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【UFC263】計量終了 アデサニャ✖ヴェットーリ&フィゲイレド✖モレノ II。先週戦ったマッキニーに注目

【写真】ファンの前でフェイスオフし、激しく言葉を交換したアデサニャとヴェットーリ(C) Zuffa/UFC

12日(土・現地時間)にアリゾナ州グレンデールのヒラ・リバー・アリーナで開催されるUFC263「Adesanya vs Vettori 2」。その計量が11日(金・同)に行われた。

UFC世界ミドル級選手権試合=イスラエル・アデサニャ✖ 挑戦者マーヴィン・ヴェットーリ、UFC世界フライ級選手権試合=王者デイヴィソン・フィゲイレド✖挑戦者ブランドン・モレノという2つの世界戦が、観客が集まった会場で組まれている今大会。この2つの世界戦とも再戦だ。


世界ライトヘビー級王座挑戦失敗から3カ月、アデサニャは本来の階級でヴェットーリの挑戦を受ける。チャンピオンにとってヴェットーリは、2018年4月のオクタゴン2戦目で戦った相手で、その時はスプリット判定勝ちというきわどい勝負になっていた。その後、ヴェットーリは3年間で5試合しかこなしていない(※キャンセルが7試合)が、5連勝で今回の王座挑戦に辿り着いた。

フェイスオフで何やら言い合った両者。ヴェットーリは「イタリア人初のUFCチャンピオンになる。どんな代償を支払おうとも、構わない」とインタビューに答え、アデサニャは「この瞬間が大好きだ。ヤツはプレッシャーについて話していたけど、誰もが俺が感じるようなところまで到達できるわけじゃない。俺はそういうものを背負ってきたんだ。それを解き放つとき、その瞬間が大好きなんだ」と話した。

またコ・メインのフライ級の頂点を争う一番は、記憶に新しい昨年12月に歴史に残るような大激闘の末に痛み分けとなった試合の再戦となる。アリゾナのファンは、その土地柄もありサングラスを掛けて登壇した王者フィゲイレドに大きなブーイングを送り、メキシコ人のモレノを大いにサポートした。

モレノは終始笑顔を浮かべ、「あまり前の試合のことは話したくないけど、あの試合から今日まで人生はジェットコースターのようなモノだった。この試合で夢が現実になる。ただベストになりたい。今日、凄くサポート受けている。レッツゴー」と最後は絶叫した。対してチャンピオンは再びブーイングの下で、人を喰ったように「皆、愛している。メキシコ、愛している。皆に良い試合を見せるよ。1RでKOする。そして僕のことを好きになってくれ」と言い切り、さらに大きなブーイングを浴びた。

客入れして行われた──当然だが──パブリックウェイインで、一番の歓声を受けたのはネイト・ディアス。フェイスオフでは下あごを突き出すようにレオン・エドワーズをネイトは睨めつけた。

PPV大会のプレリミで注目はテレンス・マッキニーだ。1週間前のLFA109で、マイケル・イリザーリをパウンドアウトしたばかりマッキニーがマット・フレヴォラを相手に、どのようなパフォーマンスを見せるか。スタミナ、コンディションに関しても、LFAで戦う選手ならスクランブル発進を頭に入れて戦っており問題ないはずだ。

■視聴方法(予定)
6月13日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWプライム

■UFC263計量結果

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] イスラエル・アデサニャ: 183.5ポンド(83.23キロ)
[挑戦者] マーヴィン・ヴェットーリ: 184.5ポンド(83.68キロ)

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] デイヴィソン・フィゲイレド: 125ポンド(56.7キロ)
[挑戦者] ブランドン・モレノ: 125ポンド(56.7キロ)

<ウェルター級/5分5R>
レオン・エドワーズ: 170.4ポンド(77.29キロ)
ネイト・ディアス: 170ポンド(77.11キロ)

