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【ONE Winter Warrior02】ついにONE初出場、スティーブン・ローマン「手段は違っても目的は同じ」

【写真】このベルトを返上し、ONEに戦いの場を求めた (C)BRAVE CF

17日(金・現地時間)、3日(金・同)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで収録されたONE「Winter Warriors02」が放送される。

とにかく受け答えが丁寧で、物静かだった

今大会には、ついにチーム・ラカイからスティーブン・ローマンがONE初出場を果たす。

中東バーレーンのBRAVE CFでバンタム級王者に君臨し、4度の防衛に成功してきたローマンは、フィリピン最強MMA軍団にあって最もウェルラウンダーだといっても過言でない。

北米スタイルからONEスタイルへ。11月18日に、テイクダウンが主武器のラカイ戦士に行ったインタビューをお届けしたい。


──スティーブン、ついにONEデビュー戦を迎えます。今の気持ちを教えてください。

「本来4月にジョン・リネケルを相手にONEで初めて戦うことが決まっていたけど、コロナで陽性になり試合ができなくなった。あの時はフィリピンではコロナが猛威を振るっていて、大きな機会を失ってしまった。でもワクチンを打って、ずっと状況が良くなったから、今回の試合に向けて、2カ月間──ノンストップで以前のように練習することができた。

しっかりと感染予防をジムも実施しているからね。コロナ・プロトコルで練習する人数は普段の70パーセントと定められているけど、7割のメンバーと一緒に練習できれば何も問題はないよ。常に10人から15人でトレーニングをすることが可能だったからね。

練習を再開した当初は、実は……リネケルが僕の代役のトロイ・ウォーセンを右のカウンターでKOした試合を見て、彼と戦うにはもっとトレーニングが必要だと思って、より練習に集中するようになっていたんだ。

結果、リネケルをどう倒すかを念頭に練習をしていたけど、対戦相手はユーサップ・サーデュラエフになった。とにかく8カ月が過ぎてようやくONEで戦うことできる。とても嬉しいよ。ベストを尽くすつもりだ」

──2年以上、実戦から離れていました。不安を感じることはないですか。

「そこに関しては、色々と考えることもあったけど、とにかくポジティブに捉えるようにして練習に精を出した。結果、テクニックもそうだし新しいことを学ぶことができた。この2年、正しい方向に進んで強くなれたと思う」

──スティーブンはPXCやBRAVE CFという北米MMAルールで戦ってきたため、攻防ともにONEで戦ってきたラカイのメンバーよりもテイクダウンへの意識が高かったです。ONEで戦うことでアジャストが必要だと考えていますか。

「イエス。米国のルールとONEのルールは違うからね。ONEはグラウンドでヒザ蹴りが使えるし、なんといっても判定基準が違う。その2つが違うので、そこに対応する練習はしてきたよ」

──ただONEの判定が揺れています。そこに混乱することはないですか。

「正直に言えば、困っているよ(苦笑)。ちょっとジャッジの判断基準が明確になっていないように感じる。ただ、基本的には打撃重視、テイクダウンはさほど評価されないことは変わりないはずだよ。とにかく打撃で加点すること。ただし、レスリングを忘れちゃいけない。テイクダウンすればサブミットできるし、パウンドでダメージを与えることができるからね」

──スティーブンはテイクダウンディフェンスがしっかりとしているので、思い切り打撃を使うこともできますね。

「僕は米国のMMAルールで戦ってきたから、テイクダウンには相当に力を入れてきた。倒されないことは、ONEのルールでも大きく役立つよ。同時に倒してトップコントロールできるのも僕の強みになっている」

──ではテイクダウンとコントロールが抜群に強い、サーデュラエフの印象を教えてください。

「テイクダウンもそうだし、グラウンドコントロールは本当に巧みだと思う。ブラジリアン柔術の黒帯らしい動きをし、絞めを狙うポジションに対戦相手を追い込んできた。まぁ僕のやるべきことは、まずテイクダウンを許さないことだね。彼に有利なポジションを取らせないために」

──ONEバンタム級戦線はブラジリアンが支配しています。ケビン・ベリンゴンと共にフィリピンの力を証明しないといけないですね。

「ブラジル勢は打撃が強い。ただし僕がONEにやってきたのは、この階級で強い選手と戦うためだから。僕はブラジルの選手たちを相手に、最終的に勝つことでファイトIQの高さを示したいと思っている。それが望みだよ」

──かつてチーム・ラカイではONEでストロー、フライ、バンタム、そしてライト級の4階級のタイトルを独占していました。今はストロー級だけです。再び、ラカイ王国がONEで構築される日は来るのでしょうか。

「チームメイトがチャンピオンだらけだった時は、僕も凄くハッピーだった。今はジョシュア(パシオ)以外はチャンピオンでなくなった。それでも、ハッピーなままだよ。皆がフィリピンを代表して、ベストを尽くして戦った事実に変わりはないからね。また、あの日々があったことが、僕らのジェネレーションのモチベーションになっている」

──BRAVE CFでバンタム級王座を4度防衛も、ONEのファンにはまだスティーブンは馴染ないです。北米ルールで戦ってきたローマンのMMAファイターとしてのストロングポイントを彼らに説明してください。

「レスリングとグラウンドコントロールにパウンドを混ぜて、勝つ点が僕のストロングポイントだよ。自分は傷つかず、相手にダメージを与えたい。そのために動いて、相手を掌握するんだ」

──ラカイにあって、ワイルドさよりもマイルドさが強さのように見ていました。

「それぞれが自分の戦い方を持っている。僕自身、ストレングスという点で成長しているし、弱点も克服してきた。チームメイトとは違ったセオリーを持ってMMAを戦っているけど、可能な限り相手を叩きのめすにはスタンドでノックアウトするのも、グラウンドでノックアウトするのも手段であって、目的に違いはないよ」

──スティーブン、ジョシュア、ダニー・キンガド、ラカイのウェルラウンダーで最強の男は誰かと尋ねられると、どう答えますか。

「アハハハハ。良い質問だ。ジョシュアもダニーも僕の兄弟だ。協力しあって強くなってきた。ベストになるために、自分たちの知識、技術を共有してきた。それは僕がベストになるためじゃなくて、僕たちがベストになるためだよ。だからこそ僕の答はジョシュアだ。彼はベルトを持ち、防衛を続けている。ジョシュア・パシオがベストだよ」

