心境とは。


――カイラット・アクメトフ戦、オファーが来た時はどのような気持ちになりましたか。

「もう『よっしゃぁ。やったぁ』って感じでしたね。カイラットはもともとやりたい相手だと、長南さんとも話をしていて。実は4月に違う選手とのオファーがあって、僕はその選手とやるってことで了承したんですけど、まとまらなくて。

その相手との試合が流れて、次に来たのがカイラット君だったので。もっと良い相手が来たなって。ランキング上位だと佑弥は別にしてダニー・キンガドもリース・マクラーレンもやったし、DJとも戦っているので……あとはアドリアーノ・モライシュ以外だとやりたいのって、もうカイラット君ぐらいで。

カイラット君はキンちゃんやマクラーレンに普通に勝っていますしね」

――カイラットはONEの好むスタイルのファイターでないですが、判定を落とさない。そういう印象があります。

「テイクダウンをして上からしっかり抑え込んで、固い試合をすることが多いです」

――その試合を、概ねほぼ誰ともできているのが強さということになりますか。

「テイクダウンをされないレスリング力……組まれても切り方とか上手いです。バランスが良くて、自分がテイクダウンを取れますよね。基本的に切ってトップを取る。時間が少なくなってきたら、上からパウンドをガンガン落として攻めている印象をたっぷり与えてポイントを取っている。

スタンドでもパンチを思いきり振るいますし、体も強い。パンチも重いと思います。だから、それを警戒して見ているとテイクダウンを取られる」

――う~ん、難攻不落。やっかいなタイプですね。だからこそ、和田竜光なんだよというのが個人的な期待なのですが。

「ありがとうございます(笑)」

――籠城戦で城を落とすようなイメージで。

「本当にそうしないといけないです。これで他の奴らと同じ負け方をしたら……というか、自分に自信を持っているから言えるんですけど、俺にああいう勝ち方ができるならカイラットはよっぽど強いんだなって思います」

――アハハハハ。素晴らしい自信です。つまり、そうはさせないと。

「多分、ああいう風にはならないです。だから試してみたいという気持ちがあって、カイラットとやりたいと思っていたんでしょうね。もちろん、自分の価値が上がる相手だから戦いたいというのもあるのですが、ああいう風にいつも勝っているカイラットが『俺にも、その勝ち方できるの?』って。俺はそういう風にならない気がしているから、試してみたい」

――そこです。そうならない気がする――というのが、我々の期待でもあって。とはいえ和田選手が、そのような気がする根拠はどこにあるのでしょうか。

「う~ん、根拠……ぶっ倒すつもりでいますよ。さっきも言ったようにカイラットのパンチを当てられ、警戒をして後手に回るから、テイクダウンを皆は奪われてきた。ぶつかり合うことを拒否して、やられています。

足を取るのも上手だし、そういうテイクダウンばかりでもないのですが、これまで攻められたことが余りないですよね。だから少しビビらせたいというのはあります。

打ち合いをするつもりはないですけど、彼は打たれたことはあまりないです。そこで俺は負けるつもりはないです。最近はグラップラーと思われがちですけど、自分ではグラップラーだなんて思っていないです。

この前の中国のワン・シュオと試合をした時も、彼は打撃の選手だったけど、ストライキングで負けていない。何もされていない。そこの自信も自分のなかであります。カイラット君とそこでぶつかっても負ける気がしない。かといってストライカーだとも思っていないですけどね(笑)」

――MMAファイターなわけですね。

「だからカイラット君と打撃で勝負できますし、テイクダウン勝負でもビックリするようなことないと思っています。もっと組み技の強い人と組んでいるし。だから、ソレを食らってもビックリしない……知っているから。逆に向こうが思っているようにならないから、カイラット君がビックリするはずです。アレ、上手くいかないじゃん……抑え込めない。トップにいることができないじゃんって……なるよう、自分に期待しています(笑)」

――笑っているじゃないですか(笑)。ではカイラット戦以降のキャリアの積み方は、どのように描いているのでしょうか。

「目指しているのはベルトです。どんな形でも白星が欲しいとの同じで、どんな形でもベルトを獲ってチャンピオンになりたいです。だから今回勝って、タイトル戦にこぎ着けたい。

