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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC308 アルメン・ペトロシアン キック シャラブジン・マゴメドフ

【UFC308】神コンボ=右から左のスピニングバックフィストでシャラ・マゴメドフがペトロシアンをKO

<ミドル級/5分3R>
シャラブジン・マゴメドフ(ロシア)
Def.2R4分52秒by KO
アルメン・ペトロシアン(アルメニア)

インローを繰り返し、右カーフを蹴るペトロシアン。マゴメドフも右ローを蹴り、互いに右を伸ばす。ここからペトロシアンが右をヒットさせ、クリンチ後に左インローをからワンツー。マゴメドフも右を返す。ワンツーやジャブでステップインするペトロシアンは左リードフックを振るう。これをかわしたマゴメドフはローに右を合わせて、サイドキックを繰り出す。間合いを測りつつ、正確な打撃戦を繰り広げるペトロシアンが右ストレートをヒットさせる。マゴメドフも左フックを当てるが、ペトロシアンが左の蹴りから左のパンチにつなげた。

ペトロシアンが時折オーソに構えるが、惑わさずに右を当てたマゴメドフは、左ミドルを蹴られてサイドキックを見せる。残り10秒を切り、マゴメドフの右スピニングバックフィストがペトロシアンが顔面を捕らえた。

2R、左ハイ、右ロー、そして左ローと構えを変えて繰り出すペトロシアンに対し、マゴメドフが右を打っていく。ケージの前を左に回りつつ左を伸ばすマゴメドフの急所に、ペトロシアンの左ローが当たり試合が中断される。再開後、マゴメドフが左ミドル。ワンツーのペトロシアンがクリンチへ。すぐに離れたペトロシアンに対し、マゴメドフがが左サイドキックを入れる。ワンツーからロー、再びローに当たったという仕草を見せたマゴメドフだが試合を続ける。

マゴメドフがジャブを入れ、左の蹴りに右を合わせていく。さらに右ボディストレートを届かせるなど、手数で優ってきたマゴメドフがワンツーを振るう。これはかわしたペトロシアンだが、左ハイを受けそうになるとサイドキックが急所に入ったとアピールし、間を取る。リスタート後、蹴りから右ボディストレートと勢いでマゴメドフが上回る。それでもペトロシアンも左リードフックを当てる。スピニングバックフィストは空振りとなったペトロシアンは、息詰まる打撃戦に疲弊してきたか。マゴメドフが飛びこむように右オーバーハンドを繰り出す。と、右スピニングバックフィストを当て、返す刀で左のスピニングバックフィストでペトロシアンのアゴを打ち抜く。

過去に例のない神コンビネーションでKO勝ちを決めたマゴメドフは「これはムエタイを始めてから、ずっと弟を相手に練習してきたコンビネーションだ。それを初めて見せた。これが俺のパンチだ」と話した。


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45 Report UFC UFC308 イボ・アスラン ハファエル・セルケイラ ブログ

【UFC308】KO・TKO勝率100%=アスランがセルケイラを左フックからの連打で51秒葬

<ライトヘビー級/5分3R>
イボ・アスラン(トルコ)
Def.1R0分51秒 by TKO
ハファエル・セルケイラ(ブラジル)

アスランがじりじりと前に出る。セルケイラは構えをスイッチしながらケージ内をサークリングする。アスランはセルケイラの右カーフに左フックを合わせると一気に連打。ガードを固めるセルケイラに左右の連打を打ち続け、レフェリーが試合をストップした。これでアスランのレコードは15戦14勝1敗、勝った試合はすべて打撃によるKO・TKOとなった。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC308 ジェフ・ニール ハファエル・ドスアンジョス

【UFC308】左ストレートで攻め込んだニール、ドスアンジョスが左膝を負傷してTKO勝利

<ウェルター級/5分3R>
ジェフ・ニール(米国)
Def.1R1分40秒 by TKO
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)

サウスポーの両者、ドスアンジョスが細かくパンチを見せて左ローを蹴る。ニールは右ジャブ・フックを返し、左ストレートを当てる。これを受けたドスアンジョスがやや引き込み気味に下になる。ニールはパンチを落としつつ、ドスアンジョスがガードポジションから攻めようとするとニールは立ち上がる。

