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【ONE158】ダウンを喫したマクラーレンが、ダブルレッグからマウント→バック。RNCでシェを破る

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
リース・マクラーレン(豪州)
Def.1R3分42秒by RNC
シェ・ウェイ(中国)

スイッチを見せる枕レーンの左ハイに、シェ・ウェイが右オーバーハンドを合わせようとする。マクラーレンはパンチをかわされ、フックにダブルレッグを合わせるがシェ・ウェイが切る。直後にマクラーレンの左ローが急所に入り、試合が中断する。再開後、背後に右ヒザを振るい、跳びヒザを見せたシェ・ウェイがローに右オーバーハンドを合わせる。
姿勢を乱し、立ち上がったマクラーレンは右を被弾してダウン。

すぐに立ち上がったマクラーレンだが、ダブルレッグを切られる。左に右を合わせたシェ・ウェイの右ハイをマクラーレンはスウェイでかわす。続く打撃の交換のなかでマクラーレンがダブルレッグを決めて、しっかりと背中をつかせるとマウントを取る。ヒザを押して、ハーフに戻したシェ・ウェイが、すぐにマウントを奪い返したマクラーレンがバックマウントへ。立ち上がったシェ・ウェイは、RNCに横に勢いとつけて倒れるが、クラッチは外れるタップした。

勝者は友人を癌でなくしたことを明かし、涙を流した。


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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE158 UFC   アラン・ナシメント アレックス・シウバ エジソン・マルケス カイラット・アクメトフ キック クォン・ウォンイル ケビン・ベリンゴン シェ・ウェイ ジェネリン・オルシム ジュリー・メザバルバ チェン・ルイ チャンネル デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク デミアン・マイア ファブリシオ・アンドラジ ブラジリアン柔術 ボクシング マーカス・ブシェシャ・アルメイダ ヨッカイカー・フェアテックス リー・カイウェン 今成正和 佐藤将光 和田竜光 松嶋こよみ

【ONE158】計量終了 見逃せない『腹えぐり』対決ウォンイル✖アンドラジとシウバの柔術MMA

【写真】腹攻め、ヒザ✖左レバー、サウスポー✖オーソドックス。どのような結末が待っているか、クォン・ウォンイル✖アンドラジ(C)ONE

本日3日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE158「Tawanchai vs Larsen」の計量及びハイドレーション結果が発表されている。

和田竜光✖カイラット・アクメトフ、リース・マクラーレン✖シェ・ウェイというフライ級、ヘビー級でブシェシャが出場するMMAファイト、バンタム級とストロー級でも楽しみな試合が組まれている。


コメインのバンタム級戦=ファブリシオ・アンドラジとクォン・ウォンイルの一戦はKO決着必至、しかも腹への攻撃がカギを握るマッチアップといる。

2020年7月、コロナ禍のタイ・ドメスティック大会でONEデビューを飾って以来、4連勝中で佐藤将光以外は全てフィニッシュ勝利のアンドラジ。対するクォン・ウォンイルは、その佐藤に加えて松嶋こよみ、そして今成正和と日本人選手には3タテを食らいながら、それ以外の6試合は全てKO勝ちを収めている。

クォン・ウォイルは現在3連勝中で直近の試合では昨年12月に元ONE世界バンタム級王者のケビン・ベリンゴンを左レバーショットでKO、ブルーノ・プッチとチェン・ルイを合わせた3者を左ボディ、もしくは左ボディを効かせて右ストレート問う流れで仕留めてきた。

対してアンドラジはテンカオだ。ハードパンチャーのリー・カイウェンには腹への左ヒザを効かせて、ハイキックから連打でレフェリーストップ、ジャレミー・ピカティウには右ストレートに左ヒザを合わせて一発KOを決めた。

両者ともエグイ腹攻めを見せているが、クォン・ウォンイルが3連続KOをしてきた選手は全てオーソドックで、今夜の相手のアンドラジはサウスポーで蹴り技を使うことを忘れてはならない。

テンカオだけでなく、左右の前蹴りを三日月気味に入れることができるアンドラジは、オーソの相手に対し左ボディも打ち込める。対して、クォン・ウォンイルはほぼ右ボディは見せていない。もちろん、それは相手がオーソドックスだったからでもあるが、やはり両者の相性を考えると蹴りを自在に使うアンドラジに分があるか。

そのうえでクォン・ウォイルの特徴として、フィニッシュは近距離のボクシングという共通点があるが、そこに至るまでの過程では、ダブルレッグからテイクダウンをしてグラウンドで削るケースや、蹴りを多く使う場合もあることが挙げられる。