ただしカイラット君は2位だし、DJがその上にいます。それでもカイラット君に勝てばごぼう抜きで俺が2位になる。そしてDJはアドちゃんに負けているよねって。

なら俺とDJになるのかっていうと、俺ともやっているよ――と(笑)。もう良いでしょって。DJさ、この間ロッタンにミックスルールで勝っただけなんだし、ちょっと待ってくんない――と。そういう乗りでいこうかと(笑)」

――あぁ、ONEのストリーラインは和田選手に勝ったカイラットとDJと戦わせるというものなのか……そして、ミキーニョが上位ランカーで戦っていないのはマクラーレンだけ。さらにいえば同じ大会でマクラーレンは、レコードがきれいなシェ・ウェイと戦う。ONEがAmazon Primeで米国での中継が始まったときに、どうフライ級を動かしたいのかが見えたような気がします。そこを和田選手には潰してほしいです。「和田はキンカドとマクラーレンに負けている」とか、それでも言われそうですが……。

「そうですね。キンちゃんとかマクラーレンはカイラットに負けているから、勝った瞬間に挑戦を盛大にアピールしたいと思います。俺はアイツらに負けたつもりはないし。だから、それはもう言ってもしょうがないじゃん、と。カイラットに勝ったんだから――という風にしたいですね」

<この項、続く>

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【ONE158】パシオ×ブルックス延期も。実力誇示へ好機到来!? 和田竜光×カイラット・アクメトフ戦決定

【写真】この試合、和田の強さが改めて確認できる試合となるか(C)MMAPLANET

25日(水・現地時間)、6月3日(金・同)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE158の全対戦カードが発表され、フライ級で和田竜光がカイラット・アクメトフと対戦することが発表された。

当初の予定ではONE世界ストロー級選手権試合=王者ジョシュア・パシオ×挑戦者ジャレッド・ブルックスという超注目タイトル戦が組まれていたが、今日の発表では両者の対戦はカードが消滅。

公式ツイッターではスケジュールの不意一致で延期となったという説明がなされているが、恐らくは──米国でAmazon プライムがスタートする7月大会以降にリスケされたモノと思われる。


とはいえ5月20日大会はキックやムエタイ、そしてグラップリングの陰に隠れた感のあるMMAが、今大会ではメインこそムエタイに譲っているが、バンタム級でファブシリオ・アンドラジがクォン・ウォンイルを戦う一戦、ヘビー級のブシェシャ×サイモン・カーソンらと共にフライ級でリース・マクラーレン×シェ・ウェイ、そしてアクメトフ×和田がメイン―ドで組まれた。

3月の王者アドリアーノ・モライシュが若松佑弥を破ったONEフライ級戦線で2位にランクされているアクメトフとのマッチアップは、和田がタイトル戦線に一気に浮上するチャンスだ。

ランク外の和田だが、実力的にはトップ5に入って然り。そして、勝った試合も負けた試合も──、強さを見せる戦い&ルールと判定基準を徹底的についた戦い、思い通りになった試合もそうでない試合も、やるべきことをやり通す。今や和田はMMAマスターの域に達しつつある。

対する元世界フライ級王者で27勝2敗という驚異的なレコードを残すアクメトフは、4年9カ月前にモライシュにベルトを手渡し、3年5カ月前に微妙な判定でジェヘ・ユースタキオを相手に暫定王座を取りそこなって以来、4連勝中でうち2試合は和田が判定で惜敗したダニー・キンガドとマクラーレンが含まれている。

ONEでの評価はアクメトフかもしれないが、日本人ファイターで和田をアンダードッグと見る者はまずいないだろう。

足にアタックできるグレコレスラーのアクメトフは、一言でいえば防御能力が高く、テイクダウンからコントロールで勝つファイターだ。そして、その防御能力はONEの打撃系ファイターに多い──大砲へ装備が際立っている。

その一方でマクラーレンのねちっこさにも競り勝っているが、そんな守備力の高いアクメット戦こそ、MMAマスターの力が多いに確認できる一戦となるに違いない。

和田の打撃は大砲ではない。ただし、狙いすませたライフルだ。加えてそのライフルを散らすことで、組みと融合させる術を有している。和田のMMAは打撃と組みのコンビネーション及び融合で、籠城戦を打破していく。そんな和田の強さを結果とパフォーマンスを伴ったうえで見せつける最大の好機到来といえるカイラット・アクメトフ戦だ。

