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【DEEP JEWELS】中井りんの対戦相手がHIMEに決定!

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栗山葵の怪我による欠場のため、公募していた中井りんの対戦相手。当初はパンクラス女子フライ級チャンピオンの重田ホノカが名乗りを上げるなど混沌としていましたが、DEEP JEWELSが公式Xを更新。対戦相手がHIME(毛利道場)に決定した事を明らかにしました。

HIMEは二冠王者の大島沙緒里を相手に判定勝ちでアップセットを起こした実力派。直近では万智とパク・シウという難敵に連敗していますが、ポテンシャルがあるのは間違いないでしょう。

最初から中井りん×HIMEが決まっていたらスッと受け入れていた気がしますが、栗山葵、重田ホノカという前振りがあったが故に、肩透かしを食らっているのは私だけではないはず。

でも、このタイミングで名乗り出た気持ちの強さはアッパレ。中井に勝つのは簡単ではないですが、失うものはないわけで、さらには勝った時のリターンは特大。得意の打撃を活かして捨て身で見せ場を作ってくれる事を期待しています。
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【DEEP Tokyo Impact2024#03&DEEP JEWELS45】石司晃一×原口央、中井りん×HIMEがスクランブル決定!

【写真】急きょ興味深いカードが実現した(C)MMAPLANET

26日(金)、5月26日(日)にニューピアホールで行われるDEEP Tokyo Impact2024#03ならびにDEEP JEWELS45の対戦カードに関して発表があった。DEEP Tokyo Impact2024#03では石司晃一の対戦相手が原口央に、DEEP JEWELS45では中井りんの対戦相手がHIMEに決定している。
Text by Shojiro Kameike

当初はDEEP119で空位のバンタム級王座を賭けて、元谷友貴と福田龍彌が対戦予定であった。しかし福田の負傷欠場により、DEEP Tokyo Impact2024#03で石司戦が組まれていた平松翔が急きょ、DEEP119でキャッチウェイトで元谷と戦うことになったのは既報済だ。一方で石司の相手は調整中となっていたが、ここでなんと昨年ROAD FCグローバル63キロトーナメントに出場した原口央と対戦する。


原口は2021年にGRLADIATORフェザー級王座を獲得後、RIZINを経て前述のとおりROAD FCのトーナメントに参戦した。決勝ではキム・スーチョルにTKO負けを喫したものの激闘を展開し、評価を下げない準優勝でトーナメントを終えている。今年に入り3月10日にはGRACHAN 68×Brave Fight31で田中智也と対戦することが発表されていたものの、練習中に全治1カ月の怪我を追い欠場に。改めてこの石司戦で復帰となった。

石司にとっても昨年9月、Black Combatとの対抗戦でユ・スヨンにDEEPバンタム級王座を奪われて以来の復帰戦となる。互いに敗戦を経て、今回の試合でどのような姿を見せてくれるのか。注目のカードが決定した。

また、DEEP JEWELS45で中井りんと対戦が予定されていた栗山葵が負傷欠場に。主催者サイドは「中井りんの対戦相手を募集する」としていたが、ここにX(旧Twitter)上で、パンクラスのフライ級QOPに就いたばかりの重田ホノカが名乗りを上げて話題となった。中井も「ダブルタイトルマッチなら」と答えていたものの実現せず。リリースではHIMEが中井の対戦相手として名乗りを上げ、試合が決定したとなっている。

HIMEといえば、これまでストロー級あるいは49キロ契約を中心に戦ってきたが、その中でも正確かつ破壊力のあるジャブを武器に勝ち星を伸ばしてきた。昨年は万智戦、パク・シウ戦と連敗を喫しているものの、ここは中井を倒して再びタイトル戦線に名を連ねたいところだろう。なお、この試合は58キロ契約のノンタイトルマッチとして行われる。

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【DEEP118&DEEP JEWELS44】バンタム級転向の福田龍彌に、雅駿介のムエタイが爆発か! そして、伊澤降臨!!

【写真】福田が階級を変えることで予測できない局面が多く、非常に楽しみな一戦だ(C)MMAPLANET

24日(水)、DEEPより3月9日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP118 Impactの追加カードを発表されている。
Text by Manabu Takashima

既にメガトン王座統一戦=ロッキー・マルチスネス✖酒井リョウ、フェザー級選手権試合=神田コウヤ✖青井人、フェザー級王者イ・ソンハ✖江藤公洋という3つタイトル戦を含む7試合が明らかになっていた同大会に、さらに3つのマッチアップが加わった。

その一つが、福田龍彌がバンタム級に階級を上げて雅駿介と相対するバンタム級3回戦だ。


福田は9カ月をかけて行われたフライ級GPを制し、昨年9月にはRIZINで山本アーセンにTKO勝ちを収めると、12月にはNAIZA FCでフライ級王座に挑戦。結果はジュースパワー全開のジアス・エレンガイポフのテイクダウンの猛威に判定負けを喫した。

それでも「お前なら、ステロイドを打つとUFCでチャンピオンになれるぞ」というカザフスタンのMMA関係者から声を掛けられたという話が伝わってくるほど、強さという面でも中央アジアに足跡を残していた福田。帰国後インタビューでバンタム級転向も示唆していたが、早くも実現することとなった。

対する雅は、2023年は3連勝と右肩上がりの勢いがある。国内ムエタイ三冠王はテイクダウンに圧倒的な強さを見せるようになり、TD&コントロールで3試合連続の判定勝ち──つまりドミネイト力を見せてきた。