ニールが左ストレートを振って組みついてテイクダウン。ここもニールが細かくパンチを落として立ち上がる。試合がスタンドに戻るとニールが再び左ストレートを当て、ここでドスアンジョスが左膝を負傷。左膝を押さえて後方に倒れ込むと、レフェリーが試合をストップした。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC308 キック マテウス・レンベツキ ミクティベク・オロルバイ

【UFC308】両者が顔を血で染める大流血戦。レンベツキがオロルバイとの激闘にスプリット判定で勝利

<160ポンド契約/5分3R>
マテウス・レンベツキ(ポーランド)
Def.2-1:29-28.28-29.29-28.
ミクティベク・オロルバイ(キルギス)

サウスポーのレンベツキがジャブから前に出て、ワンツー、左ストレートで飛び込む。オロルバイは右の三日月蹴りを突き刺す。レンベツキはインローを蹴って、左のロングフックを見せる。オロルバイは左のサイドキック、ジャブから右ストレートを当てる。レンベツキが左ストレートを当てると、オロルバイは右ストレートを打ち返す。

レンベツキが左ストレートをボディと顔に打ち分けると、オロルバイは右ハイキック。レンベツキはインロー、オロルバイは左のサイドキックで距離を取る。オロルバイが右ストレートで前に出て右アッパー。これにレンベツキが左フックををかぶせ、オロルバイの顔面を捉える。

レンベツキはオロルバイのテイクダウンを切ると、パンチでプレッシャーをかける。オロルバイは右ヒジを見せるが当たらない。終了間際、オロルバイの右ストレートでレンベツキがバランスを崩すが、これはスリップか。

2R開始前、オロルバイは右目が大きく腫れあがり、ドクターチェックが入るが試合は続行。試合が始まるとオロルバイは右ミドルと右ストレートで前進。テイクダウンは失敗に終わるが、右アッパー、右ヒジ、右ストレートと手数を増やす。レンベツキが組んでバックにつくと、オロルバイは正対してテイクダウンを狙うが、レンベツキは倒れない。

レンベツキが左ストレートと左フック。オロルバイは右ストレートを振って前に出ていくが当たらない。レンベツキはインローと左ストレート、オロルバイはダブルレッグでレンベツキをケージに押し込んでテイクダウンする。

このダブルレッグの際にバッティングがあり、レンベツキは右目尻から流血。レンベツキは背中を見せながら立ち上がる。オロルバイはジャブと右ストレートで前進。レンベツキも右フックと左ストレートで迎え撃つ。オロルバイがジャブをヒットさせて前に出る。

3R、オロルバイは右ストレート、ワンツー、右ボディストレート。ジャブもヒットさせ、レンベツキのインローに右ストレートを合わせる。しかしレンベツキが左ロングフックでダウンを奪うと、亀になるオロルバイに一気にパンチを連打。何とか立ち上がるオロルバイだが、レンベツキがボディロックからテイクダウンして殴り続ける。

ここもオロルバイが必死に立ち上がり、レンベツキをケージに押し込んでテイクダウンを狙うが、この組みの攻防ではレンベツキがグラウンドで上を取る。このままレンベツキが有利に試合を進めるかに思われたが、オロルバイも必死に体を起こしてスクランブルで上のポジションを奪い返す。

必死にパンチを落とし続けるオロルバイ。今度はレンベツキが立ち上がって試合はスタンドに戻る。ここはオロルバイが右ストレートで前に出て試合終了となった。両者顔を血で真っ赤に染めた大流血戦はレンベツキがスプリット判定で勝利した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC308 アブススピアン・マゴメドフ キック ブルーノ・フェレイラ

【UFC308】マゴメドフが1Rにリーチを活かした打撃で先制。2Rのフェレイラの反撃を凌いで、3Rに肩固めで一本勝ち

<ミドル級/5分3R>
アブススピアン・マゴメドフ(ドイツ)
Def.3R3分14秒 by 肩固め
ブルーノ・フェレイラ(ブラジル)

