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MIKE MMA o UFC   ガブリエル・ボンフィム グレゴリー・ホドリゲス トレイ・ウォーターズ ブラッド・タヴァレス ムニール・ラジズ

1.21『UFC 283』でブラッド・タヴァレス vs. グレゴリー・ホドリゲス等複数のカードが判明


 UFCが1月21日にブラジル・リオデジャネイロで開催する『UFC 283』でブラッド・タヴァレス vs. グレゴリー・ホドリゲスのミドル級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 タヴァレスは7月の『UFC 276: Adesanya vs. Cannonier』でドリカス・デュ・プレシスに判定負けして以来の試合。現在UFCミドル級ランキング14位。ホドリゲスは9月の『UFC Fight Night 210: Sandhagen vs. Song』でチディ・エンジョクアーニに2R TKO勝ちして以来の試合で2連勝中。


Gabriel de Souza Bonfim(Sherdog)

 同じく『UFC 283』でムニール・ラジズ vs. ガブリエル・ボンフィムのウェルター級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 ラジズは4月の『UFC on ESPN 34: Luque vs. Muhammad 2』でアンジェ・ルーサに判定勝ちして以来の試合。ボンフィムは現在25歳のブラジル人でMMA戦績13勝0敗。9月の『Dana White's Contender Series 53』でトレイ・ウォーターズに1Rヴォンフルーチョークで勝利して以来の試合で今回がUFCデビュー戦。


 同じく『UFC 283』でジョジアニ・ヌネス vs. ザラ・フェイリン・ドス・サントスの女子フェザー級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 ヌネスは2月の『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』でラモーナ・パスクアルに判定勝ちして以来の試合で8連勝中(UFC戦績2勝0敗)。ドス・サントスは2020年2月の『UFC Fight Night 169: Benavidez vs. Figueiredo』でフェリシア・スペンサーに1R TKO負けして以来2年11ヶ月ぶりの試合で2連敗中。続きを読む・・・
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DWCS2022#07 MMA MMAPLANET o UFC   イズマエル・ボンフィム カール・ウィリアムス ガブリエル・ボンフィム ダナ・ホワイト テレザ・ブレダー ヴィトー・ペトリーノ

【DWCS2022#07】ペトリーノ左フックKOでUFCへ。ボンフィム兄弟、ウィリアムスも契約なる

【写真】文句なし、UFCと契約を決めたペトリーノ(C)Zuffa/UFC

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴィトー・ペトリーノ(ブラジル)
Def.2R3分36秒by KO
ホドウフォ・ベラート(ブラジル)

ベラートの前進に左を合わせたペトリーノが、右アッパーで前に出る。ペトリーノは引き続きワンツーから左ボディフックを決め、コンビネーションを顔面に入れる。シングルを切られたベラートは引き込み、ハーフガードもペトリーノは潜らせない。ベラートはハイガードから三角絞め、足を組み替えて絞めていくがペトリーノは立ち上がってスラムで解除する。

それでもクローズドを取り直したベラートだが、パンチの連打で腰を切って腕十字へ。苦も無く腕を抜いたペトリーノは、スタンドで待ち受け左右のフックをベラートに打ち込む。息を整えているか、間合いを測るペトリーノは右ハイ後に右ストレートを被弾してダウンする。バックを制したベラートは後方への投げからスクランブルでは、スタンドで背中に飛び乗る。両足をフックし、寝技に持ち込んだベラートが肩固めに移行しようした刹那、反転して上を取ったペトリーノが強烈な勢いで左を打ち下ろす。左腕を差して、密着してきたベラートを殴ったペトリーノ、ローラーコースターのような上下のあるラウンドが終わった。