つまり最終的にはボクシングの距離で戦うが、それまでには対戦相手に応じて臨機応変に組み立てることができるということだ。組みや寝技に関しては、彼よりも能力の劣る相手に使う限定バージョンであることは想像できるが、アンドラジを相手に蹴りを織り交ぜて、そのまま重心が変わることなくボディショットばかりか、顔面へのパンチを決めることができれば4連続KO勝ちも十分にあり得る──クォン・ウォンイルだ。

一方、タイトル挑戦が現実のモノとなっているアンドラジは、相手の得意とする打撃で勝ちに行くのか。あるいはムエタイ流のバックテイクから今やノヴァウニオンで学ぶグラップリングを披露するのか。その辺りも気になる試合といえる。

グラップリングという観点では、メインカード1試合目に出場するスロトー級のベテラン=アレックス・シウバが面白い。3月に2RKO負けを喫したアドリアン・マタイスとの再戦だが、デミアン・マイアが身を引いた今、MMAでブラジリアン柔術──いやガードワークの妙技を駆使するという点で、シウバはUFCフライ級のアラン・ナシメントと並んで双璧といえる。

かつては下からの腕十字こそ絶対的に強さを持っていたが、そこを凌がれるとじり貧になっていたシウバは、今や絶妙なリバーサルを駆使し、スクランンブルと柔術を合体させたうえで一本勝ちもコントロール勝ちもできるスタイルを構築してきた。

特にハーフガード&アンダーフックからのレッスルアップ&テイクダウン、ハーフバタフライ&ギロチンからのスイープは見事の一言だ。ここに腕十字という伝家の宝刀をシウバは融合させた。ストロー級最年長のチームメイト=デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク引退後、39歳の元世界チャンピオンの柔術MMAをしっかりと目に焼き付けておきたい。

■放送予定
6月3日(金・日本時間)
午後6時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後6時30分~ONE Supper App

■ONE158計量&ハイドレーション結果

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム:70.08キロ/ 1. 0091
ニクラス・ラーセン:69.85キロ/ 1. 0083

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ファブリシオ・アンドラジ:65.77キロ/ 1. 0248
クォン・ウォンイル:65.09キロ/ 1. 0044

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
リース・マクラーレン:60.78キロ/ 1. 0107
シェ・ウェイ:キロ60.89/ 1. 0040

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
カイラット・アクメトフ:61.0キロ/ 1. 0061
和田竜光:61.0キロ/ 1. 0053

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オバチッチ:111.92キロ/ 1. 0040
グト・イノセンチ:119.52キロ/ 1. 0057

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ:56.7キロ/ 1. 0244
アドリアン・マタイス:56.47キロ/ 1. 0214

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ヨッカイカー・フェアテックス:61.0キロ/ 1. 0091
グルダージャン・マンガット:61.0キロ/ 1. 0229

<キック・ライト級/3分3R>
マルワーン・トゥートゥー:77.11キロ/ 1. 0244
コンスタンティン・ルス:76.54キロ/ 1. 0103

<ヘビー級(※120.2キロ)/5分3R>
マーカス・ブシェシャ・アルメイダ:115.43キロ/ 1. 0099
サイモン・カーソン:105.46キロ/ 1. 0014

<ヘビー級(※120.2キロ)/5分3R>
オーディ・デラニー:117.82キロ/ 1. 0036
メフディー・バルギ:115.09キロ/ 1. 0244

<ヘビー級(※120.2キロ)/5分3R>
デューク・ディディエ:105.57キロ/ 1. 0036
ジャスール・ミルザムハメドフ:118.38キロ/ 1. 0152

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ジェネリン・オルシム:52.05キロ/ 1. 0140
ジュリー・メザバルバ:52.05キロ/ 1. 0009

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
キム・ギョンロ:76.99キロ/ 1. 0152
エジソン・マルケス:76.88キロ/ 1. 0120

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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE158 Road to UFC UFC アドリアーノ・モライシュ カイラット・アクメトフ シェ・ウェイ ダニー・キンガド ワン・シュオ 和田竜光

【ONE158】和田竜光―01―難攻不落のアクメトフ戦へ「俺にああいう勝ち方ができるなら、よっぽど強い」

【写真】日本を経つ前夜、28日にインタビューは行われた。和田のTシャツがイカしている (C)MMAPLANET

6月3日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE158で、和田竜光がカイラット・アクメトフと戦う。

J-MMAファンの目が翌週のRoad to UFCに集中するなか、同じシンガポールで日本を代表するフライ級ファイターが28勝2敗、難攻不落のアクメトフと相対する。MMAならでは、その妙が幾重にも折り重なるような高度かつ心身ともにタフな一戦に向かう和田の心境とは。


――カイラット・アクメトフ戦、オファーが来た時はどのような気持ちになりましたか。

「もう『よっしゃぁ。やったぁ』って感じでしたね。カイラットはもともとやりたい相手だと、長南さんとも話をしていて。実は4月に違う選手とのオファーがあって、僕はその選手とやるってことで了承したんですけど、まとまらなくて。