リーチで15㎝上回るマゴメドフがスイッチしながら、蹴りのフェイントで前に出る。フェレイラも細かく構えをスイッチする。マゴメドフはフェレイラがオーソドックスになると右カーフ、フェレイラはサウスポーからパンチで飛び込もうとするが距離が遠い。

マゴメドフはフェレイラがオーソドックスになると必ず右カーフを蹴り、パンチのフェイントから左ハイにつなげる。さらにマゴメドフはサウスポーにスイッチして左カーフと左ハイ、フェレイラもマゴメドフの蹴りに右ストレートで飛び込むが当たりが浅い。逆にマゴメドフが右ストレートから左フック、フェレイラのワンツーにワンツーを返す。

2R、マゴメドフはサウスポーに構える。フェレイラは前蹴りのフェイントから左ストレートで前に出る。マゴメドフも左ストレートを打ち返す。フェレイラは歩くようなパンチで距離を詰めて右フック。マゴメドフは左ハイとカーフキックを蹴るが、フェレイラが踏み込んでの前手の右ストレートを当て、追撃の右ハイキックを蹴る。

これを被弾したマゴメドフだったが、シングルレッグでフェレイラをテイクダウン。フェレイラのギロチンを外してトップキープすると、フェレイラが背中を見せて立とうとするところでバックにつく。ここはフェレイラがマゴメドフを前に落とすようにして立ち上がる。

試合がスタンドに戻るとフェレイラが右フック、左ミドルを蹴って左ストレート。マゴメドフのテイクダウンを切ると、歩くような右フックを当てて左ストレート。ここからパンチをまとめてスピニングバックエルボーを繰り出す。

これは空振りに終わり、マゴメドフが背中を見せたフェライラのバックについてキープ。フェレイラが立とうとするところを寝かせてインサイドガードでトップキープする。

3R、フェレイラは足を上げるフェイントから距離を詰めて、組みつくマゴメドフのボディにヒザを突き刺す。マゴメドフは遠目から左アッパーを当てるが、フェレイラは下がらない。

マゴメドフは左ボディ、フェレイラは右アッパーから左ストレートで前に出るが、マゴメドフが組みついてテイクダウンを奪う。フェレイラが背中を見せて立とうとすると、マゴメドフは足を入れてバックキープする。

ここからマゴメドフがRNCを狙い、フェレイラは足のフックを外して立ち上がる。試合がスタンドに戻ると、マゴメドフはすぐにダブルレッグでテイクダウンして一気にマウントへ。ここから肩固めを極めて、フェレイラからギブアップを奪った。

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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC308 キック クリス・バーネット ケネディ・ンゼチェクウ

【UFC308】ンゼチェクウが三日月蹴りを効かせてTKO勝利。バーネットはコール時のジャンプで足を負傷か?

<ヘビー級/5分3R>
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)
Def.1R4分27秒 by TKO
クリス・バーネット(米国)

身長で17㎝・リーチで20㎝上回るンゼチェクウはジャブで前に出る。バーネットはインローを蹴りつつ、オーバーハンドを繰り出す。ンゼチェクウは三日月蹴りを蹴って前進。バーネットがスピニングバックキックのフェイントを見せると、ンゼチェクウもクルリと回って会場を沸かせる。

ンゼチェクウはジャブと前蹴りで自分の距離をキープし、バーネットは大振りのパンチと回転系の蹴りで距離を詰めようとする。ンゼチェクウはサウスポーにスイッチして徹底してジャブと前蹴り、この前蹴りを何度も当てて左ハイを狙う。ンゼチェクウは前蹴りでバーネットの動きを止め、ケージを背負うバーネットにヒザ蹴りを突き刺す。

これで完全にバーネットの足が止まると、ガードを固めるところにンゼチェクウはパンチを連打。これでバーネットが崩れ落ち、ンゼチェクウが追撃の鉄槌を落としたところでレフェリーが試合を止めた。

試合はンゼチェクウの打撃によるTKO勝利だったが、バーネットは足を押さえて立ち上がることが出来ず。リプレイではバーネットが試合前に名前をコールされた際にジャンプしてバランスを崩した映像や試合中に左足をかばう映像が流され、最初のジャンプで足を負傷したことを示唆した。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC308 キック ファリド・バシャラット ヴィクトー・ウゴ