2R、ワンツーから蹴りを交えて前に出るペトリーノに、ベラートがボディを打って組みつく。ダブルレッグをネルソンで耐えるペトリーノは、ワキを潜られバックを許す。キムラから向き合うペトリーノ、ベラートが離れるとワンツーからスリーをヒットさせる。頭を振ってかわすベラートだがアッパーから左フックのコンビを被弾。ペトリーノは攻めを集中できないが、右ハイを放ちエルボーを見せる。スタミナ配分をしながらも優勢のペトリーノがヒザを入れ、スピニングバックエルボーを空振りしたベラートの顔面を左フックで完全に打ち抜く。

大の字で崩れたベラートにパウンドを打ち込んだペトリーノが、衝撃的なKO勝ちを決めた。

ダナ・ホワイトはテレザ・ブレダーとは「もっと経験を積む必要がある」と契約せず。そしてイズマエル・ボンフィムが契約を果たすと、ダナはカール・ウィリアムスに関して「この試合は好きじゃない。32歳のファイターと毎週契約をすることはないが、カールは10日前に試合を飲んだ。しかも1階級上の試合に。彼にスペジュタクラーなKO勝ちや一本勝ちをしろというのか? カール、フルキャンプをしてUFCで大きな仕事をしよう」と話した。

続いてガブリエル・ボンフィムは兄弟揃ってUFCにファイターに。そしてペトリーノと4選手がUFC行きを決めた。


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DWCS2022#07 MMA MMAPLANET o UFC ガブリエル・ボンフィム トレイ・ウォーターズ ボクシング

【DWCS2022#07】ボンフィム弟=ガブリエルは、BOXに付き合いTDからヴァンフルーチョークで一本勝ち!!

<ウェルター級/5分3R>
ガブリエル・ボンフィム(ブラジル)
Def.1R4分30秒by ヴァンフルーチョーク
トレイ・ウォーターズ(米国)

兄の勝利を見届けてケージインのガブリエル・ボンフィム。長身のウォーターズに対し、ジャブを伸ばすが同時にジャブを被弾する。ウォーターズは左ハイから右オーバーハンド、ジャブとリーチの差を生かした攻撃を見せる。ボンフィムがボクシングで対応して、右を伸ばす。ワンツーの連打で果敢に前に出るボンフィムは、リーチに回転数で勝負を掛けているか。

ボンフィムの右に左を合わせていくウォーターズが、左ジャブを入れる。ボンフィムが右の放ち、ジャブも相打ちのタイミングで打っていく。ボンフィムはウォーターソンの打ち終わりに右を狙うも、被弾する数も多い。それでも左を入れ、蹴りの圧力にも負けないでヘッドスリップからパンチを伸ばすボンフィムが左をヒットさせる。デトロイトスタイルといって良いウォーターズを下がらせ、残り1分で左ジャブにダブルレッグを仕掛けたボンフィムだが、ギロチンに捕えられる。

タイトに見えたギロチンだが、タップしたのはウォーターズ。ボンフィムは時計回りで逆側に回ってギロチンを無効化させると、枕にとりヴァンフルーチョーク──まずUFC行きは間違いない13回の勝利、10回目の一本勝ちだった。


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DWCS2022#07 LFA MMA MMAPLANET o UFC イズマエル・ボンフィム カルロス・レアル カール・ウィリアムス ガブリエル・ボンフィム トレイ・ウォーターズ ナリマン・アバソフ ブレネウ・アルベルチ ボクシング 木下憂朔

【DWCS2022#07】12連勝(3KO&9一本勝ち)のLFA王者ガブリエル・ボンフィム&兄イズマエルに注目

【写真】 査定試合が必要なのか?──と思わせる実力者ボンフィムだ(C)Zuffa/UFC

6日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでコンテンダーシリーズ2022年第7週が開催される。

前週の大会で木下憂朔が日本人として初出場、そして契約を勝ち取ったことで俄然注目を集めるようになったコンテンダーシリーズ──今大会は5試合10選手中、ブラジル人選手が5名と半数を占めている。


