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【Gladiator019】計量終了 プログレス前後から中川×島村、久保×ヤックル、中西×吉村にも注目

【写真】上位2試合=ライダーHIRO×南出、有川×NavE (C)MMAPLANET

明日25日(日)に大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR019の計量が、24日(土)に同市のSMOKER GYMで行われた。

2年2カ月ぶりの再起戦となる南出剛とライダーHiro、コメイでノンタイトル戦を巡り各々の意地がぶつかり合うNavEと有川直毅という上2試合に出場する4選手を筆頭に14試合のMMAマッチに出場する28選手の全員が、本計量でパスし大会当日を迎えることとなった。

なおProgress提供のフォークスタイル・グラップリングマッチ出場の6選手=森戸新士、須藤拓真、カウアン・タニノ、小谷直之、江木伸成、MAGISAは当日計量となっている。


上の2試合以外にもプログレス後のメインカードには次期ライト級挑戦者決定戦井上啓太×グスタヴォ・ウーリッツァーという国際戦や、トータルドミネイトが一発のクラッシャーか――フェザー級のサバイバルウォー=中川皓貴×島村裕のフェザー級戦の行方も気になる。

また共に元ライトフライ級王者のヤックル真吾(※初代)、吉村友菊(※第2代)が、関西以外から新天地としてグラジを主戦場としたストライカー久保健太、グラップラー中西テツオと相対するフライ級の2試合も、今後のフライ級タイトル戦線を考えると非常に興味深いマッチアップだ。


■ Gladiator019計量結果

<バンタム級/5分2R>
南出剛:60.9キロ
ライダーHIRO:60.95キロ

<フライ級/5分2R>
NavE:56.65キロ
有川直毅:56.6キロ

<ライト級次期挑戦者決定戦/5分2R>
井上啓太:70.1キロ
グスタヴォ・ウーリッツァー:69.35キロ

<フェザー級/5分2R>
中川皓貴:65.75キロ
島村裕:65.45キロ

<プログレス71キロ契約/5分2R>
森戸新士:―キロ
須藤拓真:―キロ

<プログレス84キロ契約/5分2R>
カウアン・タニノ:――キロ
小谷直之:―キロ

<バンタム級/5分2R>
江木伸成:――キロ
MAGISA:―キロ

<バンタム級/5分2R>
別所竜弥:61.05キロ
MASANARI:61.05キロ

<フライ級/5分2R>
久保健太:56.4キロ
ヤックル真吾:56.7キロ

<フライ級/5分2R>
吉村友菊:56.5キロ
中西テツオ:56.45キロ

<バンタム級/5分2R>
大前健太:61.15キロ
谷口武:60.75キロ

<フライ級/5分2R>
KJ・タイラー:56.45キロ
岡本秀義:56.6キロ

<フライ級/5分2R>
川崎聖太:56.6キロ
中山陸斗:56.2キロ

<バンタム級/5分2R>
溝口司:60.95キロ
浅井亮磨:60.4キロ

<ライト級/5分2R>
中薗優太:68.55キロ
後藤丈季:70.3キロ

<フェザー級/5分2R>
伊賀GORI:65.45キロ
一輝:65.6キロ

<ウェルター級/5分2R>
近藤魁星:76.95キロ
藤田大:75.25キロ

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【Gladiator019】NavE戦へ。有川直毅「ああいうことを言うヤツにベルトを巻かせて大丈夫なんですか」

【写真】NavEの言い分に、自らの言い分で反論した有川 (C)MMAPLANET

25日(日)、大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator019で、現フライ級王者NavEとノンタイトルマッチで戦う有川直毅。

「1回勝ったぐらいで挑戦できるのは虫が良い」という王者の発言に対し、有川は「逃げている」と言い切った。


――NavE選手との試合が控えていますが、1月にグラジに初めて出場してどのような印象を持ちましたか。

「僕はパンクラスとかにずっと出させてもらっていたので、インディ度というか地方の大会で演出面とかどうなんだろうって思っていたのですが、かなり力を入れているみたいで。入場でも煽りVとかあって、しっかりした大会でした。あと、出場している選手から東京で試合がしたいっていう空気を感じましたね。

