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BELLATOR PFL UFC アダム・ボリッチ キック ダニエル・ピネダ

Bellator272:セミファイナル・エマニュエル・サンチェス vs. ジェレミー・ケネディ

フェザー級。サンチェス4位、ケネディ9位。

サンチェスは2014年からBellatorに参戦しているベテラン。2018年にはパトリシオ・ピットブルの王座に挑戦したが判定負け。Bellatorフェザー級トーナメントでは準決勝まで勝ち上がり、パトリシオとの再戦で2度目のタイトル挑戦となったが、1Rギロチンチョークで一本負け。今年7月には元UFCでBellator2連勝中のマッズ・バーネルと対戦したが、カーフキックとタックルで削られ判定負けで連敗中。

ケネディUFCでは3連勝後に現王者ヴォルカノフスキーに敗れたが、それが契約最終試合で、契約交渉がまとまらずにPFL2019に出場。フェザー級トーナメントで準決勝敗退(ただし、相手のダニエル・ピネダから禁止薬物が検出されノーコンテスト)。昨年Bellatorに参戦すると、1勝のみでランキング入り。前回はランキング3位のアダム・ボリッチと対戦し、タックルからテイクダウンで攻めたが判定負け。

ケネディケージに押し込むとタックルでテイクダウン。押さえ込むが、サンチェスケージを使って立とうとする。ケージを蹴って体勢を変えて立ったが、ケネディなおもクラッチしてテイクダウン狙い。シングルレッグに変えてテイクダウン。バックに。サンチェスがスクランブルで逃げようとしたが上をキープしたケネディ。三角を仕掛けたが上体を起こしてディフェンスしたケネディ。パウンド。ゴング。

1Rケネディ

2R。サンチェスが逆にタックル。シングルレッグ。こらえるケネディだがサンチェスバックに回る。しかしケネディ払い腰で投げて上に。サンチェス下から肘。しかしケネディボディロックからパスしてレッグマウントに。足を抜いて立つサンチェスだがケネディがボディロックしてまたテイクダウン。ハーフでがっちり押さえ込んだ。サンチェスガードに戻すが、ケネディがオーバーアンダーパスでパス。バックに回る。チョークを狙う。サンチェス正対して立つが、ケネディなおもバックについてテイクダウン狙い。ゴング。

2Rケネディ

3R。サンチェス打撃で出ていくが、カウンターのタックルでテイクダウン。立とうとする。サンチェスからバックマウント。前に落とそうとするサンチェスだがケネディバックキープし仰向けで四の字ロック。チョークを狙うが入っていない。ケネディマウントに移行。しかしまた反転しバックマウントへ。正対したサンチェスがギロチンに抱えるがディフェンスされている。残り30秒で外れた。上のケネディがパウンド。タイムアップ。

三者フルマークでケネディ勝利。

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AJ・マッキー BELLATOR Bellator272 Brave CF LFA MMA PFL RIZIN UFC アダム・ボリッチ アーロン・ピコ ウラディスラフ・パルブチェンコ エドウィン・ナジミ エマニュエル・サンチェス キック ジェレミー・ケネディ ジョシュ・ヒル ジョン・デ・ジーザス ジョージ・カラキャニャン セルジオ・ペティス ダニエル・ヴェイケル パトリシオ・フレイレ ベラトール マルロン・モラエス ラフェオン・スタッツ 堀口恭司

【Bellator272】堀口✖ペティス以外にも、サンチェス✖ケネディ、ヒル、プレリミではカマカ3世に注目!!

【写真】ザ・メキシカンという風貌になってきたサンチェスと、アンバランスな立ち位置のケネディ (C)BELLATOR

2日(木・現地時間)、3日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator272「Pettis vs Horiguchi」。メインは言うまでもなく堀口恭司がセルジオ・ペティスの持つBellator世界バンタム級王座の奪回に挑むタイトル戦だ。

そんなJ-MMA界でも話題沸騰の一戦が組まれた今大会、メインとプレリミの注目カードをおさらいしてみたい。


まずコ・メインではセルジオ・ペティスのチームメイト、エマニュエル・サンチェスが、AJ・マッキー時代を迎えたベラトール・フェザー級トップ戦線で生き残りを賭け、ジェレミー・ケネディと戦う。

サンチェスは柔術ベースのファイターで2014年10月から7年に渡り、サークルケージのフェザー級戦線で活躍してきた。パット・カーラン、ジョージ・カラキャニャン、ダニエル・ヴェイケル、ダニエル・ストラウス、そしてマルコ・ロウロらとの戦いで力をつけ、2018年11月に当時の世界王者パトリシオ・フレイレに挑戦も判定負けを喫した。

その後、16人参加のワールドGPに出場しベスト4に残ったが、準決勝で2度目のタイトル挑戦を兼ねたフレイレ戦ではギロチンチョークで秒殺一本負けを喫してしまった。

7月の再起戦では、元UFCファイターのメス・ブーネルに力負けといえる完敗を喫した。ブーネル戦の敗北で、衰えを指摘されるようになったなかでサンチェスはベラトール3戦目、2勝目を目指すジェレミー・ケネディと対戦する。

サークルケージでは1勝1敗、アダム・ボリッチに敗れながら9位にランクされるケネディは、UFCからPFLで活躍してきたウェルラウンダーだ。

オクタゴンで3勝1敗、デカゴンでは2勝1敗、さらにはBRAVE CFで2勝0敗と、世界のメジャー大会で大きく勝ち越している。キックと柔術が融合したウェルラウンダーのケネディは、今年の7月にSUGにも挑み、あのエドウィン・ナジミを相手に堂々のグラップリングマッチを繰り広げ、OTで敗れている。

