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【ONE127】堀口恭司曰くプレイボーイ=身長150センチの猛者、グスタボ・バラルト「楽しみ」

【写真】ラテンなムードいっぱいのバラルト。強くて、明るいファイターだ (C)MMAPLANET

11日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで行われるONE127「 Bad Blood」で、グスタボ・バラルトが猿田洋祐と対戦する。

ロンドン五輪のグレコローマンレスリングにキューバ代表として出場、MMAに転向しフロリダに移住したバラルトはTitan FCからアジアに目を向け、2019年4月からONEで戦うようになった。

しかし思いもしない3連敗を喫し、崖っぷちの状態で昨年7月に澤田龍人と対戦しサークルケージ初勝利を挙げている。ポテンシャルの高さは間違いない。その実力が、ATT移籍によってようやく発揮し始めた。堀口恭司が『プレイボーイ』と呼ぶ──身長150センチの実力者バラルトにインタビューを試みた。


──インタビューの機会を設けていただき、ありがとうございます。ムーチョス・グラシアス。

「アリガト、アリガト」

──猿田選手と金曜日に戦いますが、今の気持ちを教えてください。

「今回の試合は、楽しみでならないよ」

──Titan FC時代からグスタボの試合のフォローさせてもらっていましたが、まさかONEに来て3連敗をするとは思ってもいなかったです。

「最初の試合と2試合目は、僕に裁定がつかなったけど負けたとは思っていない。3試合目にKO負けた時は、個人的に色々な問題を抱えていた時期で、それが影響して自分に負けてしまったんだ」

──澤田龍人選手との試合で、ようやく結果が出たのですが、動きも思い切りの良さだけでなく抑えるべきところで抑えるファイトができていたように感じます。

「心機一転、新たな環境で試合に臨むことができたのが一番大きかった。個人的な問題も解説し、僕の体格にあった強い選手が多くいるATTに移籍したんだ。ONE世界フライ級王者のアドリアーノ・モライシュ、RIZINチャンピオンのキョージ・ホリグチ、UFCのアレッシャンドリ・パントージャという素晴らしいチームメイトと、しっかりとトレーニングをして、あの試合に臨んだ。成長していたし、力強いファイトができたと思う」

──堀口選手ともチームメイトなのですね。

これがバラルトの普段着?!

「キョージとは、とても仲が良いよ。

僕は結構、おしゃれに着飾るのが好きでヘアスタイルや服装も色々と拘りを持っているんだ。そうしたらキョージはいつも『プレイボーイみたいだ。それでマイアミに遊びに行くのか』ってからかってくるんだよ(笑)。ホントにキョージとは良い練習をさせてもらっているよ。

ATTではマイク・ブラウンが練習の段階から、しっかりと試合に向けて調整してくれる。それとレスリングコーチのスティーブ・モッコにも凄く助けてもらっているよ。さっきも言ったように軽量級の強い選手が多くて、凄く良いスパーリングができる。皆、やる気に満ちていて良い影響を受けまくっているんだ。

MMAのチャンピオンがいて、ボクシングではボクシングのチャンピオンレベルのスキルを持つ選手、レスリングのチャンピオン、素晴らしい空手ファイターが互いに背中を押し合っているから吸収することが多い。ATTに移籍して、本当に良かったよ」

──そのようななかで戦う猿田選手の印象を教えてください。

「強い選手だし。気持ちの入った試合をするよね。ヨースケ・サルタと戦えることが、凄く楽しみなんだ。エキサイティングな試合になることは間違いないよ。サルタのグラップリングの技術力は相当高い。でも僕も五輪レスラーだからね、負けないよ。凄く興味深い攻防になるだろうね」

──多くのファイターが長身でリーチがあればアドバンテージだという選手が多いです。逆にグスタボは、どの体格が武器になるのではないでしょうか。

「その通りだよ。僕のようなサイズの練習相手はいないことが多いからね。背が低いからこそ、コンパクトに力強い動きができると思っている。僕のコンパクトさが、パワーのあるパンチを生んでいるんだよ」

──戦車のようですね。

「アハハハ。アリガト。アリガト」

──ONEのストロー級はこの階級では他に比肩することがない、グローバルな戦いの場になっています。そのような場所で戦うことをどのように思っていますか。

「そうなんだ、だからONEで戦う理由だといっても過言でないよ。この体重で試合が組まれるプロモーションは多くない。結果、強い選手が世界から集まっている。ただ、僕としてはONEでストロー級王座を取ると、次はフライ級王座を狙うつもりだ。ストロー級と同様にフライ級でも活躍できると信じているよ」

■放送予定
2月11日(金・日本時間)
午後7時00分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時00分~ONE Super App

■ ONE127対戦カード

<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
[挑戦者]ジョン・リネケル(ブラジル)

<ONE暫定キックボクシング・ヘビー級王座決定戦/3分5R>
アナトリ―・マリキン(ロシア)
キリル・グリシェンコ(ベラルーシ)

<ムエタイ・フライ級/5分3R>
ジョナサン・ハガティー(英国)
モンコルペット・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
猿田洋祐(日本)
グスタボ・バラルト(キューバ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
チェン・ルイ(中国)
マーク・アベラルド(ニュージーランド)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
ダニエル・ウィリアムス(豪州)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ヨッカイカー・フェアテックス(タイ)
ウ・ソンフン(韓国)