<ウェルター級/5分3R>
デミアン・マイア: 170.4ポンド(77.29キロ)
ベラル・モハメッド: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ポール・クレイグ: 204.5ポンド(92.76キロ)
ジャマハル・ヒル: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ライト級/5分3R>
ドリュー・ドバー: 154ポンド(69.85キロ)
ブラッド・リデル: 155ポンド(70.31キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
エリク・アンダース: 205ポンド(92.99キロ)
ダレン・スチュアート: 204.5ポンド(92.76キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ローレン・マーフィー: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジョアン・カルダーウッド: 125ポンド(56.7キロ)

<フェザー級/5分3R>
ハキーム・ダラドゥ: 145.5ポンド(66.0キロ)
モフサル・エフロエフ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
パニー・キアンザド: 135.5ポンド(61.46キロ)
アレクシス・デイヴィス: 134.5ポンド(61.0キロ)

<ライト級/5分3R>
マット・フレヴォラ: 155ポンド(70.31キロ)
テレンス・マッキニー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<フェザー級/5分3R>
スティーブン・パターソン: 148.5ポンド(67.35キロ)
チェイス・フーパー: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分3R>
フェレス・ジアム: 156ポンド(70.76キロ)
ルイジ・ヴェンドラミニ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ヘビー級/5分3R>
カルロス・フィリッピ: 262.5ポンド(119.06キロ)
ジェイク・コリアー: 264.5ポンド(119.97キロ)

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【UFC256】計量終了 好カード続出。陰陽柔術家人生マッケンジー✖ジャンジローバが見逃せない

【写真】好勝負が揃った2020年最後のPPV大会、要注目のマッケンジー✖ジャンジローバ (C) MMAPLANET

11日(金・現地時間)、12日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC256「Figueiredo vs Moreno」の計量が行われた。

メインは異例の2カ月連続、PPV大会で防衛戦を戦うUFC世界フライ級王者デイヴィソン・フィゲイレド✖ブランドン・モレノ。モレノもフェゲイレドと同様に11月21日のUFC255で勝利している。

波乱万丈、2020年最後のPPV大会は非常に濃密なカードが揃っており、出場選手全員が計量をパス、RIZINからUFCデビュー戦がまたも流れたマネル・ケイプはメインのバックアップファイターとして124.5ポンドで計量を終えている。


ライト級のトニー・ファーガソン✖シャーウス・オリヴェイラ、ミドル級ではケビン・ホランド✖ホナルド・ジャカレ、さらにヘビー級でジュニオール・ドスサントス✖シリル・ガンヌという顔合わせが見られるメインカード。

プレリミでもヘナート・モイカノ✖ラファエル・フィジエフという絶対に見逃せないライト級のマッチアップも用意されている。そんななか、特に注目したいのが女子ストロー級のマッケンジー・ダーン✖ヴィルナ・ジャンジローバだ。

前戦でランダ・マルコスを見事な変則腕十字で下したマッケンジーには言わずと知れたムンジアル優勝2度、ADCC、ノーギワールド、アブダビ・プロの頂点に立ち──柔術界で考えられる全ての栄冠を手にしてきた。

ウマイタの古豪メガトン・ディアスを父に持ち、MMAも含め常に人生の表街道を歩んできたマッケンジーに対し、ジャンジローバも16歳の頃から柔術を始め、ノーギでアマンダ・ヌネスに2勝1敗、青帯の時にはクラウジア・ガデーリャに勝ちCBJJEの世界大会で優勝している。

バイーアの小さな町サヒンニャ出身の彼女は、米国で生まれ育ったマッケンジーとは違い、スポンサーもなくIBJJFの世界大会へ遠征することもできなかった。

それゆえにMMAを選択し、女デミアン・マイアと呼ばれるほどフィニッシュ力のある柔術ベースのフィニッシャーとして9勝1敗の戦績を残している。

INVICTA FCでは魅津希を破りストロー級王座にもついているジャンジローバ、ようやく日の当たるMMAファイター人生を歩むようになった彼女は、それ以上のスポットライトを浴びるためにマッケンジーに挑む。ブラジルにはIBJJFの頂点に立てない柔術の猛者が数多くいる──という説を、ジャンジローバはMMAの場で示すことができるのか。もちろん、MMAファイターとして総合力で負けないという意地もあるだろうジャンジローバ──それでも柔術MMAの激突を見てみたいものだ。