その相手との試合が流れて、次に来たのがカイラット君だったので。もっと良い相手が来たなって。ランキング上位だと佑弥は別にしてダニー・キンガドもリース・マクラーレンもやったし、DJとも戦っているので……あとはアドリアーノ・モライシュ以外だとやりたいのって、もうカイラット君ぐらいで。

カイラット君はキンちゃんやマクラーレンに普通に勝っていますしね」

――カイラットはONEの好むスタイルのファイターでないですが、判定を落とさない。そういう印象があります。

「テイクダウンをして上からしっかり抑え込んで、固い試合をすることが多いです」

――その試合を、概ねほぼ誰ともできているのが強さということになりますか。

「テイクダウンをされないレスリング力……組まれても切り方とか上手いです。バランスが良くて、自分がテイクダウンを取れますよね。基本的に切ってトップを取る。時間が少なくなってきたら、上からパウンドをガンガン落として攻めている印象をたっぷり与えてポイントを取っている。

スタンドでもパンチを思いきり振るいますし、体も強い。パンチも重いと思います。だから、それを警戒して見ているとテイクダウンを取られる」

――う~ん、難攻不落。やっかいなタイプですね。だからこそ、和田竜光なんだよというのが個人的な期待なのですが。

「ありがとうございます(笑)」

――籠城戦で城を落とすようなイメージで。

「本当にそうしないといけないです。これで他の奴らと同じ負け方をしたら……というか、自分に自信を持っているから言えるんですけど、俺にああいう勝ち方ができるならカイラットはよっぽど強いんだなって思います」

――アハハハハ。素晴らしい自信です。つまり、そうはさせないと。

「多分、ああいう風にはならないです。だから試してみたいという気持ちがあって、カイラットとやりたいと思っていたんでしょうね。もちろん、自分の価値が上がる相手だから戦いたいというのもあるのですが、ああいう風にいつも勝っているカイラットが『俺にも、その勝ち方できるの?』って。俺はそういう風にならない気がしているから、試してみたい」

――そこです。そうならない気がする――というのが、我々の期待でもあって。とはいえ和田選手が、そのような気がする根拠はどこにあるのでしょうか。

「う~ん、根拠……ぶっ倒すつもりでいますよ。さっきも言ったようにカイラットのパンチを当てられ、警戒をして後手に回るから、テイクダウンを皆は奪われてきた。ぶつかり合うことを拒否して、やられています。

足を取るのも上手だし、そういうテイクダウンばかりでもないのですが、これまで攻められたことが余りないですよね。だから少しビビらせたいというのはあります。

打ち合いをするつもりはないですけど、彼は打たれたことはあまりないです。そこで俺は負けるつもりはないです。最近はグラップラーと思われがちですけど、自分ではグラップラーだなんて思っていないです。

この前の中国のワン・シュオと試合をした時も、彼は打撃の選手だったけど、ストライキングで負けていない。何もされていない。そこの自信も自分のなかであります。カイラット君とそこでぶつかっても負ける気がしない。かといってストライカーだとも思っていないですけどね(笑)」

――MMAファイターなわけですね。

「だからカイラット君と打撃で勝負できますし、テイクダウン勝負でもビックリするようなことないと思っています。もっと組み技の強い人と組んでいるし。だから、ソレを食らってもビックリしない……知っているから。逆に向こうが思っているようにならないから、カイラット君がビックリするはずです。アレ、上手くいかないじゃん……抑え込めない。トップにいることができないじゃんって……なるよう、自分に期待しています(笑)」

――笑っているじゃないですか(笑)。ではカイラット戦以降のキャリアの積み方は、どのように描いているのでしょうか。

「目指しているのはベルトです。どんな形でも白星が欲しいとの同じで、どんな形でもベルトを獲ってチャンピオンになりたいです。だから今回勝って、タイトル戦にこぎ着けたい。

ただしカイラット君は2位だし、DJがその上にいます。それでもカイラット君に勝てばごぼう抜きで俺が2位になる。そしてDJはアドちゃんに負けているよねって。

なら俺とDJになるのかっていうと、俺ともやっているよ――と(笑)。もう良いでしょって。DJさ、この間ロッタンにミックスルールで勝っただけなんだし、ちょっと待ってくんない――と。そういう乗りでいこうかと(笑)」

――あぁ、ONEのストリーラインは和田選手に勝ったカイラットとDJと戦わせるというものなのか……そして、ミキーニョが上位ランカーで戦っていないのはマクラーレンだけ。さらにいえば同じ大会でマクラーレンは、レコードがきれいなシェ・ウェイと戦う。ONEがAmazon Primeで米国での中継が始まったときに、どうフライ級を動かしたいのかが見えたような気がします。そこを和田選手には潰してほしいです。「和田はキンカドとマクラーレンに負けている」とか、それでも言われそうですが……。

