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【UFC284】体重オーバーだが、お見事。躍動クレイジソン・ホドリゲスが、59秒でロスをTKO

<127ポンド契約/5分3R>
クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)
Def.1R0分59秒by TKO
シャノン・ロス(豪州)

忙しく両手を動かすホドリゲスが、スピニングバックキックを見せる。左ローを当て、左ハイから、跳びヒザで前に出て左を当てたホドリゲスが、左ローから右ミドルを決めるこれが効いて動きが止まったロスにパンチを纏めたホドリゲスが、後ろ回し蹴りを狙う。勢いが良すぎてチャボ・ゲレロばりのヒップアタックになってしまったが、ロスはまだ動けずボディを連打され勝敗は決した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC284   アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ イズマエル・ボンフィム クレイジソン・ホドリゲス シャノン・ロス ジェイミー・マラーキー ジャイー・ロドリゲス ジャック・ジェンキンス ジャック・デラ・マダレナ ジョシュア・クリバオ ジョシュ・エメット ズベア・トホゴフ ブレイク・ビルダー メルシック・バダザリアン ランディ・ブラウン ローマ・ルックンブンミー

【UFC284】計量終了 マカチェフ「皆を狼狽えさせる」✖ヴォルカノフスキー「全てをぶっ飛ばす」

【写真】フェザー級の時と同じ動きができるならヴォルカノフスキーにも分があるが、マカチェフの完封劇もある(C)Zuffa/UFC

明日12日(日・現地時間)に豪州はパースのRACアリーナで開催されるUFC 284「Makhachev vs Volkanovski」の計量が行われた。

3年3カ月ぶりの豪州大会のメインはUFC世界フェザー級王者アレックス・ヴォルカノフスキーが、UFC世界ライト級王者イスラム・マカチェフに挑むチャンプチャンプ対決が組まれた。

コメインは王者がライト級王座を目指すフェザー級の暫定王座決定戦がジャイー・ロドリゲスがとジョシュ・エメットの間で争われる。


総勢9名ものご当地ファイターが出場する今大会、一番人気は当然のようにヴォルカノフスキーで、オージーファンの大声援を受けたのとは対照的に、マカチェフには大ブーイングが送られた。

固く握手をしてフェイスオフを行った両者、まずヴォルカノフスキーが「明日は全てを賭けて危険な戦いをする。でも、全てをぶっ飛ばす。Let’s go!!」とシャウトする。

対してマカチェフは「ここに20日間滞在して、皆のことを愛している。でも明日は皆を狼狽えさせる。ありがとう」と話し、大地がうねるようなブーイングを浴びた。なおフライ級のクレイジソン・ホドリゲスとライト級のズベア・トホゴフが体重オーバーで、それぞれシャノン・ロス、エイヴェス・ブレネルとキャッチウェイトで戦うことになっている。

■視聴方法(予定)
2月12日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC284計量結果

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラム・マカチェフ: 155ポンド(70.31キロ)
[挑戦者]アレックス・ヴォルカノフスキー: 154.5ポンド(70.08キロ)

<UFC世界暫定フェザー級王座決定戦/5分5R>
[正規王者] ジャイー・ロドリゲス: 145ポンド(65.77キロ)
[暫定王者]ジョシュ・エメット: 145ポンド(65.77キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン: 171ポンド(77.56キロ
ジャック・デラ・マダレナ: 171ポンド(77.56キロ

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ266ポンド(120.65キロ)
パーカー・ボーター: 264 ポンド(119.74キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジミー・クルート: 204.5ポンド(92.76キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 206ポンド(93.44キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイソン・ペドロ: 206ポンド(93.44キロ)
モデスタス・ブカウスカス: 206ポンド(93.44キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ: 146ポンド(66.22キロ)
メルシック・バダザリアン: 146ポンド(66.22キロ)

<フライ級/5分3R>
クレイジソン・ホドリゲス: 127ポンド(57.6キロ)
シャノン・ロス: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・マラーキー: 155ポンド(70.31キロ)
フランシスコ・プラド: 154.5ポンド(70.08キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ジェンキンス: 145.5ポンド(66.0キロ)
ドン・ジェイニス: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー: 115.5ポンド(52.38キロ)
イズマエル・ボンフィム: 115.5ポンド(52.38キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブレイク・ビルダー: 146ポンド(66.22キロ)
シェーン・ヤング: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ズベア・トホゴフ: 157.5ポンド(71.44キロ)
エイヴェス・ブレネル: 155.5ポンド(70.53キロ)