31歳、メジャーシーンはベラトール一筋のサンチェスと、29歳でメジャープロモーションを渡り歩いてきたケネディ、両者は照的なキャリアの積み方をして来た。

サンチェスとしては、パウンドを交えたポジションコントロール=パウンド柔術で試合を有利に運びたいところだ。その一方で最近の試合ではフレッシュさで、ケネディが上回っている感もあるが、果たして──。

体重オーバーのジャレッド・スコッギンスと対戦するジョシュ・ヒルはTUF18出演、UFCと契約はならなかったがWSOFからローカルプロモ―ションを経て、ベラトールに辿り着いた35歳のベテランファイターだ。WSOFではマルロン・モラエスの持つ世界バンタム級王座に2度挑戦も、ローキックで削られ判定負けと、ハイキックからパウンドアウトされベルトを巻くには至らなかった。

その後、地元カナダのTKOで現UFCファイターのテイラー・ラピルスにスプリットで競り負けるなど、厳しい時を経験しながら18勝3敗というレコードを引き下げ、ベラトールへ。元UFCファイターのエリック・ペレスに競り勝ち、2連勝も5月にルーファスポーツのレスリングマスター=ラフェオン・スタッツに敗れた。

ここでキャリア10勝1敗、しかも4ポンドも体重オーバーだったスコッギンスを迎えるヒル。ベラトール・バンタム級戦線だけでなく、キャリアを賭けた一戦となる。

プレリミではフェザー級で2019年のハワイ大会以来、2年振りのベラトール出場となるカイ・カマカ3世に注目だ。北米MMA界がコロナショックを受けた昨年、カマカはLFAでの勝利からスクランブル出場でUFCとの契約を勝ち取るも、1勝2敗1分で契約満了、再びベラトールに照準を合わせた。

コンテンダーシリーズ世代といえる打撃もレスリングもアグレッシブなカマカだが、逆にパンチを被弾するリスクも高いファイトと、レスリングで攻勢でもガスアウトするなど、明日なき暴走ファイトを持ち味としている。

対戦相手のジョン・デ・ジーザスはアーロン・ピコにこそTKO負けを喫しているが、RIZINで朝倉未来と戦ったジョン・マカパに競り勝ち、REALでは芦田崇宏や中村Jrを破ってフェザー級王者となったウラディスラフ・パルブチェンコから判定勝ちを収めている。

攻撃力よりも、防御力と粘り強さで14の勝利(※9敗)を手にして来たデ・ジーザスを、カマカが持ち味である攻撃力で突破し存在感を高めることができるか──そんなマッチアップだ。

■視聴方法(予定)
12月4日(土)
午前8時00分~ U-NEXT

■ Bellator274計量結果

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]セルジオ・ペティス: 134ポンド(60.78キロ)
[挑戦者] 堀口恭司: 134.5ポンド(61.0キロ)

<フェザー級/5分3R>
エマニュエル・サンチェス: 145.25ポンド(65.88キロ)
ジェレミー・ケネディ: 145.75ポンド(66.11キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル: 134.75ポンド(61.12キロ)
ジャレッド・スコッギンス: 140ポンド(63.5キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン: 185ポンド(83.91キロ)
コリン・ハックボディ: 185ポンド(83.91キロ)

<ライト級/5分3R>
アレクサンデル・シャブリー: 155.4ポンド(70.48キロ)
ボビー・キング: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世: 146ポンド(66.22キロ)
ジョン・デ・ジーザス: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ライト級/5分3R>
マイク・ハメル: 155.8ポンド(70.66キロ)
キリズ・モタ: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィニシウス・ジュゼズウ: 169.6ポンド(76.92キロ)
レヴァン・チョクヒリ: 170.8ポンド(77.47キロ)

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・モンタルヴォ: 154.8ポンド(70.21キロ)
ジェイコブ・ボーン: 154.8ポンド(70.21キロ)

<160ポンド契約/5分3R>
スパイク・カーライル: 159 ポンド(72.12キロ)
ダン・モレット: 159.6 ポンド(72.39キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー: 171ポンド(77.56キロ)
オリバー・エンカンプ: 170ポンド(77.11キロ)

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BELLATOR Brave CF LFA MMA ONE PFL RIZIN RIZIN TRIGGER01 UAEW UFC   アダム・ボリッチ キック ジェイジェイ・ウィルソン スコット・コーカー ストラッサー起一 ダイキ・ライトイヤー ダニー・サバテーロ ベラトール マゴメド・マゴメドフ 中田大貴 住村竜市朗 堀口恭司 堀江圭功 山本空良 川中孝浩 昇侍 木下憂朔 松場貴志 柏木信吾 獅庵 竿本樹生 萩原京平 釜谷真 魚井フルスイング

【RIZIN TRIGGER01】柏木信吾に訊く─02─「RIZINでケージのチャンピオンが誕生することだってありえます」

【写真】後編のスナップショットは真面目バージョン。必ずRIZINの文字が背景に入る場所をセレクトする柏木氏(C)MMAPLANET

本日28日(日)に神戸市中央区の神戸ワールド記念ホールで開催されるRIZIN TRIGGER01。同大会を前にしてJ-MMAの実状、世界の中の日本のMMAという論点で柏木信吾氏に行ったインタビュー後編。

RIZINルールのケージ大会に期待すること。そしてRIZINとBellatorの今後に対して柏木氏が熱弁をふるった。

<柏木信吾インタビューPart.01はコチラから>


──TRIGGERはケージでRIZINルール。ケージで北米ユニファイドとも、リングでRIZINルールとも違う戦いが見られそうです。

「ケージでグラウンドの4点ヒザ、サッカーボールキックがあれば膠着はかなり減少するかと思います。選手にとっては気が抜けなくて、精神的に厳しい戦いになるでしょうね」

──レフェリーも気が抜けないです。

「う~ん、でもそこはアジャストしていただかないと」

──サッカーボールキックが入ると終了の合図的なこともありますが、ケージを背負って座った状態の選手にヒザ蹴りとか、本当に怖いです。ただし、見た目のインパクトでストップしてしまうことも起こる可能性があります。

「ヒザですよね。テイクダウンから起き上り際、スクランブルでのヒザ蹴りはユニファイドではない攻撃で。ユニファイドだと一息つけるところが、致命傷になる」

──いやぁ、止まることができないですね。厳しいっ!!