とはいっても福田は過去に雅が戦ってきた相手と比較すると、MMAファイターとしての完成度の高さはピカ一だ。テクニシャンながら乱打戦もできる打撃、テイクダウンから寝技に関しても攻防どちらも無難以上にこなす総合力は。GPの各試合を見れば明らかだろう。

気になるフィジカルの差だが、福田の水抜き減量は過酷そのもので、バンタム級の方が無理がないという見方も成り立つ。そんな福田に対してだからこそ、雅の持つ首相撲&ヒジ、ヒザ──そして崩しというムエタイ力が生きるのではないだろうか。ムエタイに頼ることなく、MMAで勝ち続けた1年を経たからこそ、雅のムエタイがMMAで最大限に生きる。そんな時を迎えた──という期待感が確実に持てるのが、今の雅だ。

現在、ユ・スヨンが持つDEEPバンタム級のベルト、国内の情勢を見てもこの一戦の勝者が次期挑戦権を獲得することは間違いないだろう。

この他、17歳の超新星=秋元強真が鹿志村仁之介に挑む一戦と日比野”エビ中”純也✖木下尚祐戦というバンタム級2回戦も決定している。

また3月24日(日)に港区のニューピアホールで行われるDEEP JEWELS44では20日のBlack Combat10で物言いがつく内容ながら須田萌里を破り、Black Combat女子アトム級王座の防衛に成功したパク・シユンが、ついにDEEP JEWELSアトム級王座の防衛戦で伊澤星花の挑戦を受けることが決まっている。

指導者とともにレスリングが強いことで、絶対的に伊澤越えに自信をうかがわせるパク・シユンだが、伊澤のテイクダウンと即・極めサブミッションへの防御力はいかほどのものか──ビッグマウスの真価が問われるタイトル戦だ。

同大会では同じ韓国からパク・ジョンウンも参戦し、HIMEと49キロ契約3回戦で戦う。日韓ストライカー対決という見方もできるが、それだけにパク・ジョンウンのグラップリングに対するHIMEの受けの強さと、ストライカーと対した時の打撃の強さが問われる一戦となろう。

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【RIZIN LANDMAR07&DEEP JEWELS43】渡辺戦振り返り「ツンデレ」&松田戦展望「上を取る」──万智

【写真】4連勝のドヤ顔(C)MMAPLANET

10月1日(日)に愛知県名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催されたRIZIN LANDMARK06で、万智が因縁の渡辺彩華戦でスプリット判定勝ちを収めた。
Text by Manabu Takashima

そして間髪入れずに23日(木・祝)に港区ニューピアホールで開かれるDEEP JEWELS43で松田亜莉紗とDEEP JEWELS暫定ストロー級王座決定戦で戦うことが発表された。

自ら喧嘩を売った形で始まった渡辺とキャリア4戦目とは思えない攻防を繰り広げて勝利した万智は、あの試合で自信と得ると同時に課題を見出していた。そして、このタフな試合を経験したことで、松田戦とベルト奪取への自信を深めていた(※取材は10月21日に行われた)。


――改めてですが、渡辺選手との試合に勝って手に出来たモノは何でしょうか。

「自信です。あの試合は自信になりましたね。3Rをフルで戦い切れたこととストライカーを相手に組みに行けたことです。組めずに殴られ続けることも、考えていたので……。何気に自分も打撃もちょっと当たって」

──初めてのRIZIN。大会場で固くなることは?

「緊張しなくて、めっちゃ楽しかったです。絶対に勝たないといけない試合だったのに、なぜか楽しもうっていう気持ちになって。RIZINは自分の憧れていた場所だから、ここで絶対に勝たないといけないと思っていて」

──DEEP✖修斗だからではなくて?

「そういうのも一応ありますけど、RIZINという場だし。煽られていたのもあって」

──いやいやいや、それは……。

「自分が言ったから、煽られたんですけどね(笑)。でも今度からはちゃんと考えて喋ろうと思います。適当に喋っているから、そんなに深く考えていないことも凄く真剣に捉えられてしまって」

──適当に(笑)。

「アハハハハ。ちゃんと考えて、話そうと思います」

──では試合内容に関して質問しますので、しっかりと考えて返答してください(笑)。

「ハイ(笑)」

──組むところまでいっても、クリーンテイクダウンはなかなかできなかった。焦りはなかったですか。

(C)RIZIN FF

「全然、心は折れなかったです。

触れたことで安心できました。打撃も当たるし、触ることができる。

(C)RIZIN FF

つまり、距離は合っているんだと思えたので。

3Rは結構、体力的にはきつかったんですが……で、質問なんでしたっけ(笑)」

──テイクダウンできなくて、焦りはなかったかと……(苦笑)。

「あっ、ハイッ!! そこはもう普段から男の選手と練習をしていて、切られても組みつき続けるというのをやっているので。そこでキツイとか、焦ることはなかったです」

──ライス・ビースト手塚裕之選手と組み合ってきたぞ、と。

「ハイ。それに那須塩原のクロウフォレストでアマ修斗で戦っている男子選手とMMAのスパーリングをしているのも本当に今回の試合に役立ちました」

──自分も練習を見せてもらったのですが、10月15日の全日本アマ修斗で、菊池元選手はウェルター級、そして小磯圭佑選手はフライ級でプロライセンス取得推薦枠獲得者となっています。彼らも万智選手にテイクダウンを奪われてたまるかというスパーを繰り広げていました。