──OMG!! てっきり3人に差はないという答が返ってくると思っていました。

「ハハハ、ホント、その通りだよ。でも、特定の名前を言って欲しいと思ったからジョシュアの名前を出したんだ」

──ありがとうございます(笑)。ところでスティーブンが戦い始めるONEバンタム級戦線には佐藤将光選手という日本人選手がいます。どのような印象を持っていますか。

「実はまだ彼の試合をしっかりと見ていないんだ。だから、その質問に答えられるようショーコー・サトーをレビューしておくよ。パウンドが上手くて、強い印象があるけど……しっかりチェックしたわけじゃないから、まだ何とも言えないからね」

──先ほどの質問といい、この質問といいスティーブンの返答は誠実さに満ちていますね。今日はインタビューを受けていただきありがとうございました。ラカイで最も完成度の高いファイターがようやくONEで戦います。最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「応援ありがとう。ベストファイトを皆に届ける。見逃さないで欲しい」

■視聴方法(予定)
12月17日(金・日本時間)
午後8時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後8時30分~ONE Super App

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ダニー・キンガド(フィリピン)
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)

<バンタム級 (※65.8キロ)/3分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
クォン・ウォンイル(韓国)

<95キロ契約/5分3R>
ヴィタリー・ビグダシュ(ロシア)
ファン・ロン(中国)

<ウェルター級(※77.1キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
スティーブン・ローマン(フィリピン)
ユーサップ・サーデュラエフ(ロシア)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
ジャンロ・サンジャオ(フィリピン)
ポール・ルミヒ(インドネシア)

<キック・ライト級/3分3R>
ムスタファ・ハイダ(イタリア)
アリアン・サディコビッチ(ボスニアヘルツェゴビナ)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)
リー・カイウェン(中国)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
ジョセフ・ラシリ(イタリア)
朝陽PKセンチャイムエタイジム(日本)

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【ONE Winter Warriors】若松佑弥と対戦、フー・ヨン「現場仕事より過酷なトレーニングはない」

【写真】1996年2月7日生まれ、若松より1歳下のフー・ヨン。MMAキャリアはこれまで7勝2敗──若松の14勝4敗の半分で、勝率は同じだ (C)MMAPLANET

3日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Winter Warriorsで、ONE本戦2戦目のフー・ヨンと若松佑弥と対戦する。

ONEフライ級トップの若松に対し、フー・ヨンはほぼ無名に等しい中国の新鋭だ。若松と戦うことを「光栄です」と言い切るフー・ヨンとは、どのようなMMAファイターなのか。

そのMMA歴を聞くだけで、決して侮ることはできない──人生を賭けている怖さが感じられた。


──フー・ヨン選手、初めてインタビューをさせていただきます。まずお時間を作って頂きありがとうございます。

「こちらこそ、ありがとうございます。日本で僕のことが記事になるなんて、凄く嬉しいです。感謝しています」

──12月3日、若松佑弥選手と戦います。今の気持ちを教えてください(※インタビューは11月23日に行われた)。

「若松選手のような名前のある選手と戦うことができて、凄く嬉しいです。本当にパワフルなファイターですし、フライ級で3位の彼と戦えて光栄です」

──ONEと契約して2度目の試合出場で、トップ3の選手と戦うことについてはどのように思っていますか。

「僕の心情を包み隠さず話すと、若松選手とのオファーが来た時は本当に驚きました。まさか2戦目で彼のような選手と試合ができるなんて思っていなかったです。僕にとっては憧れの選手でしたし。若松選手の試合はずっと視てきました。僕は若松選手と同じで、打撃で勝つファイターです。自分がどこまで彼に通じるか、ワクワクしています」

──我々はフー・ヨン選手についてヨッカイカー・フェアテックスに勝った──それぐらいしか知識がありません。まずMMAを始めたきっかけを教えていただけますか。

「そんなことも尋ねてもらえて、嬉しいです(笑)。僕は16歳の時に学校に行くことを止めました。そして、中国全土でビルの建築現場を転々とする生活をしていました。19歳まで4年程、そういう生活を送っていたのですが、僕にはカンフー・ドリームがありました。そして北京に行き、ファイティング・ブラス・ジムに入門しました。そこでヤオ・ホンガン師匠に出会うことができたんです」

──ヤオ・ホンガン!! Legend FCでバンタム級王者になった摔跤出身の中国MMAのパイオニア世代だった、あのヤオ・ホンガンですか!!!

「そうです。師匠のことを知っているのですね。師匠はずっと中国のMMAを牽引してきた選手です。師匠に出会えて僕は本当に幸運でした。師匠はMMAに必要なスキルをイチから僕に指導してくれました。19歳から6年間、強靭な体と師匠に教わったMMAテクニックを武器に戦い、中国のローカル大会からONE HERO SERIESを経てONEという世界的なステージで戦うことができて……あの建築現場で働いていた時のことを思えば、夢のようです。金銭的にも比較にならない大金を手にし、比べものにならない遣り甲斐のある仕事をしています。今もあの仕事を続けていたら、誰も僕のことなど知らなかったはずですし、今日のインタビューもなかったです。これが、僕のMMA物語です」

ヤオ・ホンガン(Yao Honggang)
1981年9月10日生まれ。中国式レスリング=摔跤からMMAに転向し、2009年6月のデビューから、40歳になった今も中国を中心に活躍している。香港ベースのレジェンドFCでは韓国のチョ・ナムジンを破りバンタム級王座に就いたこともある。China Top Teamでは現在UFCで活躍中のリー・ジンリャンらとチームメイトだった。

──ヤオ・ホンガンの下でMMAを学ぶまで、格闘技の経験は?