<53.5キロ契約/3分3R>
山口V.V芽生(日本)
ジヒン・ラズワン(マレーシア)

<ヘビー級(※65.8キロ)/5分3R>
ダスティン・ジェインソン(カナダ)
ウゴ・クーニャ(ブラジル)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リン・ホーチン(中国)
ビー・ニューイェン(米国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
トーマス・ナルモ(ノルウェー)
オーディー・ディレイニー(米国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
ダスティン・ジェインソン(カナダ)
ウゴ・クーニャ(ブラジル)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
スノト(タイ)
ティオル・タン(米国)

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【ONE127】12日前のオファー、ジヒン・ラズワン戦へ。山口V.V芽生「喧嘩。今回はスポーツじゃない」

【写真】ラズワンの話になると、既に喧嘩モードっぽくもあったV.V芽生 (C)TSP

11日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムでONE127「 Bad Blood」が開催され、山口V.V芽生が12日前のオファーを受けてジヒン・ラズワンと対戦する。

デニス・ザンボアンガ、ジュリー・メザバルバを相手に2連敗中のV.V芽生はショートノーティスで試合に対して、「喧嘩だ」と言い放った。


──4日前の月曜日、都内某所でリングサイド・アナウンサーをしている芽生選手を目にしたような気がしたのですが(※取材は2月2日に行われた)。あの時は、ジヒンと戦うことは決まっていたのですか。

「あの時……ちょうど、行きの車のなかで決まりました。日曜日にオファーがあって、もともとは3月に試合ができないかリクエストを掛けていたので、その契約書が届いたと思いました。そうしたら2月11日だから、『これ、日付間違えていますね』ってことで、確認を取ってもらったんです(笑)」

──そうしたら間違いでなかったと。打診でなく、いきなり契約書が届いたのですね(笑)。

「ハイ、突然届いたので日付が違うと思ったんですよ(笑)。でも、日付が間違っていないことが分かったので、直ぐに『やります』と返事をしました」

──3月に戦うつもりだったとすれば、対戦相手がジヒンだとは思っていなかったのではないですか。

「そうですね。3月だと他の選手での話できていて、私はすぐにやると言っていましたけど、そこから返答はなくて……。結果、この試合の連絡が来ました」

──なんとも……それでも、12日後の試合を即答で受けたと。

「最初は 3月や2月25日の大会で試合がしたくて、そこを視野に入れて練習をしていたので、キャッチウェイトだったら出ますということは伝えていました」

──53.5キロという数字は?

「切りが良いので(笑)。あんまり考えていなかったです。水抜きが必要ない体重で戦いたいと思いました」

──なるほど、キャッチウェイトの体重が56キロに近いぐらいだと、体重を落とすよりも練習をしたいということで心配するところなのですが、1.3キロ上乗せだと練習をしてきていたはずだと安心できました。

「そうですね、普段から体重を増やし過ぎないように気をつけています。正月で少し増えましたけど(笑)、55キロはいかないようにしています。あまりオン・オフで体重が変わるようにしたくなくて、動きやすい体重にしています。もっと絞って筋量や動けるパワーをつけたいという希望もあるので」

──このタイミングで受けた試合。ジヒン・ラズワンの印象を教えてください。下の選手で、猫のヘッドホンをして可愛い子ちゃんキャラなのかと。

「あんまり油断せず、フィジカルでバンバン来るぐらいの気持ちでいます」

──フィジカルが強いという風に捉えているのですか。

「そういう風にしています。インスタとか見ても、体は割りと大きいので」

──相手との比較ではなくて、自身の感覚として体力が落ちてきたと感じることはありますか。

「年齢を重ねることでフィジカルが落ちることもあるでしょうし、超越することもあると思っています。実際に一緒に練習している重鎮たちは、そういうことはどうでも良いというスタンスで戦っていますし。『年を取って、どうなのか?』って疑問を持たれていて、勢いで勝てるのが格闘技の面白いところだと思うんですよね。だから、そういう風に思われるパフォーマンスを見せることができたら、面白いかなって思います」

──私の一番付き合いの長い異性は家内になるのですが、当然一般人ですし体を鍛えているわけでもない。体の不具合は多くなっています。ただし、人間としての強さはどんどん増しているなと感じます。芽生選手もそういうところはないですか。

「ありますね(笑)。どんどん図太くなっていますね。でも、自分よりも年上の方々と付き合っているともっと凄いので。あのう……本当に良い意味で見習っています」

──その年上の方々から『山口芽生はすぐにこっちを年長者として、自分は世代が違うと強調する』というクレームを頂いたことがあります(笑)。

「アハハハハハ。だって私は下ですから(笑)」

──女子MMAが見向きもされなかった時代からやってきたという自負は、素晴らしいと思います。ただし、実際に若い力は台頭しています。自負だけでは勝てないなか、芽生選手自身の成長をどのように感じていますか。

「自分の良さを出すために、色々と新しいことにトライしてきました。そうするとバランスが崩れたりしたことがあって、そこを見直してきました。その部分に関しては、かなり調整できつつあると思います。