選手たちの反骨精神みたいなのがモノが、都内の大会よりめっちゃ感じて。そういうところで試合をさせてもらって、良い経験になりました」

――グラジで初勝利を挙げ、4月はパンクラスに戻り上田将竜選手との接戦を落としました。

「あの試合は……『打撃で行ったろう』、『カーフで足を折ってやろう』ぐらいの気持ちでいたのですが、上田選手のジャブが意外と伸びてきて試合中に対処ができなかったです。勝てる試合を落としたから勿体ない。もっとMMAをやれば良かった。そういう部分で反省している試合です。

勝てば1位というのを考えすぎて、固くなっていました。テイクダウンを切って殴るという作戦は実行できたと思います。でも、逆に作戦に忠実過ぎました。フィーリングで戦うことができると自分では思っていたのですが、あの試合では鈍かったです」

――あそこで勝てばパンクラス・フライ級1位になっていたかもしれない。でも、自らが負けた上田選手が、鶴屋怜選手に初回で一本負けとなってしまいました。20歳の選手に上田選手が敗れたことは複雑ではないですか。

「そんなに悲観はしていないです。アハハハ。タイプもありますし。鶴屋選手とは僕も練習したことがあって、めちゃくちゃ強かったです――組み技は。でも打撃はやっていないので。MMAって相性があるじゃないですか。だから、あの上田選手の負けで考えこむとかはなく『俺は何をやっているんだ』という気持ちになり、モチベーションが上がりました」

――そういうなかで、今回のNavE選手との試合。ノンタイトルで2回戦となりました。う~ん、3回戦で見たかったです。

「そうッスね。NavE選手とやるなら3Rで戦いたかったです。2RはMMAを戦うには短いです。3RならMMAをもっと見てもらえるのですが、今回は短距離走ですね。短距離走で勝つためには初回が凄く大切になります。だからこそ3Rと2Rの違いは徹底的に意識して、仕上げてはきました。ただ、3Rで戦いたかったという気持ちはあります」

――NavE選手の印象は?

「組みは強いのかな……っていうイメージだけです(笑)。グラジエイターのベルトを巻いていますが、僕の狙いは1つだったので。それが彼の首、彼の巻いているベルトなので、ここで勝ってからはどうなるのか分からないですけど、大阪に行く理由は1つしかないです」

――つまりここで勝って、次はタイトルを賭けろと。

「勝ったら……分からないですけど、本当は今回掛けたかったです。なんか『俺は獲るのに苦労した。1回勝っただけで』とか言っていますけど、こないだRIZINでKO負けしているし、逃げですよね。苦労して手に入れたモノだからこそ、それを掛けるのがグラジエイターの王者としての品位だと思うし。

掛けられないモノを肩からぶら下げているんだったら、チャンピオンに相応しくないと思っちゃいますよね。彼が何を言っても、逃げている言い訳にしか聞こえないです」

――グラジエイターでそれだけ戦績を重ねてきたのだから、グラジで結果を残してからということなのだと思いますが。

「それを言うなら、俺の方が勝ってきた相手は強い。前チャンピオンの加マーク納選手と彼は1勝1敗だけど、俺は1回の勝負で勝っているし。だから『権利がない』とか言われる筋合いはあまりないと思います」

――あの発言で余計に燃えましたか。

「まぁ、インタビューを読んで……それは燃えますね。『やってやろうかな』、『グラジエイターを侵略してやろうか』って思います。ああいうことを言うヤツにベルトを巻かせて大丈夫なんですか、櫻井代表って(笑)。

1月の試合で勝って、次はNavE戦と言われてきて。準備もしていましたけど、タイトル戦ではなかった。そういう風に試合が組まれるなら、そこをクリアするのみです。だから、ここで勝って次でタイトルをもらうわって感じです。やっぱり大阪という敵地に乗り込む……関西人って粗いので……」