「そうなんです。動くしかない。なら立ち上がってクリンチに、すぐに持ち込まないと」

──それはそれで疲れますね……。ところでユニファイド思考の選手が、ケージで外国人選手との試合も組まれていくのであれば、「リングだから」とRIZINを避けていた選手が出場するケースも増えそうですね。

「そうかもしれないですね……」

──と同時に、ケージしか出たくないんだと言うかもしれないです。

「そういう選手はお断りです(笑)。というのは冗談で、TRIGGERだけ、そして踏み台にしたいという選手が出るのも良いと思います。TRIGGERで無双して、それでも『リングは出ない』というのなら格好良いですし、運営側としては意地でも出場させたくなってビッグファイトが生まれるかもしれない。

それこそTRIGGERが盛り上がると、RIZINでケージのチャンピオンが誕生することだってありえます。RIZINリング王者、RIZINケージ王者が生まれるってなると、それはそれで面白くないですか。そこまでTRIGGER……RIZINで金網が盛り上がるなら、それこそさっき高島さんが言った別競技……RIZINのスピンオフ・ストーリーが確立する。それってメチャクチャ面白いですよ」

──もう制圧ですね。

「ハイ」

──J-MMA界を……。

「いや、何言っているんですか!! そんなことないですよ」

──アハハハハハ。

「いやいやいやいや、引っかけじゃないですか!!(笑)。そんなことは考えていないですよ。でもリングとケージの統一チャンピオンシップとか、面白くないですか!!」

──そりゃ面白いですよ。結果、制圧してしまうし(笑)。

「だから、制圧じゃないですって(笑)」

──自分はフリーで25年やってきたから、力がないモノは続けられない。それが当然だと思っているのは嘘じゃないです。

「でも、RIZINはそれを全然望んでいないですから。やはり協力体制がないと、業界全体が盛り上がらないですからね。どこかが転んだときに、『ざまぁ見ろ』なんて思っている業界は伸びないです」

──ホント、その通りです。自分たち雑誌も格闘技通信が休刊になった時、ゴン格の人間で喜んだ者など誰一人もいなかったです。先を走っていたライバル誌がなくなるって、ジャンルにとって大きなピンチだったので。だからTRIGGERで勝っても、もともと活躍していたプロモーションで試合も続ける。そういう風になるのが、理想ですね。

「そうなんですよ。負けて戻って再生だけでなく、勝った選手が凱旋。そこも上手く調整しながらやっていくつもりです。そこはしっかりと向き合って、足並みを揃えてやっていければ業界全体が良くなる。甘いですかね?」

──甘かろうが、辛かろうが……です(笑)。理想を追いかけないと。そういう部分ではどのプロモーションも選手の手売りがマネタイズになっており、勝ち負けに関係なく試合が組まれるという状況があります。そこはUFC、Bellator、PFL、ONE、BRAVE CF、UAEWなどとの違いですが、柏木さんはどのように考えられていますか。

「日本ではMMAが興行という形に収まっており、コンテンツとして広く認められチケット云々でなく、スポンサーフィーやインベスターからの投資を得ることができる状況にはないです。この状況では、PFLのように地味でも強ければ良いという風に世界中から選手を呼ぶことはできない。それができれば本当に理想的で。でも、日本はその状況ではない」

──そこを業界全体でどう打開していけるのか、期待しています。そして、ここからは柏木さんの渉外という面で、お話を聞かせていただきたいのですが。

「ハイ」

──RIZINバンタム級チャンピオンの堀口恭司選手がBellatorと契約した。ベラトールとエクスクルーシブですが、RIZINに関してはベラトールの合意があると試合ができる。これは画期的な、この業界になかった契約形態だと思います。そうなると他の日本人選手も同じようにベラトールと契約し、日本でも試合をすることができるようになるのでしょうか。

「日本人選手に関わらず、RIZINとエクスクルーシブ契約の外国人選手も堀口選手のような契約形態にできないかという問い合わせは来ています」

──そうなりますよね。

「日本が大好きで、RIZINも大好きだ。RIZINで2度戦い、ベラトールで2試合する。そういうことは可能か?と」

──それが実現すれば、本当に素晴らしいことです。

「堀口恭司選手を皮切りに新しい契約の仕組みができるかもしれないです。まあ、これはスコット・コーカーと榊原社長の話し合い、人と人、人間関係で決まったことなので本当に凄いことだと自分は思います」

──ただし、そういう希望を堀口選手以外の日本人選手が持っていてもベラトールで勝てるでしょうか。私は正直、甘くないという想いはあります。

「それは私もあります。簡単ではないです。正直、世界という言葉は言いやすいかもしれないですが、やはり知ることが先だと思います。行きたいというのも良いです。行けるなら、行くべきです。でも、現実を見る必要性はあります。かつ国内で誰もが納得する戦績を残した選手が行くのが一番ではないかと。UFCに行くのではなく、UFCで勝つことを考えてほしい。

そうなると現状では日本からシレっとUFCに行っても、伝わらない。イケイケの気持ちになっている選手には分かってもらえないかもしれないですが、自分のブランド力を上げて日本のファンを引き連れてUFCへ行って欲しいです。