それにフィジカルはそんなに心配したことはないです。だからそこよりも、テクニックを身につけたり、外国人特有のダイナミックな動きに負けない戦い方をすることが、フィジカルだけでなくメンタルも含めて必要だと思って。そこをいつも意識してやってきました」

──外国人選手特有のダイナミックな動きとは、実際に戦ってどういう点なのですか。

「雑なんですけど、動きが大きくて持っていかれてしまう。そういうところですね」

──それはデニス・ザンボアンガ戦、ジュリー・メザバルバ戦でも見られましたね。

「ハイ。だからテイクダウンを狙った時も、一度組むと放したくなくなってしまうんです。でも今回はそうじゃなくて一度離れて打ち合ってから、また組みつくとか展開を積極的に創ろうと思います。フィジカルやテクニックだけに頼るのではない、バランスを取ったMMAを戦いたいと思います」

──いきなり試合モードにすることは、心身共に可能でしたか。

「喧嘩です。今回はスポーツじゃないです。私、喧嘩したことないんです。でも、常に喧嘩をしたいとか、乱闘したいっていう気持ちがあって」

──そうなのですか! 意外です。

「ありますよ。ソフトボールをやっていた時とか、相手チームと乱闘したいなって常に思っていました。そういう抑えてきた気持ちを出すチャンスです」

──つまり受けた時点で、臨戦態勢なわけですね。

「逆をいえば、何があっても怖くない。めっちゃ準備してきて、途中でスタミナが切れましたとかって嫌ですけど。10日だから、別に良いでしょって。良い感じに吹っ切れています」

──気持ちは喧嘩でも、MMAとしてジヒンのどういうところに気をつけないといけないと思っていますか。

「さっきも言いましたけど、フィジカルと下からの寝技に気を付ける。でも、積極的に攻めたいと思っています」

──ジヒンにインタビューをした時に、立ち技でも自分にアドバンテージがあると言っていました。

「ホントですか。なるほど、そこは見せてもらいしょう。なんか頭が良さそうで、良くないですね。まぁ、必ず勝ちをもぎ取ります」

■放送予定
2月11日(金・日本時間)
午後7時00分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時00分~ONE Super App

■ ONE127対戦カード

<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
[挑戦者]ジョン・リネケル(ブラジル)

<ONE暫定キックボクシング・ヘビー級王座決定戦/3分5R>
アナトリ―・マリキン(ロシア)
キリル・グリシェンコ(ベラルーシ)

<ムエタイ・フライ級/5分3R>
ジョナサン・ハガティー(英国)
モンコルペット・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
猿田洋祐(日本)
グスタボ・バラルト(キューバ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
チェン・ルイ(中国)
マーク・アベラルド(ニュージーランド)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
ダニエル・ウィリアムス(豪州)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ヨッカイカー・フェアテックス(タイ)
ウ・ソンフン(韓国)

<53.5キロ契約/3分3R>
山口V.V芽生(日本)
ジヒン・ラズワン(マレーシア)

<ヘビー級(※65.8キロ)/5分3R>
ダスティン・ジェインソン(カナダ)
ウゴ・クーニャ(ブラジル)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リン・ホーチン(中国)
ビー・ニューイェン(米国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
トーマス・ナルモ(ノルウェー)
オーディー・ディレイニー(米国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
ダスティン・ジェインソン(カナダ)
ウゴ・クーニャ(ブラジル)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
スノト(タイ)
ティオル・タン(米国)

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ABEMA MMA MMAPLANET ONE ONE Bad Blood ONE Championship ONE Only the Brave アンダーソン・シウバ キック キム・ジェウン グスタボ・バラルト ジャレッド・ブルックス ジョン・リネケル ゼバスチャン・カデスタム タン・カイ チャンネル ビビアーノ・フェルナンデス ラスラン・エミルベク ワン・シュオ 和田竜光 手塚裕之 猿田洋祐 箕輪ひろば 長谷川賢

【ONE Only the Brave】手塚の相手が変更&モンゴルの純真も。2月11日にビビ×リネケル、猿田&長谷川出場

【写真】真冬の栃木で寒中水泳――対戦相手の変更ごときに動じない……? (C)

24日(月・現地時間)、ONE Championshipの公式ホームページで28日(金・同)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Only the Braveの対戦カードがアップデートされ、キック及びMMAで対戦カードが変更されている。

MMAでは手塚裕之の対戦相手が元ONE世界ウェルター級王者ゼバスチャン・カデスタムから、ブラジルのアジソン・マルケスに変更された。ONE関係者によるとカデスタムはコロナ要請ではなく、体調不良で欠場になったとのこと。

コロナ陽性はメインでキックのフェザー級ワールドGP準決勝でチンギス・アラゾフと対戦予定だったマラット・グレゴリアンで、ジョー・ナタウットが代役出場となる。


またバンタム級でプレウ・オトゴンジャルガルとミカエル・デ・ジェズウスのマッチアップが加わった。ともにONE Warrior Series出身、一足先に本戦KOデビューを果たしたモンゴルの純真=オトゴンジャルガルとしては、ONEウォリアーでイ・チャンホに敗れているジェズウスとの試合を落とすことはできない。