「全くなかったです。知識もゼロでした。よくバックグラウンドがあると思われますが、それは長い間の現場仕事で体が強くなったことが関係しているのではないでしょうか。とにかく力仕事の日々だったので。この体の力……筋力、体力、持久力は現場仕事で手にすることができました。格闘技経験はなかったですが、この体があったので順応するのは早かったです」

──強い肉体があったとしても、ファイターにはファイティング・スピリットが必要です。

「人生を変えたかった。その想いが、僕の戦う心の源になっています。運命を変えたかった。建築現場では社会の底辺にいる人達を数多く見てきました。彼らは現場から逃れることができない人生を送っていました。3年、4年とあの環境に身を置いて心の底から『僕はここいたいわけじゃない』という想いがあふれ出てきました。

この体があれば、あの仕事も問題なく続けることはできましたが、僕はもっとお金が欲しかったし、自分に価値を見出したかったです。有名にもなりたかった。子供の頃からカンフー・ドリームを夢見ていたし、MMAで自分の運命を変えようという強い気持ちを──あの社会の底辺にいる生活を送り、抱くようになりました。MMAを戦うことで人生と運命を変えて、より良い生活を送ろうと決意したんです。

MMAを始めてから、とても学ぶことが多くて迷うこともありました。でも、現場仕事よりも過酷なトレーニングはなかったです。ホント、身をもって体験したことがある人間にしか、あの辛さは分からないでしょう。MMAは現場仕事より、簡単です」

──そこまでなのですね。MMAを始め中国にはWLFやKunlun Fightなどドメスティック・メジャーがあるなかで、なぜONE HERO SERIESを選択したのでしょうか。

「確かにその2つの団体では試合をしていないですが、Art of WarとGlory of Heroes、Chin Woo Men(精武門)などで戦っています。その時に拳をケガをして試合から遠ざかり、指導と練習だけしていました。そうやって生活の糧にしていたのですが、1年程経過した時にONEが中国でHERO SERIESを開くことになり、師匠から『拳に問題がないなら、試合に出よう』と持ち掛けてもらいました。

MMAを戦うならビッグネームと戦いたいと思っていました。でも中国のイベントに出場していては、それは叶わないです。HERO SERIESからONEにステップアップできれば名前があって強い選手と戦うことができる。そう思い、ONE HEROES SERIESで戦うことにしたんです」

──そして4連勝を達成してONEと契約。初戦でヨッカイカーに判定勝ちを収めました。

「あの試合では僕がアンダードッグだったことは分かっていました。確かに僕にとってあのヨッカイカー戦はONE本戦のデビュー戦でしたが、自分ではヨッカイカーに経験で劣るとは思っていなかったです。

ヨッカイカーはムエタイの選手です。打撃は使えますが、立ち技なら僕の方が上です。そして寝技では圧倒的に僕の技量が彼を上回っています。最初は打撃戦で戦おうと思っていましたが、すぐに作戦を変えました。寝技で行けると確信したからです。そして、あの大舞台で見てもらった通り、彼に勝てました。そこから時間が空いてしまいましたが、若松選手と戦えることは本当に嬉しいです」

──若松選手は『タイトルに挑戦する資格はあると思うけど、今回の試合もアドリアーノ・モライシュと戦うつもり』で創っていくと言っていました。

「本当に尊敬すべき選手です。彼は経験もあり、本当に強い選手です。僕は世界のベストになりたい。なら、誰と戦っても勝たないといけないです。若松選手との試合は、そういう遣り甲斐のある戦いで、とてもチャレンジングです。

それにケージの中に入ってしまえばランキングも格も関係ないです。ただ2人で殴り、蹴り合うだけで。そして若松選手の打撃が、僕より上だとは思っていないです。互角の勝負ができるし、彼を倒す自信もあります」

──まさに運命を変えることができる、一戦ですね。

「僕らは2人ともパワフルなストライカーです。距離を取り合うことはないでしょう。僕が彼をKOするか、彼が僕をKOするか。もちろん、KO勝ちするつもりでいます。ただ、その前に本当にこの試合を戦うことができて嬉しいです。若松選手と戦うことで、僕の知名度も上がるでしょう。彼が僕との試合を受けてくれて本当に感謝しています。現にこうやって日本の記者の方からインタビューをしてもらっていますし。

12月3日は最高にエキサイティングで、素晴らしい試合を皆に見せたいと思っています」

■ONE「Winter Warriors」視聴方法(予定)
12月3日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE「Winter Warriors」対戦カード

<キック世界ライト級選手権試合/3分5R>
[王者]レギン・アーセル(オランダ)
[挑戦者]イスラム・ムルタザエフ(ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ) ワールドGP決勝/5分5R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
リトゥ・フォーガット(インド)

<キック・フェザー級/3分3R>
チョウ・チェンリャン(中国)
レネ・カタラン(フィリピン)

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ダニエル・プエルタス(スペイン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)
ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)

<ヘビー級/5分3R>
カン・ジウォン(韓国)
マーカス・ブシェシャ・アルメイダ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
フー・ヨン(中国)
若松佑弥(日本)

■ONE「Winter Warriors 02」視聴方法(予定)
12月17日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE「Winter Warriors 02」対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ダニー・キンガド(フィリピン)
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)

<バンタム級 (※65.8キロ)/3分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
クォン・ウォンイル(韓国)

<95キロ契約/5分3R>
ヴィタリー・ビグダシュ(ロシア)
ファン・ロン(中国)

<ウェルター級(※77.1キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
スティーブン・ローマン(フィリピン)
ユーサップ・サーデュラエフ(ロシア)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R 5分3R>
ジャンロ・サンジャオ(フィリピン)
ポール・ルミヒ(インドネシア)

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【ONE Winter Warriors】フー・ヨンと対戦、Quiet Warrior若松佑弥─01─「頭が悪いからSNSはやらない」

【写真】物静かな若松佑弥が、頼もしい (C)MMAPLANET

12月3日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Winter Warriorsで、若松佑弥がフー・ヨンと対戦する。

4月にリース・マクラーレンを破り、フライ級王座挑戦の機運がグンと高まった若松だが、8カ月を経て決まった対戦相手は、ONE本戦2戦目の無名の中国人ファイターだった。それでも彼は、ただ用意された相手にしっかりと結果を残しモノを言おうとしている。その静かな闘志に触れてみたく、シンガポール行き2日前に話を訊いた。