「そうですね。キンちゃんとかマクラーレンはカイラットに負けているから、勝った瞬間に挑戦を盛大にアピールしたいと思います。俺はアイツらに負けたつもりはないし。だから、それはもう言ってもしょうがないじゃん、と。カイラットに勝ったんだから――という風にしたいですね」

<この項、続く>

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【ONE158】パシオ×ブルックス延期も。実力誇示へ好機到来!? 和田竜光×カイラット・アクメトフ戦決定

【写真】この試合、和田の強さが改めて確認できる試合となるか(C)MMAPLANET

25日(水・現地時間)、6月3日(金・同)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE158の全対戦カードが発表され、フライ級で和田竜光がカイラット・アクメトフと対戦することが発表された。

当初の予定ではONE世界ストロー級選手権試合=王者ジョシュア・パシオ×挑戦者ジャレッド・ブルックスという超注目タイトル戦が組まれていたが、今日の発表では両者の対戦はカードが消滅。

公式ツイッターではスケジュールの不意一致で延期となったという説明がなされているが、恐らくは──米国でAmazon プライムがスタートする7月大会以降にリスケされたモノと思われる。


とはいえ5月20日大会はキックやムエタイ、そしてグラップリングの陰に隠れた感のあるMMAが、今大会ではメインこそムエタイに譲っているが、バンタム級でファブシリオ・アンドラジがクォン・ウォンイルを戦う一戦、ヘビー級のブシェシャ×サイモン・カーソンらと共にフライ級でリース・マクラーレン×シェ・ウェイ、そしてアクメトフ×和田がメイン―ドで組まれた。

3月の王者アドリアーノ・モライシュが若松佑弥を破ったONEフライ級戦線で2位にランクされているアクメトフとのマッチアップは、和田がタイトル戦線に一気に浮上するチャンスだ。

ランク外の和田だが、実力的にはトップ5に入って然り。そして、勝った試合も負けた試合も──、強さを見せる戦い&ルールと判定基準を徹底的についた戦い、思い通りになった試合もそうでない試合も、やるべきことをやり通す。今や和田はMMAマスターの域に達しつつある。

対する元世界フライ級王者で27勝2敗という驚異的なレコードを残すアクメトフは、4年9カ月前にモライシュにベルトを手渡し、3年5カ月前に微妙な判定でジェヘ・ユースタキオを相手に暫定王座を取りそこなって以来、4連勝中でうち2試合は和田が判定で惜敗したダニー・キンガドとマクラーレンが含まれている。

ONEでの評価はアクメトフかもしれないが、日本人ファイターで和田をアンダードッグと見る者はまずいないだろう。

足にアタックできるグレコレスラーのアクメトフは、一言でいえば防御能力が高く、テイクダウンからコントロールで勝つファイターだ。そして、その防御能力はONEの打撃系ファイターに多い──大砲へ装備が際立っている。

その一方でマクラーレンのねちっこさにも競り勝っているが、そんな守備力の高いアクメット戦こそ、MMAマスターの力が多いに確認できる一戦となるに違いない。

和田の打撃は大砲ではない。ただし、狙いすませたライフルだ。加えてそのライフルを散らすことで、組みと融合させる術を有している。和田のMMAは打撃と組みのコンビネーション及び融合で、籠城戦を打破していく。そんな和田の強さを結果とパフォーマンスを伴ったうえで見せつける最大の好機到来といえるカイラット・アクメトフ戦だ。

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【ONE Only the Brave】和田竜光と対戦、坂野周平最後の相手=ワン・シュオ「勝つ確率は80%から90%」

【写真】インタビュー当日(※24日)、上海在住のONE China PRチームとのZOOMでのやり取りが上手くいかず、20分ほど放置された形になったワン・シュオはその間も全くイライラした素振りもなくジッと待ち続けてくれていた (C)MMAPLANET

28日(金・現地時間)に、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Only the Braveで、和田竜光と対戦するワン・シュオ。

2015年に1度だけONEで戦い、昨年4月に6年振りにサークルケージに戻ってきた。この間、Revel FCでバンタム級王座を獲得したワン・シュオ、その時の対戦相手が日本の坂野周平だった。

2年4カ月振りの日本人選手との対戦を控えたワン・シュオをインタビューした。


──ワン・シュオ選手、和田選手との試合に向けて今の調子はいかがですか。

「ベストコンディションだし、凄く楽しみだよ」

──和田選手の印象は?