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【ONE130】若松佑弥の挑戦を受ける、アドリアーノ・モライシュ「ユーヤが挑戦者になるのはもっとも」

【写真】左は打撃コーチのカテウ・キビス、右は元UFCファイターでラオス系米国人のアンドレ・スークムタズ。この陣容で王座防衛戦に臨む (C)ONE

26日(土・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE130「ONE X」で、ONE世界フライ級王者アドリアーノ・ミキーニョ・モライシュが若松佑弥の挑戦を受ける。

昨年4月にデメトリウス・ジョンソンを破った直後、ミキーニョは「ユーヤが次期チャレンジャー? カイラット・アクメトフと戦うべきだ」と言っていた。その言葉の真意とは……。さらにミックファイト、グラップリング出場はあるのかを尋ねた。


──ONEの歴史上、最大のイベントで若松選手の挑戦を受けるミキーニョです。今の気持ちを教えてください。

「今回の試合、過去に戦ってきた全てのファイトと同じで、ベストを尽くして戦う。そして2度目の王座防衛に成功する。僕の技術、新しいMMAの戦い方を披露し皆が喜ぶ試合にしたい。ONEにとって記念すべき大会に相応しいショーを見せるよ」

──DJを破った直後、若松選手に関しては『カイラット・アクメトフと戦うべきだ』とミキーニョは言っていました。

「イエス。ただユーヤは5連勝中のファイターだ。フィニッシュ率も高い。若くて期待の選手、何よりもハングリーだ。ONEは日本との結びつきも強い、アジアのプロモーションだし、ユーヤがチャレンジャーになるのはもっともだよ」

──あの時、カイラットと戦うべきだと言ったのは、もう少し若松選手の実力を確認しておきたかったということはありますか。

「う~ん、決してそうではないよ。僕が彼はカイラットと戦うべきだと言ったのは、両者のランキングが近くて、カイラットは元チャンピオンたからだよ。そういう意味で、2人は戦うべきだと思っていたんだ。ただ、僕は決められた相手と戦う。ユーヤがチャレンジャーになった。大歓迎だよ。あとは戦うだけだからね。アハハハ。誰だろうが、当てられた相手と戦うだけさ」

──前回の試合が1年前、3年で2試合しか戦っていないですが、試合勘が鈍るということないでしょうか。

「ノー。子供の頃から戦ってきた。戦いが僕の血になっている。試合がないからといって、それが問題になるようなことはないよ。戦うために僕は生まれてきたんだから。ファイターとして生まれてきたからには、いつだろうが、誰とでも戦う。その機会を得たから、今ここにいる。あとはベストを尽くすだけだよ」

──では若松選手の長所はどこだと考えていますか。

「パンチだ。これまで多くの対戦相手をKOしてきた。一番の武器はあのパンチだよ」

──12月のフー・ヨン戦は視ましたか。レスリングとグラップリングで判定勝ちを収めまいた。彼は実戦で、自分のグラップリング力を試してみたかったようです。彼の組み技の力をどのように評価していますか。

「そうだね……。う~ん……」

──正直にお願いします(笑)。

「白帯相手に、良いグラップリングを見せていたね(笑)。レスリングを知っている相手に、レスリングで勝負して勝った。良いモノを見せてもらったよ。ユーヤが僕をテイクダウンしてくるなら、楽しみだね。いくらでも組み技に付き合ってあげるから」

──試したかったのは分かりますが、ミキーニョに挑戦するまで隠す手もあったと思います。

「彼はファイターだ。そして僕はチャンピオンだ。僕のベルトを誰もが狙っている。皆の夢だ。ユーヤはユーヤのやるべきことをやれば良い。DJ、ダニー・キンガド、素晴らしいグラップリング能力の持ち主だけど、僕は彼らに勝っている。ユーヤが打撃と同じような組み技の力があっても、なんら問題視しないよ。あの試合を見て、彼はチャレンジャーに相応しいと逆に思ったよ」