メインのライトヘビー級戦はブラジル人同朋対決となっているが、なかでも気になるのはコメインでトレイ・ウォーターズと対戦するガブリエル・ボンフィムだ。

木下のライバルになる可能性もあるキャリア12連勝0敗のボンフィムは、その勝利が全てがフィニッシュ──3つのKO勝ちと9つの一本勝ちを誇る。

基本に忠実かつ上攻めのボンフィムは、バックを制してのRNC、抑えて肩固め、スクランブルでのダース&ギロチンと多彩な柔術的フィニッシュを持つ。とはいえ、そのテイクダウン絡みの組み技が強味を発揮できるのも、ボクシングで実戦経験を持つ拳の圧があるからこそ、だ。

しっかりと肩を使った防御が、蹴りとテイクダウンのあるMMAでどれだけ効果的は議論の余地が残るものの、その連係がなくボクシング&レスリングの相手には、肩を当てるという上半身の動きさえ有効活用してしまう。そして伸びる右から返しの左フックは十分なKOパワーも有している。

昨年7月のLFAブラジル大会でウェルター級王座決定Tに出場し、準決勝を戦績7勝0敗のブレネウ・アルベルチを相手にアンダードッグながらKO勝ち。右を当てて、ラッシュで仕留めたが決勝は負傷棄権となったが、今年の3月にカルロス・レアルの返上したベルトが掛けられた王座決定戦でエドゥアルド・ガルヴォンをダースチョークで切って落としLFAの頂点に立った。

対するウォーターズも6勝無敗の選手で、198センチの長身からフリッカージャブ、右ストレートの破壊力は満点のストライカーだ。

完全に左足を大きく前に出した構えながら、器用にもその前足でハイやミドルを繰り出す。

ウォーターズは過去の試合映像では下から潜る相手を潰して、パウンドからバック&スクランブルでギロチンという組みの攻防も見せて一本勝ちも経験している。それでも怖いのやはりスタンドだ。ボクシングに加え首相撲&ヒザ蹴りも接近戦での常套手段で、スタンドは遠近両用だけに、ボンフィムとしてボクシングに頼り過ぎると、危ない相手といえる。

そのボンフィム、1歳年上の実兄イズマエルが第2試合に出場しており、ライト級でアゼルバイジャンのナリマン・アバソフと対戦する。

兄イズマエルは苦戦が予想されるが、コンテンダーシリーズ史上初の兄弟同日サインアップなるかという点でも要注目だ。

■視聴方法(予定)
9月7日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

<ライトヘビー級/5分3R>
ホドルフォ・ベラート(ブラジル)
ヴィトー・ペトリーノ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ガブリエル・ボンフィム(ブラジル)
トレイ・ウォーターズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス(米国)
ジミー・ローソン(米国)

<ライト級/5分3R>
イズマエル・ボンフィム(ブラジル)
ナリマン・アバソフ(アゼルバイジャン)

<女子フライ級/5分3R>
テレザ・ブレダー(チェコ)
ナヤラ・マイア(米国)

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LFA LFA138 LFA143 MMA MMAPLANET o PFL ウィリアネジソン・パイヴァ エド・ソアレス カルロス・モタ カルロス・レアル カロリーナ・マルチンス ガブリエラ・フェルナンジス ガブリエル・ボンフィム ジョゼ・エンヒッキ ブルーノ・ロピス 木下憂朔 河名マスト 田中路教

【LFA143】初のブラジル・ノルジスチ進出大会でライトヘビー級と暫定女子フライ級のタイトル戦

【写真】まずは暫定王者になり、正規王者の首を狙うフェルナンジス (C)LFA

2日(金・現地時間)、LFAが30日(金・同)にブラジルはペルナンブコ州の州都レシフェのジナーシオ・ジ・エスポルチ・ジェラルド・マガリャエスで開催するLFA143のラインナップを発表し、2階級のタイトルマッチが組まれることが明らかとなった。

7月のリオデジャネイロ大会以来、2カ月振りのブラジルでのイベントは2021年7月のリオ2連戦(続いて今年の3月と5月)と5大会が開かれたリオを離れ、バーリトゥードのメッカと言われたノルジスチ(北東部)への初進出となる。