──1週間後にフー・ヨン戦が迫ってきました。8カ月振りの試合です。今の心境を教えてください。

「そうですね……やっと見せることができる場ができましたね。この間、米国にも行ったし、練習だけはずっと続けてきたので。8月、10月と試合の話があったのが延びて、3度目の正直ぐらいの気持ちでいます。まぁ、やっとですね」

──上久保選手や青木選手がSNSで試合がない辛さ、その心情を訴えていました。

「そうですね……(苦笑)。その気持ちは分からないでもないです。僕も『発信しろよ』と言われることもあります。ただONEにはONEの都合があるだろうし、好きで大会が開けなくなったわけじゃない。もちろん、僕も試合はしたいです。『なんで組んでくれないんだよ』っていう気持ちもります。

でも僕は格闘技を戦う人間で。あれだけの大会をどうやって開くことができるのかも、分からないです。そこは黙って……僕はバカなんで。声だし応援がダメなのに、ジムの人間を応援するあまり大声を出して後で注意されたり……SNSで何かするということは、頭が悪いからやらないです(笑)」

──頭が悪いとは思っていないですし(笑)、感情的にならないようにという心構えも立派だと思います。

「皆……世界中の人が我慢しているので。僕も我慢しないといけないなって」

──ONEがコロナ禍で、シンガポールというホームの事情もあり一時期の勢いがありません。その一方で国内ではRIZINが盛り上がっています。そういう状況で若松選手の周囲も、国内で頑張って欲しいという空気は感じられないですか。

「それは感じています。でも戦うのは、僕自身だし。どういう相手と戦っているのか、戦っている本人は分かっているはずです。僕がどういう相手と戦っているのか、それを分かって応援してくれる人がいますし。自分には自分の生き方があると思っています」

──その通りですね。人は人と思えるようになると、人間は強くなれると思います。ところで、このタイミングでの試合ですが……ONE10周年記念のONE XというPPVイベントの延期が伝わる以前は、既に発表されている以外にも選手権試合が複数組まれ、その1つがアドリアーノ・モライシュ✖若松佑弥の世界フライ級タイトルマッチになるのではという噂もありました。

「僕もそのつもりでしたが、契約書にサインをしたわけではなかったです。結果、大会がキャンセルになったので挑戦はなくなったかとは思っていました。それで今回の試合のオファーが来た感じですね」

──同じ日の収録カードでダニー・キンガド✖カイラット・アクメトフが組まれています。DJに勝った後もモライシュはインタビューで、若松選手とカイラットの対戦をすべきという発言をしていました。

「僕としてはキンガドとアクメトフ、リース・マクラーレンと僕は同じレベルにあったと思います。キンガトとアクメトは僕より1試合少ないし、僕は4月にマクラーレンに勝って、もう1試合戦うんだからタイトル挑戦に近いのは自分だと思っています。だから今回の試合を勝ってチャトリに、僕が挑戦者に相応しいと伝えるつもりです。キンガドもアクメトフもそんなに試合をしていないし、僕はいつだってできるので。僕がアドリアーノ・モライシュに勝って、ギンガトとアクメトフの勝者の挑戦を受ければ良いって。

タイトルマッチの頻度がどんなものから分かっていないですけど、タイトルマッチをもっとやっても良いと思っているので」

──確かにONEのマッチメイクに関しては結果を残したり、試合で頑張った人を評価して欲しいというのは思います。日本人選手だと青木選手であったり、若松選手もそう。上久保選手、三浦彩佳選手も。試合内容と実績で佐藤将光選手も、ですね。そしてキンガドとアクメトフの試合があるのも良いでしょう。ただしタイトル挑戦権を争う若松選手が、なぜONE本戦2試合目の選手との試合なんだと……いうのは。

「そういう風に言ってくれる人がいる。それが凄く嬉しいです。分かってくれる人がいれば、それで僕は構わない。それにONEで2戦目の相手でも勝負は勝負なので、何が起こるか分からないですし。自分はチャトリが組んでくれた相手を叩き潰します。これで僕は食っているので納得して戦います」

──相手は2戦目だから、ファイトマネーは減額で言われたわけではないと。

「そんなこと言われると、納得できないですよ(笑)。僕はファイトマネーで生活しているので、副業を持っていると別かもしれないですけど」

──そんななか対戦相手のフー・ヨンですが、オファーがあった時に顔を名前は一致していましたか。

「なかったです(笑)。調べたらヨッカイカー・フェアテックスに勝っているということが分かったので、弱い選手ではないと思っています」

──試合映像を見る限り、大きな特徴がある選手に見えなかったのが本当のところです。

「そうなんですよね……ヨッカイカーに勝ったというだけで……。長南さんが『弱くはない。危険』と言っているのは、自分を調子に乗らせないようにするためだと思っています。あの試合を見る限り、ディフェンスはザルです。それにキンガドやアクメトフのようにテイクダウンが凄く強いわけじゃない。ヨッカイカーは下のテイクダウンが切れないから、あれだけテイクダウンできただけで。(和田)竜光さんはボディロックで倒そうとしていたので、そこはヨッカイカーはムエタイの経験があるから強かったですけど、ダブルやシングルは倒れています。

だからヨッカイカーに勝ったのは、MMAとして有り得ることで。他の試合を見ても『まぁ、こんな感じね』というぐらいで」

──と同時にテイクダウンを切られてヒザがあるなかで、ヨッカイカーに低い姿勢でテイクダウンにいくのはなかなかの度胸があるのではないかと思うのですが。

「ガッツはありますね。喧嘩ファイターじゃないですけど、ガチャガチャやって」

<この項、続く>

■ONE「Winter Warriors」視聴方法(予定)
12月3日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE「Winter Warriors」対戦カード

<キック世界ライト級選手権試合/3分5R>
[王者]レギン・アーセル(オランダ)
[挑戦者]イスラム・ムルタザエフ(ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ) ワールドGP決勝/5分5R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
リトゥ・フォーガット(インド)

<キック・フェザー級/3分3R>
チョウ・チェンリャン(中国)
レネ・カタラン(フィリピン)