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【UFC284】元K-1戦士バダザリアンと対戦、ジョシュア・クリバオ─02─「向うが倒す機会を与えてくれる」

【写真】根性ファイトとスコリング、エンターテイメントと勝負論。ファイトだけでなく、思考的にもバランスが取れているクリバオ (C)MMAPLANET

12日(日・現地時間)、豪州はパースのRACアリーナで開催されるUFC 284「Makhachev vs Volkanovski」でメルシック・バダザリアンと対戦するジョシュア・クリバオ・インタビュー後編。

元K-1ファイターで、強烈勢いでパンチと蹴りを武器に戦うバダザリアンを前にして、クリバオにMMAの戦い方を尋ねた。高いファイトIQを誇るクリバオはエンタータイメントと競技の両面からMMAを理解し、また彼流のエキサイティングなファイトの定義を話してくれた。

<ジョシュア・クリオバ・インタビューPart.01はコチラから>


──ファンの後押しは嬉しい限りだと思いますが、ジョシュアのように規律と我慢をもって戦っていると、その声援に乗せられて自制心を失いアグレッシブになり過ぎることはないですか。

「とはいってもファイトはエンタータイメントでもあるしね、そうできる時は皆が喜ぶ試合をしようと心掛けてはいるよ。だから、皆が試合を見に来てくれるわけだし。と同時にはファイティングはスポーツで、勝敗が全て。絶対に勝たないといけない。エンターテイメントとは相手を殴ること。だけど、少しぐらい退屈になっても勝利が必要だ。エキサイティングな試合を心掛けて、勝つ。そのバランスを取ることが大切になってくる」

──シンガポールのチェ・スンウ戦。3Rは攻めまれ、思うように戦えなかったかと。

「最初の2つのラウンドを取っていることは分かっていた。だから、自分から攻めることはしなかった。ちょっとそこの塩梅が難しかったね。リスク管理をした結果だよ」

──逆に最初の2つのラウンドを失っていても、そのままの戦いを続けてしまう選手もいます。

「う~ん、もう後がない時は攻めるしかないよ。それでピンチを招いたり、相手が有利になったとしても攻めないと勝てないんだから。ジャッジの裁定で不利だと思っているなら、やるしかない。何よりも忘れてならないのは勝っている時も、負けている時もやるべきことをやるということ。それがファイトだよ」

ブレイキンバック そのために必要なのは、魔裟斗のスピリットだ(笑)。

──ただファイターも人間で。人間は逆転を狙うよりも倒されないこと、極められないようサバイブが目的になることがあります。

「そうならないために自分が不利な状態での練習が欠かせないんだ。試合でそのような状況にならない方が良い──でも、自分が追い込まれた場面を想定して練習しなければならない。そういう条件下で練習をしていると、実戦が楽に感じられるんだよ」

──ここまで質問は実は日曜日の対戦相手メルシック・バダザリアンが、爆発力のあるアグレッシブな元キックボクサーだからさせてもらってきました。今話したような様々な状況で、ジョシュアはどのような選択するのか。

「彼は頭を殴ってKOするために、前に出て来る。きっと、それは彼の戦闘本能がああいう戦いをさせているのだろう。そう対戦相手が僕を殺しに来る。そういう気持ちでオクタゴンに向かう。そして、最高のジョシュア・クリバオを魅せるつもりだ。

バダザリアンが前に出てくることで、この試合は本当にエキサイティングなモノになる。そうなることが嬉しいよ」

──ジョシュアは相手をおびき寄せて、殴ることに長けています。

「彼が下がって、僕が前に出るような展開だと実際はファンが楽しめる試合にはならないだろう。でも、バダザリアンが懸命に倒しにくれば話は別だ。ファンに最高の試合を見せる自信があるよ。

アグレッシブに前に、前にという風に戦う相手は戦いやすい。チェ・スンウ戦を思い出してほしい。彼が攻めてくるところで、僕はダウンを何度か奪っている。フィニッシュに近づいたシーンもあった。前に出て攻めてくる相手は、僕に隙を見せている。向うが僕にフィニッシュの機会を与えているんだ」