またONE JAPANから2月11日(金・同)のONE Bad Bloodの対戦カードも発表され、メインはONE世界バンタム級選手権試合=王者ビビアーノ・フェルナンデス×ジョン・リネケルが2カ月と1週間遅れで実現することとなった。

また同大会には日本から猿田洋祐、長谷川賢が出場し、それぞれグスタボ・バラルト、ムラッド・ラマザノフという難敵と戦うことも決まっている。

■放送予定
1月28日(金・日本時間)
午後7時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時30分~ONE Super App

■ONE Only the Brave対戦カード

<キック・フェザー級ワールドGP準決勝/3分3R>
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
ダビット・キリア(ジョージア)

<キック・フェザー級ワールドGP準決勝/3分3R>
ジョー・ナタウット(タイ)
チンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キム・ジェウン(韓国)
タン・カイ(中国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(キルギス)
ラスラン・エミルベク(キルギス)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オバチッチ(セルビア)
フランシェスコ・エクシャジャ(アルバニア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば(日本)
ジャレッド・ブルックス(米国)

<キック・フェザー級ワールドGP補欠戦/3分3R>
イヴァン・コンドラチェフ(ロシア)
ドビダス・リムクス(リトアニア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
ワン・シュオ(中国)

<ウェルター級(※77.1キロ)/5分3R>
手塚裕之(日本)
エジソン・マルケス(ブラジル)

<キック・108キロ契約/3分3R>
ポール・エリオット(英国)
アンダーソン・シウバ(ブラジル)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
プレウ・オトゴンジャルガル(モンゴル)
ミカエル・デ・ジェズウス(ブラジル)

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BELLATOR Combate Global DWCS S05 Ep02 LFA MMA ONE PANCRASE UFC   カーロス・ヴェルガラ グスタボ・バラルト サイモン・オリベイラ チディ・ンジョグアニ ブルーノ・コヘア ブログ ホセ・アルダイ マリオ・ソウザ ムイン・ガフロフ

【DWCS S05 Ep02】パンクラス来日オリベイラ、元ONEのガフロフらが出場。これはUFCプレリミでしょ!! 

【写真】パンクラスと強さを見せたサイモン・オリベイラとONEでジョン・リネケルと真っ向勝負をしたガフロフら、他プロモーションではメインイベンター級のファイターが勢揃いするとんでもないDWCW2021年第2週だ(C)KEISUKE TAKAZAWA & MMAPLANET

7日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDana White’s Contender Series2021の第2週が開催される。先週のエピソード01では4試合で5人がUFCと契約、例え試合に敗れても気迫を見せればステップアップもあるという状況で10人のファイターが、ダナ・ホワイトの御前試合に挑む。

メインでジョシュ・クィンランと戦う予定だったダレン・ウィークスがコロナ陽性でファイトウィークを迎えて欠場となり、代役のローガン・アーバンがスクランブル発進となった。この両者がヘッドライナーの今大会だが、その前の4試合に出場する選手が断然に興味深く、UFC本戦のプレリミと遜色ない──つまりフィーダーショーではメインイベンターが集結したイベントとなる。


まずオープニングファイトのバンタム級戦ではONEからUAEW経てコンテンダーシリーズと契約したタジキスタン人ファイターのムイン・ガフロフが、チャド・アンヘリガーと戦う。

カナダのアンヘリガーは、キャリア10勝5敗で同国のRISE FCフライ級王者だ。昨年8月にアンヘリガーは、先のTUF29ファイナルに出場したブレディ・ヒースタンドからKO勝ちしており、この記録だけで見るとUFCと契約できる力の持ち主である。

そんなアンヘリガーに対し、ガフロフはキャリア17勝3敗でONEではレアンドロ・イッサからKO勝ち、2戦目ではONE初陣となったジョン・リネケルに判定負けも打撃、組み、グラウンドと真っ向勝負し互角の展開だった。ONEのバンタム級で戦う日本人選手にとって手強いライバルとなると思いきや、あっさりとアジアを離れ中東契約でUFCを目指すこととなった。

第2試合ではTUF BR04出場で僅か1戦ながらUFC本戦を経験しているブルーノ・コヘアが、カーロス・ヴェルガラと対戦する。フライ級のコヘアはバンタム級で争われたTUF BR内で公式記録には残らないが、現在Bellatorバンタム級のトップ戦線にいる初代LFAフェザー級王者のレアンドロ・イーゴをRNCで破っている。

TITAN FCではONEで本領を発揮し始めたグスタボ・バラルトに僅差のスプリット判定負けを喫しているが、過去3年で1分を挟み5連勝中のコヘア、捲土重来6年振りのUFC復帰を目指す。ただし、そのチケットを争うヴェルガラが強い。フィーダーショー大手のFURY FCフライ級王者のヴェルガラはスイッチヒッター、強烈な左ミドルを持つ。打撃からテイクダウンの流れもあるヴェルガラだけに、テコンドーからムエタイ&柔術を融合させたコヘアもタフファイトは避けられないだろう。

(C)KEISUKE TAKAZAWA

第3試合には2019年12月にパンクラスに来日し、2日前に同門の金太郎の欠場でスクランブル発進を極めた三村亘を76秒ギロチンで一蹴したサイモン・オリベイラが出場する。