■視聴方法(予定)
12月13日(日・日本時間)
午前9時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC256計量結果

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]デイヴィソン・フィゲイレド: 124.5ポンド(56.47キロ)
[挑戦者]ブランドン・モレノ: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ライト級/5分3R>
トニー・ファーガソン: 155ポンド(70.31キロ)
シャーウス・オリヴェイラ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
マッケンジー・ダーン: 115ポンド(52.16キロ)
ヴィルナ・ジャンジローバ: 115ポンド(52.16キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケビン・ホランド: 185ポンド(83.91キロ)
ホナルド・ジャカレ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・ドスサントス: 246.5ポンド(111.81キロ)
シリル・ガンヌ: 247.5ポンド(112.26キロ)

<フェザー級/5分3R>
カブ・スワンソン: 145ポンド(65.77キロ)
ダニエル・ピネダ: 145ポンド(65.77キロ)

<ライト級/5分3R>
ヘナート・モイカノ: 155ポンド(70.31キロ)
ラファエル・フィジエフ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<フェザー級/5分3R>
ビリー・クゥアンティロ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ギャヴィン・タッカー: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
テシア・トーレス: 115.5ポンド(52.38キロ)
サム・ヒューズ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェイス・フーパー: 145.5ポンド(66.0キロ)
ピーター・バレット: 145.5ポンド(66.0キロ)

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【UFC256】対戦カード メインはPPV2大会カ月連続出場のフライ級王者フィゲイレド→✖ブランドン・モレノ

【写真】3週間前にアレックス・ペレスを破り、王座防衛戦を果たしたばかりのフィゲイレド。挑戦者のモレノも同大会で勝利している(C)Zuffa/UFC

2020年12月12日(土・現地時間)
UFC256「Figueiredo vs Moreno」
ネヴァダ州ラスベガス
UFC APEX

■視聴方法(予定)
12月13日(日・日本時間)
午前9時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■対戦カード

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)
[挑戦者]ブランドン・モレノ(米国)

<ライト級/5分3R>
トニー・ファーガソン(米国)
シャーウス・オリヴェイラ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
マッケンジー・ダーン(ブラジル)
ヴィルナ・ジャンジローバ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ケビン・ホランド(米国)
ホナルド・ジャカレ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・ドスサントス(ブラジル)
シリル・ガンヌ(フランス)

<フェザー級/5分3R>
カブ・スワンソン(米国)
ダニエル・ピネダ(米国)

<ライト級/5分3R>
ヘナト・モイカノ(ブラジル)
ラファエル・フィジエフ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
ビリー・クゥアンティロ(米国)
ギャヴィン・タッカー(カナダ)

<女子ストロー級/5分3R>
テシア・トーレス(米国)
サム・ヒューズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
チェイス・フーパー(米国)
ピーター・バレット(米国)

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Report UFC UFC255 ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル ブログ

【UFC255】目まぐるしい攻防のなかで、ロイヴァルが右肩を脱臼。攻めていたモレノがTKO勝ち

<フライ級/5分3R>
ブランドン・モレノ(メキシコ)
Def.1R4分59秒by TKO
ブランドン・ロイヴァル(米国)

サウスポーのロイヴァルが右ジャブから左の蹴りを繰り出す。その左ミドルに右を合わせたモレノはスイッチからの右ローにも右を狙う。左ミドルから左フックのロイヴァル、ここでモレノがダブルレッグを合わせる。ハーフからフルガードに戻したロイヴァルは蹴り上げからスタンドに戻る。

ローを蹴り合った両者、モレノの右をブロックするロイヴァルだが左を当てられる。右ヒザを返し、左前蹴りからスピニングバックエルボーを見せたロイヴァルに対し、バックを取ったモレノはワンフック&シートベルトに。トラックポジションではなく、バックチョークを狙うモレノはアゴの上からRNCクラッチ、結果的にツイスター的な極めになる。