――そんなことないですよ。何を言っているのですか……自分は神戸出身ですから聞き捨てならない言葉ですよ。

「あっ、すみません(笑)。そういう人も多いイメージだったので……いや、色々な人がいますからね(笑)」

――アハハハ。では今回の試合、どのようなファイトを見せたいですか。

「まずは勝って僕を応援してくれる人の笑顔が見たいです。前回の試合が負けてしまったので。そして楽しいMMA、ノリノリの戦いを見て皆に楽しんでもらいたい。そのなかで勝つのは当たり前で、他の人に真似のできない楽しいMMAを見てほしいですね。で、次で最高の大阪土産を持って帰ることができるようにしたいと思います」


■ Gladiator019対戦カード

<バンタム級/5分2R>
南出剛(日本)
ライダーHIRO(日本)

<フライ級/5分2R>
NavE(日本)
有川直毅(日本)

<ライト級次期挑戦者決定戦/5分2R>
井上啓太(日本)
グスタヴォ・ウーリッツァー(ブラジル)

<フェザー級/5分2R>
中川皓貴(日本)
島村裕(日本)

<プログレス71キロ契約/5分2R>
森戸新士(日本)
須藤拓真(日本)

<プログレス84キロ契約/5分2R>
カウアン・タニノ(ブラジル)
小谷直之(日本)

<バンタム級/5分2R>
江木伸成(日本)
MAGISA(日本)

<バンタム級/5分2R>
別所竜弥(日本)
MASANARI(日本)

<フライ級/5分2R>
久保健太(日本)
ヤックル真吾(日本)

<フライ級/5分2R>
吉村友菊(日本)
中西テツオ(日本)

<バンタム級/5分2R>
大前健太(日本)
谷口武(日本)

<バンタム級/5分2R>
溝口司(日本)
浅井亮磨(日本)

<ライト級/5分2R>
中薗優太(日本)
後藤丈季(日本)

<フライ級/5分2R>
川崎聖太(日本)
中山陸斗(日本)

<フライ級/5分2R>
伊賀GORI(日本)
一輝(日本)

<ウェルター級/5分2R>
近藤魁星(日本)
藤田大(日本)

<フライ級/5分2R>
KJ・タイラー(日本)
岡本秀義(日本)

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Gladiator019 MAGISA MMA MMAPLANET o カウアン・タニノ コンバット柔術 小谷直之 森戸新士 江木伸成 河名マスト 須藤拓真

【Gladiator019】プログレス・ルールで須藤拓真と対戦、森戸新士「もう1回河名選手と対戦したい」

【写真】 このワンシーンにどれだけの物語が隠されていたか(C)MMAPLANET

25日(日)、大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator019で、森戸新士がプログレスのフォークスタイルグラップリング戦に出場し、須藤拓真と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

これまでGladiatorで行われたプログレスマッチに全て出場している森戸は、すでにプログレスの顔といってもいい存在だ。しかし6月の河名マスト戦では、相手にスタンドでいなされ続けてポイント負けを喫している。その河名戦を振り返るとともに、現在の練習と須藤戦への意気込みを訊いた。


――Gladiator019では森戸選手が須藤選手と対戦するほか、レオス柔術アカデミーで練習している選手が出場しますね。

「今レオスでは、僕も含めて3人が次のプログレスに向けて練習しています。まず小谷直之選手と対戦するカウアン・タニノ君は、メチャクチャ強いですよ。まだ18歳の新鋭で、普段はATOSで練習しています。もともと日本では元インパクト柔術刈谷道場――今のBJJ CORE JAPANから福住柔術で柔術をやっていて、年に数カ月ATOSへ行っているんです。そのカウアン君が今、日本に戻ってきて1週間ぐらいレオスで一緒に練習しています」