キャリア17勝3敗のオリイラはベイラは、三村戦でも魅せたように驚異の11の一本勝ちと5つのKO勝ちを誇るフィニッシャーだ。

67キロという体重に応じ、強烈な印象を残したオリベイラはパンクラスでバンタム級タイトル・コンテンダーになることが予想されたが、コロナパンデミック発生により来日機会は途絶え、またこの試合が三村戦以来の実戦となる。オリベイラは元々、英国在住アフガニスタン人選手のジャビッド・バジャラトとの試合が組まれていたが、ビザが修得できずホセ・アルダイが代役出場となった。

アルダイはCombate Americas、そしてCombate Globalでキャリアを積んできたストライカーだ。

(C)SCOTT HIRANO

とはいえ、このメキシカン・ストライカーは一撃KOタイプではなく、ガチャガチャとした組み有り打撃戦で競り勝つタイプで、根性を見せれば契約がなるかもという状況は追い風になっているだろう。

(C)Zuffa/UFC

コメインはもはやUFCカードといってもおかしくないミドル級の試合が組まれた。

昨年のコンテンダーシリーズで勝利しながら契約できなかったマリオ・ソウザは、12勝1敗というレコードの持ち主で、コンテンダーシリーズという場では何が必要かを噛みしめて、セカンドチャンスに掛けているに違いない。

(C)BELLATOR

そんなソウザの最終査定マッチの相手は、チディ・ンジョグアニだ。

元WEC及びUFCファイターのアンソニーを兄に持つンジョグアニはBellatorで5勝3敗と勝ち越していながらLFAに転身、そしてUFC入りを目指す。とはいえ19の勝ち星(※7敗)のチディは、既にメルギン・ギラードを筆頭に5人のUFCベテランから勝利を手にしている。チディがコンテンダーシリーズに出場というだけで、UFC目線で見た世界のMMAがどれだけレベルアップしているのかが分かる──今週のコンテンダーシリーズだ。

■視聴方法(予定)
9月8日(水・日本時間)、午前9時~UFC FIGHT PASS

■ DECS S05 Ep02対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・クィンラン(米国)
ローガン・アーバン(米国)

<ミドル級/5分3R>
マリオ・ソウザ(ブラジル)
チディ・ンジョグアニ(米国)

<バンタム級/5分3R>
サイモン・オリヴェイラ(ブラジル)
ホセ・アルダイ(メキシコ)

<フライ級/5分3R>
ブルーノ・コヘア(ブラジル)
カーロス・ヴェルガラ(米国)

<ブラジル級/5分3R>
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
チャド・アンヘリガー(カナダ)

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Interview Special グスタボ・バラルト ブログ 澤田龍人 青木真也

【Special】月刊、青木真也のこの一番─番外編02─バラルト✖澤田龍人「反則やり得になる」

【写真】ここから後頭部に入っているパンチは、複数回見られた (C)ONE

過去1カ月に行われたMMAの試合から青木真也が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観──青木のMMA論で深く、そして広くMMAを愉しみたい。

青木が選んだ2021年7月の一番─番外編─第二弾は7月30日に行われたONE Battle Groundからグスタボ・バラルト✖澤田龍人戦について語らおう。


──青木選手が選ぶ7月の一番、番外編として複数の試合を取り上げたいということですが、次の試合はいかがでしょうか。

「澤田龍人とグスタボ・バラルトですね。この試合、澤田龍人の負けっておかしくないですか? 相手はイエロー2枚ですよ。これで負けるって可哀そうですよ」

──自分も勉強不足なのですが、イエロー1枚で攻勢点の20パーセントが差し引かれると。それって……。

「分からないですよね(笑)。どういうことなんだよって。それにしても20パーセントが2回で40パーセントだし。なら澤田龍人は判定負けにならないだろうって」

──2回目は20パーセント引かれた80パーセントのなかから20パーセントなのか。

「全く分からない。どっちしてもイエロー2回で、あの流れだと負けてねぇだろうって思いますけどね」

──急所攻撃もそうですが、イエローにならなかった後頭部へのパンチ、あれは確実にダメージを与えたと思います。澤田選手の動きが止まりましたし、その後のバラルトの攻勢は反則攻撃があったからこそと見ることもできます。

「その通りだし。あの攻撃を不当だと認めたのだから、注意が入った。つまり反則ですよね。反則だから、攻勢点はないわけで。なら、さすがに澤田龍人が勝つだろうと思っていたら、負けたのは……何なんだろうなって。反則した者勝ちになりますよね、これでは」

──キムラの態勢でのボディロックテイクダウンも、下手すると頭が落ちる角度ですし。頭を打つからダメなのか、頭を打つ可能性がある投げがダメなのか。その辺りを我々も明確に知る必要があると改めて感じました。

「そこもあるし、後頭部への反則パンチはエディ・アルバレスとユーリ・ラピクスの試合で、エディの反則負けが無効試合に覆ったのも影響しているのかと勘ぐってしまいますね。判断が難しいからレフェリーが思い切って、試合を止めることができなくなったのか」