「あの前蹴りとか、マジで入れなくて……。半泣きになって練習していました。自分はあの子たちよりも打撃ができないから。それに男の子だし、上手いしパワーもついてきて。こっちは女なのに倒されてたまるかって、ガチでやってくるんですよっ!! 毎回、『はぁ、やりたくねぇ』って思いながらやっていて。

ホントにクロウフォレストであの子たちと練習するのがマジで嫌いで、行くのもめっちゃ嫌なんですけど。でも、本当に頑張らないといけないところで、あの前蹴り、ジャブ、ミドルに対して自分ができるのは組むことだけで。やられても、組みつく。クロウフォレストでやってきたことが、凄く今回の試合で役立ちました」

──そこは大きいですね。それでも大接戦でしたが、3Rを戦い終えて判定勝ちできるという自信は?

「何も考えていなかったです。取りあえず終わった、やり切ったと。でも判定でアッチに入った時に『あぁ』って思って。でも、自分に2つ入ったから(笑)」

──改めてどのような自信がつき、またどのような課題が残ったと思っていますか。

(C)RIZIN FF

「3Rで動きが急激に落ちたことは、反省点です。

それで打撃も当てられるようになって。疲れて、距離設定が鈍くなりました。1、2Rは相手が距離を掴めていなくて、組むことができていたいけど、3Rにそれができなかったのは疲れて、集中力が切れてきたからで」

──その疲れは、なぜ出たのでしょうか。

「1Rと2Rに頑張ったからです」

──2Rは中盤にテイクダウンからバック奪取。終盤も踏みつけ、サイド奪取と猛攻を仕掛けました。その反動もあったかと。ただし、アレがあって判定を取れたという見方もできますし。

(C)RIZIN FF

「そうなんです。アレは大きかったかなって。

顔を踏みつけにいったのは、印象良かったと思います」

──もう字面だけみると、もの凄く怖い印象を与えていると思います(笑)。

「アハハハハ。でも、大きな勝利です。本当に自信につながりました。打撃も当たりましたし。そこは自信というか、不安なところから抜け出せました。試合前は藤野(恵実)さん、黒部(三奈)さん、ライカさん、富松(恵美)さん……皆にやられ過ぎて打撃が嫌だという意識がついてしまっていたんです。

藤野さんには相手にならないぐらい、やられて。もともと苦手意識はパク(シウ)ちゃんとの練習で植え付けられちゃって。それで、もう恐怖症のまま練習で殴られて……。でも、試合で自分の打撃が当たったことで、そこから抜け出すことができました。打撃恐怖スランプ脱出です。それに……何だかんだと言って相手も戦績は変わらないけど、チャンピオンだし。一応、階級が下だったので負けるわけにいかなくて。結構、プレッシャーがあったんですよ」

──自分で蒔いた種かと(笑)。メディアって自分がいうのもなんですが、試合が注目されるなと思えば、そこを強調するものなので。

(C)RIZIN FF

「そうですね……。

あっちも乗って来たし……。でも、戦って分かりあえたかなって思います。渡辺選手はツンデレだから、そういう風には口にしないと思いますけど。私より6歳上なんで、お姉さんって感じを出そうとうするんですよ。まぁツンデレですね。私は戦っていて、分かりました(笑)。

あと試合後のインタビューで『もう一度戦いたい』って言ったんですけど、余り戦いたくないです……。こんなこと言うと、また怒られちゃいますね(爆)。やりたくない、勝ち逃げしたいです。アッハハハハハ」

──あのう……これ記事になると私が言わせていると思われるかもしれないですが、全く誘導していないですからね。そこは強調させていただきます(笑)。

「アハハハハ。でも、渡辺選手とだからできた試合だと思います。大会のベストバウトだと言ってくれる人も多くて。本当に渡辺選手としか、あんな感じの3Rの間ゴチャゴチャになる試合はできなかったと思っているので、そこは感謝です。ありがとうございます」

──現状、キャリア4戦目でも万智選手のテイクダウンを止めることができる選手が、国内にはどれだけ残っているのかと。

「でも、そんな風に褒められる試合じゃないと思っています。あそこで一本勝ちしないと、トップとは差がある。そう感じました。キャリアの少ない者同士だから、良い試合になっただけで。(伊澤)星花ちゃんやパクちゃんとは差があります」

──トップに向けて、試合の1週間後には11月23日に松田亜莉紗選手とDEEP JEWELS暫定ストロー級王座決定戦が組まれるという発表がありました。

「12月かと思っていましたけど、11月だからビックリしました。でも万智の目標は成人式までにベルトを取ることだったので。これが一番大切です。RIZINも一番だったけど、とにかくコレ。コレが私の本命です。コレが万智の今年の大一番です。会場の大きさなんて関係ないです。この試合を組んでもらえて、受けてくれた松田さんにも『ありがとうございます』です」

──松田選手とアマチュアで戦った時は54キロ契約でした。アマチュアで負けた事実を踏まえて、今の松田選手の印象は?