日本のファン、1万人、2万人、10万人の目ん玉を連れて行ってくれよ、と。国中から応援されて行けば良いじゃん。周囲の100人とかでなくて。せっかくRIZINってモノがあるんだから、『RIZINは違う』とかって言うのも良いけど、使えるモノは使えば良いのに。逆に使ってよって僕は思います」

──もう19年以上過去の話ですが、桜井マッハ速人選手がUFCでマット・ヒューズの持つ世界ウェルター級王座に挑戦した時、WOWOWやサムライTVのスタッフが現地に赴き、専門メディアだけでなくスポーツ新聞、そして一般誌の記者もラスベガスを訪れていました。何より、マッハは世界に挑戦する力があった。

「まさにそういうことですね。今はそういう風になっていないです。世間が何か、格闘技が盛り上がっているね──というところまで、まだ浸透していない。世界一を目指すのは良いです。僕もそういう姿を見てみたい。その実績が、皆に貢献できるようになるにはRIZINを使えば良いと思います。変に意固地になるんじゃなくて……」

──そこまで意固地にならないと、その意志力がないとできない。それも有りだし、自分に納得したい選手もいるのも致し方ないかと(笑)。

「もちろん、バカだなって思わせるぐらいの直向きさのある選手、僕も好きです。あの意志の強さは大好きです」

──必殺、大好きだからRIZINで戦う姿が見たいってことですね(笑)。

「まぁ、あの道は修羅の道ですからね。そのおかげでLFAの中継があるって、ありがたいですよ。だから、僕も世界に行くためにRIZINを使ってほしいという想いは、ここで満足してほしくないという気持ちに通じています。それはTRIGGERも、そう。利用して上を目指して欲しいです。」

──なるほど。いやぁ、柏木さんはやっぱり究極ですよ。では堀口選手とは逆にベラトールの選手がRIZINにやって来ることは、またあるのでしょうか。

「あります。ホント、この世界で前例のない良好な関係なんです。それはスコット・コーカーの日本に対する思い入れもありますし、理解が凄くあるからこそ現実になっている。スコットももちろん自分たちの利益を考慮しなければならない立場ですが、その先を見ている。そういう野心があるから、この関係を築くことができている。選手とプロモーター、プロモーターとプロモーターがWIN WINにある。やはり人間関係はWIN WINでないと築けないです」

──仰る通りですね。

「だからRIZINからベラトールに選手を送り出すだけでなく、ベラトールの選手にもRIZINに来てもらいたいという話は当然しています」

──マゴメド・マゴメドフ、ジェイジェイ・ウィルソン……見たいですねぇ。

「僕はボリッチ、ボリッチって言っていますよ(笑)」

──クソ見てみたいですね。アダム・ボリッチ、ぜひTRIGGERで。

「いや、だからTRIGGERはそうじゃないですって(笑)。アジアの活きの良い選手とか招聘したいです。ベラトールだったら、単発契約で出ている選手なら有り──かもしれないです。でも、そうしたらアジアの選手の方が面白い。そうしたらMMAPLANETでもインタビューお願いします」

──勿論です。

「でもジェイジェイ・ウィルソンとか、ダニー・サバテーロとかMMAPLANETがインタビューしたら体重オーバーとか、コロナで陽性になって欠場って。ああいうジンクスを創るのは勘弁してほしいなぁ(笑)」

──いや、勘弁してくださいはこっちですよ。またネガティブ・キャンペーンだ(笑)。

「アハハハハ」

──リングだと自分は書くことができないですけど、J-MMA界のためにもRIZINにベラトールのトップ選手が来日してほしいです。

「そうするとベラトールの通常大会も日本のファンが楽しめますしね。でも、ホントTRIGGERきっかけで、今日はMMAPLANETにインタビューしてもらって嬉しかったです」

──今後も月刊・柏木信吾のこの一番など、お願いできれば自分も嬉しいです。

「ホントですか。ぜひ、お願いします(笑)」

■視聴方法(予定)
11月28日(日)
午後2分~Exciting RIZIN
午後2時~RIZIN LIVE
午後2時~スカパー!

■ RIZIN TRIGGER01計量結果

<フェザー級/5分3R>
昇侍:65.80キロ
萩原京平:65.95キロ

<68キロ契約/5分3R>
堀江圭功:68.00キロ
中田大貴:67.40キロ

<ウェルター級/5分3R>
ストラッサー起一:76.75キロ
川中孝浩:76.10キロ

<ウェルター級/5分3R>
住村竜市朗:76.90キロ
木下憂朔:76.95キロ

<バンタム級/5分3R>
獅庵:60.95キロ
魚井フルスイング:60.50キロ

<フライ級/5分3R>
竿本樹生:57.00キロ
松場貴志:56.60キロ

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕:66.00キロ
山本空良:65.60キロ

<73キロ契約/5分3R>
奥田啓介:72.45キロ
グラント・ボグダノフ:72.95キロ

<バンタム級/5分3R>
釜谷真:60.90キロ
ダイキ・ライトイヤー:60.90キロ

<キック53キロ/3分3R>
政所仁:52.75キロ
平松侑:53.00キロ

<キック61キロ/3分3R>
市村大斗:60.90キロ
テーパリット・ジョウジム:60.95キロ

<キック46キロ/3分3R>
百花:45.70キロ
未來:45.85キロ

<バンタム級/5分3R>
加藤ケンジ:60.80キロ
藤原克也:59.80キロ

<キック55キロ/3分3R>
森井翼:54.90キロ
FUJIMON♡:54.60キロ

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Brave CF MMA PFL UAEW UAEW24 UFC アリ・アルカイシ イ・ドギョム カールストン・ハリス キック サルバツホン・カミドフ サンボ・ゴリンボ シルベスター・チップファンブ ヘンダソン・フェヘイラ マヒル・マメドフ ムイン・ガフロフ ユ・スヨン ヴィニシウス・ジ・オリヴェイラ

【UAEW24】2人のUAEW王者に挑むのはTitan FCとEFC Worldwideのチャンピオン!! 世界中の新鋭がズラリ!!