──澤田選手があのまま頭を抑えて、試合できないとアピールしたら反則勝ちになっていたかもしれない。でも、頑張るから反則攻撃で受けたダメージを引きずって戦う……。

「そうなんですよ。澤田龍人が思い切り痛がっていれば……頑張らないで終わらせていた方が良かったのかって。でも、それはそれで少しの後頭部へのパンチで、メチャクチャ痛がる振りをする奴も出てくるでしょうし」

──サッカーみたいに、ですね。とりあえずアピールする。そしてレフェリーを欺く行為──シミュレーションが適用される(笑)。

「反則か、シミュレーションの罰則かって。それも技術になってしまいます。サッカーなんて、完全にそうじゃないですか」

──そんな見苦しいMMAは見たくないですねぇ(苦笑)。

「反則を厳格に取ると、MMAだってそうなるかもしれない。それにしても、あのレフェリーは酷いです。それ以前の問題です」

──映像を確認して、後頭部へのパンチが何発あり、そのうち何発をレフェリーが見逃したのかプロテストしても良いですよね。 ONEの競技運営陣はどういう組織なのか、ここも我々は見過ごしてきましたけど由々しき問題です。

「いやぁ、あのレフェリーは余りにも……ですよ。あれは酷いです。後頭部へのパンチで動きが止まるなら、ちゃんと対処してほしいですよね。あのレフェリングは怖さがあるッスね」

──コロナの隔離措置で梅木レフェリーがシンガポールへ行けない状況になっています。そして昨年の大会などは、島田裕二レフェリーがレフェリングをしていました。

「島田さんの方が全然、上手いですよ。止める間合いとか、タイミングとか。島田レフェリーも梅木レフェリーも、微妙なところには『コーションだすぞ』と選手にプレッシャーを掛けることができるじゃないですか。

あれがあるのとないのとでは、まるで違ってきます。コーションがあるということは、反則をグレーゾーンのうちに制止できる。あのレフェリーみたいに、やらせ放題にしているとナンボでも続ける選手も出てきますよ。今回のバラルトは完全にそれで、反則やり得になっている。澤田龍人は災難です。

で結局のところイエローより、減点の方が分かりやすい。ラウンドマストの方がMMAは判断がつきやすいというところに落ち着きます。『お前、何をいまさら言っているの』って言われそうですけど、トータルのジャッジって分かりづらいですよ。対してラウンドマストの10-9システムは公平性が担保されやすいです。

スプリットになろうが、シンプルに理解しやすいです──結果を受け止める時に」

──異論を唱えるにしても、うやむや感がない?

「そういうことですね。『おかしいだろう!』って言えるのが、トータルジャッジだと『あれ、なんなんだろうな』ってことになってしまう。澤田龍人は可哀そうですよね、アレで負けにされて連敗になるって。

入られたところから頑張っていたのに。ただ得意な部分のレスリングで攻められると、手詰まりになって引き込んでしまいます。本当はレスラーじゃないのかもしれないから、あのレスリングを途中まで使うスタイルを創っていかないと、ですね。とにかく、今回の澤田龍人の負けは気の毒でした」

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ACA MMA ONE ONE Battle Ground01 ONE Championship   グスタボ・バラルト リン・ホーチン ヴィクトリア・リー 澤田龍人

『ONE Championship: Battleground』試合結果/ハイライト動画

ONE Championship video: Aung La N Sang rebounds with powerful first-round knockout, Victoria Lee scores submission(MMAFighting)
Aung La N Sang def. Leandro Ataides via first-round KO (3:45)

Gustavo Balart def. Ryuto Sawada via unanimous decision

Ritu Phogat def. Heqin Lin via unanimous decision

Jeremy Pacatiw def. Rui Chen via unanimous decision

Victoria Lee def. Wang Luping via first-round submission (armbar) (3:22)


【ONE Battle Ground01】ヴィクトリア・リー、ワン・ルーピンを寝技で圧勝&一蹴(MMAPLANET)

【ONE Battle Ground01】打撃に圧されず、TD&TCとパウンドでリン・ホーチンに快勝(MMAPLANET)

【ONE Battle Ground01】ローブロー、後頭部のパンチで動きを止めた澤田、バラルトに0-3で敗れる(MMAPLANET)

【ONE Battle Ground01】アタイジの組みを凌いだンサンが、フックの連打から右を打ち抜きKO勝ち(MMAPLANET)

 7月30日にシンガポール・インドアスタジアムで開催された『ONE Championship: Battleground』の試合結果。アンラ・ンサンがレアンドロ・アタイデスに1R KO勝ち。澤田龍人はグスタボ・バラルトに判定負けしています。


 アンラ・ンサン vs. レアンドロ・アタイデス ハイライト動画。


 ヴィクトリア・リー vs. ワン・ルーピン ハイライト動画。続きを読む・・・
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MMA ONE ONE Battle Ground01 グスタボ・バラルト 澤田龍人

【ONE Battle Ground01】ローブロー、後頭部のパンチで動きを止めた澤田、バラルトに0-3で敗れる

<ストロー級(※61.2キロ)/5分3R>
グスタボ・バラルト(キューバ)
Def.3-0
澤田龍人(日本)