8月に田中路教、河名マストが出場したLFA138の会場でエド・ソアレス代表は同大会に「8000人近い観客が集まる見込み」と話していたが、今回のリリースではキャパ1万5000人の会場で、チケットは1万枚近く売れているという。

そんな初ノルジスチ大会のメインはLFAライトヘビー級王座決定戦=ブルーノ・ロピス×ウィリアネジソン・パイヴァ、そしてコメインにガブリエラ・フェルナンジス×カロリーナ・マルチンス=暫定女子フライ級王座決定戦という2階級のタイトルマッチが組まれている。

ライトヘビー級タイトル戦は7月大会でLFAデビューを飾り、肩固めでマイルトン・アゼベドを一蹴。キャリア10連勝を8度目のフィッシュ勝利で飾ったロピスに注目だ。

一方の女子タイトルマッチもLFAブラジル大会で既に2勝を挙げ、キャリア7勝1敗としているフェルナンジスが優位と見られている。

LFAブラジル大会で結果を残した選手は、PFLのウェルター級でベスト4入りしたカルロス・レアルを始め、先日のコンテンダーシリーズで木下憂朔に敗れたジョゼ・エンヒッキ、6日の同シリーズでトレイ・ウォーターズと戦うウェルター級王者ガブリエル・ボンフィム、そして23日の同シリーズ出場ハファエル・ラモスらのように直接、北米でステップアップを果たすケースと、カルロス・モタがフライ級王者になったようにLFA米国大会に進むという2つの道が存在している。

今回の2つのタイトル戦、ライトヘビー級はスバリ上の舞台への直行路線か。そして暫定女子フライ級の方は勝者が、現在負傷欠場中──無敗のカナダ人正規王者ジェイミーリン・ホース・ウェッセルズとの年内の統一戦が見込まれている。

直接ステップアップ、そして米国でステップアップを賭けた戦いという二択ができるブラジルのLFAロースターたち。とはいえ、そこで勝ち上がる自体が相当に困難さを伴うことは間違いない。

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BELLATOR Brave CF LFA MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2022#02 UFC YouTube ウィラン・カルロス カルロス・レアル カールストン・ハリス ガブリエル・ボンフィム キック ジェイソン・ジャクソン ジャラ・フセイン・アルシラウィ ディエゴ・ディアス ディラノ・テイラー モハメド・ファフレディン

【PFL CS2022#02】篩い落としの構造。ウェルター級のCSはBRAVE CF、TITAN FC&LFA王者が揃い踏み

【写真】アルシラウィ、テイラー、レアル。中東メジャーと北米フィーダーショーの王者が3人も出場する (C)BRAVE CF, TITAN FC& LFA

25日(金・現地時間)、フロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオでPFL Challenger Series第2週が開催される。

PFLとの契約を賭けた4試合、第2週はウェルター級で実施される。人材の宝庫ウェルター級らしく、チャレンジャーシリーズ内でも再注目の階級だったが、ルーカス・ハルク・バルボーサが欠場となった。


それでもメインにはヨルダンのライオンことBRAVE CFスーパーウェルター級王者ジャラ・フセイン・アルシラウィが出場し、マイケル・リリーと対戦する。他にもTitan FCウェルター級王者のディラノ・テイラー、LFAウェルター級王者カルロス・レアルが、それぞれマーク・マーティン、ソクハテ・ピエールと相対する。

アルシラウィは戦績16勝3敗、キックボクシグにテイクダウン、柔術を使いこなすウェルラウンディットファイターで、現UFCファイターのカールストン・ハリスを右ストレートからパウンド&エルボーでTKO──BRAVEのウェルター級のベルトを巻いた。

どの局面でも勝負できるアルシラウィだがDesert Force時代に同プロモーションのウェルター級王座を現BRAVE CFミドル級王者モハメド・ファフレディンと争った──中東MMAの歴史に名を残す2連戦を経て、肉弾戦よりもスマートな戦いにスタイルが変化した。

