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【SUG29】初出場、UFC女子ストロー級=ケイトリン・チューケイギアンはヘンゾ・グレイシーの茶帯柔術家

【写真】このジャブの持ち主が、どのようなグラップリングを見せるか(C)Zuffa/UFC

15 日(日・現地時間)にオレゴン州ポートランドのローズモンド・シアターでSubmission Underground29が開催される。

米国の経済活動再開の波はケージ・ノーポイント&サブオンリー大会にまで波及。SUGは昨年4月から会場名を公開せずに無観客で実施されてきたが、今回からはローズモンド・シアターで客入れをも行われることとなった。


記念すべき有観客再開大会で一番の注目はUFC女子フライ級ファイター同士のマッチアップとなる。SUG4戦目、1勝2敗のジリアン・ロバートソンは、今回がケージグラップリング初陣となるケイトリン・チューケイギアンと5分1Rの短期勝負を行う。

本職といえるMMAでは既にUFC世界王座に挑戦経験があり、直近の試合でもパンクラスで活躍したヴィヴィアニ・アロージョに勝利しているチューケイギアンは、身長の高さとリーチの長さを武器に打撃で相手を突き放すファイトを得意としている。

これまで15勝を挙げたMMAに於いて、今から6年前にローカル大会で腕十字での勝利が唯一の一本勝ちではあるものの、チューケイギアンは実はヘンゾ・グレイシーの門下生でもある。しかもヘンゾがから茶帯を巻かれており、グラップリングではMMAでは見せない一面を見せそうだ。

この他、UFCからはライトヘビー級で2勝1敗と勝ち越しているデミアン・マイアの同門ダニーロ・マルケスが、SUGで8戦目となる同朋のガブリエル・チェッコと戦う。

また石井慧を下し、メイソン・ファウラーの持つSUG無差別級王座挑戦経験もある10thPlanet所属のアンディ・ヴェレラも出場。元はヒクソン・グレイシーの教え子で、クロン・グレイシーの盟友ケビン・ケイシーとOT必至の対戦も組まれている。

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MMA SUG25   アンディ・ヴェレラ ペドロ・マリーニョ

【SUG25】何が極まった?  バッハのマリーニョが10thのヴェレラにギロチンで勝利

<5分1R>
ペドロ・マリーニョ(ブラジル)
Def.1分54秒by ギロチンチョーク
アンディ・ヴェレラ(米国)

ケージに押し込まれるのを嫌い、体を入れ替えたマリーニョがシングルレッグへ。シッティングを選択したヴェレラに対し、ギロチンをマリーニョが狙うがセットできずバックに回られそうになる。ウィザーから前転したマリーニョが上を取りに掛かるも、そのままの勢いで立ち上がったヴェレラが思い切り両手で押して離れる。

目まぐるしい展開から一旦、試合は立ちレスで落ち着く。首を取ってスナップダウン狙いのマリーニョがギロチンを仕掛けると、ヴェレラが引き込んで背中をマットにつける。マリーニョがハーフで抑えたかと思いきや、ヴェレラがタップ──ハッキリと見えない角度だったが、引き込む前にマリーニョがアゴを取っていたため10フィンガーギロチンが極まったか。いずれにせよ、グレイシーバッハの新鋭が10thPlanetのヴェレラに快勝した。


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JJ Globo Preview SUG25 アンディ・ヴェレラ エドウィン・ナジミ ジェレミー・ケネディ ブログ ペドロ・マリーニョ

【SUG25】ファウラー✖ベーム戦は延期。ジェレミー・ケネディを相手に、エドウィン・ナジミ参戦!!

【写真】万が一ということも、ないと思われる一戦だが……果たして(C) MMAPLANET & BELLATOR

18日(日・現地時間)、オレゴン州ポートランドでSubmission Undergroud25が開催される。

5分1R & EBI OT、そしてケージ使用のチェール・ソネン率いるノーポイント&サブオンリー・グラップリングイベント=SUGの25回目の大会。

本来はSUG無差別級王者メイソン・ファウラーが、6月の挑戦者決定トーナメントで優勝したカイル・ベームの挑戦を受ける予定だったが、10日に負傷が理由で欠場が決まった。これによりメインはベームに同トーナメント決勝で下ったペドロ・マリーニョとアンディ・ヴェレラの一戦がメインに昇格している。


ヴェレラは昨年12月に石井慧を下し、4月王者ファウラーに挑戦したがOTで敗れている元タイトルコンテンダーだ。10thPlanet所属で、既にSUGで9試合を経験しており、6勝3敗──4勝がOT勝利のヴェレラに対して、マリーニョはグレイシーバッハの黒帯で、SUGでの試合を含めロベルト・ヒメネスに3勝1敗と勝ち越している。