頭の頂点が、澤田の目の高さというバラルト。澤田が右ミドルを蹴る。左フックを振るうバラルトに右を入れた澤田だが、左ローが急所に入り、その前にアイポークもあったか目を抑えている。再開後、右ローを蹴った澤田だが飛び込んでの左フックを被弾する。澤田が右ハイ、そして右ロー蹴って右を伸ばす。バラルトはそこにフックを振るうが、澤田も左フックにローシングル、腕十字も見せるがバラルトが腕を抜いていく。

バラルトは右から左フックを振り、シングルに足を抜く。澤田は右前蹴り、さらにワンツーを当てる。差し上げテイクダウンからスクランブルのなかで右を当てた澤田。直後にバラルトのヒザ蹴りが急所に入り、またも試合が中断する。

リスタート後、左フックを額で受けた澤田が左から右フックをヒットさせると、バラルトがバランスを崩す。それでもフックを返すバラルトが組んでシングルへ。バックに回ったバラルトがヒザを腰に入れる。ボディロックで前方にテイクダウンしたバラルト、澤田が立ち上がるがバックを取られたまま初回を終える。

2R、ローに左を合わせようとした澤田の右ハイ、バラルトの左フックはどちらもガードの上に。澤田が右を当て、バラルトも左フックから組んでヒザを突き上げる。ケージ際のレスリングの攻防で、ヒザを入れた澤田だが首を抱えたところで背中に回れる。腹ばいでテイクダウンしたバラルトは、後頭部にも入ったパンチの連打に続き、澤田のシングルを切ってがぶるとヒザを顔面に入れる。

スタンドに戻り、打撃の間合いになるとバラルトが頭からぶつかっていくが、レフェリーは流す。澤田は下がらずジャブを伸ばすが、バラルトが左右のローを蹴る。シングルを切り、ケージに澤田を抑えたバラルトはスピニングバックフィスト、続いて左フックを入れた試合をリードした。

最終回、バラルトがガードの上から左フック、続く跳びながらの左ミドルが急所に入り澤田が崩れる。ついにバラルトにイエローカードが提示される。3度目のリスタート後、澤田の右ストレートが綺麗に決める。バラルトは左右の大振りからダブルレッグを決め、スクランブルでもボディロックテイクダウンで澤田を離さない。

後方に投げ、バックに着くバラルトがキムラもスラムで対処する。後方へエルボーを入れた澤田だが、胸を合わせることができない。胸を合わせた澤田は、ダブルで持ち上げられたテイクダウンを取られる。左右のパウンドを落としたバラルトは、腕十字を防いでレスリングアップもがぶっていく。ついには引き込んだ澤田、下になるなら極めが必要だ。

左のパウンドを落としたバラルトは、腕十字をもう一度防ぎ、がぶりからヒザを顔面に入れると、最後はバックコントロールから左フック──が後頭部へ。残り3秒のブレイク、バラルトに2度目のイエローが与えられ、再開からすぐに試合が終わった。

何度もバラルトの反則攻撃で中断された試合は、0-3でバラルトに凱歌が挙がった。


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ABEMA MMA ONE   オンラ・ンサン キック グスタボ・バラルト チャンネル ボクシング ミャオ・リータオ ヴィクトリア・リー 澤田龍人

【ONE Battle Ground】澤田龍人の次戦=グスタボ・バラルト戦が、録画からライブ中継枠に昇格!!

【写真】愛猫のレオ君、♂と。日本にいては、経験できない日々を澤田は送っている (C)MMAPLANET

30日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE「Battle Ground」に澤田龍人が出場し、グスタボ・バラルトと対戦することが決まった。

当初の予定では澤田は当日収録で、2週間後に放送されるBattle Ground02でバラルトと対戦予定だったが、キックボクシング戦=シッティチャイ・シッソンピーノンと対戦するはずだったタイフン・オズカンの負傷欠場で、澤田の試合がライブマッチ昇格を果たした。

シンガポールのEvolve MMAに在籍。そのシンガポールのコロナ予防対策がフェーズ2に戻り、大会直前にジムが閉められたという澤田にZoomインタビューを行った。


──おっ、いきなりの笑顔ですね。

「やはりライブになったので」

──いつ正式決定したのでしょうか。

「昨日(※取材は26日に行われた)ですね。シアー(バハドゥルサダEvolve MMAヘッドコーチ)から『生放送に繰り上がったから』ということを聞きました」

──そして、その笑顔と(笑)。

「録画中継よりライブ中継の方が、テンションが上がります。録画の試合は、試合があることも報告できないですし、中継されるまでも期間が長くて、その間も試合の勝敗に関わることを話していけないのでしんどかったです」

──10月8日のミャオ・リータオ戦を皮切りにロビン・カタラン、そして4月のミャオ・リータオとの再戦とダークシリーズが続きましたが、たしかカタラン戦は本当に中継が遅かったですね。

「12月中旬に試合をして、放送が2月の最初で3カ月ぐらいタイムラグがありました……」

──そこで勝利したというのに、4月の試合は5日前に試合が決まり、しかも相手は10月に勝ったミャオ・リータオ。受けたからには勝つしかないのですが、これは気の毒な試合でした。

「あれだけ短時間で試合をしたのも初めてで、準備ができていなかったです」

──正直、モチベーションなど上げようがなかったのではないですか。

「そうですね……、リマッチで……気持ち的には、戦える状態ではなかったのかと思います」

──それでも試合を断ることはできない?