「対戦相手の試合映像はたくさん見てきた。彼はグラップラーであり、レスラーだ。テイクダウンのスピードが速い。あの速さはこれまでに見てきた選手のなかでも特別だと思う。凄く良い選手だよ」

──ワン・シュオ選手については、日本ではまだまだ未知の部分が多いです。なぜMMAを始めたのかを教えていただけますか。

「MMAの練習を始めたのは2015年で、ベースはムエタイ的だよ。そしてシンジャン・ファイトクラブのリーダー的な役割にあるんだ」

──シンジャン・ファイトクラブには今大会に出場するタン・カイ選手も所属していますね。

「タン・カイ、シェ・ウェイ、ミャオ・リータオというONEで活躍する中国人選手は僕のトレーニングパートナーだよ。シンジャン・ファイトクラブは中国で最高のMMAクラブの一つだと断言できるよ」

──2015年に1度だけONEで戦い、その後は他のプロモーションで戦ってきましたね。

「2015年の6月にONEで戦った時、僕はただのムエタイ・ファイターでMMAファイターではなかった。あの時、ONEは中国で選手の発掘的なトーナメントを開き、コーチの勧めもあって出たんだ。僕はあの試合で負けてから3、4カ月後に当時所属していたジムを離れ、シンジャン・ファイトクラブで本格的にMMAの練習をするようになったんだ。ONEで戦ったのは前に所属していたクラブからだったし、離れたことでONEで戦うルートがなくなったんだよ。

でもシンジャン・ファイトクラブでしっかりとMMAのトレーニングを積めて良かったと思っている。結果、MMAファイターとして力をつけてまたONEで戦えるようになったからね」

──REBEL FCで坂野周平選手と対戦し、バンタム級王座を獲得。あの試合を最後に坂野選手は負傷もあり、MMAで戦って生きていくことに区切りをつけました。ワン・シュオ選手と戦い、どれだけ努力しても届かない世界との差を痛感したという風にも聞いています。

「えっ、それは坂野選手が引退したのは僕との試合があったからということ? それは知らなかった。彼と戦ってから……いつだったか、インスタで話したんだけど、ケガがあり……ジムもパンデミックの影響もあり閉めることになるからリタイアすると聞いたよ。坂野選手は僕が原因とは言っていなかったけど、もしそうなら申し訳ないことをした」

──謝る必要は一切ないと思います。それがファイト・ライフです。自分より強い選手と戦って、負けて諦めるのは。

「坂野選手は本当にグラップリングが強かった。彼とケージのなかで死力を尽くして戦えたことを光栄に思うよ。今、そしてこれから彼が人生で成功することを願っている」

──今回はその坂野選手と戦って以来の日本人選手との試合になります。坂野選手はフィジカルの差が歴然だったと試合を振り返っていましたが、和田選手と戦う際もフィジカル・アドバンテージがあると考えていますか。

「アドバンテージはフィジカルでなく、打撃になるはずだよ。立ち技は彼よりずっと上という自信はある。それに今言ってもらったようにパワー、体力でもリードしているから。そうだね──だからフィジカルと打撃で僕にアドバンテージがあるのは確かだ」

──和田選手は経験豊かなファイターですが、自信の程は?

「僕が勝つ確率は80パーセントから90パーセントはあると思っているよ。と同時にこの試合を見てくれるファンの人たちに喜んでもらう試合をするよ」

■放送予定
1月28日(金・日本時間)
午後7時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時30分~ONE Super App

■ONE Only the Brave対戦カード

<キック・フェザー級ワールドGP準決勝/3分3R>
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
ダビット・キリア(ジョージア)

<キック・フェザー級ワールドGP準決勝/3分3R>
ジョー・ナタウット(タイ)
チンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キム・ジェウン(韓国)
タン・カイ(中国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(キルギス)
ラスラン・エミルベク(キルギス)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オバチッチ(セルビア)
フランシェスコ・エクシャジャ(アルバニア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば(日本)
ジャレッド・ブルックス(米国)

<キック・フェザー級ワールドGP補欠戦/3分3R>
イヴァン・コンドラチェフ(ロシア)
ドビダス・リムクス(リトアニア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
ワン・シュオ(中国)

<ウェルター級(※77.1キロ)/5分3R>
手塚裕之(日本)
エジソン・マルケス(ブラジル)

<キック・108キロ契約/3分3R>
ポール・エリオット(英国)
アンダーソン・シウバ(ブラジル)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
プレウ・オトゴンジャルガル(モンゴル)
ミカエル・デ・ジェズウス(ブラジル)

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【ONE Evolution】早速の追加カード発表。ついに競技柔術最強=ブシェシャがMMA初陣へ

【写真】ブラジリアン柔術=競技柔術最強のブシェシャが、ついにMMAに挑む(C)MMAPLANET

18日(水・現地時間)、昨夜のトリプルクラウンに続き、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンがSNSで、9月24日(金・同)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE「Revolution」の追加&全カードを発表した。