「凄くMMAができる──ジムで男の人とちゃんとしたMMAをやっている選手だと思います。基礎、基本、際の部分ができているMMAの選手です。それと正反対で、アマチュアの時の私は柔道しかできなかった。MMAで柔道をやっていて。それにバスターをやったり、グラウンドで殴るような反則までして。バックを取られるとか、松田さんは上手なMMAをやっていて、私は負けました」

──男子と比べると、今でも日本の女子MMAはベースとなる格闘技の強さがMMAの強さに比例していることが多いと思います。対して松田選手は、野球というアスリートとしての基礎があっても格闘技は真っ新だったことが強さに通じているかと。

「逆に私は柔道を悪い方に使って。あの試合で、首投げは止めました。首投げを卒業して、首を巻かない、必ずワキを差し、小手を巻くということをやっています。MMAって全然違うと。そこは梅田さんに教え込んでもらいました。壁しかやらないし、首を巻くことは絶対的にダメだと注意されて。

アマで松田さんと戦った時は梅田さんに習い始めたばかりで、そこが分かっていなかったです。柔道家が野球選手に負けないって正直、思っていたし。でも松田さんはちゃんとMMAをやってきたから」

──次の試合のルールが、あの時と同じであれば今の万智選手は圧倒的に強いと思います。ただし、松田選手がプロのケージで見せてきたのは、強烈なパウンドです。組みと合体したMMA打撃の威力は、すでに女子MMAの国内トップにあるかと。

「パウンドが凄いですね。メチャクチャ凄いです。ただプロデビュー戦の長野(美香)選手以外の対戦相手はそれほど強くない人とやっている……かと。だからこそ、渡辺選手との試合が役立ちました」

──なぜ、過去形に……。

「いや、役に立ちます(笑)。私は初戦でARAMIさん、2戦目でHIME選手、3戦目は韓国人選手(キム・ユジョン)。そして4戦目が渡辺選手。強い相手としかやっていないです」

──すっごくドヤ顔ですね(笑)。

「マジで過酷な人としか、当てられていません!! 渡辺選手との試合で、自分が上回れなかったのは柔道の技なんです。柔道の人に柔道の技を仕掛けて、効果がなかった。次の試合はもっとテイクダウンが取れるし、松田さんがやりたいことはできないです。

自分が下にならなければ、パウンドはない。壁で低く入っても、私はそのまま上に上げていくので。そこでも組みのパンチは打てないと思います」

──この試合で思う様な結果が出た場合、その先に何か見据えていますか。

「試合に関して言えば、この試合のことしか考えていないです。本当にベルトが欲しいので。ただ、この試合が終わればフィジカルを改善していきたいと思っています。階級を下げることも考えましたが、それだと世界に階級がない。いずれ、外国人と戦っていくための体創りはしようと考えています。筋肉がマジでないので、水抜きも下手くそで。そういう部分も改善していきたいんです」

──では最後に松田選手とのタイトル戦に向けて、意気込みの方をお願いします。

「今回は私がパウンドを打つ試合です」

■視聴方法(予定)
11月23日(木・祝)
午後12時15分~DEEP チャンネル-YouTube、サムライTV、U-NEXT

■DEEP JEWELS43対戦カード

<DEEP JEWELS暫定ストロー級王座決定戦/5分3R>
松田亜莉紗(日本)
万智(日本)

<49キロ以下契約/5分3R>
須田萌里(日本)
彩綺(日本)

<フライ級/5分2R>
栗山葵(日本)
斎藤百瑚(日本)

<バンタム級/5分2R>
熊谷麻理奈(日本)
Te-a(日本)

<ミクロ級/5分2R>
NØRI(日本)
斎藤百瑚(日本)

<ミクロ級/5分2R>
山崎桃子(日本)
こゆき(日本)

<フライ級/5分2R>
奥富夕夏(日本)
谷山瞳(日本)

<バンタム級/5分2R>
MANA(日本)
細谷ちーこ(日本)

<無差別級/5分2R>
超弁慶(日本)
ぽちゃん Z(日本)

<グラップリング54キロ契約/5分1R>
横瀬優愛(日本)
あきぴ(日本)

<ミクロ級/5分2R>
ジャカ季美香(日本)
チャッキールビ(日本)

<アマ・50キロ契約/3分2R>
サラ(日本)
横瀬美愛(日本)

<アマ49キロ契約/3分2R>
須田美咲(日本)
槇原未来(日本)

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【DEEP JEWELS43】万智✖松田亜莉紗でストロー級暫定王座決定戦!!  これぞ、今のGirls J-MMA

【写真】上を取った時の頭の位置が、明白に違う両者。殴ることができる隙間、スぺースの有無。寝技、上下に関わらず組みの展開は、そこに注目したい(C)MMAPLANET

6日(金)、DEEPより11月23日(木・祝)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS43の対戦カード第一弾が発表されている。
Text by Manabu Takashima

10周年記念大会を終え、次の10年に向かう第一歩となる今大会のメインは、万智と松田亜莉紗の間で争われるDEEP JEWELS暫定ストロー級王座決定戦に決まった。


万智は1日のRIZIN LANDMARK06で修斗スーパーアトム級王者の渡辺彩華をスプリット判定で下したばかり。その万智にとってタイトル戦が行われる11月23日は、1年前のデビュー戦と同じ日時になる。その日は松田もプロ2戦目を戦っており、今回の暫定王座決定戦はキャリア4戦目の松田と5戦目の万智がプロ2年目でベルトを争う一戦──日本の女子MMAの急成長が顕著になった戦いとなる。

この両者、2021年12月にアマチュアルール55キロ契約で対戦しており、バックを取る場面が目立った松田が判定勝ちをしている。とはいえパウンド有りとなると、試合は別モノ。加えていえば、松田のパウンドの強さは日本女子ファイターのなかで群を抜いている。