(C)Zuffa/UFC

──そんななかバダザリアンのどの攻撃には警戒が必要だと考えていますか。

「良いテクニックを全般的に持っているけど、一発の威力が強い左のパンチと同じく左の蹴りかな。でも、怖くはない。そしてグラップリングの展開になると、彼に勝ち目はなくなる。まぁ、ぼくが下になることはないけどね。スタンドの展開では僕がケージを背負うことになっても、相手に背負わせても彼は僕の正面に立たないことだ。

試合毎に成長したベストバージョンの状態で戦う。ファイトウィークに記者会見があり、ファンの姿を見ることができる。全てが自然の流れで進んでいることで、僕も凄く落ち着いている。このまま良い調子で、オクタゴンに上がりたい。重ねて言うけど、バダザリアンが倒しにくれば、ファイトは僕のモノだ。

そして、前の試合からどれだけ成長したかを皆に見てほしい。バダザリアンを完全ドミネイトする。新しくなり、以前と違う戦いができるジョシュア・クリバオを見てもらう」

■視聴方法(予定)
2月12日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC284対戦カード

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラム・マカチェフ(ロシア)
[挑戦者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)

<UFC世界暫定フェザー級王座決定戦/5分5R>
[正規王者] ジャイー・ロドリゲス(メキシコ)
[暫定王者]ジョシュ・エメット(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ(豪州)
パーカー・ボーター(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジミー・クルート(豪州)
アロンゾ・メニフィールド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイソン・ペドロ(豪州)
モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ(豪州)
メルシック・バダザリアン(アルメニア)

<フライ級/5分3R>
クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)
シャノン・ロス(豪州)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・マラーキー(豪州)
フランシスコ・プラド(アルゼンチン)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ジェンキンス(豪州)
ドン・ジェイニス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー(タイ)
イズマエル・ボンフィム(ブラジル)

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K-1 MMA MMAPLANET o ONE ONE Championship RIZIN UFC UFC284   アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ イズマエル・ボンフィム キック クレイジソン・ホドリゲス シャノン・ロス ジェイミー・マラーキー ジャイー・ロドリゲス ジャック・ジェンキンス ジャック・デラ・マダレナ ジョシュア・クリバオ ジョシュ・エメット ズベア・トホゴフ ブレイク・ビルダー ボクシング メルシック・バダザリアン ランディ・ブラウン ローマ・ルックンブンミー

【UFC284】日本通? ジョシュア・クリバオ─01─「日本の市場はUFCが介入しづらい状況が整っている」

【写真】クリバオとブレインバック・コーチ。コーチはシドニー郊外にジムを持つ──ウィーン生まれもオーストリア人 (C)MMAPLANET

12日(日・現地時間)、豪州はパースのRACアリーナでUFC 284「Makhachev vs Volkanovski」が開催される。

2019年10月にメルボルンで行われたUFC243以来の豪州大会には、メインでUFC世界ライト級王者イスラム・マカチェフに挑む世界フェザー級王者アレックス・ヴォルカノフスキーを筆頭に総勢9名ものダウンアンダーUFCファイターが出場する。

その中の1人がフェザー級でメルシック・バダザリアンと対戦するジョシュア・クリバオだ。クリバオはオクタゴン戦績2勝1敗1分、通算戦績10勝1敗1分のファイターだ。殴り合いでなくてもダウンを奪う──そんなMMA IQの高さを駆使しながら、喧嘩上等のファイトもやってのける。

殴り合いもスコアリングもできるクリバオの日本のMMA事情に対する見識の高さの驚いていると、その原因がコーチにあることが分かった。それにしても未知の国への理解力の高さと言語化する力……なぜ、クリバオがあれだけファイトIQの高い試合を実行できるのか、理解できたような気がする。


――ジョシュア、次の日曜日の朝にコロナ後に初めて豪州で開催されるUFCでメルシック・バダザリアンと対戦します。今の気持ちを教えてください。

「いつだってファンの前で、その声援を受けて戦うことは最高さ。そして、ファンが僕らの試合を会場で見ることができるということも本当に嬉しいよ。ファイトが観客の前に戻ってきた。素晴しいことだ」