【UFC308】バシャラットがウゴの回転技と足関節を潰して、コンパクトな打撃とTDで判定勝利

<フェザー級/5分3R>
ファリド・バシャラット(アフガニスタン)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
ヴィクトー・ウゴ(ブラジル)

ウゴが計量オーバーをしたため、この一戦はバンタム級からフェザー級に変更して行われた。ウゴがジャブを突いて前進。シングルレッグに入ろうとするが、バシャラットが距離を取る。試合がスタンドに戻るとウゴが右ストレート、右ロー、スピニングバックフィストと手数を増やし、左フックを当てる。バシャラットもジャブ・右ストレートを返すが、ウゴは前に出続ける。

一度組みの攻防になるが、バシャラットが離れる。変わらウゴがず前に出て、バシャラットがケージをサークリングしながら右カーフ、ダブルルレッグでテイクダウンを仕掛ける。切ったウゴも右カーフを蹴り、バシャラットは前に出るウゴに右ストレートを狙う。

バシャラットもジャブを突いて前に出ていくが、そこにウゴがスピニングバックエルボーを見せる。さらにウゴが意表をついたイマナリロールで左足へ飛び込むが、バシャラットは落ち着いて対処し、トップキープする。

ここはウゴがバシャラットの体を蹴り離して立ち上がる。試合がスタンドに戻るとバシャラットがスピニングバックキックを繰り出し、足を使いながらジャブを当てる。ウゴもスピニングバックキックを返し、終了間際にダブルレッグで飛び込むと、自ら引き込んでヒールフックへ。ウゴは「極まっていない」とアピールして足を抜く。

2R、バシャラットが前蹴りとインロー、ウゴは左ミドルを蹴って前に出る。バシャラットはそこに飛びヒザ蹴りを当てると、ウゴの動きが鈍くなる。下がるバシャラットも右カーフを蹴って応戦。バシャラットはパンチのタイミングを測って右ストレートで前に出る。ウゴはスピニングバックエルボーや回転系の技を狙うが当たらない。

バシャラットはしっかり距離を取って右カーフとジャブ、右ストレートで飛び込む。ウゴもジャブを返して左フックを狙うがクリーンヒットはない。バシャラットは飛び込むような右ストレートを当て、ステップを使ったジャブと足を触るフェイントを見せる。ウゴは両手を広げて打ち合おうとアピールするがバシャラットはそれに乗らない。

ならばとウゴは組みついてバシャラットをケージに押し込んダブルレッグでテイクダウンするが、バシャラットはすぐに立ち上がる。試合がスタンドに戻るとウゴが右カーフ、バシャラットはペースを崩さずジャブを突く。ウゴがスピニングバックエルボーを繰り出すと、バシャラットもスピニングバックキックを蹴り返す。さらにバシャラットが左アッパーから右ストレート、ウゴも右を振って前に出る。

3R、すぐにウゴがパンチで前に出ていく。バシャラットはジャブとシングルレッグでテイクダウンを狙う。これを切ったウゴが右アッパー、そしてボディへのスピニングバックキック。これでバシャラットを吹っ飛ばし、一気に打撃で襲い掛かる。立ち上がったバシャラットは距離を取るが、ウゴはすぐにパンチで前に出る。下がるバシャラットはジャブを返し、シングルレッグでテイクダウンを奪う。

ウゴがラバーガードから展開を作ろうとするが、バシャラットはウゴの左足を超えてパスガードを仕掛ける。ウゴはバギーチョークのような変則的なチョークも狙うが、それを外したバシャラットがバックへ。一度はここから脱出したウゴだったが、再び立ち上がろうとしたところでバシャラットにバックを許す。

ここからバシャラットがRNCを狙うが、ウゴは首に巻かれた腕を外し、ケージに体を預けながら正対する。バシャラットがシングルレッグでテイクダウンすると、ウゴがすぐに足関節を狙う。バシャラットが距離を取って試合がスタンドに戻ると、ウゴが右アッパーから組み付く。