カーフを効かせ、組んでボディロックテイクダウンから寝技へという流れを軸ながら、そのカーフで元UFCファイターのイズミール・ヌルディエフをKOしている。戦局を見極めたファイトができるアルシラウィが、どのようなファイトを見せるか注目だ。

Titan FC王者ディラノ・テイラーはサンフォードMMA所属で、7勝1敗の戦績を残す25歳のジャマイカ系米国人ファイターだ。

サンフォードMMAのジャマイカンといえばBellatorで活躍するジェイソン・ジャクソンの名前が真っ先に思い浮かぶが、テイラーもコーナーマンを務める盟友に続き、PFLというメジャー・シーンを目指す。

そのテイラー、右はKOパワーがあり、寝技では極め力も持つ。これら総合力が回れば積極的に勝負に出る一方で、上手く回転しない場合は組んでケージに押し込むというファイトになりがちだ。いわゆるコンテンダーシリーズ・スタイルとは真逆の試合展開に陥ることが、Titan FCからすんなりとステップアップを果たせなかった要因かもしれない。

今回の相手のマーク・マーティンは戦績が同じく7勝1敗、ミドルを使いこなすボクサーだが、彼もまた待ちのファイトが多い。チャレンジャーシリーズで契約を手にするにはファンといっても過言でないセレブ・パネリストと中継を見る正真正銘のファンの支持を得る必要がある。そのため、お見合いは厳禁だ。このような状況だからこそ攻め力は当然として、危機管理能力が問われるテイラーといえる。

LFA王者のカルロス・レアルはシュートボクセ第一世代のマスター・ノグシの教え子で、昨年7月のLFAブラジル大会のワンナイトトーナメントでウェルター級王座を獲得した。

準決勝では右ストレート一発でディエゴ・ディアスを豪快にKOし、決勝へ。本来はもう1つの準決勝を勝ち上がったガブリエル・ボンフィムと戦うはずだったが、メディカルが通らず──また補欠戦勝利のケムエル・オットーニ&ベンデル・ジアコモも揃って、コミッションがもう1試合戦うことを認めず、補欠戦で敗れたウィラン・カルロスと対戦した。

結果は危なげないフルマークの判定勝ちを収め、登竜門もベルトを巻いた。とはいえ、その決勝がノンリスキーファイトだったためか、UFCからコールはなくチャレンジャーシリーズ挑戦という道を選択することに。

リアルは蹴りを使いながらテイクダウンも取れる瞬発系ストライカーだ。一発勝負の今大会出場、LFAウェルター級王座決定トーナメント決勝ではなく、準決勝のような戦いが必要になってくる。

PFLとの契約を賭けてBRAVE、Titan FC、そしてLFAの王者が勝利ですら第一条件でしかない厳しい生き残り合戦に挑む。掬い上げるのではなく、篩い落とすという北米MMAの構造が見えるチャレンジャーシリーズ第2週だ。

■視聴方法(予定)
2月26日(土・日本時間)
午前11時00分~PFL MMA YouTube Channel

■PFL CS2022#02対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
マイケル・リリー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ディラノ・テイラー(米国)
マーク・マーティン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・レアル(ブラジル)
ソクハテ・ピエール(ハイチ)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ミクサン(米国)
ネイサン・ピアース(米国)

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LFA LFA112 MMA ウィラン・カルロス カルロス・レアル ガブリエル・ボンフィム キック

【LFA112】ボンフィム、補欠戦勝利の2名がドクターストップ。残念なレアルのウェルター級王座戴冠に

<ウェルター級GP決勝/5分3R>
カルロス・レアル(ブラジル)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ウィラン・カルロス(ブラジル)

ガブリエル・ボンフィムのみならず、補欠戦で勝利しているケムエル・オットーニ、そしてベンデル・ジアコモの3人が揃ってCABMMA(ブラジリアンMMAアスレチック・コミッション)のメディカルにパスせず、ジアコオに敗れているウィラン・カルロスが決勝進出というカオスな展開に。