──豪州は厳しいプロトコルが敷かれていました。その豪州にUFCはPPV大会を持ってきました。

「ここ数年、COVIDでビッグショーが開かれることはなかった。そして、今回のPPV大会が豪州で行われるということで、本当に世の中がノーマルに戻ったと実感できる」

──そして9人の豪州人選手が出場し、さながら豪州✖世界の様相を呈しています。その一員として戦うことをどのように感じていますか。

「豪州代表として、国境を越えてくる相手から自分たちを守らないといけない。この国のMMAの土壌をね。豪州人ファイターは気持ちを一つにして戦う。そのこともショーを盛り上げることになるだろう」

──ところで米国から遠く離れているという点では、豪州も日本も変わりありません。そしてMMAの歴史は日本の方が長く、人々に浸透していました。ただし、UFCファイターの数は豪州の方がはるかに日本より多いです。ジョシュア自身、なぜ豪州人ファイターはこれだけUFCにステップアップできるのか、どのように考えていますか。

「理由はいくつかある。豪州人選手がなぜUFCに進むことができるのかというよりも、日本人ファイターはなぜUFCとなかなか契約しないのか──ということだと思う。まず言葉、ランゲージバリアが存在する。それは凄く大きいことだよ。

そして日本にはRIZINという大きなショーが存在している。ONE Championshipも日本人ファイターと数多く契約した。この2つのプロモーションがあって、トップ選手はそこに流れた。また日本はMMA以外にK-1などキックボクシングのマーケットが開拓されていて、UFCが介入しづらい状況が整っている。結果、日本のUFCファイターは少なくなったんだと考えられる」

──ワォ。日本の事情にそこまで詳しく見識のある意見が聞かれるとは……。驚きです。

「実はコーチのおかげさ(笑)。イゴール(ブレイキンバック)は日本語が話せるんだよ」

──えっ、どういうことですか。

「ちょっと、コーチと代わるよ」

──ブレイキンバック・コーチ、なぜ日本語が話せるのですか。

ブレイキンバック ワカイ・トキニ・トーキョー・デ、3ネン・スンデイマス。1999年から2002年まで東京に住んでいたんだ。キックボクシングと柔術の試合をするために、東京を訪れた。トレーニングはタカマサ・ワタナベ先生のアクシス柔術でやっていたよ。

──明大前のですか。

ブレイキンバック ソーデス。メーダイマエ(笑)。そして魔裟斗のスパーリングパートナーで、高田馬場の正道会館のキャンプの時に一緒に練習していたんだ。でも豪州人のワイフと出会い、結婚してシドニーにやってきた。ここで20年前にジムを開いたんだ。

──20年前にシドニーに移り、まだ日本語が話せるのですか。凄いですね。

ブレイキンバック アハハハハ。チョット、ハナセマス。イツモ・ベンキョー・シタクテ。ミナサン・ハ・イツモ・エイゴ・ヲ・ハナスネ。デモ、ワタシ・ハ・ニホンゴ・ハナスネ。シドニーにいて日本語が使いたくて、日本人の友人にを相手に日本語で話しかけるけど、みな私には英語で話してくるんだよ(笑)。

「このイゴールがいてくれるから、僕は日本のことに詳しくなれるのさ(笑)」

──なるほどぉ。それにしても、そこまでしっかりと状況を整理して日本の事情について言葉にできるとは……。ジョシュアのファイトから、高いMMA IQが感じられた理由が分かったような気がします。

「それもコーチのおかげさ。彼は本当にMMA IQが高いから。イゴールの頭脳こそが、僕の最大の武器なんだよ」

──ところで昨年のシンガポール大会でジョシュアの試合をケージサイドで撮影させてもらったのですが、シンガポールの観客の空気感がONEの時とは違っていました。より米国的というのか、英語の野次や声援が多かったです。

「シンガポールと豪州は近いからね。あの時の観客は、本当に豪州人のファンが多かったと思う。豪州からは4選手が出場していたし。もちろん大半の観客が豪州人だったとは言わないけど、あの時は僕らを応援してくれるために多くのファンがシンガポールを訪れていたはずだ」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
2月12日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC284対戦カード

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラム・マカチェフ(ロシア)
[挑戦者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)