【写真】Titan FCフェザー級チャンピオンの挑戦を受けるUAEWフェザー級王者のイ・ドギョム(C)UAEW

29日(金・現地時間)、UAEはアブダビの柔術アリーナでUAE Warriors24が開催される。

28日(木・同)には同所でUAEW23 Arabia05と中東勢中心のYoung Blood大会が行われ、2日連続のイベント開催となる。また30日には同地でUFC267が開催されることで、今大会はダナ・ホワイトの御前試合になる可能性も高い。

今年の1月のEagle FCとの合同イベントはダナとカビブ・ヌルマゴメドフが席を並べて視察し、カールストン・ハリスがUFCと契約し、ムイン・ガフロフがコンテンダーシリーズ行のチャンスを掴んでいる。


そんなUFCウィークのUAEW24では2つのタイトル戦が組まれている。メインでは16勝2敗、ブラジル人王者ヴィニシウス・ジ・オリヴェイラがシルベスター・チップファンブの挑戦を受ける。

3月大会でカナダ人王者ザビエル・アラウイをハイキックからパウンドアウトしベルトを巻いたオリヴェイラに対し、ジンバブエ人ファイターで現在は南アフリカのケープタウン在住のチップファンブはEFC Worldwideのバンタム級チャンピオンだ。

中東のプロモーションのブラジル人王者に、アフリカの王が挑む一戦。MMAの世界的伝播とUAEWのグローバル感が改めて伝わってくるメインといえる。そのグローバル感をさらに感じさせるのが、コメインのフェザー級選手権試合だ。

同級王者は韓国のイ・ドギョム。彼はAngel’s FCでフェザー級王座挑戦もムン・ギブンに敗れ、キャリアアップに中東の地を選んだ。現在はBRAVE CFに在籍する元PXCフェザー級王者でUFCベテランのロランド・ディをKOすると、2020年7月にアレクサンドル・キトランをヒザ蹴りで一蹴し、UAEWフェザー級王座に就いている。

挑戦者のアリ・アルカイシはBRAVE CFで3連勝しUFCにステップアップ──も2連敗でリリースされる。その後はUAEWで再起し、8月にはTitan FCでアンドリュー・ウィットニーを下しTitan FCフェザー級王者になっている──ヨルダン人散打ファイターだ。

イ・ドギョムとすれば、ただ王座初防衛を目指すだけでなく、有力フィーダーショーのチャンピオンを相手にインパクトを残す勝ち方をし、UFCへのステップアップを狙うファイトであることは間違いない。

また韓国からはイ・ドギョムだけでなくZEUS FCバンタム級王者のユ・スヨンがプロモーション・デビューを果たす。

(C)KEISUKE TAKAZAWA

ユ・スヨンは2019年11月にパンクラスに来日し大橋悠一を僅か13秒でKOし、再来日が期待されていた25歳の新鋭だ。

ユ・スヨンもまた中東をステップアップの地として照準を定めたが、UAEWでは同大会初戦となるタジキスタン人ファイターのサルバツホン・カミドフ──キャリア11連勝中のえげつない相手を用意している。

またEFC Worldwideのウェルター級王者サンボ・ゴリンボもUAEW初陣を迎え、PFLベテランのヘンダソン・フェヘイラと相対する。この他にもカザフスタンのオクタゴンMMAミドル級王者で19勝1敗のマヒル・マメドフも出場、世界の新鋭の品評会ともいえるUAE Warriors24──見逃せないイベントだ。

■視聴方法(予定)
10月29日(金・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS

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MMA PFL PFL2021#10 ケイラ・ハリソン テイラー・ゴールダード

【PFL2021#10】右を被弾しても、ケイラ・ハリソンの突き抜けた強さ変わらず。腕十字で連覇

<女子ライト級決勝/5分5R>
ケイラ・ハリソン(米国)
Def.2R4分00秒by 腕十字
テイラー・ゴールダード(米国)

ワンツーで前に出るゴールダードが、右オーバーハンドをヒットさせる。組んだケイラはヒザ蹴りをボディに受けながら大内刈りで一瞬にしてテイクダウンを決める。ボディから顔面に左のパンチ、さらに左右のパウンドを打ち込むケイラは、ニーシールドに足を抜いてパスを決める。ニーインベリーをハーフに戻したゴールダードだが、キムラ・アームロックを狙われる。アメリカーナに移行したケイラは、腕に拘らずマウントに移行する。背中を見せたゴールダードをワンフックで制したケイラが、前方に潰していく。首を許さないゴールダードに対し、ケイラは仰向けになりワンフックのままトップに戻る。

肩固め狙いを半身で防いだゴールダードは、反時計回りで逆側から抑えを狙ったケイラをガードに入れる。腰を越したケイラは勢いのあるパンチを落とすが、足を払ってのパンチを狙ったところでゴールダードがスタンドに戻る。残り30秒、パンチから組んだケイラは見事な払い腰でゴールダードを投げ、袈裟で抑えて初回を終えた。

2R、ローに右を合わせようとするゴールダード。ケイラは左を伸ばし、一旦離れて飛び込んで左を狙う。右前蹴りを見せたケイラは、左ハイからパンチで距離が詰めクリンチ、小内刈りでテイクダウンを決める。