――カウアン選手はミディアムヘビー級ということで、森戸選手よりも大きいのですか。

「身長は僕のほうが高いのですが、カウアン君は体がブ厚いです。チンパンジーみたいな体格ですよ(笑)。MMAグローブを着けるのは今回が初めてですし、壁レスも初めての経験にはなります。それでも普通にやれば無双すると思いますよ。小谷選手は壁レスが強くて、その小谷選手をどうテイクダウンできるのかどうか。カウアン君はテイクダウンもメチャクチャ強いです。すごく楽しみな試合ですね」

――そして江木伸成選手は、これまでコンバット柔術マッチで戦っていましたが、今回初のフォークスタイルグラップリング戦にチャレンジします。

「津村さん、よくレオスに出稽古で来ているので、江木さんにとっては今回も知り合いとの対戦になります」

――津村さんとは、江木選手と対戦するMAGISA選手のことですか。

「はい、本名は津村尚幸といいます。主催者サイドは、津村さんがレオスへ出稽古に来ていることを知らなかったみたいで(笑)」

――MAGISA選手は8月28日の松原誠也戦で、相手を誘いこんでからケージ際でのテイクダウン、さらにスクランブルの強さを発揮して判定勝ちを収めていました。

「津村さんはレスリング出身なので、プログレスルールでも強いと思います。江木さんは、その津村さんを極めることができるかどうか。とても楽しみですね」

――では森戸選手ご自身のお話に移りますが、まず前回の河名マスト戦の内容と結果については、どのように捉えていますか。

「やはり相手がルールを上手く使って勝ちに来ました。僕の中では引き込んで2ポイントを献上しても極めるのが作戦でしたが、それが実行できなかったですね。

ずっとオーバーフックでいなされていたので。僕が良いポジションを作れそうな展開もあったのですが、そこで創りきれず、取りきれず……悔しいです」

――あの試合展開は予想されていたものかと思います。そこで森戸選手が自分のペースに持ち込むことができなかった要因は何だったのでしょうか。

「もっとスタンドレスリングでは組んでくれると考えていたんです。ガッツリ組んでくれれば、良い形で引き込んだりできると思って。

だから最初はあえて立ちで挑んでいったのですが、まずスタンドレスリングでいなされました。ケージ際も相手のほうが避けている感じもありましたし、その戦い方を徹底していましたね。

まさに河名選手が試合前のインタビューで言っていたような試合展開になったかもしれません。僕も展開を作ろうとしていたのですが、もっと実力差があれば――どれだけ相手がいなしてきても、自分のポジションに持っていくことができたはずなので。僕の力不足です」

――後半には森戸選手が引き込み、河名選手に2ポイントを献上してから展開を作ろうと試みました。

「引き込んで三角と腕十字を散らしながら、それぞれ極めることを狙っていました。でも相手は近づいてこず、僕が形を作ろうとすると全て切って離れる。僕がシッティングガードで近づくとサークリングする。

柔術だと相手にペナルティが入る状態ですけどプログレスでは、座っている相手に対してパスを狙わないといけないというルールがないので。僕はそういうルールで戦うのが初めてだし、ああやって逃げられるのも初めてで、どうしようかと思ってしまいました。僕が座ったら、相手は組んでくれないなって。相手がパスを仕掛けてきてくれたら、僕も展開を作りやすいんですけど……。

座っている僕に対して、相手は左足を前に置いていました。セコンドの八隅(孝平)さんが『切りやすいほうの足を前に出せ!』というような指示を出していて。

おそらくオーバーフックを作りやすい足を前に出していたのかな、と勝手に分析しています。近づいてくる時も、僕が組んだら切る、いなすという前提で近づいてきていましたし。そこの攻防が嚙み合わず、難しかったですね。

あそこで僕が立ち上がってしまったら、その後も相手に2ポイントを献上し続けなければいけなくなる。僕としては、最後にポイントを献上しても極めにいける状態で進めたかったので、すぐ立ち上がるという選択はできませんでした。その結果、シッティングガードの状態で多く時間を使ってしまったと思います」

――終盤にはテイクダウンをオーバーフックで潰された森戸選手がバックを狙い、河名選手が立ち上がって離れる。この攻防により森戸選手に1ポイントが入りましたが、バックを取り切ることはできませんでした。