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ダニエル・プエルタス(スペイン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)
ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)

<ヘビー級/5分3R>
カン・ジウォン(韓国)
マーカス・ブシェシャ・アルメイダ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
フー・ヨン(中国)
若松佑弥(日本)

■ONE「Winter Warriors 02」視聴方法(予定)
12月17日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE「Winter Warriors 02」対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ダニー・キンガド(フィリピン)
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)

<バンタム級 (※65.8キロ)/3分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
クォン・ウォンイル(韓国)

<95キロ契約/5分3R>
ヴィタリー・ビグダシュ(ロシア)
ファン・ロン(中国)

<ウェルター級(※77.1キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
スティーブン・ローマン(フィリピン)
ユーサップ・サーデュラエフ(ロシア)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R 5分3R>
ジャンロ・サンジャオ(フィリピン)
ポール・ルミヒ(インドネシア)

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【ONE Winter Warriors】26カ月振りの実戦、ダギ・アサラナリエフ「どう試合を終わらせることができるか」

【写真】とにかく明るい表情をしていたダギ。自信しかない──そんな面持ちだった(C)MMAPLANET

12月3日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Winter Warriorsで、ダギことザイード・フセイン・アサラナリエフがティモフィ・ナシューヒンと一昨年10月の日本大会以来の試合出場を果たす。

トルコ国籍を持つダゲスタン人の強豪は、なぜ2年2カ月も実戦から離れていたのか。そしてコロナ禍以前、現時点で最後の試合となってくるクリスチャン・リー戦で彼の身に何が起こっていたのかが、明らかとなった。

オク・レユン時代を迎えたONEライト級戦線にあって、獰猛な強さでいえば頭一つ抜けている強豪が満を持して世界の頂点に向かった再び歩み始めた。


──ダギ、2019年10月にクリスチャン・リーとライト級ワールドGP決勝で敗れてから2年2カ月振りの再起戦となります。この間、コロナ禍ということもありますが、これだけ試合をしなかったのは何か理由があったのでしょうか。

「まずクリスチャン・リーと戦っている時に、体に変調を覚えた。眩暈がしていつも通りに戦えなかったんだ。だから、あんな戦いしかできなかった。試合が終わって、帰国してもこの症状は続いた。それがずっと戦っていなかった理由だよ」

──コロナパンデミック以前の問題だったのですね。

「もちろん、COVID19の影響もあるけど、まず戦えなくなったのは体調不良のせいだ。実は頭がクラクラするという状況は試合前にも始まっていたんだ。それでも戦うことを選んだ。でも試合後に病院に運ばれた時は、この判断をした自分自身の判断が正しかったから自問自答していたよ」

──眩暈が続いて、頭に問題があるというのは……それは引退も考えたのではないですか。

「いや打撲や血流、脳梗塞系の問題ではなかったからね」

──そうだったのですが、てっきり脳の方かと……。

「いやウィルスが問題だったのか、酷い副鼻腔炎が原因だった。鼻水や膿が出るという症状ではなく、頭が重くフラフラと眩暈がする感じで」

──対戦だったとは思いますが、副鼻腔炎と聞いてホッとしました。

「もう全く問題ないということをケージのなかで、動きで証明するよ(笑)」

──トルコではコロナ禍でもトレーニングを積むことはできたのでしょうか。

「この2年間、ずっとモスクワにいたんだ。トルコにはビジネスの時だけ訪れて、ほとんどモスクワにいた。練習はユーサップ・サーデュラエフ達としてきた。今回のトレーニング・キャンプもそうだよ」

──モスクワは再び感染状況が悪化していると聞きますが、キャンプは問題なかったですか。

「2020年はロシアもロックダウンが続き、隔離措置だらけだった。ジムも閉鎖され、トレーニングパートナーと練習する機会は本当になかった。そんな状態が1年近く続き、ようやくロックダウンが解かれた。今はまた感染者は増えているけど、トレーニングパートナーとの練習は問題なく行えるようになっているし、状況は良くなっているよ」

──では今回の再起戦で3年前に117秒でKO勝ちしたナシューヒンと対戦することをどのように捉えていますか。

「トップ5と戦えるなら、相手は選ばない。確かにティモフィ・ナシューヒンとは2度目の対戦だけど、ずっと試合から遠ざかっていたし何も想うところはないよ」

──9月にクリスチャン・リーが、オク・レユンに敗れチャンピオンが交代しました。判定結果が問題にもなりましたが、ダギはどのように見ていますか。

「オク・レユンに対して、誰もが尊敬心を持たなければいけない。彼は良いファイターだ。ただしクリスチャンが、僕と戦った時ほどの強さがなかった。クリスチャンはしっかりと準備ができていなかったんだろう。ただし、あの夜に関してオク・レユンはクリスチャンより強かった」

──次の試合でナシューヒンに勝てば、タイトル挑戦権を獲得できると考えていますか。

「もちろん、そうなることを望んでいる。ただ、全ては僕のパフォーマンス次第だろう。どうやって試合を終わらせることができるか。まぁ、どうなるのか楽しみにしてほしい」

──ライト級には青木真也選手がいます。2021年もジェイムス・ナカシマ、エドゥアルド・フォラヤンという選手を初回でサブミットしています。

「日本を代表するファイターと言えば、彼のことだ。非の打ち所がない良いファイターだよ。ONEが組んでくれるなら、グラップリングのスーパーファイトだろうが彼とケージをシェアできたら嬉しいよ。ファンもそうだけど、ファン以上にこの顔合わせを僕自身が楽しみにしている」

──グラップリング? MMAではなくて?