ONE世界ライト級選手権試合=王者クリスチャン・リー✖ 挑戦者オク・レユン、ONEキック世界バンタム級選手権試合=王者カピタン・ペッティンディーアカデミー✖挑戦者メヂ・ザッツプッツ、ONE世界ストロー級選手権試合=王者ジョシュア・パシオ✖チャレンジャー猿田洋祐の前に行われるのは、リードカード5試合とメインカード2試合、計7試合だ。


メインに加わったフェザー級戦のマーチン・ウェン✖キム・ジェウン、ヘビー級マッチ=アミール・アリアックバリ✖アナトリー・マリキンは、いずれもTNTシリーズで組まれていたが、実現しなかったカードだ。

前世界フェザー級王者のウェンは、シンガポールに向かった飛行機の同乗客のなかにコロナウィルス陽性者がいたため感染予防プロトロルにより、試合出場が成らなかったという経験をしている。

そして対戦相手のキム・ジェウンもギリギリまで、さらにいえば1階級上の対戦相手とのマッチアップも辞さない覚悟でギリギリまで待機していたが試合が流れたという経緯がある。互いに今回こそという気持ちで挑むであろう一戦。ウェンの打撃が、カウンターだけでなく自らの仕掛け、あるいは創りが見られるか──今度のフェザー級戦線を占う、いや元チャンプチャンプの王座返り咲きを占ううえで大切な一戦となる。

そんなメインカード以上に注目なのが、これもTNTシリーズで試合が流れたマーカス・ブシェシャ・アルメイダのMMA初陣だ。4月の時点で対戦相手は韓国のカン・ジウォンだったが、今回の発表ではノルウェーのトーマス・ナルモになっている。

ナルモは7月30日収録大会で、ガードポジションを取った際に、アラン・ンガラニのローを急所に受け試合続行不可能=NCとなったノルウェー人ファイターだ。

何が起こるか分からないMMAとはいえ、ナルモのあの動きを見ればはブシェシャは組んで、テイクダウンを決めればあとは独壇場になってもおかしくはない。

とはいえ2メールハイのナルモが、MMAグローブを装着して殴り、ヒザを狙ってくるケージのなかで、ブシェシャが柔術やグラップリングで見せていた組みや極め力を発揮できるのか──は、勝負が始まって見ないとわからない。

仇敵ホドウフォ・ヴィエイラがUFCでギロチンで一本負けしたように、MMAとグラップリングは別物だ。いずれにせよ、競技ブラジリアン柔術においては2019年のムンジアルウルトラヘビー級と無差別級を制したブシェシャこそ、最強のファイターであることは間違いない。

リードカード=プレリミでは勿体ない、ブシェシャのMMA初陣だ。

■ ONE Revolution対戦カード

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]クリスチャン・リー(米国)
[挑戦者] オク・レユン(韓国)

<ONEキックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
【王者】カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)
【挑戦者】メヂ・ザッツプッツ(アルジェリア)

<ONE世界ストロー級(※56.7キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ジョシュア・パシオ(フィリピン)
[挑戦者]猿田洋祐(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
マーチン・ウェン(豪州)
キム・ジェウン(韓国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
アミール・アリアックバリ(イラン)
アナトリー・マリキン(ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ヴィクトリア・リー(米国)
ヴィクトリア・ソウザ(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ハシガトゥ(中国)

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ペッダム・ペッティンディー・アカデミー(タイ)
内藤大樹(日本)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
マーカス・アルメイダ(ブラジル)
トーマス・ナルモ(ノルウェー)

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
ペッタノン・ペットフォーガス(タイ)
ジャン・チェンロン(中国)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ジェームス・ヤン(米国)
ロエル・ロサウロ(フィリピン)

■ONE Battle Ground03視聴方法(予定)
8月27日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ ONE Battle Ground03対戦カード

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

<57.7キロ契約/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
バンマードォーチー(中国)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
キム・デフォン(韓国)
シェ・ウェイ(中国)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ビー・ニューイェン(米国)
ジェネリン・オルシム(フィリピン)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ティオル・タン(米国)
ソン・ミンジョン(韓国)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
プレウ・オトゴンジャルガル(モンゴル)
ベン・ロイル(英国)

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【ONE Battle Ground03】モンゴルの純真=オトゴンジャルガル─01─「ゲルに住んでいるというは本当です」

【写真】オトゴンジャルガルと家族。キャリア6勝1敗、お父ちゃん──やるしかないでしょっ!! 製作販売しているというTシャツを家族で来てもらったが、この肖像画は……、……(C)ONE

27日(金・現地時間)、ONE「Battle Ground02」が放送される。

7月30日にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで収録された今大会はこれからのONEという戦場を見るうえで、新たなパワーハウスとなるモンゴルや中国から新たな選手が経験し、初陣に挑む試合が複数組まれている。