「あの場面も迷いが出てしまいましたね。オーバーフックの腕に対して三角や腕十字を仕掛けようと考えたのですが、思った以上に背中が見えていたのでバックを狙いに行きました。

でもその判断が少し遅れてしまい、バックテイクできなかったのだと思います。試合終了間際の取れるか、取れないかという攻防で取り切ることができなかったです」

――試合全体を通じて、これまで経験したことのない展開だったのではないですか。

「そうですね。プログレスルールは3回目でしたけど、ああいう戦い方は初めてでした。チャンスがあれば、もう1回河名選手と対戦したいです。アハハハ」

――河名戦では試合終了後に電光掲示板のポイントの間違いがありました。2-1で河名選手がリードしているはずなのに、2-2で試合が終了し、その直後に2-1へと修正されています。

「僕の認識では1ポイントしか取れていないと思っていたので、特に試合結果には関係ないですね。途中で『2点入ったのか!?』とか思いましたけど。かといって僕の戦略が変わることもなかったです」

――2-1で相手が優勢であれば、最後にまた2ポイント献上しながら極めに行くことも予想されました。

「うーん……そういうのも関係なかったですね」

――なるほど。河名戦を経て、ご自身の中で強化すべきだと感じた部分はありますか。

「これはプログレス全試合を通じて感じていることですが、まず立ちレスを強化すること。ADCCに出たいですし、今後プログレスで戦っていくためにも必要ですね。あとは普段の練習の中で、しっかりレスラーと組みたいです」

――今の練習環境の中で、レスリング面をどのように強化しているのでしょうか。

「今は週1で摩嶋(一整)さんと組むのが主な立ちレスと壁レスの練習で。それを週2でやりたいのですが、摩嶋さんも週2で来ることは難しいので、僕が平日に毛利道場へ行きたいとは思っています。ただ、僕もクラスがあるので、なかなか実現しないですね。神田(T-800周一郎)が週1で来てくれたり、アメリカ人の生徒でレスリング経験者の人と立ちレスの練習をしています。とにかく環境は自分で創っていかないといけないですね」

――その後、8月28日には柔術イベントKIT05で大柳敬人に敗れています。

「ゴールデンスコア――本戦で決着がつかなかった時、先にポイントを取ったほうが勝つというルールの結果、負けました。ダブルガードになった際、僕が少し座るのが遅れていて、相手が先に引き込んだという裁定だったんです。それに相手のほうが気づいて立ち上がり、2ポイント入って……情けない負け方でした。完全に僕のミスです。

柔術ではダブルガードの場合、レフェリーが時計を見て20秒経っても展開がなければ、レフェリーが両方の選手を立たせます。前回の試合ではレフェリーが時計を見ていなかった。だからダブルガードとみなしていないことに気づくべきでした。柔術の試合では、ダブルガードでレフェリーが時計を見るかどうかチェックするのに、それを怠っていて……」

――プログレスと柔術、ルールは違えどワンマッチで2連敗を喫したことになります。

「しかも2試合とも極められたわけではなくて、実力差があって負けたとは感じていないので、余計に悔しいです。どちらの試合も自分の判断が遅れた。勝負って、そういう部分で決することが多いですからね。特に、プロ興行に呼ばれている選手として一番良くない負け方をしているかもしれないです(苦笑)」

<この項、続く

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Gladiator019 MAGISA MMA MMAPLANET o Progress RIZIN カウアン・タニノ コンバット柔術 修斗 小谷直之 森戸新士 江木伸成 渡部修斗 須藤拓真

【Gladiator019】プログレスで森戸新士×須藤拓真─実現。ATOSの新鋭は小谷直之と!!! 江木はMAGISA戦決定

【写真】これまた楽しみな組み技戦がグラジで組まれた!!(C)MMAPLANET

19日(木・現地時間)にGladiatorより25日(日)に豊中市176BOXで開催されるGladiator019で組まれるProgressルール3試合の発表があった。