クラッチを剥がしてピンチを脱したロイヴァルは、ワンフックの足を取りに行く仕草を見せる。反応してヒザを抜いたモレノ、ここでロイヴァルがフルガードに。足を取ってヒザ十字狙いも、上を取ったモレノが鉄槌の連打で猛攻を仕掛けレフェリーが試合をストップした。急に動きが止まったロイヴァルは右肩を脱臼していた模様で、直後にセコンドが肩を入れなおしたが残念な幕切れとなった。


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Interview UFC UFC255 ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル ブログ

【UFC255】モレノと対戦、スクランブルの向こう側=ブランドン・ロイヴァル「ガスタンクが満タン」

【写真】三角、オモ、十字、ゴゴのダイヤモンドコンビネーションは見るモノをうならせるブランドン・ロイヴァル(C)Zuffa/UFC

21日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC255のプレリミメインで、ブランドン・ロイヴァルがブランドン・モレノと対戦する。

昨年11月にLFAフライ級チャンピオンとなったロイヴァルは、6月にコンテンダーシリーズ出場が決まっていたが、コロナの影響で延期されると同時に、UFCからコールを受けた。

TUFウィナーで世界王座挑戦経験のあるティム・エリオット、カイ・カラフランスに連続一本勝ちのロイヴァルは判定負けを恐れず、下になってサブミッションを狙うことができる。ここで勝てば、タイトル挑戦が見えてくるロイヴァルの心境を尋ねた。


──ブランドン・モレノ戦に向けて、大統領選挙やコロナの第3波が米国で起こり大変な状況だったと思います。調整に問題はなかったですか。

「コロラド州は合衆国のなかでは、マスクも常につけているし、可能な限りの対策をしている州なんだ。このところ陽性者数の数はグンと増えているのも事実だよ。ただ米国はどこでも検査ができるようになっているし、怖がっていても試合に向かうことはできないので、ポジティブに考えるようにしている。

ラスベガスに入る前にもテストをしているし、UFCの検査体制はグンを抜いているよ」

──ではキャンプも滞りなくできましたか。

「人数を少なくし、マスクをつけて練習する必要はあるけど問題なくトレーニングキャンプを続けることはできたよ。僕らはマスクをつける習慣がなかったから、これこそニューノーマルだよね」

──ニューノーマルの時代だからこし、チャンスを掴んことができたブランドンですが、次の試合への自信のほどを聞かせてください。

「そりゃ自信はあるよ。ブランドン・モレノは才能のある対戦相手だけど、どの局面になっても僕はやるべきことをやり切る自信は持っている。立ち技、レスリング、グラウンド、どこでも技術的に上回っている。UFCでの試合だし、戦う相手は誰もが十分な力を持っている。タイトルショットの権利を勝ち取るには、適した相手だよ」

──ブランドン・モレノの長所と短所はどのように考えていますか。

「打撃は勢いがある。コンビネーションもハードだ。でも、ちょっと荒いよね。一番の強さは試合のリズムを変えることができること。ラウンドとラウンドの間のインターバルでコーチが指示を与えると、すぐに頭を切り替えて戦い方を変えることができる。その辺りは器用だと思う。多くのファイターは、それができないからね。そうだね。そういうことができるのがブランドン・モレノの良いところで、僕も気に入っているよ」

──先ほどはどの局面でも技術的に上回っていると言っていましたが、ブランドン・モレノと戦ううえで一番のアドバンテージはどこだと考えていますか。

「グラウンドゲームは言うに及ばず、打撃の精度もブラウンドン・モレノより高いところかな。そしてガスタンクが満タンなこと。コロラドという標高の高い場所で生活し、心肺機能を高めるトレーニングはジムでも常に行っている。間違いなく、スタミナは僕のなかでのストロング・ポイントの一つ、僕の能力だよ」

──今回の大会、メインはフライ級選手権試合です。どちらが勝つと思っていますか。

「僕は予想はしないんだ。凄く良い試合になることは間違いないよ」

──タイトルショットを得るには、モレノ戦以降で戦わないといけないと思っている相手は?