<UFC世界暫定フェザー級王座決定戦/5分5R>
[正規王者] ジャイー・ロドリゲス(メキシコ)
[暫定王者]ジョシュ・エメット(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ(豪州)
パーカー・ボーター(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジミー・クルート(豪州)
アロンゾ・メニフィールド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイソン・ペドロ(豪州)
モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ(豪州)
メルシック・バダザリアン(アルメニア)

<フライ級/5分3R>
クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)
シャノン・ロス(豪州)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・マラーキー(豪州)
フランシスコ・プラド(アルゼンチン)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ジェンキンス(豪州)
ドン・ジェイニス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー(タイ)
イズマエル・ボンフィム(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ブレイク・ビルダー(米国)
シェーン・ヤング(豪州)

<フェザー級/5分3R>
ズベア・トホゴフ(ロシア)
エイヴェス・ブレネル(ブラジル)

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AJ・ドブソン DWCS S05 Ep04 MMA UFC クレイジソン・ホドリゲス ハッシャム・アルハガ マイケル・モラレス ヴィクター・マルチネス

【DWCS S05 Ep04】アルハガ計量失敗&一本負け。ドブソン、マルチネス、ホドリゲス、モラレスがUFCへ

<189ポンド契約/5分3R>
AJ・ドブソン(米国)
Def.1R4分21秒by RNC
ハッシャム・アルハガ(ヨルダン)

アルハガが体重オーバーとなった試合。開始早々、足を止めて左右のフックを打ち合った両者。動きが止まったアルハガがケージに下がり、一度はケージに押し込むが体を入れ替えたドブソンのヒザを受ける。中央に戻り、再び足を止めての打ち合いで右を被弾したアルハガがダウン。

パウンドの追撃にガードを取ったアルハガだが、ドブソンがパンチを放り込みながらパスを決める。ドブソンはサイドで抑え、ブリッジを潰す。アルハガはガードに戻すが左右のパウンドを受けて目に力がなくなっている。立ち上がったドブソンに続き、スタンドに戻ったアルハガが走って背中を見せて距離を取ろうとするが、後方から殴られ、ケージに詰められパンチを連打される。

ここは右を打ち返して、ピンチをしのいだアルハガだが、テイクダウンからバックを許しここもパンチを打たれ続ける。足をフックせずRNCを仕掛けたドブソンが、アルハガからタップを奪った。

そしてダナ・ホワイトの審判の時、ヴィクター・マルチネス、クレイジソン・ホドリゲス、マイケル・モラレス、AJ・ドブソンの4名がUFC入りを決めた。


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MMA キック クレイジソン・ホドリゲス

【SWCS S05 Ep04】遠めのレンジで蹴り、跳びヒザ。近距離でヒジ&ヒザ、ホドリゲスがキュラトロに完勝

<フライ級/5分3R>
クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
サント・キュラトロ(米国)

ジャングルファイトのフライ級王者ホドリゲスに対し、グレコベースのキュラトロがケージの前を左右に回る。スピニングバックキックをロドリゲスが2度、見せる。パンチの打ち終わりにキュラトロが組もうとしたが、ホドリゲスが離れる。ロー、前蹴りから右ハイを狙ったロドリゲス、これをキュラトロがブロックする。やや遠目のレンジで戦う両者、ホドリゲスは跳びヒザから着地して左ハイを蹴っていく。

クリンチになっても、すぐに両者は距離を取り直す。と、またもホドリゲスが右後ろ回し蹴りを2度繰り出す。右ハイに続く左ローをホドリゲスが入れ、右ボディを打つ。ダメージを与えることはできなかったが、手数でホドリゲスがリードした。

インターバル中に手数の少ないキュラトロに、「待ち過ぎだ」とセコンドが指示を与える。2Rは始まり、ホドリゲスが左ミドルを決める。続いて左ローを蹴ったホドリゲスは右ミドル、右前蹴りからついにカポエイラのような旋回蹴りを繰り出す。その右足をキャッチしたキュラトロだがテイクダウンを奪えず、初回同様に受けのファイトが続く。蹴りの距離で試合を支配するホドリゲスが、跳びヒザへ。着地のタイミングで組んだキュラトロがボディロックテイクダウンを決める。すぐに立ち上がったホドリゲスはショートのコンビを放ったキュラトロに左ロー、これが急所に入り試合が中断する。