クローズドのゴールダードを殴り、ガードが開くとハーフで抑えつつ左のパンチを打ち込むケイラがZガードを無力化させ、マウントを奪取する。抱えられた頭を抜いたケイラは、下を向いたゴールダードにパンチを連打し、亀に戻り上を向いたゴールダードからマウントを取り直す。ケイラは余裕を持って腕十字を仕掛け、クラッチを切って右腕を伸ばしタップを奪った。

2019年に続き2度目の女子ライト級の頂点にぶっちぎりの強さで立ったケイラは「右を振るって良いゲームプランだったわ。ただ、何があっても私はグラップルするだけ(笑)。まず子供たちとバケーションを取って、可能な限り直ぐにジムに戻るわ」と颯爽と話した。


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BELLATOR MMA PFL PFL2021#10 UFC キック ベラトール マゴメド・マゴメドカリモフ レイ・クーパー3世

【PFL2021#10】ブラダボーイ、逆転KOでリベンジと2連覇達成。「UFC、Bellator王者と統一戦を!!」

【写真】2度目の戴冠。ベラトールも含めた統一戦は難しいだろうが、UFCで見たい選手になったのは絶対だ(C)PFL

<ウェルター級決勝/5分5R>
レイ・クーパー3世(米国)
Def.3R3分02秒by TKO
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)

2018年王者のマゴメドカリモフと、2019年王者ブラダボーイの──2018年の再戦となった──ファイナル。長身、リーチで上回るマゴメドカリモフが右ローを蹴る。左ジャブを入れたブラダボーイは前足を左右の蹴りで狙われる。そのマゴメドカリモフのインサイドローが急所に入り試合が中断される。再開後、ワンツーを振るって前に出るブラダボーイだが、組みついたマゴメドカリモフがボディロックテイクダウンを決める。

ハーフで抑えるマゴメドカリモフは枕で圧力を掛ける。ブラダボーイはバタフライガードを取り、ダブルアンダーフックでマゴメドカリモフを揺さぶる。クローズドになった直後、左のパンチを入れたマゴメドカリモフは、微妙にスペースを作りながら抑える。両ワキを差して殴らせないブラダボーイ、残り80秒でレフェリーがブレイクを命じた。

試合がスタンドに戻ると、マゴメドカリモフの右ストレートからの組みにクーパーが右を打っていく。ダブルジャブをバックステップでかわしたマゴメドカリモフが、右ローを蹴って時間となった。

2R、左ジャブから足を取るフェイクを見せたマゴメドカリモフに、ブラダボーイがボディストレートから右を伸ばす。さらに左リードフックを振るうクーパーは、ヒザ蹴りにも右を振るってテイクダウンへ。

マゴメドカリモフはギロチンの仕掛けを外し、ケージに押し込まれた状態でダブルレッグで倒される。初回と逆の状況で、マゴメドカリモフがキムラクラッチ、ギロチンという仕掛けを下から見せる。

クーパーは立ち上がりガードを開くが、マゴメドカリモフがクローズドに戻す。腰を上げ、足を一本抜いたブラダボーイはボディロックで抑えつつ、左のパウンドを打ちつける。左のパンチを嫌がり、背中をつけたマゴメドカリモフは右のパウンドを被弾し肩固めをセットされる。

自ら技を解いたブラダボーイが左のパンチを続ける。背中をつけた状態が続いたマゴメドカリモフは、下のままでラウンドを終えクーパーがラウンドを取り返した。

3R、鋭い右ローを蹴ったマゴメドカリモフに対し、左ジャブから距離を詰めるクーパーが左ボディストレートを入れる。ジャブの差し合いから右を決めたマゴメドカリモフだが、アッパーにダブルレッグを合わされテイクダウンを許す。すぐに立ち上がったマゴメドカリモフは胸を合わせて離れると左右のパンチを伸ばす。組みを切られたブラダボーイは、ヒザ蹴りから左右のフックを受け、動きが止まる。さらにヒザ蹴り、組みにはギロチンを狙ったマゴメドカリモフは、外してジャブを連続で伸ばす。

ケージを背負うブラダボーイは右ストレートを被弾、左フックを返すがまだダメージは残っている。と右アッパーに右オーバーハンドをブラダボーイが入れ、もんどりうつように頭が揺れたマゴメドカリモフ。ブラダボーイは直後に右オーバーハンドを打ち抜き、マゴメドカリモフが後方に崩れ落ち、パウンド2発で勝負は決した。

「どの局面でも僕の方が上だと言ったはずだ。前と違う試合になった。良かったよ。レッグキックは強かった。子供の頃からチェーンレスリングをやってきた。18歳で州王者になり、ずっとレスリングとあった。良いパンチも貰ったけど、機会を待っていた。そしてKOした。僕がベストだ。UFCチャンピオン、Bellatorチャンピオンと統一戦をしたい。僕が全てを取る」とレイ・ブラダボーイ・クーパーは話した。


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INVICTA MMA PFL

PFL 2021#10:女子ライト級決勝戦・ケイラ・ハリソン vs. テイラー・ゴールダード

PFL最大のスター・2度の柔道五輪金メダリストハリソン。2018年のMMA転向以来、苦戦らしい苦戦もなく11連勝中。しかしほぼ世界で階級自体がない女子ライト級ということもあり、PFLの枠に留まっている。昨年はInvictaで初めてフェザー級に落として勝利。今年は全試合1Rフィニッシュ勝利で決勝に進出した。

ゴールダードは昨年3月にInvictaのバンタム級ワンナイトトーナメントでプロデビューし、決勝まで勝ち上がったが判定負け。一気に2階級上げて今年のPFLに参戦し、すべて判定勝ちで決勝に進出したが、オッズは大幅なアンダードッグ。