「そこは気にしていない。ただ、ブランドン・モレノに勝つことで、挑戦権の持つ一握りの人間の1人になれると思っている」

──ブランドン・ロイヴァルがUFCのトップに立った時、MMAが変わると思っていますか。

「そう思ってくれているのなら、感謝するよ(笑)」

■視聴方法(予定)
11月22日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC255計量結果

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]デイヴィソン・フィゲイレド: 125ポンド(56.7キロ)
[挑戦者]アレックス・ペレス: 124.5ポンド(56.47キロ)

<UFC世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]バレンチーナ・シェフチェンコ: 124.5ポンド(56.47キロ)
[挑戦者]ジェニファー・マイア: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ペリー: 175.5ポンド(79.6キロ)
ティム・ミーンズ: 171ポンド(77.56キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・チューケイギアン: 125.75ポンド(57.03キロ)
シンシア・カルヴィーロ: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マウリシオ・ショーグン: 205.5ポンド(93.21キロ)
ポール・クレイグ: 205.5ポンド(93.21キロ)

<フライ級/5分3R>
ブランドン・モレノ: 125ポンド(56.7キロ)
ブランドン・ロイヴァル: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョアキン・バックリー: 182.5ポンド(82.78キロ)
ジョーダン・ライト: 185ポンド(83.91キロ)

<女子フライ級/5分3R>
アントニーナ・シェフチェンコ: 125ポンド(56.7キロ)
アリアネ・リプスキ: 126ポンド(57.15キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコラス・ダルビー: 170ポンド(77.11キロ)
ダニエル・ロドリゲス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アラン・ジョバーン: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジャレッド・グッデン: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル級/5分3R>
カイル・ダウカウス: 185.5ポンド(84.14キロ)
ダスティン・ストーツフス: 184.5ポンド(83.68キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ルイス・コスケ: 170ポンド(77.11キロ)
サーシャ・パラトニコフ: 170.5ポンド(77.34キロ)

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【UFC255】計量終了 世界戦もプレリミも、男女フライ級に注目。タフネス、ウェルター級生き残り合戦

【写真】王者フィゲイレド、挑戦者ペレス──UFCフライ級新時代を思わせる世界戦だ(C)Zuffa/UFC

21日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC255「Figueiredo vs Perez」の計量が20日(金・現地時間)に行われた。

今大会は男女フライ級の世界戦がメインとコメインで組まれており、UFC世界フライ級王者デイヴィソン・フィゲイレドがアレックス・ペレスの挑戦を受け、UFC世界女子フライ級王者ファレンチーナ・シェフチェンコはジェニファー・マイアを相手に防衛戦を戦う。


7月にジョセフ・ベナビデスを破り、フライ級の頂点に立ったフィゲイレドにとって今回の試合は初防衛戦だ。当初の予定では元バンタム級王者コディ・ガーブラントが挑戦する予定だったが、上腕二頭筋の肉離れて欠場となりペレスに挑戦権が巡ってきた。

ペレスはチーム・オーヤマ所属のファイターで、卓越したレスリングテクニックの持ち主でありながら、打撃の成長も著しく6月にはジョズエ・フォーミガをカーフキックでKOしている。今回は総力戦、レスリング&グラップリングも交えたペレスの全能力が上手く回転すればバックチョークや肩固めという──抑えて極めるサブミッション、スクランブルのなかでのギロチンやアナコンダ、ダースチョークという絞め技での王座奪取を有りうる。

殴って蹴っては当然として、組んでも強く、寝技で仕留める力を持つP4Pといっても過言でないシェフチェンコは、4度目のタイトル防衛戦で8月にジョアン・カルダーウッドを腕十字で仕留めたマイアの挑戦を受ける。

マイアとしては爆発力とパンチの回転力をフル活用して戦いたいところだが、フック系のパンチをかわす術に長けているチャンピオンは、挑戦者の隙をついた打撃で削って完封&完勝しても不思議でないだけ完成度は高い。