27日の収録マッチではプレウ・オトゴンジャルガルが、ベン・ロイルと待望のサークルケージ初戦に挑む。ONE Warrior Seriesのリッチ・フランクリンがウランバートルを尋ねて、トライアウトを行った際に発掘し、「テントに住む凄くハングリーな選手がいて。もの凄く期待している」と評していたのがオトゴンジャルガルだ。

モンゴルではゲルと呼ばれるテントに寝起きしているのが真実なのか。その辺りも含めて、チンギス・ハンを尊敬してやまないオトゴンジャルガル──ひたすらMMAファイターとしての成功を夢見、家族の支えに感謝して、ONEデビューを迎えようとしていた彼を試合前日インタビュー。その模様をここで紹介したい。


──明日、念願のONE初陣でベン・ロイルと対戦します。

「とても楽しみです。明日、試合ができることを心の底から嬉しく思っています」

──一度ONE Warrior Seriesで戦っただけでパンデミックが起こってしまい、2019年の12月から試合ができなくなってしまいました。

「コロナによって試合が出来なくなった時は、とても辛かったです。ウォリアーシリーズの行方も分からない状態になり、モンゴルでもMMAの試合が行われる見込みが全くなくなってしまいました。

僕にはスポンサーもいなかったので、生活は凄く苦しかったです。これは以前から行ってきたのですが、オリジナルTシャツを作成して、それを販売して生計の足しにしていました。それでも試合がないなかで、とにかく練習自体は続けてきましたが、昨年10月に1度だけモンゴルFCで戦うことができました(※セルオド・ビルグンにノースサウスチョークで一本勝ち)。今は3カ月前にスポンサードしてくれる会社もできたので、生活はなんとかなっています」

──生活が凄く苦しかった……。プレフはファイター以外の仕事というのは?

「妻と一緒にオンラインショップをしています。中国から輸入した物を販売するというビジネスです。彼女が輸入や販売の手続きをしてくれて、配達が僕の仕事です。

あとはウランバートルの大きな市場で商売をしたりして、生き抜いてきました。それでも練習をストップすることだけはなかったです。MMAで成功するという強い信念を持って練習は続けてきました」

──コロナ禍を機会に、MMAから身を引くという選択をした選手も世界中にいるかと思いますが、モンゴルというMMA市場がなかなか成立しづらい国にて、プレフは引退を考えたことはなかったですか。

「全くなかったです。妻から生活のためにMMAを辞めてほしいと言われたことも、1度としてありませんでした。彼女は子供が2人いる状態ながら、食事であったり、練習衣の洗濯であったり、献身的に僕のMMAファイター生活をサポートし続けてくれています。

ばかりか『もう少しで成功に近づいているのだから、とにかく頑張って』と背中を押してくれます。モンゴルでは常識的に考えて、MMAファイターとして生きていこうと思えば、生活面はかなり厳しくなります。僕の場合は本当に妻の支えがあって成り立ってきました。

だから2年前にリッチ・フランクリンさんがモンゴルにやってきてウォリアーシリーズと契約できた時は、本当に嬉しかったです。ずっと海外で試合ができる選手になりたいと思っていたので。

あの時はフランクリンさんが練習後に家にやってきて、モンゴルの食事まで食べてくれたんです。先ほど、話したオリジナルTシャツをフランクリンさんだけでなく、スタッフの全員が購入してくれました」

──2019年に日本にリッチ・フランクリンがやってきたときに、「モンゴルにはテントに住む凄くハングリーな選手がいて。もの凄く期待している」と言っていたのですが、それがプレフことで。でも、ゲルに住んでいるというのは盛っているんじゃないかと思っていました。

「ゲルに住んでいるというは、本当の話です」

──えっ、遊牧民が移動しながら生活するためにゲルが存在すると思っていたのですが……プレフは遊牧民ということですか。

「いえ、そんなことはないです(笑)。でもウランバートルでも、ゲルで生活をしている人間は少なくないんです。モンゴル国民は、国から住むために一定の土地を貰うことができます」

──えぇ、そうなのですか。

「ハイ。富裕層はそこに業者に発注して、一軒家を建てます。ある程度経済的に余裕のある人は、その土地にレンガで断熱性のある家を自分で建てて住みます。そうでない人のなかには材料を購入して、木造住宅を自分たちで作ったり、僕のようにゲルを建てて住む。ゲルに住む人の数もかなり多いです」

──全く知らなかったです……。

「フランクリンさんが来てくれた時は、僕はウランバートル郊外の山の頂上に近いところにゲルを建てて住んでいました。ただしコロナが起こって移動制限が出てしまったので、そこに住んでいると練習に行くことが困難になりました。

だからウランバートルの中心に近い場所に母が住んでいて、その敷地内にゲルを建てて今は生活しています。とにかく練習環境を第一に考えてのことです」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
8月27日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ ONE Battle Ground03対戦カード