元女子プロ野球トップ選手、身体能力と運動神経の高さとMMAの知識がなかったことで、ピュアMMAファイターとして急激に力をつけている松田。いってみるとアマで対戦した時は、柔道というストロングベースがMMAにとっては障害になっていた万智を、松田がMMA力で下した一戦だった。

対して今の万智は組みの強さを最大限に生かすMMAスタイルを構築中で、背中を簡単に許すことはまず考えられない。とはいえ、松田が持つパウンド、ダーティボクシングの強さは未体験、ここは練習で経験値を上げることができないパートだ。

一方で渡辺戦だけでなく、HIMEや韓国勢との国際戦を経ている万智はフィッシュを目指すスタイルで、ケージ・ジェネラルシップも考慮したファイトができている。絶対的な怖さがある松田と、徹底した組みの圧力を上げてきた万智。1年11カ月前と別人になった2人のタイトル戦は、世界のある階級としても要注目だ。

なお同大会では2回戦で49キロ契約=須田萌里✖彩綺、フライ級で栗山葵✖斎藤ももこ、49.5キロ契約で青野ひかる✖サダエ☆マヌーフ、ミクロ級の山崎桃子✖こゆきが組まれている。9月のデビュー戦でパンクラスではタイトル挑戦までいったNØRIにスプリットで惜敗した斎藤が、キャリア4年の栗山と2戦目で戦いマッチアップも、今の女子J-MMAを象徴する一戦といえる。

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『DEEP JEWELS 42 ~10th Anniversary~』試合結果

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▼第11試合 メインイベント DEEP JEWELS ミクロ級タイトルマッチ 5分3R
×アム・ザ・ロケット(フリー)王者 43.6kg
[判定0-5] ※28-29×5
〇村上 彩(フリー)挑戦者 43.8kg
※村上が新ミクロ級王者に

▼第10試合 セミファイナル DEEP JEWELS 49kg以下 5分3R
〇パク・シウ(KRAZY BEE)48.95kg
[判定3-0] ※30-27×3
×HIME(毛利道場) 48.95kg

▼第9試合 DEEP JEWELS 49kg以下 5分2R
〇須田萌里(SCORPION GYM) 48.5kg
[判定3-0] ※20-18, 19-19マスト須田×2
×ケイト・ロータス(KING GYM KOBE)48.8kg

▼第8試合 DEEP JEWELS ストロー級 5分2R
×青野ひかる(FIGHT LYNX)52.55kg
[判定0-3]
〇桐生祐子(FourRhombus)52.25kg

▼第7試合 DEEP JEWELS フライ級 5分2R
〇NORI(PRAVAJRA)56.9kg
[判定2-1] ※20-18、18-19、19-18
×斎藤百瑚(EX FIGHT)57kg

▼第6試合 DEEP JEWELS ミクロ級 5分2R
×山崎桃子(坂口道場一族)43.2kg
[判定0-3] ※18-20×3
〇古林礼名(GSB 多治見)44kg

▼第5試合 DEEP JEWELS アトム級 5分2R
×古瀬美月(K-PLACE)47.9kg
[判定0-3] ※18-20, 19-19×2マストイェジ
〇イ・イエジェ(Team aom)47.8kg

▼第4試合 DEEP JEWELS 50kg以下 5分2R
×竹林愛留(総斗會三村道場)49.7kg
[1R 2分19秒 TKO] ※ドクターストップ、口から出血
〇彩綺(フリー)49.8kg

▼第3試合 DEEP JEWELS ミクロ級 5分2R
-ちびさい KYOKA(SAI-GYM)43.15kg
[1R ノーコンテスト] ※上瀬がRNC極めるも800g体重超過で無効試合
-上瀬あかり(毛利道場)46.15kg ※体重超過

▼第2試合 DEEP JEWELS ライト級 5分2R
×ぽちゃん Z (パラエストラ東京/レグルス池袋)70.1kg
[2R 1分41秒 TKO] ※パウンド
〇細谷ちーこ(ABLAZE 八王子)69.95kg

▼第1試合 DEEP JEWELS フライ級 5分2R
〇奥富夕夏(リバーサルジム新宿 ME,WE)57.05kg
[1R 3分16秒 TKO] ※パウンド
×鈴木“BOSS”遥(SAI-GYM)56.9kg

▼DEEP JEWELS ストロー級 3分2R アマチュア SPルール
〇サラ(fightbase 都立大)52.5kg
[判定2-1] ※20-18, 19-19マスト愛温, 19-19マストサラ
×愛温(CAVE)52.25kg

▼DEEP JEWELS 49kg以下 3分2R アマチュア SP ルール
×須田美咲(リバーサルジム立川 ALPHA)48.9kg
[1R 1分13秒 フロントチョーク]
〇槇原未来(AACC)49.0kg

 9月10日に東京・ニューピアホールで開催された『DEEP JEWELS 42 ~10th Anniversary~』の試合結果。メインイベントのミクロ級タイトルマッチは村上彩がアム・ザ・ロケットに判定勝ちし新王者に。セミファイナルはパク・シウがHIMEに判定勝ちしています。続きを読む・・・
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DEEP DEEP JEWELS HIME MMA MMAPLANET o キック パク・シウ

【DEEP JEWELS】HIMEの打撃の間にさせず。殴って、組んで、TD──パク・シウがフルマークの判定勝ち

【写真】組みをミックスしたパク・シウがHIMEを完封した(C)MATSUNAO KOKUBO

<49キロ契約/5分3R>
パク・シウ(韓国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
HIME(日本)