この他、マウリシオ・ショーグンが出場するメインカードも興味深いが、プレリミでは世界王座争われる階級の試合が見所満点だ。

フライ級ではブランドン・モレノとブランドン・ロイヴァルのブランドン&LFAフライ級王者対決が組まれた。

1度はUFCを離れたモレノだが、フライ級の活動続行を受けLFAフライ級王者からカムバック。ここからは限りなく白星に近かったアスカル・アスケロフとのドローを含め、3試合負けなしの状態だ。

一方ロイヴァルはコンテンダーシリーズ出場が決まっていたが、コロナ需要もありUFCと飛び級で契約を果たす。デビュー戦でタイトルコンテンダーのティム・エリオットを肩固めで破り、カイ・カラフランスをギロチンで一蹴している。スクランブルの向こう側、動き続けるなかでフィニッシュを狙う姿勢のロイヴァルは、下からの攻めにも絶対の自信を持つ。

女子フライ級ではチャンピオンの実姉アンニーナ・シェフチェンコが、ブラジルの美獣──クイーン・オブ・バイオレンスことアリアネ・リプスキと戦う。

KSW王者からUFCに転じ、2連敗から2連勝と調子を上げてきたリプスキはリーチ&上背で上回るアントニーナを相手に、アグレッシブな打撃だけでない部分で詰める必要がある勝負だ。

オープニングマッチでは今年のコンテンダーシリーズからのステップアップ組ルイス・コスケが、韓国のAngel’s Fightウェルター級王者で、UAEウォリアーズを経てオクタゴンに辿り着いたサーシャ・パラトニコフと相対する。

対照的なプロセスを経てUFCに辿り着いたコスケ✖パラトニコフを始め、ウェルター級戦は4試合が組まれた。アラン・ジョバーン✖ジャレッド・グッデン、ニコラス・ダルビー✖ダニエル・ロドリゲスらは佐藤天と絡むことも十分にあり得るファイター達のサバイバル戦だ。これら3試合と違いメインで組まれたウェルター級戦=マイク・ペリーとティム・ミーンズの一番は、ペリーが5.5ポンドの大幅オーバーながらキャッチ戦として実施される。

■視聴方法(予定)
11月22日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC255計量結果

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]デイヴィソン・フィゲイレド: 125ポンド(56.7キロ)
[挑戦者]アレックス・ペレス: 124.5ポンド(56.47キロ)

<UFC世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]ヴァレンチーナ・シェフチェンコ: 124.5ポンド(56.47キロ)
[挑戦者]ジェニファー・マイア: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ペリー: 175.5ポンド(79.6キロ)
ティム・ミーンズ: 171ポンド(77.56キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・チューケイギアン: 125.75ポンド(57.03キロ)
シンシア・カルヴィーロ: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マウリシオ・ショーグン: 205.5ポンド(93.21キロ)
ポール・クレイグ: 205.5ポンド(93.21キロ)

<フライ級/5分3R>
ブランドン・モレノ: 125ポンド(56.7キロ)
ブランドン・ロイヴァル: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョアキン・バックリー: 182.5ポンド(82.78キロ)
ジョーダン・ライト: 185ポンド(83.91キロ)

<女子フライ級/5分3R>
アントニーナ・シェフチェンコ: 125ポンド(56.7キロ)
アリアネ・リプスキ: 126ポンド(57.15キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコラス・ダルビー: 170ポンド(77.11キロ)
ダニエル・ロドリゲス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アラン・ジョバーン: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジャレッド・グッデン: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル級/5分3R>
カイル・ダウカウス: 185.5ポンド(84.14キロ)
ダスティン・ストーツフス: 184.5ポンド(83.68キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ルイス・コスケ: 170ポンド(77.11キロ)
サーシャ・パラトニコフ: 170.5ポンド(77.34キロ)

The post 【UFC255】計量終了 世界戦もプレリミも、男女フライ級に注目。タフネス、ウェルター級生き残り合戦 first appeared on MMAPLANET.