サウスポー同士、レアルがオーソに構え直す。小刻みに構えを変える。カルロスはサイドキックで関節を狙い、ケージの前を左右に移動する。レアルは右ハイ、直後に組んで小外掛けでテイクダウンを決める。そのままサイドで抑えたレアルは、シングルを狙ったカルロスをがぶってバックを狙う。

ケージ際で座ったカルロスが、背中を見せないまま立ち上がった。レアルはハイから前に出て右クロスからパンチを纏める。カルロスは距離を取り直し、自らのスピニングバックキックでバランスを乱して、上を取られる。すぐにシングルを仕掛けたカルロスだが、レアルが首を取る。そして、時間が来る前に離してコーナーに戻った。

2R、右フック、ガードの上から右ハイのレアルは、ボディロックテイクダウンを決めきれずスクランブルからカルロスを逃す。レアルは三日月を入れ、右フックを空振りする。カルロスは前に出ると、レアルのフックを被弾し距離を取り、左ミドルを蹴られる。打つ手がないと思われたカルロスの右ハイがレアルに届いた──が、単発で次に繋ぐことはできない。飛び込んで首相撲からヒザを狙うシーンも見られたカルロスが、後ろ回し蹴りから組んでいったが、右腕をレアルが差し上げると大きく姿勢を乱す。つくづくボンフィムの欠場が残念な決勝戦となっている。

最終回、カルロスが左の蹴り、レアルが右ハイから左右のローを蹴っていく。組んだレアルだが、首相撲に捕えられヒザやヒジを受ける。距離を近づき、手数を増やしたカルロスはワンツーを被弾する。それでも前に出て近い距離でジャブを出すも、フックに距離を取り直す。両者、スタミナをロスしながらパンチを打ち合い、カルロスが押す場面も。左を打ち返したレアルは、最後の15秒でカンフーっぽい動きを見せ、跳びヒザのカルロスにテイクダウンを合わせて──タイムアップを迎えた。

2試合目のタイトル戦、両者が慎重な試合に徹し、加えて余裕の見せあいをしたため──試合としては盛り上がらず。結果、フルマークで判定勝ちしたカルロス・レアルが新LFAウェルター級王座に就いた──が、ワンナイトTの妙が悪い方が出てしまい残念ながら尻つぼみのイベントとなってしまった。


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LFA LFA112 MMA ガブリエル・ボンフィム ブレネウ・アルベルチ ボクシング

【LFA112】ブラジルのLFAはパンドラの箱……。ウェルター級T準決勝でボンフィムがアルベルチを鮮烈KO

<ウェルター級GP準決勝/3分3R>
ガブリエル・ボンフィム(ブラジル)
Def.3R0分38秒by TKO
ブレネウ・アルベルチ(ブラジル)

トーナメント本命キャリア7勝0敗、全試合で初回フィニッシュのアルベルチに対し、この選手がアンダードックとは思えないという評判のボンフィムはデビュー以来10連勝、2つのKO勝ちと8つの一本勝ちというファイターだ。

ジャブを伸ばすボンフィムに対し、アルベルチがローを蹴っていく。アルベルチは左ロー、そして右前蹴りから右オーバーハンドを伸ばす。ボンフィムはジャブから右ストレート、ここから左リードフックを当てる。ボクシングでも5勝0敗のボンフィムは打撃で圧をかけると、アルベルチに組まれても小手投げを見せ、スクランブルからボディロックテイクダウンを決める。アルベルチがガードを取り初回が終わった。

2R、左右のフックを振るうアルベルチ、ボンフィムは左ジャブから右オーバーハンドを入れる。鋭いジャブを続け、右ストレートから左ボディアッパー&左フックのボンフィムは、右を被弾してからのテイクダウン狙いを防いで離れる。アルベルチも前に出てショートのフックをヒットさせ、ジャブに右ストレートを当てる。この一発が効き、弱気の表情を浮かべたボンフィムはケージに下がってしゃがみ込む。アルベルチはバックに回りワンフック、パームトゥパームからRNCに切りかえて絞めるが、極め切れず時間となった。