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

<57.7キロ契約/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
バンマードォーチー(中国)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
キム・デフォン(韓国)
シェ・ウェイ(中国)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ビー・ニューイェン(米国)
ジェネリン・オルシム(フィリピン)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ティオル・タン(米国)
ソン・ミンジョン(韓国)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
プレウ・オトゴンジャルガル(モンゴル)
ベン・ロイル(英国)

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MMAPLANET ONE ONE Full Blast Report カンタラジ・シャンカル・アガサ シェ・ウェイ

【ONE Full Blast】インドの現実。テイクダウンを切られ続けたアガサが、3R開始に応じずシェがTKO勝ち

thumbnail image【写真】組んでも、組んでもシェに切られ続けたアガサ。テイクダ…

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ONE ONE Full Blast Preview アフメッド・ファレス エドワード・ケリー カンタラジ・シャンカル・アガサ シェ・ウェイ ブログ

【ONE Full Blast】女子大会は延期になってしまったけど、インドのアガサとエジプトのファレスに注目!!

【写真】インドのアガサ、エジプトのファレスがどのような戦いをやってのけるのか非常に楽しみ (C) BRAVE CF & ONE

28日(金・現地時間)、ONE120「Empower」がシンガポールのロックダウン政策により延期となり、代わって同じ時間帯にONE 「Full Blast」が放送される。

ライブ中継の女子イベントの代替プログラムは2月26日に収録された試合だ。3カ月前に行われていたとはいえ、MMAPLANET的にはお蔵入りにならず世に出ることを大歓迎したい2試合がある。

それがフライ級のカンタラジ・シャンカル・アガサ✖シェ・ウェイ、フェザー級のアフメッド・ファレス✖エドワード・ケリーの2試合だ。


カンタラジ・シャンカル・アガサはONE Dangalというイベントがあったことで分かるように、ONEが市場として期待しているインドのMMAをリードしてきたファイターだ。

インド人初のMMA世界王者となったアージャン・ブラーは、カナダ国籍のカナダ人。ONEのインド進出の核=リトゥ・フォーガットはEvolve MMA所属でONEが純粋培養するファイターだ。対してアガサは、あのSFL(Super Fight League)というインディアンMMAのパイオニア・プロモーションでキャリアを積んだ純インディアンMMAで育っている。

その後はBRAVE CFやUAE Warriorsという中東プロモーションに進出し、RAVEではインド大会ではモハメッド・ファハッドと並びエース的な立場で出場していた。

一方、アフメッド・ファレスはエジプト人選手。インドもエジプトもいってみれば、スリランカを加えてMMAワールドでは長きにわたり最下位に位置づけられてきた最弱国だ。ONEでも上に記した状況によりインドの市場とファイターを育てようという機運があるが一方で、エジプト人選手の現状は以前と変わりなく、アンダードッグが定位置だ。

そんな状況でファレスは、母国のアラビックUFCというローカル団体でフェザー級王者となり、BRAVE CFを経由してONE Warriorsと契約を果たした。そこでアラン・フィルポットにRNCで一本勝ちし、力でONE本戦契約を勝ち取った。

フィルポットは現UFCのナサニエル・ウッドに勝利、竹中大地には判定負けも、グスタボ・ファルシローリにも勝っており、これらの試合は英国、日本、ロシアで行ってきた猛者だ。ONE WSでもソン・ミンジョンには敗れたが、キム・ミョンギュを含め2勝1敗の戦績を残してきた。

そんな手練れに一本勝ちし、この日放送される試合でエドワード・ケリーというラカイの中堅どころと本戦デビュー戦を戦う。アガサの相手は中国人のシェ・ウェイ。中国人ファイターの発掘&育成シリーズのONE HERO SeriesからWSを経て、ONE本戦にステップアップした。本戦出1勝1敗というシェとアガサの一戦は、インドで育った選手の現状を見極めるリトマス試験紙のような意味合いを持つ。

対して、ファレスはONEで7勝8敗ながらクリスチャン・リーやジャダンバ・ナラントンガラグ、タン・カイというトップどころとの対戦経験もあるケリーが相手だけに、ここをクリアするとランクインが見えてくる──そんな実力査定試合となろう。

■視聴方法(予定)
5月28日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Blast対戦カード

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)
クラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
カンタラジ・シャンカル・アガサ(インド)
シェ・ウェイ(中国)(中国)

<キック・ウェルター級/3分3R>
サンティーノ・ファーベーク(オランダ)
マイルス・シムソン(オランダ)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
アフメッド・ファレス(エジプト)
エドワード・ケリー(フィリピン)

<57.7キロ契約/5分3R>
アンソニー・ドゥ(米国)
ホイ・リアン(豪州)

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