HIMEがサークリングを駆使しながら、右カーフを蹴る。スイッチを織り交ぜながら、距離を詰めるパク・シウは蹴りをかわして右カーフを蹴り返す。圧を高めるパク・シウが右カーフを入れ、HIMEのヒザ蹴りをキャッチして殴っていく。離れたHIMEのスーパーマンパンチをかわして、組んだパク・シウが小外を仕掛けつつケージに押し込む。細かいヒザを見せ、ボディロックに捕えたパク・シウがサイドバックを取る。ヒザを腿に入れ、後ろから殴ったパク・シウが正対してリフトからテイクダウンへ。HIMEはすぐに立つ、胸を合わすことができない。

残り1分、ついに小外でテイクダウンを決めたパク・シウが、尻もちをついてケージを背負うHIMEに肩パンチを打ち込み、ウィザー&ヒザ、ヒジを打ち込む。パク・シウが背中を制し、左腕を首に滑らそうとしたところで時間となった。

2R、HIMEがスーパーマンパンチを見せるが、基本遠い距離を保ちたいか。ヒザ蹴りに右のオーバーハンドを狙ったパク・シウは、しっかりとレンジをコントロールしている。レフェリーの「アクション」の声に、ステップインし左右のコンビ、さらにカーフを蹴ったパク・シウに対し、HIMEはなかなか手が出ない。左インローを蹴ったパク・シウは、HIMEのステップインにカウンター、それでも前に出てきたところでダブルレッグで組みつく。ケージに押し込んだパク・シウは、細かいヒザを続ける。

ブレイク後、左ミドルを決めたパク・シウが右カーフを蹴り、左ミドルからスピニングバックキックを繰り出す。このタイミングで距離を詰めたHIMEだが、組まれて勢いを持続できなかった。

最終回、右ローと左オーバーハンドのコンビを見せたパク・シウが、ここも組んでケージにHIMEを押し込む。HIMEはポジションを入れ替えることができず、ワキを潜られる。バックから左エルボーを入れるパク・シウは、胸を合わされヒジを打った放った際にHIMEが体を入れ替える。ダブルをギロチンで切って、押し込み返したパク・シウが左エルボー、ここでスペースができると互いに拳を振るう。パク・シウは直ぐに組み直し、ダックアンダーで背中に回ると後方からハイキックを狙う。

思い切り拳を振るって前に出たHIMEは、シングルからケージに押し込まれる。残り20秒、ブレイクが掛かると両者が、思い切りパンチを交換。直後にダブルレッグから持ち上げてテイクダウンを決めたパク・シウが、MMAとして完全ドミネイト──フルマークの判定勝ちを収めた。

勝者は「DEEP JEWELSは1年半振りです。試合はいつもワクワクします。試合の準備はいつも大変ですが、努力したことを示すことができるステージがあることは嬉しいです。目標はチャンピオンです。もうすぐです」と日本語で勝利のマイクを行った。


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【DEEP JEWELS】速報中!DEEP JEWELS 42

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昼の部のDEEPはKO・一本決着が連発で大いに盛り上がりましたが、夜の部はDEEP JEWELS 42。引き続き浜松町のニューピアホールで開催されます。メインはDEEP JEWELSミクロ級タイトルマッチ。王者のアム・ザ・ロケットに村上彩が挑みます。この階級では絶対的な強さを誇るアムに村上がどこまで迫るか。他にもパク・シウ×HIME、須田萌里×ケイト・ロータスなど10周年記念大会に相応しいラインナップ。今宵も電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【アマチュアファイト第1試合 アマチュアSPルール 49kg契約】
×須田美咲(リバーサルジム立川ALPHA)
(1R フロントチョーク)
◯槇原未来(AACC)
1R、開始直後の差し合いから槙原が首投げでテイクダウン。簡単にマウントを奪う。逃げる須田の首を取るとフロントチョーク。そのままグラウンドで下になって絞めあげるとレフェリーが試合を止めた!


【アマチュアファイト第2試合 アマチュアSPルール ストロー級】
◯サラ(FIGHT BASE都立大)
(判定2-1)
×愛温(CAVE)
1R、愛温のパンチを掻い潜って組み付いたサラ。差し合いから首を取ってグラウンドに引き込む。しかし愛温は首を抜いてマウント。サラもするっと抜けてスタンドに脱出。終盤もサラが組み付いてコントロールしてラウンドを終えた。
2R、またも組み付くサラ。首を取ってギロチンを狙う。しかし愛温はすぐに首を抜いて脱出。逆にテイクダウンを奪う。だがサラは下から足関節を狙ったところで試合終了。判定はスプリットでサラに軍配。


【第1試合 フライ級】
◯奥富夕夏(リバーサルジム新宿Me,We)
(1R TKO)
×鈴木“BOSS”遥(SAI-GYM)
1R、打撃の交差からタックルでテイクダウンした奥富。しかし鈴木はすぐに立ち上がる。再び打撃戦になると奥富が組み付いてテイクダウン。ケージ際でパウンドを集中させるとレフェリーが試合を止めた!