最終回、ボンフィムはジャブを連続で見せ、右ストレートをヒットさせる。この1発が効いて、動きが止まったアルベルチにパンチのラッシュを掛け、左フックをテンプルに入れると完全に動きが止まる。止めのワンツーを入れたボンフィムが凄まじいボクシング力を見せつけトーナメント決勝進出を決めた。


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BELLATOR LFA LFA112 MMA UFC エド・ソアレス カルロス・レアル ガブリエル・ボンフィム ディエゴ・ディアス ブレネウ・アルベルチ

【LFA112】ブラジル発LFAウェルター級王座決定4人制T=MMA王国の今が分かるトーナメント

【写真】左からアルバルチ、ボンフィム、LFAエド・ソアレス代表、そしてディアス、レアルというウェルター級GP出場4選手(C)LFA

18日(日・現地時間)、ブラジルはリオデジャネイロのアッパー・アリーナで、LFAブラジル進出2連戦の2夜目=LFA112「LFA Welterweight Grand Prix」が開催される。

Vale Tudoの母国でLFAは4人制ながらワンナイトTにより、マイコン・メンドンサがBellatorにステップアップを果たしたため返上したLFAウェルター級王座を賭けた新王者決定トーナメントが行われる。


米国、ロシアと並び常にMMA界で実力者を輩出してきたブラジルにおけるLFAは、第1夜を見る限り米国のLFAよりも、ローカルプロモーションでキャリアを積み、より経験を積み実績のある新鋭が鎬を削る場となっている。

今回の王座決定GPも既にLFA同級王座に挑戦経験のあるジュニオル・マルケスが、同大会に出場するにも関わらず、GP出場権を手に出来ていない。キャリア9勝2敗のマルケスを弾き出した4名、準決勝のカードで並べるとディエゴ・ディアス✖カルロス・レアル、ガブリエル・ボンフィム✖ブレネウ・アルベルチはそれぞれが13勝3敗、12勝3敗、10勝0敗、8勝0敗というレコードを残している。

人材の宝庫ブラジルにはかつてのIVCやメッカVTという国際大会が存在しないため、今の日本と同じようにブラジル勢同士が切磋琢磨して力をつけていくしかない。が、その選手層が日本とは違う。次から次へと新しい力が生まれては、篩に掛けられている。そのブラジル国内で、これだけ勝ち越している4人のファイターがどのような試合を魅せるのか。

この他の出場選手とともに、今のブラジルMMA界の真の姿が見られるLFAブラジル大会第2弾だ。

■視聴方法(予定)
7月19日(月・日本時間)
午前10時00分~UFC Fight Pass

■ 対戦カード

<ウェルター級GP決勝/5分3R>
──(ブラジル)
──(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
カルロス・アウグスト・ダ・シウバ(ブラジル)
オットー・ホドリゲス(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
ハファエル・ラモス(ブラジル)
フィリッピ・エスティビス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ジュニオル・ルイス(ブラジル)
カイナン・クルシェビスキ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
エレイネ・ロピス(ブラジル)
ダニアニ・ソウザ(ブラジル)

<ウェルター級GP準決勝/5分3R>
ディエゴ・ディアス(ブラジル)
カルロス・レアル(ブラジル)

<ウェルター級GP準決勝/5分3R>
ガブリエル・ボンフィム(ブラジル)
ブレネウ・アルベルチ(ブラジル)

<139ポンド契約/5分3R>
カルロス・モタ(ブラジル)
ジェフェウソン・オリヴェイラ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジュニオル・マルケス(ブラジル)
ケムエル・オットーニ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ウィラン・カルロス(ブラジル)
ベンデル・ジアコモ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ガブリエル・アウベス・ブラガ(ブラジル)
ジョナタン・コルデイロ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ブレナ・カルドゾ(ブラジル)
ヴァニア・カセレス(ブラジル)

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