「グラップリングだ(笑)。彼は日本のレジェンドだからね。グラップリングマッチで、自分の能力を試してみたい」

──まるでMMAにおいて、競合相手ではないような言い方ではないですか。

「フフフフ。シンヤ・アオキはMMAではベストファイターだとは思っていない。僕はタイトルに近づくファイトを戦いたいんだ。だからトップ5以外は戦いたくない(※青木はONEライト級でランク2位)。下の選手とは戦いたくないんだよ」

──……。

「いくら過去に良い試合をしてきても、今の彼はそうじゃない。僕はランキングトップのファイターとしか戦いたくない。だから彼が再び、そのレベルに戻ってきたらいつでも戦うよ」

──……。では12月3日、どのような試合をファンに見せたいと思っていますか。

「ティモフィ・ナシューヒンは強い選手だ。強い蹴りも持っている。ただ、僕の方が上だ。僕のセンスの方が優っていることを試合で見せたい。日本のファンをガッカリさせることはない。アリガトゴザイマス」

■ONE「NEXTGEN03」視聴方法(予定)
11月26日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE「NEXTGEN03」対戦カード

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ジャレッド・ブルックス(米国)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
ポンシリP.K.センチャイムエタイジム(タイ)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
レネ・カタラン(フィリピン)

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)
ダニエル・プエルタス(スペイン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ピーター・バウシュト(オランダ)
ラスラン・エミルベク(キルギス

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
フィリッピ・ロボ(ブラジル)
ロドレックP.K.センチャイムエタイジム(タイ)

■ONE「Winter Warriors」視聴方法(予定)
12月3日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE「Winter Warriors」対戦カード

<キック世界ライト級選手権試合/3分5R>
[王者]レギン・アーセル(オランダ)
[挑戦者]イスラム・ムルタザエフ(ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ) ワールドGP決勝/5分5R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
リトゥ・フォーガット(インド)

<キック・フェザー級/3分3R>
チョウ・チェンリャン(中国)
レネ・カタラン(フィリピン)

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ダニエル・プエルタス(スペイン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)
ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)

<ヘビー級/5分3R>
カン・ジウォン(韓国)
マーカス・ブシェシャ・アルメイダ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
フー・ヨン(中国)
若松佑弥(日本)

■ONE「Winter Warriors 02」視聴方法(予定)
12月17日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE「Winter Warriors 02」対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ダニー・キンガド(フィリピン)
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)

<バンタム級 (※65.8キロ)/3分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
クォン・ウォンイル(韓国)

<95キロ契約/5分3R>
ヴィタリー・ビグダシュ(ロシア)
ファン・ロン(中国)

<ウェルター級(※77.1キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
スティーブン・ローマン(フィリピン)
ユーサップ・サーデュラエフ(ロシア)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R 5分3R>
ジャンロ・サンジャオ(フィリピン)
ポール・ルミヒ(インドネシア)

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【ONE Winter Warriors02】チームラカイ・ナイト。キンガド、ベリンゴン、ローマン、ジャンロが揃い踏み!!

【写真】タイトル挑戦へ最後の一里塚=アクメトフ戦を迎えるキンガド(C)MMAPLANET

12月3日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催され、17日(金・同)にディレイ中継されるONE「Winter Warriors 02」の対戦カードが発表された。

同大会では6試合全てがMMAで、うちチームラカイ勢が4試合に出場する。そのラカイの新世代をONE世界ストロー級王者ジョシュア・パシオと共にリードするダニー・キンガドが、メインでカイラット・アクメトフと対戦、さらに元BRAVE CFバンタム級王者スティーブン・ローマンの仕切り直しのサークルケージ初陣も決まった。


2019年に行われたフライ級ワールドGP準優勝のキンガドは、仙三、和田竜光、若松佑弥という日本の代表するフライ級ファイターに三立てを食らわしたこともある実力者だ。微妙な判定をモノにするONEに特化する試合をするかと思いきや、自らテイクダウンやグラウンド戦も展開するウェルラウンダーのキンガドだが、テイクダウン&グラップラーとの試合は、北米裁定であれば判定負けという試合展開も珍しくない。

それが和田戦であり、リース・マクラーレン戦であった。元同級世界王者のアクメトフはそのマクラーレンとの渋い試合で勝ち切り、現王者のアドリアーノ・モライシュとも1勝1敗と互角の星を残している。

今やMMAのニューパワーハウスとして注目を集めるカザフスタン、そのMMAを10年に渡りリードしてきたアクメトフも、フライ級の頂点に返り咲くための大舞台、徹底して組んで倒しにいきそうだ。

(C)ONE

スタイル的にも市場的にもキンガドはONEが求めるタイトルコンテンダーに、アクメトフといタイトル挑戦権獲得に向け、最終問題が用意されたガチ・マッチメイクだ。

また王者ビビアーノ・フェルナンデス、次期挑戦者ジョン・リネケル、佐藤将光を破ったファブリシオ・アンドラジと、ブラジル勢の支配下にあるONEバンタム級戦線で復活を賭す元バンタム級世界王者ケビン・ベリンゴンが、韓国のクォン・ウォンイルとの対戦も組まれた。

王座陥落後、ジョン・リネケルとの一戦で過去に見せたことがなかった脆さを露呈したベリンゴンにとって、ONEバンタム級戦線のBTSを相手に3年1カ月振りの勝利はトップ戦線に踏みとどまるための必須課題。そんな一戦となろう。

(C)BRAVE CF

そして今大会では、ついにローマンがONE初出場を果たす。

本来は4月にリネケル戦が決まっていたローマンは、コロナ陽性で試合出場ならず、8カ月遅れでユーサップ・サーデュラエフに相手を代えてONE初戦を迎える。2012年のMMAデビュー、既に29歳のローマンはラカイ主催興行、URCCからPXCへ進み、その後はBRAVE CFに参戦し14勝2敗というレコードの持ち主だ。

戦ってきた舞台がONEでないため、日本国内の知名度は圧倒的に低いローマンだが、チームラカイで1・2を争う力の持ち主、そしてパシオ、キンガドを上回るウェルタウンだーだ。

ラカイ新世代のパシオとキンガドは上に記したようにテイクダウンを自ら仕掛けて戦うことができるが、倒されても下からの打撃、そして立ち上がればチャラ、もしくは優位に立てるONEの裁定基準に則して実戦を繰り返してきた。

対してローマンはテイクダウンを許すと、ポイントを失うルールセットのなかでキャリアを積み、倒されないという点でのシビアさは、他の2人とは違う感覚を持っている。故に自らのテイクダウンをボーナスポイントではなく、勝利の方程式において欠かせない手段として、戦いに組み込んできた。