【第2試合 ライト級】
×ぽちゃんZ(パラエストラ東京/レグルス池袋)
(2R TKO)
◯細谷ちーこ(ABLAZE八王子)
1R、前進するぽちゃんに対して細谷はパンチを集中。嫌がるぽちゃん。しかしピンチを乗り切ると逆にフックで細谷をグラつかせる。すると細谷はタックルでテイクダウンに成功。パウンドで削って主導権を握ってラウンドを終えた。
2R、打撃の交差から細谷がタックル。反応したぽちゃんはこれを切ってバックに周るが、細谷は前方に落としてスイープ。上からパウンドを連打すると動けないぽちゃんを見てレフェリーが試合を止めた!


【第3試合 ミクロ級】
ちびさい KYOKA(SAI-GYM)
(ノーコンテスト)
上瀬あかり(毛利道場)
上瀬が800gの計量オーバーのためレッドカード2枚の状態で試合開始。ちびさいが勝った場合のみ公式記録となる。
1R、開始直後から重たいミドルに強烈なフックを入れる上瀬。さらにタックルで組み付くとテイクダウン。立ち上がるちびさいのバックに周り込んでチョーク。グラウンドに持ち込んで絞めるとちびさいはタップ。しかし規程により試合はノーコンテスト。
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【DEEP JEWELS42】アム・ザ・ロケット&イェジは無事に来日&計量クリア 佐伯代表「2人とも減量がキツくなくてよかった…」

【写真】台風の影響が心配されたが来日組のアム・ザ・ロケット(左)、イ・イェジ(右)は無事に計量をクリア (C)Takumi Nakamura

明日10日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP Tokyo Impact 2023#05&DEEP JEWELS42「10th Anniversary」の計量が、9日(土)に新宿区のホテルローズガーデンにて行われた。

2大会合わせて25試合50名が参加した計量は2部構成で行われ、第1部にDEEP Tokyo Impact 2023#05出場選手、第2部にDEEP JEWELS42「10th Anniversary」出場選手が登場。DEEP JEWELS出場の上瀬あかりを除く全選手が無事に計量をクリアしている。


8日に台風13号が関東地方に接近するなか、DEEP JEWELSにはタイからアム・ザ・ロケット、韓国からイ・イェジの2選手が来日。イェジこそ予定通りに来日できたものの、アムは天候不良の影響をもろに受け、宿泊ホテルに到着したのが深夜2時頃だったという。

DEEP佐伯繁代表は「仮に来日できても、空港からホテルまで移動できるか分からなかったからホントに心配しましたよ。2人とも減量がキツくなくてよかった。問題なく計量をパスしてくれたけど、これが減量のキツイ選手だったら大変だったよ!」と胸をなでおろしていた。

実際にアムは計量後に「久々に適正階級で試合ができるし、ベルトは絶対に渡しません。自分が防衛することを確信してます」と話し、改めてコメントを求めると「日本に到着するんが遅れましたけど体調は問題ないです。練習している時から勝つイメージしかないし、KOか一本で勝てると思っています」と自信をのぞかせていた。

村上もバキバキ・ボディを披露

■ DEEP JEWELS42対戦カード

<DEEP JEWELSミクロ級選手権試合/5分3R>
[王者]アム・ザ・ロケット:43.06キロ
[挑戦者]村上彩:43.80キロ

<49キロ契約/5分3R>
パク・シウ:48.95キロ
HIME:48.95キロ

<49キロ契約/5分2R>
須田萌里:48.50キロ
ケイト・ロータス:48.80キロ

<ストロー級/5分2R>
青野ひかる:52.55キロ
桐生祐子:52.25キロ

<フライ級/5分2R>
NORI:56.9キロ
斎藤百瑚:57.00キロ

<ミクロ級/5分2R>
山崎桃子:43.20キロ
古林礼名:44.00キロ

<アトム級/5分2R>
古瀬美月:47.90キロ
イ・イェジ:47.80キロ

<50キロ以下契約/5分2R>
竹林愛留:49.70キロ
彩綺:49.80キロ

<ミクロ級/5分2R>
ちびさい KYOKA:43.15キロ
上瀬あかり:46.15キロ

<ライト級/5分2R>
ぽちゃん Z:70.10キロ
細谷ちーこ:65.95キロ

<フライ級/5分2R>
奥富夕夏:57.00キロ
鈴木”BOSS”遥:56.90キロ

<アマ・ストロー級/3分2R>
サラ:52.50キロ
愛温:52.25キロ

<アマ49キロ契約/3分2R>
須田美咲:48.90キロ
槇原未来:49.00キロ

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【DEEP JEWELS42】実戦復帰=古瀬美月戦へ、イ・イェジ「JEWELSで戦うことで、もっと成長できる」

【写真】組の粘りはあった。MMAとして、その強みをいかに試合に出せるようになっているのか注目 (C)MMAPLANET

10日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS42「10th Anniversary」にイ・イェジが出場し、古瀬美月と戦う。
Text by Manabu Takashima

K-MMA版高校生ファイターとして注目されデビュー戦の相手が、しなしさ。2戦目が久遠と無茶でキャリアの序盤を過ごしたイ・イェジは、ニームバリューを実力が追いかけるキャリアを過ごしていた。確かな実力を育みつつあったなかでのコロナ時代突入で、今回が実に3年10カ月ぶりのファイトとなるイ・イェジに話を訊いた。

イ・ユンジュンの下でMMAを学び始めたイ・イェジが、仕切り直し&巻き返しの一歩を踏み出す。


――2019年11月にプロ修斗で勝利して以来、実に3年9カ月振りの試合となります。コロナもあったのですが、この間はどのように過ごされていたのでしょうか。

「なかなか試合ができない状況でも練習はやってきたのですが、試合という明確な目標がなかったので、張り合いはなかったです。ただ、ジムでは子供達の指導を続けて過ごしていました」