MMAとグラップリングのコアファンがほくそ笑みたくなるグラジの組み技マッチ──今回も、「こう来たか」という顔合わせが実現する。

それがフォークスタイルグラップリング77キロ契約5分✖2R=森戸新士×須藤拓真戦だ。


6月の川名マスト戦ではポイント負けを喫したもののレスリング✖ノーギ柔術の奥深さを十分に見せつけたプログレスの顔というべき森戸に対し、須藤が同ルール初参戦を果たす。

須藤は昨年の全日本ノーギ・エキスパート・フェザー級優勝、MMAでもRIZIN TRIGGERで渡部修斗を下すなど6勝1敗の戦績を残している。「MMAと柔術、ノーギは別物。でも技術は共通している」という須藤は、MMA主戦場としてきたNEXUSでは8月にバンタム級王座に挑戦し、MMA初黒星を喫したもののケージとMMAグローブへの慣れという部分では森戸を上回っている。

とはいえ柔術ではライト級とフェザー級、1階級の違いがある両者は、当日計量の71キロで合意している。現状の体重に近いということだが、当日にどれだけ動けるのかを考慮すると、須藤は2~3キロほど体を絞る方が良いかもしれない。

それでも──これまでプログレスではMMAファイターと戦ってきた森戸が、柔術を知り足関節を使いこなす須藤とのマッチアップは非常に楽しみといえるだろう。同時にこの試合を経て、須藤がMMAでグラップラー揃いのGladiatorバンタム級戦線に加わっているのか──という点においても、楽しみなケージ・グラップリングだ。

また現在、日本滞在中のATOS柔術所属のカウアン・タニノが84キロ契約で、小谷直之と戦うことも決まった。タケシロ・タニノ・カウアン・ユウキは今年のムンジアル紫帯ミッドヘビー級で準優勝、無差別級では3位。昨年大会はジュベニウ2のウルトラヘビー級を制している柔術家だ。

そんなバリバリの新鋭と、ミスター壁レスの異名を持つといっても過言でない小谷の対戦はポイント有りという部分でも要注目だ。

さらに、これまでPROGRESS提供マッチではHEATとGladiatorでコンバット柔術マッチに出場してきた江木伸成が、フォークスタイルグラップリング戦でMAGISAと戦う。

下になると掌底を受ける危険性があるコンバット柔術から、下になるとポイントを献上するが、より仕掛けは自由なルールで、江木が現WARDOGフライ級王者MAGISAを相手に新境地を見出すか。あるいは小径ケージに金網に慣れているMAGISAのケージレスリング&サブミッションが柔術家をいかに崩すのかが、見所のバンタム級マッチだ。

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J-CAGE MAGISA Report Wardog27 ブログ

【Wardog27】フライ級挑戦者決定戦はMAGISAがTA2YAからレッグアメリカーナでタップ奪う

【写真】ここからレッグアメリカーナに切り替えタップを奪った (C)WARDOG

24日(日)、大阪市港区の弁天町世界館で2部制大会としてWARDOG CAGE FIGHT27及び28。ここではWardog27からストロー級挑戦者決定戦の模様をお届けしたい。

<Wardogストロー級挑戦者決定戦/5分3R>
MAGISA(日本)
Def.1R2分27秒by レッグアメリカーナ
TA2YA(日本)

サウスポーのMAGISAに右ローを蹴るTA2YA、すぐにMAGISAも右ローを返す。左ストレートから右フックを振るって組んでいったMAGISAが、ケージにTA2YAを押し込む。金網を競ってヒザを繰り出すTA2YAがダブルアンダーフックでヒザを続ける。

MAGISAは首投げにいき、テイクダウンを奪う。袈裟で抑えられたTA2YAは、パンチを時折り受ける。MAGISAが両足でTの右腕を挟み、アメリカーナを極めた。

MAGISは2月7日にGladiator013に出場しストロー級王者NOVへの挑戦権を手にし、「今日、チャンピオンいません? ベルトを取りに行きますので、錆びないようにしっかりと磨いてい置いてください」とマイクで話した。


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