パンチを入れたゴールダードだがハリソンが四つに組む。ボディに膝を入れるゴールダード。ハリソン大内テイクダウン。下から四の字ロックするゴールダードだがハリソンパウンド。足のロックを外しニーシールドでディフェンスするゴールダードだが、ハリソンハーフに。ハーフの足を割ってパス。ハーフからキムラ。外してパウンドに切り替える。ゴールダード亀に。バックから殴るハリソン。バックから上に移行したハリソンだがゴールダードはガードに戻す。ハリソン立ち上がりパウンドを落とすが、大きく振りかぶってパウンドを落としたところでかわして立ったゴールダード。間合いを詰めたゴールダードだが、ハリソン払腰でテイクダウン。袈裟固め。そのままパウンド。ゴング。

1Rハリソン。

2R。ミドルを放ったハリソン。四つに組んでケージに押し込むとテイクダウン。ゴールダードはクローズドガード。ハリソンパウンド。足で阻むゴールダードだがハーフに。マウント!ハイマウントでパウンド。うつ伏せにして殴っていく。身動きが取れないゴールダード。なんとか向き直りハーフにしたが即足を抜かれマウント。ハリソン腕十字。クラッチを切ってタップアウト!

実力差ありすぎ。来年はフェザー級でヌネスかサイボーグとの対戦が実現してほしい。

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MMA PFL PFL2021#10 アビゲイル・モンテス クラレッサ・シールズ

【PFL2021#10】クラレッサ・シールズ、MMAに対応もTDを防ぎきれずプロ2戦目でモンテスに判定負け

<女子ライト級/5分3R>
アビゲイル・モンテス(メキシコ)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
クラレッサ・シールズ(米国)

右に回るモンテスにローを蹴り、ジャブを伸ばすシールズ。モンテスもローを返して、右回りを続ける。蹴りの距離で右を見せたシールズは、素早いジャブを伸ばすが前足を蹴られる。踏み込んでパンチの連打を繰り出したシールズ。ややテレフォン気味のパンチから試合はクリンチの展開に。押し込むシールズがボディロックでポジションを入れ替えられる。

頭を押して懸命に離れようとするシールズに対して、モンテスは必死に頭をつけていく。シングルレッグもウィザーで耐え、シールズはテイクダウンを許さないまま終盤に右を被弾してラウンド終了となった。

2R、ジャブのシールズに対し、ローのモンテス。シールズは飛び込んで右を振るうが、完全に力が入ってしまっており、モンテスが組んでケージに押し込む。ボディや顔に駒かいパンチを入れたシールズは、バックを許すもすぐに胸を合わせる。回って離れたシールズは、右を当てる。さらに右から左というコンビを見せるが、右オーバーハンドにダブルレッグを合わされガードを強いられる。

ケージに押し込まれ、クローズドを解いたシールズはパンチを打たれながら懸命に立ち上がろうとする。腰を抱えて許さないモンテスに対し、首を押して立ち上がったシールズだったがケージに押し込まれた展開のまま時間を迎え、ラウンドを失った。

最終回、シールズはローを蹴り、ワンツーへ。蹴りで上体を反らさせようとしたモンテスだが、ここで右を被弾する。懸命に組んできたモンテスを、小手で崩そうとしたシールズだが、ここもケージに押し込まれてしまう。差し上げテイクダウンを防ぎ、逆にボディロックからテイクダウンを狙ったシールズは、ケージに押し込んだ状態から間合を取り直す。

右オーバーハンド、左ジャブも右ストレートが大振りとなり、モンテスがダブルレッグを決める。残り2分、ハーフガードのシールズは下が続くと厳しい。ひたすら抑え、左のパンチを打っていくモンテスが状態を起こしてパンチから、対にマウントを奪取する。

左右のパンチを連打したモンテスが、このまま3Rを戦い切り健闘を称え合った直後にシールズはFワードを叫んだ。なんとジャッジ1人はシールズを支持という考えられない裁定を下したが、他の2人の票を得たモンテスが無事判定勝ちを手にした。シールズはコール後には、敗北を受け入れたように悔しい表情こそ浮かべたが、笑顔でモンテスを讃えた。


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BELLATOR PFL ジェイク・シールズ レイ・クーパー3世

PFL 2021#10:ウェルター級決勝戦・レイ・クーパー3世 vs. マゴメド・マゴメドケリモフ

日本でも活躍したハワイのレイ・クーパーの息子・レイ・クーパー3世。2018年のPFLでは元Strikeforce王者で大本命のジェイク・シールズを2度破り決勝に進出したが、マゴメドケリモフのギロチンで一本負け。2019年は決勝まで勝ち上がり、2Rパウンドで100万ドル獲得。今年もリーグ戦を全勝で勝ち上がると、準決勝で元Bellator王者ローリー・マクドナルドに判定で完勝して決勝進出。

クーパーとは2018年以来の再戦となるマゴメドケリモフ。2019年も準々決勝で勝利し、同日に行われる準決勝でクーパーとの対戦が組まれていたが、体調不良により棄権。今年はリーグ戦の初戦を欠場したが、2戦目のワンチャンスで1R一本勝ちして決勝トーナメント進出した。

打撃戦からマゴメドケリモフのローがローブローに再開。パンチで出たクーパーだがマゴメドケリモフが胴タックルからテイクダウン。下からダブルアンダーフックしてフックガードでスイープを狙うクーパーだが、マゴメドケリモフパウンド。下から密着して大きなダメージを防いでいるクーパー。レフェリーブレイク。納得行かない様子を見せるマゴメドケリモフ。間合いを詰めるクーパーだが、パンチで飛び込んだところをかわされる。プレスするクーパー。マゴメドケリモフはロー。ゴング。