──全く心配はしていないようですね。

「ファイターとしてユーヤのことを本当に尊敬している。グラップリングもできて、打撃は遥かに良い。チョークから身を守ることもできるし、戦いが分かっている。彼のことを認めているからこそ、僕は全力で叩き潰しにいく。本当に良い挑戦者だからね」

──若松選手と戦ううえでミキーニョのアドバンテージはどこにあると考えていますか。

「長身であること。ステップ、レスリング、そして柔術。打撃だってDJ戦で、僕の力を見せたつもりだ。どういう試合になるか、個人的にも興味深いよ」

──日本のメディアは常に堀口選手のことを尋ねると思います。私も、そうです。

「アハハハハハ、その通りだ」

──そんななか、この試合に向けて一緒に練習してきたでしょうが、堀口選手は若松選手のことをそれほど知っているとは思えないです。

「僕とキョージは毎日、一緒に練習してきた。互いに協力しあってきた。キョージはユーヤのことは知らないよ。キョージが僕にアドバイスをしてくれるのはユーヤとの試合に勝つためじゃない。僕がケージの中で、より良いファイターになるために助言してくれるんだ。より強い漢、強いサムライになるために──僕が、なりたい人間に近づくためにキョージはアドバイスをしてくれている」

──堀口選手がKO負け直前まで試合を支配していたセルジオ・ペティス戦から、学ことは多かったのではないですか。

「あの瞬間までキョージが試合をドミネイトしていた。だけど、ああいう結果になった。それこそMMAだよ。MMAはMMAなんだ。試合中は、一瞬でも気を抜いてはいけないことをキョージの敗北から改めて学んだよ」

──今回の試合で勝ち、堀口選手にしっかりとバトンを渡したいですね。

「パッチー・ミックスは背の高いグラップラーだ。だからたくさん、キョージと練習した。キョージの組み技での防御力は大したものだよ。僕らには優秀なチームメイトがたくさんいるから、あらゆるタイプのフトレーニングができる。このATTの環境が僕らを成長させてくれるんだ」

──ATTにまたBellator世界バンタム級のベルトが戻って来るでしょうか。

「キョージはチャンピオンに返り咲くよ。彼が望む決勝でセルジオ・ペティスとのリマッチに勝利してね」

──ところでONEではグラップリングを強化するようです。その一方でDJ×ロッタンのようにミックスファイトも今大会では組まれました。将来的にムエタイのレジェンドとフリースタイル・ルールの試合のオファーがあれば受けますか。

「全てはユーヤとの試合を終えてからだけど、興味深いね。ONEが求めるなら、やるよ。レッツゴー!! 大きな挑戦になる。僕はもうMMAのレジェンドと戦ってきたから、ムエタイのレジェンドと戦うことを恐れはしない」

──ではミキーニョが興味があるのか分からないですが、グラップリングに関して……。

(質問を遮って)「マイキー・ムスメシと戦いたい」

──そこです!! そこが聞きたかったです。

「ぜひとも、ムスメシとグラップリングファイトを戦いたい」

──マイキーは道着だけでなく、ノーギでも凄まじい強さを見せています。

「なら僕はダースチョーク、トライアングルをお見舞いする。彼には予期できない柔術のスキルを披露したいと思う。僕らのハニ・ヤヒーラBJJを、ね!!」

──ハニ・ヤヒーラBJJ!!!! 何ともワクワクする言葉です。

「僕らは一緒にハニ・ヤヒーラBJJを構築してきたんだ」

──いやぁ若松選手との試合後も、ミキーニョの動向から目が離せないですね。そんなミキーニョですが、今回の歴史的な大会でどのような試合をファンに見せたいと思っていますか。

「ドリームカードが揃っている大会だ。そういう大会にあって、ボーナスを獲得するに値する試合がしたい。そのためにハードな練習を課してきた。ベストを尽くし、皆が喜んでくれる試合をする。僕の技術、柔術、ムエタイを駆使してね。試合が待ち切れないよ」

──ミキーニョ、今日はありがとうございました。では最後に日本のファンに一言お願いします。

「日本の友人たち、ファンの皆には最高の席を確保して僕とユーヤのファイトをABEMA TVで視てほしい。皆が楽しめる試合をして、ベルトを守るよ」

■放送予定
3月26日(土・日本時間)
午後1時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時00分~ABEMA PPV ONLINE LIVE