IBJJFルールを知り抜いたヒールの使い手のマリーニョはOT前に一本を狙ってくることが予想されるが、OTでは腕に乳酸でも溜まっていると勝ち目はなくなる。

ここがSUGルールの難しいところ。OTまでは我慢した方が有利という考え方もあるが……マリーニョはどちらを選択するか。

またSUGらしさでいえば、今大会にもMMA界からジェレミー・ケネディが参戦、なんとマリーニョと同門エドウィン・ナジミと対戦することになっている。ホメロ・バハルの黒帯ナジミは跳びつき三角で一世を風靡し、2016年にはムンジアル・ライト級に準優勝に輝いているワールドクラスの柔術家だ。

パンデミック以降はF2WやThird Coastを主戦場にしているナジミは、昨年5月にF2WでMMAレジェンドのベンソン・ヘンダーソンと対戦──、跳びつき三角で下している。ウェルター級やライト級で戦うベン・ヘンに対し、ケネディはフェザー級の選手だけにノーギといえどもフィジカル的なアドバンテージはない。

UFC~BRAVE CF~PFL~Bellatorとメジャーシーンで活躍してきたケネディが、引き込んでくるトップクラスの柔術家=ナジミとグラップリングで戦う術を持っているのか。三角もそうだが、バックを回避する力が問われる──SUGらしい一戦だ。

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JJ Globo Report SUG22 アンディ・ヴェレラ ブログ メイソン・ファウラー

【SUG22】OT勝利狙いのヴェレラに対し、メイソン・ファウラーがOTでの強さを見せつけ王座防衛

【写真】SUG以外でもトップどころと戦える技量の持ち主が、SUGに特化した戦いを実践。これでSUG王座6度目の防衛に成功したファウラー(C)SUG

<SUGアブソリュート級選手権試合/5分1R>
メイソン・ファウラー(米国)
Def.OT18秒by RNC
アンディ・ヴェレラ(米国)

ケージ中央で組み手争いをする両者。体格で上回るファウラーが座り、ヴェレラがパスを仕掛けていく。ハーフで止めたファウラーは、潜りを防がれるとラバーガードに移行する。ケージに詰められた状態から、頭をケージ中央に持っていったファウラーだが、ヴェレラが再びケージに押し込んでいく。

左腕をしぼったファウラーに対し、腕を抜いたヴェレラは仕掛けが少ない。残り70秒、両者がOTを頭に入れて戦っているか。クローズドを取ったファウラーに対し、ヴェレラは足を抜いていこうともしない。ファウラーは腰を切ってスイープを狙い、立ち上がってケージ中央へ移動。ここで引き込んだが、決着がつく時間はなくOTを迎えた。

先攻のヴェレラがシートベルト、腰をずらしたファウラーは20秒でエスケープに成功する。後攻のファウラーもシートベルトを選択する。ヴェレラのアゴの上から絞め、RNCを18秒で極めたファウラーは、SUGルールの強さを見せつけ王座防衛に成功した。


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JJ Globo Report SUG21 アンディ・ヴェレラ ブログ 石井慧

【SUG21】石井慧、腕十字を極め切れず。アンディ・ヴェレラにOTで敗れ、3度目の正直ならず

<5分1R>
アンディ・ヴェレラ(米国)
Def.OT by escaping time
石井慧(クロアチア)

体格差は明白な両者、大きな石井は立ちレスの攻防が続くと頭を取り合い、ケージに詰めていく。ヴェレラはギロチンへ。背中をつけつつ頭を抜きに掛かった石井に対し、ヴェレラがもう一度ギロチンをセットする。そのまま背中をつけた石井のサイドを取るヴェレラは、頭が抜かれるもマウント狙いから、バックに転じて両足をフックする。

ヴェレラの四の字ロックに、手首を掴んで防御する石井は、アゴの上からのフェイスロックを懸命に防いでいく。残り90秒、石井はバックを取られた状態が続き、腰をずらしてスクランブル、立ち上がることに成功する。

スタンドでキムラを取りにいった石井に対し、引き込んだヴェレラがサイドを取られる。残り10秒の合図を試合終了と勘違いした石井は体を離してしまうが、そのまま延長ラウンドへ。

まずヴェレラがシートベルトを選択する。ワンアームで左腕を喉下にいれるヴェレラ。石井は絞めを防ぐなかで、腰をずらした1分07秒でエスケープした。後攻の石井も、珍しくバックを選択も、自ら足のフックを解いて首を極めに行くが9秒で逃げられた。

OT2R、ヴェレラはここもバックを選び、石井は26秒で防いだ。石井は今回はスパイダーウェブを選択、頭を抜いたヴェレラが21秒で腕も抜き、延長最終回へ。

63秒のリードを持つヴェレラは、当然のようにシートベルトをチョイス。石井は30秒で逃れ、逆転を掛けてスパイダーウェブへ。足をすくい、クラッチを切った石井が右腕を伸ばしたが、ヴェレラが後方回転しエスケープを図る。足の付け根にヒジを置いて伸ばしに掛かった石井だが、ルーズになりヴェレラがエスケープに成功。これで石井はSUG3連敗となった。


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