バシャラットがそれを切ってバックにつくと、両足を入れて四の字フックでコントロールする。ウゴは一度自分がグラウンドで下になりつつ足関節を狙う。バシャラットが足を抜いたところで試合終了。バシャラットが計量オーバーのウゴに判定勝利した。


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45 Brave CF MMA MMAPLANET o UFC UFC308 イズミール・ヌルディエフ ブルーノ・シウバ ボクシング

【UFC308】4年半振りのオクタゴン。ヌルディエフが右カーフ&TDで削り続け、シウバをフルマークで下す

<ミドル級/5分3R>
イズミール・ヌルディエフ(オーストリア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
ブルーノ・シウバ(ブラジル)

ヌルディエフが左ジャブを突く。シウバが左に回ると、ヌルディエフは右カーフから右ハイに繋げる。シウバがサウスポーにスイッチ。ヌルディエフは右ミドルを突き刺す。フェイントを混ぜながらプレスをかけるヌルディエフが右ストレートを伸ばした。シウバも右ローを返す。シウバの左ハイをキャッチしたヌルディエフがケージへ押し込む。シングルレッグから足をすくい上げるも、シウバは倒れない。

右ヒジを打ち込んでから離れたヌルディエフが、右ハイを繰り出す。なぜか打ち終わりに背中を見せてしまったシウバに対し、ヌルディエフが組みついてドライブした。ヌルディエフがバックに回ると、シウバはケージに背中を着けて正対する。両者離れると、打撃の交錯からヌルディエフがニータップで尻もちを着かせた。立ち上がるヌルディエフのバックに回り、スタンドのまま四の字フックへ。RNCを狙うも、ここは極められずスタンドに戻って初回を終えた。

2R、シウバはオーソドックスで構えるも、打ち合いからサウスポーに。ヌルディエフの右ミドルがシウバのボディに突き刺さる。オーソドックスに戻したシウバの右カーフは空を切る。ヌルディエフがシウバの右ローをすくい上げ、そのままグラウンドに持ち込む。RNCを防いだシウバが正対するも、ヌルディエフのパンチを浴びる。スタンドに戻したシウバはサウスポーに。

シングルレッグを狙ったがギロチンで捕らえられてしまう。これは極まらずも、離れたヌルディエフがダブルレッグでテイクダウンを奪った。ケージ際で亀になったシウバに、ヌルディエフがパンチを浴びせる。バックコントロールから首を狙いつつ、正対したシウバを押し込みながらパンチを打ち込むヌルディエフ。立ち上がったシウバに左ボディを突き上げた。左ジャブ、ワンツーと攻め立てるヌルディエフは、終了間際にシングルレッグからドライブした。

最終回、オーソドックスのシウバに対し、ヌルディエフが左を上下に散らす。サウスポーにスイッチしたシウバはヌルディエフの右ヒザ蹴りをキャッチして左を伸ばした。ヌルディエフがシングルレッグからドライブし、ケージ際でダーティ―ボクシングを見せる。離れた両者はパンチを出し合うも、やはりシウバに疲労が激しいか。ダブルレッグをスプロールしたヌルディエフがケージに押し込む。シウバが首相撲にとらえると、ヌルディエフが離れた。

左ロー、左ジャブを打ち込むヌルディエフは、シウバが右ローから背中を見せると、一気にケージへ押し込んだ。ヌルディエフのボディロックに対し、シウバが左腕を差し入れる。離れたヌルディエフは左ジャブを突きながらサークリングすると、シウバのパンチも当たる。それでもシウバは攻めきれず、反対にヌルディエフのパンチを受けて下がってしまう。そのまま両者が単発の攻撃を見せ合って試合が終了した。

裁定は、Brave CFを経て4年半ぶりのUFC参戦となったヌルディエフのユナニマス判定勝ちを収めた。


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45 MMA MMAPLANET o PFL UFC UFC308 カルロス・レアル キック リナット・ファクレトディノフ

【UFC308】オクタゴン初戦のレアルが右カーフ効かせTD防ぐも、ファクレトディノフの判定勝ちに

<ウェルター級/5分3R>
リナット・ファクレトディノフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
カルロス・レアル(ブラジル)