■ONE130 「ONE X」対戦カード

<ONE世界女子アトム級(※52.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]アンジェラ・リー(米国)
[挑戦者]スタンプ・フェアテックス(タイ)

<フリースタイル・フライ級(※61.2キロ)/3分4R>
ロッタン・シットムアンノン(タイ)
デメトリウス・ジョンソン(米国)

<ONE世界フライ級 (※61.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]アドリアーノ・モライシュ(ブラジル)
[挑戦者] 若松佑弥(日本)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
秋山成勲(日本)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
ウェイン・パー(豪州)

<ONEキックボクシング世界フェザー級選手権試合/3分5R>
[王者]スーパーボン・シンハマウィーン(タイ)
[挑戦者]マラット・グレゴリアン(アルメニア)

<ムエタイ世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] ノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
[挑戦者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)

<ONEキックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
【王者】カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)
【挑戦者】秋元皓貴(日本)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ハム・ソヒ(韓国)
デニス・ザンボアンガ(フィリピン)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
平田樹(日本)
ジヒン・ラズワン(マレーシア)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キジュ・ジェウン(韓国)
タン・カイ(中国)

<キック・フェザー級ワールドGP決勝/3分5R>
チンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン)
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)

<グラップリング・ミドル級 (※93.0キロ)/15分1R>
ライニア・デリダー(オランダ)
アンドレ・ガルバォン(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ジャレミー・ミアド(フィリピン)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
アミール・カーン(シンガポール)
高橋遼伍(日本)

<ヘビー級(※70.3キロ)/5分3R>
カン・ジウォン(韓国)
ポール・エリオット(英国)

<グラップリング女子アトム級(※52.2キロ)/12分1R>
山口V.V芽生(日本)
ダニエラ・ケリー(米国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
澤田龍人(日本)
仙三(日本)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アシャ・ロカ(インド)
アリス・アンダーソン(米国)

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『ONE: WINTER WARRIORS II』試合結果/ハイライト動画


第9試合 メインイベント MMA フライ級 5分3R
×ダニー・キンガド(2位)
○カイラット・アクメトフ(4位)
判定0-3

第8試合 コーメインイベント MMA バンタム級 5分3R
×ケビン・ ベリンゴン(2位、元王者)
○クォン・ウォンイル
2R 0’52” KO (左ボディフック)

第7試合 MMA 95kg契約 5分3R
○ビタリー・ビグダシュ
×ファン・ロン
3R 0’41” フロントチョーク

第6試合 MMA ウェルター級 5分3R
×ゼバスチャン・カデスタム
○ムラド・ラマザノフ
判定0-3

第5試合 MMA バンタム級 5分3R
○ステファン・ロマン
×ユサップ・サーデュラエフ(3位)
1R 4’09” TKO (レフェリーストップ:左フック)

第4試合 MMA バンタム級 5分3R
○ジャンロ・マーク・サンジャオ
×ポール・ルミヒ
1R 1’41” 裸絞め

第3試合 キックボクシング ライト級 3分3R
×ムスタファ・ハイダ
○アドリアン・サディコビッチ
判定0-3

第2試合 MMA バンタム級 5分3R
○ファブリシオ・アンドラージ(4位)
×リー・カイウェン
1R 4’41” TKO (レフェリーストップ:左ストレート→グラウンドパンチ)

第1試合 ムエタイ 57.85kg契約 3分3R
○ジョセフ・ラシリ(ストロー級3位)
×品川朝陽[朝陽P.K.センチャイムエタイジム](PKセンチャイムエタイジム/IMCインターナショナル・フェザー級王者、WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者)
1R 2’05” KO (右ストレート→左膝蹴り)

 ONE Championshipが12月3日にシンガポール・インドアスタジアムで開催し、12月17日に配信された『ONE: WINTER WARRIORS II』の試合結果。


 クォン・ウォンイル vs. ケビン・ ベリンゴン ハイライト動画。


 ステファン・ロマン vs. ユサップ・サーデュラエフ ハイライト動画。


 ファブリシオ・アンドラージ vs. リー・カイウェン ハイライト動画。


 ジョセフ・ラシリ vs. 品川朝陽ハイライト動画。続きを読む・・・