「まぁ、Noとは言えないです。ケガをしていなければ……戦います」

──Evolve MMA所属ですしね。シンガポールは再びロックダウンになり、5月大会が延期されました。そして、限定的に解除されていくなかで今大会が決まったのですが、オファーはいつ頃ありましたか。

「1カ月前ぐらいですかね。7月30日に試合をするというのは決まっていました」

──今大会は日本から出場する選手がいないので、なかなか大会があるのか掴めませんでした。でもEvolve MMAの動向から月末にあるのか──と。ただし、そのなかでシンガポール政府が予防対策をフェーズ2まで引き上げて厳しくしました。

「それがあって、今回の大会も本当にあるのかっていう不安はありました。最初はシンガポールか〇〇〇でやるという風に聞いていて」

──現状動いていても、すぐに〇〇〇ではイベント開催は難しいかと。

「ハイ。そうだろうと思っていました。結局、決まっていないですし。そのうえでシンガポールはまたロックダウンですし、大会ができるかどうか半々だなって感覚ではいました」

──日本にいるとピンとこないのですが、そこまでの状況なのですね。練習の方はフェーズ2になって問題なかったですか。

「ありました。試合が決まってからの1カ月間は、人数制限があってもグラップリングのスパーリングもできていましたが、先週の水曜日からジムが使えなくなりました」

──ジムが閉められということですか。

「ハイ。だからジムの前で、グラウンドはなしで対人練習をしたりしてきました」

──えぇ! 警察が来て止めらたりは?

「2人なら大丈夫です。ただ、ジムは完全にクローズされているので中は使えないです」

──それは……えげつない状況がいつまでも続きますね。

「だいぶ自由になっていた時期もあったのですが……感染者が増えると、またロックダウンですね」

──シンガポール政府は完全に抑え込みたいのですね。

「そうみたいです」

──日本は感染者がどんどん増えても、特にこれ以上の対策はないですし。要は個々で頑張れという方針なのですが、死者の数がそれほどでないので緩んだ空気はもう収まらないかもしれないです。

「シンガポールは少し増えただけで、規制が掛かります」

──慣れとか、気の緩みはシンガポールの人々はないのですか。特に若者は重症化率が低いわけではないですか。

「ないですね。罰金とかありますからね。5人以上集まっていても、そうですし。そこは気をつけますよね。ジムもロックダウン中に営業は絶対にできないです」

──シンガポールは監視・管理社会ですしね。

「そこらにカメラがありますからね(笑)。見回りも凄く多いです。ビシビシと、見張られている感はあります」

──最後の1週間で練習に制限が加わったもののも、それでも5日前のオファーを受けた前回よりも仕上がりは良いのではないですか。

「そうですね。ずっと試合のための練習をしていましたし、対策練習、チームメイトと話すこともできたので。それに明日からホテルですし、ホテルに入るとグレーゾーンかもしれないですが、マットスペースもあるので」

──そういうなかでグスタボ・バラルト戦ですONEでは結果が残せていないですが、実力者だと思います。

「そうですね。相性の悪い相手が多かったような気がします。彼の思う様な試合ができてないです……ただ、テイクダウンはとれても寝かせた後のコントロールはそれほど強くないと思います」

──極端に身長が低いです。

「これまでボカン・マスンヤネとロビン・カタランは、僕より背が低かったのですが、バラルトは特別に低いです。あれだけ小さい選手は、なかなかいないです。それでパンチをぶん回してきて。まぁ間合とかは問題ないので、どれだけの圧力が対峙した時にあるか、ですね」

──前回の試合は色々あったとしても、受けて負けたという結果です。バラルトも負けられない状況ですが、どういう試合をしないといけないと感じていますか。

「今回は負けないことです。負けないことを大前提に試合をしたいです──今回に関しては。一発が強い選手なので、そこを警戒して戦います。レスリングも僕より強いでしょうし。どういう風にスクランブルできるか楽しみです。バラルトの攻撃は頭から突っ込んで来て、あまり考えてなさそうです(苦笑)。

前回、負けてしまったのですが、一からやり直すつもりで気持ちを切り替えてやってきました。ランク5位の選手とこれから戦うことがはできるのか──そこが見られる試合だと思うので、しっかりと勝ちたいと思います。日本人選手は今回、僕だけで。オリンピックも始まっているので、その勢いに負けないよい熱い試合を日本の皆さんに視てもらいたいと思います」

■視聴方法(予定)
7月30日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■ ONE Battle Ground対戦カード

<ONEムエタイ世界ストロー級選手権試合/3分5R>
[王者]サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
[挑戦者] プランチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
オンラ・ンサン(ミャンマー)
レアンドロ・アタイジ(ブラジル)

<ストロー級(※61.2キロ)/5分3R>
澤田龍人(日本)
グスタボ・バラルト(キューバ)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リトゥ・フォーガット(インド)
リン・ホーチン(中国)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
チェン・ルイ(中国)
ジェレミー・ピカティウ(フィリピン)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ヴィクトリア・リー(米国)
ワン・ルーピン(中国)

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