再開後、残り2分をどう戦うか。キュラトロが左フックから右を続け、ホドリゲスは後ろ回し蹴りをまたも2度蹴り、クリンチの展開になると右ヒザを顔面に突き上げる。離れたキュラトロにラッシュをかけ、ハイキックからパンチをまとめる。ボディを打ち抜いたホドリゲスだが、ここでも跳びヒザを狙い着地したところで組みつかれて時間となった。

最終回、ワンツーから3発目を伸ばしたキュラトロが組みへいく。ヒザを入れたホドリゲスは、左ジャブを入れ左ローを蹴っていく。またも拳の攻撃が止まったキュラトロに対し、ホドリゲスはローからハイ、スピニングバックキックと攻める姿勢は見せ続ける。二段蹴りからロー、ついにキュラトロがバランスを崩す。左右のローを蹴られ、右を掴みに行ったキュラトロが取り切れない。さらに跳びヒザを繰り出したホドリゲスは、組まれてもヒザとエルボーを打ち込む。

首相撲からヒザ蹴り、クリンチにはギロチンを仕掛けたホドリゲスだが、これは極め切れず。ホドリゲスはボディロックにも、ケージを使って立ち上がりにかかる。バックをとらせず、正対の直後にヒザを突き上げたホドリゲスが最後も後ろ回し蹴りを腹、そして顔面に狙い、最後も跳びヒザを繰り出し文句なしの判定勝ちを手にした。

「リオで練習できるよう支えてくれたスポンサーに感謝している。どの距離からインパクトのある攻撃ができるかやってきた。それが出せて良かった」とホドリゲスはバックステージ・インタビューで話した。


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Brave CF DWCS S05 Ep04 Preview UFC クレイジソン・ホドリゲス ハッシャム・アルハガ ブログ マイケル・モラレス

【DWCS S05 Ep04】連勝&圧倒的なフィニッシュ率誇る出場選手たち、ヨルダンのアルハガに注目

【写真】まだまだ少ないアラブ社会のUFCファイター。ハッシャム・アルハガにヨルダンから挑む (C)UAEW

21日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDWCS S05 Ep04が開催される。

過去3週、計15試合で15人の契約ファイターを生んでいる2021年のコンテンダーシリーズ。敗者から契約者が生まれ、これまでの15人の勝者で契約がならなかったのは1人という過去に例を見ない高い契約率を誇っている。


第4週も無敗、そして黒星のついている選手ともども高いフィニッシュ率を誇る選手が揃っている。第3試合のフライ級に出場するクレイジソン・ホドリゲスは、ジャングルファイトのフライ級王者で6勝1敗、4勝がKOで1勝がRNCで一本勝ち、4試合が1R決着というファイターだ。

コメインに出場する22歳のエクアドル人ファイターで、メキシコのティファナ在住のマイケル・モラレスは今大会出場選手のなかで戦績的にはナンバーワン、デビュー以来11連勝中で9試合でKO勝ちしている。細身でリーチが長く、ジャブからストレートというなかで、ロングレンジのアッパーなどMMAにあったパンチを持つエクアドルのKOアーチストだ。

そんななかメインに出場するハッシャム・アルハガに注目したい。既に32歳、ヨルダンのアンマン出身のアルハガは、MMA戦績6勝0敗──その全てをDesert Force、BRAVE CF、そしてUAE Warriorsという中東のイベントで戦ってきた。

法律家という一面を持つインテリジェンス・スナイパーは、4試合でKO勝ち、2試合が一本勝ちというパーフェクト・レコードを持つ。とはいえ、対戦相手のAJ・ドブソンも5連勝中で1分以内でのKO勝ちが3試合という秒殺男だ。

KO必至の一戦、当然のようにトータルでの力が求められるが、アルハガがUFCとサインできれば、アリ・アル・カイシに続く2人目のヨルダン人UFCファイターとなる。

■視聴方法(予定)
9月22日(水・日本時間)、午前9時~UFC FIGHT PASS

■ DWCS S05 Ep04対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
ハッシャム・アルハガ(ヨルダン)
AJ・ドブソン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・モラレス(エクアドル)
ニコライ・ベレテンニコフ(ウクライナ)

<バンタム級/5分3R>
スティーブン・ヌウェン(米国)
テオ・アラヤン(米国)

<フライ級/5分3R>
クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)
サント・クラトロ(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイコブ・ロザレス(米国)
ヴィクトー・マルチネス(米国)

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