そのうえでローマンはラカイ特有のラッシュ&レンジのコントロールという打撃を身に着けている。結果として、ドミネイト力は現ONEファイターのグルダ―ジャン・マンガットを破って手にしたBRAVE CFバンタム級王座を4度に渡り防衛してきた中で十分に示してきた。

とはいえ対戦相手のサーデュラエフはフェザー級でも戦えるフィジカルの持ち主で、テイクダウンと特にコントロールにかけてはONE随一のファイターといっても過言でない。

ローマンとしてはテイクダウンで結実する打撃ではなく、テイクダウンを切って倒す打撃という戦い方が必要になってくる──実力査定試合だ。

16歳の時のジャンロ・サンジャオ

さらに今大会ではチームラカイのマーク・サンジャオ総帥の実の息子ジャンロがキャリア4戦目でONEデビュー戦を戦う。

2002年7月生まれ、19歳のジャンロはアンジェラ、クリスチャン&ヴィクトリアの3人のリーと同様に、ONEが純粋培養する将来のエース候補といえるだろう。下がって蹴ることができ、その動きからテイクダウンに繋げるなど既に非凡な動きを見せているジャンロが、どのようにONEの舞台で強くなっていくのか、その一歩が示される。

かつてONEのベルトを4本所有していたチームラカイの栄光=ベリンゴン、北米ルールで育ったラカイの裏アカウント=ローマン、ラカイの将来=ジャンロ、そしてタイトル挑戦を現実の目標として掲げるラカイの今=キンガド──4者4様の静かなる山の戦闘種族の戦いを見逃すことはできない、ONE Winter Warriors02=チームラカイ・ナイトだ。

■ONE「NEXTGEN03」視聴方法(予定)
11月26日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE「NEXTGEN03」対戦カード

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ジャレッド・ブルックス(米国)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
ポンシリP.K.センチャイムエタイジム(タイ)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
レネ・カタラン(フィリピン)

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)
ダニエル・プエルタス(スペイン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ピーター・バウシュト(オランダ)
ラスラン・エミルベク(キルギス

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
フィリッピ・ロボ(ブラジル)
ロドレックP.K.センチャイムエタイジム(タイ)

■ONE「Winter Warriors」視聴方法(予定)
12月3日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE「Winter Warriors」対戦カード

<キック世界ライト級選手権試合/3分5R>
[王者]レギン・アーセル(オランダ)
[挑戦者]イスラム・ムルタザエフ(ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ) ワールドGP決勝/5分5R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
リトゥ・フォーガット(インド)

<キック・フェザー級/3分3R>
チョウ・チェンリャン(中国)
レネ・カタラン(フィリピン)

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ダニエル・プエルタス(スペイン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)
ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)

<ヘビー級/5分3R>
カン・ジウォン(韓国)
マーカス・ブシェシャ・アルメイダ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
フー・ヨン(中国)
若松佑弥(日本)

■ONE「Winter Warriors 02」視聴方法(予定)
12月17日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE「Winter Warriors 02」対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ダニー・キンガド(フィリピン)
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)

<バンタム級 (※65.8キロ)/3分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
クォン・ウォンイル(韓国)

<95キロ契約/5分3R>
ヴィタリー・ビグダシュ(ロシア)
ファン・ロン(中国)

<ウェルター級(※77.1キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
スティーブン・ローマン(フィリピン)
ユーサップ・サーデュラエフ(ロシア)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R 5分3R>
ジャンロ・サンジャオ(フィリピン)
ポール・ルミヒ(インドネシア)

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ONE ONE Collision Course02 ONE115 Report カイラット・アクメトフ キム・デフォン ブログ

【ONE Collision Course02】蹴りを交えた打撃でリードしたアクメトフ、TDでまとめキム・デフォンに完勝

<62キロ契約/5分3R>
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
Def.3-0
キム・デフォン(韓国)

サウスポーのアクメトフが左ハイから右ジャブを伸ばす。ワンツーで左フックを当てたアクメトフは左ハイを狙う。さらに左オーバーハンドと序盤から飛ばすアクメトフが組んでヒザ蹴りもスリップする。すぐに立ち上がったアクメトフは左を当てるが、キムも右を返していく。アクメトフはここも左ハイを狙い、次に右フックを打っていく。攻撃を散らすアクメトフはバックキック、左オーバーハンドと手数で圧倒する。

キムの前進に左アッパー、離れてロングフックを見せたアクメトフが右ミドルをキャッチして一気にテイクダウンを決める。スタンドでローを蹴り寝技にいかないアクメトフは立ったままで2発右を落とし初回を完全に取った。

2R、キムの右ハイをかわしたアクメトフはヒザ蹴りにもボディロックへ。すぐに離れ左を当てたアクメトフは蹴り足をキャッチされると、前進してエスケープし起き上るやクリンチへ。キムが押し返すと、アクメトフはヒザ蹴りを顔面に入れる。ここでレフェリーがブレイクを要求する。

キムは鼻のチェックを受けるが、試合は続行される。アクメトフは右ジャブを当て、さらに右フックを打ち込む。右ミドルを危ないタイミングでキャッチしたアクメトフは、すぐにリリースしジャブから関節蹴りでプレッシャーを与える。残り1分、キムの右ミドルをバックステップでかわしたアクメトフが、右オーバーハンドで前に出る。と、ヒザ狙いにボディロックテイクダウンを合わせたアクメトフはしっかりとポイントスコアした。

最終回、左フックで前に出たアクメトフ、負けじとパンチを振るったキムはボディロックにも投げを狙う。ここを防いだアクメトフは一気にダブルレッグを決め、しっかりと上を取り切るとハーフで抑える。鼻が折れているか、激しい息づかいのキムは、懸命に足を戻してクローズドを取る。再び、鼻をチェックされたキムは残り2分30秒、クローズドガードから再開となり蹴り上げを顔面に当てる。

たまらずヒザをついてガードの中に収まったアクメトフは、ハーフをバタフライガードに戻したキムのスイープを潰す。ガードの中から右のパンチを連打するアクメトフは、トップを取り続け最後の10秒で立ち上がり、タイムアップを迎えた。