1Rマゴメドケリモフ。

2R。プレスするクーパー。マゴメドケリモフ飛び膝。キャッチしてケージに押し込むクーパー。テイクダウン。下からラバーで固定するマゴメドケリモフ。外した。クーパーパウンドを入れつつ一本超えてハーフに。削っていく。肩固めを狙おうとするクーパー。マゴメドケリモフディフェンス。しかしハーフのままゴング。

2Rクーパー。

3R。マゴメドケリモフの右がクリーンヒット。続いてアッパーを打ち込むが、かわしたクーパーがタックル。テイクダウン。しかし押さえ込ませず立つ。マゴメドケリモフがパンチを打ち込み出ていく。ケージ際を紘汰するクーパー。タックル。受け止めたマゴメドケリモフ。首相撲から膝!さらに右がヒット。クーパー動きがない。マゴメドケリモフのパンチを貰っている。組んだがマゴメドケリモフがスタンディングギロチン。放した。マゴメドケリモフの右がヒット。クーパー左右のパンチを振り回しケージ際から脱出。右フックがヒット!さらに追い打ちのパンチでマゴメドケリモフダウン!クーパーパウンド!KO!

クーパー大逆転KO勝ち!

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MMA PFL PFL2021#10 アンテ・デリア ブルーノ・カッペローザ

【PFL2021#10】バチバチの展開から一転、音無しの終盤3Rをまとめたカッペローザがヘビー級制す

【写真】逆転負けのピンチも乗り越え、しっかりと終盤を戦ったカッペローザは王座戴冠と賞金獲得に涙を流した(C)PFL

<ヘビー級決勝/5分5R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
Def.3-0:49-45.49-45.48-47
アンテ・デリア(クロアチア)

開始直後のダブルレッグを切ったカッペローザが、デリアに右を打ち込みダウンを奪う。パウンドの追撃をかけるカッペローザを懸命にクローズドガードで制したデリアだが、立ち上がったカッペローザがパンチを連続で落とす。

パンチに顔を覆ったデリアは、何とか足をきかせ、ハーフから両腕を差していく。腕を抜いてハーフで殴るカッペローザは、細かいパンチを続ける。肩固めを察知したデリアは頭を引き寄せて、防御に徹する。構わず右のパンチを落とすカッペローザが、再度肩固めを狙いつつ足を抜いてマウントへ。残り50秒、肩固めに入ったカッペローザだが、組みを解いてパンチに切り替える。とブリッジでリバーサルに成功したデリアが立ち上がり、フックを振るってダブルレッグへ。ケージを背負ったカッペローザがテイクダウンは許さず、ポイントでは圧倒もデリアは終わっていないことを示すラウンド終盤となった。

2R、またも真っ直ぐ飛び込んだダブルレッグを切られたデリアは、ケージに押し込まれた状態でリリースされた直後のダブルレッグを軽々とスプロールされる。カッペローザが離れてワンツーもデリアが右フックを打ちこみ、動きが止まったカッペローザをテイクダウンし、ハーフから鉄槌を連打する。

息を整えながら鉄槌を落とし、抑えるデリアに対し、カッペローザも動けない。デリアはパスから上四方、ノースサウスチョークを防いだカッペローザがアナコンダチョークがすっぽ抜けて体だけが回転したデリアのバックを取り、パンチを連打する。

亀&ワンフックでパンチを続けるカッペローザが、両足をフックし背中を伸ばしつつパンチを打つ。仰向けになったカッペローザだが、時間はなくローラーコースターのような上下を繰り返したラウンドが終わった。

3R、左ジャブを突くがワンツー、ボディを入れ止まったデリアにヒザ蹴り、ボディ、フックを連打する。勝負有りかと思われた刹那、猛然とフックを打ち返したデリアがダブルレッグへ。ケージに押し込まれたカッペローザは、体を入れ替えてシングルへ。ここから頭をあげたカッペローザが、小外刈りもテイクダウンは奪えない。続くダブルレッグも耐えたデリアも動きはなく、残り1分40秒でレフェリーがブレイクを命じる。

デリアはダブルレッグを切られ、試合は立ちの展開に。パンチを見せて組んでいくデリアだが、押し込めてもテイクダウンは奪えないまま動きがなくなった5分が終わった。

4R、ワンツーのカッペローザはテイクダウン狙いを切って、バックに回りワンフックで耳の辺りにパンチを打ち込む。殴られながら立ち上がったデリアは、ケージまで移動して胸を合わせる。両者とも、完全に緩慢な動きとなりケージ相撲の様相を呈してくる。残り3分を前に離れたカッペローザだが、デリアはひたすら組んでケージに押し込むと、ついにテイクダウンを決める。

ハーフのカッペローザは手首を掴んで必至に防御するが、振り払ったデリアが枕で固め、頭をあげると鉄槌を打っていく。ケージを利して立ち上がったカッペローザは離れて、ダブルレッグを切ると逆にケージに押し込み時間に。

最終回、カッペローザが右ロー、左伸ばして組んでケージにデリアを押し込む。このままクリンチが続くかと思われたが、カッペローザはダブルレッグでテイクダウを奪う。デリアはクローズドガードを取るが、カッペローザが右足を抜く。十分な形で抑え、殴るカッペローザは半身のデリアが腹ばいになるとバックへ。

前方に落としたデリアだが、カッペローザは直後に起き上りダブルレッグでケージにプッシュする。完全な消耗戦、動きが少ない試合となり、デリアも反撃──最後の一発逆転狙いという展開にすら持ちこめないまま、大きくデリアを抱え上げたカッペローザがスラムを決める。ひたすらサバイブに徹するデリアに最後はパンチをまとめたカッペローザが、渋い試合で判定勝ちを収め、ヘビー級王者となった。


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