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ケビン・ホランドがウェルター級転向、3.5『UFC 272』でアレックス・オリヴェイラと対戦


 UFCが3月5日にネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催する『UFC 272』でケビン・ホランド vs. アレックス・オリヴェイラのウェルター級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 ホランドは10月の『UFC Fight Night 193: Santos vs. Walker』で行われたカイル・ドーカス戦が1Rノーコンテストになって以来の試合。ドーカスがリアネイキッドチョークで勝利したと思われましたが、その前のバッティングのダメージが大きかったと判断されノーコンテストとなっています。UFCでは一貫してミドル級で現在ミドル級ランキング14位ですが、ドーカス戦の前は2連敗していたこともあり今回ウェルター級転向初戦となります。

 オリヴェイラは同じく10月の『UFC Fight Night 193: Santos vs. Walker』でニコ・プライスに判定負けしており現在3連敗中。続きを読む・・・
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Report UFC UFN ESPN+51 UFN193 カイル・ダウカウス ケビン・ホランド ブログ

【UFN193】頭突きでダウンのホランド、ダウカウスのアナコンダ→ギロチン→RNCでタップもNCに

<ミドル級/5分3R>
ケビン・ホランド(米国)
NC 1R3分43秒
カイル・ダウカウス(米国)

左ローから左ハイを狙うホランド。組んだダウカウスがケージに押し込み、ヒザを入れる。急所だと抗議したホランドは、バックを狙いから崩れそうになっても耐え、一旦尻もちをつつかされて、すぐに立ち上がる。ヒザを入れて正対したダウカウスは、体を入れ替えられてもギロチンからネルソンへ。

何やら言葉を吐くことが多いホランドは、首を固められた状態で足の甲にストンピングを続ける。残り2分20秒でブレイクが掛かり、オクタゴン中央で試合が再開する。右を見せたダウカウス、続くホランドのステップイン&左フックに頭が当たる。ダウン状態のホランドは、レフェリーが試合を流しサイドバックからパンチを連打され、シングルに出るとアナコンダ。上を取ったダウカウスがマルセロチンへ。ここも耐えたホランドだが、バックを制したダウカウスが、スタンドでRNCでタップを奪った。

すぐにウィナーコールはなく、審判団がコミッションと話し合う。ホランドのダウンは完全に頭突きが原因だが、そのまま試合が続いたことで全てを無かったことにしてリスタートは難しい。マッチメイカーのショーン・シェルビー、マーク・レトナーも話し合いに加わり競技が続く。

結果、試合はノーコンテストに。頭突きは確か、これでホランドが敗者となるのはフェアではないが、試合が続き勝つために動き続けたダウカウスにとっても気の毒なレフェリーのミスだった。


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Report UFC UFC ESPN21 ケビン・ホランド デレック・ブルンゾン ブログ

【UFC ESPN21】ブルンゾンがホランドに打撃戦を許さず、完勝。ホランドは最後まで無意味な言葉続ける

<ミドル級/5分5R>
デレック・ブルンゾン(米国)
Def.3-0:49-45.49-46.49-46
ケビン・ホランド(米国)

サウスポーから左の蹴りを見せたブルンゾン、ホランドは負け蹴りからパンチへ。一旦離れた両者、ホランドが前蹴りでスリプして尻もちをつく。立ち上がり際に、ブルンゾンが右を当ててダウンを奪う。クローズドガードの中でトップを取ったブルンゾンが、オープンになってもスクランブルに持ち込ませない。

ホランドは四の字で組んだクローズドガードでは、もちろん立ち上がることはできない。このまま残り1分を切り、試合展開は変わらないまま両者が言葉を交わすシーンが見られた。コーナーに戻ってもブルンゾンはカビブ・ヌルマゴメドフに大きな声で話しかけ、セコンドが何かアドバイスすることもなかった。

2R、左の蹴りを見せるホランドだが、慎重な動きのなかで組まれると、またも言葉を続ける。話すより、戦えと言いたくなる態度のホランドが、離れたブルンゾンに右を当てる。もう一発当て、バランスを崩したブルンゾンはシングルからレッグリフト、ボディロックに組み替えてテイクダウンを決める。

すぐにマウント並行したブルンゾンは、ケージを蹴って足を狙ったホランドに対し、体を捻ってトップを取りそのまま肩固めへ。足を抜いて、抑えるブルンゾン。ホランドはまだ何か話している。後方回転から立ち上がって離れたホランドは、またもダブルレッグでテイクダウンを許す。下になって、ヌルマゴメドフに大きな声でアドバイスを求めるホランド──もう、失格でも良いかと思う下らないふるまいだ。

インターバル中にまたも、言葉を続けるホランドは3Rが始まると、右を当て直後にシングルからバックに回られテイクダウンを許す。ケージを蹴ってからの腕十字を防がれ、蹴り上げもガードの中にブルンゾンを置いたホランドは、またもヌルマゴドフに話しかける。

四の字フックのクローズドで固めるホランドに、ブルンゾンがパンチからエルボーを入れる。大きな動きがないまま、ホランドは下にステイしブルンゾンのパンチを受け続け、時間になった。

4R、ブルンゾンの右ローに右を伸ばすホランドが、左ジャブから右を打ち込む。クリンチから離れたブルンゾンは、首相撲のアッパーをいれ組んでバックへ。問題なくトップを取ったブルンゾンに対し、ここでホランドはスクランブルで立ち上がる。直後に大内刈りで倒されたホランドは、ここも四の字でクローズドを取る。上体を起こしたブルンゾンのエルボーを被弾し、イエーイと声を挙げるホランドは掌底で耳の横を殴る。

ブルンゾンはエルボーを織り交ぜて、パウンドを入れると腕十字狙いから後方回転して立ち上がったホランドをケージに押し込む。そのままケージに押し込まれたままでホランドはラウンド終了となり、最終回に向かうこととなった。

5R、ブルンゾンのパンチを繰り出し、ケージ中央でのクリンチの状態が続き、ホランドがテイクダウンを決める。このテイクダウンに喜びを露わにしたホランドは、ブルンゾンのケージの中に収まる。ボディを殴るホランドは、腰を上げるとブルンゾンを持ち上げてスラムへ。クローズドを取り続けたブルンゾンも「ホォー」と声を挙げる。

残り90秒、勢いのあるパンチを入れたホランドは最後の勝負を賭けてスタンドに戻る。ブルンゾンは打撃戦の時間を与えず、ダブルレッグへ。背中をつけさせられたホランドは、笑顔を見せるがもう打つ手はない。ブルンゾンは残り10秒でスタンドに戻るも、ブルンゾンは勝負を諦めており最後にジャンプして鉄槌をみせたところで時間となった。

結果は聞くまでもなくブルンゾンに。敗北が決まった瞬間も両手を挙げて、前に進み出て笑顔を見せたホランド──最後まで勝負を真正面に見つめることなく試合を終えた。


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