UFC308はPFL2023シーズン準優勝のレアルと、11年負けなしというファクレトディノフの一戦からスタート。ファクレトディノフが左ジャブ、左ローを放つ。レアルはファクレトディノフの左ジャブに右ストレートを被せていく。ファクレトディノフの右カーフにも右を合わせたが、ニータップで組まれてしまう。ファクレトディノフはボディロックで組み、右ヒザ、顔面へと突き上げる。右オーバーフックで耐えるレアルが、左腕も差し入れた。ファクレトディノフはレアルの左手首を切った。レアルが離れるとケージ中央で打ち合いを展開する。

ファクレトディノフのシングルレッグをスプロールしたレアルのパンチが顔面を捉える。ファクレトディノフはなおも組みつき、再びボディロックでケージに押し込んでいく。左腕を差し上げ、左ヒザを突き上げるレアル。ファクレトディノフが離れると右カーフを当てる。これが効いたか、ファクレトディノフはサウスポーにスイッチする場面も。レアルもサウスポーにスイッチし、距離が近くなると首相撲からヒザを見舞うが、足を滑らせてしまった。すぐに立ち上がったレアルのパンチがファクレトディノフの顔面を捉える。ファクレトディノフも打ち返しながらニータップ、左ハイと散らす。残り10秒でダブルレッグをスプロールされたファクレトディノフは左を出し合って初回を終えた。

2R、ファクレトディノフが右を振るってからレベルチェンジを見せる。それをかわしたレアルの右カーフキックが当たる。ファクレトディノフは左ジャブで捌きつつニータップで入るも、これはレアルに切られる。レアルは首相撲から足払いでこかした。右カーフと右ストレートで攻め立てるレアル。ファクレトディノフの左ハイをかわし、左ジャブを突く。ファクレトディノフの左ジャブも当たるが、レアルが右カーフで下がらせる。ファクレトディノフのニータップを一度はかわしたレアルだが、シングルレッグでケージに押し込まれた。

ファクレトディノフの右手首を押さえ、右オーバーフックから離れるレアル。カーフのダメージが大きいか、ファクレトディノフはサウスポーに。右ヒジはかわされ、レアルのパンチを受けてしまう。組んで来るファクレトディノフを右ヒザで迎え撃ったレアルだが、ファクレトディノフの左ジャブで顔面が跳ね上がる。レアルは右前蹴りから左を振るう。さらに右カーフでファクレトディノフをグラつかせた。残り15秒でファクレトディノフがダブルレッグから足をすくい上げ、レアルに尻もちを着かせた。

最終回、レアルが右カーフ、右アッパーを当てた。ファクレトディノフのシングルレッグはスプロールし、ガブってから打ち合いに戻す。ファクレトディノフの右ストレートもレアルの顔面にヒット。しかし組みつけないファクレトディノフ。1分が過ぎるとファクレトディノフの動きが落ちた。それでもレアルをケージに押し込んでいく。シングルレッグで抱えたファクレトディノフだが、レアルがアームドラッグで切り返して離れる。再び打ち合いが展開されるなか、レアルの右を食らったファクレトディノフが組みつくも押しきれない。

振り払われたファクレトディノフのスピードが落ちている。ファクレトディノフの右をかわしたレアルがシングルレッグからバックに回った。ファクレトディノフが下がってから立ち上がる。レアルは右カーフを打ち続け、さらに右ストレートを伸ばす。幾度となく組んでいくファクレトディノフだが、倒すことはできず。互いにスタミナを消費しているが、レアルのワンツーが当たる。ファクレトディノフのダブルレッグをスプロールしたレアルは、相手のパンチを受けるも耐えて試合終了のホーンを聞いた。

裁定は右カーフを効かせ、テイクダウンを防ぎ続けたレアルかと思われたが、ユナニマスでファクレトディノフが勝利を収めた。


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AB MMA News o UFC UFC308  

『UFC 308: Topuria vs. Holloway』速報



UFC 308 ‘Topuria vs. Holloway’ Play-by-Play, Results & Round Scoring(Sherdog)

 上記を参照。以下、速報です。続きを読む・・・