――韓国内でもコロナ後もMMAイベントは行われてきましが、オファーはなかったのでしょうか。

「試合に関しては、修斗からはトーナメント出場のオファーがあったのですが、コロナの関係で入国が難しくて……。試合のオファーは、それぐらいでした。ただし、MMAに関する想いは変わりなかったです。いつ、試合ができるのか──そういう不安はあったのですが、MMAから気持ちが離れることは一切なかったです」

──韓国国内で試合のチャンスはなかったのですね。その一方で国内外で韓国の女子選手も試合に出るようになっていたことに対し、焦りはなかったですか。

「しっかりとした練習ができていなかったので、あの時に試合がなくて今となっては良かったと思います」

──というのは?

「ウォンジュにあるチームJ MMAで練習をしてきたのですが、どうしても地方都市なので練習相手も限られていました。なので、もっと色々な選手と交流をして練習をしてみたいと思って、今年の2月にソウルに引っ越しました」

――そうなのですか!!

「ハイ。もっと強くなりたかったので。今ではチームaomに所属してイ・ユンジュン監督の指導を受けています」

──Road FCバンタム級チャンピオンだった?

「ハイ、そうです。Roadジム・アップジョンのなかにチームaomという選手チームがある形です。ほとんど男子選手ばかりなのですが、女子は私を含めて3人います。1人はRoad FCで戦っているペク・ヒョンジュ選手、それとセミプロでもう1人いて。その選手はかなり大きいのでハードな練習になっています。

今はDEEP JEWELSで試合が決まり、しっかりと準備期間があって、目標もある練習ができるので凄く充実しています。韓国と比較しても、日本は女子選手が多いですし、ステップアップできる環境だと思います」

――DEEPからオファーがあった時は、どのような気分でしたか。

「3年間、いつ試合ができるのか分からない状態だったので、オファーがあった時は正直驚きました。DEEP JEWELSは日本の女子MMAの中心で、ここからステップアップをしていった選手も多いです。私もDEEP JEWELSで試合をすることで、もっと成長できると思っています」

――2月に引っ越しをしたということで、既に半年以上新しい環境で練習していることになります。この間、どのような点が成長できたでしょうか。

「これまで知らなかった技術なども学びましたし、そこはレベルアップできたと動いていて思います」

――イ・ユンジュンさんは病気が原因で現役生活を退きましたが、超一流のウェルラウンダーでした。コーチとしてどのような人物ですか。

「もちろん素晴らしい選手だったので、現役時代に培った技術を全て教えてくれます。ただ、一番指摘されることは『最後は自分。どれだけ自分が強くなりたいと思っているのか。ただ習ったことを繰り返すだけでなく、自分で考えて頑張らないといけない』ということで。そういう点でも、素晴らしい指導者です」

――なるほどぉ。では対戦相手の古瀬選手について、どのような印象を持っていますか。

「凄く優しそうな顔つきをしているのに、試合ではかなりタフな相手になります。私も負けずにバチバチやりあいたいです。古瀬選手は私と同じように、女子高生ファイターとして注目されていた時期があります。その時から彼女を知っているファンも多いと思いますし、そういう風に知名度がある選手なのでとにかく皆に喜んでもらえる試合がしたいです」

――では、今後の目標を教えてください。

「アトム級は世界に進出するには、難しい階級です。ただし、私のベストの階級はアトム級なので、とにかくアトム級で頑張りたいです。まだまだなのですが、一つひとつ勝利を積み重ねてアトム級のチャンピオンになりたいと思います」

――イ・イェジ選手、今日はありがとうございました。最後にファンに一言メッセージをお願いできますか。

「久しぶりの試合ですが、自分のできることをしっかりとアピールして、面白い戦いをします。応援よろしくお願いします」

■視聴方法(予定)
9月10日(日)
午後5時05分~DEEP チャンネル-YouTube、サムライTV
午後4時30分~U-NEXT

■ DEEP JEWELS42対戦カード

<DEEP JEWELSミクロ級選手権試合/5分3R>
[王者]アム・ザ・ロケット(タイ)
[挑戦者]村上彩(日本)

<49キロ契約/5分3R>
パク・シウ(韓国)
HIME(日本)

<49キロ契約/5分2R>
須田萌里(日本)
ケイト・ロータス(日本)

<ストロー級/5分2R>
青野ひかる(日本)
桐生祐子(日本)

<フライ級/5分2R>
NØRI(日本)
斎藤百瑚(日本)

<ミクロ級/5分2R>
山崎桃子(日本)
古林礼名(日本)

<アトム級/5分2R>
古瀬美月(日本)
イ・イェジ(韓国)

<50キロ以下契約/5分2R>
竹林愛留(日本)
彩綺(日本)

<ミクロ級/5分2R>
ちびさい KYOKA(日本)
上瀬あかり(日本)

<ライト級/5分2R>
ぽちゃん Z(日本)
細谷ちーこ(日本)

<フライ級/5分2R>
奥富夕夏(日本)
鈴木”BOSS”遥(日本)

<アマ・ストロー級/3分2R>
サラ(日本)
愛温(オランダ)

<アマ49キロ契約/3分2R>
須田美咲(日本)
槇原未来(日本)

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