結果、アクメトフが3-0で判定勝ちを手にした。


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News ONE ONE Collision Course02 ONE115 アミール・カーン カイラット・アクメトフ キム・デフォン パク・デソン ブログ ホイ・リアン 仙三

【ONE Collision Course02】計量&ハイドレーション結果 仙三出場大会、カーン✖元セクハラ王子も注目

【写真】アグレッシブな打撃は当然として、ホドリゴ・カプラルに組み勝っているなど、ケージレスリングでの削り合いも応じることができる元セクハラ王者パク・デソン(C)MMAPLANET

25日(金・現地時間)に中継されるONE115「Collision Course02」の最終計量及びハイドレーション結果が発表された。

ONEでは水抜き禁止、北米MMAより実質1階級の体重が上限となり、ハイドレーション・テストが試合の2日前と前日に行われている。体重はリミット+500グラム、ハイドレーションは1.0250以下という規定が設けられており、1日でもパスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。


日本から出場する仙三、MOMOTAROは対戦相手のホイ・リアン、ヴァウテウ・ゴンカウベスと共に体重、ハイドレーションともにクリア。ゴンカウベスはハイドレーションが1.0248とギリギリだった。

仙三の試合を含めMMA4試合の模様が中継される今大会、ダニー・キンガド戦を失ったカイラット・アクメトフは先週のライブ中継分でヨッカイカー・フェアテックスに不可解な判定負けを喫した和田竜光と対戦予定だったキム・デフォンと相対する。

注目はアミール・カーンと元セクハラ王子ことパク・デソンのライト級か。カーンはシンガポール人かつEvolve MMA所属でタイトル挑戦経験もあるが、真のトップになり切れていない。活動再開後はラウル・ラジュにTKO勝ちを収めているものの、パンデミック前の最後の大会では江藤公洋にRNCで完敗を喫している。

その江藤にONEウォリアーと本戦で連勝しているパク・デソンは、現状はONEで3連勝中でタイトルコンテンダー越えを果たし、ランクアップを虎視眈々と狙っている位置にいる。耐える試合は決して苦手でないカーンに対し、耐えるだけでなく攻め続ける気持ちを持っているパク・デソンは、ROAD FC時代に根性ファイトになったホドリゴ・カプラル戦、そして韓国ライト級の勝利といっても過言でないキム・ギョンピョ戦で勝利している。カーンを圧倒するポテンシャルを持つパク・デソンだが、カーンもまた──そういう試合で絶妙のディフェンシブ・アタッカーぶりを発揮するだけに、視聴者に分かりやすい打撃戦になるとパク・デソンが有利だ。

■視聴方法(予定)
12月25日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE115 Collision Course02計量&ハイドレーション結果

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ジャマル・ユスポフ:70.1キロ/ 1.0083
サミー・サナ:70.3キロ/ 1.0195

<62キロ契約/5分3R>
カイラット・アクメトフ:61.2キロ/ 1.0176
キム・デフォン:62.2キロ/ 1.0144

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
MOMOTARO:60.95キロ/ 1.0099
ヴァウテウ・ゴンカウベス:60.45キロ/ 1.0248

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アミール・カーン:77.05キロ/ 1.0099
パク・デソン:77.1キロ/ 1.0156

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ライモンド・マゴメダリエフ:83.3キロ/ 1.0136
エジソン・マルケス:82.3キロ/ 1.0023

<60キロ契約/5分3R>
仙三:60.0キロ/ 1.0107
ホイ・リアン:60.0キロ/ 1.0214

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News ONE ONE Big Bang ONE Collision Course ONE114 ONE115 アミル・アリアックバリ カイラット・アクメトフ ゲイリー・トノン ダニー・キンガド ブログ リトゥ・フォーガット ローウェン・タイナネス 松嶋こよみ

【ONE114 & ONE115】12月は4日に松嶋✖トノン、アクメトフ✖キンガド。18日はローウェン・タイナネス!!

【写真】これは楽しみ、中央アジアのパイオニア世代のアクメトフ✖新世代ラカイのエース(C)KEISUKE TAKAZAWA & MMAPLANET

23日(月・現地時間)、ONE Championshipが12月4日(金・同)と18日(金・同)にシンガポール・インドアスタジアムで250人限定の有観客大会を開催することを正式発表した。

20日のABEMA中継で12月4日に松嶋こよみが、ゲイリー・トノンと戦うことが明らかとなっていたが、この大会のイベント名はBig Bang、18日大会はCollision Courseと決まった。


松嶋✖トノンが組まれた大会ONE114のメインはキック世界ライトヘビー級王者ロマン・クリキアが、ムラット・アイグンの挑戦を受ける立ち技マッチ。6試合中MMAは4試合で、フライ級のトップランカー対決となるカイラット・アクメトフ✖ダニー・キンガド、ヘビー級でアミール・アリアックバリ✖イスラム・アバソフ、女子アトム級のリトゥ・フォーガット✖ジョマリー・トーレスがラインナップされた。

18日大会=ONE115もメインは立ち技戦でムエタイ世界バンタム級王者ノンオー・ガイヤーンハーダオが、ロドレックP.K.センチャイムエタイジムとの王座防衛戦に挑む。同大会ではメイン以外は全てMMAでライト級=ムラット・ガフロフ✖ローウェン・タイナネス、バンタム級ではユーサップ・サーデュラエフ✖トロイ・ウォーセン、ライト級のアミール・カーン✖パク・デソン、フライ級のチャン・ロタナ✖シェ・ウェイ、そしてウェルター級=ライモンド・マゴメダリエフ✖エジソン・マルケスの5試合が組まれた。

ONE114では松嶋✖トノンは当然として、アクメトフとキンガドの対戦は若松佑弥、和田竜光の今後にも十分に影響を当たる一番。さらにヘビー級GPではないのかというアリアックバリのデビュー戦も、非常に興味深いところだ。

ONE115は何といってもローウェン・タイナネスに注目だ。ライト級では動きの悪さを露呈したガフロフ戦をステップに、クリスチャン・リーとハワイ頂上対決につなげるのか。ONEライト級の裏番長の1年11カ月振りの実戦復帰は期待大だ。

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